JP5271067B2 - 積層形燃料電池 - Google Patents
積層形燃料電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5271067B2 JP5271067B2 JP2008326659A JP2008326659A JP5271067B2 JP 5271067 B2 JP5271067 B2 JP 5271067B2 JP 2008326659 A JP2008326659 A JP 2008326659A JP 2008326659 A JP2008326659 A JP 2008326659A JP 5271067 B2 JP5271067 B2 JP 5271067B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separator
- fuel cell
- metal
- layer
- stacked fuel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Inert Electrodes (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Description
カソード(正極)側 1/2O2 + 2H+ + 2e− → H2O
全反応 H2 + 1/2O2 → H2O
上記の反応において固体高分子形燃料電池の発電時には最大約1Vの電圧が発生する。実際のシステムでは、出力規模に応じて単位セルを複数個積層して電気的に直列に接続したセルスタックからなる積層形燃料電池が用いられる。燃料電池自動車用の燃料電池では50〜70kWの出力が求められており、200〜500個の単位セルを積層する必要がある。
〔第1の実施形態〕
図1は第1の実施形態を示すセパレータ体101の展開斜視図を示す。セパレータ体101は、セパレータ1の表面と裏面の平坦部2に密着された一対のガスケット5から構成される。セパレータ1は周囲が平坦で中央部を成型して流路を形成している。セパレータ1の平坦部2はガスケット5を面接触する部位で、流路部3はセパレータ1の表裏に反応ガス(燃料ガスと酸化剤ガス)や冷却水を流通させる凹凸状の溝である。ガスケット5は反応ガスと冷却水に応じて2種類のガスケットが使用される。セパレータ1にはさらに反応ガスおよび冷却水の出入り口となるマニホールド4が形成されている。
〔第2の実施形態〕
本発明の第2の実施形態を説明する。セパレータ1の材料に金属を用いる場合は、金属の種類によっては第1の実施形態では充分な長期安定性が得られないことがある。例えば、セパレータ1がマグネシウムや亜鉛など充分な耐食性を有していない材料の場合は顕著な腐食が発生し、燃料電池を劣化させる原因となる。
〔第3の実施形態〕
本発明の第3の実施形態における複合金属材料からなるセパレータの例を説明する。セパレータ1に使用する金属の中には高価な金属が存在する。そこで、鉄、アルミニウム、銅、チタン、マグネシウム、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステン、ニッケル、クロムおよび該金属の合金などの比較的安価な金属をセパレータ1の中心層に使用し、高価な金属を外側に表面層として薄膜で配置する複合構造とすることにより、高価な金属の使用量を低減することができる。
〔第4の実施形態〕
図5に第4の実施形態の模式図を示す。上述の実施形態でセルを作製した場合、初期の発電特性が低かったりセル毎の電圧の差が大きくなる場合がある。これはセパレータ1と触媒電極層11の電気的な接触が良好ではないことが原因となる。
〔第5の実施形態〕
図6に本発明の第5の実施形態の模式図を示す。金属導電層12は、金属の種類によっては第4の実施形態では充分な長期安定性が得られないことがある。これは金属導電層12が鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、錫など充分な耐食性を有していない材料の場合は顕著な腐食が発生し、燃料電池を劣化させる原因となる。したがって、金属導電層12として選ぶ金属はある程度の耐食性と導電性を有していることが好ましい。そのような金属として選ばれるルテニウム、ロジウム、パラジウム、銀、オスミウム、イリジウム、白金、金は高価な材料である。
〔第6の実施形態〕
本発明の第6の実施形態を説明する。前述のセパレータ1の最外層に用いる金属は陽極酸化処理により容易に多孔質層10を形成することができる。また、陽極酸化処理の浴、電流、電圧などの条件を設定することで細孔の形状や多孔質層の厚さを任意に制御することができる。これにより、触媒電極層11へ反応ガスの拡散や生成水の排出性を良好にすることが可能となり、発電特性や寿命特性を向上することが期待できる。
Claims (12)
- 電解質膜の両面に一対の電極を設けるとともに各電極の外表面を一対のセパレータで覆って単位セルを構成し、該単位セルを複数個積層して構成した積層形燃料電池において、前記セパレータの前記電解質膜と当接する部分に多孔質層を設け、該多孔質層に触媒電極層を形成することを特徴とする積層形燃料電池。
- 請求項1に記載の積層形燃料電池において、前記セパレータが金属材料から構成されることを特徴とする積層形燃料電池。
- 請求項2に記載の積層形燃料電池において、前記セパレータを構成する金属がアルミニウム、チタン、マグネシウム、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステン、ハフニウム、亜鉛、ビスマス、アンチモンおよび該金属の合金から選ばれる少なくとも1種の金属からなることを特徴とする積層形燃料電池。
- 請求項2または3に記載の積層形燃料電池において、前記セパレータが中心層と表面層を有する複合金属材料から構成されることを特徴とする積層形燃料電池。
- 請求項4に記載の積層形燃料電池において、前記セパレータを構成する中心層は鉄、アルミニウム、銅、チタン、マグネシウム、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステン、ニッケル、クロムおよび該金属の合金から選ばれる少なくとも1種の金属からなり、かつ、前記金属層の表面層はアルミニウム、チタン、マグネシウム、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステン、ハフニウム、亜鉛、ビスマス、アンチモンおよび該金属の合金から選ばれる少なくとも1種の金属で構成されることを特徴とする積層形燃料電池。
- 請求項2乃至5のいずれか1項に記載の積層形燃料電池において、前記触媒電極層と前記セパレータを構成する金属表面の間に金属導電層を形成することを特徴とする積層形燃料電池。
- 請求項6に記載の積層形燃料電池において、前記セパレータの触媒電極層とセパレータとなる金属の間に形成する金属導電層がチタン、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、クロム、錫、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、銀、オスミウム、イリジウム、白金、金および該金属の合金から選ばれる少なくとも1種の金属で構成されることを特徴とする積層形燃料電池。
- 請求項6または7に記載の積層形燃料電池において、前記金属導電層は多層からなることを特徴とする積層形燃料電池。
- 請求項8に記載の積層形燃料電池において、前記触媒電極層側の電極金属導電層がルテニウム、ロジウム、パラジウム、銀、オスミウム、イリジウム、白金、金および該金属の合金から選ばれる少なくとも1種の金属からなり、セパレータ側のセパレータ金属導電層がチタン、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、クロム、錫、銀および該金属の合金から選ばれる少なくとも1種の金属で構成されることを特徴とする積層形燃料電池。
- 請求項2に記載の積層形燃料電池において、前記セパレータの多孔質層は陽極酸化処理により形成されることを特徴とする積層形燃料電池。
- 請求項1または2に記載の積層形燃料電池において、前記セパレータの多孔質層に形成する触媒電極層の厚さが0.1μm以上200μm以下であることを特徴とする積層形燃料電池。
- 請求項1または2に記載の積層形燃料電池において、前記セパレータの多孔質層の厚さが0.1μm以上300μm以下であることを特徴とする積層形燃料電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008326659A JP5271067B2 (ja) | 2008-12-23 | 2008-12-23 | 積層形燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008326659A JP5271067B2 (ja) | 2008-12-23 | 2008-12-23 | 積層形燃料電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010153043A JP2010153043A (ja) | 2010-07-08 |
JP5271067B2 true JP5271067B2 (ja) | 2013-08-21 |
Family
ID=42571941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008326659A Expired - Fee Related JP5271067B2 (ja) | 2008-12-23 | 2008-12-23 | 積層形燃料電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5271067B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011222130A (ja) * | 2010-04-02 | 2011-11-04 | Hitachi Ltd | 積層形燃料電池およびその製造方法 |
KR102440243B1 (ko) | 2019-02-21 | 2022-09-06 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 전극조립체 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002056856A (ja) * | 2000-08-11 | 2002-02-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 液体燃料を用いる燃料電池 |
JP2006210037A (ja) * | 2005-01-26 | 2006-08-10 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 燃料電池用セパレータ |
JP4402630B2 (ja) * | 2005-08-22 | 2010-01-20 | 株式会社日立製作所 | 固体高分子型燃料電池用セパレータおよび燃料電池 |
JP2008251297A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Nikko Kinzoku Kk | 燃料電池用セパレータ材料及び燃料電池用セパレータ |
-
2008
- 2008-12-23 JP JP2008326659A patent/JP5271067B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010153043A (ja) | 2010-07-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20070105008A1 (en) | Thin film fuel cell assembly | |
US7678486B2 (en) | Separator for fuel cell and fuel cell containing the separator | |
CN103484910B (zh) | 在燃料电池双极板上沉积耐久性薄金涂层的方法 | |
JP4367062B2 (ja) | 燃料電池用セパレータ | |
CN112838232B (zh) | 一种全通孔金属纤维烧结体燃料电池双极板及燃料电池堆 | |
WO2006126613A1 (ja) | 燃料電池用セパレータ及びその製造方法 | |
US20110165501A1 (en) | Fuel cell separator and fuel cell | |
JPH11162478A (ja) | 燃料電池用セパレータ | |
US7960071B2 (en) | Separator for fuel cell using a metal plate coated with titanium nitride, method for manufacturing the same, and polymer electrolyte membrane fuel cell comprising the separator | |
WO2017043365A1 (ja) | 金属多孔体、燃料電池、及び金属多孔体の製造方法 | |
US20180309141A1 (en) | Metallic member used for fuel cell stack | |
JP5271067B2 (ja) | 積層形燃料電池 | |
JP2001236967A (ja) | 固体高分子電解質型燃料電池用セパレータ | |
JP2014089893A (ja) | 燃料電池 | |
JP2011222130A (ja) | 積層形燃料電池およびその製造方法 | |
JP2007128908A (ja) | 固体高分子電解質型燃料電池のセルユニット | |
JP2003308869A (ja) | 燃料電池 | |
JP2000182640A (ja) | 車載用燃料電池 | |
JP5466269B2 (ja) | 燃料電池用セパレータ及び燃料電池 | |
JP2008047333A (ja) | 電解質膜の製造方法及び膜電極構造体の製造方法 | |
TWI627790B (zh) | 燃料電池之分隔件用不銹鋼鋼板及其製造方法 | |
JP2013137883A (ja) | 積層形燃料電池 | |
CN220952091U (zh) | 一种pem电解槽双极板及pem电解槽 | |
JP2004259457A (ja) | 水電解および燃料電池の可逆セル | |
KR101400364B1 (ko) | 폴리카보네이트 분리판을 이용한 연료전지용 스택 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130226 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130510 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |