JP5287764B2 - 電気制御盤の冷却方法及び冷却設備 - Google Patents
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Description
図5に示す場合には、電気室内において、暖気15aと冷気14aが混合されるため、電気制御盤背面側からの冷気14aには暖気15aが混合されるため、電気制御盤の冷却効率が低いという問題がある。
また、図6に示すように、床下に配線ピットがある場合で前記配線ピットを通風路として用いることが可能な場合には、電気室1の床5上に、間隔をおいて対向して制御盤列7の吸気面8側の上方に、電気制御盤列7に沿って水平に帯状の横仕切板25を設け、横仕切板25の巾方向両側に、冷気吹き出し口(図示を省略した)を設けると共に、冷気を床下から流して、各対向する制御盤列7の前面側の冷気吸気面8から吸気し、制御盤列7の背面側又は上面側の排気面9から暖気15aを排気して、図示省略の室内排気口から室外空調機を介して配線ピットに冷気を供給する技術も考えられるが、配線ピットを通気路として用いることができない場合には、図6に示す形態の冷却方法を採用することはできない。
本発明は、電気室内の電気制御盤を効率よく冷却可能な電気制御盤の冷却方法及び冷却設備を提供することを目的とする。
第2発明では、第1発明の電気制御盤の冷却方法において、天井部から冷気吐き出しダクトを離して設けて、各電気制御盤列の背面側の暖気相互の対流を可能にしたことを特徴とする。
第3発明では、第1発明又は第2発明の電気制御盤の冷却方法において、外壁及び天井屋根に断熱層を設けて、電気制御盤の冷却効率を向上させるようにしたことを特徴とする。
第4発明では、第1発明〜第3発明の電気制御盤の冷却方法において、電気室の暖気吸気口と冷気吐き出し口と室外に設けた空調機における室外機とを、それぞれ暖気送気路と冷気送気路を介して接続していることを特徴とする。
第5発明では、第1発明〜第4発明の電気制御盤の冷却方法において、電気制御盤が3列以上の奇数列設けられている場合に、対とならない電気制御盤の冷気吸気面に間隔をおいて対向するように仕切り壁を設け、前記対とならない電気制御盤列の冷気吸気面側と仕切り壁との間の上方に、冷気吐き出しダクトが電気制御盤列沿って延長するように設けられ、前記冷気吐き出しダクトの下側に設けた冷気吐き出し口から冷気を吐き出して冷気領域を形成し、その冷気領域の冷気を前記冷気吸気面側から吸気するようにしたことを特徴とする。
第6発明では、電気室内の床上に間隔をおいて正面側に冷気吸気面を有する電気制御盤列が並列してかつ冷気吸気面が対向するように設けられた電気制御盤の冷却設備において、電気制御盤列の冷気吸気面側の上方に、冷気吐き出しダクトが電気制御盤列に沿って延長するように設け、前記冷気吐き出しダクトの下側に沿って冷気吐き出し口を設け、前記冷気吐き出しダクトの外側面は、断熱被覆されていると共に前記冷気吐き出しダクトの両側壁下部と電気制御盤列の前面上部とを仕切り部により接続して、電気制御盤列前面側間の冷気領域と電気制御盤列背面側の暖気領域が遮断されていたことを特徴とする。
第7発明の電気制御盤の冷却設備では、第6発明の電気制御盤の冷却設備において、天井部から冷気吐き出しダクトを離して設け、冷気吐き出しダクトの上側と天井部との間に、通気路を設け、各電気制御盤列の背面側の暖気相互の対流を可能にしたことを特徴とする。
第8発明では、第6発明又は第7発明の電気制御盤の冷却設備において、外壁及び天井屋根に断熱層が設けられていることを特徴とする。
第9発明では、第6発明〜第8発明の電気制御盤の冷却設備において、電気室の暖気吸気口と冷気吐き出し口と室外に設けた空調機における室外機とを、それ
ぞれ暖気送気路と冷気送気路を介して接続していることを特徴とする。
第10発明では、第6発明〜第9発明のいずれかの電気制御盤の冷却設備において、電気制御盤が3列以上の奇数列設けられている場合に、対とならない奇数列目の電気制御盤の冷気吸気面に間隔をおいて対向するように仕切り壁を設け、前記対とならない奇数列目の電気制御盤列の冷気吸気面側と仕切り壁との間の上方に、冷気吐き出しダクトが電気制御盤列に沿って延長するように設けられ、前記冷気吐き出しダクトの下側に設けた冷気吐き出し口から冷気を吐き出して冷気領域が形成され、その冷気領域の冷気が前記冷気吸気面側から吸気されるようにしたことを特徴とする。
また、天井部から冷気吐き出しダクトを離して設けて、各電気制御盤列の背面側の暖気相互の対流を可能にしたので、暖気領域間の温度差が大きくなるのを抑制することができる。
また、外壁及び天井屋根に断熱層を設けているので、夏季時等における電気制御盤の冷却効率を向上させることができる。
また、電気室の暖気吸気口と冷気吐き出し口と室外に設けた空調機における室外機とを、それぞれ暖気送気路と冷気送気路を介して接続しているので、インバーターエアコン等、熱交換器を備えた空調機により冷却することができる。
床5の上には、前後方向に延長するように配置された正面側に冷気吸気面を有する電気制御盤列7が左右方向に間隔をおいて対向するように配置されている。具体的には、電気制御盤列7は、並列に冷気吸気面が対向するように配置されると共に隣り合う対向する電気制御盤列7は、正面側に冷気14aを吸い込むための入り口を備えた冷気吸気面8が設けられ、各電気制御盤列7の背面側及び上面側には、それぞれ暖気15aを排出するための吐き出し出口を備えた暖気排気面9を備えている。
また、外壁及び天井屋根に断熱層を設けていることで、夏季(又は太陽光を多く受ける昼間)において外気温が高くても、インバーターエアコンからなる空調機17による電気制御盤7の冷却効率を向上させるようにしている。なお、冬季又は夜間時の外気温が低い時には、前記空調機17の運転台数を低減するように、適宜温度検知器を設けて、室外機17b内の熱交換器のモーターをインバーターにより制御している。
2 外壁又は内壁
3 断熱性屋根又は断熱性天井部
4 床下躯体
5 床
6 配線ピット
7 電気制御盤列
8 冷気吸気面
9 暖気排気面
10 冷気吐き出しダクト
11 冷気吐き出し口
12 断熱側壁
13 仕切り部
14 冷気領域
14a 冷気
15 暖気領域
15a 暖気
16 通気路
17 空調機
17b 室外機
17a 室内機
18 暖気吸気口
19 暖気送気路
20 冷気送気路
21 出入り口
22 太陽光
23 間仕切り壁
25 横仕切板
Claims (10)
- 電気室内の床上に間隔をおいて正面側に冷気吸気面を有する電気制御盤列が並列してかつ冷気吸気面が対向するように設けられた電気制御盤の冷却方法において、電気制御盤列の冷気吸気面側の上方に、冷気吐き出しダクトが電気制御盤列に沿って延長するように設けられて、前記冷気吐き出しダクトの下側に設けた冷気吐き出し口から冷気を吐き出して冷気領域を形成し、その冷気領域の冷気を前記冷気吸気面側から吸気するようにし、前記冷気吐き出しダクトの外側面は、断熱被覆されていると共に前記冷気吐き出しダクトの両側壁下部と電気制御盤列の前面上部とを仕切り部により接続して、電気制御盤列前面側間の冷気領域と電気制御盤列背面側の暖気領域を遮断するようにしたことを特徴とする電気制御盤の冷却方法。
- 天井部から冷気吐き出しダクトを離して設けて、各電気制御盤列の背面側の暖気相互の対流を可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の電気制御盤の冷却方法。
- 外壁及び天井屋根に断熱層を設けて、電気制御盤の冷却効率を向上させるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気制御盤の冷却方法。
- 電気室の暖気吸気口と冷気吐き出し口と室外に設けた空調機における室外機とを、それぞれ暖気送気路と冷気送気路を介して接続していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気制御盤の冷却方法。
- 電気制御盤が3列以上の奇数列設けられている場合に、対とならない電気制御盤の冷気吸気面に間隔をおいて対向するように仕切り壁を設け、前記対とならない電気制御盤列の冷気吸気面側と仕切り壁との間の上方に、冷気吐き出しダクトが電気制御盤列沿って延長するように設けられ、前記冷気吐き出しダクトの下側に設けた冷気吐き出し口から冷気を吐き出して冷気領域を形成し、その冷気領域の冷気を前記冷気吸気面側から吸気するようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気制御盤の冷却方法。
- 電気室内の床上に間隔をおいて正面側に冷気吸気面を有する電気制御盤列が並列してかつ冷気吸気面が対向するように設けられた電気制御盤の冷却設備において、電気制御盤列の冷気吸気面側の上方に、冷気吐き出しダクトが電気制御盤列に沿って延長するように設け、前記冷気吐き出しダクトの下側に沿って冷気吐き出し口を設け、前記冷気吐き出しダクトの外側面は、断熱被覆されていると共に前記冷気吐き出しダクトの両側壁下部と電気制御盤列の前面上部とを仕切り部により接続して、電気制御盤列前面側間の冷気領域と電気制御盤列背面側の暖気領域が遮断されていたことを特徴とする電気制御盤の冷却設備。
- 天井部から冷気吐き出しダクトを離して設け、冷気吐き出しダクトの上側と天井部との間に、通気路を設け、各電気制御盤列の背面側の暖気相互の対流を可能にしたことを特徴とする請求項6に記載の電気制御盤の冷却設備。
- 外壁及び天井屋根に断熱層が設けられていることを特徴とする請求項6又は7に記載の電気制御盤の冷却設備。
- 電気室の暖気吸気口と冷気吐き出し口と室外に設けた空調機における室外機とを、それぞれ暖気送気路と冷気送気路を介して接続していることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の電気制御盤の冷却設備。
- 電気制御盤が3列以上の奇数列設けられている場合に、対とならない奇数列目の電気制御盤の冷気吸気面に間隔をおいて対向するように仕切り壁を設け、前記対とならない奇数列目の電気制御盤列の冷気吸気面側と仕切り壁との間の上方に、冷気吐き出しダクトが電気制御盤列に沿って延長するように設けられ、前記冷気吐き出しダクトの下側に設けた冷気吐き出し口から冷気を吐き出して冷気領域が形成され、その冷気領域の冷気が前記冷気吸気面側から吸気されるようにしたことを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の電気制御盤の冷却設備。
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