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JP5215646B2 - 装身具の中留構造 - Google Patents

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JP5215646B2
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Description

本発明は、身体に巻回されて装着される装身具の構造に関し、特に、腕時計、ブレスレッド等の手首に巻回される装身具、ネックレス等の首に巻回される装身具、または、ズボンのベルト等の腰に巻回される装身具に適し、その長さを微調整することができる装身具の中留構造に関する。
従来、装身具としての時計バンド構造の中留構造におけるバンド長さを調整する機構としては、例えば、特許文献1(特許第3490284号公報)、特許文献2(特許第3547311号公報)、に開示されるように、フリーアジャスト機能を有するいわゆる「二つ折れ中留」と呼ばれる中留構造が用いられている。
この中留構造10は、例えば、特許文献1では、図26〜図29に示したように構成されている。
すなわち、図26は、従来の中留構造10の斜視図、図27は、従来の中留構造10の一部の分解斜視図、図28は、従来の中留構造10の部分拡大斜視図、図29〜図31は、従来の中留構造10の開閉動作を説明する断面概略図である。
なお、以下の本明細書の説明において、「表面」、「表側」とは、図26において、上側、すなわち、装身具を身体に巻着した際に、外方に向く側を示す。逆に、「裏面」、「裏側」とは、装身具を身体に巻着した際に、身体に向く側を言う。
従来の中留構造10は、図26に示したように、中留本体24を備えており、この中留本体24には、一方のバンド部材26の長手方向に中留本体24が摺動できるように、一方のバンド部材26が取付けられている。
中留本体24は、図26、図27に示したように、断面略コ字形状の摺動枠28を備えており、この摺動枠28は、底板30と、この底板30の幅方向の両側縁から立設された側壁32とから構成されている。
また、中留本体24は、押さえ板34を備えており、この押さえ板34の幅方向の両端に形成された支持突起36が、摺動枠28の側壁32に形成された長孔38内に僅かに遊びを有するように嵌合されることによって、支持突起36が長孔38に案内されて、押さえ板34が上下方向に移動可能に取り付けられている。
この押さえ板34は、一方のバンド部材26の上面に軽く接した状態となっており、これにより、摺動枠28が、一方のバンド部材26の長手方向に沿って摺動できるようになっている。
また、図26〜図28に示したように、押さえ板34の先端部は、上方へ僅かに屈曲し、これにより、一方のバンド部材26を、摺動枠28の底板30と押さえ板34の間に挿入し易く構成されている。
一方、他方のバンド部材12の端部には、ピン14で回動可能に連結された外側連結板16を備えている。この外側連結板16の他端に、ピン18で外側連結板16に対して、回動可能に連結された内側連結板20を備えている。
さらに、内側連結板20の他端は、ピン22を介して、中留本体24に連結されている。そして、この中留本体24には、一方のバンド部材26の長手方向に中留本体24が摺動できるように、一方のバンド部材26が取付けられている。
さらに、図26に示したように、外側連結板16の端部に、ピン40を介して、外側連結板16に対して回動可能に連結された係止板42を備えている。
この係止板42は、図30に示したように、外側連結板16と、内側連結板20を折り畳んだ状態で、係止板42に突設された係止爪44を、ピン46に係合することによって、バンドの径を小さくして、腕に時計を装着できるようになっている。
すなわち、内側連結板20、外側連結板16、および係止板42が、中留本体24に折り畳まれる折り畳み部を構成している。
そして、図27、図29〜図30に示したように、内側連結板20の他端の先端は、下方へV字形に屈曲して、押さえ板34を一方のバンド部材26へ押圧する押圧突起48が形成されている。
また、図26〜図30に示したように、押圧突起48の外側には、摺動枠28の両側壁32に、ストッパーピン50が固定されている。
すなわち、図30に示したように、外側連結板16と、内側連結板20を折り畳んだ状態で、ピン22を中心に内側連結板20が回動することにより、押圧突起48が、押さえ板34に対して略直角になる。
この状態が、押さえ板34を最も強く押圧する中留固定位置であり、この状態では、押圧突起48の外壁54が、ストッパーピン50に当接して、これ以上、内側連結板20が回動できないようになっている。
また、図26〜図30に示したように、内側連結板20は、押圧突起48の近傍で、一方のバンド部材26側に、くの字形に屈曲されて、押圧突条56が形成されている。
この押圧突条56は、図30に示したバンド固定位置において、押さえ板34に圧接するようになっている。
さらに、図26〜図28に示したように、ピン46には、係止枠58が装着されている。この係止枠58は、一対の側板60と、天板62とから構成されており、これらの一対の側板60に内方へ突出した係止突部64が形成されている。
この係止突部64が、中留本体24の側壁32に形成された係止用孔66に係合し、天板62が係止板42に圧接し、係止板42が浮き上がるのを防止している。
このように構成される従来の中留構造10では、バンドの長さ調節操作および装着は、下記のようにして行われる。
先ず、図29の矢印Aで示したように、内側連結板20を、ピン22を中心に、一方のバンド部材26より離れる方向に回動させる。
これにより、内側連結板20の先端部分の押圧突起48が、図29の矢印Bで示したように、ピン22を中心に、押さえ板34より離れる方向に回動することによって、押さえ板34を、一方のバンド部材26の表面側に押圧する力が解放される。
これにより、一方のバンド部材26が中留本体24の摺動枠28の底板30側に付勢されなくなり、押さえ板34と摺動枠28の底板30との間でバンドが挟持されなくなり、中留本体24を一方のバンド部材26上で移動することができるようになる。
このように、中留本体24の摺動枠28を一方のバンド部材26上で所定の位置に移動することにより、バンドの長さを使用者の手首の太さに合わせて調整して、バンドの径を拡げて手首に嵌める。
そして、図29の矢印C方向に、ピン22を中心に、内側連結板20を一方のバンド部材26の方へ回動させ、図30に示した位置にする。
この状態では、内側連結板20の先端部分の押圧突起48が、図29の矢印Dで示したように、ピン22を中心に、押さえ板34に当接する方向に回動した状態になる。
これにより、図30に示したように、押圧突起48が、押さえ板34を、一方のバンド部材26の表面側に押圧して、一方のバンド部材26を中留本体24の摺動枠28の底板30側に付勢することによって、押さえ板34と中留本体24の摺動枠28の底板30との間で、一方のバンド部材26を挟持して固定することができる。
なお、この状態では、内側連結板20の押圧突条56が、押さえ板34を一方のバンド部材26に圧接し、一方のバンド部材26を挟持して、さらに確実に固定している。
さらに、この状態では、図30に示したように、一方のバンド部材26の外側駒部材70の間の間隙から構成される係止用凹部72の一つに、中留本体24の摺動枠28の底板30に、外側駒部材70に対応する位置に形成した突設係合部68が、嵌合し、一方のバンド部材26が、中留本体24の摺動枠28内を移動するのを防止し、さらに確実に一方のバンド部材26が中留本体24の摺動枠28に対して固定されるようになっている。
次に、図30に示したように、外側連結板16を、内側連結板20の上に重ね、係止板42をピン40を中心に回動させて、係止爪44をピン46に係合させて、中留本体24の手首への装着が行われる。
すなわち、互いに機械的な食い付き合う、係止板42の係止爪44と、中留本体24のピン46とが、折り畳み部と中留本体24とのロック機構を構成している。
そして、図30の鎖線で示したように、係止枠58を、中留本体24の方へ矢印E方向に、ピン46を中心に回動させて、係止突部64を、中留本体24の摺動枠28の側壁32の係止用孔66に係合させることによって、上記のロック機構で中留本体24に係止された折り畳み部が、さらに確実に中留本体24に対して固定されるように構成され、折り畳み部と中留本体24との係止状態が不用意に解除されるのを防止するようになっており、これが第2のロック機構として機能している。
以上のように操作することによって、バンドの長さ調節操作および装着が行われる。
なお、バンド長さを変える場合、およびバンドを外す際には、上記と逆の順に操作を行えばよいように構成されている。
特許第3490284号公報 特許第3547311号公報
しかしながら、従来の中留構造10では、中留本体24の摺動枠28を一方のバンド部材26上で所定の位置に移動することにより、バンドの長さを使用者の手首の太さに合わせて調整して、バンドの径を拡げて手首に嵌める際に、図31に示したように、中留本体24の摺動枠28の底板30に形成した突設係合部68と、一方のバンド部材26の外側駒部材70の間の間隙から構成される係止用凹部72との位置がずれてしまうことがある。
このような位置ずれが生じたことについて、従来の中留構造10では、装着者が確認することができない構造となっている。
従って、このような状態で、図29の矢印C方向に、ピン22を中心に、内側連結板20を一方のバンド部材26の方へ回動させ、図30に示したように、内側連結板20の先端部分の押圧突起48が、押さえ板34を、一方のバンド部材26の表面側に押圧して、押さえ板34と中留本体24の摺動枠28の底板30との間で、一方のバンド部材26を挟持して固定する際に、無理な力が負荷されることになる。
これにより、一方のバンド部材26の外側駒部材70の表面または裏面が傷ついてしまうことがあり、このように、一方のバンド部材26の外側駒部材70の表面が傷ついてしまった場合には、腕時計としての美観を損なうことになってしまう。
さらに、内側連結板20の先端部分の押圧突起48が、押さえ板34を、一方のバンド部材26の表面側に押圧した際に、無理な力が負荷され、これにより、押圧突起48が潰れて塑性変形したり、中留本体24の摺動枠28の底板30に形成した突設係合部68、押さえ板34が塑性変形することがある。
このように、押圧突起48、突設係合部68、押さえ板34が塑性変形した場合には、内側連結板20の先端部分の押圧突起48が、押さえ板34を、一方のバンド部材26の表面側に押圧しても、その負荷力が弱く、押さえ板34と中留本体24の摺動枠28の底板30との間で、一方のバンド部材26を挟持して固定することができず、しかも、突設係合部68と、一方のバンド部材26の外側駒部材70の間の間隙から構成される係止用凹部72との位置がずれて、一方のバンド部材26の位置がずれたり、腕時計が手首から脱落するおそれがある。
本発明は、このような現状を考慮して、中留本体の底面の突設係合部が、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部に係合する係合位置にあるか否かを、装着者が確実かつ容易に確認することができ、これにより、バンド押圧手段を作動させて中留本体に一方のバンド部材を固定する際に、一方のバンド部材の表面が傷ついて美観を損なうことがなく、押圧突起、突設係合部、押さえ板が塑性変形することなく、一方のバンド部材を挟持して中留本体に確実に固定することができ、一方のバンド部材の位置がずれたり、装身具が手首から脱落するおそれがない装身具の中留構造を提供することを目的とする。
本発明は、前述したような従来技術における課題および目的を達成するために発明なされたものであって、本発明の装身具の中留構造は、
装身具の一方のバンド部材の端部が摺動可能に挿通される中留本体と、前記一方のバンド部材を前記中留本体の底面側に付勢することによって前記一方のバンド部材を固定するバンド押圧手段とを備えた装身具の中留構造であって、
前記一方のバンド部材を前記中留本体に挿通して摺動させて前記バンド押圧手段を作動させる際に、前記中留本体の底面の突設係合部が前記一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部に係合する位置にあるか否かを確認するための窓開口部を前記中留本体の少なくとも一方の側壁に形成したことを特徴とする。
このように構成することによって、窓開口部を、中留本体の少なくとも一方の側壁に形成しているので、一方のバンド部材を中留本体に挿通して摺動させて、バンド押圧手段を作動させる際に、中留本体の底面の突設係合部が、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部に係合する係合位置にあるか否かを、装着者が確実かつ容易に確認することができる。
従って、バンド押圧手段を作動させて中留本体に一方のバンド部材を固定する際に、一方のバンド部材の表面が傷ついて美観を損なうことがなく、押圧突起、突設係合部、押さえ板が塑性変形することがなく、一方のバンド部材を挟持して中留本体に確実に固定することができ、一方のバンド部材の位置がずれたり、装身具が手首から脱落するおそれがない。
なお、この場合、「係止用凹部」とは、一方のバンド部材の裏面側に形成した溝、孔部などであってもよく、また、一方のバンド部材が、後述するように、複数の駒部材を連結して構成したものであれば、駒部材の間隙であってもよく、特に限定されるものではない。
また、本発明の装身具の中留構造は、前記窓開口部と前記突設係合部隣接した位置に配置されていることを特徴とする。
このように構成することによって、窓開口部と、前記中留本体の底面の突設係合部が、バンドの幅方向に隣接した位置に配置されているので、窓開口部を介して、中留本体の底面の突設係合部が、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部に係合する係合位置にあるか否かを、装着者が確実かつ容易に確認することができる。
なお、この場合「バンドの幅方向に隣接した位置」とは、正確に、窓開口部と中留本体の底面の突設係合部が並列した状態でなく、ある一定の距離、バンドの長手方向にずれた位置をも包含する意味である。
また、本発明の装身具の中留構造は、前記突設係合部を前記窓開口部のバンド長手方向の幅の中央位置に配置したことを特徴とする。
このように構成することによって、窓開口部のバンドの長手方向の幅の中央位置に、中留本体の底面の突設係合部が配置されているので、窓開口部のバンドの長手方向の幅の中央位置に、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部が位置して、中留本体の底面の突設係合部が、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部に係合する係合位置にあるか否かを、窓開口部を介して、装着者が確実かつ容易に確認することができる。
また、本発明の装身具の中留構造は、前記突設係合部を前記窓開口部のバンド長手方向の幅の開口端位置に配置したことを特徴とする。
また、本発明の装身具の中留構造は、前記窓開口部にマーキングしたことを特徴とする。
このように構成することによって、窓開口部のバンドの長手方向の開口端位置に、中留本体の底面の突設係合部が配置されているので、窓開口部のバンドの長手方向の開口端位置に、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部が位置して、中留本体の底面の突設係合部が、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部に係合する係合位置にあるか否かを、窓開口部を介して、装着者が確実かつ容易に確認することができる。
また、本発明の装身具の中留構造は、
前記窓開口部のバンドの長手方向の幅の中央位置から、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部の係止用凹部間の距離Lの整数倍の距離離間した位置に、中留本体の底面の突設係合部が配置されているとともに、
前記窓開口部のバンドの長手方向の幅の中央位置に、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部が位置する位置において、バンド押圧手段を作動させて、
前記押さえ板を、一方のバンド部材の表面側に押圧して、一方のバンド部材を中留本体の底面側に付勢することによって、押さえ板と中留本体の底面との間で一方のバンド部材を挟持して固定するように構成したことを特徴とする。
このように構成することによって、窓開口部のバンドの長手方向の幅の中央位置から、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部の係止用凹部間の距離Lの整数倍の距離離間した位置に、中留本体の底面の突設係合部が配置されているので、窓開口部のバンドの長手方向の幅の中央位置に、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部が位置する位置にあれば、中留本体の底面の突設係合部が、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部に係合する係合位置にあることになるので、窓開口部を介して、装着者がこのような状態にあるか否かを確実かつ容易に確認することができる。
また、本発明の装身具の中留構造は、
前記窓開口部のバンドの長手方向の開口端位置から、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部の係止用凹部間の距離Lの整数倍の距離離間した位置に、中留本体の底面の突設係合部が配置されているとともに、
前記窓開口部のバンドの長手方向の開口端位置に、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部が位置する位置において、バンド押圧手段を作動させて、
前記押さえ板を、一方のバンド部材の表面側に押圧して、一方のバンド部材を中留本体の底面側に付勢することによって、押さえ板と中留本体の底面との間で一方のバンド部材を挟持して固定するように構成したことを特徴とする。
このように構成することによって、窓開口部のバンドの長手方向の開口端位置から、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部の係止用凹部間の距離Lの整数倍の距離離間した位置に、中留本体の底面の突設係合部が配置されているので、窓開口部のバンドの長手方向の開口端位置に、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部が位置する位置にあれば、中留本体の底面の突設係合部が、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部に係合する係合位置にあることになるので、窓開口部を介して、装着者がこのような状態にあるか否かを確実かつ容易に確認することができる。
また、本発明の装身具の中留構造は、
前記一方のバンド部材が、複数の駒部材がバンドの長手方向に連結されているとともに、
前記駒部材が、バンドの幅方向の中央部分に配列された中央駒部材と、
前記中央駒部材のバンドの幅方向両側に配列された外側駒部材と、を備え、
前記中留本体の底面の突設係合部が、外側駒部材に対応する位置に形成されるとともに、
前記一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部が、外側駒部材の間の間隙から構成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、中留本体の底面の突設係合部が、外側駒部材に対応する位置に形成されるとともに、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部が、外側駒部材の間の間隙から構成されているので、一方のバンド部材を中留本体に挿通して摺動させて、バンド押圧手段を作動させる際に、外側駒部材に対応する位置に形成される中留本体の底面の突設係合部が、一方のバンド部材の外側駒部材の間の間隙から構成されている係止用凹部に係合する係合位置にあるか否かを、装着者が確実かつ容易に確認することができる。
また、本発明の装身具の中留構造は、
前記一方のバンド部材が、複数の駒部材がバンドの長手方向に連結されているとともに、
前記駒部材が、バンドの幅方向の中央部分に配列された中央駒部材と、
前記中央駒部材のバンドの幅方向両側に配列された外側駒部材と、を備え、
前記中留本体の底面の突設係合部が、中央駒部材に対応する位置に形成されるとともに、
前記一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部が、中央駒部材の間の間隙から構成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、中留本体の底面の突設係合部が、中央駒部材に対応する位置に形成されるとともに、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部が、中央駒部材の間の間隙から構成されているので、一方のバンド部材を中留本体に挿通して摺動させて、バンド押圧手段を作動させる際に、中央駒部材に対応する位置に形成される中留本体の底面の突設係合部が、一方のバンド部材の中央駒部材の間の間隙から構成されている係止用凹部に係合する係合位置にあるか否かを、装着者が確実かつ容易に確認することができる。
また、本発明の装身具の中留構造は、
前記窓開口部のバンドの長手方向の幅の中央位置に、外側駒部材の間の間隙が位置した際に、中央駒部材の間の間隙に対応する位置に、中留本体の底面の突設係合部が配置されているとともに、
前記窓開口部のバンドの長手方向の幅の中央位置に、外側駒部材の間の間隙が位置し、中留本体の底面の突設係合部が、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部である中央駒部材の間の間隙に係合する係合位置において、バンド押圧手段を作動させて、
前記押さえ板を、一方のバンド部材の表面側に押圧して、一方のバンド部材を中留本体の底面側に付勢することによって、押さえ板と中留本体の底面との間で一方のバンド部材を挟持して固定するように構成したことを特徴とする。
このように構成することによって、窓開口部のバンドの長手方向の幅の中央位置に、外側駒部材の間の間隙が位置した際に、中央駒部材の間の間隙に対応する位置に、中留本体の底面の突設係合部が配置されているので、窓開口部のバンドの長手方向の幅の中央位置
に、外側駒部材の間の間隙が位置し、中留本体の底面の突設係合部が、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部である中央駒部材の間の間隙に係合する係合位置にあるか否かを、窓開口部を介して、装着者が確実かつ容易に確認することができる。
また、本発明の装身具の中留構造は、
前記窓開口部のバンドの長手方向の開口端位置に、外側駒部材の間の間隙が位置した際に、中央駒部材の間の間隙に対応する位置に、中留本体の底面の突設係合部が配置されているとともに、
前記窓開口部のバンドの長手方向の開口端位置に、外側駒部材の間の間隙が位置し、中留本体の底面の突設係合部が、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部である中央駒部材の間の間隙に係合する係合位置において、バンド押圧手段を作動させて、
前記押さえ板を、一方のバンド部材の表面側に押圧して、一方のバンド部材を中留本体の底面側に付勢することによって、押さえ板と中留本体の底面との間で一方のバンド部材を挟持して固定するように構成したことを特徴とする。
このように構成することによって、窓開口部のバンドの長手方向の開口端位置に、外側駒部材の間の間隙が位置した際に、中央駒部材の間の間隙に対応する位置に、中留本体の底面の突設係合部が配置されているので、窓開口部のバンドの長手方向の開口端位置に、外側駒部材の間の間隙が位置し、中留本体の底面の突設係合部が、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部である中央駒部材の間の間隙に係合する係合位置にあるか否かを、窓開口部を介して、装着者が確実かつ容易に確認することができる。
また、本発明の装身具の中留構造は、
前記窓開口部のバンドの長手方向の幅の中央位置に、外側駒部材の間の間隙が位置した際に、中央駒部材の間の間隙に対応する位置から、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部である中央駒部材の間の間隙の間の距離L’の整数倍の距離離間した位置に、中留本体の底面の突設係合部が配置されているとともに、
前記窓開口部のバンドの長手方向の幅の中央位置に、外側駒部材の間の間隙が位置し、中留本体の底面の突設係合部が、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部である中央駒部材の間の間隙に係合する係合位置において、バンド押圧手段を作動させて、
前記押さえ板を、一方のバンド部材の表面側に押圧して、一方のバンド部材を中留本体の底面側に付勢することによって、押さえ板と中留本体の底面との間で一方のバンド部材を挟持して固定するように構成したことを特徴とする。
このように構成することによって、窓開口部のバンドの長手方向の幅の中央位置に、外側駒部材の間の間隙が位置した際に、中央駒部材の間の間隙に対応する位置から、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部である中央駒部材の間の間隙の間の距離L’の整数倍の距離離間した位置に、中留本体の底面の突設係合部が配置されているので、窓開口部のバンドの長手方向の幅の中央位置に、外側駒部材の間の間隙が位置する位置にあれば、中留本体の底面の突設係合部が、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部である中央駒部材の間の間隙に係合する係合位置にあることになるので、窓開口部を介して、装着者がこのような状態にあるか否かを確実かつ容易に確認することができる。
また、本発明の装身具の中留構造は、
前記窓開口部のバンドの長手方向の開口端位置に、外側駒部材の間の間隙が位置した際に、中央駒部材の間の間隙に対応する位置から、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部である中央駒部材の間の間隙の間の距離L’の整数倍の距離離間した位置に、中留本体の底面の突設係合部が配置されているとともに、
前記窓開口部のバンドの長手方向の開口端位置に、外側駒部材の間の間隙が位置し、中留本体の底面の突設係合部が、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部である
中央駒部材の間の間隙に係合する係合位置において、バンド押圧手段を作動させて、
前記押さえ板を、一方のバンド部材の表面側に押圧して、一方のバンド部材を中留本体の底面側に付勢することによって、押さえ板と中留本体の底面との間で一方のバンド部材を挟持して固定するように構成したことを特徴とする。
このように構成することによって、窓開口部のバンドの長手方向の開口端位置に、外側駒部材の間の間隙が位置した際に、中央駒部材の間の間隙に対応する位置から、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部である中央駒部材の間の間隙の間の距離L’の整数倍の距離離間した位置に、中留本体の底面の突設係合部が配置されているので、窓開口部のバンドの長手方向の開口端位置に、外側駒部材の間の間隙が位置にあれば、中留本体の底面の突設係合部が、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部である中央駒部材の間の間隙に係合する係合位置にあることになるので、窓開口部を介して、装着者がこのような状態にあるか否かを確実かつ容易に確認することができる。
また、本発明の装身具の中留構造は、
前記バンド押圧手段が、中留本体に設けた回動軸を中心に回動することによって、押さえ板を、一方のバンド部材の表面側に押圧して、一方のバンド部材を中留本体の底面側に付勢することによって、押さえ板と中留本体の底面との間で一方のバンド部材を挟持して固定する係止突起を備えることを特徴とする。
このように構成することによって、バンド押圧手段を中留本体に設けた回動軸を中心に回動するだけで、いわゆる「てこの原理」によって、押圧力を押さえ板に負荷することができ、一方のバンド部材を挟持して中留本体に確実に固定することができ、一方のバンド部材の位置がずれたり、装身具が手首から脱落するおそれがない。
また、本発明の装身具の中留構造は、
前記中留本体と他方のバンド部材との間に連結され、前記中留本体に対して折り畳み可能な折り畳み部と、前記折り畳み部が前記中留本体に対して折り畳まれた状態で前記折り畳み部と前記中留本体とを着脱自在に係止するロック機構とを備えることを特徴とする
このように構成することによって、折り畳み部を拡げた状態で、バンドで形成されるバンドループ内に容易に手首を挿入でき、この状態から折り畳み部が、中留本体に対して折り畳まれた状態として、折り畳み部と中留本体とをロック機構によって係止することにより、手首に装身具を着脱自在に装着することができる。
また、本発明の装身具の中留構造は、前記ロック機構によって、折り畳み部が、中留本体に対して折り畳まれた状態で、折り畳み部と中留本体との係止状態が解除されるのを防止する第2のロック機構を備える。
このように構成することによって、折り畳み部に形成した係止用突設部を、中留本体の側壁に形成した係止用孔部に係止するだけで、折り畳み部と一方のバンド部材を中留本体に確実に着脱自在に係止することがき、ロック機構で中留本体に係止された折り畳み部が、さらに確実に中留本体24に対して固定され、折り畳み部と中留本体24との係止状態が不用意に解除されるのを防止することができるとともに、加工が容易で、かつ中留本体の美観を損なうことがない。
また、本発明の装身具の中留構造は、
前記ロック機構が前記折り畳み部に突設されたフック部と、前記中留本体に摺動可能に取り付けられ前記中留本体の外方より押圧可能に配置されるプッシュボタンと、前記プッシュボタンを外方に付勢する弾性手段と、前記プッシュボタンに設けられる係合部と、
前記折り畳み部を前記中留本体に対して折り畳んだ際に、弾性手段に付勢された前記係合部が前記フック部と係合して前記折り畳み部と前記中留本体とを係止する係止手段とを備えることを特徴とする。
このように構成することによって、ロック機構により折り畳み部を中留本体に係止することにより、プッシュボタンと係合した折り畳み部のフック部が、一方のバンド部材を押圧することによって、フック部と中留本体との間で一方のバンド部材が挟持される。これにより、一方のバンド部材を挟持して中留本体に確実に固定することができ、一方のバンド部材の位置がずれたり、装身具が手首から脱落するおそれがない。
また、本発明の装身具の中留構造は、前記窓開口部が前記プッシュボタンの位置ずれて形成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、窓開口部が、中留本体の側壁のバンドの長手方向に、プッシュボタンの位置とはずれて形成されているので、プッシュボタンが邪魔にならず、バンド押圧手段を作動させる際に、中留本体の底面の突設係合部が、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部に係合する係合位置にあるか否かを、装着者が確実かつ容易に確認することができる。
また、本発明の装身具の中留構造は、前記折り畳み部と中留本体とが係止された状態で、折り畳み部に突設されたフック部により、押さえ板を、一方のバンド部材の表面側に押圧して、一方のバンド部材を中留本体の底面側に付勢することによって、押さえ板と中留本体の底面との間で一方のバンド部材を挟持して固定するバンド押圧手段を構成することを特徴とする。
このように構成することによって、折り畳み部と中留本体とが係止された状態で、折り畳み部に突設されたフック部により、押さえ板を、一方のバンド部材の表面側に押圧して、一方のバンド部材を中留本体の底面側に付勢することによって、押さえ板と中留本体の底面との間で一方のバンド部材を挟持して固定することができ、一方のバンド部材の位置がずれたり、装身具が手首から脱落するおそれがない。
また、本発明の装身具の中留構造は、
前記折り畳み部が、他方のバンド部材の端部に回動可能に取付けられ、互いに回動可能に連結された少なくとも二個の連結板を備え、
前記連結板のうち、中留本体に回動可能に連結された連結端に、バンド押圧手段の係止突起を備えることを特徴とする。
このように構成することによって、中留本体に回動可能に連結された連結板を回動するだけで、いわゆる「てこの原理」によって、この連結板の連結端に形成したバンド押圧手段の係止突起により、押圧力を押さえ板に負荷することができ、一方のバンド部材を挟持して中留本体に確実に固定することができ、一方のバンド部材の位置がずれたり、装身具が手首から脱落するおそれがない。
また、本発明の装身具の中留構造は、
他方のバンド部材を係止する中留本体に形成された係止ピンと、
前記他方のバンド部材の端部に回動可能に取り付けられた係止板部と、
前記係止板部に突設され、中留本体の係止ピンと着脱自在に係止する係止フック部と、を備えることを特徴とする。
このように構成することによって、他方のバンド部材の端部に回動可能に取り付けられた係止板部を回動するだけで、係止板部に突設された係止フック部が、中留本体に形成された係止ピンに係止することができ、係止板部を着脱自在に係止することができる。
また、本発明の装身具の中留構造は、
前記ロック機構が、
他方のバンド部材の端部に回動可能に連結され係止板部に突設されたフック部と、
前記中留本体に摺動可能に取り付けられ、中留本体の外方より押圧可能に配置されるプッシュボタンと、
前記プッシュボタンを外方に付勢する弾性手段と、
前記プッシュボタンに設けられる係合部と、
前記係止板部を中留本体に対して係止した際に、弾性手段に付勢された係合部が、係止フック部と係合して、折り畳み部と中留本体とを係止する係止手段と、
を備えることを特徴とする。
このように構成することによって、係止板部を中留本体に対して係止した際に、弾性手段に付勢された係合部が、係止フック部と係合して、折り畳み部と中留本体とを係止することができ、プッシュボタンを弾性手段に抗して押圧するだけで、折り畳み部と中留本体との係合を解除することができ便利である。
また、本発明の装身具の中留構造は、
前記係止板部と中留本体とが係止された状態で、係止板部に突設されたフック部により、押さえ板を、一方のバンド部材の表面側に押圧して、一方のバンド部材を中留本体の底面側に付勢することによって、押さえ板と中留本体の底面との間で一方のバンド部材を挟持して固定するバンド押圧手段を構成することを特徴とする。
このように構成することによって、ロック機構により折り畳み部を中留本体に係止することにより、プッシュボタンと係合した係止板部に突設されたフック部が、一方のバンド部材を押圧することによって、フック部と中留本体との間で一方のバンド部材が挟持される。これにより、一方のバンド部材を挟持して中留本体に確実に固定することができ、一方のバンド部材の位置がずれたり、装身具が手首から脱落するおそれがない。
本発明によれば、窓開口部を、中留本体の少なくとも一方の側壁に形成しているので、一方のバンド部材を中留本体に挿通して摺動させて、バンド押圧手段を作動させる際に、中留本体の底面の突設係合部が、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部に係合する係合位置にあるか否かを、装着者が確実かつ容易に確認することができる。
従って、バンド押圧手段を作動させて中留本体に一方のバンド部材を固定する際に、一方のバンド部材の表面が傷ついて美観を損なうことがなく、押圧突起、突設係合部、押さえ板が塑性変形することがなく、一方のバンド部材を挟持して中留本体に確実に固定することができ、一方のバンド部材の位置がずれたり、装身具が手首から脱落するおそれがない。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態(実施例)について説明する。
本発明の装身具の中留構造を、時計バンド構造の中留構造に適用した実施例について、
図面を参照して以下に詳細に説明する。
(実施例1)
図1は、本発明の装身具の中留構造10の第1の実施例の斜視図、図2は、図1の中留構造10の一部の分解斜視図、図3〜図4は、図1の中留構造10の開閉動作を説明する断面概略図、図5は、図1の中留構造10の部分平面断面図、図6は、手首に本発明の装身具の中留構造10を装着した状態を示す斜視図、図7は、本発明の装身具の中留構造10の第1の実施例の開閉動作を説明する断面概略図である。
図1および図2に示したように、本発明の装身具の中留構造10(以下、単に「中留構造10」と言う)は、基本的には、図26〜図31に示した従来の中留構造10と同様な構成であり、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
この実施例の中留構造10では、中留本体24の摺動枠28の底板30の突設係合部68が、外側駒部材70に対応する位置に形成されるとともに、一方のバンド部材26の裏面側に形成された係止用凹部72が、外側駒部材70の間の間隙から構成されている。
また、図1、図2に示したように、略矩形状の一対の窓開口部74が、摺動枠28の両側の側壁32にそれぞれ形成されている。
この窓開口部74は、一方のバンド部材26を中留本体24の摺動枠28に挿通して摺動させて、バンド押圧手段を作動させる際に、中留本体24の摺動枠28の底板30に、外側駒部材70に対応する位置に形成した突設係合部68が、一方のバンド部材26の外側駒部材70の間の間隙から構成される係止用凹部72に係合する係合位置にあるか否かを確認するためのものである。
そして、この場合、窓開口部74と、中留本体24の摺動枠28の底板30の突設係合部68が、バンドの幅方向に隣接した位置に配置されている。
特に、この実施例では、図3〜図5に示したように、窓開口部74のバンドの長手方向の幅Wの中央位置(W/2の位置)に、中留本体24の摺動枠28の底板30の突設係合部68が配置されている。
従って、窓開口部74のバンドの長手方向の幅Wの中央位置(W/2の位置)に、一方のバンド部材26の裏面側に形成された係止用凹部72、この実施例の場合には、外側駒部材70の間の間隙から構成される係止用凹部72が位置して、中留本体24の摺動枠28の底板30の外側駒部材70に対応する位置に形成した突設係合部68が、一方のバンド部材26の裏面側に形成された係止用凹部72に係合する係合位置にあるか否かを、窓開口部74を介して、装着者が確実かつ容易に確認することができるように構成されている。
また、窓開口部74は、中留本体24の摺動枠28の側壁32に位置しているので、装身具の携帯者は、たとえ装身具が手首に巻回された状態であっても、図6、図19に示したように、窓開口部74を容易に視認できる。従って、携帯者は、装身具を手首に巻回したまま、窓開口部74を介して、一方のバンド部材26と係止用凹部72との相対的位置を容易に確認できる。
このように構成することによって、このような状態で、図3、図4の矢印C方向に、ピン22を中心に、内側連結板20を一方のバンド部材26の方へ回動させ、内側連結板20の先端部分の押圧突起48が、押さえ板34を、一方のバンド部材26の表面側に押圧して、押さえ板34と中留本体24の摺動枠28の底板30との間で、一方のバンド部材26を挟持して固定する際に、無理な力が負荷されることがない。
これにより、一方のバンド部材26の外側駒部材70の表面または裏面が傷ついてしまうことがなく、腕時計としての美観を損なうこともない。
さらに、内側連結板20の先端部分の押圧突起48が、押さえ板34を、一方のバンド部材26の表面側に押圧した際に、無理な力が負荷されることがないので、押圧突起48が潰れて塑性変形したり、中留本体24の摺動枠28の底板30に形成した突設係合部68、押さえ板34が塑性変形することもない。
従って、バンド押圧手段を作動させて中留本体24に一方のバンド部材26を固定する際に、一方のバンド部材26の表面が傷ついて美観を損なうことがなく、押圧突起48、突設係合部68、押さえ板34が塑性変形することがなく、一方のバンド部材を挟持して中留本体に確実に固定することができ、一方のバンド部材26の位置がずれたり、装身具が手首から脱落するおそれがない。
また、図7の鎖線で示したように、係止枠58を、中留本体24の方へ矢印E方向に、ピン46を中心に回動させて、係止突部64を、中留本体24の摺動枠28の側壁32の係止用孔66に係合させることによって、係止枠58を摺動枠28に係止するようになっている。
このように摺動枠28に対して閉じた位置にある係止枠58は、中留本体24の摺動枠28に折り畳まれて係止された折り畳み部の上方に位置して、折り畳み部と中留本体24との係止状態が不用意に解除されて展開されるのを防止するように構成され、この係止枠58が第2のロック機構として機能している。
この場合、閉じた位置にある係止枠58は、摺動枠28の上部の一部と、2つの対向する側壁32の一部を覆っているが、窓開口部74は、係止枠58に覆われずに露出する位置に配置されている。
このように、第2のロック手段を構成する係止枠58が設けられる場合、図7に示したように、閉じた位置にある係止枠58と重ならない位置に、窓開口部74を形成することができる。
なお、この実施例では、摺動枠28の両側の側壁32に、一対の窓開口部74を設けたが、少なくとも一方の側壁32に窓開口部74を設ければよい。
この場合、図6に示したように、手首に中留構造10を装着した際に、装着者から窓開口部74を確認できるためには、装着者の身体側、図6において下方側に、窓開口部74を設けるのが望ましい。
また、この実施例では、窓開口部74の形状を、略矩形状としたが、上記の位置確認を行える形状であれば、特に限定されるものではなく、例えば、三角形、円形、楕円形など窓開口部74の形状は適宜選択することができる。
なお、これらの変形実施例は、下記の実施例においても同様に適用できることはもちろんである。
(実施例2)
図8は、本発明の装身具の中留構造10の第2の実施例の開閉動作を説明する断面概略図、図9は、図8の中留構造10の部分平面断面図である。
この実施例の中留構造10は、基本的には、上記の第1の実施例の中留構造10と基本的には、同様な構成であり、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
この実施例の中留構造10では、図8〜図9に示したように、窓開口部74のバンドの長手方向の開口端74aの位置に、中留本体24の摺動枠28の底板30の突設係合部68が配置されている。
従って、バンド押圧手段を作動させる際に、窓開口部74のバンドの長手方向の開口端74aの位置に、一方のバンド部材26の裏面側に形成された係止用凹部72、この実施例の場合には、外側駒部材70の間の間隙から構成される係止用凹部72が位置して、中留本体24の摺動枠28の底板30の外側駒部材70に対応する位置に形成した突設係合部68が、一方のバンド部材26の裏面側に形成された係止用凹部72に係合する係合位置にあるか否かを、窓開口部74を介して、装着者が確実かつ容易に確認することができるように構成されている。
従って、この実施例の中留構造10においても、上記の第1の実施例と同様に、バンド押圧手段を作動させて中留本体24に一方のバンド部材26を固定する際に、一方のバンド部材26の表面が傷ついて美観を損なうことがなく、押圧突起48、突設係合部68、押さえ板34が塑性変形することがなく、一方のバンド部材26を挟持して中留本体に確実に固定することができ、一方のバンド部材26の位置がずれたり、装身具が手首から脱落するおそれがない。
なお、この実施例では、窓開口部74のバンドの長手方向の開口端74aの位置に、中留本体24の摺動枠28の底板30の突設係合部68が配置したが、窓開口部74のバンドの長手方向の他方の開口端74bの位置に、中留本体24の摺動枠28の底板30の突設係合部68を形成することも可能である。
(実施例3)
図10は、本発明の装身具の中留構造10の第3の実施例の部分平面断面図である。
この実施例の中留構造10は、基本的には、上記の第1の実施例の中留構造10と基本的には、同様な構成であり、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
この実施例の中留構造10では、図10に示したように、窓開口部74のバンドの長手方向の幅Wの中央位置(W/2の位置)から、一方のバンド部材26の裏面側に形成された係止用凹部72の係止用凹部間の距離Lの整数倍の距離離間した位置に(この実施例では、説明の便宜上、整数倍が1倍の実施例を示しているが)、すなわち、中留本体24の摺動枠28の底板30の外側駒部材70に対応する位置に、突設係合部68が配置されている。
このように構成することによって、バンド押圧手段を作動させる際に、窓開口部74のバンドの長手方向の幅Wの中央位置(W/2の位置)に、一方のバンド部材26の裏面側に形成された係止用凹部72が位置する位置にあれば、中留本体24の摺動枠28の底板30の外側駒部材70に対応する位置に形成した突設係合部68が、一方のバンド部材26の裏面側に形成された外側駒部材70の間の間隙から構成される係止用凹部72に係合する係合位置にあることになるので、窓開口部74を介して、装着者が確実かつ容易に確認することができるように構成されている。
従って、この実施例の中留構造10においても、上記の第1の実施例と同様に、バンド押圧手段を作動させて中留本体24に一方のバンド部材26を固定する際に、一方のバンド部材26の表面が傷ついて美観を損なうことがなく、押圧突起48、突設係合部68、押さえ板34が塑性変形することがなく、一方のバンド部材26を挟持して中留本体に確
実に固定することができ、一方のバンド部材26の位置がずれたり、装身具が手首から脱落するおそれがない。
(実施例4)
図11は、本発明の装身具の中留構造10の第4の実施例の部分平面断面図である。
この実施例の中留構造10は、基本的には、上記の第1の実施例の中留構造10と基本的には、同様な構成であり、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
この実施例の中留構造10では、図11に示したように、窓開口部74のバンドの長手方向の開口端位置74bから、一方のバンド部材26の裏面側に形成された係止用凹部72の係止用凹部間の距離Lの整数倍の距離離間した位置に(この実施例では、説明の便宜上、整数倍が1倍の実施例を示しているが)、すなわち、中留本体24の摺動枠28の底板30の外側駒部材70に対応する位置に、突設係合部68が配置されている。
このように構成することによって、バンド押圧手段を作動させる際に、窓開口部74のバンドの長手方向の開口端位置74bに、一方のバンド部材26の裏面側に形成された外側駒部材70の間の間隙から構成される係止用凹部72が位置する位置にあれば、中留本体24の摺動枠28の底板30の外側駒部材70に対応する位置に形成した突設係合部68が、一方のバンド部材26の裏面側に形成された外側駒部材70の間の間隙から構成される係止用凹部72に係合する係合位置にあることになるので、窓開口部74を介して、装着者が確実かつ容易に確認することができるように構成されている。
従って、この実施例の中留構造10においても、上記の第1の実施例と同様に、バンド押圧手段を作動させて中留本体24に一方のバンド部材26を固定する際に、一方のバンド部材26の表面が傷ついて美観を損なうことがなく、押圧突起48、突設係合部68、押さえ板34が塑性変形することがなく、一方のバンド部材26を挟持して中留本体に確実に固定することができ、一方のバンド部材26の位置がずれたり、装身具が手首から脱落するおそれがない。
(実施例5)
図12は、本発明の装身具の中留構造10の第5の実施例の部分平面断面図である。
この実施例の中留構造10は、基本的には、上記の第1の実施例の中留構造10と基本的には、同様な構成であり、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
図11に示した第4の実施例の中留構造10では、図11に示したように、窓開口部74のバンドの長手方向の開口端74bの位置に、中留本体24の摺動枠28の底板30の突設係合部68が配置したが、この実施例の中留構造10は、図12に示したように、窓開口部74のバンドの長手方向の他方の開口端74aの位置に、中留本体24の摺動枠28の底板30の突設係合部68を形成している。
従って、この実施例の中留構造10においても、上記の第1の実施例、第4の実施例と同様に、バンド押圧手段を作動させて中留本体24に一方のバンド部材26を固定する際に、一方のバンド部材26の表面が傷ついて美観を損なうことがなく、押圧突起48、突設係合部68、押さえ板34が塑性変形することがなく、一方のバンド部材26を挟持して中留本体に確実に固定することができ、一方のバンド部材26の位置がずれたり、装身具が手首から脱落するおそれがない。
(実施例6)
図13は、本発明の装身具の中留構造10の第6の実施例の部分平面断面図である。
この実施例の中留構造10は、基本的には、上記の第1の実施例の中留構造10と基本的には、同様な構成であり、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
この実施例の中留構造10では、図13に示したように、中留本体24の摺動枠28の底板30の突設係合部68が、中央駒部材76に対応する位置に形成されるとともに、一方のバンド部材26の裏面側に形成された係止用凹部72が、中央駒部材76の間の間隙から構成されている。
また、図13に示したように、窓開口部74のバンドの長手方向の幅Wの中央位置(W/2の位置)に、外側駒部材70の間の間隙が位置した際に、中央駒部材76の間の間隙に対応する位置に、中留本体24の摺動枠28の底板30の突設係合部68が配置されている。
すなわち、図13に示したように、中央駒部材76の間の間隙の間の距離L’の中央位置(L’/2の位置)が、窓開口部74のバンドの長手方向の幅Wの中央位置(W/2の位置)に一致し、中留本体24の摺動枠28の底板30の突設係合部68が、中央駒部材76の間の間隙に対応する位置にある。
このように構成することによって、バンド押圧手段を作動させる際に、窓開口部74のバンドの長手方向の幅Wの中央位置(W/2の位置)に、外側駒部材70の間の間隙が位置し、中留本体24の摺動枠28の底板30の突設係合部68が、一方のバンド部材26の裏面側に形成された係止用凹部72である中央駒部材76の間の間隙に係合する係合位置にあるか否かを、窓開口部74を介して、装着者が確実かつ容易に確認することができるように構成されている。
従って、この実施例の中留構造10においても、上記の第1の実施例と同様に、バンド押圧手段を作動させて中留本体24に一方のバンド部材26を固定する際に、一方のバンド部材26の表面が傷ついて美観を損なうことがなく、押圧突起48、突設係合部68、押さえ板34が塑性変形することがなく、一方のバンド部材26を挟持して中留本体に確実に固定することができ、一方のバンド部材26の位置がずれたり、装身具が手首から脱落するおそれがない。
なお、この場合、図示しないが、窓開口部74のバンドの長手方向の幅Wの中央位置(W/2の位置)に、外側駒部材70の間の間隙が位置した際に、中央駒部材76の間の間隙に対応する位置から、一方のバンド部材26の裏面側に形成された係止用凹部72である中央駒部材76の間の間隙の間の距離L’の整数倍の距離離間した位置に、中留本体24の摺動枠28の底板30の突設係合部68を配置しても良い。
このように構成することによって、窓開口部74のバンドの長手方向の幅Wの中央位置(W/2の位置)に、外側駒部材70の間の間隙が位置する位置にあれば、中留本体24の摺動枠28の底板30の突設係合部68が、一方のバンド部材26の裏面側に形成された係止用凹部72である中央駒部材76の間の間隙に係合する係合位置にあることになるので、窓開口部74を介して、装着者がこのような状態にあるか否かを確実かつ容易に確認することができる。
(実施例7)
図14は、本発明の装身具の中留構造10の第7の実施例の部分平面断面図である。
この実施例の中留構造10は、基本的には、上記の第1の実施例の中留構造10と基本
的には、同様な構成であり、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
この実施例の中留構造10では、図14に示したように、窓開口部74のバンドの長手方向の開口端74aの位置に、外側駒部材70の間の間隙が位置した際に、中央駒部材76の間の間隙に対応する位置(中央駒部材76の間の間隙の間の距離L’のL’/2の位置)に、中留本体24の摺動枠28の底板30の突設係合部68が配置されている。
このように構成することによって、バンド押圧手段を作動させる際に、窓開口部74のバンドの長手方向の開口端74aの位置に、外側駒部材70の間の間隙が位置し、中留本体24の摺動枠28の底板30の突設係合部68が、一方のバンド部材26の裏面側に形成された係止用凹部72である中央駒部材76の間の間隙に係合する係合位置にあるか否かを、窓開口部74を介して、装着者が確実かつ容易に確認することができるように構成されている。
従って、この実施例の中留構造10においても、上記の第1の実施例と同様に、バンド押圧手段を作動させて中留本体24に一方のバンド部材26を固定する際に、一方のバンド部材26の表面が傷ついて美観を損なうことがなく、押圧突起48、突設係合部68、押さえ板34が塑性変形することがなく、一方のバンド部材26を挟持して中留本体に確実に固定することができ、一方のバンド部材26の位置がずれたり、装身具が手首から脱落するおそれがない。
(実施例8)
図15は、本発明の装身具の中留構造10の第8の実施例の部分平面断面図である。
この実施例の中留構造10は、基本的には、上記の第1の実施例の中留構造10と基本的には、同様な構成であり、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
この実施例の中留構造10では、図15に示したように、窓開口部74のバンドの長手方向の開口端位置74bに、外側駒部材70の間の間隙が位置した際に、中央駒部材76の間の間隙に対応する位置(図15において、中央駒部材76の間の間隙の間の距離L’のL’/2の位置)から、一方のバンド部材の裏面側に形成された係止用凹部である中央駒部材の間の間隙の間の距離L’の整数倍の距離離間した位置(この実施例では、説明の便宜上、整数倍が1倍の実施例を示しているが)に、中留本体24の摺動枠28の底板30の突設係合部68が配置されている。
このように構成することによって、バンド押圧手段を作動させる際に、窓開口部74のバンドの長手方向の開口端位置74bに、外側駒部材の間の間隙が位置にあれば、中留本体24の摺動枠28の底板30の突設係合部68が、一方のバンド部材26の裏面側に形成された係止用凹部72である中央駒部材76の間の間隙に係合する係合位置にあることになるので、窓開口部74を介して、装着者が確実かつ容易に確認することができるように構成されている。
従って、この実施例の中留構造10においても、上記の第1の実施例と同様に、バンド押圧手段を作動させて中留本体24に一方のバンド部材26を固定する際に、一方のバンド部材26の表面が傷ついて美観を損なうことがなく、押圧突起48、突設係合部68、押さえ板34が塑性変形することがなく、一方のバンド部材26を挟持して中留本体に確実に固定することができ、一方のバンド部材26の位置がずれたり、装身具が手首から脱落するおそれがない。
(実施例9)
図16は、本発明の装身具の中留構造10の第9の実施例の部分斜視図、図17は、図16の装身具の中留構造10の部分分解斜視図、図18は、図16の装身具の中留構造10の操作を説明する概略断面図、図19は、図16の装身具の中留構造10の装着状態を説明する概略図である。
この実施例の中留構造10は、基本的には、上記の第1の実施例の中留構造10と基本的には、同様な構成であり、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
この実施例の中留構造10では、図16〜図18に示したように、折り畳み部として、内側連結板20、外側連結板16、および係止板部78を備え、この係止板部78は、内側連結板20、および他方のバンド部材12の端部に回動可能に連結されている。また、ロック機構として、この係止板部78の裏面には、フック部80が突設されている。
このフック部80は、その先端部分が拡径した拡径部80aと、基端側が拡径したテーパー面80bとを備えている。
また、図16、図17に示したように、中留本体24の摺動枠28の一対の側壁32にはそれぞれ、プッシュボタン装着開口部82が形成されており、このプッシュボタン装着開口部82に、プッシュボタン84のボタン部86が、プッシュボタン装着開口部82より外方に突出するように嵌着され、これにより、中留本体24の摺動枠28の外方より、プッシュボタン84を押圧することができるように配置されている。
すなわち、プッシュボタン84は、平面視で、略コ字形状であって、一方のプッシュボタン84の基端部88と、他方のプッシュボタン84のボタン部86との間に、それぞれプッシュボタン84を外方に付勢する弾性手段であるコイルバネ90が装着されている。
そして、一方のプッシュボタン84の基端部88の内側が、係合部92を形成しており、その内面が、表面側に拡がったテーパー面94が形成されている。
このように構成することによって、係止板部78を図16の矢印Fの方向に回動させて、係止板部78を中留本体24に対して係止する際に、フック部80のテーパー面80bと、プッシュボタン84の係合部92のテーパー面94とが当接して、弾性手段であるコイルバネ90に付勢された係合部92が、コイルバネ90に付勢力に抗して広がり、係止板部78のフック部80と係合して、折り畳み部と中留本体24とを係止することができるように構成されている。
そして、折り畳み部と中留本体24とを係止を解除するには、プッシュボタン84のボタン部86を、弾性手段であるコイルバネ90に抗して押圧するだけで、折り畳み部と中留本体24との係合を解除することができるように構成されている。
そして、この実施例では、図17に示したように、窓開口部74が、中留本体24の摺動枠28の側壁32のバンドの長手方向に、プッシュボタン84の位置とはずれて形成されている。
このように構成することによって、図19に示したように、プッシュボタン84が邪魔にならず、バンド押圧手段を作動させる際に、中留本体24の摺動枠28の底板30の突設係合部68が、一方のバンド部材26の裏面側に形成された係止用凹部72に係合する係合位置にあるか否かを、窓開口部74を介して、装着者が確実かつ容易に確認することができる。
なお、図16中、符号91は、抜け止め用溝であり、符号93は、係止片を示しており
、係止片93を抜け止め用溝91に係止することにより、プッシュボタン84が、抜け止め用溝91に沿って、プッシュボタンケース95内を移動できるように構成されている。
また、これにより、プッシュボタンケース95から、プッシュボタン84が抜け出さないように構成されている。
なお、この実施例では、他方のバンド部材12の端部に回動可能に連結され係止板部78の裏面にフック部80を設けたが、図示しないが、折り畳み部である外側連結板16に直接フック部80を設けることもできる。
また、図示しないが、折り畳み部と中留本体24とが係止された状態で、係止板部78のフック部80、または、折り畳み部に突設されたフック部により、押さえ板34を、一方のバンド部材26の表面側に押圧して、一方のバンド部材26を中留本体24の底面側に付勢することによって、押さえ板34と中留本体24の底面との間で一方のバンド部材26を挟持して固定するバンド押圧手段を構成することも可能である。
(実施例10)
図20は、本発明の装身具の中留構造10の第10の実施例の部分斜視図、図21は、図20の装身具の中留構造10の操作を説明する概略断面図である。
この実施例の中留構造10は、基本的には、上記の第1の実施例の中留構造10と基本的には、同様な構成であり、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
この実施例の中留構造10では、図20〜図21に示したように、折り畳み部である外側連結板16、内側連結板20を省略して、他方のバンド部材12を、中留本体24と一方のバンド部材26とは分離可能に構成している。
そして、他方のバンド部材12の端部に回動可能に連結された係止板部78を備えており、この係止板部78の裏面には、フック部80が突設されている。また、他方のバンド部材12の端部に、フック部96が突設されている。
一方、中留本体24の摺動枠28の側壁32には、フック部80を係止する係止ピン98と、フック部96を係止するための係止ピン100が、それぞれ設けられている。
このように構成することによって、係止板部78を中留本体24に対して係止する際に、先ず、他方のバンド部材12の端部のフック部96を係止ピン100に係止した後、係止板部78を図21の矢印Gの方向に回動させて、係止板部78の裏面のフック部80を係止ピン98に係止するように構成されている。
また、この実施例では、係止ピン98に、バンド押圧手段102が設けられており、図21に示したように、矢印Hの方向に、バンド押圧手段102を係止ピン98を中心に回動することによって、バンド押圧手段102の先端に形成された係止突起104によって、押さえ板34を、一方のバンド部材26の表面側に押圧して、一方のバンド部材26を中留本体24の底面側に付勢することによって、押さえ板34と中留本体24の底面との間で一方のバンド部材26を挟持して固定するように構成されている。
なお、図示しないが、係止板部78のフック部80、他方のバンド部材12の端部のフック部96によって、押さえ板34を、一方のバンド部材26の表面側に押圧して、一方のバンド部材26を中留本体24の底面側に付勢することによって、押さえ板34と中留本体24の底面との間で一方のバンド部材26を挟持して固定するバンド押圧手段を構成することも可能である。
(実施例11)
図22は、本発明の装身具の中留構造10の第11の実施例の部分斜視図、図23は、図22の装身具の中留構造10の操作を説明する概略断面図である。
この実施例の中留構造10は、基本的には、上記の第1の実施例の中留構造10と基本的には、同様な構成であり、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
この実施例の中留構造10では、図22〜図23に示したように、図20〜図21に示した第10の実施例と同様に、折り畳み部である外側連結板16、内側連結板20を省略して、他方のバンド部材12を、中留本体24と一方のバンド部材26とは分離可能に構成している。
そして、他方のバンド部材12の端部に回動可能に連結された係止板部78を備えており、この係止板部78の裏面には、フック部80が突設されている。また、他方のバンド部材12の端部に、フック部96が突設されている。
また、図16〜図19に示した第9の実施例の中留構造10と同様に、係止板部78の裏面のフック部80と着脱自在に係合するプッシュボタン84が形成されている。
なお、係止板部78には、係止板部78を開放する方向に付勢する弾性手段であるコイルバネ106が装着されている。これにより、係止板部78と中留本体24との係止を解除するには、プッシュボタン84のボタン部86を、弾性手段であるコイルバネ90に抗して押圧するだけで、コイルバネ106の作用により、係止板部78を自動的に開放することができるようになっている。
さらに、この実施例では、図20〜図21に示した第10の実施例と同様に、係止ピン98に、バンド押圧手段102が設けられており、図23に示したように、矢印Gの方向に、バンド押圧手段102を係止ピン98を中心に回動することによって、バンド押圧手段102の先端に形成された係止突起104によって、押さえ板34を、一方のバンド部材26の表面側に押圧して、一方のバンド部材26を中留本体24の底面側に付勢することによって、押さえ板34と中留本体24の底面との間で一方のバンド部材26を挟持して固定するように構成されている。
この実施例においても、前述の実施例9と同様に、窓開口部74が、中留本体24の摺動枠28の側壁32のバンドの長手方向に、プッシュボタン84の位置とはずれて形成されている。
なお、図示しないが、係止板部78のフック部80、他方のバンド部材12の端部のフック部96によって、押さえ板34を、一方のバンド部材26の表面側に押圧して、一方のバンド部材26を中留本体24の底面側に付勢することによって、押さえ板34と中留本体24の底面との間で一方のバンド部材26を挟持して固定するバンド押圧手段を構成することも可能である。
(実施例12)
図24は、本発明の装身具の中留構造10の第12の実施例の斜視図である。
この実施例の中留構造10は、基本的には、上記の第1の実施例の中留構造10と基本的には、同様な構成であり、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
この実施例の中留構造10では、窓開口部74のバンドの長手方向の幅Wの中央位置(W/2の位置)にマーキング108が形成されている。
このように構成することによって、窓開口部74のバンドの長手方向の幅Wの中央位置(W/2の位置)に、一方のバンド部材26の裏面側に形成された係止用凹部72、この実施例の場合には、外側駒部材70の間の間隙から構成される係止用凹部72が位置して、中留本体24の摺動枠28の底板30の外側駒部材70に対応する位置に形成した突設係合部68が、一方のバンド部材26の裏面側に形成された係止用凹部72に係合する係合位置にあるか否かを、窓開口部74のマーキング108を介して、装着者が確実かつ容易に確認することができるように構成されている。
この場合、マーキング108としては、特に限定されるものではなく、例えば、印刷、塗装、めっきなどで表面に形成してもよい。また、プレス加工などにより、略三角形状の凹部、または、凸部を形成することによって、マーキング108を構成してもよい。さらに、凹部内に有色合成樹脂などを充填して、マーキング108を構成してもよい。
このように構成することによって、外側駒部材70の間のバンドの長手方向に沿った隙間を、窓開口部74のバンドの長手方向の幅Wの中央位置(W/2の位置)に位置合わせさせる場合、このような指標が窓開口部74のバンドの長手方向の幅Wの中央位置(W/2の位置)を指示すれば、ユーザーは位置合わせ作業を容易に行うことができる。
(実施例13)
図25は、本発明の装身具の中留構造10の第13の実施例の斜視図である。
この実施例の中留構造10は、基本的には、上記の第1の実施例の中留構造10と基本的には、同様な構成であり、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
この実施例の中留構造10では、複数の窓開口部74が、外側駒部材70のバンドの長手方向に沿った隙間を、窓開口部74のバンドの長手方向の幅Wの中央位置(W/2の位置)に位置合わせするための窓開口部74と、外側駒部材70の縁近傍を、窓開口部74の開口端部に位置合わせするための窓開口部74とが併設されている。
なお、このような場合、窓開口部74の外形形状が互いに異れば、ユーザーは、どの窓開口部74でどのように位置合わせするかを認識しやすくなる。
以上の実施例では、バンド部材として、外側駒部材70、中央駒部材76が、バンドの長手方向に連結されたバンドを用いたが、例えば、プラスチック、ゴムなどのバンドを用いて、その裏面に、係止用凹部溝部、孔部を設けて、これを係止用凹部72とすることも可能である。
さらに、上記実施例では、中央駒部材76が一列のものを示したが、複数の列の中央駒部材76を有するバンドであっても本願発明を適用することができる。
以上、本発明の好ましい実施の態様を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、上記実施例では、本発明の装身具の中留構造を、時計バンド構造の中留構造に適用した実施例を示したが、ブレスレッド等の手首に巻回される装身具、ネックレス等の首に巻回される装身具、ズボンのベルト等の腰に巻回される装身具、バック、鞄などのベルト部などその他の装身具にも適用できるなど本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
図1は、本発明の装身具の中留構造10の第1の実施例の斜視図である。 図2は、図1の中留構造10の一部の分解斜視図である。 図3は、図1の中留構造10の開閉動作を説明する断面概略図である。 図4は、図1の中留構造10の開閉動作を説明する断面概略図である。 図5は、図1の中留構造の使用状態を説明する部分拡大断面図である。 図6は、手首に本発明の装身具の中留構造10を装着した状態を示す斜視図ある。 図7は、本発明の装身具の中留構造10の第1の実施例の開閉動作を説明する断面概略図である。 図8は、本発明の装身具の中留構造10の第2の実施例の開閉動作を説明する断面概略図である。 図9は、図8の中留構造10の部分平面断面図である。 図10は、本発明の装身具の中留構造10の第3の実施例の部分平面断面図である。 図11は、本発明の装身具の中留構造10の第4の実施例の部分平面断面図である。 図12は、本発明の装身具の中留構造10の第5の実施例の部分平面断面図である。 図13は、本発明の装身具の中留構造10の第6の実施例の部分平面断面図である。 図14は、本発明の装身具の中留構造10の第7の実施例の部分平面断面図である。 図15は、本発明の装身具の中留構造10の第8の実施例の部分平面断面図である。 図16は、本発明の装身具の中留構造10の第9の実施例の部分斜視図である。 図17は、図16の装身具の中留構造10の部分分解斜視図である。 図18は、図16の装身具の中留構造10の操作を説明する概略断面図である。 図19は、図16の装身具の中留構造10の装着状態を説明する概略図である。 図20は、本発明の装身具の中留構造10の第10の実施例の部分斜視図である。 図21は、図20の装身具の中留構造10の操作を説明する概略断面図である。 図22は、本発明の装身具の中留構造10の第11の実施例の部分斜視図である。 図23は、図22の装身具の中留構造10の操作を説明する概略断面図である。 図24は、本発明の装身具の中留構造10の第12の実施例の斜視図である。 図25は、本発明の装身具の中留構造10の第13の実施例の斜視図である。 図26は、従来の中留構造10の斜視図である。 図27は、従来の中留構造10の一部の分解斜視図である。 図28は、従来の中留構造10の部分拡大斜視図である。 図29は、従来の中留構造10の開閉動作を説明する断面概略図である。 図30は、従来の中留構造10の開閉動作を説明する断面概略図である。 図31は、従来の中留構造10の開閉動作を説明する断面概略図である。
符号の説明
10 中留構造
12 他方のバンド部材
14 ピン
16 外側連結板
18 ピン
20 内側連結板
22 ピン
24 中留本体
26 バンド部材
28 摺動枠
30 底板
32 側壁
34 押さえ板
36 支持突起
38 長孔
40 ピン
42 係止板
44 係止爪
46 ピン
48 押圧突起
50 ストッパーピン
52 ピン
54 外壁
56 押圧突条
58 係止枠
60 側板
62 天板
64 係止突部
66 係止用孔
68 突設係合部
70 外側駒部材
72 係止用凹部
74 窓開口部
74a 開口端
74b 開口端
76 中央駒部材
78 係止板部
80 フック部
80a 拡径部
80b テーパー面
82 プッシュボタン装着開口部
84 プッシュボタン
86 ボタン部
88 基端部
90 コイルバネ
91 抜け止め用溝
92 係合部
93 係止片
94 テーパー面
95 プッシュボタンケース
96 フック部
98 係止ピン
100 係止ピン
102 バンド押圧手段
104 係止突起
106 コイルバネ
108 マーキング

Claims (8)

  1. 装身具の一方のバンド部材の端部が摺動可能に挿通される中留本体と、
    前記一方のバンド部材を前記中留本体の底面側に付勢することによって前記一方のバンド部材を固定するバンド押圧手段とを備え
    前記一方のバンド部材が、複数の駒部材がバンドの長手方向に連結されているとともに、前記駒部材が、バンドの幅方向の中央部に配列された中央駒部材と、前記中央駒部材のバンドの幅方向両側に配列された外側駒部材と、を備えた装身具の中留構造であって、
    前記一方のバンド部材を前記中留本体に挿通して摺動させて前記バンド押圧手段を作動させる際に、前記中留本体の底面の突設係合部が前記一方のバンド部材の裏面側における前記外側駒部材の間の間隙又は前記中央駒部材の間の間隙に形成された係止用凹部に係合する位置にあるか否かを確認するために前記外側駒部材を露出する窓開口部を前記中留本体の少なくとも一方の側壁に形成したことを特徴とする装身具の中留構造。
  2. 前記窓開口部と前記突設係合部が隣接した位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の装身具の中留構造。
  3. 前記突設係合部を前記窓開口部のバンド長手方向の幅の中央位置に配置したことを特徴とする請求項1から2のいずれかに記載の装身具の中留構造。
  4. 前記突設係合部を前記窓開口部のバンド長手方向の幅の開口端位置に配置したことを特徴とする請求項1から2のいずれかに記載の装身具の中留構造。
  5. 前記窓開口部にマーキングしたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の装身具の中留構造。
  6. 前記中留本体と他方のバンド部材との間に連結され、前記中留本体に対して折り畳み可能な折り畳み部と、前記折り畳み部が前記中留本体に対して折り畳まれた状態で前記折り畳み部と前記中留本体とを着脱自在に係止するロック機構とを備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の装身具の中留構造。
  7. 前記ロック機構が前記折り畳み部に突設されたフック部と、前記中留本体に摺動可能に取り付けられ前記中留本体の外方より押圧可能に配置されるプッシュボタンと、前記プッシュボタンを外方に付勢する弾性手段と、前記プッシュボタンに設けられる係合部と、
    前記折り畳み部を前記中留本体に対して折り畳んだ際に、弾性手段に付勢された前記係合部が前記フック部と係合して前記折り畳み部と前記中留本体とを係止する係止手段とを備えることを特徴とする請求項6に記載の装身具の中留構造。
  8. 前記窓開口部が前記プッシュボタンの位置とずれて形成されていることを特徴とする請求項7に記載の装身具の中留構造。
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