JP5347882B2 - 紫外線照射装置 - Google Patents
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Description
これに対し、従来の構成では、いずれかのランプ保護管の位置に、磁気センサを納めた管体を配置しているため、紫外線ランプの配置の対称性が崩れ紫外線照射にむらが生じることになる。また、処理槽の中心軸上に、磁気センサを納める管体を配置することも考え得るが、そうすると、清掃ブラシを駆動するシャフトを、処理槽の中心からずれた位置に配置する必要があるため駆動機構が複雑になる、という問題がある。
[第1実施形態]
図1は本実施形態に係る紫外線照射装置1の構成を示す正面図、図2は紫外線照射装置1の断面図、図3は紫外線照射装置1の平面図である。
紫外線照射装置1は、浄水場に設けられ、浄水処理後の浄水を殺菌(消毒)し、耐塩素性病原微生物を不活化する装置として用いられる。この紫外線照射装置1は、図1から図3に示すように、筐体の胴体部を構成する円筒状の処理槽2を有し、図示せぬ設置具により、処理槽2を立てた状態、または、水平に寝かせた状態で設置される。
清掃機構20は、図2に示すように、処理槽2の中に配置されたクリーニングプレート21と、このクリーニングプレート21を処理槽2の中で往復移動させる駆動機構22とを備えている。
クリーニングプレート21は、図4に示すように、保護管10の外径と同程度の内径を有し、当該保護管10が挿入される環状のクリーニングブラシ(清掃ブラシ)24と、このクリーニングブラシ24を固定するケース体としてのブラシサポート26と、これらブラシサポート26を処理槽2の中心軸Oの周りに等間隔に同一高さで支持する支持フレーム28とを備えて構成されている。
上記支持フレーム28は、各ブラシサポート26を固定し、また、ガイドシャフト33を受けるシャフト軸受33Aが設けられたリング状フレーム28Aと、ボールネジナット32から放射状に延びてリング状フレーム28Aを支持する複数本の支持棒28Bとで構成されている。これらリング状フレーム28Aと支持棒28Bとの間に隙間があることで、支持フレーム28に加わる流圧が抑えられている。
閉止フランジ4には、貫通孔としてのセンサ取付孔51が設けられており、このセンサ取付孔51に近接センサユニット50が嵌め込み固定されている。近接センサユニット50は、大別すると、センサホルダー53と近接センサ60とを備えている。
センサホルダー53は、近接センサ60を閉止フランジ4内に保持する部材であり、下面53Aが閉止フランジ4の下面4Aと面一になる程度の深さの胴部53Bを有した有底筒状の部材であり、上記センサ取付孔51に嵌め込まれ、開口縁部53Cが閉止フランジ4の上面にボルト締めされた押さえ金具で固定されている。またセンサ取付孔51の周面には、浄水の浸みだしを防止するパッキン57が設けられている。
この構成により、処理槽2内に、紫外線ランプ12と並んで近接センサ60を設ける必要がないため、紫外線の照射むらを生じることがなく、殺菌能力のむらを防止することができる。さらに、クリーニングプレート21を駆動するためのボールネジ30を処理槽2の中心軸Oに配置できるため、駆動機構が複雑になることもない。
第1実施形態では、近接センサ60の閉止フランジ4への固定構造において、有底筒状の樹脂製のセンサホルダー53を用いた。これに対して、本実施形態では、金属製のセンサホルダーを用いる場合を説明する。
図6は、本実施形態に係る近接センサユニット150を示す図である。なお、同図において、第1実施形態と同様な部材は、同一の符号を付して説明を省略する。また、本実施形態では、第1実施形態で説明したメカストッパー65がクリーニングプレート21に設けられている。
閉止フランジ4のセンサ取付孔151には、下面4A側の開口にセンサホルダー153を受けて脱落を防止する片部4Bが形成されており、この片部4Bとセンサホルダー153の間には水密を維持するOリング154が設けられている。
センサホルダー153は、閉止フランジ4のセンサ取付孔151の内周面に切られたネジ山と螺合するネジ山が外周面に切られ、センサ取付孔151に螺合しロックナット156で閉止フランジ4に強固に締結される。近接センサ60はセンサホルダー153に螺合してロックナット157で強固に締結され、これにより、近接センサ60が閉止フランジ4に固定される。このとき、センサホルダー153及び近接センサ60の底面には、例えばフッ素樹脂シートなどの紫外線による劣化が少ない防水シート158が設けられており、近接センサ60とセンサホルダー153との間からの浸水が防止されている。
第1及び第2実施形態では、処理槽2の端面を閉止する閉止フランジ4に近接センサ60を設ける構成を例示した。これに対し、本実施形態では、近接センサ60を処理槽2の周面に設ける構成を説明する。
図7は、本実施形態に係る紫外線照射装置200の構成を示す図である。なお、同図において第1及び第2実施形態で説明した部材については同一の符号を付して、その説明を省略する。
この図に示すように、本実施形態の紫外線照射装置200においては、浄水を処理槽2に導入する導入ポート202が処理槽2の外周面の下端側に、また、第1実施形態で説明した導出ポート8が上端側に設けられており、これら導入ポート202と導出ポート8の間をクリーニングプレート21が往復移動して流路に位置する保護管10の表面を清掃する。
また、処理槽2の外周面には、導出ポート8及び導入ポート202のそれぞれの位置、すなわち、クリーニングプレート21の待機位置及び往復の折返位置に、クリーニングプレート21の近接を検出する近接センサユニット250が嵌め込み固定されている。
この図に示すように、処理槽2の外周面(側面)には、取付用筒体280が溶接されており、取付用筒体280に、近接センサユニット250が取り付けられ、固定されている。近接センサユニット250は、第1実施形態と同様な有底筒状の硬質樹脂製のセンサホルダー253と、第1及び第2実施形態で説明した近接センサ60とを備えている。
センサホルダー253は、周面にOリング279が設けられた取付用筒体280に嵌挿され、ロックナット282で締め付け固定された補強スリーブ284で脱落不能に押さえられる。そして、このセンサホルダー253に近接センサ60が螺合して固定され、これにより、近接センサ60が処理槽2の外周面に強固に固定される。
例えば、第1実施形態において、第3実施形態で説明した近接センサユニット250をクリーニングプレート21の折返位置に相当する処理槽2の外周面に設け、この近接センサユニット250の検出に基づいて、クリーニングプレート21を折返位置で停止し、折り返す構成としてもよい。
また、本発明において、流体は液体に限られるものでないことは勿論である。
2 処理槽
4 閉止フランジ
8 導出ポート
10 保護管
12 紫外線ランプ
20 清掃機構
21 クリーニングプレート
22 駆動機構
24 クリーニングブラシ(清掃ブラシ)
28 支持フレーム
30 ボールネジ
34 モータ
40 制御回路
41 モータ駆動回路
42 到達時間データ
50、150、250 近接センサユニット
51、151 センサ取付孔
53、153、253 センサホルダー
60 近接センサ
65 メカストッパー(規制部材)
71 金属棒(被検出体)
202 導入ポート
O 中心軸
Claims (3)
- 処理槽の中心軸の周りに複数の紫外線ランプのそれぞれを保護管に挿入して等間隔に配置し、これらの紫外線ランプの紫外線照射により処理槽に注入した被処理流体を紫外線処理する紫外線照射装置において、
前記中心軸に沿って往復移動し前記紫外線ランプの保護管の表面を清掃するクリーニングプレートを備え、
前記クリーニングプレートには前記処理槽の端面を閉止する閉止フランジと対向する位置に被検出体を設け、前記閉止フランジには前記クリーニングプレートの被検出体の近接を検出する近接センサと、前記閉止フランジとの間の最小距離を規制する規制部材とを設け、
前記クリーニングプレートが前記近接センサを設けた閉止フランジに向けて移動している時には前記近接センサによる前記被検出体の検出に基づいて前記クリーニングプレートを停止することを特徴とする紫外線照射装置。 - 処理槽の中心軸の周りに複数の紫外線ランプのそれぞれを保護管に挿入して等間隔に配置し、これらの紫外線ランプの紫外線照射により処理槽に注入した被処理流体を紫外線処理する紫外線照射装置において、
前記中心軸に沿って往復移動し前記紫外線ランプの保護管の表面を清掃するクリーニングプレートを備え、
前記処理槽の周面には、前記クリーニングプレートの停止位置に相当する位置に、前記クリーニングプレートの近接を検出する近接センサを埋め込み固定し、前記クリーニングプレートには、前記処理槽の端面を閉止する閉止フランジとの間の最小距離を規制する規制部材を設け、前記近接センサによる前記クリーニングプレートの検出に基づいて前記クリーニングプレートの移動を停止することを特徴とする紫外線照射装置。 - 前記閉止フランジ、或いは、前記処理槽の周面に設けた取付孔に嵌め込み固定される樹脂製のセンサホルダーに前記近接センサを螺合させたことを特徴とする請求項1又は2に記載の紫外線照射装置。
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