JP5225921B2 - インバータ保護回路 - Google Patents
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Description
従来、このIPMには短絡保護回路と過負荷保護回路とが内蔵され、短絡時にはIPMの電源を緊急停止し、過負荷時にはIPMを動作させながら過負荷を解消するように制御するものが存在していた。
しかしながら、これらの保護回路では、カレントトランスや複数のシャント抵抗を用いることによって回路が大型化することから、IPMを小型化・軽量化した効果が減殺されてしまうだけでなく、発熱の問題も生じてしまう。
電流検出手段としては回路の電流を検出するためのシャント抵抗を用いる。
過負荷検出の比較手段としては公知の手段を適宜利用することができ、例えば、比較演算回路や比較器を用いることができる。また、IPMの制御回路であるPWM生成用ワンチップマイコン内の機能を利用することもできる。この比較手段には過負荷状態を判別するためのしきい値が予め設定されている。この過負荷判別用のしきい値は、IPMの性能に応じて短絡判別用しきい値より低い値を任意に設定することができる。比較手段は、電流検出手段で検出された検出値が過負荷判別用のしきい値よりも大きい場合に過負荷信号を制御手段に出力する。また、この比較手段にはトランジスタを用いることもでき、この場合には、トランジスタの動作点をしきい値として利用する。
制御手段はIPM内のパワーデバイスのON/OFFを制御するための制御回路であり、例えばPWM生成用ワンチップマイコン等を用いることができる。
そして、短絡信号が出力された場合には短絡保護回路が動作してインバータ出力をOFFし、過負荷信号が出力された場合にはIPMに入力される電力を低減するようにIPMを制御するようにすれば、短絡状態又は過負荷状態に応じた適切なIPMの保護を行い、IPMの安定した動作を実現することができる。
IPM1の入力側と整流器2との間には電流検出手段であるシャント抵抗3が接続されている。
IPM1には、負荷に供給する電力制御を行うスイッチング素子11、スイッチング素子11を駆動させるための駆動回路12、短絡時に停止信号を駆動回路12に出力する短絡保護回路13が内蔵され、シャント抵抗3の両端に発生する電圧Vcが短絡保護回路13に入力されるように構成されている。短絡保護回路13には短絡状態を判別するためのしきい値VsがIPMの耐電流性能に応じて予め設定されている。
IPM1の駆動回路12にはPWM制御回路4が接続されており、IPM1をPWM制御している。このPWM制御回路4とシャント抵抗3との間には比較手段である比較回路5が介在させてあり、シャント抵抗3両端に発生する電圧Vcは短絡保護回路13と分岐して比較回路5にも入力されるようになっている。比較回路5には過負荷状態を判別するためのしきい値VoがIPMの性能に応じて予め設定されている。このしきい値Voは短絡保護回路13に設定されている短絡状態判別用のしきい値Vsよりも小さい値となっている。
短絡信号Ssが駆動回路12に出力されるとインバータの出力がOFFされてIPM1の動作が緊急停止され、IPM1は短絡による破損から保護される。他方、過負荷信号SoがPWM制御回路4に出力されると、PWM制御回路4はPWMのデューティー比を小さくした制御信号を駆動回路12に出力して過負荷が解消するようにIPMを制御する。
したがって、短絡保護回路しか内蔵していないIPMの外部に過負荷保護回路を設ける場合において、短絡保護回路用に備えられた電流検出手段で得られる検出値を用いて回路を大型化することなく短絡状態及び過負荷状態の何れも判別することができ、その状態に応じた適切なIPMの保護を行うことができる。
また、比較手段として比較回路5の代わりにトランジスタを用いることもできる。この場合、トランジスタの動作点をしきい値として利用する。すなわち、シャント抵抗3で検出された電流をベース電流として利用し、トランジスタのhfe(電流増幅率)に基づき、過負荷時にコレクタ−エミッタ間がONとなるベース電流が得られるようにこの検出電流を抵抗などで調節しておくで、トランジスタを比較手段として動作させることができる。
PWM制御回路4とシャント抵抗3との間には3つの比較回路51,52,53が並列に介在させてあり、シャント抵抗3の両端に発生する電圧Vcが短絡保護回路13と分岐してこれら比較回路51,52,53にも入力されるようになっている。各比較回路には過負荷状態を判別するためのしきい値がIPMの性能に応じて予め設定されている。このしきい値は、比較回路ごとに異なった値となっており、比較回路51にはしきい値Vo1が、比較回路52にはしきい値Vo2が、比較回路53にはしきい値Vo3が設定されている。各しきい値の大小はVo1<Vo2<Vo3の関係にあり、さらにVo3は短絡保護回路13に設定されている短絡状態判別用のしきい値Vsよりも小さい値となっている。その他の構成は比較手段を一つのみ用いた場合と同様である。
この実施例においては、過負荷状態を判別するためのしきい値が3パターン設けられているので、過負荷状態に応じてきめ細かな出力調整が可能となる。すなわち、シャント抵抗3の両端に発生する電圧Vcが比較回路51,52,53で過負荷判別用しきい値Vo1,Vo2,Vo3とそれぞれ比較され、Vo1<Vc≦Vo2の時には比較回路51から過負荷信号So1が、Vo2<Vc≦Vo3の時には比較回路52から過負荷信号So2が、Vo3<Vc≦Vsの時には比較回路53から過負荷信号So3が、PWM制御回路4に出力される。PWM制御回路4は過負荷信号So1ないしSo3に応じて適切に過負荷状態を解消させる制御信号を駆動回路に出力して、インバータを制御する。これにより過負荷状態のレベルに応じたきめ細かなインバータ出力制御が可能となる。その他の動作は比較手段を一つのみ用いた場合と同様である。
11 スイッチング素子
12 駆動回路
13 短絡保護回路
2 整流器
3 シャント抵抗
4 制御回路
5 比較回路
51,52,53 比較回路
Claims (2)
- 短絡保護回路を内蔵したインテリジェントパワーモジュールの外部に過負荷保護回路を設けたインバータ保護回路において、
前記インテリジェントパワーモジュールの入力側に電流検出手段が接続され、
前記電流検出手段には、
前記インテリジェントパワーモジュールに内蔵され短絡判別用のしきい値が設定された短絡保護回路と、
前記インテリジェントパワーモジュールの制御手段に接続され前記短絡判別用しきい値よりも低い値の過負荷判別用のしきい値が設定された比較手段を有する過負荷保護回路と、
が分岐して接続され、
前記電流検出手段の検出値と前記各しきい値とが比較されて短絡状態又は過負荷状態が判別され、
短絡時には前記短絡保護回路が短絡信号を出力し、過負荷時には前記比較手段が過負荷信号を出力するようにした、
インバータ保護回路。 - 制御手段は、短絡信号が出力された場合には短絡保護回路が動作して出力をOFFし、過負荷信号が出力された場合には制御手段がインテリジェントパワーモジュールに入力される電力を低減させるように前記インテリジェントパワーモジュールを制御するものとしたことを特徴とする請求項1記載のインバータ保護回路。
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