JP5388598B2 - 素子の放熱構造 - Google Patents
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Description
図1は実施例1の素子の放熱構造を示す説明断面図である。図2は実施例1の素子の放熱構造を示す説明斜視図である。
素子1は、端子11、素子放熱部12を備え、基板3に実装される電子部品である。例えば、半導体素子、LEDなどがあり、その良好な駆動状態、あるいは長期間使用するために冷却を必要とする素子である。
端子11は、対向する側方2箇所から斜め下方に進出した形状であり、基板3の通電パターンに電気的に接続される。例えばはんだ付けで接合される。また、この端子11は、図1に示すように、基板3への接続部、つまり先端が傾斜させた形状になっている。
素子放熱部12は、素子の裏側、つまり基板側に露出させた金属部分である。図1においては、説明上、基板側に厚みを持つように示す。
基板3は、端子部31、貫通穴32を備え、素子1が実装されるものである。実施例1では、基板3として回路基板(PCB基板)を用いる。
端子部31は、素子1の端子11に対応する位置大きさで、例えば通電パターンで形成したものである。これにより基板3に形成する回路と素子1の電気的接続を行う。
放熱器4は、板状部41、放熱フィン42、突出部43、取付孔44を備えている。これらは一部材として形成される。
板状部41は、基板3の下方に重ねるように配置する板状の部分である。
放熱フィン42は、板状部41から下方にフィンを複数突出させたもので、周囲空気との接触面積を大きくしたものである。そのため、フィン形状は、他の形状であってよい。
熱伝導材2の形状は、この突出部43に合わせた円形とする。
取付孔44、は、板状部41の端を上下に貫通させた孔であり、ネジ5が貫通する。
素子1は、両側へ進出させた端子11を基板3の端子部31にはんだ付けで接合して、実装する。この状態では、基板3の貫通穴32を通して、素子の素子放熱部12が下方に露出した状態となる。
放熱器4の突出部43の上面には、突出部43と同じ平面形状にした熱伝導材2を取り付ける。そして、この突出部43及び熱伝導材2を基板3の貫通穴32に下方から上方へ貫通させ、熱伝導材2が素子1の素子放熱部12に面接する状態にする。熱伝導材2と素子放熱部12との面接は接着していることが好ましい。放熱器4は、ネジ5により、基板3に固定される。基板3の下面には、このネジ5を固定する固定具を備えるようにする。図示は省略する。
なお、素子1の基板3への実装と放熱器4の基板への取り付け順序は、逆であってもよい。その際には、素子1は、図3に示すように、端子11の傾斜させた先端の傾斜を平面に近づけるようにして、基板3の実装面、つまり上面から上下位置を調整する。これによりはんだ付けによる端子接合の際に、素子放熱部12と熱伝導材2が良好に面接する状態に実装するようにしてもよい。
なお、図1、図3にははんだ付け部分を符号6で示す。
[素子の温度上昇を抑制する性能の向上作用]
実施例1の素子1は、その駆動により樹脂パッケージされている内部の例えば半導体や発光素子などが発熱する。この発熱は、素子1の下面に露出させた金属部分である素子放熱部12に、素子内部で伝達される。
素子放熱部12の熱は、基板3に設けた貫通穴32の部分で、熱伝導材2を介して放熱器4の突出部43に伝達され、放熱フィン42により空気と熱交換される。
このように実施例1では、素子1は、熱伝導材2を介するのみで放熱器4へ伝熱するため、より直接的に放熱を行うことになる。そのため部材間の伝熱損失が省略され、素子1の温度上昇を抑制する性能が向上する。
図4は素子の放熱構造を示す説明図である。
実装した素子の放熱を行う構造としては、次のようなものを考えることができる。回路用基板(PCB基板)を直接冷却するものである。しかし、回路用基板(PCB基板)は樹脂製で、基板自体は熱伝導性が良好でない。そのため、図4に示すように、素子放熱部12とはんだ部分61で接合する回路パターンの銅箔部分33を基板3に設ける。そして、基板3の素子と反対側の下面には、放熱器4aとの接触面となるよう広く銅箔部分35を設ける。
この構造では、素子1の素子放熱部12からの熱は、はんだを通して銅箔部分33へ伝導し、スルーホール34を介して下面の銅箔部分35へ伝導する。そして、銅箔部分35から熱伝導材2aを介して放熱器4aへ伝導し、放熱器4aが空気中に放熱する。
図5は素子の放熱構造を示す説明図である。
図5に示す放熱構造では、回路基板をPCB基板よりも薄いフレキシブル基板3a(FPC基板)を用い、フレキシブル基板3aに設けた銅箔36と素子放熱部12をはんだ部分62で接合する。フレキシブル基板3aは接着剤7により放熱器4aへ接合される。
しかし、この構造では、フレキシブル基板3aにおいて、熱伝導性が金属より劣るフィルム及び接着剤7を介して熱伝達を行うため、熱伝達損失が多くなり、その分、放熱器4aをより低温にしなければならない。これに対して、実施例1では、素子放熱部12と放熱器4の間は、熱伝導材2を介するのみであり、効率的に放熱が行える。
この構造では、フレキシブル基板3aの基材に耐熱性が要求されるため、コストが増大することになる。
実施例1では、基板の基材へこのような要求がないため、コストは抑制される。
図6は素子の放熱構造を示す説明図である。
図6に示す放熱構造では、回路基板をアルミ基板3bとする。アルミ基板3bは導電性があるため、上面に絶縁層8を設け、銅箔36がその上に設けられる。アルミ基板3bと放熱器4aは密着性、熱導電性を高めるために、熱伝導材2aにより接合する。
しかし、この構造では、熱を伝達する部材が多いため、部材間の熱伝達損失が多い分、放熱器4aをより低温にしなければならない。これに対して、実施例1では、熱伝達する部材数が少なく、効率的に放熱が行える。
また、アルミ基板は高価であるが、実施例1ではPCB基板を用いてコストが抑制される。
このように実施例1では、熱が伝達する部材数を少なくして、より直接的に冷却を行う。また、コストに特段の増加がなく抑制されつつ行う。
実施例1の素子の放熱構造にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
構成を説明する。
図7は実施例2の素子の放熱構造を示す説明断面図である。
実施例2では、基板3の下面と放熱器4の間の数箇所を接着剤9で接着する。
基板3の下面と放熱器4の間は多くの部分で間隙となる構造である。
その他構成は実施例1と同様であるので、説明を省略する。
実施例1、実施例2の素子の放熱構造では、基板3に設けられる回路パターン(銅箔)は、放熱器4に熱を伝達しない。そのため、基板3と放熱器4は密着させる必要がない。そのため、実施例2のように、放熱器4の上面と基板3の下面の間に間隙を設け、部分的に接着する構成にしても、放熱性能に影響がない。そのため、コストが抑制する取付構造にすることができ、また、基板3と放熱器4の間に電子部品を実装することもできる。
実施例2の素子の放熱構造にあっては、上記(1),(10)に加えて、以下の効果を有する。
(2)上記(1)において、基板3の実装面の裏側と、放熱器4の上面を離間させたため、部分的に接着剤9で接着するなど、さらにコストを抑制する構造にすることができる。
その他作用効果は実施例1と同様であるので説明を省略する。
構成を説明する。
図8は実施例3の素子の放熱構造を示す説明断面図である。
実施例3では、基板としてフレキシブル基板37を用いている。フレキシブル基板37には、突出部43を貫通させるための貫通穴371を設けるようにしる。そして、フレキシブル基板37の下面は、接着剤91により放熱器45の上面に接着で接合する。なお、フレキシブル基板37は基板3より薄くなるため、これに合わせて突出部43の高さを変えるものとする。
その他構成は、実施例1と同様であるので説明を省略する。
実施例3では、フレキシブル基板37を用いているが、フレキシブル基板37には熱を伝導する機能が要求されないために、フレキシブル基板37の基材のコストを抑制する。
つまり、耐熱温度の低い基材の使用が可能となる。また、接着剤91の耐熱温度も低いものが使用可能となり、コストが抑制する。
なお、フレキシブル基板37と放熱器45の固定は、空隙を空けて、部分的に接着するものであってもよい。
フレキシブル基板37には、その配置、形状、立体的な回路構造に有利な点がある。このような条件であっても素子1の放熱を効率よく行える。
実施例3の素子の放熱構造にあっては、上記(1),(10)に加えて、以下の効果を有する。
(3)上記(1)又は(2)において、基板はフレキシブル基板37であるため、フレキシブル基板37の基材の耐熱温度を低くできる。
その他作用効果は実施例1と同様であるので、説明を省略する。
構成を説明する。
図9は実施例4の素子の放熱構造を示す説明断面図である。
実施例4では、放熱器46の上面を、突出部を設けずに平面とする。そして、フレキシブル基板37の下面と、放熱器46の上面を接着性のある熱伝導材21で接合する。そして、この熱伝導材21の上面に、貫通穴371を貫通して素子1の素子放熱部12に面接する突出部211を熱伝導材21として設ける。
その他構成は、実施例3と同様であるので説明を省略する。
実施例4では、熱伝導材21の一部として突出部211を設けているので、この突出部211が、その接着性で素子放熱部12に密着する。貫通穴371が設けられるフレキシブル基板37は、厚みが薄いため、熱伝導材21で突出部211を形成できるほうが、製造が容易となる。これによりさらにコストが抑制される。
また、素子1の素子放熱部12と放熱器4の固定、放熱器4とフレキシブル基板37の固定を同一部材によるものとすることができ、さらにコストが抑制される。
(4)上記(3)において、突出部211は、熱伝導材21と一体に形成され、熱伝導材21は、接着性のある部材とし、素子1の素子放熱部12への放熱器46の固定、フレキシブル基板37への放熱器46の固定を行う構造にしたため、さらにコストを抑制することができる。
その他作用効果は実施例3と同様であるので説明を省略する。
構成を説明する。
図10は実施例5の素子の放熱構造の説明斜視図である。
実施例5では、基板38に端子部31と貫通穴32を複数配置し、複数の素子を基板38へ実装する。
放熱器47は、複数の素子1の放熱を行う大きさのものにし、上面に複数の突出部43を設ける。突出部43の上面には、熱伝導材2を設ける。
その他構成は、実施例1と同様であるので説明を省略する。
実施例5では、複数の素子1の熱を基板38で放熱する。回路構成上、冷却を必要とする複数の素子1を基板38に実装する必要がある場合には、このように共通の放熱器47にしてもよい。共通の放熱器47にすることで、作業が容易で、部品点数を減らすことになる。
実施例5の素子の放熱構造にあっては、上記(1)〜(4),(10)に加えて、以下の効果を有する。
(5)上記(1)〜(4)において、基板38は、複数の貫通穴32を備え、放熱器47は、複数の突出部43を備え、複数の素子1を共通の放熱器47により放熱するため、作業を容易にし、部品点数を減らすことができる。
構成を説明する。
図11は実施例6の素子の放熱構造の説明断面図である。図12は図11の一部拡大図である。図13は実施例6の素子の放熱構造を示す説明斜視図である。
実施例6では、基板3の素子側の面で、貫通穴32の周囲に、環状の素子固定用銅箔部301を設ける。素子固定用銅箔部301は、基板3に通電パターンとして設けられるものと同様の銅箔部分である。
さらに、円形の素子放熱部12と素子固定用銅箔部301の径方向の大きさの関係は、素子固定用銅箔部301の内径より素子放熱部12の外径を大きくし、素子固定用銅箔部301の外径より素子放熱部12の外径を小さくする。
これにより、素子放熱部12の外周端部は、素子固定用銅箔部301の内径側と面が対向する構成となる。
そして、素子1の端子11と基板3の端子部31、素子放熱部12と素子固定用銅箔部301をはんだ接合する。素子放熱部12と素子固定用銅箔部301のはんだ部分61は、環状のはんだ部分となる組付構成である。
その他構成は実施例1と同様であるので説明を省略する。
実施例6では、素子1と基板3のはんだ付けは、概ね所定温度の炉内で一様に行われる。その際、素子1の下面が環状に接合されるため、素子1が安定する。これによって、素子1が傾いてはんだ接合されることが防止される。
そして、接合された素子放熱部12と素子固定用銅箔部301ははんだ部分61を介して熱伝導するため、素子の放熱性が向上する。
これに対しても、環状のはんだ部分61で接合した素子固定用銅箔部301がこの付勢力を充分に受ける。そのため、端子11のはんだ部分6の応力を軽減する。
実施例6の素子の放熱構造にあっては、上記(1)〜(5),(10)に加えて、以下の効果を有する。
(6)上記(1)〜(5)において、基板3は、貫通穴32の周囲を囲む形状に通電パターンを形成した素子固定用銅箔部301を備え、素子1の素子放熱部12と基板3の素子固定用銅箔部301をはんだ部分61で接合する構造にしたため、端子部分のはんだクラックや剥離を防止することができ、はんだ接合時に素子が傾いて接合することを防止することができる。
その他作用効果は実施例1と同様であるので説明を省略する。
構成を説明する。
図14は実施例7の素子の放熱構造の説明断面図である。図15は図14の一部拡大図である。図16は実施例7の素子の放熱構造を示す説明斜視図である。
実施例7では、環状の素子固定用銅箔部301の内周方向の端部を、基板3の貫通穴32の内壁となるように下方、つまり放熱器4側へ延長した形状の内壁部302を設ける。内壁部302は、素子固定用銅箔部301と一体で、基板3に同様の銅箔部分である。なお、内壁部302は円筒形状で、基板3の貫通穴32の内壁に密着する通電パターンとして設けられる。
この内壁部302の下端は、図14、図15に示すように、貫通穴32の内部に位置させる。
その他構成は、実施例6と同様であるので説明を省略する。
実施例7では、基板3に設けた素子固定用銅箔部301を、貫通穴32の内壁まで延長する内壁部302を設けている。この素子固定用銅箔部301及び内壁部302は、通電パターン同様の銅箔部分であり、基板3に固着しているので、面積を増やすことによって、素子1を基板3から離間させる方向の力を、さらに強く受けるようになる。これにより、素子1の端子11と基板3の端子部31とのはんだ部分6に生じる応力がさらに軽減され、クラックやはんだ部分6及び端子部31の剥離を生じさせることがさらに確実に防止される。
実施例7の素子の放熱構造にあっては、上記(1)〜(6),(10)に加えて、以下の効果を有する。
(7)上記(6)において、素子固定用銅箔部301は、内周側の端部を貫通穴の内壁まで延長する内壁部302を設けたため、端子部分のはんだクラックや剥離を防止することができる。
構成を説明する。
図17は実施例8の素子の放熱構造の説明斜視図である。
実施例8では、基板38に端子部31と貫通穴32を複数配置し、貫通穴32の周囲に、環状の素子固定用銅箔部301を設ける。そして、複数の素子1を基板38へ実装する。
放熱器47は、複数の素子1の放熱を行う大きさのものにし、上面に複数の突出部43を設ける。突出部43の上面には、熱伝導材2を設ける。
その他構成は、実施例6と同様であるので説明を省略する。
回路構成上、複数の素子1を基板38に実装する場合に、このように共通の放熱器47にすると、作業が容易で、部品点数を減らすことになる。そして、この共通化により放熱器47が大きくなるが、その振動が素子1のはんだ部分6にクラックや剥離を生じさせることがないように、各素子1の素子放熱部12と基板3の素子固定用銅箔部301のはんだ部分61で応力の軽減を充分に行う。
実施例8の素子の放熱構造にあっては、上記(1)〜(4),(10)に加えて、以下の効果を有する。
(5)´上記(1)〜(4)において、基板38は、複数の貫通穴32と、貫通穴32の周囲を囲む形状に通電パターンを形成した素子固定用銅箔部301を備え、素子1の放熱器47と基板3の素子固定用銅箔部301をはんだ部分61で接合する構造にし、放熱器47は、複数の突出部43を備え、複数の素子1を共通の放熱器47により放熱するため、作業を容易にし、部品点数を減らすことができる。また、共通化により大きくなった放熱器47の振動等により素子1の端子部分のはんだ部分6で生じる応力を軽減することができる。
また例えば、実施例6〜実施例8の基板3は、フレキシブル基板であってもよい。
11 端子
12 素子放熱部
2 熱伝導材
2a 熱伝導材
21 熱伝導材
211 突出部
3 基板
31 端子部
32 貫通穴
33 銅箔部分
34 スルーホール
35 銅箔部分
36 銅箔
37 フレキシブル基板
371 貫通穴
38 基板
3a フレキシブル基板
3b アルミ基板
301 素子固定用銅箔部
302 内壁部
4 放熱器
41 板状部
42 放熱フィン
43 突出部
44 取付孔
4a 放熱器
45 放熱器
46 放熱器
47 放熱器
5 ネジ
6 はんだ部分
61 はんだ部分
62 はんだ部分
7 接着剤
8 絶縁層
9 接着剤
91 接着剤
Claims (6)
- 基板に実装された素子の発熱を放熱手段へ伝達して、放熱を行う素子の放熱構造において、
前記素子は、前記基板側の面に放熱部分が露呈するよう設けられ、
前記基板は、実装面と該実装面の裏側とを貫通し、前記素子の放熱部分を実装面の裏側に露呈させる貫通穴が設けられ、該貫通穴の周囲を囲む形状に通電パターンを形成した素子固定手段を有し、
前記放熱手段は、前記貫通穴を貫通して前記素子の放熱部分に熱伝導材を介して面接する突出部が設けられ、且つ放熱面積を大きくする放熱部が設けられ、
前記素子の放熱部分と前記基板の素子固定手段とを接合する構造にした、
ことを特徴とする素子の放熱構造。 - 請求項1に記載の素子の放熱構造において、
前記素子固定手段は、内周側の端部を前記貫通穴の内壁まで延長した、
ことを特徴とする素子の放熱構造。 - 請求項1又は請求項2に記載の素子の放熱構造において、
前記基板の実装面の裏側と、前記放熱手段の上面を離間させた、
ことを特徴とする素子の放熱構造。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の素子の放熱構造において、
前記基板は、フレキシブル基板である、
ことを特徴とする素子の放熱構造。 - 請求項4に記載の素子の放熱構造において、
前記突出部は、前記熱伝導材と一体に形成され、
前記熱伝導材は、接着性のある部材とし、前記素子の放熱部分への前記放熱手段の固定、前記フレキシブル基板への前記放熱手段の固定を行う構造にした、
ことを特徴とする素子の放熱構造。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の素子の放熱構造において、
前記基板は、複数の前記貫通穴を備え、
前記放熱手段は、複数の前記突出部を備え、
複数の素子を共通の放熱手段により放熱する、
ことを特徴とする素子の放熱構造。
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