JP5264842B2 - タイヤセンサ及びタイヤ状態監視装置 - Google Patents
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Description
。また、図9に示される他の装置でも同様に、加速度センサの分だけ、部材点数が増えることになる。そのうえ、同加速度センサが比較的衝撃に弱いセンサであるため、計測結果の精度が低いことや完成品において同加速度センサの動作試験に手間が掛かる。
ンサを用いるタイヤ状態監視装置としても、タイヤ状態を好適に監視できる期間が延びるためにその利便性が向上するようになる。
図1には、タイヤ状態監視装置を搭載した車両1が示されている。タイヤ状態監視装置は、車両1の4つのホイール5にそれぞれ取り付けられる4つのタイヤセンサとしてのセンサユニット3と、車両1の車体に設置される受信装置としての受信機ユニット4とを備えている。センサユニット3及び受信機ユニット4はタイヤ状態監視装置としてのタイヤ空気圧監視装置を構成している。
サユニット3の作動に必要な電力を発電するための発電部としての発電装置16、及び充放電回路17を備えている。
パル整形)することによりセンサユニットコントローラ13にて処理することに適したデジタル信号に変換する。センサインターフェース20は、圧力センサ11から空気圧に応じた電気信号Spを受け取るため、必要に応じて、この受け取った電気信号Spに基づく空気圧データを生成する。また、センサインターフェース20は、温度センサ12から温度に応じた電気信号Stを受け取るため、必要に応じて、この受け取った電気信号Stに基づく温度データを生成する。そして、センサインターフェース20により生成された空気圧データと温度データは送信コントローラ22に入力される。
であったり、演算式などであってよい。
とができる。なお、発電電圧データが振動していることは、発電電圧データの値が大きさL0と異なる大きさに予め設定した閾値を超えたか否かに基づいて検出したり、絶対値化した発電電圧データの積算値が所定の値を超えることにより検出したりするなど、各種の公知の算出方法を用いて検出することができる。このような各種の算出方法に用いられる閾値や所定の値などは上述した比較データから求めることができるととともに、その求められた値が閾値や所定の値としてセンサユニットコントローラ13のROM等に設定される。
て検出される。この場合も、上述の図7の場合と同様に、このように検出される各データを、予め所定の条件の下に振動を与えたタイヤ6から検出した比較データと比べて、類似する比較データを特定することにより、発電電圧データから車両1の走行環境を推定することができる。
(1)ホイール5の回転がセンサユニット3に予め設けられている発電装置16により発電された電力の電圧の変化に基づいて検出される。このためセンサユニット3は、ホイール5の回転を検出するための専用のセンサを備えなくともホイール5の回転を検出することができるようになる。これにより送信回路14からの無線送信の頻度を変化させる場合であれ、センサユニット3にはホイール5の回転を検出するためのセンサが不要とされ、センサユニット3を構成する部品の増加や設置の手間などが抑えられるとともに、信頼性が維持されるようにもなる。
・上記実施形態では、ホイール5の回転が検出されないときに無線送信の頻度が低くなる。これに限らず、ホイール5の回転が検出されなくなってから所定の期間は、以前の無線送信の頻度が維持される構成であってもよい。また上記実施形態では、ホイール5の回転が検出されたときに無線送信の頻度が高くなる。これに限らず、ホイール5の回転が検出されたときから所定の期間は、以前の無線送信の頻度が維持される構成であってもよい。
れていてもよい。これにより、センサユニットとしての性能が向上するようになる。
Claims (8)
- 車両のホイールに装着されたタイヤの状態を計測する計測部と、
前記計測部が計測したタイヤの状態を示すデータを無線送信する送信部と、
前記車両の走行に伴うホイールの動きを受けて発電する発電部とを備え、
該ホイールに装着されるタイヤセンサであって、
前記発電部により発電された電力の電圧及び電流の少なくとも一方の変化に基づいて前記ホイールの回転を検出し、該検出されたホイールの回転に基づいて前記無線送信の頻度を変化させる制御部を備える
ことを特徴とするタイヤセンサ。 - 前記タイヤセンサには、前記発電部の発電した電力を蓄えるとともに、同蓄えた電力を前記タイヤセンサに供給する二次電池が設けられている
請求項1に記載のタイヤセンサ。 - 前記発電部は、
前記ホイールが回転しているときに発電される電力の電圧及び電流の少なくとも一方に所定の変化を示すものであり、
前記制御部は、
前記ホイールが回転していないことを、前記発電された電力の前記電圧及び電流の少なくとも一方に前記所定の変化が生じていないことに基づいて検出する
請求項1又は2に記載のタイヤセンサ。 - 前記制御部は、
前記発電部により発電された電力の電圧の変化を、前記ホイールが回転したときに前記発電部が発電する電力の電圧の変化として予め設定されている電圧の変化と比べることに基づいて、前記ホイールの回転を検出する
請求項1〜3のいずれか一項に記載のタイヤセンサ。 - 前記予め設定されている電力の電圧の変化は、前記車両の走行環境に基づいて変化する前記ホイールの振動状態に対応付けて設定された電圧の変化であり、
前記発電部により発電された電力の電圧の変化を、前記予め設定されている電圧の変化と比べることにより前記ホイールの振動状態を検出して、この検出された前記ホイールの振動状態を示すデータを、前記タイヤの状態を示すデータとともに無線送信する
請求項4に記載のタイヤセンサ。 - 前記ホイールの回転が検出されないとき、前記無線送信の頻度を減少させるものである
請求項1〜5のいずれか一項に記載のタイヤセンサ。 - 前記ホイールの回転が検出されたとき、前記無線送信の頻度を増加させるものである
請求項1〜6のいずれか一項に記載のタイヤセンサ。 - 車両のタイヤに設けられるとともに該タイヤの状態を取得して同取得されたタイヤの状態を示すデータを無線送信するタイヤセンサと、前記車両の車体に設けられるとともに前記タイヤセンサの送信した前記データを受信する受信装置とを備えるタイヤ状態監視装置であって、
前記タイヤセンサは、請求項1〜7のいずれか一項に記載のタイヤセンサからなるものである
ことを特徴とするタイヤ状態監視装置。
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