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JP5267498B2 - リモート車両カスタマイズシステム - Google Patents

リモート車両カスタマイズシステム Download PDF

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本発明は、遠隔操作により車載機器の動作態様をカスタマイズすることが可能なリモート車両カスタマイズシステムに関する。
車両には、種々の車載機器が搭載されており、その中には、使用者の好みや使用環境に応じて、動作態様を変更可能なものがある。例えば、車両が、キーレスエントリシステムを搭載している場合、携帯キーのスイッチ操作によりドアをロック又はアンロックしたときのアンサーバックを、音と光によって行うか、光のみによって行うかを切り替えられるものがある。さらに、そのアンサーバックの回数を変更することも可能であるものもある。その他にも、車両のイグニッションスイッチをオフした後に、室内灯を点灯しておく時間を変更可能であったり、車両周囲の障害物検出のための超音波ソナーによる検出距離を変更することができたりするものもある。
このような各種の車載機器の動作態様を変更するには、通常、車両をディーラーに持ち込んで、ディーラーの技術者により設定変更処理を施してもらう必要がある。このように、わざわざ車両をディーラーまで持ち込まなくてはならない煩わしさから、多くの場合、車載機器の動作態様の設定が変更可能でありながら、十分にその機能が活用されていない。
なお、一部の車載機器の動作態様に関しては、車両の使用者が車載機器を操作することにより設定変更可能なものもあるが、一般的に言って、その操作は複雑である。このため、車載機器の動作態様を車両の使用者が設定変更可能な場合であっても、やはり、その機能の利用頻度は低い。
ここで、例えば特許文献1に記載されるように、情報センタとの間で通信を行うことにより、各種のサービスの提供を受けることが可能なシステムが公知である。このシステムでは、車両から携帯電話を使って、緊急事態の発生に対応するためのサービスや各種の情報を提供するサービスの要求を行うと、情報センタでは、携帯電話の電話番号に対応して要求サービスデータをセットする。そして、情報センタは、セットした要求サービスデータを、携帯電話の電話番号と紐付けされた通信モジュールに送信する。通信モジュールは、車両内のネットワーク機端末と接続されており、通信モジュールにより取得された要求サービスデータは、ネットワーク機端末に与えられる。
特開2004−140666号公報
従って、上述したシステムを利用して、車載機器の動作態様の設定を変更することが考えられる。すなわち、車両の使用者が、情報センタのオペレータに携帯電話を介して、希望する車載機器の動作態様の設定変更の内容を伝え、オペレータが車両使用者の要望に応じた設定変更コマンドを要求サービスデータとしてセットして、通信モジュールに送信する。このようにすれば、車両をディーラーに持ち込まずとも、遠隔操作により、車載機器の動作態様を、車両使用者の要望どおりに変更することが可能となる。
しかしながら、車載機器の動作態様の設定変更に関しては、必ずしも車両使用者が車両に乗車していない場合であっても、情報センタへ連絡することがありえる。車両使用者が情報センタへの連絡を行ったときに、車両に乗車しておらず、車両のイグニッションスイッチがオンされていないと、情報センタから要求サービスデータが送信されても、通信モジュールはそれを受信することができず、車載機器の動作態様の設定変更が行い得ないという問題が生じる。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、管理センタによる設定変更コマンドの送信時に、車両が使用されていなくとも、車載機器の動作態様の設定変更が行いうるリモート車両カスタマイズシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の、車載機器の動作態様を遠隔操作によりカスタマイズするリモート車両カスタマイズシステムは、
車載機器の動作態様をカスタマイズするための設定変更コマンドを送信する管理センタと、
車両の使用者によって携帯され、管理センタから送信された設定変更コマンドを受信して蓄積する携帯電話と、
車両に搭載され、携帯電話との通信機能を有し、車載機器とネットワーク接続されたネットワーク端末装置と、を備え、
使用者が車両に乗車して、携帯電話とネットワーク端末装置とが通信可能な状態となったとき、携帯電話に蓄積された設定変更コマンドをネットワーク端末装置に送信し、当該ネットワーク端末装置は、受信した設定変更コマンドを車載機器に送信することにより、車載機器の動作態様の設定を変更することを特徴とする。
このように、請求項1に記載の発明によれば、管理センタは、車両使用者が携帯する携帯電話に、車載機器の動作態様の設定を変更するための設定変更コマンドを送信する。携帯電話は、通常、常時受信可能状態とされているので、原則として、管理センタから設定変更コマンドがいつ送信されても、その設定変更コマンドを受信して蓄積しておくことができる。そして、使用者が車両に乗車して、携帯電話とネットワーク端末装置とが通信可能な状態となったとき、携帯電話に蓄積された設定変更コマンドをネットワーク端末装置に送信する。このようにすれば、設定変更コマンドの送受信に関して、擬似的な常時接続環境を構築することができ、車両の使用者は、車載機器の動作態様の設定変更を希望する際に、いつ管理センタへの連絡を行っても、その設定変更を行うことが可能になる。
請求項2に記載したように、車載機器は、自身の動作態様の設定を変更すると、ネットワーク端末に変更後の設定状態を示す変更後状態データを送信し、ネットワーク端末装置は、車載機器の動作態様の設定状態に関する設定状態データを保存しており、車載機器から変更後状態データを受信すると、携帯電話に対して、変更前後の設定状態データの差分を示す差分データを送信するとともに、保存している設定状態データを更新し、携帯電話は、ネットワーク端末装置から受信した差分データを蓄積して、管理センタとの通信時に、差分データを管理センタに送信し、管理センタは、各車両ごとに車載機器の動作態様の設定状態を保存しており、携帯電話から差分データを受信したとき、保存している設定状態の中の、該当する車両の車載機器の動作態様の設定状態を更新することを特徴とする。
管理センタが、設定変更コマンドにより的確に車載機器の動作態様の設定を変更するには、現状の設定状態を認識していることが必要となることがある。例えば、現状の設定状態を基準として、その現状の設定状態からの増減量を、設定変更コマンドにより指示するような場合が該当する。
従って、請求項2の発明では、管理センタは、各車両ごとの車載機器の動作態様の設定状態を保存している。ただし、管理センタが各車両ごとの車載機器の動作態様の設定状態を保存している場合、車両において車載機器の動作態様の設定が変更されたときには、その変更内容を、管理センタが保存している設定状態にも反映させる必要がある。
その点、請求項2の発明では、車両において車載機器の動作態様の設定が変更されたときに、携帯電話を介して、変更内容が管理センタに伝達されるように構成されているので、管理センタは、常に、最新の車載機器の動作態様の設定状態を認識することができる。また、携帯電話を介して変更内容を管理センタに伝達する際、携帯電話は、変更前後の設定状態の差分を示す差分データを送信する。従って、変更内容を伝達するために、携帯電話から管理センタへ送信するデータ量を低減することができる。
なお、請求項2に記載の発明では、上述したように、車載機器の動作態様の設定が変更されたときに、携帯電話を介して、変更内容が管理センタに伝達されるように構成されている。従って、請求項3に記載したように、車載機器の動作態様の設定状態が、設定変更コマンドによって変更されることに加え、車載機器に対するユーザの操作によって変更可能であっても、管理センタは、車載機器の動作態様の設定の変更をすべて把握することができる。
本発明の実施形態によるリモート車両カスタマイズシステムの全体の構成を示す構成図である。 図1に示すリモート車両カスタマイズシステムにおいて、車載機器の動作態様の設定を変更する処理の流れを示すフロー図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して、詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態によるリモート車両カスタマイズシステムの全体の構成を示す構成図である。本実施形態によるリモート車両カスタマイズシステムは、遠隔操作により車載機器の動作態様をカスタマイズ(設定変更)するものである。
管理センタ10は、主に、車載機器の動作態様の設定を変更するための設定変更コマンドを作成して、後述する携帯電話20に送信するものである。この管理センタ10は、携帯電話20との送受信処理を行ったり、設定変更コマンドを作成したりするサーバ12と、各車両ごとに、車載機器の動作態様の設定状態を保存しているデータベース11とを備えている。データベース11に、各車両の車載機器の動作態様の設定状態を保存している理由は、設定変更コマンドにより的確に車載機器の動作態様の設定を変更するには、現状の設定状態を認識していることが必要となることがあるためである。例えば、超音波ソナーの検出距離や、イグニッションオフ後の室内灯の点灯時間について、現状の設定状態を基準として、その現状の設定状態からの増減量を、設定変更コマンドにより指示するような場合が該当する。
携帯電話20は、車両の使用者に携帯されるもので、通常、常時電源がオンされている。車両使用者は、携帯電話による音声通信により、管理センタ10のオペレータに対して、希望する車載機器の動作態様の設定変更内容を伝えることができる。すると、管理センタ10のオペレータは、サーバ12において、車両使用者により要望された車載機器の動作態様の変更を行うための設定変更コマンドを作成する。その際、データベース11が参照され、該当する車両の車載機器の現在の動作態様の設定状態に基づいて、適切な設定変更コマンドが作成される。
管理センタ10のサーバ12により作成された設定変更コマンドは、携帯電話網を介して、パケット通信により携帯電話20に送信される。携帯電話20は、メモリを備えており、管理センタ10から設定変更コマンドを受信したときには、メモリに、受信した設定変更コマンドを蓄積しておく。
携帯電話20は、さらに、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信機能を備えている。この近距離無線通信機能は、携帯電話20を携帯した車両使用者が車両に乗車した際に、車両に搭載されたネットワーク端末装置であるナビゲーションシステム30と通信するために利用される。この近距離無線通信機能は、車両使用者が車両に乗車して、ネットワーク端末装置の電源をオンしたとき、自動的に実行される。なお、携帯電話20とナビゲーションシステム30とは、Dockコネクタなどを用いて有線にて通信可能に接続されても良い。
ナビゲーションシステム30は、車両の乗員に対して、現在位置の表示などの各種ナビゲーション情報を提供するものである。このナビゲーションシステム30は、図示しないディスプレィの他、各種の演算処理を行うメインマイコン31、道路地図データを格納するとともに、車両に搭載された各車載機器の動作態様の設定状態に関する設定状態データを保存しているハードディスク(HDD)32、及び各車載機器のECU40〜42,50〜52との通信を制御する車載LAN制御部33とを備えている。すなわち、ナビゲーションシステム30を含め、各車載機器は、車載LANにより相互に通信可能に接続されている。
また、ナビゲーションシステム30は、管理センタ10とデータ通信を行う通信モジュール34と接続されており、車両使用時には、通信モジュール34を介して管理センタ10と通信を行うことにより、各種のサービスの提供を受けることができる。
なお、本実施形態では、ネットワーク端末装置として、ナビゲーションシステム30を利用する例について説明するが、車載LANに接続され、かつ携帯電話との通信機能を備える限り、他の車載機器をネットワーク端末装置として利用することも可能である。
以上のように構成されたリモート車両カスタマイズシステムにおいて、車載機器の動作態様の設定を変更する処理の流れについて、図2のフロー図を用いて説明する。
図2のステップS100に示すように、車両使用者が、携帯電話による音声通信(通話)により、管理センタ10のオペレータに対して、希望する車載機器の動作態様の設定変更内容を伝えると、管理センタ10のサーバ12において、車両使用者により要望された車載機器の動作態様の変更を行うための設定変更コマンドが作成され、車両使用者が携帯する携帯電話20に送信される。
サーバ12により設定変更コマンドが作成される際には、データベース11に保存されている各車両ごとの車載機器の動作態様の設定状態の内、該当する設定状態が参照される。ただし、設定変更すべき車載機器の動作態様によっては、データベース11を参照することが不要な場合もある。例えば、車両が、キーレスエントリシステムを搭載している場合、そのアンサーバックを、音と光によって行うか、光のみによって行うかを、設定変更コマンドにより直接指示するような場合が該当する。さらに、そのアンサーバックの回数を変更する場合に、アンサーバックの回数を、設定変更コマンドにより直接指示する場合も該当する。
携帯電話20は、管理センタから設定変更コマンドを受信すると、ステップS110において、車両のネットワーク端末装置30と通信可能であるか否かを判定する。通信可能である場合には、受信した設定変更コマンドをネットワーク端末装置30に送信する。車両使用者が車両に乗車しておらず、通信不可である場合には、ステップS120において、受信した設定変更コマンドをメモリに蓄積しておく。そして、携帯電話20がネットワーク端末装置30と通信可能な状態となったとき、メモリに蓄積された設定変更コマンドがネットワーク端末装置30に送信される。
ネットワーク端末装置30は、携帯電話から設定変更コマンドを受信すると、その設定変更コマンドを送信すべき車載機器のECU40〜42,50〜52に対して、車載LANを介して設定変更コマンドを送信する。以下、ネットワーク端末装置30が、車載機器のECU40に対して設定変更コマンドを送信したものと仮定して、説明を進める。
車載機器のECU40は、ネットワーク端末装置30から設定変更コマンドを受信すると、ステップS130において、その設定変更コマンドに従って、自身の動作態様の設定状態を変更する。この変更が完了すると、車載機器のECU40は、設定変更完了通知をネットワーク端末装置30に返送する。
この設定変更完了通知には、車載機器のECU40によって行われた設定変更内容が含まれており、ネットワーク端末装置30は、ステップS140において、自身が保存している各車載機器の動作態様の設定状態に関する設定状態データを参照して、変更前後の設定状態データの差分(変更内容)を示す差分情報を算出する。そして、ステップS150では、受信した設定変更完了通知に含まれる設定変更内容に従い、上記設定状態データを更新する。さらに、ネットワーク端末装置30は、ステップS140にて算出した差分情報を携帯電話20に送信する。
携帯電話20は、差分情報を受信すると、管理センタ10に送信する。この際、携帯電話20は、なんらかの原因で管理センタ10との通信が行えない場合には、自身のメモリに差分情報を蓄積しておき、管理センタ10との通信が可能となったときに、その蓄積した差分情報を送信する。
管理センタ10は、携帯電話から、車載機器の動作態様の設定状態に関する差分情報を受信すると、ステップS160において、データベース11に保存している、各車両ごとの車載機器の設定状態の中から、該当する車両の車載機器の設定状態を抽出して、更新する。
このように、本実施形態によれば、管理センタ10は、車両使用者が携帯する携帯電話20に対して、車載機器の動作態様の設定を変更するための設定変更コマンドを送信するように構成されている。携帯電話20は、通常、常時電源がオンされ、常に受信可能状態とされているので、管理センタ10から設定変更コマンドがいつ送信されても、その設定変更コマンドを受信して蓄積しておくことができる。そして、使用者が車両に乗車して、携帯電話20とネットワーク端末装置30とが通信可能な状態となったとき、携帯電話20に蓄積された設定変更コマンドがネットワーク端末装置30に送信される。このため、設定変更コマンドの送受信に関して、擬似的な常時接続環境を構築することができ、車両の使用者は、車載機器の動作態様の設定変更を希望する際に、いつ管理センタ10への連絡を行っても、その設定変更を行うことができるようになる。
また、本実施形態では、車両において車載機器の動作態様の設定が変更されたときには、携帯電話20を介して、変更内容が管理センタ10に送信されるように構成されている。従って、管理センタ10は、保存している各車両ごとの車載機器の動作態様の設定状態を更新することができ、常に、最新の車載機器の動作態様の設定状態を認識することができる。従って、管理センタ10は、その最新の設定状態に基づいて、的確な設定変更コマンドを作成して送信することができる。
また、携帯電話20を介して変更内容を管理センタ10に送信する際、携帯電話20は、変更前後の設定状態の差分を示す差分情報を送信する。従って、変更内容を送信するために、携帯電話20から管理センタ10へ送信するデータ量を低減することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。
例えば、上述した実施形態では、管理センタ10において作成された設定変更コマンドにより、遠隔操作にて車載機器の動作態様の設定状態を変更する例について説明した。しかしながら、このような遠隔操作による設定変更に加え、車載機器に対するユーザの操作によって動作態様の設定状態が変更されるように構成しても良い。
このような場合であっても、車載機器のECU40は、動作態様の設定状態の変更を行った場合に、ネットワーク端末装置30に対して設定変更完了通知を送信するように構成しておけば、ネットワーク端末装置30及び管理センタ10に保存されている、車載機器の動作態様の設定状態を更新することができる。従って、遠隔操作による設定変更と、ローカルでの設定変更は共存可能となる。
また、上述した実施形態では、車両使用者が、携帯電話の音声通信により、管理センタ10のオペレータに、希望する車載機器の動作態様の設定変更内容を伝えるものであった。しかしながら、管理センタ10に対する、希望する車載機器の動作態様の設定変更内容の伝達方法は、そのような例に限られるものではない。例えば、管理センタ10が、ウェブサイトにおいて、各車両ごとに、車載機器の動作態様の設定状態を変更するためのページを用意し、車両使用者が、自身の車両のページにアクセスして、希望する車載機器の動作態様の変更内容を入力するようにしても良い。この際、管理センタ10は、最新の各車載機器の動作態様の設定状態を把握しているので、その内容を表示することにより、車両使用者は、現在の各車載機器の動作態様の設定状態を確認することができるので、利便性を高めることができる。
10 管理センタ
20 携帯電話
30 ネットワーク端末装置
40〜42,50〜52 車載機器のECU

Claims (3)

  1. 車載機器の動作態様を遠隔操作によりカスタマイズするリモート車両カスタマイズシステムであって、
    前記車載機器の動作態様をカスタマイズするための設定変更コマンドを送信する管理センタと、
    車両の使用者によって携帯され、前記管理センタから送信された前記設定変更コマンドを受信して蓄積する携帯電話と、
    前記車両に搭載され、前記携帯電話との通信機能を有し、前記車載機器とネットワーク接続されたネットワーク端末装置と、を備え、
    前記使用者が前記車両に乗車して、前記携帯電話と前記ネットワーク端末装置とが通信可能な状態となったとき、前記携帯電話に蓄積された前記設定変更コマンドを前記ネットワーク端末装置に送信し、当該ネットワーク端末装置は、受信した設定変更コマンドを前記車載機器に送信することにより、前記車載機器の動作態様の設定を変更することを特徴とするリモート車両カスタマイズシステム。
  2. 前記車載機器は、自身の動作態様の設定を変更すると、前記ネットワーク端末に変更後の設定状態を示す変更後状態データを送信し、
    前記ネットワーク端末装置は、前記車載機器の動作態様の設定状態に関する設定状態データを保存しており、前記車載機器から前記変更後状態データを受信すると、前記携帯電話に対して、変更前後の設定状態データの差分を示す差分データを送信するとともに、保存している設定状態データを更新し、
    前記携帯電話は、前記ネットワーク端末装置から受信した差分データを、前記管理センタとの通信時に、前記差分データを前記管理センタに送信し、
    前記管理センタは、各車両ごとに車載機器の設定状態を保存しており、前記携帯電話から差分データを受信したとき、保存している設定状態の中の、該当する車両の車載機器の設定状態を更新することを特徴とする請求項1に記載のリモート車両カスタマイズシステム。
  3. 前記車載機器の動作態様の設定状態は、前記設定変更コマンドによって変更されることに加え、車載機器に対するユーザの操作によっても変更可能であることを特徴とする請求項2に記載のリモート車両カスタマイズシステム。
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