[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP5224856B2 - Kvmスイッチ及びプログラム - Google Patents

Kvmスイッチ及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5224856B2
JP5224856B2 JP2008055614A JP2008055614A JP5224856B2 JP 5224856 B2 JP5224856 B2 JP 5224856B2 JP 2008055614 A JP2008055614 A JP 2008055614A JP 2008055614 A JP2008055614 A JP 2008055614A JP 5224856 B2 JP5224856 B2 JP 5224856B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
touch panel
server
switching
operation data
output destination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008055614A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009211567A (ja
Inventor
和洋 安野
勝司 出浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Fujitsu Component Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Component Ltd filed Critical Fujitsu Component Ltd
Priority to JP2008055614A priority Critical patent/JP5224856B2/ja
Publication of JP2009211567A publication Critical patent/JP2009211567A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5224856B2 publication Critical patent/JP5224856B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

本発明は、KVMスイッチ及びプログラムに関する。
従来より、複数のコンピュータと、該複数のコンピュータに対して信号の入出力を行うためのキーボード、マウス及びモニタの周辺機器とが接続可能なKVMスイッチ(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)が知られている(例えば、特許文献1参照)。このKVMスイッチは、キーボード、マウス及びモニタ等のコンソールからアクセスするコンピュータを切り替えることができる。
また、従来より、複数のコンピュータと複数のコンソールとを多対多の関係で接続するKVMスイッチが知られている。尚、コンソールは、キーボード、マウス及びモニタに限定されるものではなく、プリンタやタッチパネルなども含まれる。
特開2005−18135号公報
ところで、複数のコンピュータと複数のコンソール(各コンソールにタッチパネルが含まれている)とを多対多の関係で接続するKVMスイッチでは、タッチパネルのデータの通信途中に、コンピュータの切り換えを実行する場合がある。この場合、当該タッチパネルの動作が停止し、その後、コンピュータの切り換えを元に戻しても、タッチパネルの動作は元に戻らず、タッチパネルを正常な状態で使用できないという問題がある。タッチパネルをこの状態から正常な状態にもどすためには、コンピュータの再起動が必要である。
本発明は、タッチパネルが復旧不可能な停止状態になることを防止することができるKVMスイッチ及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のKVMスイッチは、複数のサーバと、キーボード、マウス、モニタ及びタッチパネルを含む複数のコンソールとの間に接続可能なKVMスイッチであって、アクセス中のサーバから他のサーバへの切替指示を受信する受信手段と、前記他のサーバへの切替指示を受けてから予め設定された時間内に、前記タッチパネルの操作データを受信したか否かを判別する第1判別手段と、前記タッチパネルの操作データを受信したと判別された場合に、前記タッチパネルの操作データの出力先の切替を実行しない切替手段とを備えていることを特徴とする。
かかる構成によれば、タッチパネルの操作データが通信されている場合に、タッチパネルの操作データの出力先の切替が実行されないので、タッチパネルが復旧不可能な停止状態になることを防止することができる。
好ましくは、本発明のKVMスイッチは、前記切替手段が前記タッチパネルの操作データの出力先の切替を実行しない場合に、所定時間経過後、再度前記タッチパネルの操作データを受信したか否かを判別する第2判別手段を備え、前記第1判別手段又は前記第2判別手段により前記タッチパネルの操作データを受信していないと判別された場合に、前記切替手段は、前記タッチパネルの操作データの出力先の切替を実行することを特徴とする。
かかる構成によれば、タッチパネルの操作データの出力先の切替を即時に実行することができる。
好ましくは、前記タッチパネルの操作データの出力先の切替は、前記モニタに表示される映像信号の出力先の切替及び前記キーボード又は前記マウスの操作データの出力先の切替から独立して実行されることを特徴とする。
かかる構成によれば、タッチパネルの操作データが大量に発生している場合でも、映像信号及びキーボード又はマウスの操作データの出力先を切り替えることができる。即ち、タッチパネルとは独立してキーボード又はマウスの操作が可能である。
上記目的を達成するため、本発明のKVMスイッチは、複数のサーバと、キーボード、マウス、モニタ及びタッチパネルを含む複数のコンソールとの間に接続可能なKVMスイッチであって、アクセス中のサーバから他のサーバへの切替指示を受信する受信手段と、前記他のサーバへの切替指示を受けてから予め設定された時間内に、前記サーバから前記タッチパネルを制御するための制御データを受信したか否かを判別する第1判別手段と、前記タッチパネルの制御データを受信したと判別された場合に、前記タッチパネルの制御データの出力先の切替を実行しない切替手段とを備えていることを特徴とする。
かかる構成によれば、タッチパネルの制御データが通信されている場合に、タッチパネルの制御データの出力先の切替が実行されないので、タッチパネルが復旧不可能な停止状態になることを防止することができる。
好ましくは、本発明のKVMスイッチは、前記切替手段が前記タッチパネルの制御データの出力先の切替を実行しない場合に、所定時間経過後、再度前記タッチパネルの制御データを受信したか否かを判別する第2判別手段を備え、前記第1判別手段又は前記第2判別手段により前記タッチパネルの制御データを受信していないと判別された場合に、前記切替手段は、前記タッチパネルの制御データの出力先の切替を実行することを特徴とする。
かかる構成によれば、タッチパネルの制御データの出力先の切替を即時に実行することができる。
好ましくは、前記タッチパネルの制御データの出力先の切替は、前記モニタに表示される映像信号の出力先の切替及び前記キーボード又は前記マウスの操作データの出力先の切替から独立して実行されることを特徴とする。
かかる構成によれば、タッチパネルの制御データが大量に発生している場合でも、映像信号及びキーボード又はマウスの操作データの出力先を切り替えることができる。即ち、タッチパネルとは独立してキーボード又はマウスの操作が可能である。
好ましくは、前記予め設定された時間を設定するための設定画面を前記モニタに表示させるオンスクリーンディスプレイ手段をさらに備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、他のサーバへの切替指示を受けてからタッチパネルの操作データ又は制御データを受信したか否かを判別するための時間をユーザが自由に設定することができる。また、当該判別の時間がタッチパネルの種類に応じて異なる場合でも、各種のタッチパネルに対応することができる。
好ましくは、本発明のKVMスイッチは、前記複数のサーバとそれぞれ接続する複数のサーバユニット、及び前記複数のコンソールとそれぞれ接続する複数のコンソールユニットを更に備え、各コンソールユニットと各サーバユニットとの間で通信されるデータの通信レートは、前記コンソールユニットと前記タッチパネルとの間の通信されるデータの通信レートよりも高速であることを特徴とする。
かかる構成によれば、タッチパネルの操作データ又は制御データの遅滞及び滞留を回避することができる。
より好ましくは、前記コンソールユニットが、前記コンソールユニットに前記タッチパネルが接続されているか否かを検出する検出手段と、前記コンソールユニットに前記タッチパネルが接続されていること又は接続されていないことを前記アクセス中のサーバに通知する通知手段とを備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、サーバがタッチパネルが接続されているか否かを確認するためにコンソールユニットに送信されるデータのトラフィックを抑えることができる。
上記目的を達成するため、本発明のプログラムは、複数のサーバと、キーボード、マウス、モニタ及びタッチパネルを含む複数のコンソールとの間に接続可能なKVMスイッチを、アクセス中のサーバから他のサーバへの切替指示を受信する受信手段、前記他のサーバへの切替指示を受けてから予め設定された時間内に、前記タッチパネルの操作データを受信したか否かを判別する第1判別手段、前記タッチパネルの操作データを受信したと判別された場合に、前記タッチパネルの操作データの出力先の切替を実行しない切替手段として機能させることを特徴とする。
かかる構成によれば、タッチパネルの操作データが通信されている場合に、タッチパネルの操作データの出力先の切替が実行されないので、タッチパネルが復旧不可能な停止状態になることを防止することができる。
上記目的を達成するため、本発明のプログラムは、複数のサーバと、キーボード、マウス、モニタ及びタッチパネルを含む複数のコンソールとの間に接続可能なKVMスイッチを、アクセス中のサーバから他のサーバへの切替指示を受信する受信手段、前記他のサーバへの切替指示を受けてから予め設定された時間内に、前記サーバから前記タッチパネルを制御するための制御データを受信したか否かを判別する第1判別手段、前記タッチパネルの制御データを受信したと判別された場合に、前記タッチパネルの制御データの出力先の切替を実行しない切替手段として機能させることを特徴とする。
かかる構成によれば、タッチパネルの制御データが通信されている場合に、タッチパネルの制御データの出力先の切替が実行されないので、タッチパネルが復旧不可能な停止状態になることを防止することができる。
本発明によれば、タッチパネルが復旧不可能な停止状態になることを防止することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態にかかるKVMスイッチを備える情報処理システムの構成を示す図である。
図1に示す情報処理システムは、サーバ101〜108、KVMスイッチ1、及びコンソール201〜208を備えている。KVMスイッチ1は、サーバ及びコンソールを最大8組まで接続可能なマルチユーザKVMスイッチである。コンソール201〜208は、各々モニタ、キーボード、マウス、及びタッチパネルを備えている。以下、モニタは対応するコンソールの参照番号に符号aを付けて表し、キーボード及びマウスは対応するコンソールの参照番号に符号bを付けて表し、タッチパネルは対応するコンソールの参照番号に符号cを付けて表す。
KVMスイッチ1は、サーバユニット11〜18、メインユニット50及びコンソールユニット31〜38を備えている。サーバユニット11〜18は、それぞれサーバ101〜108に接続されており、コンソールユニット31〜38は、それぞれコンソール201〜208に接続されている。サーバユニット11〜18とメインユニット50との間は、最長約100mのケーブルで接続されており、コンソールユニット31〜38とメインユニット50との間は、最長約300mのケーブルで接続されている。
ここでは、KVMスイッチ1のメインユニット50は、1台のサーバを操作する1組のコンソールを選択的に切り替える。即ち、1台のサーバは1組のコンソールからのマウス、キーボード又はタッチパネルのデータを受信し、当該サーバからのRGB信号は当該コンソールのモニタに出力される。
本実施の形態では、KVMスイッチ1は、サーバユニットと、メインユニット50と、コンソールユニットとがそれぞれ分離しているが、コンソールユニット及びサーバユニットのいずれか一方又は両方がメインユニットと一体化されて構成されていてもよい。
図2は、サーバユニット11の構成図である。
サーバユニット11は、RGBポート121、PS/2ポート122、USBポート123、コンソール送信MCU(Micro Controller Unit)124、差動変換回路125、及びCOMポート126を備えている。
RGBポート121は、サーバ101に接続されており、サーバ101からのRGB信号と垂直同期信号及び水平同期信号とを受信し、差動変換回路125に出力する。差動変換回路125は、RGB信号と垂直同期信号及び水平同期信号とを合成し、合成されたRGB信号をアナログの平衡伝送信号に変換してメインユニット50に出力すると共にメインユニット50からキーボード又はマウスの操作データを受信し、PS/2ポート122又はUSBポート123用の操作データに変換し、コンソール送信MCU124に出力する。また、差動変換回路125は、メインユニット50からタッチパネルの操作データ(シリアルデータ)をCOMポート126用の操作データに変換し、コンソール送信MCU124に出力する。また、サーバ101が不図示のタッチパネルに当該タッチパネルの設定コマンドを含む制御データを送信する場合には、その制御データは、メインユニット50からキーボード又はマウスの操作データを受信する信号線を介してメインユニット50へ送信される。
コンソール送信MCU124は、PS/2ポート122又はUSBポート123を介してPS/2ポート122又はUSBポート123用の操作データをサーバ101に出力すると共に、COMポート126を介してCOMポート126用の操作データをサーバ101に出力する。差動変換回路125とメインユニット50との間のデータ通信速度は、115.2Kbpsであるが、COMポート126とサーバ101との間のデータ通信速度は、9600bpsである。このように、タッチパネルの操作データ(シリアルデータ)は、コンソールユニットからサーバユニットまでの間で高速伝送され、当該タッチパネルの操作データの遅滞及び滞留が回避されている。また、タッチパネルの設定コマンドを含む制御データの遅滞及び滞留も回避されている。
USBポート123は、サーバ以外のUSB機器と接続することができる。尚、他のサーバユニットの構成は、サーバユニット11の構成と同様であるので、その説明は省略する。
図3は、メインユニット50の構成を示す図である。
メインユニット50は、差動変換回路501,504、スイッチング部502(受信手段、第1及び第2判別手段、切替手段)、OSDコントローラ503−N(N=1,2、…)(オンスクリーンディスプレイ手段)、及び不揮発性メモリ506を含む制御MCU505を備えている。尚、制御MCU505は、さらに、外部メモリ507を備えていてもよく、不揮発性メモリ506に保存されるデータの一部を当該外部メモリ507で保存していてもよい。
差動変換回路501は、各サーバユニットからのアナログの平衡伝送信号をRGB信号と垂直同期信号及び水平同期信号とに変換してスイッチング回路502に出力すると共にキーボード又はマウス及びタッチパネルの操作データを所定の形式に変換する。
スイッチング部502は、制御MCU505の制御コマンドに従って、RGB信号と垂直同期信号及び水平同期信号との組み合わせの出力先、キーボード又はマウスの操作データの出力先、及びタッチパネルの操作データの出力先を切り替える。スイッチング部502は、キーボード又はマウスの操作データの出力先の切り替えタイミングとタッチパネルの操作データの出力先の切り替えタイミングとを変えることができる。即ち、スイッチング部502は、タッチパネルの操作データの出力先の切り替えと無関係に、キーボード又はマウスの操作データの出力先を切り替えることができる。
また、スイッチング部502は、タッチパネルの操作データの受信間隔を監視し、予め設定された時間を超えて、スイッチング部502がタッチパネルの操作データを受信しない場合には、スイッチング部502は、タッチパネルの操作データの出力先の切り替えを行うが、予め設定された時間内に、スイッチング部502がタッチパネルの操作データを受信した場合には、スイッチング部502は、タッチパネルの操作データの出力先の切り替えを行わない。
OSDコントローラ503−Nは、不揮発性メモリ506に保存されているオンスクリーンディスプレイ(OSD)機能の設定画面のデータを制御MCU505から受信して、差動変換回路504を介して各コンソールユニットに出力する。
差動変換回路504は、RGB信号と垂直同期信号及び水平同期信号とを合成し、平衡伝送信号に変換して各コンソールユニットに出力すると共に、キーボード又はマウス及びタッチパネルの操作データを所定の操作データに変換して、スイッチング回路502に出力する。
制御MCU505は、スイッチング回路502及びOSDコントローラ503−Nの動作を制御する。制御MCU505は、各モニタが固有に有すると共に当該モニタの対応可能な画面解像度を示すEDID情報を取得し、不揮発性メモリ506に保存する。
不揮発性メモリ506は、EDID情報や不図示のユーザ認証データを備えている。さらに、不揮発性メモリ506は、オンスクリーンディスプレイ(OSD)機能で表示される各種の設定画面のデータを備えている。
また、不揮発性メモリ506は、各サーバから送信されるタッチパネルの設定コマンドを含む制御データを保持する。サーバの切替時に、メインユニット50がこの制御データをタッチパネルに送信することにより、サーバごとに異なる設定がなされている場合でも、当該タッチパネルは切替後のサーバの設定に従って使用可能になる。設定コマンドは、タッチパネルに手でふれたときに音を鳴らす設定、タッチパネルのオン・オフの設定など、各種の設定を含む。
図4は、コンソールユニット31の構成図である。
コンソールユニット31は、差動変換回路311、コンソール受信MCU(Micro Controller Unit)312(検出手段、通知手段)、RGBポート313、PS/2ポート314、USBポート315及びCOMポート316を備えている。
差動変換回路311は、平衡伝送信号をRGB信号と垂直同期信号及び水平同期信号とに変換してRGBポート313を介してモニタ201aに出力すると共にPS/2ポート314又はUSBポート315用の操作データをキーボード又はマウス201bから受信し、キーボード又はマウスの操作データに変換し、メインユニット50に出力する。さらに、差動変換回路311は、COMポート316用の操作データをタッチパネル201cから受信し、タッチパネルの操作データに変換し、メインユニット50に出力する。サーバ101からタッチパネル201cにタッチパネルの設定コマンドを含む制御データが送信される場合には、その制御データは、メインユニット50へキーボード又はマウスの操作データを送信する信号線を介してメインユニット50から受信される。
RGBポート313は、モニタ201aに接続されており、差動変換回路311で変換されたRGB信号と垂直同期信号及び水平同期信号とをモニタ201aに出力する。
コンソール受信MCU312は、PS/2ポート314又はUSBポート315を介してキーボード又はマウスの操作データを差動変換回路311に出力する。また、コンソール受信MCU312は、COMポート316を介してタッチパネルの操作データを差動変換回路311に出力する。
さらに、コンソール受信MCU312は、タッチパネルがCOMポート316に接続されているか否かを検出し、タッチパネルがCOMポート316に接続されていない場合には、サーバの切替時に切替後のサーバ及びメインユニット50内の制御MCU505にタッチパネルがCOMポート316に接続されていないことを通知する。また、タッチパネルがCOMポート316に接続されている場合には、コンソール受信MCU312は、サーバの切替時に切替後のサーバ及びメインユニット50内の制御MCU505にタッチパネルがCOMポート316に接続されていることを通知する。これにより、サーバがタッチパネルが接続されているか否かを確認するためにコンソールユニットに送信されるデータのトラフィックを抑えることができる。
差動変換回路311とメインユニット50との間のデータ通信速度は、115.2Kbpsであるが、COMポート316とタッチパネル201cとの間のデータ通信速度は、9600bpsである。上述したように、タッチパネルの操作データ(シリアルデータ)は、コンソールユニットからサーバユニットまでの間で高速伝送され、当該タッチパネルの操作データの遅滞及び滞留が回避されている。また、タッチパネルの設定コマンドを含む制御データの遅滞及び滞留も回避されている。
また、USBポート315は、キーボード又はマウス以外のUSB機器と接続することができる。尚、他のコンソールユニットの構成は、コンソールユニット31の構成と同様であるので、その説明は省略する。
以下の説明では、コンソールユニットの代表例としてコンソールユニット31を使用し、サーバユニットの代表例としてサーバユニット11を使用する。
図5は、OSD機能の設定画面の一例を示す図である。
OSDコントローラ503−Nが、制御MCU505を介して所定のキーボードの操作データ(ここでは、ホットキーの操作データ)を受信すると、設定画面のデータを不揮発性メモリ506から読み出し、対応するコンソールユニットを介してユーザが使用しているモニタに出力する。例えば、ユーザがキーボード201bのホットキー(例えば、Ctrl+M)を押下すると、モニタ201aには、図5の設定画面が表示される。
図5の設定画面は、切り替え先のサーバを選択するためのプルダウンメニュー121、タッチパネルの操作データの切替タイミングを設定するためのスケール122、現在ユーザが使用しているサーバ及びコンソールの表示123、OKボタン124、及びキャンセルボタン125を含む。スケール122の1目盛りは、例えば8msに設定されている。
例えば、ユーザがスケール122の値を「4」に設定した場合には、スイッチング部502は、サーバの切替指示を受けてから32ms(=4×8ms)の間にタッチパネルの操作データを受信しなければ、サーバの切替指示に従ってタッチパネルの操作データの入力先の切替を行い、スイッチング部502は、サーバの切替指示を受けてから32msの間にタッチパネルの操作データを受信すければ、タッチパネルの操作データの入力先の切替を行わない。尚、図5の設定画面は、タッチパネルの操作データの切替タイミングを設定するためのスケール122に代えて、タッチパネルの操作データの切替タイミングを時間で設定するための入力欄を含んでいてもよい。この場合、ユーザはタッチパネルの操作データの切替タイミングを自由に設定することができ、各種の製造メーカのタッチパネルに対応することができる。
図6は、メインユニット50で実行される第1の処理を示すフローチャートである。ここで、スイッチング部502は、タッチパネルの操作データを受信したかを常時監視しているものとする。
まず、ユーザがOSD機能の設定画面でサーバの切替を指示すると、制御MCU505は、スイッチング部502にサーバの切換指示を送信する(ステップS1)。スイッチング部502は、サーバの切換指示に応じて、RGB信号、垂直同期信号及び水平同期信号とキーボード及びマウスの操作データとの出力先の切替を行う(ステップS2)。
次いで、スイッチング部502は、サーバの切替指示を受けてから設定画面のスケール122又は上記入力欄で予め設定された時間内に、タッチパネルの操作データを受信したか否かを判別する(ステップS3)。
ステップS3でYESの場合には、スイッチング部502は、タッチパネルの操作データの出力先の切替を実行せず(ステップS4)、本処理を終了する。ステップS3でNOの場合には、スイッチング部502は、タッチパネルの操作データの出力先の切替を実行し(ステップS5)、本処理を終了する。
上記図6のステップS4では、スイッチング部502は、タッチパネルの操作データの出力先の切替を実行せず、本処理を終了したが、図7に示すように、スイッチング部502は、タッチパネルの操作データの出力先の切替を実行せず(ステップS4)、所定時間経過後(例えば30秒後、1分後など)、再度、タッチパネルの操作データを受信したか否かを判別してもよい(ステップS6)。これにより、タッチパネルの操作データが大量に生じた場合でも、タッチパネルの操作データの出力先の切替を確実に実行することができる。
図8は、メインユニット50で実行される第2の処理を示すフローチャートである。
ここで、スイッチング部502は、サーバに含まれるタッチパネルのドライバからタッチパネルの制御データを受信したかを常時監視しているものとする。タッチパネルの制御データとは、サーバに含まれるタッチパネルのドライバからタッチパネルに送信されるデータであり、タッチパネルの設定コマンド等を含む。また、上記第1の処理と第2の処理は、メインユニット50で同時に実行される。
まず、ユーザがOSD機能の設定画面でサーバの切替を指示すると、制御MCU505は、スイッチング部502にサーバの切換指示を送信する(ステップS11)。スイッチング部502は、サーバの切換指示に応じて、RGB信号、垂直同期信号及び水平同期信号とキーボード及びマウスの操作データとの出力先の切替を行う(ステップS12)。
次いで、スイッチング部502は、サーバの切替指示を受けてから設定画面のスケール122又は上記入力欄で予め設定された時間内に、サーバに含まれるタッチパネルのドライバからタッチパネルの制御データを受信したか否かを判別する(ステップS13)。
ステップS3でYESの場合には、スイッチング部502は、タッチパネルの制御データの出力先の切替を実行せず(ステップS14)、本処理を終了する。ステップS3でNOの場合には、スイッチング部502は、タッチパネルの制御データの出力先の切替を実行し(ステップS15)、本処理を終了する。
上記図8のステップS14では、スイッチング部502は、タッチパネルの制御データの出力先の切替を実行せず、本処理を終了したが、図9に示すように、スイッチング部502は、タッチパネルの制御データの出力先の切替を実行せず(ステップS14)、所定時間経過後(例えば30秒後、1分後など)、再度、タッチパネルの制御データを受信したか否かを判別してもよい(ステップS16)。これにより、タッチパネルの制御データが大量に生じた場合でも、タッチパネルの制御データの出力先の切替を確実に実行することができる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、スイッチング部502が、アクセス中のサーバから他のサーバへの切替指示を受信し、他のサーバへの切替指示を受けてから予め設定された時間内に、タッチパネルの操作データ又は制御データを受信したか否かを判別し、タッチパネルの操作データ又は制御データを受信したと判別された場合には、タッチパネルの操作データ又は制御データの出力先の切替を実行しない。よって、タッチパネルの操作データ又は制御データが通信されている場合に、タッチパネルの操作データ又は制御データの出力先の切替が実行されないので、タッチパネルが復旧不可能な停止状態になることを防止することができる。
また、スイッチング部502は、タッチパネルの操作データ又は制御データを受信していないと判別された場合に、タッチパネルの操作データ又は制御データの出力先の切替を実行するので、即時にタッチパネルの操作データ又は制御データの出力先の切替が可能になる。また、タッチパネルの操作データ又は制御データが大量に生じた場合でも、タッチパネルの操作データ又は制御データの出力先の切替はキーボード及びマウスの操作データの切替と別に実行されるので、タッチパネルの操作データ又は制御データの出力先の切替を確実に実行することができる。
スイッチング部502及び制御MCU505が、外部から供給されるソフトウェアのプログラムを実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
本実施の形態にかかるKVMスイッチを備える情報処理システムの構成を示す図である。 サーバユニット11の構成図である。 メインユニット50の構成を示す図である。 コンソールユニット31の構成図である。 OSD機能の設定画面の一例を示す図である。 メインユニット50で実行される第1の処理を示すフローチャートである。 メインユニット50で実行される第1の処理の変形例を示すフローチャートである。 メインユニット50で実行される第2の処理を示すフローチャートである。 メインユニット50で実行される第2の処理の変形例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 KVMスイッチ
11〜18 サーバユニット
31〜38 コンソールユニット
50 メインユニット
101〜108 サーバ
121,313 RGBポート
122,314 PS/2ポート
123,315 USBポート
124,312 コンソール送信MCU(Micro Controller Unit)
125,311 差動変換回路
126,316 COMポート
201〜208 コンソール
201a モニタ
201b キーボード・マウス
201c タッチパネル
501,504 差動変換回路
502 スイッチング部
503−N OSDコントローラ
505 制御MCU
506 不揮発性メモリ

Claims (11)

  1. 複数のサーバと、キーボード、マウス、モニタ及びタッチパネルを含む複数のコンソールとの間に接続可能なKVMスイッチであって、
    アクセス中のサーバから他のサーバへの切替指示を受信する受信手段と、
    前記他のサーバへの切替指示を受けてから予め設定された時間内に、前記タッチパネルの操作データを受信したか否かを判別する第1判別手段と、
    前記タッチパネルの操作データを受信したと判別された場合に、前記タッチパネルの操作データの出力先の切替を実行しない切替手段と
    を備えていることを特徴とするKVMスイッチ。
  2. 前記切替手段が前記タッチパネルの操作データの出力先の切替を実行しない場合に、所定時間経過後、再度前記タッチパネルの操作データを受信したか否かを判別する第2判別手段を備え、
    前記第1判別手段又は前記第2判別手段により前記タッチパネルの操作データを受信していないと判別された場合に、前記切替手段は、前記タッチパネルの操作データの出力先の切替を実行することを特徴とする請求項1に記載のKVMスイッチ。
  3. 前記タッチパネルの操作データの出力先の切替は、前記モニタに表示される映像信号の出力先の切替及び前記キーボード又は前記マウスの操作データの出力先の切替から独立して実行されることを特徴とする請求項1又は2に記載のKVMスイッチ。
  4. 複数のサーバと、キーボード、マウス、モニタ及びタッチパネルを含む複数のコンソールとの間に接続可能なKVMスイッチであって、
    アクセス中のサーバから他のサーバへの切替指示を受信する受信手段と、
    前記他のサーバへの切替指示を受けてから予め設定された時間内に、前記サーバから前記タッチパネルを制御するための制御データを受信したか否かを判別する第1判別手段と、
    前記タッチパネルの制御データを受信したと判別された場合に、前記タッチパネルの制御データの出力先の切替を実行しない切替手段と
    を備えていることを特徴とするKVMスイッチ。
  5. 前記切替手段が前記タッチパネルの制御データの出力先の切替を実行しない場合に、所定時間経過後、再度前記タッチパネルの制御データを受信したか否かを判別する第2判別手段を備え、
    前記第1判別手段又は前記第2判別手段により前記タッチパネルの制御データを受信していないと判別された場合に、前記切替手段は、前記タッチパネルの制御データの出力先の切替を実行することを特徴とする請求項4に記載のKVMスイッチ。
  6. 前記タッチパネルの制御データの出力先の切替は、前記モニタに表示される映像信号の出力先の切替及び前記キーボード又は前記マウスの操作データの出力先の切替から独立して実行されることを特徴とする請求項4又は5に記載のKVMスイッチ。
  7. 前記予め設定された時間を設定するための設定画面を前記モニタに表示させるオンスクリーンディスプレイ手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のKVMスイッチ。
  8. 前記KVMスイッチは、前記複数のサーバとそれぞれ接続する複数のサーバユニット、及び前記複数のコンソールとそれぞれ接続する複数のコンソールユニットを更に備え、
    各コンソールユニットと各サーバユニットとの間で通信されるデータの通信レートは、前記コンソールユニットと前記タッチパネルとの間の通信されるデータの通信レートよりも高速であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のKVMスイッチ。
  9. 前記コンソールユニットが、前記コンソールユニットに前記タッチパネルが接続されているか否かを検出する検出手段と、前記コンソールユニットに前記タッチパネルが接続されていること又は接続されていないことを前記アクセス中のサーバに通知する通知手段とを備えることを特徴とする請求項8に記載のKVMスイッチ。
  10. 複数のサーバと、キーボード、マウス、モニタ及びタッチパネルを含む複数のコンソールとの間に接続可能なKVMスイッチを、
    アクセス中のサーバから他のサーバへの切替指示を受信する受信手段、
    前記他のサーバへの切替指示を受けてから予め設定された時間内に、前記タッチパネルの操作データを受信したか否かを判別する第1判別手段、
    前記タッチパネルの操作データを受信したと判別された場合に、前記タッチパネルの操作データの出力先の切替を実行しない切替手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  11. 複数のサーバと、キーボード、マウス、モニタ及びタッチパネルを含む複数のコンソールとの間に接続可能なKVMスイッチを、
    アクセス中のサーバから他のサーバへの切替指示を受信する受信手段、
    前記他のサーバへの切替指示を受けてから予め設定された時間内に、前記サーバから前記タッチパネルを制御するための制御データを受信したか否かを判別する第1判別手段、
    前記タッチパネルの制御データを受信したと判別された場合に、前記タッチパネルの制御データの出力先の切替を実行しない切替手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
JP2008055614A 2008-03-05 2008-03-05 Kvmスイッチ及びプログラム Expired - Fee Related JP5224856B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008055614A JP5224856B2 (ja) 2008-03-05 2008-03-05 Kvmスイッチ及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008055614A JP5224856B2 (ja) 2008-03-05 2008-03-05 Kvmスイッチ及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009211567A JP2009211567A (ja) 2009-09-17
JP5224856B2 true JP5224856B2 (ja) 2013-07-03

Family

ID=41184626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008055614A Expired - Fee Related JP5224856B2 (ja) 2008-03-05 2008-03-05 Kvmスイッチ及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5224856B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5912614B2 (ja) * 2012-02-07 2016-04-27 富士通コンポーネント株式会社 切替装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000020239A (ja) * 1998-06-26 2000-01-21 Nec Corp タブレット型情報端末装置
JP2005018135A (ja) * 2003-06-23 2005-01-20 Nec Computertechno Ltd Kvm切替器及びkvm切替方法
JP4878955B2 (ja) * 2006-08-11 2012-02-15 富士通コンポーネント株式会社 切替器およびタッチパネルの較正方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009211567A (ja) 2009-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090077222A1 (en) Kvm switch and multi-computer system incorporating the same
US10262625B2 (en) Display device and display method
US8502845B2 (en) Method for changing resolution and display apparatus and system using the same
JP5178099B2 (ja) Kvmスイッチ及びその制御方法
JP6196025B2 (ja) Kvmスイッチ及びkvmシステム
KR102426034B1 (ko) 이미지 소스들을 스위치할 수 있는 디스플레이 장치 및 그 운영 시스템
US7685336B2 (en) Keyboard-mouse-video switch with a digital visual interface
KR20110032678A (ko) 디스플레이장치, 시스템 및 그 해상도 제어방법
US7308515B2 (en) Devices and methods for signal switching and processing
US9378703B2 (en) KVM switch and computer readable medium
JP5224856B2 (ja) Kvmスイッチ及びプログラム
KR101908365B1 (ko) 스플릿 기능을 구비한 kvm 스위칭 장치
KR101906328B1 (ko) 스플릿 기능을 구비한 kvm 스위칭 장치
KR102352791B1 (ko) 이미지 소스들을 스위치할 수 있는 디스플레이 장치 및 운영 시스템
US20190146664A1 (en) Monitor with prompt to switch active status of usb port
CN102945080A (zh) 多台主机切换器
US20050050239A1 (en) Output switching device, output switching program, output switching program storage medium and output switching method
US9053653B2 (en) Using display monitor user controls to adjust an accessory
WO2010109598A1 (ja) 映像表示装置
WO2018042514A1 (ja) 表示装置、表示装置の表示設定方法、及び表示装置の表示設定プログラム
US8392646B2 (en) Programmable controlled computer switch
US9172932B2 (en) Video signal paths switching in a portable display system
JP5197040B2 (ja) Kvmスイッチ及びプログラム
KR100756674B1 (ko) 다수 모니터 사용을 위한 컴퓨팅 시스템
JPH10116145A (ja) テレビジョン受信機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130312

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5224856

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees