JP5282943B2 - 現像剤容器、画像形成装置、及び、現像装置 - Google Patents
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Description
そして、現像剤容器が画像形成装置本体にセットされていないときには、現像剤容器の開口から現像剤が漏出しないように、容器側シャッタによって開口が閉鎖される。これに対して、現像剤容器が画像形成装置本体にセットされているときには、現像剤容器から現像装置に向けて現像剤を供給するために、容器側シャッタが移動して開口が開放される。
すなわち、開口を閉鎖した位置に容器側シャッタをロックする機構がないと、現像剤容器が画像形成装置本体から取り出されたときに、ユーザー等が誤って容器側シャッタに触れて開口を開放してしまい、内部に回収した現像剤が開口から漏出する不具合が生じてしまう。これに対して、開口を閉鎖した位置に容器側シャッタを駐止するロック機構を設けても、画像形成装置本体に現像剤容器をセットしたときに、ロック機構の解除操作がおこなわれずに、現像剤容器への現像剤の回収がおこなわれない問題が生じる可能性がある。
前記現像剤収容部に対して後方に引き出す動作に連動して固定された前記容器側シャッタによって前記開口が閉鎖されるとともに前記本体側シャッタが閉鎖された後に、前記現像剤収容部に対して上方又は下方に離脱する動作に連動して前記現像剤収容部との当接による前記容器係合部材の弾性変形が解除されて前記容器係合部材と前記容器被係合部とが係合するものである。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1は画像形成装置としてのプリンタを示す全体構成図であり、図2はその作像部を示す拡大図であり、図3は現像装置を示す斜視図である。また、図4は剤カートリッジから現像装置への現像剤の補給経路を示す概略図である。さらに、図5は、開梱時や現像剤交換時等に現像剤容器が現像装置にセットされる状態を示す概略図である。
カートリッジ収容部31の下方には中間転写ユニット15が配設されている。その中間転写ユニット15の中間転写ベルト18に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部(感光体ドラム21Y、21M、21C、21Kや現像装置23Y、23M、23C、23K等が設置されている。)が並設されている。
なお、各色の作像部は、使用されるトナーの色が異なる以外は、ほぼ同一構造であるために、図1以外の図では現像装置や感光体ドラムは符号のアルファベット(Y、C、M、BK)を除して図示している。
そして、図2に示すように、感光体ドラム21は、帯電部24の位置で、その表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。その後、感光体ドラム21の表面は、露光装置から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によって静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム21の表面は、中間転写ベルト18及び第1転写バイアスローラ17との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム21上のトナー像が中間転写ベルト18上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム21上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
最後に、感光体ドラム21の表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム21上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム21上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
その後、中間転写ベルト18は、中間転写クリーニング部の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト18上の未転写トナーが回収される。
こうして、中間転写ベルト18上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
詳しくは、給紙部26には、転写紙等の記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対28に向けて給送される。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
図2を参照して、現像装置23は、第1現像ローラ23a1、第2現像ローラ23a2、搬送スクリュ23b1〜23b3(オーガスクリュ)、ドクターブレード23c、キャリア捕集ローラ23k、スクレーパ23m、第4搬送スクリュ23n、等で構成されている。また、現像装置23内には、現像剤を搬送して循環経路を形成する3つの現像剤搬送部B1〜B3が形成されている。
キャリア捕集ローラ23kは、ステンレス等からなる円筒体内に所定の磁界を形成するマグネットが固設されたものであって、現像装置23内から移動(飛翔)して感光体ドラム21に付着したキャリアを捕集するためのものである。キャリア捕集ローラ23kは、図2の反時計方向に回転駆動される。
第1搬送スクリュ23b1は、第1現像剤搬送部B1であって第1現像ローラ23a1に対向する位置に配設されていて、現像剤を水平方向に搬送するとともに、第1現像ローラ23a1上に現像剤を供給する。
第2搬送スクリュ23b2は、第2現像剤搬送部B2に設置されている。第2搬送スクリュ23b2は、第1搬送スクリュ23b1の下方であって第2現像ローラ23a2に対向する位置に配設されている。そして、第2現像ローラ23a2から離脱した現像剤(現像工程後に剤離れ極によって第2現像ローラ23a2上から強制的に離脱された現像剤ある。)を水平方向に搬送する。
第1搬送スクリュ23b1及び第2搬送スクリュ23b2は、現像ローラ23a1、23a2や感光体ドラム21と同様に、回転軸がほぼ水平になるように配設されている。
図示は省略するが、第2現像剤搬送部B2の下流側と、第3現像剤搬送部B3の上流側と、は第1中継部を介して連通している。また、第3現像剤搬送部B3の下流側と、第1現像剤搬送部B1の上流側と、は第2中継部を介して連通している。また、第1現像剤搬送部B1の下流側と、第3現像剤搬送部B3の上流側と、は落下経路を介して連通している。
なお、第3現像剤搬送部B3には磁気センサ(不図示である。)が設置されている。そして、磁気センサによって検知されるトナー濃度の情報に基いて、剤カートリッジ32から現像装置23内に向けて所定のトナー濃度の現像剤が供給される。
詳しくは、図4を参照して、剤カートリッジ32内の現像剤は、チューブ71を介して補給装置59に搬送されて、その後に補給口23pを介して現像装置23に供給される。4色の補給経路は、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造である。
チューブ71は、その内径が4〜10mmになるように形成されている。チューブ71の材料としては、ポリウレタン、ニトリル、EPDM、シリコン等のゴム材料や、ポリエチレン、ナイロン等の樹脂材料を用いることができる。このようなフレキシブルなチューブ71を用いることで、補給経路のレイアウトの自由度が増して、画像形成装置が小型化される。
また、本実施の形態における画像形成装置は、現像装置23内の現像剤を新品のものに入れ替える場合(上述した現像剤の補給・排出をおこなっても現像剤が劣化してしまう場合等である。)に、サービスマンによって空の現像剤容器1に現像剤(劣化剤)が回収される。詳しくは、装置本体100の本体カバーを開閉して現像装置23の現像剤収容部23dを露呈して、空の現像剤容器1を現像剤収容部23dに装着する(図5(B)の状態である。)。このとき、現像剤容器1は現像剤収容部23dの下方からセットされ、現像剤容器1の装着動作に連動して、現像剤収容部23dに設置された本体側シャッタ23gが開放されて、現像装置23から現像剤収容部23dを介して空の現像剤容器1に現像剤が回収される。そして、現像剤が回収された後の現像剤容器1は、現像剤収容部23dから離脱されて、装置本体100の外部に取り外される。
このように、本実施の形態における現像剤容器1は、空の現像装置23に現像剤を供給する容器として機能するとともに、劣化した現像剤を現像装置23から回収する容器としても機能することになる。
なお、現像剤収容部23dを介しての現像装置23内への現像剤の供給と、現像剤収容部23dを介しての現像装置23内からの現像剤の回収と、は第4搬送スクリュ23nを正逆方向に回転駆動させることによっておこなうことができる。
図6〜図8に示すように、現像剤容器1は、容器本体2、取っ手3、容器側シャッタ4、弾性材5、シール材6、パッキン7、等で構成されている。
容器本体2は、PS樹脂(ポリスチレン樹脂)等からなるボトルであって、充填用穴部にキャップ2cが設置されている。また、容器本体2の天井面にはデカルシール2bが貼着され、容器本体2の側面には補助シール2a(現像剤容器1を回収するときに、容器側シャッタ4から取っ手3にかけて補助的に貼られるシールである。)が台紙とともに貼着されている。
図6を参照して、現像剤容器1の傾斜搬送部Kは、容器本体2と、容器本体2に対して前方(図6の左方向である。)に配設された開口3aと、の間に形成されていて、容器本体2と開口3aとの間で現像剤を斜め方向に搬送するためのものである。傾斜搬送部Kを設けることで、容器本体2に収容された現像剤が開口3aに向けてスムーズに流動することになる(又は、開口3aから容器本体2に向けてスムーズに現像剤が回収されることになる。)。
また、取っ手3は、傾斜搬送部Kと開口3aとの接続位置から後方(図6の右方向である。)に水平方向に延設されて、傾斜搬送部Kと容器本体2との接続位置まで鉛直方向に延設されている。このように、傾斜搬送部Kを設けることによって形成されるスペースを最大限に利用して取っ手3を設けることで、現像剤容器1を大型化することなく、操作性の高い(把持しやすい)現像剤容器1を提供することができる。
さらに、取っ手3には、開口3aの近傍に、係合部3b、2つの突起部3c、2つの係合ピン3d、2つの解除レバー3e、等が形成されているが、これらについては後で詳しく説明する。
なお、容器側シャッタ4には、ロック機構として機能する爪部材4aや、非互換用部材としての非互換用突起部4b、等も設けられているが、これらについては後で詳しく説明する。
また、容器側シャッタ4と取っ手3の開口3aとの間のシール性を高めるために、双方の間に発泡ポリウレタン等からなる弾性材5が設置されている。弾性材5は、一方の面が両面テープにて容器側シャッタ4に貼着されていて、他方の面にはマイラー等の摺動性の高い材料が貼着されている。
さらに、開口3aの周囲を接着面とするシール材6が、開口3aの位置から取っ手3に沿って後方に延設されている。このシール材6は、現像剤が収容された新品の現像剤容器1において、容器側シャッタ4によって閉鎖された開口3aをさらに封止するためのものであって、開梱時に作業者によって取り外されるものである。
なお、現像装置23の現像剤収容部23dには、可動ピン23d1や、勘合部としての非互換用穴部23d4や、互換用穴部23d5、等が設けられている。さらに、本体側シャッタ23eには、被係合部23e1、穴部23e2、等が設けられている。これらについては後で詳しく説明する。
まず、図12(A)に示すように、現像剤収容部23dに対して現像剤容器1を上方から載置する。このときの動作に連動して、現像剤収容部23dの壁部23d3に爪部材4aが当接しながら押し広げられて、ロック機構3c、4aの解除がおこなわれる(図12(A)の状態である。)。これと同時に、現像剤容器1の係合部3b(貫通穴である。)が本体側シャッタ23eの被係合部23e1(突起軸である。)に係合することで、本体側シャッタ23eに対する現像剤容器1の位置が定まり、その後の本体側シャッタ23e及び容器側シャッタ4の開放動作が安定的におこなわれることになる。
なお、本実施の形態において、爪部材4aには、現像剤収容部23dの壁部23d3に対向する側にテーパ部4g(図10を参照できる。)が形成されている。さらに、現像剤収容部23dの壁部23d3にも、爪部材4aに対向する側にテーパ部(図11等を参照できる。)が形成されている。これにより、現像剤収容部23dに対して現像剤容器1を上方からセットするときに爪部材4aを弾性変形させる動作がスムーズかつ確実におこなわれることになる。
また、図6を参照して、係合部3aは、突起部3cに対して距離δ1だけ前方であって、現像剤収容部23dに対する上方からのセット方向に対して爪部材4aよりも距離δ2だけ下方に設けられている。これにより、本体側シャッタ23eに対する現像剤容器1の位置決め動作がスムーズかつ確実におこなわれることになる。
そして、図12(C)に示すように、最終的に、現像剤容器1の取っ手3の先端が現像剤収容部23dの壁部に突き当たる位置で、開口3a及び本体側開口23fが完全に開放されるとともに連通する。すなわち、現像剤容器1は、開口3aが開放された位置で現像剤収容部23dに当接して押し出す動作が制限されて、現像剤容器1の装着動作が完了する(図11の状態である。)。そして、連通した開口3a及び本体側開口23fを介して、現像剤容器1から現像剤収容部23d(現像装置23)に現像剤が供給される。
なお、図13(A)は現像剤収容部23dを示す上面図であり、図13(B)は現像剤収容部23dを示す側方断面図であり、図13(C)は現像剤収容部23d上に現像剤容器1が載置された状態(図12(A)の状態である。)を示す側方断面図である。
これに対して、現像剤容器1を離脱するときには、上述したように、まず、現像剤収容部23dに対して現像剤容器1を後方に引き出す動作に連動して開口3a及び本体側開口23fが閉鎖される。その後、現像剤収容部23dに対して現像剤容器1を上方に離脱する動作に連動して、係合ピン3dによる可動ピン23d1の押動が解除されて、圧縮スプリング23d2に付勢されて可動ピン23d1が上方に移動して、穴部23e2と可動ピン23d1とが係合する(本体側ロック機構によるロックがおこなわれる。)。
このように本体側ロック機構を設けることで、現像剤容器1が現像剤収容部23dにセットされていないときには本体側シャッタ23eによって本体側開口23fが確実に閉鎖されて、現像剤容器1が現像剤収容部23dにセットされたときには本体側シャッタ23eによって本体側開口23fが確実に開放されるために、本体側シャッタ23eが現像剤供給時以外に開放されて現像装置23内に異物が混入する不具合や、本体側シャッタ23eが現像剤供給時に開放されずに現像装置23内に現像剤が供給されない不具合が抑止される。
なお、本実施の形態では、係合ピン3dが穴部23e2に係合することにより、係合部3bと被係合部23e1との係合とともに、本体側シャッタ23eに対する現像剤容器1の位置決めが確実におこなわれることになる。
すなわち、現像剤収容部23dに対して現像剤容器1を後方(図12の右側である。)に引き出す動作に連動して固定された容器側シャッタ4によって開口3aが閉鎖されるとともに本体側シャッタ23eが閉鎖された後に、現像剤収容部23dに対して現像剤容器1を上方に離脱する動作(現像剤回収時には下方に離脱される。)に連動して現像剤収容部23dの壁部23d3との当接による爪部材4aの弾性変形が解除されて爪部材4aと突起部3cとが係合する(ロック機構によるロックがおこなわれる。)。
ここで、現像剤収容部23dに対して現像剤容器1を後方に引き出す動作に連動して開口3aが閉鎖されるときに、現像剤容器1の係合部3bに係合する被係合部23e1が引動されて本体側シャッタ23eが本体側開口23fを閉鎖することになる。
そして、現像剤収容部23dに対して現像剤容器1を後方に引き出す動作(離脱時の動作である。)に先立って、解除レバー23eが操作される。詳しくは、図14(B)の状態にある解除レバー23eに力を与えて図14(C)の状態に弾性変形させる。これにより、係止部3e1と被係止部4eとの係止が解除されて、現像剤容器1(取っ手3)が図14の右方向に移動可能になる。その後、上述した手順で現像剤容器1の離脱動作がおこなわれる。
図15(A)〜(C)を参照して、上述したように、現像装置23の現像剤収容部23dには、現像剤容器1が開口3aを下向きにした状態で設置されて現像剤容器1に収容された現像剤が供給されるための第1の本体側開口23fと、現像剤容器1が開口3aを上向きにした状態で設置されて現像剤収容部23d(現像装置23)に収容された現像剤が現像剤容器1に回収されるための第2の本体側開口23hと、が設けられている。そして、第1の本体側開口23fと第2の本体側開口23hとには、それぞれ本体側シャッタ23e、23gが設置されている。
また、図15(B)を参照して、現像剤供給時及び現像剤回収時の現像剤の飛散を防止するために、第1の本体側開口23fが第2の本体側開口23hに比べて大きく形成されている。すなわち、現像剤供給時において現像剤容器1の開口3aは第1の本体側開口23fの上方にセットされるために、第1の本体側開口23fが開口3aを覆うように大きく形成されることで、第1の本体側開口23fの外側に現像剤が飛散しにくくなる。同様に、現像剤回収時において現像剤容器1の開口3aは第2の本体側開口23hの下方にセットされるために、第2の本体側開口23hが開口3aに覆われるように小さく形成されることで、開口3aの外側に現像剤が飛散しにくくなる。
一方、図15(A)に示すように、現像装置23の現像剤収容部23dは、現像剤容器1に収容された現像剤を供給するために現像剤容器1がセットされるときに、対応する非互換用突起部4bのみが勘合する勘合部としての非互換用穴部23d4が第1の本体側開口23fの近傍に設けられている。すなわち、図15(A)では、非互換用穴部23d4が下方から連続的に並ぶ3つの穴で形成されているため、これに対応した非互換用突起部4b(対応する位置から連続的に並ぶ3つの突起で形成されたものである。)を有する現像剤容器1のみがセット可能になる。このような構成により、現像剤の色が異なる現像剤容器1が、誤って現像剤収容部23dに装着される不具合を抑止することができる。例えば、イエロー用の現像剤容器1は、ブラック用、マゼンタ用、シアン用の現像剤収容部23dにセットされることなく、イエロー用の現像剤収容部23dにのみセットされることになる。
また、本実施の形態における現像剤容器1は、現像装置23の現像剤収容部23dに設置される現像剤供給用又は現像剤回収用のものに限定されることはない。
2 容器本体、
3 取っ手、
3a 開口、 3b 係合部、 3c 突起部、
3d 係合ピン、 3e 解除レバー、
4 容器側シャッタ、
4a 爪部材、 4b 非互換用突起部(非互換用部材)、
23、23Y、23M、23C、23K 現像装置、
23d 現像剤収容部、
23d1 可動ピン、
23d4 非互換用穴部(勘合部)、 23d5 互換用穴部、
23e、23g 本体側シャッタ、
23e1、23g1 被係合部、 23e2 穴部、
23f 本体側開口(第1の本体側開口)、
23h 第2の本体側開口、
100 画像形成装置本体(装置本体)、 K 傾斜搬送部。
Claims (22)
- 画像形成装置本体の現像剤収容部に設置された本体側シャッタを開放して前記現像剤収容部に対して現像剤を供給又は回収するとともに、前記現像剤収容部に着脱自在に設置される現像剤容器であって、
容器内部に対して現像剤を排出又は送入するための開口を開閉する容器側シャッタと、
前記開口を閉鎖した位置に前記容器側シャッタを駐止するロック機構と、
を備え、
前記ロック機構は、前記開口の近傍に設置された容器被係合部と、前記容器側シャッタに設置されるとともに前記容器被係合部に係合して前記容器側シャッタの開放方向の移動を規制する容器係合部材と、を具備し、
前記現像剤収容部に対して上方又は下方からセットする動作に連動して前記現像剤収容部との当接により前記容器係合部材が弾性変形して前記容器係合部材と前記容器被係合部との係合が解除された後に、前記現像剤収容部に対して前方に押し出す動作に連動して前記容器側シャッタが固定された状態で前記開口が開放されるとともに前記本体側シャッタが押動されて前記開口と前記現像剤収容部の本体側開口とが連通し、
前記現像剤収容部に対して後方に引き出す動作に連動して固定された前記容器側シャッタによって前記開口が閉鎖されるとともに前記本体側シャッタが閉鎖された後に、前記現像剤収容部に対して上方又は下方に離脱する動作に連動して前記現像剤収容部との当接による前記容器係合部材の弾性変形が解除されて前記容器係合部材と前記容器被係合部とが係合することを特徴とする現像剤容器。 - 前記容器係合部材は、爪部材であって、
前記容器被係合部は、突起部であることを特徴とする請求項1に記載の現像剤容器。 - 前記容器係合部材及び前記容器被係合部は、前記開口に対して前方であって前記開口を挟む両側の位置にそれぞれ配設されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像剤容器。
- 前記一対の容器係合部材は、それらの先端部が根元部に比べて互いに近づくように傾斜して形成されたことを特徴とする請求項3に記載の現像剤容器。
- 前記容器係合部材は、前記現像剤収容部に対向する側にテーパ部を具備し、
前記現像剤収容部は、前記容器係合部材に対向する側にテーパ部を具備したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の現像剤容器。 - 前記現像剤収容部に対して上方又は下方からセットする動作に連動して前記本体側シャッタの被係合部に係合して前記本体側シャッタに対する位置を定める係合部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の現像剤容器。
- 前記係合部は、前記容器被係合部の前方であって、前記現像剤収容部に対する上方又は下方からのセット方向に対して前記容器係合部材の下方又は上方に設けられたことを特徴とする請求項6に記載の現像剤容器。
- 前記現像剤収容部に対して後方に引き出す動作に連動して固定された前記容器側シャッタによって前記開口が閉鎖されるときに、前記係合部に係合する前記被係合部が引動されて前記本体側シャッタが前記本体側開口を閉鎖することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の現像剤容器。
- 前記現像剤収容部に対して前方に押し出す動作に連動して前記容器側シャッタが固定された状態で前記開口が開放されるときに、前記開口を開放した位置に前記容器側シャッタを駐止する第2ロック機構と、
前記現像剤収容部に対して後方に引き出す動作に先立って操作されるとともに、前記第2ロック機構による前記容器側シャッタの駐止を解除する解除レバーと、
をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像剤容器。 - 前記現像剤収容部に対して前方に押し出す動作に連動して前記容器側シャッタが固定された状態で前記開口が開放されるときに、前記開口が開放された位置で前記現像剤収容部に当接して押し出す動作が制限されることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の現像剤容器。
- 現像剤を収容するための容器本体と、
前記容器本体と前記容器本体に対して前方に配設された前記開口との間に設置されるとともに、前記容器本体と前記開口との間で現像剤を斜め方向に搬送するための傾斜搬送部と、
前記傾斜搬送部と前記開口との接続位置から後方に水平方向に延設されて前記傾斜搬送部と前記容器本体との接続位置まで鉛直方向に延設された取っ手と、
を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の現像剤容器。 - 前記現像剤収容部は、本体側開口を閉鎖した位置に前記本体側シャッタを駐止する本体側ロック機構を備え、
前記現像剤収容部への装着動作に連動して前記本体側ロック機構が解除されて前記本体側シャッタが前記本体側開口を開放して、前記現像剤収容部からの離脱動作に連動して前記本体側シャッタが前記本体側開口を閉鎖するとともに前記本体側ロック機構による前記本体側シャッタの駐止がおこなわれることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の現像剤容器。 - 前記本体側ロック機構は、前記本体側シャッタに形成された穴部と、前記現像剤収容部に対して上下方向に移動可能に設置されるとともに前記穴部に係合して前記本体側シャッタの移動を規制する可動ピンと、を具備し、
前記本体側シャッタの前記穴部に係合する係合ピンを備え、
前記現像剤収容部に対して上方又は下方からセットする動作に連動して前記係合ピンが前記穴部に係合するとともに前記可動ピンを押動して前記穴部と前記可動ピンとの係合が解除された後に、前記現像剤収容部に対して前方に押し出す動作に連動して前記容器側シャッタが固定された状態で前記開口が開放されるとともに前記本体側シャッタが押動されて前記本体側開口が開放されて前記開口と連通し、
前記現像剤収容部に対して後方に引き出す動作に連動して固定された前記容器側シャッタによって前記開口が閉鎖されるとともに前記本体側シャッタによって前記本体側開口が閉鎖された後に、前記現像剤収容部に対して上方又は下方に離脱する動作に連動して前記係合ピンによる前記可動ピンの押動が解除されて前記穴部と前記可動ピンとが係合することを特徴とする請求項12に記載の現像剤容器。 - 前記現像剤は、2成分現像剤、トナー、キャリアのいずれかであることを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれかに記載の現像剤容器。
- 請求項1〜請求項14のいずれかに記載の現像剤容器が前記現像剤収容部に着脱自在に設置されることを特徴とする画像形成装置。
- 前記現像剤収容部は、
請求項1〜請求項14のいずれかに記載の現像剤容器が前記開口を下向きにした状態で設置されて当該現像剤容器に収容された現像剤が供給されるための第1の本体側開口と、
請求項1〜請求項14のいずれかに記載の現像剤容器が前記開口を上向きにした状態で設置されて当該現像剤収容部に収容された現像剤が当該現像剤容器に回収されるための第2の本体側開口と、
を備え、
前記第1の本体側開口と前記第2の本体側開口とに、それぞれ前記本体側シャッタが設置されたことを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。 - 前記第1の本体側開口と前記第2の本体側開口とは、上下方向に対向する位置に配設されたことを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
- 前記第1の本体側開口は前記第2の本体側開口に比べて大きく形成されたことを特徴とする請求項16又は請求項17に記載の画像形成装置。
- 請求項1〜請求項14のいずれかに記載の現像剤容器は、内部に収容された現像剤の色を区別するための非互換用部材を備え、
前記現像剤収容部は、
前記現像剤容器に収容された現像剤を当該現像剤収容部に供給するために当該現像剤容器がセットされるときに、対応する前記非互換用部材のみが勘合する勘合部を前記第1の本体側開口の近傍に備え、
当該現像剤収容部に収容された現像剤を前記現像剤容器に回収するときには前記非互換用部材の形状に関わらず前記第2の本体側開口に当該現像剤容器がセットされるように構成されたことを特徴とする請求項16〜請求項18のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記非互換用部材は、前記容器側シャッタに設置されたことを特徴とする請求項19に記載の画像形成装置。
- 前記現像剤収容部は、前記画像形成装置本体に対して着脱自在に設置された現像装置に設置されたことを特徴とする請求項15〜請求項20のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記画像形成装置本体に対して着脱自在に設置される現像装置であって、
請求項1〜請求項14のいずれかに記載の現像剤容器が着脱自在に設置される前記現像剤収容部を備えたことを特徴とする現像装置。
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