[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP5250279B2 - プローブ装置 - Google Patents

プローブ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5250279B2
JP5250279B2 JP2008042272A JP2008042272A JP5250279B2 JP 5250279 B2 JP5250279 B2 JP 5250279B2 JP 2008042272 A JP2008042272 A JP 2008042272A JP 2008042272 A JP2008042272 A JP 2008042272A JP 5250279 B2 JP5250279 B2 JP 5250279B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
temperature
transfer member
probes
needle trace
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008042272A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009198407A5 (ja
JP2009198407A (ja
Inventor
浩史 山田
浩文 片桐
哲治 渡辺
武司 川路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2008042272A priority Critical patent/JP5250279B2/ja
Priority to KR1020090014396A priority patent/KR101102718B1/ko
Priority to TW098105468A priority patent/TWI444644B/zh
Priority to CN200910009414XA priority patent/CN101515030B/zh
Priority to US12/390,691 priority patent/US8212577B2/en
Publication of JP2009198407A publication Critical patent/JP2009198407A/ja
Publication of JP2009198407A5 publication Critical patent/JP2009198407A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5250279B2 publication Critical patent/JP5250279B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/06Measuring leads; Measuring probes
    • G01R1/067Measuring probes
    • G01R1/073Multiple probes
    • G01R1/07307Multiple probes with individual probe elements, e.g. needles, cantilever beams or bump contacts, fixed in relation to each other, e.g. bed of nails fixture or probe card
    • G01R1/07364Multiple probes with individual probe elements, e.g. needles, cantilever beams or bump contacts, fixed in relation to each other, e.g. bed of nails fixture or probe card with provisions for altering position, number or connection of probe tips; Adapting to differences in pitch
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2886Features relating to contacting the IC under test, e.g. probe heads; chucks
    • G01R31/2891Features relating to contacting the IC under test, e.g. probe heads; chucks related to sensing or controlling of force, position, temperature
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R3/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture or maintenance of measuring instruments, e.g. of probe tips

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Description

本発明は、プローブ装置に関し、更に詳しくは、複数のプローブと被検査体を電気的に接触させて被検査体の電気的特性検査を行う際に、複数のプローブのアライメントを行うために複数のプローブの針跡を転写する針跡転写部材を備えたプローブ装置に関するものである。
複数のプローブを用いて半導体ウエハ等の被検査体の電気的特性検査を行う場合には、例えばカメラを介してプローブカードに設けられた複数のプローブの針先を撮像し、プローブの針先位置を検出した後、被検査体の電極パッドと複数のプローブとを接触させて検査を行う。カメラを用いたプローブの針先位置の検出には、プローブの針先にカメラの焦点を合わせるのに時間が掛かり、その結果被検査体とプローブカードのアライメントに多くの時間を割かざるを得ないため、通常、全てのプローブについて行わず、例えば代表的な数本のプローブを選択してアライメントが行われている。
しかし、電極パッドが微細化した場合、全プローブがそれぞれの電極パッドにうまく当たらない可能性が出てくるため、可能な限り全てのプローブの針先の位置を検出できる方が望ましい。ところが、プローブカードには製造上のバラツキ等があり、同一仕様のプローブカードであっても製造上のバラツキ等は避けがたく、より高精度の針先検出が求められる。
また、複数のプローブカードメーカーから様々な種類のプローブカードが開発されるため、その都度、複数のプローブを三次元で画像認識するための専用のアルゴリズムを開発する必要がある。これに対応するには莫大な費用がかかるため、二次元のフィルム上に複数のプローブを転写することができれば、アルゴリズムの開発を容易に行うことができる。
例えば特許文献1には転写シートを用いてプローブの針先の状態を検出する方法について記載されている。この方法では、載置台横の支持台に配された転写シートに熱膨張したプローブを圧接して転写シートに針跡を付け、転写シートの針跡を検出した後、熱膨張後のプローブのアライメントを行うようにしている。
特開2005−079253
しかしながら、引用文献1の技術の場合には転写シートに複数のプローブの針跡をつけて複数のプローブのアライメントを行い、次のアライメントを行う時には加熱手段で転写シートを加熱して樹脂を溶融することにより針跡を消去しているが、転写シートとして例えばポリオレフィン系樹脂やポリ塩化ビニール系樹脂等の熱可塑性樹脂が用いられているため、転写シートを例えば100〜120℃まで加熱し、その温度を所定時間(例えば、1分間程度)維持しなければ針跡が消失せず、スループットが低下する。また、転写シートの転写温度を常温に近い温度に調整しなければならないため、100℃を超える高温検査では針跡が消失する虞があって使用し難く、使用するにしても転写シートが載置台の温度よりかなり低温であるため、転写シートと載置台との温度差が大きく、この温度差が高温検査に悪影響を及ぼす虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、複数のプローブのアライメントを行う際に複数のプローブの針跡を転写した針跡転写部材から複数の針跡が短時間で消失して検査のスループットを高めることができ、しかも高温検査時には針跡転写部材の針跡転写時の温度の影響を軽減することができるプローブの針跡転写部材を備えたプローブ装置を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に記載のプローブ装置は、所定の温度に設定された移動可能な載置台上に載置された被検査体と上記載置台の上方に配置された複数のプローブを電気的に接触させて上記被検査体の電気的特性検査を行うプローブ装置であって、上記載置台に付設された針先検出装置と、上記針先検出装置上で支持され且つ上記複数のプローブの針跡を転写する針跡転写部材と、上記針跡転写部材に転写された上記複数のプローブを撮像する撮像手段と、を備え、上記針先検出装置は、上記針跡転写部材が装着される接触体を昇降可能に支持するシリンダ機構を含み且つ上記接触体の位置を検出する変位センサと、上記シリンダ機構に供給される圧縮空気によって上記接触体上の上記針跡転写部材に所定の圧力を付与する圧力付与手段と、を有し、上記圧力付与手段から上記シリンダ機構に付与される第1の圧力下で上記載置台が上昇する間に上記変位センサ側へ移動する上記接触体を介して上記複数のプローブの針先を検出し、上記圧力付与手段から上記シリンダ機構に付与される上記第1の圧力より高い第2の圧力下で上記載置台が上昇する間に上記針跡転写部材に上記複数のプローブの針跡を転写し、上記針跡転写部材の上記複数のプローブの針跡を上記撮像手段によって撮像して上記複数のプローブのアライメントを行うように構成されており、上記針跡転写部材は、ガラス転移温度において弾性率の高いガラス状態と弾性率の低いゴム状態との間で弾性率が可逆的且つ急激に変化する形状記憶ポリマーからなり、且つ、上記ガラス転移温度が上記載置台の設定温度に近い温度に設定されており、上記複数のプローブの針跡は、上記ガラス転移温度より低く上記弾性率の高いガラス状態にある温度下で上記針跡転写部材に転写され、上記ガラス転移温度より高く上記弾性率の低いゴム状態にある温度下で上記針跡転写部材から消失することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載のプローブ装置は、請求項1に記載の発明において、上記ガラス転移温度が25〜150℃の範囲内の温度に設定されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載のプローブ装置は、請求項1または請求項2に記載の発明において、上記形状記憶ポリマーは、主成分がポリウレタン系樹脂であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載のプローブ装置は、請求項1請求項3のいずれか1項に記載の発明において、上記針先検出装置は、上記形状記憶ポリマーの温度を調整する温度調整手段を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、複数のプローブのアライメントを行う際に載置台の設定温度より低くその設定温度に近い温度で複数のプローブの針跡を転写し、複数のプローブの針跡の転写温度から短時間で載置台の設定温度より高くその設定温度に近い温度に達した針跡転写部材から複数のプローブの針跡が短時間で消失して検査のスループットを高めることができ、しかも高温検査時には針跡転写部材の針跡転写時の温度の影響を軽減することができるプローブの針跡転写部材を備えたプローブ装置を提供することができる。
以下、図1〜図7に示す実施形態に基づいて本発明を説明する。尚、各図中、図1は本発明のプローブ装置の一実施形態を示す構成図、図2の(a)〜(c)はそれぞれ図1のプローブ装置に用いられるプローブで針跡転写部材に針跡をつけ、消失する経過を示す説明図、図3は針跡転写部材に用いられる形状記憶ポリマーの温度と弾性率の関係を示すグラフ、図4は針跡転写部材が設けられた針先検出装置を示す側面図、図5の(a)〜(c)はそれぞれ針跡転写部材を用いてプローブをアライメントする工程を示す説明図、図6の(a)〜(d)はそれぞれ図4の(a)〜(c)に示す工程に続く工程図、図7はアライメント後にプローブと半導体ウエハが電気的に接触して検査する工程を示す説明図である。
まず、本実施形態のプローブ装置について例えば図1を参照しながら説明する。本実施形態のプローブ装置10は、図1に示すように、被検査体(半導体ウエハ)Wを載置する移動可能なウエハチャック11と、このウエハチャック11の上方に配置されたプローブカード12と、このプローブカード12の複数のプローブ12Aとウエハチャック11上の半導体ウエハWとのアライメントを行うアライメント機構13と、ウエハチャック11及びアライメント機構13等を制御する制御装置14と、を備え、制御装置14の制御下でアライメント機構13が駆動して、ウエハチャック11上の半導体ウエハWとプローブカード12の複数のプローブ12Aとのアライメントを行った後、複数のプローブ12Aとこれらに対応する半導体ウエハWの電極パッドとを電気的に接触させて半導体ウエハWの電気的特性検査を行うように構成されている。
ウエハチャック11は、制御装置14の制御下で駆動する駆動機構15を介してX、Y、Z及びθ方向に移動するように構成されている。ウエハチャック11の側方には針先検出装置16が配置されている。この針先検出装置16は、複数のプローブ12Aのアライメントのために、複数のプローブ12Aの針先位置を本実施形態の針跡転写部材17に転写するによって検出するように構成されている。
本実施形態の針跡転写部材17は、図1に示すように、ウエハチャック11の側方に配置され、複数のプローブ12Aをアライメントする際に用いられる。この針跡転写部材17は、同図に示すようにウエハチャック11の側方に付設された支持体、本実施形態では針先検出装置16によって昇降可能に支持されている。針先検出装置16は、複数のプローブ12Aのアライメント時に図2の(a)に示すように針跡転写部材17を所定の高さまで持ち上げて針跡17Aを転写する。複数のプローブ12Aが針跡転写部材17から離れると、針跡転写部材17には複数のプローブ12Aの配列に即した針跡17Aが形成され、これらの針跡17Aが図2の(b)に示すようにCCDカメラ13Aによって撮像される。この画像によって複数のプローブ12AのXY座標が求められる。これらの針跡17Aは、図2の(c)に示すように針跡転写部材17が後述のように所定の温度に加熱されて消失し、繰り返し使用される。尚、図2では針先検出装置16のうち、後述する接触体の部分のみを図示してある。
即ち、針跡転写部材17は、図2の(a)〜(c)に示すように、針先検出装置16上に配置されている。この針先転写部材17は、ガラス転移温度TGにおいて弾性率の高いガラス状態と弾性率が低いゴム状態との間で可逆的且つ急激に変化する形状記憶ポリマーを有している。針跡転写部材17がガラス状態を示す温度領域にある時、図2の(a)に示すように針跡転写部材17の上面に複数のプローブ12Aの針跡が転写される。針跡転写部材17は、弾性率の高いガラス状態で針跡17Aが形成されるため、ガラス状態にある限り針跡17Aの形態を保持することができる。この針跡転写部材17がガラス転移温度TG以上の温度に加熱されて弾性率の低いゴム状態を示す温度領域に達すると針跡17Aが短時間で消失して平坦面を回復することができる。
ガラス転移温度TGは、例えば1℃単位で広い温度範囲に亘って適宜変えることができ、例えば半導体ウエハWの検査温度に即して25〜150℃の範囲で適宜設定される。本実施形態の針跡転写部材17に用いられる形状記憶ポリマーは、特に制限されるものではないが、例えばポリウレタン系樹脂、ポリノルボルネン系樹脂、ポリイソプレン系樹脂等がある。本実施形態ではポリウレタン系樹脂の形状記憶ポリマーが好ましい。図3に示すように、針跡転写部材17がポリウレタン系樹脂の形状記憶ポリマーの場合には、形状記憶ポリマーがガラス転移温度TGの約±7℃の温度領域でガラス状態とゴム状態の間で可逆的且つ急激に変化するように形成されている。
従って、高温検査の場合には、ウエハチャック11の設定温度に近い温度にガラス転移温度TGが設定されている。このようなガラス転移温度TGをもつ形状記憶ポリマーを適宜選択することによって、針跡転写部材17はウエハチャック11の温度よりも低く、ウエハチャック11の温度に近い温度下のガラス状態においてプローブ12Aの針跡17Aが形成され、ウエハチャック11の温度よりも高く、ウエハチャック11の温度に近い温度下のゴム状態でプローブ12Aの針跡17Aが瞬時に消失する。つまり、針跡転写部材17は、形状記憶ポリマーによって形成されているため、ガラス転移温度TGを挟む狭い温度領域に針跡17Aを付ける温度と針跡17Aを消失させる温度を設定することができ、半導体ウエハWの高温検査への温度の影響を抑制することができると共に、針跡17Aを付ける温度から消失させる温度まで短時間で昇温させて極めて短時間で平坦面を回復することができ、延いては検査のスループット向上に大きく寄与する。
より具体的には、複数のプローブ12Aの針跡17Aは、形状記憶ポリマーのガラス転移温度TGより例えば15℃程度低い温度(T=TG−15℃)で形状記憶ポリマーに転写されることが好ましい。ガラス転移温度TGより低くする温度は、形状記憶ポリマーの種類によって適宜変更される。15℃よりもっとガラス転移温度TGに近い温度に設定することもできる。針跡転写温度がガラス転移温度より15℃以上低くなると、針先検出装置16の温度の影響によりウエハチャック11上の半導体ウエハWに面内温度の均一性が崩れ、検査の信頼性が低下する虞がある。また、プローブ12Aの種類に応じて形状記憶ポリマーの成分を調整して針跡17Aの転写温度を適宜変更することで、針跡転写部材17の最適な弾性率を確保することができ、プローブ12Aの種類に応じて針跡17Aを容易に形成することができる。
針跡転写部材17は、図1に示すようにウエハチャック11の近傍に配置されるため、形状記憶ポリマーのガラス転移温度TGは上述のように可能な限りウエハチャック11の温度に近い方が好ましい。半導体ウエハWを100℃以上の高温下で検査する場合には、その時のウエハチャック11の温度である100℃以上のガラス転移温度TGをもつ形状記憶ポリマーを用いることが好ましい。このように針跡転写部材17のガラス転移温度TGをウエハチャック11の温度に近づけることで、ウエハチャック11の温度と針跡17Aを付ける時の針跡転写部材17との温度差による半導体ウエハWの高温検査への影響を抑制することができる。
針跡転写部材17に形成された針跡17Aは、ガラス転移温度TGより低い温度では形状記憶ポリマーの弾性率が高く、針跡17Aをそのままの形態で保持し、図2の(b)に示すようにCCDカメラ13Aによって容易に検出することができ、複数のプローブ12AのXY座標を正確且つ高精度に検出することができる。
針跡転写部材17に形成された針跡17Aは、針先検出装置16のヒータによって形状記憶ポリマーをガラス転移温度TGより高い温度に加熱すれば図2の(c)に示すように針跡17Aが短時間で消失して元の平坦面を回復する。従来のポリオレフィンやポリ塩化ビニールであれば、針跡を付ける常温付近の温度から100〜120℃まで加熱して樹脂を溶融させ、その状態を1分以上維持しないと針跡を消失させることができず、検査のスループットを高める上で障害になっていた。これに対して、形状記憶ポリマーは、ウエハチャック11の温度より若干低い温度からガラス転移温度TGより若干高い温度まで加熱すると針跡17Aが短時間で消失するため、スループットを高めることができる。
而して、プローブカード12は、カードホルダ18を介してプローバ室のヘッドプレート19に取り付けられ、複数のプローブ12Aとこれらに対応する半導体ウエハWの電極パッドと電気的に接触した状態で、テスタ(図示せず)側からの信号に基づいて半導体ウエハWの電気的特性検査を行う。
また、アライメント機構13は、図1に示すように、撮像手段(CCDカメラ)13Aと、CCDカメラ13Aを支持する一方向で往復移動可能なアライメントブリッジ13Bと、を備え、制御装置14の制御下でCCDカメラ13Aがアライメントブリッジ13Bを介して待機位置からプローブカード12の中心の真下(以下、「プローブセンタ」と称す。)まで移動し、その位置で停止するようにしてある。プローブセンタにあるCCDカメラ13Aは、アライメント時にウエハチャック11がX、Y方向へ移動する間にウエハチャック11上の半導体ウエハWの電極パッドを上方から撮像し、その画像処理部14Cで画像処理し、表示画面(図示せず)に撮像画像を表示する。また、このCCDカメラ13Aは、後述するようにウエハチャック11に付設された針先検出装置16を撮像し、画像処理して表示画面に表示するようにしてある。
また、制御装置14は、図1に示すように、演算処理部14A、記憶部14B及び上述の画像処理部14Cを備えている。記憶部14Bに格納された種々のプログラムによってプローブ装置10を制御する。従って、半導体ウエハWとプローブのアライメントを含む検査を実行するためのプログラムが記憶部14Bに格納されている。
針跡転写部材17が配置された針先検出装置16は、図1、図4に示すように、エアシリンダ等の昇降駆動機構161と、昇降駆動機構161を介して昇降するセンサ機構162とを備えている。そして、複数のプローブ12Aの針先位置を検出する時には、昇降駆動機構161がセンサ機構162を待機位置からウエハチャック11上の半導体ウエハWの上面と略同一高さまで上昇させる。
センサ機構162は、例えば図4に示すように、シリンダ機構が内蔵され且つ変位センサとして機能するセンサ部162Aと、センサ部162Aのシリンダ機構を構成するピストンロッド162Bの上端に取り付けられ且つセンサ部162Aから浮上した位置で保持される接触体162Cと、を備え、圧縮空気供給源等の圧力付与手段(図示せず)によってセンサ部162Aを構成するシリンダ内に圧縮空気を供給し、シリンダ内のピストン(図示せず)を介して接触体162Cに所定の圧力を付与するように構成されている。そして、接触体162Cの上面にシート状の針跡転写部材17が着脱自在に装着され、針跡転写部材17に上述のように複数のプローブ12Aの針跡17Aを転写する。
また、図4に示すように接触体162Cには例えばヒータ162Dが内蔵されている。このヒータ162Dは、針跡転写部材17を形状記憶ポリマーのガラス転移温度TG以上の温度まで加熱して、複数のプローブ12Aの針跡を消失させる。これにより針跡転写部材17を繰り返し使用することができる。
また、ピストンロッド162Bの下端には係止板(図示せず)が取り付けられ、接触体162Cが係止板を介して常にセンサ部162Aから所定距離だけ離間して浮上した位置でセンサ部162Aにおいて弾力的に保持されている。接触体162Cとセンサ部162Aとの間に形成された隙間は接触体162Cの昇降範囲になる。この隙間の距離はセンサ部162Aによって検出され、このセンサ部162Aによって接触体162Cの位置を常に監視している。
圧力付与手段は、所定の圧力として第1の圧力と第2の圧力に切り換えられるようになっている。第1の圧力は、複数のプローブ12Aの針先高さを検出する時に設定される圧力で、第2の圧力より低圧に設定される。第2の圧力は、アライメント時に複数のプローブ12Aを針跡転写部材17の上面に針跡を転写する時に設定される圧力である。
センサ部162Aには所定の圧力を一定に保持する定圧バルブ等の圧力調整手段(図示せず)が設けられており、この圧力調整手段によって接触体162Cがセンサ部162Aに向けて下降する時に圧縮空気を徐々に排気して第1の圧力を一定に保持するようにしてある。
接触体162Cが第1の圧力で保持されている状態では、ウエハチャック11を介して針先検出装置16が上昇することによりその接触体162Cが針跡転写部材17を介して複数のプローブ12Aと接触しても複数のプローブ12Aが弾性変形することなく、初期の針先高さを保持したまま接触体162Cがセンサ部162A側へ下降する。接触体162Cが第1の圧力で保持された状態では、例えばプローブ12A一本当たり0.5gfの力が複数プローブ12Aから針跡転写部材17に作用する。針跡転写部材17は、第1の圧力で接触した時に複数のプローブ12Aから針圧が作用しても針跡が形成されることがない。
接触体162Cが第2の圧力で保持された状態では、針跡転写部材17が複数のプローブ12Aから針圧を受けても接触体162Cはセンサ部162A側へ下降することなく初期の位置を保持し、複数のプローブ12Aによって針跡転写部材17の上面に針跡が転写される。
次に、針跡転写部材17が適用されたプローブ装置10の動作について図5〜図7をも参照しながら説明する。
まず、ウエハチャック11上で半導体ウエハWを受け取った後、半導体ウエハWの高温検査を行う場合にはウエハチャック11に内蔵された温度調節機構によって半導体ウエハWを所定の温度まで加熱すると共にウエハチャック11がXY方向に移動し、アライメント機構13及び針先検出装置16を用いてプローブカード12の複数のプローブ12Aの針先位置を検出する。それには、アライメント機構13のCCDカメラ13Aがアライメントブリッジ13Bを介してプローブセンタ、即ちプローブカード12の中心の真下へ移動する。次いで、ウエハチャック11がアライメントブリッジ13Bの下方で移動する間に、針先検出装置16は昇降駆動機構161を介してセンサ機構162を図5の(a)に示す待機状態から同図の(b)に矢印で示すように上昇させ、接触体162C上の針跡転写部材17の上面がウエハチャック11上の半導体ウエハWの上面と略同一レベルになるように設定する。この際、針先検出装置16では、接触体162Cに内蔵されたヒータ162D(図2、図4参照)によって針跡転写部材17をガラス転移温度TGより例えば15℃低い、ウエハチャック11の温度に近い温度まで加熱しておく。
然る後、ウエハチャック11がX、Y方向へ移動して図5の(c)に示すように接触体162CがCCDカメラ13Aに真下に達すると、CCDカメラ13Aが針跡転写部材17の上面の高さを検出する。針跡転写部材17の上面の高さを検出した後、センサ機構162の動作を確認する。センサ機構162が正常に動作することを確認した後、複数のプローブ12Aの針先位置の検出を行う。
複数のプローブ12Aの針先位置を検出するには、アライメントブリッジ13Bが一旦待機位置に退避した後、ウエハチャック11が図6の(a)に示すようZ方向の基準位置から上昇すると、針先検出装置16に配置された針跡転写部材17が複数のプローブ12Aに接近して接触する。ウエハチャック11が更に上昇すると、接触体162Cが針跡転写部材17を介して複数のプローブ12Aによって押圧されてセンサ本体162A側へ下降する。この時、接触体162が第1の圧力で弾力的に保持されているため、複数のプローブ12Aから針跡転写部材17へ針圧が作用しても、複数のプローブ12Aは弾性変形することなく、また複数のプローブ12Aが針跡転写部材17を傷つけることなく(複数のプローブ12Aの針先が針跡転写部材17に転写されることなく)、ウエハチャック11の上昇に連れて、その上昇分だけ接触体162Cが第1の圧力で保持されたままセンサ部162A側へ下降し、両者162A、162C間の距離を詰めて隙間を狭くする。
この際、センサ部162Aが接触体162Cとの距離を監視しており、接触体162Cの下降により隙間が変化すると、センサ部162Aが隙間の距離を検出し、その検出信号を制御装置14へ送信する。これにより、制御装置14は、演算処理部14Aにおいて予め設定されている隙間の初期値とセンサ部162Aによる検出値とを比較し、検出値が初期値より小さくなった瞬間までのウエハチャック11の基準位置からの上昇距離に基づいて針跡転写部材17の上面の高さ、換言すれば複数のプローブ12Aの針先位置の高さを算出する。このように複数のプローブ12Aが弾性変形することなく、また針跡転写部材17を傷つけることもなく、接触体162Cが下降し始めるため、下降し始める位置を複数のプローブ12Aの針先高さとして高精度に検出することができる。このようにして検出された複数のプローブ12Aの針先高さは、Z座標データとして制御装置14の記憶部14Bに格納される。
その後、ウエハチャック11は一旦Z方向の基準位置に戻った後、接触体162Cに付与する圧力を第1の圧力から第2の圧力に切り換え、再度、ウエハチャック11が図6の(b)に矢印で示すように上昇して針跡転写部材17が複数のプローブ12Aと接触し、オーバードライブする。ウエハチャック11がオーバードライブしても接触体162Cは第2の圧力で保持されていてセンサ部162A側に下降することなく初期位置を保持するため、図2の(a)に示すように複数のプローブ12Aが針跡転写部材17に食い込み、同図に(b)に示すように針跡転写部材17の上面に針跡17Aが転写される。この時、形状記憶ポリマーはガラス状態にあってこれらの針跡17A(図2の(b)参照)を保持する。
尚、針跡転写部材17の上面に針跡17Aを形成する方法としては、上述の方法以外に複数のプローブ12Aの針先高さを検出したままの状態で、第1の圧力から第2の圧力に切り換えることによって接触体162Cを初期位置に戻すことによって針跡転写部材17に針跡17Aを形成することもできる。
上述のようにして針跡転写部材17に針跡17Aを転写した後、ウエハチャック11が基準位置まで下降すると、CCDカメラ13Aがアライメントブリッジ13Bを介してプローブセンタへ進出した後、ウエハチャック11が基準位置から上昇し、図6の(c)に示すようにCCDカメラ13Aが針跡転写部材17の複数の針跡17A(図2の(b)参照)をそれぞれ検出する。これにより複数のプローブ12Aの複数箇所または必要に応じて全てのXY位置を検出することができ、それぞれのXY座標データを記憶部14Bに格納する。これらの一連の操作によって複数のプローブ12Aの針先位置、即ち、XYZ座標データが得られて、半導体ウエハWと複数のプローブ12Aとのアライメントに供される。
アライメントを行う場合には、ウエハチャック11がX、Y方向へ移動し、CCDカメラ13Aが図6の(d)に示すように半導体ウエハWの複数箇所で複数のプローブ12Aに対応する電極パッドを検出し、各電極パッドのXY座標データを記憶部14Bに格納する。これら一連の操作によって、複数のプローブ12Aと半導体ウエハWの電極パッドのアライメントを終了する。アライメントが終了した後、ウエハチャック11は、検査開始位置へ移動し、その位置で上昇し、図7に示すように最初のチップの複数の電極パッドとこれらに対応する複数のプローブ12Aを接触させて、電気的特性検査を行う。以下、ウエハチャック11によって半導体ウエハWをインデックス送りして、半導体ウエハWの全てのチップについて電気的特性検査を行う。
針跡転写部材17の針跡17Aを消失させる場合には、針先検出装置16の接触体162Cに内蔵されたヒータ162Dによって針跡転写部材17を加熱し、その温度がガラス転移温度TGより高い温度に達すると形状記憶ポリマーがガラス状態から急激にゴム状態に変化し、針跡17Aが一斉に短時間で消失し平坦面を回復する。これによって新たなプローブカード12の複数のプローブ12Aのアライメントを行うことができる。
以上説明したように本実施形態によれば、移動可能なウエハチャック11上の半導体ウエハWと複数のプローブ12Aを電気的に接触させて行われる半導体ウエハWの電気的特性の検査に先立って複数のプローブ12Aのアライメントを行う際に、複数のプローブ12Aのアライメントのために複数のプローブ12Aの針跡17Aが転写される、ウエハチャック11に付設された針跡転写部材17であって、針跡転写部材17がガラス転移温度TGにおいて弾性率の高いガラス状態と弾性率が低いゴム状態との間で可逆的且つ急激に変化する形状記憶ポリマーを有するため、ウエハチャック11の温度に近いガラス状態の温度領域で針跡17Aが転写され、ウエハチャック11の温度より僅かに高いゴム状態の温度領域で針跡17Aが瞬時に消失することにより、針跡17Aを保持する温度と針跡17Aを消失する温度との温度差が小さいため、短時間で針跡17Aを消失させることができ、スループットを向上させることができる。
また、本実施形態によれば、形状記憶ポリマーのガラス転移温度がウエハチャック11の設定温度に近い温度であるため、例えば高温検査時でも針跡転写部材17の温度による半導体ウエハWの温度低下を抑制し、半導体ウエハWの面内温度の均一性を保持して検査の信頼性を高めることができる。また、形状記憶ポリマーがポリウレタン系樹脂によって形成されているため、半導体ウエハWの検査温度に合わせて好ましいガラス転移温度TGを有する形状記憶ポリマーを選択することができる。また、プローブ12Aの種類に応じて針跡転写部材17の針跡転写温度を適宜変更することで、プローブ12Aに最適な弾性率で針跡転写部材17を接触させることができる。
これに対して、従来のように針跡転写部材としてポリオレフィンやポリ塩化ビニールを用いる場合には、針跡17Aを保持する温度とウエハチャックとの温度差が大きく、検査の信頼性が低下する虞があると共に、針先跡を保持する温度から消失する温度までの温度差が大きく、針跡の消失温度までの加熱時間に時間を要する上に消失温度に達してもその温度を例えば1分以上保持しなくてはならないため、針跡の消失までの多くの時間を要し、スループットが低下する。
尚、本発明は上記実施形態に何等制限されるものではなく、必要に応じて各構成要素を適宜変更することができる。例えば、上記実施形態では針跡転写部材としてポリウレタン系樹脂からなる形状記憶ポリマーを用いているが、必要に応じてその他の形状記憶ポリマーを適宜選択して用いることができる。また、上記実施形態では、接触体162Cに形状記憶ポリマーが直に設けられているが、樹脂製の基板上に積層された形状記憶ポリマーが接触体に設けられていても良い。また、針先検出装置ではなく、単なる支持台上に針跡転写部材が設けられたものであっても良い。更に、形状記憶ポリマー以外でガラス状態とゴム状態との間で可逆的且つ急激に変化するポリマーであれば、そのようなポリマーも使用することができる。
本発明は、半導体ウエハ等の被検査体の電気的特性検査を行うプローブ装置に好適に利用することができる。
本発明のプローブ装置の一実施形態を示す構成図である。 (a)〜(c)はそれぞれ図1のプローブ装置に用いられるプローブで針跡転写部材に針跡をつけ、消失する経過を示す説明図である。 針跡転写部材に用いられる形状記憶ポリマーの温度と弾性率の関係を示すグラフである。 針跡転写部材が設けられた針先検出装置を示す側面図である。 (a)〜(c)はそれぞれ針跡転写部材を用いてプローブをアライメントする工程を示す説明図である。 (a)〜(d)はそれぞれ図4の(a)〜(c)に示す工程に続く工程図である。 アライメント後にプローブと半導体ウエハが電気的に接触して検査する工程を示す説明図である。
符号の説明
10 プローブ装置
11 ウエハチャック
12 プローブカード
12A プローブ
13A CCDカメラ(撮像手段)
16 針先検出装置(支持台)
17 針跡転写部材
17A 針跡
W 半導体ウエハ

Claims (4)

  1. 所定の温度に設定された移動可能な載置台上に載置された被検査体と上記載置台の上方に配置された複数のプローブを電気的に接触させて上記被検査体の電気的特性検査を行うプローブ装置であって、上記載置台に付設された針先検出装置と、上記針先検出装置上で支持され且つ上記複数のプローブの針跡を転写する針跡転写部材と、上記針跡転写部材に転写された上記複数のプローブを撮像する撮像手段と、を備え、上記針先検出装置は、上記針跡転写部材が装着される接触体を昇降可能に支持するシリンダ機構を含み且つ上記接触体の位置を検出する変位センサと、上記シリンダ機構に供給される圧縮空気によって上記接触体上の上記針跡転写部材に所定の圧力を付与する圧力付与手段と、を有し、上記圧力付与手段から上記シリンダ機構に付与される第1の圧力下で上記載置台が上昇する間に上記変位センサ側へ移動する上記接触体を介して上記複数のプローブの針先を検出し、上記圧力付与手段から上記シリンダ機構に付与される上記第1の圧力より高い第2の圧力下で上記載置台が上昇する間に上記針跡転写部材に上記複数のプローブの針跡を転写し、上記針跡転写部材の上記複数のプローブの針跡を上記撮像手段によって撮像して上記複数のプローブのアライメントを行うように構成されており、上記針跡転写部材は、ガラス転移温度において弾性率の高いガラス状態と弾性率の低いゴム状態との間で弾性率が可逆的且つ急激に変化する形状記憶ポリマーからなり、且つ、上記ガラス転移温度が上記載置台の設定温度に近い温度に設定されており、上記複数のプローブの針跡は、上記ガラス転移温度より低く上記弾性率の高いガラス状態にある温度下で上記針跡転写部材に転写され、上記ガラス転移温度より高く上記弾性率の低いゴム状態にある温度下で上記針跡転写部材から消失することを特徴とするプローブ装置。
  2. 上記ガラス転移温度が25〜150℃の範囲内の温度に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のプローブ装置。
  3. 上記形状記憶ポリマーは、主成分がポリウレタン系樹脂であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプローブ装置。
  4. 上記針先検出装置は、上記形状記憶ポリマーの温度を調整する温度調整手段を有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のプローブ装置。
JP2008042272A 2008-02-23 2008-02-23 プローブ装置 Active JP5250279B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008042272A JP5250279B2 (ja) 2008-02-23 2008-02-23 プローブ装置
KR1020090014396A KR101102718B1 (ko) 2008-02-23 2009-02-20 프로브의 침적 전사 부재 및 프로브 장치
TW098105468A TWI444644B (zh) 2008-02-23 2009-02-20 Needle stitch transfer member and probe device
CN200910009414XA CN101515030B (zh) 2008-02-23 2009-02-23 探针针迹转印部件及探针装置
US12/390,691 US8212577B2 (en) 2008-02-23 2009-02-23 Needle trace transfer member and probe apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008042272A JP5250279B2 (ja) 2008-02-23 2008-02-23 プローブ装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009198407A JP2009198407A (ja) 2009-09-03
JP2009198407A5 JP2009198407A5 (ja) 2011-03-03
JP5250279B2 true JP5250279B2 (ja) 2013-07-31

Family

ID=40997667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008042272A Active JP5250279B2 (ja) 2008-02-23 2008-02-23 プローブ装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8212577B2 (ja)
JP (1) JP5250279B2 (ja)
KR (1) KR101102718B1 (ja)
CN (1) CN101515030B (ja)
TW (1) TWI444644B (ja)

Families Citing this family (62)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5260119B2 (ja) * 2008-04-02 2013-08-14 東京エレクトロン株式会社 アライメント方法
JP2012204695A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Tokyo Electron Ltd プローブカード検出装置、ウエハの位置合わせ装置及びウエハの位置合わせ方法
US9132436B2 (en) 2012-09-21 2015-09-15 Applied Materials, Inc. Chemical control features in wafer process equipment
US10256079B2 (en) 2013-02-08 2019-04-09 Applied Materials, Inc. Semiconductor processing systems having multiple plasma configurations
US9966240B2 (en) 2014-10-14 2018-05-08 Applied Materials, Inc. Systems and methods for internal surface conditioning assessment in plasma processing equipment
US9355922B2 (en) 2014-10-14 2016-05-31 Applied Materials, Inc. Systems and methods for internal surface conditioning in plasma processing equipment
US11637002B2 (en) 2014-11-26 2023-04-25 Applied Materials, Inc. Methods and systems to enhance process uniformity
US10573496B2 (en) 2014-12-09 2020-02-25 Applied Materials, Inc. Direct outlet toroidal plasma source
US20160225652A1 (en) 2015-02-03 2016-08-04 Applied Materials, Inc. Low temperature chuck for plasma processing systems
US9691645B2 (en) 2015-08-06 2017-06-27 Applied Materials, Inc. Bolted wafer chuck thermal management systems and methods for wafer processing systems
US9741593B2 (en) 2015-08-06 2017-08-22 Applied Materials, Inc. Thermal management systems and methods for wafer processing systems
US10504700B2 (en) 2015-08-27 2019-12-10 Applied Materials, Inc. Plasma etching systems and methods with secondary plasma injection
JP6515003B2 (ja) * 2015-09-24 2019-05-15 東京エレクトロン株式会社 インターフェース装置、インターフェースユニット、プローブ装置及び接続方法
JP6418118B2 (ja) 2015-09-24 2018-11-07 三菱電機株式会社 半導体装置の評価装置及び評価方法
JP6478891B2 (ja) 2015-10-07 2019-03-06 三菱電機株式会社 プローブ位置検査装置
JP6406221B2 (ja) 2015-11-17 2018-10-17 三菱電機株式会社 半導体装置の評価装置及び評価方法
JP6515819B2 (ja) * 2016-01-08 2019-05-22 三菱電機株式会社 評価装置、プローブ位置の検査方法
JP2017129395A (ja) * 2016-01-19 2017-07-27 三菱電機株式会社 半導体装置の検査装置および半導体装置の検査方法
JP6501726B2 (ja) 2016-04-19 2019-04-17 三菱電機株式会社 プローブ位置検査装置および半導体評価装置ならびにプローブ位置検査方法
US10504754B2 (en) 2016-05-19 2019-12-10 Applied Materials, Inc. Systems and methods for improved semiconductor etching and component protection
US9865484B1 (en) 2016-06-29 2018-01-09 Applied Materials, Inc. Selective etch using material modification and RF pulsing
US10629473B2 (en) 2016-09-09 2020-04-21 Applied Materials, Inc. Footing removal for nitride spacer
US10546729B2 (en) 2016-10-04 2020-01-28 Applied Materials, Inc. Dual-channel showerhead with improved profile
US9934942B1 (en) 2016-10-04 2018-04-03 Applied Materials, Inc. Chamber with flow-through source
US10163696B2 (en) 2016-11-11 2018-12-25 Applied Materials, Inc. Selective cobalt removal for bottom up gapfill
US10026621B2 (en) 2016-11-14 2018-07-17 Applied Materials, Inc. SiN spacer profile patterning
US10431429B2 (en) 2017-02-03 2019-10-01 Applied Materials, Inc. Systems and methods for radial and azimuthal control of plasma uniformity
US10319739B2 (en) 2017-02-08 2019-06-11 Applied Materials, Inc. Accommodating imperfectly aligned memory holes
US10943834B2 (en) 2017-03-13 2021-03-09 Applied Materials, Inc. Replacement contact process
US11276559B2 (en) 2017-05-17 2022-03-15 Applied Materials, Inc. Semiconductor processing chamber for multiple precursor flow
US11276590B2 (en) * 2017-05-17 2022-03-15 Applied Materials, Inc. Multi-zone semiconductor substrate supports
US10920320B2 (en) 2017-06-16 2021-02-16 Applied Materials, Inc. Plasma health determination in semiconductor substrate processing reactors
JP6869123B2 (ja) * 2017-06-23 2021-05-12 東京エレクトロン株式会社 プローブ装置及び針跡転写方法
US10541246B2 (en) 2017-06-26 2020-01-21 Applied Materials, Inc. 3D flash memory cells which discourage cross-cell electrical tunneling
US10727080B2 (en) 2017-07-07 2020-07-28 Applied Materials, Inc. Tantalum-containing material removal
US10043674B1 (en) 2017-08-04 2018-08-07 Applied Materials, Inc. Germanium etching systems and methods
US10297458B2 (en) 2017-08-07 2019-05-21 Applied Materials, Inc. Process window widening using coated parts in plasma etch processes
US10903054B2 (en) 2017-12-19 2021-01-26 Applied Materials, Inc. Multi-zone gas distribution systems and methods
US11328909B2 (en) 2017-12-22 2022-05-10 Applied Materials, Inc. Chamber conditioning and removal processes
US10854426B2 (en) 2018-01-08 2020-12-01 Applied Materials, Inc. Metal recess for semiconductor structures
US10679870B2 (en) 2018-02-15 2020-06-09 Applied Materials, Inc. Semiconductor processing chamber multistage mixing apparatus
US10964512B2 (en) 2018-02-15 2021-03-30 Applied Materials, Inc. Semiconductor processing chamber multistage mixing apparatus and methods
TWI716818B (zh) 2018-02-28 2021-01-21 美商應用材料股份有限公司 形成氣隙的系統及方法
US10593560B2 (en) 2018-03-01 2020-03-17 Applied Materials, Inc. Magnetic induction plasma source for semiconductor processes and equipment
US10319600B1 (en) 2018-03-12 2019-06-11 Applied Materials, Inc. Thermal silicon etch
US10573527B2 (en) 2018-04-06 2020-02-25 Applied Materials, Inc. Gas-phase selective etching systems and methods
US10699879B2 (en) 2018-04-17 2020-06-30 Applied Materials, Inc. Two piece electrode assembly with gap for plasma control
US10886137B2 (en) 2018-04-30 2021-01-05 Applied Materials, Inc. Selective nitride removal
US10755941B2 (en) 2018-07-06 2020-08-25 Applied Materials, Inc. Self-limiting selective etching systems and methods
US10872778B2 (en) 2018-07-06 2020-12-22 Applied Materials, Inc. Systems and methods utilizing solid-phase etchants
US10672642B2 (en) 2018-07-24 2020-06-02 Applied Materials, Inc. Systems and methods for pedestal configuration
JP7176284B2 (ja) * 2018-08-07 2022-11-22 東京エレクトロン株式会社 プローブ装置、プローブの検査方法、及び記憶媒体
US11049755B2 (en) 2018-09-14 2021-06-29 Applied Materials, Inc. Semiconductor substrate supports with embedded RF shield
US10892198B2 (en) 2018-09-14 2021-01-12 Applied Materials, Inc. Systems and methods for improved performance in semiconductor processing
US11062887B2 (en) 2018-09-17 2021-07-13 Applied Materials, Inc. High temperature RF heater pedestals
US11417534B2 (en) 2018-09-21 2022-08-16 Applied Materials, Inc. Selective material removal
US11682560B2 (en) 2018-10-11 2023-06-20 Applied Materials, Inc. Systems and methods for hafnium-containing film removal
US11121002B2 (en) 2018-10-24 2021-09-14 Applied Materials, Inc. Systems and methods for etching metals and metal derivatives
US11437242B2 (en) 2018-11-27 2022-09-06 Applied Materials, Inc. Selective removal of silicon-containing materials
US11721527B2 (en) 2019-01-07 2023-08-08 Applied Materials, Inc. Processing chamber mixing systems
US10920319B2 (en) 2019-01-11 2021-02-16 Applied Materials, Inc. Ceramic showerheads with conductive electrodes
CN114252761B (zh) * 2021-12-28 2023-06-06 北京半导体专用设备研究所(中国电子科技集团公司第四十五研究所) 适用于超低温环境的探针设备针痕控制装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6348321A (ja) * 1986-08-15 1988-03-01 Nippon Steel Corp 制振材料用粘弾性樹脂の製法
JP2705330B2 (ja) * 1991-01-31 1998-01-28 日本ビクター株式会社 光記録媒体
JPH07256852A (ja) * 1994-03-18 1995-10-09 Nikon Corp 印刷方法及び印刷装置
JP3429995B2 (ja) * 1997-11-10 2003-07-28 東京エレクトロン株式会社 クリーニング方法
US7009415B2 (en) * 1999-10-06 2006-03-07 Tokyo Electron Limited Probing method and probing apparatus
JP2003344498A (ja) * 2002-05-28 2003-12-03 Fujitsu Ltd 半導体試験装置
TW594899B (en) * 2002-12-18 2004-06-21 Star Techn Inc Detection card for semiconductor measurement
JP2004304185A (ja) * 2003-03-20 2004-10-28 Nitto Denko Corp クリーニングシートとその製造方法、及びこのクリーニングシートを有する搬送部材
KR101025981B1 (ko) * 2003-03-20 2011-03-30 닛토덴코 가부시키가이샤 클리닝 시트, 이의 제조방법 및 클리닝 시트를 포함하는반송 부재
JP4156968B2 (ja) * 2003-04-25 2008-09-24 株式会社オクテック プローブ装置及びアライメント方法
JP2005079253A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Tokyo Electron Ltd 検査方法及び検査装置
US7931671B2 (en) * 2005-03-11 2011-04-26 Radi Medical Systems Ab Medical sealing device
US20090092807A1 (en) * 2007-10-09 2009-04-09 The Hong Kong Polytechnic University Two-way shape memory composite polymer and methods of making
JP5260119B2 (ja) * 2008-04-02 2013-08-14 東京エレクトロン株式会社 アライメント方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20090212804A1 (en) 2009-08-27
KR20090091268A (ko) 2009-08-27
TWI444644B (zh) 2014-07-11
JP2009198407A (ja) 2009-09-03
US8212577B2 (en) 2012-07-03
TW200946942A (en) 2009-11-16
KR101102718B1 (ko) 2012-01-05
CN101515030A (zh) 2009-08-26
CN101515030B (zh) 2012-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5250279B2 (ja) プローブ装置
JP4950719B2 (ja) プローブの針先位置の検出方法、アライメント方法、針先位置検出装置及びプローブ装置
JP5295588B2 (ja) プローブカードの傾き調整方法、プローブカードの傾き検出方法及びプローブカードの傾き検出方法を記録したプログラム記録媒体
TWI464817B (zh) An alignment method, a needle position detecting device, and a probe device
US9030218B2 (en) Method for thermal stabilization of probe card and inspection apparatus
JP2004085259A (ja) プローブ装置
JP2005079253A (ja) 検査方法及び検査装置
JP5571224B2 (ja) 針先位置検出装置及びプローブ装置
CN111443320A (zh) 探针自我校正系统及其方法
KR101746292B1 (ko) 프로브 카드 정렬 방법
US10481177B2 (en) Wafer inspection method
JP2005123293A (ja) プローブ検査方法
JP2007234645A (ja) プローバ温度制御装置、及び、方法
JP4902986B2 (ja) プローバ、及び、プローバのウェハステージ加熱、又は、冷却方法
JP2008166648A (ja) 半導体集積回路の検査装置
JP5718978B2 (ja) ウェーハの検査方法
KR20040096300A (ko) 탐침의 정렬제어를 개선시킨 프로버 시스템 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121005

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130206

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5250279

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250