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JP5294488B2 - 露光装置 - Google Patents

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JP5294488B2
JP5294488B2 JP2009275455A JP2009275455A JP5294488B2 JP 5294488 B2 JP5294488 B2 JP 5294488B2 JP 2009275455 A JP2009275455 A JP 2009275455A JP 2009275455 A JP2009275455 A JP 2009275455A JP 5294488 B2 JP5294488 B2 JP 5294488B2
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Description

本発明は、ステージ上に保持された被露光体にフォトマスクを介して露光光を照射し所定のパターンを露光形成する露光装置に関し、詳しくは、大面積の被露光体における非周期性のパターンの露光を高解像力にて行えるようにしようとする露光装置に係るものである。
この種の従来の露光装置は、一定速度で搬送される被露光体に対してフォトマスクを介して露光光を間欠的に照射し、フォトマスクのマスクパターンを所定位置に露光する露光装置であって、上記フォトマスクによる露光位置、又は該露光位置よりも上記被露光体の搬送方向手前側の位置を撮像するように配設され、上記搬送方向とほぼ直交する方向に並べられた複数個の受光素子を有する第1の撮像手段と、上記フォトマスクによる露光位置、又は該露光位置よりも上記被露光体の搬送方向手前側の位置を撮像するように配設され、上記搬送方向とほぼ平行に並べられた複数個の受光素子を有する第2の撮像手段と、上記被露光体及びフォトマスクを上記搬送方向とほぼ直交する方向に相対移動して該フォトマスクによる露光位置を補正するアライメント手段と、上記第1の撮像手段により上記被露光体上に予め設けられた露光位置補正用の第1の基準位置が検出されると、それに基づいて上記アライメント手段の駆動を制御し、上記第2の撮像手段により上記被露光体上に予め設けられた露光光の照射タイミング抽出用の第2の基準位置が検出されると、それに基づいて上記露光光の照射タイミングを制御する制御手段と、を備えたものとなっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−76709号公報
しかし、このような従来の露光装置においては、被露光体(基板)に対して周期性のあるパターンを露光する場合には、基板を一方向に一定速度で搬送しながら露光光の照射タイミングを所定周期で制御するだけで容易に行なうことができるものの、非周期性のパターンの露光は困難であった。また、フォトマスクを基板に対して近接対向させて露光するものであるため、フォトマスクに照射される光源光における視角(コリメーション半角)の存在により、基板上のパターンの像がぼやけて分解能が低下し、微細なパターンを露光形成することができないというおそれがあった。
このような問題に対しては、基板上にフォトマスクの像を結像レンズにより縮小投影して露光するステッパ露光装置を使用することにより対処することができるが、例えば1m角以上の大面積の基板に対して露光を行う場合には、使用するレンズ口径が基板の大きさに対応して大きくなり高価なものとなるという問題がある。
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、大面積の被露光体における非周期性のパターンの露光を高解像力にて行える露光装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による露光装置は、ステージ上に保持された被露光体の面に露光される露光パターンと同一形状のマスクパターンを形成したフォトマスクと、前記フォトマスクと前記ステージとの間に配設され、前記フォトマスクに形成されたマスクパターンの等倍正立像を前記被露光体表面に結像可能に前記フォトマスクの法線方向に複数の凸レンズを配置して構成した単位レンズ群を前記フォトマスク及び前記ステージ上に保持された被露光体の面に平行な面内に複数配列したレンズ組立体と、前記レンズ組立体を前記フォトマスク及び前記ステージ上の被露光体の面に平行な面内を移動させる移動手段と、を備えたものである。
このような構成により、フォトマスクとステージとの間に配設され、フォトマスクの法線方向に複数の凸レンズを配置して構成した単位レンズ群をフォトマスク及びステージ上に保持された被露光体の面に平行な面内に複数配列したレンズ組立体を移動手段によりフォトマスク及びステージに平行な面内を移動させ、上記レンズ組立体でフォトマスクに形成されたマスクパターンの等倍正立像をステージ上に保持された被露光体表面に結像し、被露光体に所定のパターンを露光する。
また、前記レンズ組立体は、これの移動方向に対して直交方向に複数の前記単位レンズ群を所定ピッチで配列したレンズ列を前記移動方向に所定ピッチで複数列設けると共に、前記移動方向に見て前記各レンズ列の各単位レンズ群の一部が重なるように互いに隣接する前記レンズ列の一方のレンズ列を前記単位レンズ群の配列方向に所定量だけシフトさせて設けたものである。これにより、レンズ組立体の移動方向に対して直交方向に複数の単位レンズ群を所定ピッチで配列したレンズ列を上記移動方向に所定ピッチで複数列設けると共に、上記移動方向に見て各レンズ列の各単位レンズ群の一部が重なるように互いに隣接するレンズ列の一方のレンズ列を単位レンズ群の配列方向に所定量だけシフトさせて設けたレンズ組立体を移動しながらフォトマスクのマスクパターンを被露光体上に露光する。
さらに、前記レンズ組立体は、透明な基板の表裏面に互いに対応させて複数の凸レンズを形成した第1、第2、第3及び第4のレンズアレイを対応する各凸レンズの光軸を合致させて重ね合わせると共に、前記フォトマスクのマスクパターンの中間倒立像を前記第2のレンズアレイと前記第3のレンズアレイとの間に結像させるように構成されたものである。これにより、透明な基板の表裏面に互いに対応させて複数の凸レンズを形成した第1、第2、第3及び第4のレンズアレイを対応する各凸レンズの光軸を合致させて重ね合わせると共に、フォトマスクのマスクパターンの中間倒立像を第2のレンズアレイと第3のレンズアレイとの間に結像させるように構成されたレンズ組立体により、フォトマスクに形成されたマスクパターンの等倍正立像を被露光体表面に結像する。
そして、前記レンズ組立体は、前記第3のレンズアレイの光の進行方向上流側に位置する凸レンズの表面に近接して所定形状の開口を有する第1の絞りを設け、単位レンズによる露光領域をレンズの中央部に制限したものである。これにより、レンズ組立体の第3のレンズアレイの光の進行方向上流側に位置する凸レンズの表面に近接して設けた所定形状の開口を有する第1の絞りで単位レンズによる露光領域をレンズの中央部に制限する。
また、前記第1の絞りの開口は、平面視矩形状の開口において、前記レンズ組立体の移動方向に見て隣接する第1の絞りの開口の一部と重なる部分の面積が前記重なり部全体の面積の半分となるようにその一部を遮光した形状を成している。これにより、平面視矩形状の開口において、レンズ組立体の移動方向に見て隣接する第1の絞りの開口の一部と重なる部分の面積が重なり部全体の面積の半分となるようにその一部を遮光した形状の第1の絞りの開口で露光領域を制限してフォトマスクのマスクパターンを被露光体表面に露光する。この場合、レンズ組立体の移動方向に先後して存在する単位レンズ群の重ね露光により所定量の露光を行う。
さらに、前記レンズ組立体は、前記第4のレンズアレイの光の進行方向上流側のレンズ表面に近接して光束径を制限する第2の絞りを設けたものである。これにより、4のレンズアレイの光の進行方向上流側のレンズ表面に近接して設けた第2の絞りで光束径を制限する。
そして、前記ステージは、前記被露光体を載置して一方向に搬送可能にされ、前記移動手段は、前記ステージの移動が停止状態において、前記レンズ組立体を移動させるものである。これにより、被露光体を載置して一方向に搬送しているステージを一旦停止させ、この停止状態において移動手段でレンズ組立体を移動してフォトマスクのマスクパターンを被露光体上に露光する。
また、前記ステージの上方にて前記レンズ組立体の前記被露光体の搬送方向手前側には、透明基板の一面に形成された遮光膜に、前記被露光体の搬送方向と直交する方向に所定間隔で少なくとも1列に並べて複数の別のマスクパターンを形成した別のフォトマスクをさらに備え、該別のフォトマスクに対して光源光を所定の時間間隔で間欠的に照射して一定速度で搬送中の前記被露光体に前記別のマスクパターンを所定周期で露光するようにしたものである。これにより、ステージの上方にてレンズ組立体の被露光体の搬送方向手前側に備えられ、透明基板の一面に形成された遮光膜に、被露光体の搬送方向と直交する方向に所定間隔で少なくとも1列に並べて複数の別のマスクパターンを形成した別のフォトマスクに対して光源光を所定の時間間隔で間欠的に照射し、一定速度で搬送中の被露光体に上記別のマスクパターンを所定周期で露光する。
さらに、前記別のフォトマスクは、透明基板の前記被露光体側とは反対側の面に形成された遮光膜に、要求解像力が異なる2種類のマスクパターンからなる二つのマスクパターン群を前記被露光体の搬送方向に先後して形成し、前記被露光体側の面には、前記要求解像力が異なる2種類のマスクパターンのうち、要求解像力の高いマスクパターンに対応して該マスクパターンを前記被露光体上に縮小投影するマイクロレンズを形成したものである。これにより、透明基板の被露光体側とは反対側の面に形成された遮光膜に被露光体の搬送方向に先後して形成された要求解像力が異なる2種類のマスクパターンからなる二つのマスクパターン群のうち、要求解像力の高いマスクパターン群の複数のマスクパターンを、上記透明基板の被露光体側に上記要求解像力の高いマスクパターンに対応して形成された複数のマイクロレンズにより被露光体上に縮小投影する。
さらにまた、前記要求解像力の高いマスクパターンから成るマスクパターン群は、前記被露光体の搬送方向に略直交する方向に前記複数のマスクパターンを所定ピッチで一直線状に並べて形成した複数のマスクパターン列を備え、前記被露光体の搬送方向先頭側に位置するマスクパターン列により形成される複数の露光パターンの間を後続のマスクパターン列により形成される複数の露光パターンにより補完可能に、前記後続のマスクパターン列を前記複数のマスクパターンの前記並び方向に夫々所定寸法だけずらして形成したものである。これにより、被露光体の搬送方向に略直交する方向に複数のマスクパターンを所定ピッチで並べて形成した複数のマスクパターン列を備え、被露光体の搬送方向先頭側に位置するマスクパターン列に対して後続のマスクパターン列を複数のマスクパターンの並び方向に夫々所定寸法だけずらして形成した要求解像力の高いマスクパターンから成るマスクパターン群により、被露光体の搬送方向先頭側に位置するマスクパターン列により形成される複数の露光パターンの間を後続のマスクパターン列により形成される複数の露光パターンにより補完する。
そして、前記被露光体は、表示装置の薄膜トランジスタ用基板であり、前記別のフォトマスクは、前記薄膜トランジスタ用基板の中央の表示領域に前記要求解像力の異なる2種類のマスクパターンを所定周期で露光するもので、前記要求解像力が異なる2種類のマスクパターンのうち、要求解像力の高いマスクパターンが薄膜トランジスタの電極配線用マスクパターンで、要求解像力の低いマスクパターンが前記薄膜トランジスタに信号を供給する信号線及び走査線用マスクパターンであり、前記フォトマスクは、前記薄膜トランジスタ用基板の前記表示領域の外側の領域に前記信号線又は走査線に接続する端子用マスクパターンを設けたものである。これにより、別のフォトマスクで要求解像力の高い薄膜トランジスタの電極配線の露光パターンと、要求解像力の低い信号線及び走査線の露光パターンとを薄膜トランジスタ用基板の中央の表示領域に所定周期で形成し、薄膜トランジスタ用基板の表示領域の外側の領域にフォトマスクで信号線又は走査線の露光パターンと接続する端子の露光パターンを形成する。
請求項1に係る発明によれば、フォトマスクに形成されたマスクパターンの等倍正立像を被露光体表面に結像可能に形成されたレンズ組立体をフォトマスクの面に平行に移動しながら露光することができ、上記マスクパターンが非周期性のパターンであっても高解像力で露光することができる。この場合、上記レンズ組立体は、フォトマスクのサイズよりも小さいサイズでよい。したがって、大面積の被露光体に対応してフォトマスクのサイズが大きくなっても使用するレンズ組立体のサイズを小さくすることができ、部品コストを安価にすることができる。これにより、装置の製造コストを安価にすることができる。
また、請求項2に係る発明によれば、レンズのサイズよりもサイズの大きなマスクパターンも途中で途切れることなく、連続して繋げて露光することができる。
さらに、請求項3に係る発明によれば、複数の単位レンズを面内に複数配列したレンズ組立体を容易に形成することができる。したがって、レンズ組立体の製造コストを安価にすることができる。
そして、請求項4に係る発明によれば、レンズの収差の影響を排除してフォトマスクのマスクパターンの等倍正立像を被露光体表面に高精度に結像させることができる。したがって、露光パターンの形成精度を向上することができる。
また、請求項5に係る発明によれば、露光パターンを繋げるために重ね露光をした場合にも、オーバー露光を防止することができる。したがって、露光パターンの形成精度をより向上することができる。
さらに、請求項6に係る発明によれば、光束径を制限することができ、レンズ組立体の単位レンズ群による解像力をより向上することができる。
そして、請求項7に係る発明によれば、被露光体を連続して供給しながら露光を行なうことができ、露光処理の効率を向上することができる。
また、請求項8に係る発明によれば、同一の露光工程で周期性の無い露光パターンと周期性のある露光パターンとを形成することができる。
さらに、請求項9に係る発明によれば、被露光体上に要求解像力の異なる2種類の露光パターンをそれらが混在した状態で形成する場合にも、同一の露光工程で同時に形成することができ、露光処理効率を向上することができる。
さらにまた、請求項10に係る発明によれば、マイクロレンズの存在によりマスクパターン列の複数のマスクパターンの配列ピッチを狭くすることができない場合にも、被露光体の搬送方向先頭側に位置するマスクパターン列により形成される複数の露光パターンの間を後続のマスクパターン列により形成される複数の露光パターンにより補完することができる。したがって、要求解像力の高い露光パターンも稠密に形成することができる。
そして、請求項11に係る発明によれば、表示装置の薄膜トランジスタ用基板の中央の表示領域に、高い解像力が要求される薄膜トランジスタの電極配線用露光パターン、及び解像力は低くてもよい信号線及び走査線用露光パターンを所定周期で形成すると共に上記表示領域の外側の領域に上記信号線又は走査線用露光パターンに接続させて周期性のない端子用露光パターンを同一の露光工程で形成することができる。したがって、薄膜トランジスタ用基板の配線パターンを効率よく形成することができる。
本発明による露光装置の実施形態を示す正面図である。 図1の平面図である。 本発明の露光装置に使用する薄膜トランジスタ用基板を示す平面図である。 本発明の露光装置に使用する信号端子用フォトマスクの一構成例を示す平面図である。 本発明の露光装置に使用する信号端子用レンズ組立体の一構成例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 上記信号端子用レンズ組立体の第1の絞りの開口について説明する平面図である。 上記信号端子用レンズ組立体の移動方向に隣接する二つの単位レンズ群による露光を示す説明図である。 上記第1の絞りの開口の他の形状を示す平面図である。 本発明の露光装置に使用する走査端子用フォトマスクの一構成例を示す平面図である。 本発明の露光装置に使用する走査端子用レンズ組立体の一構成例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 本発明の露光装置に使用する基板であって、表示パネルが多面付けされた大面積の基板を示す平面図である。 本発明の露光装置における露光光学ユニットの配置を示し、図11の大面積の基板に対する配置例を示す平面図である。 1枚のフォトマスクに複数種のマスクパターンを形成した例を示す概略平面図であり、(a)は信号端子用フォトマスクの例を示し、(b)は走査端子用フォトマスクの例を示す。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による露光装置の実施形態を示す正面図であり、図2は図1の平面図である。この露光装置は、大面積の被露光体における非周期性のパターンの露光を高解像力にて行えるようにするもので、搬送手段1と、第1の露光光学ユニット2と、第2の露光光学ユニット3とを備えている。なお、以下の説明においては、被露光体が表示装置の薄膜トランジスタ(以下「TFT」という)用基板である場合について述べる。
図3は、本発明に使用するTFT用基板4の平面図であり、別の露光装置により表示領域5内に複数の信号線及び走査線の露光パターンが所定周期で縦横に交差して形成されたものである。また、表示領域5の外側で同図に破線で囲って示す領域6は、複数の信号線と外部に設けられた信号側駆動回路と接続するための信号側端子を形成する領域であり、領域7は、複数の走査線と外部に設けられた走査側駆動回路と接続するための走査側端子を形成する領域である。
上記搬送手段1は、ステージ8の上面に感光性樹脂を塗布したTFT用基板4を載置して一方向(図1に示す矢印A方向)に搬送するものであり、例えばモータとギア等を組み合わせて構成した移動機構によりステージ8を移動するようになっている。又は、ステージ8の表面に気体の噴出口及び吸引口を備え、気体の噴出力及び吸引力をバランスさせてTFT用基板4をステージ8上に所定量だけ浮上させた状態で搬送するものであってもよい。そして、搬送手段1には、ステージ8の移動距離を検出するための位置センサー(図示省略)が設けられている。
上記搬送手段1の上方には、第1の露光光学ユニット2が設けられている。この第1の露光光学ユニット2は、TFT用基板4の信号側端子形成領域6に信号側端子のパターンを露光するためのものであり、光源装置9と、信号端子用フォトマスク10と、信号端子用レンズ組立体11と、移動手段12とを備えて構成されている。
ここで、上記光源装置9は、後述の信号端子用フォトマスク10に均一な輝度分布を有する光源光の平行光を照射させるものであり、例えば超高圧水銀ランプやキセノンランプ等からなる光源と、この光源から放射された光源光の輝度分布を均一化させる例えばフォトインテグレータと、輝度分布が均一化された光源光を平行光にするコンデンサレンズとを備えて構成されている。
また、上記光源装置9から放射される光源光の下流側には、信号端子用フォトマスク10が設けられている。この信号端子用フォトマスク10は、図4に示すように、透明な基板表面に信号側端子と同じ形状の信号端子用マスクパターン13を形成したものであり、信号端子用マスクパターン13を形成した面を下側にして図示省略のマスクステージに保持されている。なお、信号端子用フォトマスク10は、使用する感光性樹脂の種類によってポジ型とネガ型とに分類されるが、ここでは、ポジ型の場合について説明する。したがって、信号端子用マスクパターン13は、不透明な膜で形成されており、信号端子用マスクパターン13の外側領域を光が透過するようになっている。
上記信号端子用フォトマスク10と搬送手段1のステージ8との間には、信号端子用レンズ組立体11が設けられている。この信号端子用レンズ組立体11は、信号端子用フォトマスク10に形成された信号端子用マスクパターン13の等倍正立像をTFT用基板4表面に結像させるもので、信号端子用フォトマスク10の法線方向に、図5(b)に示すように複数の凸レンズ(マイクロレンズ)14a〜14hを配置して構成した単位レンズ群15を信号端子用フォトマスク10及びステージ8の面に平行な面内に複数配列したものであり、信号端子用フォトマスク10及びステージ8に平行な面内を後述の移動手段12によって図1に矢印Aで示す基板搬送方向と逆方向(図1において矢印B方向)に移動するようになっている。
上記信号端子用レンズ組立体11の具体的構成は、図5(a)に示すように、信号端子用レンズ組立体11の移動方向(同図に示す矢印B方向)に対して直交方向に複数の単位レンズ群15をピッチP1(例えば150μmピッチ)で配列したレンズ列16を矢印Bで示す移動方向にピッチP2(例えば150μmピッチ)で3列設けると共に、上記移動方向(矢印B方向)に見て各レンズ列16の各単位レンズ群15の一部が重なるように互いに隣接するレンズ列16の一方のレンズ列16を単位レンズ群15の配列方向に、複数の単位レンズ群15の配列ピッチP1の1/n(nは2以上の整数であり、図5においてはn=3で示す)だけシフトさせて設けたものとなっている。
また、上記信号端子用レンズ組立体11は、図5(b)に示すように、透明な基板17の表裏面に互いに対応させて複数の凸レンズ14を形成した第1、第2、第3及び第4のレンズアレイ18a〜18dを対応する各凸レンズ14の光軸を合致させた状態で重ね合わせて接合すると共に、信号端子用フォトマスク10の信号端子用マスクパターン13の中間倒立像を第2のレンズアレイ18bと第3のレンズアレイ18cとの間に結像させるように構成されたものである。この場合、互いに光軸を合致させて並んだ8個の凸レンズ14a〜14hで単位レンズ群15を構成している。
ここで、単位レンズ群15の各凸レンズ14の機能について説明する。先ず、第1のレンズアレイ18aの前側凸レンズ14aは、信号端子用フォトマスク10を通過した露光光の単位レンズ群15内への取り込み量を増やすために入射する光の主光線を第1のレンズアレイ18aの後側凸レンズ14bの面上に集光する役目をするフィールドレンズである。また、第1のレンズアレイ18aの後側凸レンズ14bと第2のレンズアレイ18bの前側凸レンズ14cとは、協働して信号端子用フォトマスク10の信号端子用マスクパターン13の像を第2のレンズアレイ18bと第3のレンズアレイ18cとの間に結像させて信号端子用マスクパターン13の中間倒立像を生成させる役目をする結像レンズである。さらに、第2のレンズアレイ18bの後側凸レンズ14dは、入射する光の主光線を光軸に平行にする役目をするフィールドレンズである。また、第3のレンズアレイ18cの前側凸レンズ14eは、入射する光の主光線を第3のレンズアレイ18cの後側凸レンズ14fの面上に集光する役目をするフィールドレンズである。さらに、第3のレンズアレイ18cの後側凸レンズ14fと第4のレンズアレイ18dの前側凸レンズ14gとは、協働して信号端子用マスクパターン13の中間倒立像をTFT用基板4面上に結像させて信号端子用マスクパターン13の正立像を生成させる役目をする結像レンズである。そして、第4のレンズアレイ18dの後側凸レンズ14hは、入射する光の主光線を光軸に平行にする役目をするフィールドレンズである。これにより、単位レンズ群15によって信号端子用フォトマスク10の信号端子用マスクパターン13の等倍正立像をTFT用基板4表面に結像させることができる。
また、上記信号端子用レンズ組立体11は、図5(b)に示すように、第3のレンズアレイ18cの前側凸レンズ14eの表面に近接して所定形状の開口20を有する第1の絞り19を設け、単位レンズ群15による露光領域をレンズの中央部に制限するようになっている。これにより、レンズの収差の影響を排除して信号端子用フォトマスク10の信号端子用マスクパターン13を高分解力で露光することができる。
この場合、第1の絞り19の開口20は、図6に示すように、四つの角部21a,21b,21c,21dを有する平面視矩形状の開口において、信号端子用レンズ組立体11の移動方向(矢印B方向)に見て隣接する第1の絞り19の開口20の一部と重なる部分(以下「オーバーラップ部22」という)に対応する部分の面積がオーバーラップ部22の全体面積の半分となるようにその一部を遮光した形状を成している。本実施形態においては、図5(a)に示すように、第1の絞り19の開口20の形状は、レンズ列16の中心線上に角部を有する六角形とされている。これにより、第1の絞り19の開口20の上記オーバーラップ部22に対応する部分の面積がオーバーラップ部22の全体面積の半分となり、オーバーラップ部22に対応する領域の平均露光量が所定の露光量の半分となる。したがって、このオーバーラップ部22に対応する領域は、信号端子用レンズ組立体11の移動方向(矢印B方向)に先後して存在する2つの単位レンズ群15の重ね露光により所定量の露光が行われることになる。それ故、オーバーラップ部22に対応する領域がオーバー露光されるおそれがない。
ここで、図7を参照して、信号端子用レンズ組立体11の移動中に上記オーバーラップ部22に対応する領域が露光される様子をより詳細に説明する。
図7(a)は、信号端子用レンズ組立体11の移動方向(矢印B方向)に先後して存在する単位レンズ群15を示す平面図である。また、同図(b)は、同図(a)においてオーバーラップ部22外に対応する点Oの露光を示す説明図である。この場合、点Oは、第1の絞り19の開口20により制限されて、t1から露光が開始されt2で露光が完了する。これにより、点Oは上記t1〜t2の期間において所定光量の光に曝され、所定深さの露光が行われることになる。
一方、図7(c)はオーバーラップ部22に対応する点Pの露光を示す説明図である。この場合、点Pは、第1の絞り19の開口20のオーバーラップ部22に対応する部分により制限されて、t3から露光が開始されt4で露光が一旦終了した後、後続の第1の絞り19の開口20のオーバーラップ部22に対応した部分により制限されてt5から露光が再開しt6で露光が完了する。これにより、点Pは上記t3〜t4,t5〜t6の期間において所定光量の光に曝され、所定深さの露光が行われることになる。
また、図7(d)はオーバーラップ部22に対応する点Qの露光を示す説明図である。この場合、点Qは、第1の絞り19の開口20のオーバーラップ部22に対応する部分により制限されて、t7から露光が開始されt8で露光が一旦終了した後、後続の第1の絞り19の開口20のオーバーラップ部22に対応する部分により制限されてt9から露光が再開しt10で露光が完了する。これにより、点Pは上記t7〜t8,t9〜t10の期間において所定光量の光に曝され、所定深さの露光が行われることになる。
なお、第1の絞り19の開口20の形状は、上記六角形に限られず、開口20のオーバーラップ部22に対応する部分の面積がオーバーラップ部22の全体面積の半分となるようにその一部を遮光したものであれば、例えば図8に示すように台形状等如何なる形状であってもよい。
また、上記信号端子用レンズ組立体11は、図5(b)に示すように、第4のレンズアレイ18dの光の進行方向上流側の凸レンズ14gの表面に近接して第1の絞り19の開口20に対応した楕円形状の開口を有する第2の絞り23を設け、単位レンズ群15を通過する光の光束径を制限するようになっている。
さらに、信号端子用レンズ組立体11は、第1のレンズアレイ18aの前側凸レンズ14aの周囲を遮光すると共に、図5(a)において破線で囲まれたレンズ形成領域外の部分にて同図に矢印Bで示す移動方向(矢印Aと反対方向)前後の領域の同方向の幅w1を少なくとも信号端子用フォトマスク10の信号端子用マスクパターン13形成領域の矢印A方向の幅W1(図4参照)と同じになるように形成している。これにより、信号端子用レンズ組立体11の移動開始前及び移動完了後において信号端子用フォトマスク10を通過する光を完全に遮光できるようになっている。
上記信号端子用レンズ組立体11を移動可能に移動手段12が設けられている。この移動手段12は、信号端子用レンズ組立体11を信号端子用フォトマスク10及びステージ8に平行な面内を図1において矢印B方向に移動させるものであり、例えば電磁アクチュエータや電動ステージ等である。
上記ステージ8の上方にて第1の露光光学ユニット2の基板搬送方向奥側には、第2の露光光学ユニット3が設けられている。この第2の露光光学ユニット3は、TFT用基板4の領域に走査側端子のパターンを露光するためのものであり、光源装置23と、走査端子用フォトマスク24と、走査端子用レンズ組立体25と、移動手段26とを備えて構成されている。
ここで、上記光源装置23は、後述の走査端子用フォトマスク24に均一な輝度分布を有する光源光の平行光を照射させるものであり、第1の露光光学ユニット2の光源装置9と同様に、例えば超高圧水銀ランプやキセノンランプ等からなる光源と、この光源から放射された光源光の輝度分布を均一化させる例えばフォトインテグレータと、輝度分布が均一化された光源光を平行光にするコンデンサレンズとを備えている。
また、上記光源装置23から放射される光源光の下流側には、走査端子用フォトマスク24が設けられている。この走査端子用フォトマスク24は、図9に示すように、透明な基板表面に走査側端子と同じ形状の走査端子用マスクパターン27を形成したものであり、走査端子用マスクパターン27を形成した面を下側にして図示省略のマスクステージに保持されている。なお、走査端子用フォトマスク24は、信号端子用マスクパターン13と同様に、使用する感光性樹脂の種類によってポジ型とネガ型とに分類されるが、ここでは、ポジ型の場合について説明する。したがって、走査端子用マスクパターン27は、不透明な膜で形成されており、走査端子用マスクパターン27の外側領域を光が透過するようになっている。
上記走査端子用フォトマスク24と搬送手段1のステージ8との間には、走査端子用レンズ組立体25が設けられている。この走査端子用レンズ組立体25は、走査端子用フォトマスク24に形成された走査端子用マスクパターン27の等倍正立像をTFT用基板4表面に結像させるもので、走査端子用フォトマスク24の法線方向に、図10(b)に示すように複数の凸レンズ(マイクロレンズ)28a〜28hを配置して構成した単位レンズ群29を走査端子用フォトマスク24及びステージ8の面に平行な面内に複数配列したものであり、走査端子用フォトマスク24及びステージ8に平行な面内を後述の移動手段26によって図2に示す矢印C方向(矢印Aで示す基板搬送方向と直交する方向)に移動するようになっている。
上記走査端子用レンズ組立体25の具体的構成は、図10(a)に示すように、走査端子用レンズ組立体25の移動方向(同図に示す矢印C方向)に対して直交方向に複数の単位レンズ群29をピッチP3(例えば150μmピッチ)で配列したレンズ列30を矢印Cで示す移動方向にピッチP4(例えば150μmピッチ)で3列設けると共に、上記移動方向(矢印C方向)に見て各レンズ列30の各単位レンズ群29の一部が重なるように互いに隣接するレンズ列30の一方のレンズ列30を単位レンズ群29の配列方向に、複数の単位レンズ群29の配列ピッチP3の1/m(mは2以上の整数であり、図10においてはm=3で示す)だけシフトさせて設けたものとなっている。
また、上記走査端子用レンズ組立体25は、図10(b)に示すように、透明な基板の表裏面に互いに対応させて複数の凸レンズ28を形成した第1、第2、第3及び第4のレンズアレイ31a〜31dを対応する各凸レンズ28の光軸を合致させた状態で重ね合わせて接合すると共に、走査端子用フォトマスク24の走査端子用マスクパターン27の中間倒立像を第2のレンズアレイ31bと第3のレンズアレイ31cとの間に結像させるように構成されたものである。この場合、互いに光軸を合致させて並んだ8個の凸レンズ28a〜28hで単位レンズ群29を構成している。なお、走査端子用レンズ組立体25の構成は、第1の露光光学ユニット2のマイクロレンズアセンブリ10の構成と同じであるため、ここでは、単位レンズ群29の具体的構成及び各凸レンズ28の機能の説明を省略する。また、図10において、符号32は第1の絞りを示し、符号33は第1の絞り32の開口を示し、符号34は第2の絞りを示す。
さらに、走査端子用レンズ組立体25は、第1のレンズアレイ31aの前側凸レンズ28aの周囲を遮光すると共に、図10(a)において破線で囲まれたレンズ形成領域外の部分にて同図に矢印Cで示す移動方向前後の領域の同方向の幅w2を少なくとも走査端子用フォトマスク24の走査端子用マスクパターン27形成領域の矢印Aと直交方向の幅W2(図9参照)と同じになるように形成している。これにより、走査端子用レンズ組立体25の移動開始前及び移動完了後において走査端子用フォトマスク24を通過する光を完全に遮光できるようになっている。
上記走査端子用レンズ組立体25を移動可能に移動手段26が設けられている。この移動手段26は、走査端子用レンズ組立体25を走査端子用フォトマスク24及びステージ8に平行な面内を図2において矢印C方向に移動させるものであり、例えば電磁アクチュエータや電動ステージ8等である。
次に、このように構成された露光装置の動作について説明する。
先ず、別の露光装置により表示領域5に予め信号線及び走査線の露光パターンが形成されたTFT用基板4をステージ8上の所定位置に位置決めして載置した後、搬送手段1を駆動してステージ8を図1の矢印A方向に一定速度で移動し、TFT用基板4を同方向に搬送する。このとき、第1及び第2の露光光学ユニット2,3の光源は、点灯されている。
次に、第1の露光光学ユニット2の基板搬送方向手前側に備えられた図示省略の撮像手段によりTFT用基板4に予め設けられた図示省略の基準マークを検出し、該基準マークの検出時刻における上記ステージ8の位置を基準にして位置センサーによりステージ8の移動距離を計測する。そして、ステージ8が予め設定された距離だけ移動してTFT用基板4の信号側端子形成領域6が第1の露光光学ユニット2の信号端子用フォトマスク10の真下に達するとステージ8の移動が停止される。
続いて、第1の露光光学ユニット2の移動手段12が駆動して信号端子用レンズ組立体11の図1において矢印B方向への移動が開始され、同方向へ連続的に移動する複数の単位レンズ群15(図5参照)により図4に示す信号端子用フォトマスク10の信号端子用マスクパターン13の等倍正立像がTFT用基板4面上に投影され、信号側端子の露光パターンがTFT用基板4の信号側端子形成領域6に形成される。
このとき、図6に示すように、単位レンズ群15の第1の絞り19の開口20により制限された露光領域にてオーバーラップ部22に対応した領域は、同図において矢印Bで示す信号端子用レンズ組立体11の移動方向に先後して存在する二つの単位レンズ群15により重ね露光される。これにより、信号側端子の露光パターンが途中で途切れることなく連続的に繋がるようになる。この場合、第1の絞り19の開口20においてオーバーラップ部22に対応した部分は、その面積がオーバーラップ部22の全面積の半分となるように形成されているので、上記二つの単位レンズ群15の重ね露光により所定深さの露光が行われ、オーバー露光のおそれがない。
信号端子用レンズ組立体11が所定距離だけ移動して、TFT用基板4の信号側端子形成領域6に信号端子用マスクパターン13の全露光パターンが形成されると、移動手段12が停止すると共にステージ8が移動を開始しTFT用基板4の搬送が再開される。
さらに、TFT用基板4が所定距離だけ移動してTFT用基板4の走査側端子形成領域7が第2の露光光学ユニット3の走査端子用フォトマスク24の真下に達するとステージ8の移動が停止される。
続いて、第2の露光光学ユニット3の移動手段26が駆動して走査端子用レンズ組立体25の図2において矢印C方向への移動が開始され、同方向へ連続的に移動する複数の単位レンズ群29(図10参照)により図9に示す走査端子用フォトマスク24の走査端子用マスクパターン27の等倍正立像がTFT用基板4面上に投影され、走査側端子の露光パターンがTFT用基板4の走査側端子形成領域7に形成される。
このとき、単位レンズ群29の第1の絞り32の開口33により制限された露光領域にてオーバーラップ部に対応した領域は、図6に示す第1の露光光学ユニット2の信号端子用レンズ組立体11の場合と同様に、図10において矢印Cで示す走査端子用レンズ組立体25の移動方向に先後して存在する二つの単位レンズ群29により重ね露光される。これにより、走査側端子の露光パターンが途中で途切れることなく連続的に繋がるようになる。この場合、第1の絞り32の開口33においてオーバーラップ部に対応した部分は、第1の露光光学ユニット2の第1の絞り19と同様に、その面積がオーバーラップ部の全面積の半分となるように形成されているので、上記二つの単位レンズ群29の重ね露光により所定深さの露光が行われ、オーバー露光のおそれがない。
そして、走査端子用レンズ組立体25が所定距離だけ移動して、TFT用基板4の走査側端子形成領域7に走査端子用マスクパターン27の全露光パターンが形成されると、移動手段26が停止してTFT用基板4に対する露光が全て終了する。その後、ステージ8の移動が再開されてTFT用基板4が外部に排出される。
なお、上記実施形態においては、信号端子用レンズ組立体11,25が3列から成るレンズ列16,30を1組だけ備えたものである場合について説明したが、本発明はこれに限られず、上記3列のレンズ列16,30を1組としてこれを信号端子用レンズ組立体11,25の移動方向(矢印B,C方向)に複数組備えたものであってもよい。この場合は、移動方向に平行な線上に先後して存在する単位レンズ群15,29による多重露光が行われることになる。これにより、信号端子用レンズ組立体11,25の移動速度を速くすることができ、露光工程のタクトを短縮することができる。また、使用する光源のパワーを小さくすることができる。
上記実施形態においては、1枚の液晶表示用TFT用基板4に信号側端子及び走査側端子の露光パターンを形成する場合について説明したが、本発明はこれに限られず、図11に示すように大面積の基板35に多面付けされた複数の表示パネル(同図においては縦8枚、横8枚のパネルで示す)36に信号側端子及び走査側端子の露光パターンを形成する場合にも適用することができる。この場合、図12に示すように、複数の第1及び第2の露光光学ユニット2,3をそれぞれ各表示パネル36に対応して基板搬送方向(矢印A方向)と直交方向に互い違いに8台備えるとよい。また、各表示パネル36の信号側端子又は走査側端子のパターン形状が異なるときには、図13(a)に示すように、複数種の信号端子用マスクパターン13を備えた信号端子用フォトマスク10、及び同図(b)に示すように、複数種の走査端子用マスクパターン27を備えた走査端子用フォトマスク24を適用するとよい。
ここで、各表示パネル36の信号側端子及び走査側端子の形状が異なる場合には、所定の表示パネル36に対する例えば信号端子用フォトマスク10の信号端子用マスクパターン13を使用した露光が終了すると基板35を所定距離だけ移動した後、信号端子用フォトマスク10を矢印B方向に移動して次の信号端子用マスクパターン13に切り替え、該信号端子用マスクパターン13を使用して別の表示パネル36に露光を行うとよい。以下、基板35の移動・停止を繰り返しながら、信号端子用フォトマスク10を矢印B方向に移動して信号端子用マスクパターン13を順次切り替えてそれぞれ対応する表示パネル36に対して露光を行うとよい。また、走査端子用フォトマスク24についても同様にして、所定の表示パネル36に対する例えば走査端子用マスクパターン27を使用した露光が終了すると基板35を所定距離だけ移動した後、走査端子用フォトマスク24を矢印C方向に移動して次の走査端子用マスクパターン27に切り替え、該走査端子用マスクパターン27を使用して別の表示パネル36に露光を行うとよい。さらに別の表示パネル36に対しては、さらに別の走査端子用マスクパターン27に切り替え、該走査端子用マスクパターン27を使用して露光を行ってもよい。
また、上記実施形態においては、TFT用基板4が別の露光装置により表示領域5内に複数の信号線及び走査線の露光パターンが縦横に交差して形成されたものである場合について説明したが、本発明はこれに限られず、第1の露光光学ユニット2の基板搬送方向手前側に上記信号線及び走査線の露光パターンをTFT用基板4に形成するための第3の露光光学ユニットを備えてもよい。この場合、上記第3の露光光学ユニットは、透明基板の一面に形成された遮光膜に、薄膜トランジスタの電極配線や信号線及び走査線のような要求解像力が異なる2種類のマスクパターンからなる二つのマスクパターン群をTFT用基板4の搬送方向に先後して形成し、他面には、要求解像力が異なる2種類のマスクパターンのうち、要求解像力の高い薄膜トランジスタの電極配線のマスクパターンに対応して該マスクパターンをTFT用基板4上に縮小投影するマイクロレンズを形成したフォトマスクを、マイクロレンズ側がTFT用基板4側となるように配置して備え、該フォトマスクに対して光源光を所定の時間間隔で間欠的に照射して図1の矢印A方向に一定速度で搬送中のTFT用基板4に上記フォトマスクの2種類のマスクパターンを所定周期で露光するように構成したものがよい。
ここで使用するフォトマスクの具体的構成例は、要求解像力の高い薄膜トランジスタの電極配線用マスクパターンから成るマスクパターン群がTFT用基板4の搬送方向(矢印A方向)に略直交する方向に上記複数のマスクパターンを所定ピッチで一直線状に並べて形成した複数のマスクパターン列を備え、TFT用基板4の搬送方向先頭側に位置する上記マスクパターン列により形成される複数の露光パターンの間を後続のマスクパターン列により形成される複数の露光パターンにより補完可能に、後続のマスクパターン列を上記複数のマスクパターンの並び方向に夫々所定寸法だけずらして形成したものとするとよい。
さらに、上記実施形態においては、TFT基板4を一方向に移動しながら露光する場合について説明したが、本発明はこれに限られず、TFT基板4を二次元平面内をステップ移動させて露光してもよい。
そして、以上の説明においては、被露光体がTFT用基板4である場合について述べたが、本発明はこれに限られず、被露光体は、非周期性のパターンを形成しようとするものであれば如何なるものであってもよい。
4…TFT用基板
8…ステージ
10…信号端子用フォトマスク
11…信号端子用レンズ組立体
13…信号端子用マスクパターン
14,14a〜14h,28,28a〜28h…凸レンズ
15,29…単位レンズ群
16,30…レンズ列
17a,31a…第1のレンズアレイ
17b,31b…第2のレンズアレイ
17c,31c…第3のレンズアレイ
17d,31d…第4のレンズアレイ
19,32…第1の絞り
20,33…開口
22…オーバーラップ部(隣接する第1の絞りの開口と重なる部分)
23,34…第2の絞り
24…走査端子用フォトマスク
25…走査端子用レンズ組立体
27…走査端子用マスクパターン

Claims (11)

  1. ステージ上に保持された被露光体の面に露光される露光パターンと同一形状のマスクパターンを形成したフォトマスクと、
    前記フォトマスクと前記ステージとの間に配設され、前記フォトマスクに形成されたマスクパターンの等倍正立像を前記被露光体表面に結像可能に前記フォトマスクの法線方向に複数の凸レンズを配置して構成した単位レンズ群を前記フォトマスク及び前記ステージ上に保持された被露光体の面に平行な面内に複数配列したレンズ組立体と、
    前記レンズ組立体を前記フォトマスク及び前記ステージ上の被露光体の面に平行な面内を移動させる移動手段と、
    を備えたことを特徴とする露光装置。
  2. 前記レンズ組立体は、これの移動方向に対して直交方向に複数の前記単位レンズ群を所定ピッチで配列したレンズ列を前記移動方向に所定ピッチで複数列設けると共に、前記移動方向に見て前記各レンズ列の各単位レンズ群の一部が重なるように互いに隣接する前記レンズ列の一方のレンズ列を前記単位レンズ群の配列方向に所定量だけシフトさせて設けたことを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  3. 前記レンズ組立体は、透明な基板の表裏面に互いに対応させて複数の凸レンズを形成した第1、第2、第3及び第4のレンズアレイを対応する各凸レンズの光軸を合致させて重ね合わせると共に、前記フォトマスクのマスクパターンの中間倒立像を前記第2のレンズアレイと前記第3のレンズアレイとの間に結像させるように構成されたものであることを特徴とする請求項1又は2記載の露光装置。
  4. 前記レンズ組立体は、前記第3のレンズアレイの光の進行方向上流側に位置する凸レンズの表面に近接して所定形状の開口を有する第1の絞りを設け、単位レンズによる露光領域をレンズの中央部に制限したことを特徴とする請求項3記載の露光装置。
  5. 前記第1の絞りの開口は、平面視矩形状の開口において、前記レンズ組立体の移動方向に見て隣接する第1の絞りの開口の一部と重なる部分の面積が前記重なり部全体の面積の半分となるようにその一部を遮光した形状を成していることを特徴とする請求項4記載の露光装置。
  6. 前記レンズ組立体は、前記第4のレンズアレイの光の進行方向上流側のレンズ表面に近接して光束径を制限する第2の絞りを設けたことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の露光装置。
  7. 前記ステージは、前記被露光体を載置して一方向に搬送可能にされ、
    前記移動手段は、前記ステージの移動が停止状態において、前記レンズ組立体を移動させる、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の露光装置。
  8. 前記ステージの上方にて前記レンズ組立体の前記被露光体の搬送方向手前側には、透明基板の一面に形成された遮光膜に、前記被露光体の搬送方向と直交する方向に所定間隔で少なくとも1列に並べて複数の別のマスクパターンを形成した別のフォトマスクをさらに備え、該別のフォトマスクに対して光源光を所定の時間間隔で間欠的に照射して一定速度で搬送中の前記被露光体に前記別のマスクパターンを所定周期で露光するようにしたことを特徴とする請求項7記載の露光装置。
  9. 前記別のフォトマスクは、透明基板の前記被露光体側とは反対側の面に形成された遮光膜に、要求解像力が異なる2種類のマスクパターンからなる二つのマスクパターン群を前記被露光体の搬送方向に先後して形成し、前記被露光体側の面には、前記要求解像力が異なる2種類のマスクパターンのうち、要求解像力の高いマスクパターンに対応して該マスクパターンを前記被露光体上に縮小投影するマイクロレンズを形成したものであることを特徴とする請求項8に記載の露光装置。
  10. 前記要求解像力の高いマスクパターンから成るマスクパターン群は、前記被露光体の搬送方向に略直交する方向に前記複数のマスクパターンを所定ピッチで一直線状に並べて形成した複数のマスクパターン列を備え、前記被露光体の搬送方向先頭側に位置するマスクパターン列により形成される複数の露光パターンの間を後続のマスクパターン列により形成される複数の露光パターンにより補完可能に、前記後続のマスクパターン列を前記複数のマスクパターンの前記並び方向に夫々所定寸法だけずらして形成したことを特徴とする請求項9記載の露光装置。
  11. 前記被露光体は、表示装置の薄膜トランジスタ用基板であり、
    前記別のフォトマスクは、前記薄膜トランジスタ用基板の中央の表示領域に前記要求解像力の異なる2種類のマスクパターンを所定周期で露光するもので、前記要求解像力が異なる2種類のマスクパターンのうち、要求解像力の高いマスクパターンが薄膜トランジスタの電極配線用マスクパターンで、要求解像力の低いマスクパターンが前記薄膜トランジスタに信号を供給する信号線及び走査線用マスクパターンであり、
    前記フォトマスクは、前記薄膜トランジスタ用基板の前記表示領域の外側の領域に前記信号線又は走査線に接続する端子用マスクパターンを設けたものである、
    ことを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の露光装置。
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