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JP5219410B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信によりプログラム更新を行う携帯端末装置に関する。
携帯電話機の多機能化に伴いそのソフトウェアは複雑化し、非常に高度なものになってきた。ソフトウェアが複雑化すると不具合(バグ)が発生する可能性も高くなる。このような不具合を解消するために、ユーザは、携帯電話機を販売店やサービス店へ持参し、専用のプラグ(端末装置)に接続して修正プログラムを上書きする必要があり、非常に手間がかかるものであった。
一方、最近では通信ネットワークを介して専用サーバに接続し、修正プログラムや追加プログラムを専用サーバからダウンロードにより取得することでソフトウェアを更新する方法が一般化しつつある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−134948号公報
ところが、上記したダウンロードによりソフトウェアを更新する方法によれば、更新状況をユーザに通知しなければならない場合がありうる。つまり、ダウンロードおよび更新処理自体は内部処理であり、ユーザの目には触れない処理であるため、ユーザにとっては画面表示が何も無ければ、正常に処理が進んでいるかどうかが判別できないどころか、故障したとも誤解を与えてしまうことも起こりうるためである。さらには、更新処理中である旨の画面表示を行ったとしても、その画面に何も変化が現れなければ、正常に処理が進んでいるかどうかがユーザにとって全く分からず、不安に駆られたユーザが更新処理を強制的に終了させてしまい、結果、ソフトウェアの一部が壊れてしまう可能性があった。
また、ソフトウェア更新処理に限らないが、画面表示に変化を与える場合、一般的には、タイマを使用して、所定時間経過ごとに画面表示を他の画面に切り替えることにより簡易的なアニメーション表示がなされる。
しかしながら、ソフトウェア更新中という不安定な状態を極力短時間に済ませるために、CPUの処理能力の大半を更新処理に費やしたい。特に、サイズの大きなソフトウェア更新の場合には、タイマを使用しないことが好ましい。すなわち、タイマ管理にもCPUのリソースを割くと、更新処理の時間が延びてしまうため、ソフトウェア更新中にはタイマを使用しないことが好ましい。
本発明は上記した課題を解決するためになされたものであり、ソフトウェアの更新状況を、ソフトウェア更新に要する時間を極力延ばすことなく、適切にユーザに通知することのできる、携帯端末装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の観点に係る本発明によれば、情報の表示を行う表示部と、内部処理のための処理プログラムが格納される記憶部と、公衆通信網に接続可能な通信部と、前記通信部にて前記処理プログラムに関する更新プログラムを取得して、前記処理プログラムを更新する制御部と、を備え、前記記憶部は、前記処理プログラムの更新中を示す更新中画面を複数格納しており、前記制御部は、前記プログラムを更新する際、前記複数の更新中画面のうちの少なくとも一つを前記表示部に表示させ、前記記憶部からの読み出し処理、前記記憶部への書き込み処理、前記記憶部の必要箇所の消去処理を監視し、処理内容の変化に応じて、前記表示部の表示を他の更新中画面に切り替えるとともに、前記プログラムを更新する際、前記読み出し処理、前記書き込み処理、前記消去処理のいずれかが生じる都度、カウントを行い、カウントされた合計値が所定数に達すると、前記表示部にて表示中の更新中画面を他の更新中画面に切り替えることを特徴とする。
また、本発明によれば、前記制御部は、前記カウントを行う際、処理種別ごとに異なる値をカウントすることが好ましい。
また、本発明によれば、前記書き込み処理についてのカウント値は、前記読み出し処理についてのカウント量よりも大きいことが好ましい。
また、本発明によれば、前記消去処理についてのカウント値は、前記読み出し処理についてのカウント量よりも大きいことが好ましい。
また、本発明によれば、前記記憶部は、不揮発性の第1の記憶デバイスと、揮発性の第2の記憶デバイスを含んで構成され、前記制御部は、前記更新プログラムを前記第2の記憶デバイスに格納した後、前記第1の記憶デバイスへの前記読み出し処理、前記書き込み処理、前記消去処理のいずれかが生じる都度、カウントを行うことが好ましい。
本発明によれば、ソフトウェアの更新状況を、ソフトウェア更新に要する時間を極力延ばすことなく、適切にユーザに通知することのできる、携帯端末装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る携帯端末装置の内部構成を示すブロック図である。ここでは、携帯端末装置として携帯電話機が例示されている。
携帯端末装置としての携帯電話機10は、図1に示されるように、通信部11と、制御部12と、記憶部13と、音声処理部14と、表示部15と、操作部16とにより構成される。
通信部11は、不図示の基地局のいずれかによって割り当てられるチャネルを用いて当該基地局との間で公衆回線を介し無線信号の送受信を行い、他の通信装置やサーバとの通信を行う。ここでは、通信部11にて処理プログラムのいずれかに関する更新プログラムを取得する。
制御部12はCPUを含んで構成され、通信部11を介して取得される更新プログラムを、対応する処理プログラムに上書き(後述する書き込み、読み出し、消去などを含む処理)するよう記憶部13を制御するプログラム更新制御を実行する。
なお、記憶部13には、内部処理のための処理プログラムが複数格納されている。
記憶部13は、不揮発性の第1の記憶デバイス131(不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置、光ディスク装置など)と、ランダムアクセス可能な第2の記憶デバイス132(例えば揮発性のSRAM、DRAM)などを含んで構成されるものとする。ここでは、第1の記憶デバイス131は、不揮発性の半導体記憶デバイスであり、ブロック単位でデータの書き込みが行われるNAND型のフラッシュメモリが使用されるものとして説明する。
音声処理部14は、スピーカ(SP)から出力される音声信号やマイクロフォン(MIC、以下マイクという)において入力される音声信号の処理を行う。
すなわち、音声処理部14は、マイクから入力される音声を増幅し、アナログ/デジタル変換を行い、更に符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部12に出力する。
また、音声処理部14は、制御部12から供給される音声データに復号化、デジタル/アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカに出力する。
表示部15は、例えば、液晶表示パネルや有機EL(Electro−Luminescence)パネルなどの表示デバイスを用いて構成されており、制御部12から供給される映像信号に応じた情報を表示する。
表示部15は、携帯電話機発信時における発信先の電話番号、着信時における着信相手の電話番号、受信メールや送信メールの内容、日付、時刻、バッテリ残量、発信成否、待ち受け画面などの各種の情報や画像を表示する。
ここでは、表示部15の一例として、有機ELを用いることとする。有機ELは、有機発光ダイオード(Organic Light−Emitted Diode:OLED)で構成され、高輝度、薄型構成可能であり、視野角が大きく低消費電力といった利点があるが、デバイスの特性上、連続使用を非常に苦手としている。具体的には、各表示画素自体が色を伴って発光するため、画素毎、使用時間に応じて輝度が劣化してしまい、したがって、特定箇所のみを表示させっぱなしにしている場合、使用する画素のみ輝度が低下し、隣接する画素とともに同一色を表示させたときに色合いが異なるといった現象(焼付き)が発生するといった欠点も合わせ持つ。
操作部16は、例えば、電源キー、通話キー、数字キー、文字キー、方向キー、決定キー、発信キーなど、各種の機能が割り当てられたキーを有しており、これらのキーがユーザによって操作された場合に、その操作内容に対応する信号を発生し、これをユーザの指示として制御部12に入力する。
また、サーバ(図示略)は、公衆通信網を介して接続され、後述する処理プログラムが記憶される。
制御部12は、図2にその内部構成が機能展開して示されるように、プログラム更新制御部120と、更新プログラム取得部121と筐体開閉検知部123と、画面表示制御部124とにより構成される。
更新プログラム取得部121は、通信部11を介してサーバと通信を行うことによりダウンロードにより得た更新のための処理プログラムを取得してプログラム更新制御部120へ供給する。プログラム更新制御部120へは、他に、筐体開閉検知部123により検知された筐体の開閉状態を示す信号が供給されている。
プログラム更新制御部120は、更新プログラム取得部121が取得した処理プログラムを、当該更新プログラムに対応する処理プログラムに上書きするように記憶部13を制御するプログラム更新制御を実行する。
プログラム更新制御部120はまた、プログラム更新制御が行われると、画面表示制御部124を制御することによりプログラム更新の進捗状況を表示する更新中画面を表示部15に表示させ、フラッシュメモリが実装される記憶部13の所定数のブロックへの書き込みが生じる毎に、更新中画面の表示/非表示を切り替えるよう表示部15を制御する。
プログラム更新制御部120はまた、画面表示制御部124を制御することにより、表示部15に表示される更新中画面を変化させる。変化させるタイミングとしては、非表示のときに筐体の開閉状態に変化が生じたときや、第1の記憶デバイス131や第2の記憶デバイス132への書き込み・読み出し・消去などの処理が発生したときや、書き込み中ブロックの変更が発生したときなどである。詳細は後述する。
以下、ソフトウェアの更新処理ついて説明を行う。
制御部12は、ユーザが操作部16の操作によりソフトウェア更新要求の操作を行ったり、通信部11にて通信網からソフトウェア強制更新の要求を受けたりしたことを検出すると、予め決められたサーバ(図示略)に通信部11にて接続する。なお、強制更新の指示信号は、通信部11に限ったことではなく、その他図示しないインターフェースにて、赤外線通信や近距離無線通信や通信ケーブルなどを用いて受信されても良い。
次に、制御部20(更新プログラム取得部121)は、携帯電話機10の有する電話番号や端末を特定するコードを用いてサーバとの間で認証を行い、認証に合格すると更新すべき処理プログラムの確認を行う。すなわち、プログラム更新制御部120により第1の記憶デバイス131に格納される処理プログラムの種別や更新日を確認するとともに、この確認結果を用いて、更新プログラム取得部121によりサーバからダウンロードすべきプログラムの有無を判断する。更新すべき処理プログラムが存在する場合には、更新プログラム取得部121は通信部11により公衆通信網を介して処理プログラムをダウンロードする。なお、処理プログラムは、通信部11により受信したデータからプログラム更新制御部120により取り出され、第2の記憶デバイス132に一旦格納される。
このようにして、最新版の処理プログラムのダウンロードが完了すると、次に、プログラム更新制御部120は、第1の記憶デバイス131内の古い処理プログラムに上書きするプログラム更新制御を実行する。
<第1の実施の形態>
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末装置のプログラム更新制御を説明するために示したフローチャートであり、ここではソフトウェア(プログラム)の更新処理の流れが示されている。
以下、図3のフローチャートを参照しながら図1、図2に示す携帯端末装置のソフトウェア更新動作について詳細に説明する。
プログラム更新処理中、制御部12(プログラム更新処理部120)は、画面表示制御部124を制御して表示部15に対し、例えば、図5、6に画面構成の一例が示される進捗画面(更新中画面)A、Bを表示する(S31)。
ここでは進捗画面として、プログラム更新処理の進捗の度合いが進捗バー(エレベータアイコン)により表示されるものとする。さらに、メモリアクセスに制御部12のリソースが割かれていることを示す砂時計のマークが画面左上に合わせて表示されるものとする。また、図5、6に示す画面は複数枚を記憶部13に格納されている。そして、画面のそれぞれは砂時計のマークが図5に示すような縦向きのもの(進捗画面A)の他、図6に示すような横向きのもの(進捗画面B)などを、進捗バーの表示態様ごとに含んでいる。すなわち、進捗度小用に砂時計マークの異なる進捗画面AとBの2種類、進捗度中用に砂時計マークの異なる2種類、進捗度大用に砂時計マークの異なる2種類といった具合である。また、表示画面制御部124の制御により、これらの複数の画面を進捗度に応じつつ、砂時計マークの異なる画像を後述するように順次切り替えることにより、簡易的なアニメーション処理を行うこととなる。
プログラム更新処理部120は、プログラム更新制御を実行するにあたり、更新プログラム取得部121が通信部11を介して取得した更新のための処理プログラムを、第1の記憶デバイス131として実装されるNANDフラッシュメモリにブロック単位で書き込みを開始する(S32)。
ここでは、取得した処理プログラムが持つ容量に相当するメモリブロック分の更新(上書き)が未完了であるため(S33“NO”)、プログラム更新処理部120は、更に、あらかじめ規定したn個(任意)のブロック数に相当する処理プログラムの書き込みが終了したか否かを判定する(S34)。
なお、ステップS33で、取得した処理プログラムが持つ容量に相当するメモリブロック分の更新が終了したと判定された場合(S33“YES”)は、ソフトウェアの更新処理を終了する。
ステップS34にてn個のメモリブロックの書き込みが終了していない場合(S34“NO”)プログラム更新処理部120は、ステップS32以降の処理を繰り返し、n個のメモリブロックの書き込みが終了すると(S34“YES”)、更に、表示部15に、表示されている進捗画面(図5や図6に示される画面など)の種別を確認する。表示部15に進捗画面の判定は、記憶部13の所定の領域に割り付けられ記憶されるフラグ(不図示)を表示画面制御部124が参照することにより可能である。
ここで、プログラム更新処理部120は、進捗画面が砂時計マークが横向きであるBタイプを表示している場合(S35“NO”)、画面表示制御部124を制御して表示部15に砂時計マークが縦向きである進捗画面Aを表示させ(S36)、進捗画面Aを表示している場合(S35“YES”)、表示部15に進捗画面Bを表示させる(S37)。
ところで、プログラムの更新処理中は、ハード/ソフトともフルに資源を占有するため、バックグランドでタイマを使用することさえも好ましくない。したがって、上記した本発明の第1の実施の形態によれば、第1の記憶デバイス131(フラッシュメモリ)に対するブロック書き込みの回数をカウントすることでタイマの代替とし、表示部15に対し更新中画面の表示パターンを切り替える制御を実行することとした。これにより、タイマを用いることなく、かつ複雑な処理を要することなくプログラム更新していることを示す画面を、アニメーション表示を伴って進捗表示することが可能になる。制御部12のリソースに悪影響を与えずとも動きのある画像を表示することが可能となるため、更新時間が延びるような悪影響も無く、アニメーション表示によりユーザにとってはフリーズすることなく順調に更新処理が進んでいることが確認でき、無用な不安を抱かせることが無い。
なお、第1の実施の形態においては、書き込みのブロック数にて、表示を変化させる例を示したが、読み出しのブロック数が所定数カウントされるごとに表示更新を行うようにしても良い。
また、第1の実施の形態においては、ブロック単位での書き込みが所定数完了したかどうかに基づいて画面を切り替える例を用いて説明を行ったが、これに限ったことではなく、例えば所定PAGE数単位での画面切り替えを行うようにしても良い。
<第2の実施の形態>
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る携帯端末装置のプログラム更新制御を説明するために示したフローチャートである。ここでは、書き込み処理について述べた第1の実施の形態は異なり、書き込み以外の処理についても考慮する。
すなわち、一口に更新や上書き処理といっても、その処理には、複数の処理が含まれる。
具体的には、最新版の処理プログラムが、ダウンロードにより第2の記憶デバイス132に格納されて更新処理開始すると、プログラム更新制御部120は、第1の記憶デバイス131から該当する処理プログラム(旧プログラム)をブロックごと、あるいはブロックよりもさらに細かい領域ごとに第2の記憶デバイス132に読み出す。そして、旧プログラムの読み出した部分のコピーを第1の記憶デバイスの未使用エリアに書き込むことにより旧プログラムのコピーを作成する。次に、プログラム更新制御部120は、旧プログラムの第2の記憶デバイス132に読み出してある部分を、最新版処理プログラムの対応箇所に置き換える。
次に、置き換えた最新版プログラムの一部を第1の記憶デバイス131へ書き込む処理に入る。当該書き込み処理には、書き込むべき領域またはブロックごとに、第1の記憶デバイス131中の旧プログラム(コピーではないオリジナル側)の該当箇所領域を予め消去する処理と、消去した領域またはブロックへの書き込み処理とが含まれる。
このように、更新処理には少なくとも、読み出し、消去、書き込みの処理が含まれている。詳細にはさらに他の処理も含まれる。一つは、ダウンロードする最新版プログラムのデータには、進捗管理テーブルも含まれており、プログラム更新制御部120は、必要に応じて随時、プログラムの正確性判定などを行って、無事に最新版処理プログラムへの変更が進行していることを確認し、第1の記憶デバイス131上にて進捗管理テーブルへの書き込み処理を行っている。これにより、なんらかのトラブルにより更新処理が中断した場合でも、更新済み箇所を把握することが出来、再開することも可能としている。また、更新の成否判定に基づき、第1の記憶デバイス上に設けたコピーにより、更新に失敗しても更新前の状態に復帰させるための復帰処理も含まれる。
第2の実施の形態においては、制御部12が、上記した複数の処理の発生について監視することとなる。
以下、図4のフローチャートを参照しながら、図1、図2に示す携帯端末装置の第2の実施の形態に基づくソフトウェア更新動作について詳細に説明する。
まず、プログラム更新処理が開始されると、制御部12(読み出しプログラム更新処理部120)は、画面表示制御部124により表示部15に対し、第1の実施の形態と同様、進捗画面Aを表示する。
次に、制御部12は、処理A(例えば上記した読み出し処理)が生じると(S41)、処理Aに対応した重み付けのなされたカウント値aを第2の記憶デバイス132に書き込む(S42)。
ここで、値aの追加により総カウント値が規定値を超えたかどうかを判定する(S43)、総カウント値が規定値に満たない場合には(S43“NO”)、制御部12はさらに処理B(例えば上記した消去処理)が発生したかを判断し、処理Bが生じた場合には(S45)、処理Bに対応した重み付けのなされたカウント値bを第2の記憶デバイス132に書き込む(S46)。
ここで再度、値bの追加により総カウント値が規定値を超えたかどうかを判定する(S47)。総カウント値が規定値に満たない場合には(S47“NO”)、制御部12はさらに処理C(例えば上記した書き込み処理)が発生したかを判断し、処理Cが生じた場合には(S49)、同様に処理Cに対応した重み付けのなされたカウント値cを第2の記憶デバイス132に書き込み(S50)、総カウント値と規定値との比較を行い(S51)、規定値に満たない場合には(S51“NO”)、制御部12は全ての更新に関する処理が終了したかを判定する(S52)。そして、更新処理が完了するまでの間、ステップS41からステップS53までを繰り返し処理する。
なお、ステップS43、S47、S51において、総カウント値が規定値を超えた場合には、表示部15に表示されている進捗画面を変更する処理を行う(S44、S48、S52)。すなわち、プログラム更新制御部120が表示画面制御部124により(図5、6に示される画面など)の種別を確認し、先に述べた進捗画面A(図5)が表示されているならば進捗画面B(図6)に、進捗画面Bならば進捗画面Aに表示を更新する。なお、表示部15に表示中の進捗画面の判定は、第1の実施の形態と同様、第2の記憶デバイス132の所定の領域に割り付けられ記憶されるフラグ(不図示)を表示画面制御部124が参照することにより可能である。そして、表示画面を更新すると総カウント値はリセットされる。また、プログラム更新制御部120は書き込みブロック数が所定量を超えると、進捗バーの示す進捗度の大きい進捗画面に変更する制御も行い、以降は変更した進捗バーに対応する範囲内で砂時計表示の異なる進捗画面に更新する処理に切り替える。
このように、第2の実施の形態においては、いずれかの処理が発生する都度、処理の種別ごとに重み付けされた値を追加してゆき、カウント値が規定値を超えるごとに進捗画面を変更するように構成した。これにより、制御部12がタイマを用いずとも表示部15に簡易的なアニメーション表示を行うことが可能となり、更新処理時間延長という悪影響が生じることなく、ユーザに更新が問題なく(フリーズすることなく)進行していることを見せることが出来る。
また、第1の実施の形態の場合には、書き込みの特にブロック数をカウントしていたが、第2の実施の形態によれば、より細かい単位でカウント値を増加させる形になるので、よりスムーズにアニメーションさせることが出来る。
さらに、書き込み、読み出し、消去などの処理ごとに、カウント値をそれぞれa、b、cとそれぞれ異なる値を設けている。この値は、処理に要する時間に対応させることが好ましい。すなわち、読み出しに比べ、書き込みは大きく時間がかかる。ここで、書き込みに対するカウント値について、読み出しの処理に比して特に大きく設定しておくことにより、処理ごとの実際の経過時間により近い進行で総カウント値が増加してゆくことなる。すなわち、処理ごとに均等なカウント値を与える場合と比べ、実際の経過時間に対応しているかのごとく表示更新が生じるように見えるため、タイマを用いていなくとも、自然なアニメーションが実現できる。同様に、消去処理の方が書き込み処理よりも時間を要する記憶デバイスであった場合には、消去処理に関するカウント値bを書き込み処理のカウント値aよりも大きくしておくことにより、やはり実際の経過時間に近い形での画面更新周期を得ることが出来、アニメーションが自然なものとなる。書き込みと消去の処理は、いずれの処理も読み出しに比べて時間を要することが一般的では有るため、読み出しよりもカウント値を大きく設定しておき、書き込みと消去の互いのカウント値の関係は、第1の記憶デバイスの特性がいずれの方が時間を多く要するかに応じて適宜設定すればよい。換言すれば、所要時間の大小とカウント値の大小が連携することが好ましい。
なお、第1の実施の形態と第2の実施の形態について、説明の簡単のため、個別に説明を行ったが、双方を共に備えるように構成しても良い。そして、この場合には互いの表示周期の相関が取れていることが好ましい。
また、最新版の処理プログラムのダウンロードに関して、第1および第2の実施の形態において処理プログラム全体をダウンロードする例を示したが、これに限定されるものではない。処理プログラムのサイズが大きい場合には、サーバにアクセスした段階で第1の記憶デバイス内の処理プログラムと最新版との差分を特定し、差分の生じている箇所だけをダウンロードしてもよいし、極論、差分データだけをダウンロードしてもよい。これらの場合には、第1の記憶デバイスから必要箇所だけを第2の記憶デバイスに読み出して、差分データを上書きし、その後、再び第1の記憶デバイスに書き込むようにすることで実現可能である。なお、第1の記憶デバイスに書き込む際には旧データを消去してから書き込むこととなる点は同様である。
また、更新中を示す画面として、進捗画面A一つだけを表示させる例を用いて第1および第2の実施の形態を説明したが、進捗画面を多数有していて、複数の組み合わせで進捗表示を行う場合であっても本発明は適用可能である。
また、上記した本発明の実施の形態によれば、携帯端末装置として携帯電話機のみを例示したが、携帯電話機に限らず、PDA(Personal Digital Assistants)、やゲーム機等にも同様に適用が可能である。
また、図2に示す本発明の実施の形態に係る携帯端末装置が持つ各構成ブロックの機能は、全てをソフトウェアによって実現しても、あるいはその少なくとも一部をハードウエアで実現してもよい。例えば、プログラム更新制御部120、更新プログラム取得部121、画面表示制御部124におけるデータ処理は、1または複数のプログラムによりコンピュータ上で実現してもよく、また、その少なくとも一部をハードウエアで実現してもよい。
本発明の実施の形態に係る携帯端末装置の内部構成を示すブロック図である。 図1に示す制御部の内部構成を機能展開して示したブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末装置の動作(ソフトウェア更新処理)を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る携帯端末装置の動作(ソフトウェア更新処理)を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る携帯端末装置に表示される進捗画面Aの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯端末装置に表示される進捗画面Bの一例を示す図である。
符号の説明
10…携帯電話機、11…通信部、12…制御部、13…記憶部、14…音声処理部、15…表示部、16…操作部、120…プログラム更新制御部、121…更新プログラム取得部、123…筐体開閉検知部、124…画面表示制御部、131…第1の記憶デバイス、132…第2の記憶デバイス。

Claims (5)

  1. 情報の表示を行う表示部と、
    内部処理のための処理プログラムが格納される記憶部と、
    公衆通信網に接続可能な通信部と、
    前記通信部にて前記処理プログラムに関する更新プログラムを取得して、前記処理プログラムを更新する制御部と、を備え、
    前記記憶部は、前記処理プログラムの更新中を示す更新中画面を複数格納しており、
    前記制御部は、前記プログラムを更新する際、前記複数の更新中画面のうちの少なくとも一つを前記表示部に表示させ、前記記憶部からの読み出し処理、前記記憶部への書き込み処理、前記記憶部の必要箇所の消去処理を監視し、処理内容の変化に応じて、前記表示部の表示を他の更新中画面に切り替えるとともに、前記プログラムを更新する際、前記読み出し処理、前記書き込み処理、前記消去処理のいずれかが生じる都度、カウントを行い、カウントされた合計値が所定数に達すると、前記表示部にて表示中の更新中画面を他の更新中画面に切り替えることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記制御部は、前記カウントを行う際、処理種別ごとに異なる値をカウントすることを特徴とする請求項に記載の携帯端末装置。
  3. 前記書き込み処理についてのカウント値は、前記読み出し処理についてのカウント量よりも大きいことを特徴とする請求項に記載の携帯端末装置。
  4. 前記消去処理についてのカウント値は、前記読み出し処理についてのカウント量よりも大きいことを特徴とする請求項に記載の携帯端末装置。
  5. 前記記憶部は、不揮発性の第1の記憶デバイスと、揮発性の第2の記憶デバイスを含んで構成され、
    前記制御部は、前記更新プログラムを前記第2の記憶デバイスに格納した後、前記第1の記憶デバイスへの前記読み出し処理、前記書き込み処理、前記消去処理のいずれかが生じる都度、カウントを行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
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