JP5260579B2 - 電動送風機、それを搭載した電気掃除機 - Google Patents
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Description
かしめ317は羽根306と一体形に構成されるのが好ましい。例えば、平板から羽根306を型抜きする際に、かしめ317分も一緒に型抜きすれば、かしめ317を羽根306と一体形に構成できる。あるいは、平板から羽根306を切削して切り出す際に、かしめ317分も一緒に切削して切り出せば、かしめ317を羽根306と一体形に構成できる。羽根306のシュラウド壁304側端面は、シュラウド壁304に沿った形状を有し、羽根306のハブ壁305側端面は、ハブ壁305に沿った形状を有する。そして、シュラウドとハブと円周方向の複数の羽根306によって羽根車303が構成される。ハブが、図2の回転軸205に相当する回転軸308に固定され、その結果、羽根車303が回転軸308に固定される。これによって、回転軸308の回転に伴って羽根車303が回転する。羽根306の内縁は、前側に突き出しており、羽根前縁307を形成する。羽根前縁307と回転軸308との間にはスペースがあり、流路を形成する。ファンケーシング309の内周の静止部先端314の位置と羽根306の羽根前縁307の位置とは一致しておらず、静止部先端314が羽根前縁307よりも前側に位置して、軸方向段差316を有する。つまり、固定部と回転部との間で軸方向に段差を有する。ファンケーシング309の内周の静止部先端314の位置とシュラウドの羽根車目玉部315の位置とは一致しておらず、静止部先端314が羽根車目玉部315よりも内周側に位置して、径方向段差310を有する。つまり、固定部と回転部との間で径方向にも段差を有する。太い矢印313は空気流れの方向を示したものである。空気は目玉部215の入口に入り、二枚の円周方向に隣接した羽根306の間に形成されたスペース(流路)に流れ込む。径方向段差310の存在により、流れに漏れを生じる。
D2=0.07の偏平の羽根形状である。ここで、かしめるとは、かしめ用孔802にかしめ用突起805を挿入し、かしめ用孔802を貫通して反対側に飛び出したかしめ用突起805の先端を、専用工具または専用設備を使って潰す行為をいう。ハブ801のかしめ用孔802に羽根804のかしめ用突起805を挿入してかしめて、羽根804をハブ801に固定した後に、シュラウド803のかしめ用孔802に羽根804のかしめ用突起805を挿入してかしめてもよいし、逆であってもよい。また、ハブ801のかしめ用孔802およびシュラウド803のかしめ用孔802に羽根804のかしめ用突起805を挿入した後に、かしめてもよい。続いて、図9を用いて、図8のかしめ用突起805に相当するかしめ用突起904と図8の羽根804に相当する羽根901との位置関係について説明する。比較例では、図9(b)に示すように、かしめ用突起904の向きが羽根901の向きと略一致すると、かしめ用突起904がシュラウド902またはハブ903に対して斜めに挿入されるので、かしめる時に羽根901とかしめ用突起904が図8のかしめ用孔802に相当するかしめ用孔に沿ってスライドしやすくなり、シュラウド902とハブ903の距離bが固定できず不安定になることが避けられない。
101 ホース継ぎ手
102 集塵室
103 紙パック
104 フィルタ部
105 モータ室
106 電動送風機
107 防振ゴム
108 送風機入口
109 送風機出口
110 コードリール
111 車輪
201 送風機
202 電動機
203 ハウジング
204 エンドブラケット
205,308 回転軸
206 ロータ
207 ステータ
208 ブラシ
209 コンミテータ
210,303 羽根車
211 ディフューザ
212 仕切り板
213 リターンガイド
214,309 ファンケーシング
215,300 目玉部
216,302 シール材
217 電動送風機入口
301 シール材固定部品
304 シュラウド壁
305 ハブ壁
306,400,804,901 羽根
307 羽根前縁
310 径方向段差
311 死水域
312 羽根前縁上端部
313 流れ
314 静止部先端
315 羽根車目玉部
316 軸方向段差
317 かしめ
401 シュラウド側
402 ハブ側
403 入口近傍
404 出口近傍
405 回転方向
501 シュラウド側の変曲点
502 ハブ側の変曲点
503 交差点
601 設計点風量
801,903 ハブ
802 かしめ用孔
803,902 シュラウド
805,904 かしめ用突起
905 かしめ部
1004 ずれ
1105 中間部
1306 軸方向
1307 羽根の傾き角度
Claims (10)
- 円環状のシュラウドと、前記シュラウドに対向して配置されるハブと、前記シュラウドと前記ハブとの間に円周方向に複数配置される羽根と、前記シュラウドと前記ハブと前記羽根とを回転する電動部とを備えた電動送風機において、
各羽根は、平板で形成され、
前記ハブに対する各羽根の形成方向は、前記羽根の内縁および外縁に比較して中間部で回転方向に傾斜しており、
前記ハブに対する各羽根の内縁における形成方向は、略垂直または略垂直よりも回転方向にわずかに傾斜し、
前記ハブに対する各羽根の外縁における形成方向は、略垂直であり、
前記ハブに対する各羽根の形成方向の回転方向への傾斜は、内縁から中間部に向かって次第に大きくなり、中間部から外縁に向かって次第に小さくなることを特徴とする電動送風機。 - 請求項1に記載された電動送風機において、
当該羽根車外径寸法は、φ60mm〜φ120mmの範囲にあり、
前記羽根の外縁での前記ハブに対する高さは、6〜12mmの範囲にあり、
前記羽根の厚さは、0.5〜1.5mmの範囲にあり、
前記羽根車に含まれる羽根の枚数は、6〜9枚の範囲にあり、
当該電動送風機の入力は、500W〜1500Wの範囲にあり、
前記羽根車の最高回転数は、毎分35,000〜50,000回転の範囲にあることを特徴とする電動送風機。 - 請求項2に記載された電動送風機において、
前記シュラウドの内縁側は軸方向に向かって湾曲して空気の吸込口を形成することを特徴とする電動送風機。 - 請求項1に記載の電動送風機において、
前記中間部における最大傾き角度が5度〜10度であることを特徴とする電動送風機。 - 請求項1に記載の電動送風機において、
前記ハブに対する各羽根の外縁における形成方向の回転方向側への傾斜角度は、0度よりも大きいことを特徴とする電動送風機。 - 吸込口を形成する円環状のシュラウドと、前記シュラウドに対向して配置されるハブ、前記シュラウドと前記ハブとの間に円周方向に複数配置される羽根と、前記シュラウドと前記ハブと前記羽根とを回転する電動部とを備えた電動送風機において、
前記羽根は、入口と出口は略二次元の形状を有し、入口と出口の間においては回転方向に倒れ、
軸方向から見ると前記羽根は三日月の形状を有し、
前記羽根は、径方向の略中央位置から入口においてはシュラウド壁と接する羽根の角度がハブ壁と接する羽根の角度よりも大きく、径方向の略中央位置から出口においてはシュラウド壁と接する羽根の角度がハブ壁と接する羽根の角度よりも小さいことを特徴とする電動送風機。 - 請求項6に記載された電動送風機において、
前記羽根のシュラウド側の羽根角度は内縁側ではハブ側の羽根角度よりも大きくし、外縁側では略等しくすることを特徴とする電動送風機。 - 請求項6に記載された電動送風機において、
前記羽根のシュラウド側の角度分布に二つの変曲点を有し、
前記羽根のハブ側の角度分布に二つ若しくは一つの変曲点を有することを特徴とする電動送風機。 - 請求項1または6に記載された電動送風機において、
前記羽根と前記シュラウドとの接続部と前記羽根と前記ハブとの接続部の少なくとも一方は、電着塗装または接着剤によって被覆されることを特徴とする電動送風機。 - モータ室を備える電気掃除機本体と、該モータ室に収納される電動送風機とを有する電気掃除機において、
前記電動送風機は、円環状のシュラウドと、前記シュラウドに対向して配置されるハブと、前記シュラウドと前記ハブとの間に円周方向に複数配置される羽根と、前記シュラウ
ドと前記ハブと前記羽根とを回転する電動部とを備え、
各羽根は、平板で形成され、
前記ハブに対する各羽根の形成方向は、前記羽根の内縁および外縁に比較して中間部で回転方向に傾斜しており、
前記ハブに対する各羽根の内縁における形成方向は、略垂直または略垂直よりも回転方向にわずかに傾斜し、
前記ハブに対する各羽根の外縁における形成方向は、略垂直であり、
前記ハブに対する各羽根の形成方向の回転方向への傾斜は、内縁から中間部に向かって次第に大きくなり、中間部から外縁に向かって次第に小さくなることを特徴とする電気掃除機。
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