図1A乃至図1Dは本発明の実施例1を示すフォーマー及びターン・バー制御装置のブロック図、図2A乃至図2Cはフォーマー及びターン・バー制御装置の動作フロー図、図3A及び図3Bはフォーマー及びターン・バー制御装置の動作フロー図、図4A及び図4Bはフォーマー及びターン・バー制御装置の動作フロー図、図5A及び図5Bはフォーマー及びターン・バー制御装置の動作フロー図、図6A乃至図6Cはフォーマー及びターン・バー制御装置の動作フロー図、図7A及び図7Bはフォーマー及びターン・バー制御装置の動作フロー図、図8A乃至図8Cはフォーマー及びターン・バー制御装置の動作フロー図、図17はウェブ輪転印刷機における折機の斜視図、図18はフォーマーのエアー吹き装置の説明図、図19はフォーマーの移動機構の説明図、図20はターン・バーのエアー吹き装置の説明図、図21はターン・バーの移動機構の説明図、図22はチョッパーの移動機構の説明図、図23はウェブ輪転印刷機の全体側面図、図24はウェブ・ガイド装置の説明図である。
図23に示すように、ウェブ輪転印刷機(帯状体印刷機)においては、給紙装置200から連続的に供給されるウェブ(帯状体)Wは、先ず4色からなる印刷ユニット(印刷手段)300を通過する際に、各種の印刷が施され、次いで乾燥機(乾燥手段)400を通過する際に、加熱されて乾燥させられ、引き続き冷却装置500を通過する際に冷却させられ、その後ウェブパス装置600及びドラッグ装置700を通過する際、テンション制御又は方向の変更が行われた後、折機800により所定の形状に断裁され折り畳まれる。
そして、前記乾燥機400の上流側(図示例では給紙装置200)と下流側(図示例ではドラッグ装置700)にウェブ・ガイド装置(帯状体位置調整手段)210A,210Bが設けられる。このウェブ・ガイド装置210A,210Bは、図24に示すように、前後一対の下ガイドロール211と同じく前後一対の上ガイドロール212からなるロール・ユニット213を備えると共に、このロール・ユニット213のウェブ搬送方向下流側に位置して当該ウェブWの幅等を検出する左側及び右側のウェブ・ガイド用検出器(超音波式のエッジ位置検出器等)214A,215A(214B,215B)とを備える(尚、ウェブ・ガイド装置210A,210Bの具体的な構造に関しては、特許文献1等で公知であるので、これを参照してここでは説明を省略する)。尚、上流側の左側及び右側のウェブ・ガイド用検出器214A,215Aが第1の検出手段で、下流側の左側及び右側のウェブ・ガイド用検出器214B,215Bが第2の検出手段である。また、左右は、通常のたいていのオペレータがそうするように、ウェブW搬送方向下流側に立って上流側を見た状態で表している。
前記ロール・ユニット213は、ロール・ユニットの回転位置調整用モータ216A(216B)により、前後一対の上ガイドロール212が前後一対の下ガイドロール211に対し、ピボットPを中心にして左右に所定角度θだけ回転(揺動)可能になっている。また、前記左側及び右側のウェブ・ガイド用検出器214A,215A(214B,215B)は、左側及び右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ217A,218A(217B,218B)により左右方向に移動可能になっている。
図17に示すように、ウェブ輪転印刷機の折機800に送り込まれたウェブWは、スリッタ100で幅方向に半裁された後、一方のウェブWaはターン・バー101によって直角方向に変向され、ガイドローラ102とニッピングローラ103を経て折紙部へ導かれる。そして、このウェブWaは、折紙部の断裁胴(断裁手段)104、折胴105及びくわえ胴106によって断裁・平行一回折りされ、4ページの折丁Sa1となって排出される。さらに、この折丁Sa1は、チョッパー(チョッパー折装置)107aによって直角方向へチョッパー折りされ、8ページの折丁Sa2となって排出される。
他方のウェブWbは、フォーマー108によって裏面を対向させて重合され、リードローラ109とニッピングローラ103を経て折紙部へ導かれて断裁・平行一回折りされる。この結果、8ページの折丁Sb1が排出され、さらに、これをチョッパー(チョッパー折装置)107bで直角方向へチョッパー折りすると、16ページの折丁Sb2となって排出されるようになっている。
前記フォーマー108は、図18に示すように、本体108a及びノーズ108bの左,右両肩部に多数のエアー吹出口108cが開口形成され、これらのエアー吹出口108cから吹き出されるエアーによって、他方のウェブWbがフローティングされて搬送・フォーマー折りされるようになっている。また、図19に示すように、フォーマー108の上端部を支持するサブフレーム110とフォーマー108の下端部を支持するベース111が、送りねじ112a,112bとベベルギア113a〜113dと垂直軸114とフォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ41(図1D参照)とからなる駆動機構により、図中左右方向に一体的に移動可能に設けられ、フォーマー108の紙流れ方向位置(帯状体搬送方向の位置)が調整可能になっている。尚、フォーマー108のエアー吹き装置の具体的な構造は特許文献2等で、また、フォーマー108の移動機構の具体的な構造は特許文献3等で公知であるので、これらを参照してここでは詳しい説明は省略する。
前記ターン・バー101は、図20に示すように、一方のウェブWaの巻付け面における所定の長さLの範囲に多数のエアー吹出口101aが開口形成され、これらのエアー吹出口101aから吹き出されるエアーによって、一方のウェブWaがフローティングされて搬送されるようになっている。また、図21に示すように、ターン・バー101の左,右両部を支持するボス115a,115bが、送りねじ116a,116bとベベルギア117a〜117dと水平軸118a,118bとターン・バーの紙流れ方向位置調整用モータ45(図1D参照)とからなる駆動機構により、図中左右方向に一体的に移動可能に設けられ、ターン・バー101の紙流れ方向位置(帯状体搬送方向の位置)が調整可能になっている。尚、ターン・バー101のエアー吹き装置の具体的な構造は特許文献4等で、また、ターン・バー101の移動機構の具体的な構造は特許文献5等で公知であるので、これらを参照してここでは詳しい説明は省略する。
前記チョッパー(チョッパー折装置)107a,107bは、図22に示すように、図示しないチョッパーブレード等を支持するチョッパー上テーブル119が、送りねじ120とギア機構121とターン・バー側及びフォーマー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ53,49(図1D参照)とからなる駆動機構により、図中上下方向に移動可能に設けられ、ターン・バー側及びフォーマー側のチョッパーの左右方向位置(折丁搬送方向と直交する方向の位置)が調整可能になっている。尚、チョッパー107a,107bの移動機構の具体的な構造は特許文献6等で公知であるので、これらを参照してここでは詳しい説明は省略する。
また、本実施例では、図17に示すように、ニッピングローラ103と折紙部の断裁胴104及び折胴105との間のウェブ搬送経路の途中に、一方のウェブWaの搬送方向と平行な一方(内側)の端部の位置を検出するターン・バー下流側の検出器(超音波式のエッジ位置検出器等;第3の検出手段)31と他方のウェブWbのフォーマー108で折られた側(内側)の端部の位置を検出するフォーマー下流側の検出器(超音波式のエッジ位置検出器等;第3の検出手段)29が設けられる。尚、本実施例では、ターン・バー下流側の検出器31を、スリッタ100で半裁される前のウェブWの左右方向(ウェブWの搬送方向と直交する方向)中央に近い方のウェブWaの端部に設ける例を示したが、逆に、遠い方の端部に設けても良い。但し、その場合、製造時のウェブWの左右方向の部分的な長さの誤差や、印刷時のウェブWの左右方向の伸びの変動による検出誤差が発生するため、本願のように、ウェブWの左右方向中央に近い方の端部に設ける方が、望ましい。
前記ターン・バー下流側の検出器31とフォーマー下流側の検出器29は、それぞれターン・バー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ37(図1C参照)とフォーマー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ33(図1C参照)により、ウェブWa,Wbの幅方向へ移動可能に設けられ、その左右方向位置が調整可能になっている。尚、本実施例では、ターン・バー下流側の検出器31を、スリッタ100で半裁される前のウェブWの左右方向(ウェブWの搬送方向と直交する方向)中央に近い方のウェブWaの端部に設ける例を示したが、逆に、遠い方の端部に設けても良い。但し、その場合、製造時のウェブWの左右方向の部分的な長さの誤差や、印刷時のウェブWの左右方向の伸びの変動による検出誤差が発生するため、本願のように、ウェブWの左右方向中央に近い方の端部に設ける方が、望ましい。
前記上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ217Aと上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ218Aと下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ217Bと下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ218Bと上流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ216Aと下流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ216Bとターン・バーの紙流れ方向位置調整用モータ45とフォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ41とターン・バー側及びフォーマー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ53,49とターン・バー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ37とフォーマー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ33とは、後述するフォーマー及びターン・バー制御装置(制御手段)10により駆動制御される。
そして、フォーマー及びターン・バー制御装置10は、乾燥機上流側及び下流側のウェブ・ガイド装置210A,210Bにおける上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Aと上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器215Aと下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Bと下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器215Bとフォーマー下流側の検出器29とターン・バー下流側の検出器31との検出信号に応じて、それぞれターン・バー101の紙流れ方向位置(帯状体搬送方向の位置)とフォーマー108の紙流れ方向位置(帯状体搬送方向の位置)と、を自動的に調整(制御)するようになっている。
即ち、前記フォーマー及びターン・バー制御装置10は、図1A乃至図1Dに示すように、CPU11とROM12とRAM13と各入出力装置14a〜14pとが共にBUS(母線)で接続されてなる。
また、前記BUS(母線)には、ウェブ幅記憶用メモリM1とウェブ幅−ウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM2とウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM3とウェブ幅−フォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM4とウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM5とウェブ幅−ターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM6とウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM7とが接続される。
さらに、前記BUS(母線)には、上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM8と上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM9と下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM10と下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM11とフォーマー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM12とターン・バー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM13とが接続される。
さらに、前記BUS(母線)には、上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の出力記憶用メモリM14と上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の出力記憶用メモリM15と上流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差記憶用メモリM16と上流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差の絶対値記憶用メモリM17とウェブ・ガイド用検出器の出力差の許容値記憶用メモリM18と下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の出力記憶用メモリM19と下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の出力記憶用メモリM20と下流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差記憶用メモリM21と下流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差の絶対値記憶用メモリM22と上流側のウェブ幅記憶用メモリM23と下流側のウェブ幅記憶用メモリM24とウェブの伸縮率記憶用メモリM25と予想ウェブ幅記憶用メモリM26とが接続される。
さらに、前記BUS(母線)には、予想ウェブ幅−フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM27と予想ウェブ幅に対応したフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM28と予想ウェブ幅−フォーマー下流側の検出器の基準出力変換テーブル記憶用メモリM29と予想ウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器の基準出力記憶用メモリM30とフォーマー下流側の検出器の出力記憶用メモリM31とフォーマー下流側の検出器の出力差記憶用メモリM32とフォーマー下流側の検出器の出力差−フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタの補正カウント値変換テーブル記憶用メモリM33とフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタの補正カウント値記憶用メモリM34とが接続される。
さらに、前記BUS(母線)には、目標とするフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM35とフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM36と予想ウェブ幅−ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM37と予想ウェブ幅に対応したターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM38と予想ウェブ幅−ターン・バー下流側の検出器の基準出力変換テーブル記憶用メモリM39と予想ウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器の基準出力記憶用メモリM40とターン・バー下流側の検出器の出力記憶用メモリM41とターン・バー下流側の検出器の出力差記憶用メモリM42とターン・バー下流側の検出器の出力差−ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタの補正カウント値変換テーブル記憶用メモリM43とターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタの補正カウント値記憶用メモリM44とが接続される。
さらに、前記BUS(母線)には、目標とするターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM45とターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM46とウェブ幅−フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM47とウェブ幅に対応したフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM48とウェブ幅−ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM49とウェブ幅に対応したターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM50とフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリ51とターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリ52とが接続される。
入出力装置14aには、制御開始スイッチ15と制御停止スイッチ16とキーボード等の入力装置17とCRTやディスプレイ等の表示器18とプリンタやフロッピーディスク(登録商標)ドライブ等の出力装置19とが接続される。
入出力装置14bには、ウェブ幅設定器20が接続される。
入出力装置14cには、A/D変換器21を介して上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Aと、A/D変換器22を介して上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器215Aと、A/D変換器23を介して下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Bと、A/D変換器24を介して下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器215Bとが接続される。
入出力装置14dには、A/D変換器28を介してフォーマー下流側の検出器29が接続されると共に、A/D変換器30を介してターン・バー下流側の検出器31が接続される。
入出力装置14eには、上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ60を介して上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ217Aが接続されると共に、上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ61を介して上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ62が接続される。
入出力装置14fには、上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ63を介して上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ218Aが接続されると共に、上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ64を介して上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ65が接続される。
入出力装置14gには、下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ66を介して下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ217Bが接続されると共に、下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ67を介して下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ68が接続される。
入出力装置14hには、下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ69を介して下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ218Bが接続されると共に、下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ70を介して下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ71が接続される。
入出力装置14iには、フォーマー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ32を介してフォーマー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ33が接続されると共に、フォーマー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタ34を介してフォーマー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ35が接続される。
入出力装置14jには、ターン・バー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ36を介してターン・バー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ37が接続されると共に、ターン・バー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタ38を介してターン・バー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ39が接続される。
入出力装置14kには、上流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ・ドライバ72を介して上流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ216Aと該モータ216Aに連結駆動される上流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ73が接続される。
入出力装置14lには、下流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ・ドライバ74を介して下流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ216Bと該モータ216Bに連結駆動される下流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ75が接続される。
入出力装置14mには、フォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ40を介してフォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ41が接続されると共に、フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタ42を介してフォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ43が接続される。
入出力装置14nには、ターン・バーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ44を介してターン・バーの紙流れ方向位置調整用モータ45が接続されると共に、ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタ46を介してターン・バーの紙流れ方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ47が接続される。
入出力装置14oには、フォーマー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ48を介してフォーマー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ49が接続されると共に、フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタ50を介してフォーマー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ51が接続される。
入出力装置14pには、ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ52を介してターン・バー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ53が接続されると共に、ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタ54を介してターン・バー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ55が接続される。
上述した構成のフォーマー及びターン・バー制御装置10の制御動作を、図2A乃至図2Cと図3A及び図3Bと図4A及び図4Bと図5A及び図5Bと図6A乃至図6Cと図7A及び図7Bと図8A乃至図8Cの動作フロー図にしたがって詳述する。
先ず、ステップP1で制御開始スイッチ15がONされたか否かを判断し、可であればステップP2に移行する一方、否であればステップP3でウェブ幅設定器20に、入力が有ったか否かを判断する。
次に、前記ステップP3で可であればステップP4でウェブ幅設定器20より、ウェブ幅を読込み、メモリM1に記憶する一方、否であればステップP1に戻る。
次に、前記ステップP2で初期化処理をした後、ステップP5でウェブ幅−ウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを、メモリM2から読込み、次いで、ステップP6でウェブ幅を、メモリM1から読込む。
次に、ステップP7でウェブ幅−ウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを用いて、ウェブ幅より、ウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を求め、メモリM3に記憶した後、ステップP8でウェブ幅−フォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを、メモリM4から読込む。
次に、ステップP9でウェブ幅を、メモリM1から読込んだ後、ステップP10でウェブ幅−フォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを用いて、ウェブ幅より、ウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値を求め、メモリM5に記憶する。
次に、ステップP11でウェブ幅−ターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを、メモリM6から読込んだ後、ステップP12でウェブ幅を、メモリM1から読込み、次いで、ステップP13でウェブ幅−ターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを用いて、ウェブ幅より、ウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値を求め、メモリM7に記憶する。
次に、ステップP14でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込んだ後、ステップP15で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ61より、カウント値を読込み、メモリM8に記憶する。
次に、ステップP16でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断し、可であれば後述するステップP28に移行する一方、否であればステップP17でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値>上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP17で可であればステップP18で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ60に、正転指令を出力した後、ステップP19でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込む。
次に、ステップP20で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ61より、カウント値を読込み、メモリM8に記憶した後、ステップP21でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP21で可であればステップP22で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ60への正転指令出力を停止して後述するステップP28に移行する一方、否であればステップP19に戻る。
一方、前記ステップP17で否であればステップP23で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ60に、逆転指令を出力した後、ステップP24でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込む。
次に、ステップP25で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ61より、カウント値を読込み、メモリM8に記憶した後、ステップP26でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP26で可であればステップP27で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ60への逆転指令出力を停止して後述するステップP28に移行する一方、否であればステップP24に戻る。
次に、前述したステップP28でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込んだ後、ステップP29で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ64より、カウント値を読込み、メモリM9に記憶する。
次に、ステップP30でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断し、可であれば後述するステップP42に移行する一方、否であればステップP31でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値>上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP31で可であればステップP32で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ63に、正転指令を出力した後、ステップP33でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込む。
次に、ステップP34で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ64より、カウント値を読込み、メモリM9に記憶した後、ステップP35でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP35で可であればステップP36で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ63への正転指令出力を停止して後述するステップP42に移行する一方、否であればステップP33に戻る。
一方、前記ステップP31で否であればステップP37で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ63に、逆転指令を出力した後、ステップP38でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込む。
次に、ステップP39で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ64より、カウント値を読込み、メモリM9に記憶した後、ステップP40でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP40で可であればステップP41で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ63への逆転指令出力を停止して後述するステップP42に移行する一方、否であればステップP38に戻る。
以上の動作フローによって、上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Aと右側のウェブ・ガイド用検出器215Aとがウェブ幅に応じて初期設定される。
次に、前述したステップP42でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込んだ後、ステップP43で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ67より、カウント値を読込み、メモリM10に記憶する。
次に、ステップP44でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断し、可であれば後述するステップP56に移行する一方、否であればステップP45でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値>下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP45で可であればステップP46で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ66に、正転指令を出力した後、ステップP47でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込む。
次に、ステップP48で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ67より、カウント値を読込み、メモリM10に記憶した後、ステップP49でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP49で可であればステップP50で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ66への正転指令出力を停止して後述するステップP56に移行する一方、否であればステップP47に戻る。
一方、前記ステップP45で否であればステップP51で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ66に、逆転指令を出力した後、ステップP52でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込む。
次に、ステップP53で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ67より、カウント値を読込み、メモリM10に記憶した後、ステップP54でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP54で可であればステップP55で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ66への逆転指令出力を停止して後述するステップP56に移行する一方、否であればステップP52に戻る。
次に、前述したステップP56でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込んだ後、ステップP57で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ70より、カウント値を読込み、メモリM11に記憶する。
次に、ステップP58でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断し、可であれば後述するステップP70に移行する一方、否であればステップP59でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値>下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP59で可であればステップP60で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ69に、正転指令を出力した後、ステップP61でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込む。
次に、ステップP62で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ70より、カウント値を読込み、メモリM11に記憶した後、ステップP63でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP63で可であればステップP64で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ69への正転指令出力を停止して後述するステップP70に移行する一方、否であればステップP61に戻る。
一方、前記ステップP59で否であればステップP65で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ69に、逆転指令を出力した後、ステップP66でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込む。
次に、ステップP67で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ70より、カウント値を読込み、メモリM11に記憶した後、ステップP68でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP68で可であればステップP69で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ69への逆転指令出力を停止して後述するステップP70に移行する一方、否であればステップP66に戻る。
以上の動作フローによって、下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Bと右側のウェブ・ガイド用検出器215Bとがウェブ幅に応じて初期設定される。
次に、前述したステップP70でウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM5から読込んだ後、ステップP71でフォーマー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタ34より、カウント値を読込み、メモリM12に記憶する。
次に、ステップP72でウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値=フォーマー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断し、可であれば後述するステップP84に移行する一方、否であればステップP73でウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値>フォーマー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP73で可であればステップP74でフォーマー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ32に、正転指令を出力した後、ステップP75でウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM5から読込む。
次に、ステップP76でフォーマー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタ34より、カウント値を読込み、メモリM12に記憶した後、ステップP77でウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値=フォーマー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP77で可であればステップP78でフォーマー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ32への正転指令出力を停止して後述するステップP84に移行する一方、否であればステップP75に戻る。
一方、前記ステップP73で否であればステップP79でフォーマー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ32に、逆転指令を出力した後、ステップP80でウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値をメモリM5から読込む。
次に、ステップP81でフォーマー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタ34より、カウント値を読込み、メモリM12に記憶した後、ステップP82でウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値=フォーマー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP82で可であればステップP83でフォーマー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ32への逆転指令出力を停止して後述するステップP84に移行する一方、否であればステップP80に戻る。
次に、前述したステップP84でウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM7から読込んだ後、ステップP85でターン・バー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタ38より、カウント値を読込み、メモリM13に記憶する。
次に、ステップP86でウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値=ターン・バー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断し、可であれば後述するステップP98に移行する一方、否であればステップP87でウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値>ターン・バー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP87で可であればステップP88でターン・バー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ36に、正転指令を出力した後、ステップP89でウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM7から読込む。
次に、ステップP90でターン・バー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタ38より、カウント値を読込み、メモリM13に記憶した後、ステップP91でウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値=ターン・バー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP91で可であればステップP92でターン・バー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ36への正転指令出力を停止して後述するステップP98に移行する一方、否であればステップP89に戻る。
一方、前記ステップP87で否であればステップP93でターン・バー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ36に、逆転指令を出力した後、ステップP94でウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値をメモリM7から読込む。
次に、ステップP95でターン・バー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタ38より、カウント値を読込み、メモリM13に記憶した後、ステップP96でウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値=ターン・バー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP96で可であればステップP97でターン・バー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ36への逆転指令出力を停止して後述するステップP98に移行する一方、否であればステップP94に戻る。
以上の動作フローによって、フォーマー下流側の検出器29とターン・バー下流側の検出器31とがウェブ幅に応じて初期設定される。
次に、前述したステップP98で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器に接続されたA/D変換器21より、上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Aの出力を読込み、メモリM14に記憶した後、ステップP99で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器に接続されたA/D変換器22より、上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器215Aの出力を読込み、メモリM15に記憶する。
次に、ステップP100で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Aの出力から上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器215Aの出力を減算し、上流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差を演算して、メモリM16に記憶した後、ステップP101で上流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差より、上流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差の絶対値を演算して、メモリM17に記憶する。
次に、ステップP102でウェブ・ガイド用検出器の出力差の許容値を、メモリM18から読込んだ後、ステップP103で上流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差の絶対値>ウェブ・ガイド用検出器の出力差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP103で可であればステップP104で上流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差を、メモリM16から読込む一方、否であればステップP105で上流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ・ドライバ72に、停止指令を出力して後述するステップP109に移行する。
次に、ステップP106で上流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差>0か否かを判断し、可であればステップP107で上流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ・ドライバ72に、正転指令を出力して後述するステップP109に移行する一方、否であればステップP108で上流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ・ドライバ72に、逆転指令を出力して後述するステップP109に移行する。
次に、前述したステップP109で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器に接続されたA/D変換器23より、下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Bの出力を読込み、メモリM19に記憶した後、ステップP110で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器に接続されたA/D変換器24より、下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器215Bの出力を読込み、メモリM20に記憶する。
次に、ステップP111で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Bの出力から下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器215Bの出力を減算し、下流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差を演算して、メモリM21に記憶した後、ステップP112で下流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差より、下流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差の絶対値を演算して、メモリM22に記憶する。
次に、ステップP113でウェブ・ガイド用検出器の出力差の許容値を、メモリM18から読込んだ後、ステップP114で下流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差の絶対値>ウェブ・ガイド用検出器の出力差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP114で可であればステップP115で下流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差を、メモリM21から読込む一方、否であればステップP116で下流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ・ドライバ74に、停止指令を出力して後述するステップP120に移行する。
次に、ステップP117で下流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差>0か否かを判断し、可であればステップP118で下流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ・ドライバ74に、正転指令を出力して後述するステップP120に移行する一方、否であればステップP119で下流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ・ドライバ74に、逆転指令を出力して後述するステップP120に移行する。
以上の動作フローによって、上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Aと右側のウェブ・ガイド用検出器215Aとの出力差に応じて上流側のウェブ・ガイド装置210A(のロールユニット213)が回転されると共に、下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Bと右側のウェブ・ガイド用検出器215Bとの出力差に応じて下流側のウェブ・ガイド装置210B(のロールユニット213)が回転され、ウェブWの左右方向中心がウェブ輪転印刷機の左右方向中心に合わせられる。
次に、前述したステップP120で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM8から読込んだ後、ステップP121で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM9から読込む。
次に、ステップP122で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の出力を、メモリM14から読込んだ後、ステップP123で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の出力を、メモリM15から読込む。
次に、ステップP124で上流側の左側及び右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値、及び上流側の左側及び右側のウェブ・ガイド用検出器の出力より、上流側のウェブ幅を演算して、メモリM23に記憶した後、ステップP125で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM10から読込む。
次に、ステップP126で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM11から読込んだ後、ステップP127で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の出力を、メモリM19から読込む。
次に、ステップP128で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の出力を、メモリM20から読込んだ後、ステップP129で下流側の左側及び右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値、及び下流側の左側及び右側のウェブ・ガイド用検出器の出力より、下流側のウェブ幅を演算して、メモリM24に記憶する。
次に、ステップP130で上流側のウェブ幅を、メモリM23から読込んだ後、ステップP131で下流側のウェブ幅を上流側のウェブ幅で除算し、ウェブの伸縮率を演算して、メモリM25に記憶する。
次に、ステップP132でウェブ幅を、メモリM1から読込んだ後、ステップP133でウェブの伸縮率にウェブ幅を乗算し、予想ウェブ幅を演算して、メモリM26に記憶する。
次に、ステップP134で予想ウェブ幅−フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを、メモリM27から読込んだ後、ステップP135で予想ウェブ幅−フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを用いて、予想ウェブ幅より、予想ウェブ幅に対応したフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値を求め、メモリM28に記憶する。以上の動作フローによって、ウェブの左右方向の伸縮に応じたフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値が求められる。
次に、ステップP136で予想ウェブ幅−フォーマー下流側の検出器の基準出力変換テーブルを、メモリM29から読込んだ後、ステップP137で予想ウェブ幅を、メモリM26から読込む。
次に、ステップP138で予想ウェブ幅−フォーマー下流側の検出器の基準出力変換テーブルを用いて、予想ウェブ幅より、予想ウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器の基準出力を求め、メモリM30に記憶した後、ステップP139でフォーマー下流側の検出器に接続されたA/D変換器28より、フォーマー下流側の検出器29の出力を読込み、メモリM31に記憶する。
次に、ステップP140で予想ウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器の基準出力よりフォーマー下流側の検出器の出力を減算し、フォーマー下流側の検出器の出力差を演算して、メモリM32に記憶した後、ステップP141でフォーマー下流側の検出器の出力差−フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタの補正カウント値変換テーブルを、メモリM33から読込む。
次に、ステップP142でフォーマー下流側の検出器の出力差−フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタの補正カウント値変換テーブルを用いて、フォーマー下流側の検出器の出力差より、フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタの補正カウント値を求め、メモリM34に記憶した後、ステップP143で予想ウェブ幅に対応したフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値よりフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタの補正カウント値を減算し、目標とするフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値を演算して、メモリM35に記憶する。以上の動作フローによって、ウェブの膨らみ量に応じたフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値が求められる。
次に、ステップP144でフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタ42より、カウント値を読込み、メモリM36に記憶した後、ステップP145で目標とするフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値=フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP145で可であれば後述するステップP157に移行する一方、否であればステップP146で目標とするフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値>フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP146で可であればステップP147でフォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ40に、正転指令を出力した後、ステップP148で目標とするフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM35から読込む。
次に、ステップP149でフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタ42より、カウント値を読込み、メモリM36に記憶した後、ステップP150で目標とするフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値=フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP150で可であればステップP151でフォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ40への正転指令出力を停止して後述するステップP157に移行する一方、否であればステップP148に戻る。
一方、前記ステップP146で否であればステップP152でフォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ40に、逆転指令を出力した後、ステップP153で目標とするフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM35から読込む。
次に、ステップP154でフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタ42より、カウント値を読込み、メモリM36に記憶した後、ステップP155で目標とするフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値=フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP155で可であればステップP156でフォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ40への逆転指令出力を停止して後述するステップP157に移行する一方、否であればステップP153に戻る。
以上の動作フローによって、上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214A及び右側のウェブ・ガイド用検出器215Aの出力と下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214B及び右側のウェブ・ガイド用検出器215Bの出力に基づいて予想ウェブ幅を演算し、演算した予想ウェブ幅に応じて、フォーマー108の紙流れ方向位置が自動調整されると共に、予想ウェブ幅から予想されるフォーマー下流側の検出器29の基準出力と実際の出力に基づいてウェブの膨らみ量に応じたフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタの補正カウント値を求め、求めた補正カウント値に応じて、フォーマー108の紙流れ方向位置が自動調整される。
次に、前述したステップP157で予想ウェブ幅−ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを、メモリM37から読込んだ後、ステップP158で予想ウェブ幅を、メモリM26から読込む。
次に、ステップP159で予想ウェブ幅−ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを用いて、予想ウェブ幅より、予想ウェブ幅に対応したターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値を求め、メモリM38に記憶する。以上の動作フローによって、ウェブの左右方向の伸縮に応じたターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値が求められる。
次に、ステップP160で予想ウェブ幅−ターン・バー下流側の検出器の基準出力変換テーブルを、メモリM39から読込んだ後、ステップP161で予想ウェブ幅を、メモリM26から読込む。
次に、ステップP162で予想ウェブ幅−ターン・バー下流側の検出器の基準出力変換テーブルを用いて、予想ウェブ幅より、予想ウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器の基準出力を求め、メモリM40に記憶した後、ステップP163でターン・バー下流側の検出器に接続されたA/D変換器30より、ターン・バー下流側の検出器31の出力を読込み、メモリM41に記憶する。
次に、ステップP164で予想ウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器の基準出力よりターン・バー下流側の検出器の出力を減算し、ターン・バー下流側の検出器の出力差を演算して、メモリM42に記憶した後、ステップP165でターン・バー下流側の検出器の出力差−ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタの補正カウント値変換テーブルを、メモリM43から読込む。
次に、ステップP166でターン・バー下流側の検出器の出力差−ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタの補正カウント値変換テーブルを用いて、ターン・バー下流側の検出器の出力差より、ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタの補正カウント値を求め、メモリM44に記憶した後、ステップP167で予想ウェブ幅に対応したターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値よりターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタの補正カウント値を減算し、目標とするターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値を演算して、メモリM45に記憶する。以上の動作フローによって、ウェブの膨らみ量に応じたターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値が求められる。
次に、ステップP168でターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタ46より、カウント値を読込み、メモリM46に記憶した後、ステップP169で目標とするターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値=ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP169で可であれば後述するステップP181に移行する一方、否であればステップP170で目標とするターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値>ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP170で可であればステップP171でターン・バーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ44に、正転指令を出力した後、ステップP172で目標とするターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM45から読込む。
次に、ステップP173でターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタ46より、カウント値を読込み、メモリM46に記憶した後、ステップP174で目標とするターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値=ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP174で可であればステップP175でターン・バーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ44への正転指令出力を停止して後述するステップP181に移行する一方、否であればステップP172に戻る。
一方、前記ステップP170で否であればステップP176でターン・バーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ44に、逆転指令を出力した後、ステップP177で目標とするターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM45から読込む。
次に、ステップP178でターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタ46より、カウント値を読込み、メモリM46に記憶した後、ステップP179で目標とするターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値=ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP179で可であればステップP180でターン・バーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ44への逆転指令出力を停止して後述するステップP181に移行する一方、否であればステップP177に戻る。
以上の動作フローによって、前述したフォーマー108と同様に、演算した予想ウェブ幅に応じて、ターン・バー101の紙流れ方向位置が自動調整されると共に、ウェブの膨らみ量に応じて、ターン・バー101の紙流れ方向位置が自動調整される。
次に、前述したステップP181でウェブ幅−フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを、メモリM47から読込んだ後、ステップP182でウェブ幅を、メモリM1から読込む。
次に、ステップP183でウェブ幅−フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを用いて、ウェブ幅より、ウェブ幅に対応したフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値を求め、メモリM48に記憶した後、ステップP184でウェブ幅−ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを、メモリM49から読込む。
次に、ステップP185でウェブ幅を、メモリM1から読込んだ後、ステップP186でウェブ幅−ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを用いて、ウェブ幅より、ウェブ幅に対応したターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値を求め、メモリM50に記憶する。
次に、ステップP187でウェブ幅に対応したフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM48から読込んだ後、ステップP188でフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタ50より、カウント値を読込み、メモリM51に記憶する。
次に、ステップP189でウェブ幅に対応したフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値=フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断し、可であれば後述するステップP201に移行する一方、否であればステップP190でウェブ幅に対応したフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値>フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP190で可であればステップP191でフォーマー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ48に、正転指令を出力した後、ステップP192でウェブ幅に対応したフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM48から読込む。
次に、ステップP193でフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタ50より、カウント値を読込み、メモリM51に記憶した後、ステップP194でウェブ幅に対応したフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値=フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP194で可であればステップP195でフォーマー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ48への正転指令出力を停止して後述するステップP201に移行する一方、否であればステップP192に戻る。
一方、前記ステップP190で否であればステップP196でフォーマー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ48に、逆転指令を出力した後、ステップP197でウェブ幅に対応したフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM48から読込む。
次に、ステップP198でフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタ50より、カウント値を読込み、メモリM51に記憶した後、ステップP199でウェブ幅に対応したフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値=フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP199で可であればステップP200でフォーマー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ48への逆転指令出力を停止して後述するステップP201に移行する一方、否であればステップP197に戻る。
次に、前述したステップP201でウェブ幅に対応したターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM49から読込んだ後、ステップP202でターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタ54より、カウント値を読込み、メモリM52に記憶する。
次に、ステップP203でウェブ幅に対応したターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値=ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断し、可であれば後述するステップP215に移行する一方、否であればステップP204でウェブ幅に対応したターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値>ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP204で可であればステップP205でターン・バー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ52に、正転指令を出力した後、ステップP206でウェブ幅に対応したターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM50から読込む。
次に、ステップP207でターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタ54より、カウント値を読込み、メモリM52に記憶した後、ステップP208でウェブ幅に対応したターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値=ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP208で可であればステップP209でターン・バー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ52への正転指令出力を停止して後述するステップP215に移行する一方、否であればステップP206に戻る。
一方、前記ステップP204で否であればステップP210でターン・バー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ52に、逆転指令を出力した後、ステップP211でウェブ幅に対応したターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM50から読込む。
次に、ステップP212でターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタ54より、カウント値を読込み、メモリM52に記憶した後、ステップP213でウェブ幅に対応したターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値=ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP213で可であればステップP214でターン・バー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ52への逆転指令出力を停止して後述するステップP215に移行する一方、否であればステップP211に戻る。
次に、前述したステップP215で制御停止スイッチ16がONされたか否かを判断し、可であれば制御動作を終了する一方、否であればステップP98に戻る。以後、これを繰り返す。
以上の動作フローによって、ウェブ幅に応じて、フォーマー側及びターン・バー側のチョッパー107b,107aの左右方向位置がフィードバック制御される。
このようにして本実施例では、上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214A及び右側のウェブ・ガイド用検出器215Aの出力と下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214B及び右側のウェブ・ガイド用検出器215Bの出力に基づいて予想ウェブ幅を演算し、演算した予想ウェブ幅(ウェブWの伸縮量)に応じて、フォーマー108及びターン・バー101の紙流れ方向位置が自動調整されると共に、予想ウェブ幅から予想されるフォーマー下流側の検出器29及びターン・バー下流側の検出器31の基準出力と実際の出力に基づいてウェブの膨らみ量に応じたフォーマー及びターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタの補正カウント値を求め、求めた補正カウント値に応じて、フォーマー108及びターン・バー101の紙流れ方向位置が自動調整される。
これにより、ウェブ輪転印刷機における乾燥機400によるウェブWの左右方向の伸縮量の変化や回転速度等の印刷機の状態変化によって、折機800のチョッパー107b,107aに搬送される折丁Sb1,Sa1の位置が変化したとしても、それに応じてフォーマー108とターン・バー101の紙流れ方向位置が自動的に調整され、折機800のチョッパー107b,107aに搬送される折丁Sb1,Sa1の位置が常に一定となる。
この結果、オペレータによる手動操作が不要となり、オペレータの負担を軽減すると共に、自動化により稼動率も向上する。また、位置調整のレスポンスも向上することから損紙の発生増加も低減する。
尚、本実施例では、ウェブWa,Wbが、それぞれターン・バー101とフォーマー108とを経由して折機800のチョッパー107b,107aへ搬送されるウェブ輪転印刷機を例示したが、本発明は、ターン・バー101の1経路又は2経路あるいはフォーマー108の1経路又は2経路のウェブ輪転印刷機にも適用できることは言うまでもない。
図9A乃至図9Dは本発明の実施例2を示すチョッパー制御装置のブロック図、図10A乃至図10Cはチョッパー制御装置の動作フロー図、図11A及び図11Bはチョッパー制御装置の動作フロー図、図12A及び図12Bはチョッパー制御装置の動作フロー図、図13A及び図13Bはチョッパー制御装置の動作フロー図、図14A乃至図14Cはチョッパー制御装置の動作フロー図、図15A及び図15Bはチョッパー制御装置の動作フロー図、図16A乃至図16Cはチョッパー制御装置の動作フロー図である。
本実施例は、実施例1において、フォーマー108とターン・バー101の紙流れ方向位置が、それぞれ上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214A及び右側のウェブ・ガイド用検出器215Aと下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214B及び右側のウェブ・ガイド用検出器215Bとフォーマー下流側の検出器29とターン・バー下流側の検出器31との検出信号により自動的に調整される代わりに、フォーマー側のチョッパー(チョッパー折装置)107bとターン・バー側のチョッパー(チョッパー折装置)107aの左右方向位置(折丁搬送方向と直交する方向の位置)がそれぞれ上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214A及び右側のウェブ・ガイド用検出器215Aと下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214B及び右側のウェブ・ガイド用検出器215Bとフォーマー下流側の検出器29とターン・バー下流側の検出器31との検出信号により自動的に調整されるようにした例である。尚、ウェブ輪転印刷機(帯状体印刷機)の構成は、図17〜図24と同様なので、これらを参照して重複する説明は省略する。
即ち、チョッパー制御装置10Aは、図9A乃至図9Dに示すように、CPU11とROM12とRAM13と各入出力装置14a〜14pとが共にBUS(母線)で接続されてなる。
また、前記BUS(母線)には、ウェブ幅記憶用メモリM1とウェブ幅−ウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM2とウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM3とウェブ幅−フォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM4とウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM5とウェブ幅−ターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM6とウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM7とが接続される。
さらに、前記BUS(母線)には、上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM8と上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM9と下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM10と下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM11とフォーマー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM12とターン・バー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM13とが接続される。
さらに、前記BUS(母線)には、上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の出力記憶用メモリM14と上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の出力記憶用メモリM15と上流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差記憶用メモリM16と上流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差の絶対値記憶用メモリM17とウェブ・ガイド用検出器の出力差の許容値記憶用メモリM18と下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の出力記憶用メモリM19と下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の出力記憶用メモリM20と下流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差記憶用メモリM21と下流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差の絶対値記憶用メモリM22と上流側のウェブ幅記憶用メモリM23と下流側のウェブ幅記憶用メモリM24とウェブの伸縮率記憶用メモリM25と予想ウェブ幅記憶用メモリM26とが接続される。
さらに、前記BUS(母線)には、予想ウェブ幅−フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM27aと予想ウェブ幅に対応したフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリ28aと予想ウェブ幅−フォーマー下流側の検出器の基準出力変換テーブル記憶用メモリM29と予想ウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器の基準出力記憶用メモリM30とフォーマー下流側の検出器の出力記憶用メモリM31とフォーマー下流側の検出器の出力差記憶用メモリM32とフォーマー下流側の検出器の出力差−フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタの補正カウント値変換テーブル記憶用メモリM33aとフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタの補正カウント値記憶用メモリM34aとが接続される。
さらに、前記BUS(母線)には、目標とするフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM35aとフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM51と予想ウェブ幅−ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM37aと予想ウェブ幅に対応したターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM38aと予想ウェブ幅−ターン・バー下流側の検出器の基準出力変換テーブル記憶用メモリM39と予想ウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器の基準出力記憶用メモリM40とターン・バー下流側の検出器の出力記憶用メモリM41とターン・バー下流側の検出器の出力差記憶用メモリM42とターン・バー下流側の検出器の出力差−ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタの補正カウント値変換テーブル記憶用メモリM43aとターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタの補正カウント値記憶用メモリM44aとが接続される。
さらに、前記BUS(母線)には、目標とするターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM45aとターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM52とウェブ幅−フォーマー側の紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM47aとウェブ幅に対応したフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM48aとウェブ幅−ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM49aとウェブ幅に対応したターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM50aとフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM36とターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM46とが接続される。
入出力装置14aには、制御開始スイッチ15と制御停止スイッチ16とキーボード等の入力装置17とCRTやディスプレイ等の表示器18とプリンタやフロッピーディスク(登録商標)ドライブ等の出力装置19とが接続される。
入出力装置14bには、ウェブ幅設定器20が接続される。
入出力装置14cには、A/D変換器21を介して上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Aと、A/D変換器22を介して上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器215Aと、A/D変換器23を介して下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Bと、A/D変換器24を介して下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器215Bとが接続される。
入出力装置14dには、A/D変換器28を介してフォーマー下流側の検出器29が接続されると共に、A/D変換器30を介してターン・バー下流側の検出器31が接続される。
入出力装置14eには、上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ60を介して上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ217Aが接続されると共に、上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ61を介して上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ62が接続される。
入出力装置14fには、上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ63を介して上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ218Aが接続されると共に、上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ64を介して上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ65が接続される。
入出力装置14gには、下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ66を介して下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ217Bが接続されると共に、下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ67を介して下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ68が接続される。
入出力装置14hには、下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ69を介して下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ218Bが接続されると共に、下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ70を介して下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ71が接続される。
入出力装置14iには、フォーマー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ32を介してフォーマー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ33が接続されると共に、フォーマー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタ34を介してフォーマー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ35が接続される。
入出力装置14jには、ターン・バー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ36を介してターン・バー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ37が接続されると共に、ターン・バー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタ38を介してターン・バー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ39が接続される。
入出力装置14kには、上流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ・ドライバ72を介して上流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ216Aと該モータ216Aに連結駆動される上流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ73が接続される。
入出力装置14lには、下流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ・ドライバ74を介して下流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ216Bと該モータ216Bに連結駆動される下流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ75が接続される。
入出力装置14mには、フォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ40を介してフォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ41が接続されると共に、フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタ42を介してフォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ43が接続される。
入出力装置14nには、ターン・バーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ44を介してターン・バーの紙流れ方向位置調整用モータ45が接続されると共に、ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタ46を介してターン・バーの紙流れ方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ47が接続される。
入出力装置14oには、フォーマー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ48を介してフォーマー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ49が接続されると共に、フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタ50を介してフォーマー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ51が接続される。
入出力装置14pには、ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ52を介してターン・バー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ53が接続されると共に、ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタ54を介してターン・バー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ用ロータリー・エンコーダ55が接続される。
上述した構成のチョッパー制御装置10Aの制御動作を、図10A乃至図10Cと図11A及び図11Bと図12A及び図12Bと図13A及び図13Bと図14A乃至図14Cと図15A及び図15Bと図16A乃至図16Cの動作フロー図にしたがって詳述する。
先ず、ステップP1で制御開始スイッチ15がONされたか否かを判断し、可であればステップP2に移行する一方、否であればステップP3でウェブ幅設定器20に、入力が有ったか否かを判断する。
次に、前記ステップP3で可であればステップP4でウェブ幅設定器20より、ウェブ幅を読込み、メモリM1に記憶する一方、否であればステップP1に戻る。
次に、前記ステップP2で初期化処理をした後、ステップP5でウェブ幅−ウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを、メモリM2から読込み、次いで、ステップP6でウェブ幅を、メモリM1から読込む。
次に、ステップP7でウェブ幅−ウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを用いて、ウェブ幅より、ウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を求め、メモリM3に記憶した後、ステップP8でウェブ幅−フォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを、メモリM4から読込む。
次に、ステップP9でウェブ幅を、メモリM1から読込んだ後、ステップP10でウェブ幅−フォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを用いて、ウェブ幅より、ウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値を求め、メモリM5に記憶する。
次に、ステップP11でウェブ幅−ターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを、メモリM6から読込んだ後、ステップP12でウェブ幅を、メモリM1から読込み、次いで、ステップP13でウェブ幅−ターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを用いて、ウェブ幅より、ウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値を求め、メモリM7に記憶する。
次に、ステップP14でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込んだ後、ステップP15で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ61より、カウント値を読込み、メモリM8に記憶する。
次に、ステップP16でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断し、可であれば後述するステップP28に移行する一方、否であればステップP17でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値>上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP17で可であればステップP18で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ60に、正転指令を出力した後、ステップP19でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込む。
次に、ステップP20で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ61より、カウント値を読込み、メモリM8に記憶した後、ステップP21でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP21で可であればステップP22で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ60への正転指令出力を停止して後述するステップP28に移行する一方、否であればステップP19に戻る。
一方、前記ステップP17で否であればステップP23で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ60に、逆転指令を出力した後、ステップP24でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込む。
次に、ステップP25で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ61より、カウント値を読込み、メモリM8に記憶した後、ステップP26でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP26で可であればステップP27で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ60への逆転指令出力を停止して後述するステップP28に移行する一方、否であればステップP24に戻る。
次に、前述したステップP28でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込んだ後、ステップP29で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ64より、カウント値を読込み、メモリM9に記憶する。
次に、ステップP30でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断し、可であれば後述するステップP42に移行する一方、否であればステップP31でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値>上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP31で可であればステップP32で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ63に、正転指令を出力した後、ステップP33でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込む。
次に、ステップP34で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ64より、カウント値を読込み、メモリM9に記憶した後、ステップP35でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP35で可であればステップP36で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ63への正転指令出力を停止して後述するステップP42に移行する一方、否であればステップP33に戻る。
一方、前記ステップP31で否であればステップP37で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ63に、逆転指令を出力した後、ステップP38でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込む。
次に、ステップP39で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ64より、カウント値を読込み、メモリM9に記憶した後、ステップP40でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP40で可であればステップP41で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ63への逆転指令出力を停止して後述するステップP42に移行する一方、否であればステップP38に戻る。
以上の動作フローによって、上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Aと右側のウェブ・ガイド用検出器215Aとがウェブ幅に応じて初期設定される。
次に、前述したステップP42でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込んだ後、ステップP43で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ67より、カウント値を読込み、メモリM10に記憶する。
次に、ステップP44でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断し、可であれば後述するステップP56に移行する一方、否であればステップP45でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値>下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP45で可であればステップP46で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ66に、正転指令を出力した後、ステップP47でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込む。
次に、ステップP48で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ67より、カウント値を読込み、メモリM10に記憶した後、ステップP49でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP49で可であればステップP50で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ66への正転指令出力を停止して後述するステップP56に移行する一方、否であればステップP47に戻る。
一方、前記ステップP45で否であればステップP51で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ66に、逆転指令を出力した後、ステップP52でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込む。
次に、ステップP53で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ67より、カウント値を読込み、メモリM10に記憶した後、ステップP54でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP54で可であればステップP55で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ66への逆転指令出力を停止して後述するステップP56に移行する一方、否であればステップP52に戻る。
次に、前述したステップP56でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込んだ後、ステップP57で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ70より、カウント値を読込み、メモリM11に記憶する。
次に、ステップP58でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断し、可であれば後述するステップP70に移行する一方、否であればステップP59でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値>下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP59で可であればステップP60で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ69に、正転指令を出力した後、ステップP61でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込む。
次に、ステップP62で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ70より、カウント値を読込み、メモリM11に記憶した後、ステップP63でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP63で可であればステップP64で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ69への正転指令出力を停止して後述するステップP70に移行する一方、否であればステップP61に戻る。
一方、前記ステップP59で否であればステップP65で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ69に、逆転指令を出力した後、ステップP66でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM3から読込む。
次に、ステップP67で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタ70より、カウント値を読込み、メモリM11に記憶した後、ステップP68でウェブ幅に対応したウェブ・ガイド用検出器位置検出用カウンタのカウント値=下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP68で可であればステップP69で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ69への逆転指令出力を停止して後述するステップP70に移行する一方、否であればステップP66に戻る。
以上の動作フローによって、下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Bと右側のウェブ・ガイド用検出器215Bとがウェブ幅に応じて初期設定される。
次に、前述したステップP70でウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM5から読込んだ後、ステップP71でフォーマー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタ34より、カウント値を読込み、メモリM12に記憶する。
次に、ステップP72でウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値=フォーマー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断し、可であれば後述するステップP84に移行する一方、否であればステップP73でウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値>フォーマー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP73で可であればステップP74でフォーマー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ32に、正転指令を出力した後、ステップP75でウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM5から読込む。
次に、ステップP76でフォーマー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタ34より、カウント値を読込み、メモリM12に記憶した後、ステップP77でウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値=フォーマー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP77で可であればステップP78でフォーマー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ32への正転指令出力を停止して後述するステップP84に移行する一方、否であればステップP75に戻る。
一方、前記ステップP73で否であればステップP79でフォーマー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ32に、逆転指令を出力した後、ステップP80でウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値をメモリM5から読込む。
次に、ステップP81でフォーマー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタ34より、カウント値を読込み、メモリM12に記憶した後、ステップP82でウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値=フォーマー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP82で可であればステップP83でフォーマー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ32への逆転指令出力を停止して後述するステップP84に移行する一方、否であればステップP80に戻る。
次に、前述したステップP84でウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM7から読込んだ後、ステップP85でターン・バー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタ38より、カウント値を読込み、メモリM13に記憶する。
次に、ステップP86でウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値=ターン・バー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断し、可であれば後述するステップP98に移行する一方、否であればステップP87でウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値>ターン・バー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP87で可であればステップP88でターン・バー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ36に、正転指令を出力した後、ステップP89でウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM7から読込む。
次に、ステップP90でターン・バー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタ38より、カウント値を読込み、メモリM13に記憶した後、ステップP91でウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値=ターン・バー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP91で可であればステップP92でターン・バー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ36への正転指令出力を停止して後述するステップP98に移行する一方、否であればステップP89に戻る。
一方、前記ステップP87で否であればステップP93でターン・バー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ36に、逆転指令を出力した後、ステップP94でウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値をメモリM7から読込む。
次に、ステップP95でターン・バー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタ38より、カウント値を読込み、メモリM13に記憶した後、ステップP96でウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器位置検出用カウンタのカウント値=ターン・バー下流側の検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP96で可であればステップP97でターン・バー下流側の検出器の左右方向位置調整用モータ・ドライバ36への逆転指令出力を停止して後述するステップP98に移行する一方、否であればステップP94に戻る。
以上の動作フローによって、フォーマー下流側の検出器29とターン・バー下流側の検出器31とがウェブ幅に応じて初期設定される。
次に、前述したステップP98で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器に接続されたA/D変換器21より、上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Aの出力を読込み、メモリM14に記憶した後、ステップP99で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器に接続されたA/D変換器22より、上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器215Aの出力を読込み、メモリM15に記憶する。
次に、ステップP100で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Aの出力から上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器215Aの出力を減算し、上流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差を演算して、メモリM16に記憶した後、ステップP101で上流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差より、上流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差の絶対値を演算して、メモリM17に記憶する。
次に、ステップP102でウェブ・ガイド用検出器の出力差の許容値を、メモリM18から読込んだ後、ステップP103で上流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差の絶対値>ウェブ・ガイド用検出器の出力差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP103で可であればステップP104で上流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差を、メモリM16から読込む一方、否であればステップP105で上流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ・ドライバ72に、停止指令を出力して後述するステップP109に移行する。
次に、ステップP106で上流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差>0か否かを判断し、可であればステップP107で上流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ・ドライバ72に、正転指令を出力して後述するステップP109に移行する一方、否であればステップP108で上流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ・ドライバ72に、逆転指令を出力して後述するステップP109に移行する。
次に、前述したステップP109で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器に接続されたA/D変換器23より、下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Bの出力を読込み、メモリM19に記憶した後、ステップP110で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器に接続されたA/D変換器24より、下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器215Bの出力を読込み、メモリM20に記憶する。
次に、ステップP111で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Bの出力から下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器215Bの出力を減算し、下流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差を演算して、メモリM21に記憶した後、ステップP112で下流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差より、下流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差の絶対値を演算して、メモリM22に記憶する。
次に、ステップP113でウェブ・ガイド用検出器の出力差の許容値を、メモリM18から読込んだ後、ステップP114で下流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差の絶対値>ウェブ・ガイド用検出器の出力差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP114で可であればステップP115で下流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差を、メモリM21から読込む一方、否であればステップP116で下流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ・ドライバ74に、停止指令を出力して後述するステップP120に移行する。
次に、ステップP117で下流側のウェブ・ガイド用検出器の出力差>0か否かを判断し、可であればステップP118で下流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ・ドライバ74に、正転指令を出力して後述するステップP120に移行する一方、否であればステップP119で下流側のロール・ユニットの回転位置調整用モータ・ドライバ74に、逆転指令を出力して後述するステップP120に移行する。
以上の動作フローによって、上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Aと右側のウェブ・ガイド用検出器215Aとの出力差に応じて上流側のウェブ・ガイド装置210A(のロールユニット213)が回転されると共に、下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214Bと右側のウェブ・ガイド用検出器215Bとの出力差に応じて下流側のウェブ・ガイド装置210B(のロールユニット213)が回転され、ウェブWの左右方向中心がウェブ輪転印刷機の左右方向中心に合わせられる。
次に、前述したステップP120で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM8から読込んだ後、ステップP121で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM9から読込む。
次に、ステップP122で上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の出力を、メモリM14から読込んだ後、ステップP123で上流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の出力を、メモリM15から読込む。
次に、ステップP124で上流側の左側及び右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値、及び上流側の左側及び右側のウェブ・ガイド用検出器の出力より、上流側のウェブ幅を演算して、メモリM23に記憶した後、ステップP125で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM10から読込む。
次に、ステップP126で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM11から読込んだ後、ステップP127で下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器の出力を、メモリM19から読込む。
次に、ステップP128で下流側の右側のウェブ・ガイド用検出器の出力を、メモリM20から読込んだ後、ステップP129で下流側の左側及び右側のウェブ・ガイド用検出器の左右方向位置検出用カウンタのカウント値、及び下流側の左側及び右側のウェブ・ガイド用検出器の出力より、下流側のウェブ幅を演算して、メモリM24に記憶する。
次に、ステップP130で上流側のウェブ幅を、メモリM23から読込んだ後、ステップP131で下流側のウェブ幅を上流側のウェブ幅で除算し、ウェブの伸縮率を演算して、メモリM25に記憶する。
次に、ステップP132でウェブ幅を、メモリM1から読込んだ後、ステップP133でウェブの伸縮率にウェブ幅を乗算し、予想ウェブ幅を演算して、メモリM26に記憶する。
次に、ステップP134で予想ウェブ幅−フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを、メモリM27aから読込んだ後、ステップP135で予想ウェブ幅−フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを用いて、予想ウェブ幅より、予想ウェブ幅に対応したフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値を求め、メモリM28aに記憶する。以上の動作フローによって、ウェブの左右方向の伸縮に応じたフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値が求められる。
次に、ステップP136で予想ウェブ幅−フォーマー下流側の検出器の基準出力変換テーブルを、メモリM29から読込んだ後、ステップP137で予想ウェブ幅を、メモリM26から読込む。
次に、ステップP138で予想ウェブ幅−フォーマー下流側の検出器の基準出力変換テーブルを用いて、予想ウェブ幅より、予想ウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器の基準出力を求め、メモリM30に記憶した後、ステップP139でフォーマー下流側の検出器に接続されたA/D変換器28より、フォーマー下流側の検出器29の出力を読込み、メモリM31に記憶する。
次に、ステップP140で予想ウェブ幅に対応したフォーマー下流側の検出器の基準出力よりフォーマー下流側の検出器の出力を減算し、フォーマー下流側の検出器の出力差を演算して、メモリM32に記憶した後、ステップP141でフォーマー下流側の検出器の出力差−フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタの補正カウント値変換テーブルを、メモリM33aから読込む。
次に、ステップP142でフォーマー下流側の検出器の出力差−フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタの補正カウント値変換テーブルを用いて、フォーマー下流側の検出器の出力差より、フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタの補正カウント値を求め、メモリM34aに記憶した後、ステップP143で予想ウェブ幅に対応したフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値よりフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタの補正カウント値を減算し、目標とするフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値を演算して、メモリM35aに記憶する。以上の動作フローによって、ウェブの膨らみ量に応じたフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値が求められる。
次に、ステップP144でフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタ50より、カウント値を読込み、メモリM51に記憶した後、ステップP145で目標とするフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値=フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP145で可であれば後述するステップP157に移行する一方、否であればステップP146で目標とするフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値>フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP146で可であればステップP147でフォーマー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ48に、正転指令を出力した後、ステップP148で目標とするフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM35aから読込む。
次に、ステップP149でフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタ50より、カウント値を読込み、メモリM51に記憶した後、ステップP150で目標とするフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値=フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP150で可であればステップP151でフォーマー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ48への正転指令出力を停止して後述するステップP157に移行する一方、否であればステップP148に戻る。
一方、前記ステップP146で否であればステップP152でフォーマー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ48に、逆転指令を出力した後、ステップP153で目標とするフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM35aから読込む。
次に、ステップP154でフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタ50より、カウント値を読込み、メモリM51に記憶した後、ステップP155で目標とするフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値=フォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP155で可であればステップP156でフォーマー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ48への逆転指令出力を停止して後述するステップP157に移行する一方、否であればステップP153に戻る。
以上の動作フローによって、上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214A及び右側のウェブ・ガイド用検出器215Aの出力と下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214B及び右側のウェブ・ガイド用検出器215Bの出力に基づいて予想ウェブ幅を演算し、演算した予想ウェブ幅に応じて、フォーマー側のチョッパー107bの左右方向位置が自動調整されると共に、予想ウェブ幅から予想されるフォーマー下流側の検出器29の基準出力と実際の出力に基づいてウェブの膨らみ量に応じたフォーマー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタの補正カウント値を求め、求めた補正カウント値に応じて、フォーマー側のチョッパー107bの左右方向位置が自動調整される。
次に、前述したステップP157で予想ウェブ幅−ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを、メモリM37aから読込んだ後、ステップP158で予想ウェブ幅を、メモリM26から読込む。
次に、ステップP159で予想ウェブ幅−ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを用いて、予想ウェブ幅より、予想ウェブ幅に対応したターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値を求め、メモリM38aに記憶する。以上の動作フローによって、ウェブの左右方向の伸縮に応じたターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値が求められる。
次に、ステップP160で予想ウェブ幅−ターン・バー下流側の検出器の基準出力変換テーブルを、メモリM39から読込んだ後、ステップP161で予想ウェブ幅を、メモリM26から読込む。
次に、ステップP162で予想ウェブ幅−ターン・バー下流側の検出器の基準出力変換テーブルを用いて、予想ウェブ幅より、予想ウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器の基準出力を求め、メモリM40に記憶した後、ステップP163でターン・バー下流側の検出器に接続されたA/D変換器30より、ターン・バー下流側の検出器31の出力を読込み、メモリM41に記憶する。
次に、ステップP164で予想ウェブ幅に対応したターン・バー下流側の検出器の基準出力よりターン・バー下流側の検出器の出力を減算し、ターン・バー下流側の検出器の出力差を演算して、メモリM42に記憶した後、ステップP165でターン・バー下流側の検出器の出力差−ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタの補正カウント値変換テーブルを、メモリM43aから読込む。
次に、ステップP166でターン・バー下流側の検出器の出力差−ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタの補正カウント値変換テーブルを用いて、ターン・バー下流側の検出器の出力差より、ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタの補正カウント値を求め、メモリM44aに記憶した後、ステップP167で予想ウェブ幅に対応したターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値よりターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタの補正カウント値を減算し、目標とするターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値を演算して、メモリM45aに記憶する。以上の動作フローによって、ウェブの膨らみ量に応じたターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値が求められる。
次に、ステップP168でターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタ54より、カウント値を読込み、メモリM52に記憶した後、ステップP169で目標とするターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値=ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP169で可であれば後述するステップP181に移行する一方、否であればステップP170で目標とするターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値>ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP170で可であればステップP171でターン・バー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ52に、正転指令を出力した後、ステップP172で目標とするターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM45aから読込む。
次に、ステップP173でターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタ54より、カウント値を読込み、メモリM52に記憶した後、ステップP174で目標とするターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値=ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP174で可であればステップP175でターン・バー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ52への正転指令出力を停止して後述するステップP181に移行する一方、否であればステップP172に戻る。
一方、前記ステップP170で否であればステップP176でターン・バー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ52に、逆転指令を出力した後、ステップP177で目標とするターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM45aから読込む。
次に、ステップP178でターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタ54より、カウント値を読込み、メモリM52に記憶した後、ステップP179で目標とするターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値=ターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP179で可であればステップP180でターン・バー側のチョッパーの左右方向位置調整用モータ・ドライバ52への逆転指令出力を停止して後述するステップP181に移行する一方、否であればステップP177に戻る。
以上の動作フローによって、前述したフォーマー側のチョッパー107bと同様に、演算した予想ウェブ幅に応じて、ターン・バー側のチョッパー107aの左右方向位置が自動調整されると共に、ウェブの膨らみ量に応じて、ターン・バー側のチョッパー107aの左右方向位置が自動調整される。
次に、前述したステップP181でウェブ幅−フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを、メモリM47aから読込んだ後、ステップP182でウェブ幅を、メモリM1から読込む。
次に、ステップP183でウェブ幅−フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを用いて、ウェブ幅より、ウェブ幅に対応したフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値を求め、メモリM48aに記憶した後、ステップP184でウェブ幅−ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを、メモリM49aから読込む。
次に、ステップP185でウェブ幅を、メモリM1から読込んだ後、ステップP186でウェブ幅−ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを用いて、ウェブ幅より、ウェブ幅に対応したターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値を求め、メモリM50aに記憶する。
次に、ステップP187でウェブ幅に対応したフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM48aから読込んだ後、ステップP188でフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタ42より、カウント値を読込み、メモリM36に記憶する。
次に、ステップP189でウェブ幅に対応したフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値=フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断し、可であれば後述するステップP201に移行する一方、否であればステップP190でウェブ幅に対応したフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値>フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP190で可であればステップP191でフォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ40に、正転指令を出力した後、ステップP192でウェブ幅に対応したフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM48aから読込む。
次に、ステップP193でフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタ42より、カウント値を読込み、メモリM36に記憶した後、ステップP194でウェブ幅に対応したフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値=フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP194で可であればステップP195でフォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ40への正転指令出力を停止して後述するステップP201に移行する一方、否であればステップP192に戻る。
一方、前記ステップP190で否であればステップP196でフォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ40に、逆転指令を出力した後、ステップP197でウェブ幅に対応したフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM48aから読込む。
次に、ステップP198でフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタ42より、カウント値を読込み、メモリM36に記憶した後、ステップP199でウェブ幅に対応したフォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値=フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP199で可であればステップP200でフォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ40への逆転指令出力を停止して後述するステップP201に移行する一方、否であればステップP197に戻る。
次に、前述したステップP201でウェブ幅に対応したターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM50aから読込んだ後、ステップP202でターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタ46より、カウント値を読込み、メモリM46に記憶する。
次に、ステップP203でウェブ幅に対応したターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値=ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断し、可であれば後述するステップP215に移行する一方、否であればステップP204でウェブ幅に対応したターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値>ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP204で可であればステップP205でターン・バーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ44に、正転指令を出力した後、ステップP206でウェブ幅に対応したターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM50aから読込む。
次に、ステップP207でターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタ46より、カウント値を読込み、メモリM46に記憶した後、ステップP208でウェブ幅に対応したターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値=ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP208で可であればステップP209でターン・バーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ44への正転指令出力を停止して後述するステップP215に移行する一方、否であればステップP206に戻る。
一方、前記ステップP204で否であればステップP210でターン・バーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ44に、逆転指令を出力した後、ステップP211でウェブ幅に対応したターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値を、メモリM50aから読込む。
次に、ステップP212でターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタ46より、カウント値を読込み、メモリM46に記憶した後、ステップP213でウェブ幅に対応したターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値=ターン・バーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP213で可であればステップP214でターン・バーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ44への逆転指令出力を停止して後述するステップP215に移行する一方、否であればステップP211に戻る。
次に、前述したステップP215で制御停止スイッチ16がONされたか否かを判断し、可であれば制御動作を終了する一方、否であればステップP98に戻る。以後、これを繰り返す。
以上の動作フローによって、ウェブ幅に応じて、フォーマー108及びターン・バー101の紙流れ方向位置がフィードバック制御される。
このようにして本実施例では、上流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214A及び右側のウェブ・ガイド用検出器215Aの出力と下流側の左側のウェブ・ガイド用検出器214B及び右側のウェブ・ガイド用検出器215Bの出力に基づいて予想ウェブ幅を演算し、演算した予想ウェブ幅(ウェブWの伸縮量)に応じて、フォーマー側及びターン・バー側のチョッパー107b,107aの左右方向位置が自動調整されると共に、予想ウェブ幅から予想されるフォーマー下流側の検出器29及びターン・バー下流側の検出器31の基準出力と実際の出力に基づいてウェブの膨らみ量に応じたフォーマー側及びターン・バー側のチョッパーの左右方向位置検出用カウンタの補正カウント値を求め、求めた補正カウント値に応じて、フォーマー側のチョッパー107b及びターン・バー側のチョッパー107aの左右方向位置が自動調整される。
これにより、ウェブ輪転印刷機における乾燥機400によるウェブWの左右方向の伸縮量の変化や回転速度等の印刷機の状態変化によって、折機800のチョッパー107b,107aに搬送される折丁Sb1,Sa1の位置が変化したとしても、それに応じてフォーマー側及びターン・バー側のチョッパー107b,107aの左右方向位置が自動的に調整され、折機800のチョッパー107b,107aに搬送される折丁Sb1,Sa1の位置が常に一定となる。
この結果、オペレータによる手動操作が不要となり、オペレータの負担を軽減すると共に、自動化により稼動率も向上する。また、位置調整のレスポンスも向上することから損紙の発生増加も低減する。
尚、本実施例では、ウェブWa,Wbが、それぞれターン・バー101とフォーマー108とを経由して折機800のチョッパー107b,107aへ搬送されるウェブ輪転印刷機を例示したが、本発明は、ターン・バー101の1経路又は2経路あるいはフォーマー108の1経路又は2経路のウェブ輪転印刷機にも適用できることは言うまでもない。
また、本発明は上記各実施例に限定されず、印刷機における紙に代えて合成樹脂膜,薄板鋼板等の帯状体(ウェブ)を製造・加工する機械にも適用することができる。