JP5278959B2 - 減速装置 - Google Patents
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Description
図1乃至図3は、本発明の第1実施形態に係る減速装置1を示すものである。このうち、図1は、減速装置1を模式的に示す正面図である。また、図2は、図1に示した減速装置1の一部(出力側歯車としての出力側はすば歯車20)を省略し、図1のA1−0−A1線に沿って切断して示す減速装置1の断面図である。また、図3は、図1のA2−A2線に沿って切断して示す減速装置1の断面図である。
図1乃至図3に示すように、減速装置1は、基台2に固定した駆動手段としてのモータ3の駆動軸4に駆動歯車5の軸穴6を嵌合し、駆動軸4と駆動歯車5とを一体として回動できるように固定してある。この駆動歯車5は、モータ3寄りに位置する駆動側平歯車部7と、この駆動側平歯車部7の側面から駆動軸4の軸心CL1が延びる方向に沿って形成された駆動側ウォーム部8とを一体に形成してなるものである。このような、駆動歯車5は、全体を樹脂材料(PA,POM,PPS,PPA等)で形成するようになっているが、これに限られるものではなく、少なくとも駆動側ウォーム部8の歯8aを樹脂材料(PA,POM,PPS,PPA等)で形成してあればよい。また、駆動歯車5は、駆動側平歯車部7と駆動側ウォーム部8とを別々に形成し、これら駆動側平歯車部7と駆動側ウォーム部8を一体回動できるように駆動軸4に固定してもよい。
(1)モータ3の正回転時における減速装置1の作動状態
以上のように構成された減速装置1は、図1乃至図3の矢印R1aで示す方向にモータ3が回転(正回転)すると、モータ3の駆動軸4に固定した駆動側ウォーム部8が出力側はすば歯車20を図1の矢印R1a方向へ回動させる。これにより、モータ3の駆動軸4の回転を、駆動側ウォーム部8及び出力側はすば歯車20を介して減速させた状態で出力軸21に伝達し、モータ3から伝達された動力を出力軸21から取り出すことが可能になる。
減速装置1は、図1乃至図3の矢印R2aで示す方向にモータ3が回転(逆回転)すると、モータ3の駆動軸4に固定した駆動側ウォーム部8が出力側はすば歯車20を図1の矢印R2a方向へ回動させる。これにより、モータ3の駆動軸4の回転を、駆動側ウォーム部8及び出力側はすば歯車20を介して減速させた状態で出力軸21に伝達し、モータ3から伝達された動力を出力軸21から取り出すことが可能になる。
図5乃至図7は、本発明の第2実施形態に係る減速装置1を示すものである。このうち、図5は、減速装置1を模式的に示す正面図である。また、図6は、図4に示した減速装置1の一部(出力側歯車としての出力側はすば歯車20)を省略し、図5のB1−O−B1線に沿って切断して示す減速装置1の断面図である。また、図7は、図5のB2−B2線に沿って切断して示す減速装置1の断面図である。なお、本第2実施形態に係る減速装置1の説明において、第1実施形態に係る減速装置1の構成に対応する構成部分には同一符号を付して説明する。
図5乃至図7に示すように、減速装置1は、基台2に固定した駆動手段としてのモータ3の駆動軸4に駆動歯車5の軸穴6を嵌合し、駆動軸4と駆動歯車5とを一体として回動できるように固定してある。この駆動歯車5は、モータ3寄りに位置する駆動側はすば歯車部30と、この駆動側はすば歯車部30の側面から駆動軸4の軸心CL1が延びる方向に沿って形成された駆動側ウォーム部8とを一体に形成してなるものである。なお、駆動歯車5は、全体を樹脂材料(PA,POM,PPS,PPA等)で形成するようになっているが、これに限られるものではなく、少なくとも駆動側ウォーム部8の歯8aを樹脂材料(PA,POM,PPS,PPA等)で形成してあればよい。また、駆動歯車5は、駆動側はすば歯車部30と駆動側ウォーム部8とを別々に形成し、これら駆動側はすば歯車部30と駆動側ウォーム部8を一体回動できるように駆動軸4に固定してもよい。
(1)モータ3の正回転時における減速装置1の作動状態
以上のように構成された減速装置1は、図5乃至図7の矢印R1aで示す方向にモータ3が回転(正回転)すると、モータ3の駆動軸4に固定した駆動側ウォーム部8が出力側はすば歯車20を図5の矢印R1a方向へ回動させる。これにより、モータ3の駆動軸4の回転を、駆動側ウォーム部8及び出力側はすば歯車20を介して減速させた状態で出力軸21に伝達し、モータ3から伝達された動力を出力軸21から取り出すことが可能になる。
減速装置1は、図5乃至図7の矢印R2aで示す方向にモータ3が回転(逆回転)すると、モータ3の駆動軸4に固定した駆動側ウォーム部8が出力側はすば歯車20を図5の矢印R2a方向へ回動させる。これにより、モータ3の駆動軸4の回転を、駆動側ウォーム部8及び出力側はすば歯車20を介して減速させた状態で出力軸21に伝達し、モータ3から伝達された動力を出力軸21から取り出すことが可能になる。
Claims (2)
- 駆動手段によって回転駆動される駆動軸には、駆動側平歯車部と駆動側ウォーム部とからなる駆動歯車が一体回動可能に配置され、
前記駆動軸と平行に配置される中間軸には、前記駆動側平歯車部と噛み合う平歯車部を有するアイドルギヤが回転可能に且つスライド移動できないように支持され、
前記駆動軸及び前記中間軸に対して平行に配置される被動側支持軸には、前記アイドルギヤによって前記駆動歯車の回動方向と同一方向に且つ同一回転速度で回転させられる被動歯車がスライド移動できるように支持され、
前記被動歯車は、前記アイドルギヤのはすば歯車部に噛み合う被動側はすば歯車部と、前記駆動側ウォーム部と同一ピッチ円直径で且つ同一歯形形状の被動側ウォーム部と、を一体に有し、
前記駆動軸及び前記被動側支持軸に交差せず、且つ、前記駆動軸及び前記被動側支持軸と90°ずらして配置される出力軸には、前記駆動側ウォーム部と前記被動側ウォーム部に噛み合う出力側歯車が一体回動可能に配置され、
前記アイドルギヤの前記はすば歯車部と前記被動歯車の前記被動側はすば歯車部は、回転伝達時に、前記出力側歯車の歯に噛み合う前記被動側ウォーム部の歯によって前記出力側歯車の歯を前記駆動側ウォーム部の歯に押し付ける、スラストを発生するようになっており、
前記駆動側ウォーム部の歯、前記被動側ウォーム部の歯、及び前記出力側歯車の歯が、樹脂材料で形成された、
ことを特徴とする減速装置。 - 駆動手段によって回転駆動される駆動軸には、駆動側はすば歯車部と駆動側ウォーム部とからなる駆動歯車が一体回動可能に配置され、
前記駆動軸と平行に配置され且つスライド移動可能に支持された中間軸には、前記駆動側はすば歯車部と噛み合うはすば歯車部を有するアイドルギヤが回転可能に且つスライド移動不能に支持され、
前記駆動軸及び前記中間軸に対して平行に配置され且つ前記中間軸と一体としてスライド移動できるように前記中間軸に連結された被動側支持軸には、前記アイドルギヤによって前記駆動歯車の回動方向と同一方向に且つ同一回転速度で回転させられる被動歯車がスライド移動できるように支持され、
前記被動歯車は、前記アイドルギヤの平歯車部に噛み合う被動側平歯車部と、前記駆動側ウォーム部と同一ピッチ円直径で且つ同一歯形形状の被動側ウォーム部と、を一体に有し、
前記駆動軸及び前記被動側支持軸に交差せず、且つ前記駆動軸及び前記被動側支持軸と90°ずらして配置される出力軸には、前記駆動側ウォーム部と前記被動側ウォーム部に噛み合う出力側歯車が一体回動可能に配置され、
前記駆動歯車の前記駆動側はすば歯車部と前記アイドルギヤの前記はすば歯車部は、回転伝達時に、前記出力側歯車の歯に噛み合う前記被動側ウォーム部の歯によって前記出力側歯車の歯を前記駆動側ウォーム部の歯に押し付ける、スラストを発生するようになっており、
前記駆動側ウォーム部の歯、前記被動側ウォーム部の歯、及び前記出力側歯車の歯が、樹脂材料で形成された、
ことを特徴とする減速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009163287A JP5278959B2 (ja) | 2009-07-10 | 2009-07-10 | 減速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009163287A JP5278959B2 (ja) | 2009-07-10 | 2009-07-10 | 減速装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011017401A JP2011017401A (ja) | 2011-01-27 |
JP5278959B2 true JP5278959B2 (ja) | 2013-09-04 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009163287A Expired - Fee Related JP5278959B2 (ja) | 2009-07-10 | 2009-07-10 | 減速装置 |
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JPS61105331A (ja) * | 1984-03-12 | 1986-05-23 | Buichi Nakamura | 複列ウオ−ム、螺旋歯車機構 |
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2009
- 2009-07-10 JP JP2009163287A patent/JP5278959B2/ja not_active Expired - Fee Related
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