JP5200437B2 - 面光源用光学シート、面光源装置及び表示装置 - Google Patents
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Description
先ず、面光源用光学シート(以下、単に「光学シート」ともいう。)について説明する。図1は、本発明の光学シートの一例を示す模式的な斜視図である。本発明の光学シート10は、図1に示すように、透光性基材12と、その透光性基材12の一方の面S1に設けられた多数の単位プリズム14からなるプリズム部16とを有している。このプリズム部16は、略三角断面で、頂部5に稜線を有する単位プリズム14を、その稜線と直交する方向に多数配列してなるものである。
透光性基材12は、光学シート10の主要な構成部材であり、後で詳述するプリズム部16の基材として作用すると共に、光源からの光の多くをプリズム部16側に透過するように作用する。透光性基材12は、光透過性の基材であればよく、特に基材単体での透過率が85%以上のものが好ましく用いられる。なお、ここでいう透過率とは、株式会社村上色彩技術研究所製の光線透過率計(型式:HM−150)により測定した値である。透光性基材12の厚さは特に限定されないが、通常、ロール巻き可能な50〜500μmの範囲内である。
プリズム部16は、透光性基材12の一方の面S1に設けられ、図1に示すように、略三角断面で頂部5に稜線を有する単位プリズム14を、その稜線と直交方向に且つその稜線が平行になるように、多数配列してなるプリズム群である。その単位プリズム14の周期は、透光性表示体用の面光源装置に要求される性能を満たすために、通常、12.5μm〜200μmの範囲で選択される。図2は、本発明の光学シートを構成する単位プリズムの実施形態を示す断面図であり、図3は、図2に示すプリズム部の頂部近傍の拡大断面図である。
光学シート10には、光拡散機能を付与することができる。光拡散機能の付与としては、例えば図1にその一例を示したように、透光性基材12の少なくとも一方の面に光拡散層18を設けたり、いわゆるマット処理を行ったりすることができる。こうした光拡散機能の付与は今までにも多くの提案がなされてきているのでここでは以下の説明にとどめ詳しくは説明しない。
図4は、本発明の第1態様に係る面光源装置の一例を示す斜視図である。本発明の第1態様に係る面光源装置30は、いわゆるエッジライト型の面光源装置であり、少なくとも1つの側端面32Aから導入された光を一方の面である光放出面32Bから出射する導光体32と、その導光体32の少なくとも前記1つの側端面32Aから内部に光を入射させる光源34と、導光体32の光放出面32Bに例えば接着層31を介して設けられ、その光放出面32Bから出射する光を透過する上記本発明に係る光学シート10とを有している。なお、図4においては光源34が1つの単燈型の面光源装置を示しているが、光源34が両端面にある2燈型の面光源装置(図示しない)であってもよい。
図7は、本発明の透光性表示装置としての代表例である液晶表示装置の例を示す概略斜視図である。図7に示す液晶表示装置50は、平面状の透光性表示体である液晶パネル52と、その液晶パネル52の背面に配置され、液晶パネル52を背面から光照射する上記本発明のエッジライト型の面光源装置30(図4参照)とを備えている。また、図8に示す液晶表示装置60も同様に、平面状の透光性表示体である液晶パネル62と、その液晶パネル62の背面に配置され、液晶パネル62を背面から光照射する上記本発明に係る直下型の面光源装置40(図5参照)とを備えている。液晶表示装置50,60は、バックライト面光源装置30,40を備えた透過型の液晶表示装置であり、液晶画面を形成する各画素を面光源装置30,40からの出射光によって裏側から照明するように構成されている。なお、面光源装置としては、図6(A)(B)に示す態様の面光源装置30’,40’を適用してもよい。
透光性基材形成用の押出樹脂として屈折率1.56のポリエチレンテレフタレート(以下「PET」で表す。)樹脂を用い、押出後の厚さが180μmとなるように押出装置に投入して押出を行い、その後、得られたシートの長尺方向と幅方向に延伸装置で延伸処理して基材シート71を作製した。
単位プリズム14のうち4列に1つの単位プリズム14の頂部5を他の頂部5’よりも3μm高くし、さらに、高い頂部5の平坦幅Wを0.2μmとした厚さ(高さh)26μmのプリズム部16を形成した他は、実施例1と同様にして、実施例2の光学シートを作製した。
単位プリズム14のうち2列に1つの単位プリズム14の頂部5を他の頂部5’よりも3μm高くし、さらに、高い頂部5の平坦幅Wを0.3μmとした厚さ(高さh)28μmのプリズム部16を形成した他は、実施例1と同様にして、実施例3の光学シートを作製した。
高い頂部の割合、高い頂部の高さ、及び高い頂部の平坦幅を表1に示したとおりにした他は、実施例1と同様にして、実施例4〜9の光学シートを作製した。
高い頂部の割合、高い頂部の高さ、及び高い頂部の平坦幅を表1に示したとおりにした他は、実施例1と同様にして、比較例1〜5の光学シートを作製した。
実施例1〜9及び比較例1〜5の各光学シートについて、白点の有無について観察した。観察は、厚さ1.0mmのガラスを準備し、得られた光学シートの単位プリズム14の頂部5側を前記ガラス上に載せ、光学シートのPET基材側から直径1cmで重さ50gの透明円柱を荷重物として載せ、ガラスの下側から光源を照射した。このとき透明円柱による荷重領域に白点が生じるか否かを観察した。白点が目立たない場合を「○」とし、白点が目立つ場合を「×」とし、その中間程度を「△」として、表1にその結果を示した。
10…光学シート
12…透光性基材
14…単位プリズム
16…プリズム部
18…光拡散層
30,30’,40,40’…面光源装置
31…接着層
32…導光体
32A…側端面
32B…光放出面
34…光源
36,44…反射体
50,60…液晶表示装置
52,62…液晶パネル
S1…透光性基材の一方の面
S2…透光性基材の他方の面
H…高い頂部と他の頂部との差
W…単位プリズムの頂部の平坦幅
Claims (4)
- 透光性基材と、該透光性基材の一方の面上に設けられ、三角断面で頂部に稜線を有し、該頂部が同じ頂角で形成された単位プリズムを該稜線と直交する方向に多数配列してなるプリズム部と、を有する面光源用光学シートであって、
前記単位プリズムのうち2列〜8列に1つの単位プリズムの頂部が、他の頂部よりも0.4μm〜10μmの範囲で高く形成されており、且つ前記単位プリズムの頂部が平坦であって、該平坦幅Wが100nm〜400nmの範囲であることを特徴とする面光源用光学シート。 - 透光性材料からなり、少なくとも1つの端面から導入された光を一方の面である光放出面から出射する導光体と、前記導光体の少なくとも前記1つの端面から内部に光を入射させる光源と、前記導光体の光放出面に設けられ、該光放出面から出射する光を透過する光学シートと、を有する面光源装置であって、
前記光学シートが、請求項1に記載の面光源用光学シートであることを特徴とする面光源装置。 - 請求項1に記載の面光源用光学シートと、
前記光学シートの背面側から光を照射する光源と、
前記光源の前記光学シートと反対側に配置され、前記光源からの光を前記光学シート方向に反射する反射体と、を有することを特徴とする面光源装置。 - 平面状の透光性表示体と、該透光性表示体の背面に配置され、前記透光性表示体を背面から光照射する請求項2又は3に記載の面光源装置と、を備えることを特徴とする表示装置。
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