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JP5131716B2 - 歯科用インプラント - Google Patents

歯科用インプラント Download PDF

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JP5131716B2 JP2011515739A JP2011515739A JP5131716B2 JP 5131716 B2 JP5131716 B2 JP 5131716B2 JP 2011515739 A JP2011515739 A JP 2011515739A JP 2011515739 A JP2011515739 A JP 2011515739A JP 5131716 B2 JP5131716 B2 JP 5131716B2
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Description

本発明は歯科用インプラントに関する。歯科用インプラントは、咀嚼機能及び美的側面の双方を回復させるために1つ又は複数の自然歯の代わりとなるようになっていることが既知である。歯科用インプラントは一般的に、骨組織に外科的に埋め込まれる人工根又は定着体と、歯科補綴物を支持することが意図され且つ定着体に接続される残根又はアバットメントとを含む。アバットメントは、歯統合プロセス(このプロセスの後に定着体が骨組織に一体化されることになる)を正しく行うことを可能にする既定時間後に定着体に接続される。定着体には一般的に、骨組織にねじ留めすることを可能にする雄ねじ山が設けられているが、圧力によって埋め込み部位へ挿入するために異なる方法で成形することもできる。
定着体とアバットメントとがモールステーパ結合され、アバットメントが、定着体内に形成される対応するモールステーパキャビティ内に押し込められる円錐台のシャンクに設けられた、歯科用インプラントが既知である。アバットメントが定着体に対して回転することを防止するために、アバットメントのシャンクには、多角形断面を有する軸方向の下側付属部を設けることができる。該下側付属部は、定着体の内側キャビティの底部に設けられる対応する多角形座部に挿入されるものである。該付属部はまた、定着体に対するアバットメントの正確な位置基準を定めることを可能にする。そのような歯科用インプラントは国際公開第96/26685号明細書に開示されている。
定着体とアバットメントとのモールステーパ結合は、好適な工具によってアバットメントに加えられる軸方向の衝撃力によって作動される。この2つの部分を分離するには、テーパ結合を得るために加えられた衝撃力と強度が等しい衝撃力、又は極めてより大きい強度の静的な引張力を印加することが必要である。しかし、捻り荷重に対するモールステーパ結合の抵抗が明らかに低いため、補綴物を上に介在させるか又は治療プログラムを変更するためにアバットメントを取り外すことが必要な場合、歯科医はたいていアバットメントを回転させることを好み、アバットメントは、モールステーパ結合から解放されると容易に引き抜くことができる。しかし、アバットメントが多角形断面を有する上記付属部が設けられているタイプのものである場合、定着体に設けられた、多角形断面を有して対応して成形されているそれぞれの座部に該付属部が挿入されているため、上述の回転操作は実際には妨げられる。他方で、アバットメントに多角形断面タイプの付属部が設けられていない場合、補綴物の準備及び患者へのインプラントの嵌め込み試験の双方の間の、定着体に対するアバットメントの位置の正確な基準がなくなる。
特許文献1は、アバットメントの円錐台のシャンクを定着体に設けられた対応するキャビティ内に入れるモールステーパ結合によって定着体と接続されるアバットメントを備える歯科用インプラントを開示している。アバットメントは歯科補綴物を支持することが意図される。さらに、アバットメントは、そのシャンクの下に設けられており、且つ定着体の上記キャビティの底部に設けられている対応して成形された座部内に嵌め込まれるようになっている多角形断面を有する下側付属部を有する。多角形付属部は、シャンクの下端によって提供される対応するねじ山付きの座部内にねじ留めすることができる雄ねじ部分を特徴とするため、アバットメントのシャンクに対して、その長手方向軸を中心に回転することができる。
欧州特許第1554088号明細書
本発明の1つの目的は、アバットメントを定着体から分離することを容易にし、衝撃力の印加を回避し、下側回転多角形付属部が設けられる歯科用インプラントの分離可能性を改善することができる、歯科用インプラントを提案することである。
本発明のさらなる目的は、定着体に対するアバットメントの正確な位置決めを維持することを可能にする歯科用インプラントを提案することである。
本発明によると、この結果は、請求項1に示される特徴を有する歯科用インプラントを作製する着想を採用することによって達成された。さらなる特徴は従属クレームの主題である。
すなわち、本発明の請求項1に係る歯科用インプラントは、
定着体(1)に設けられた対応するキャビティ(11)内にその円錐台シャンク(21)を入れることによってモールステーパ結合により前記定着体(1)と接続されるアバットメント(2)を備え、該アバットメント(2)には、前記シャンク(21)の下に位置決めされ、且つ前記定着体(1)の前記キャビティ(11)の底部に設けられる対応する座部(12)内に嵌め込まれる多角形断面を有する付属部(22)が設けられ、前記アバットメントには、前記シャンク(21)に対して前記付属部(22)と反対の側に、歯科補綴物(D)を支持することが意図される部分(20、24)も設けられ、前記付属部(22)は、前記アバットメント(2)の前記シャンク(21)に対してその長手方向軸を中心に回転することができ、前記付属部(22)が、外壁がモールステーパ状になっている上側ステム(220)を特徴とすること、及び前記シャンク(21)の内側には、前記付属部(22)の前記ステム(220)が内部に嵌め込まれるようになっているモールステーパキャビティが設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る歯科用インプラントは、
前記付属部(22)は、該付属部(22)に衝撃力を印加することによって前記モールステーパキャビティに固定されることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る歯科用インプラントは、
歯科補綴物(D)を支持することが意図される前記部分(20、24)は、前記シャンク(21)に対して傾斜していることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る歯科用インプラントは、
歯科補綴物(D)を支持することが意図される前記部分(20、24)は、前記シャンク(21)に対して軸方向に位置合わせされることを特徴とする。
本発明は、アバットメントのシャンクと定着体との自己固定モールステーパ結合を有する歯科用インプラントを実現することを可能にし、したがって、アバットメントと定着体との結合面間の間隔を最小限に低減することができる一方で、これらの2つの要素の互いに正しい向きを常に維持するか又は回復させ、且つ、長期間の永久的な結合の後であってもそれらの分離を容易にする。さらに、本発明による歯科用インプラントは、作製が比較的容易であり、長い使用期間の後であっても信頼性が高い。
当業者であれば、本発明の実験例証として与えられるが限定するものとしては見なされない添付の図面と併せて以下の説明を読むことによって、本発明のこれらの及びさらなる利点並びに特徴を最良に理解するであろう。
本発明による歯科用インプラントの定着体の、部分的に長手方向断面である概略側面図である。 本発明による歯科用インプラントのアバットメントの概略的な側面図である。 定着体の埋め込み部位への位置決めを概略的に示す。 埋め込み部位内にある定着体と関連するアバットメントを概略的に示す。 本発明による歯科用インプラントのアバットメントの部分断面図である。 図3に示されるアバットメントの歯冠部分の異なる実施形態を示す。 付属部22の詳細である。 1つのアバットメントの位置決め中であり、第2のアバットメントが既に位置決めされている、患者の歯列弓の概略的な部分断面斜視図である。 アバットメント2のシャンクへの付属部22の適切な自己固定を得るためのさらなる動作ステップを概略的に示す。 アバットメント2のシャンクへの付属部22の適切な自己固定を得るためのさらなる動作ステップを概略的に示す。 アバットメント2のシャンクへの付属部22の適切な自己固定を得るためのさらなる動作ステップを概略的に示す。 アバットメント2のシャンクへの付属部22の適切な自己固定を得るためのさらなる動作ステップを概略的に示す。 図6と同様の図において、それぞれのアナログ5に適切に位置決めされているアバットメントを有する模型を示す。 本発明による歯科用インプラントを使用することによって作製されるインプラントを有する歯列弓の概略的な部分断面斜視図である。
本発明による歯科用インプラントは、その基本構造に単純化し、また添付の図面を参照すると、人工根又は定着体1及びアバットメント2を備えるタイプのものである。
定着体1は、欠損した歯に対応する歯肉縁下骨組織3に埋め込まれるものである。
図に示す例によると、定着体1は、雄ねじ山10と、内部キャビティ11と、該キャビティ11の底部に設けられる例えば六角形である多角形断面を有する座部12とを特徴とする本体を備える。上記キャビティは、大きい上底110及び小さい下底111を有する円錐台の形状を有する。該円錐台の半角(δ)は、例えば公称値が1.5度である既定値を有する。換言すると、キャビティ11の内側側壁はモールステーパ壁である。
図に示す例によると、アバットメント2は、歯科補綴物Dを支持することが意図される、実質的に円錐台又は円筒形の面20で終端する上側、すなわち歯冠部分24と、多角形断面、すなわち定着体1の上記内側キャビティ11の底部に設けられる 座部12の形状と対応する形状を有する付属部22が設けられている円錐台シャンク21とを有する本体を備える。上記シャンク21の外面は、上記キャビティ11の内側側壁150のようなモールステーパ壁である。
さらに、補綴物Dを支持することが意図されるアバットメント2の歯冠端部24は、図1B、図2B及び図4の例に示すようにシャンク21と一直線上にあってもよく、又は図3の例に示すように角度が付いているか若しくは傾斜していてもよい。添付の図面に示す例を続けて参照すると、アバットメント2の円錐台のシャンク21は上側にある部分(20、24)よりも直径が小さく、凹状の表面(該表面の凹面は外向きである)を有する円形部分23が妨害することなく部分20、24に該円錐台のシャンク21が接続される。
多角形断面を有する上記付属部22は、根尖位置、すなわちアバットメント2のシャンク21の下に位置し、上記歯冠部20はシャンク21に対して付属部22の反対側、すなわちアバットメント2の上部に位置する。
上記シャンク21の高さhは、図2Bの状況において、定着体1の上底110と下部、すなわちアバットメント2の定着体1の外側に突出しているシャンクの円形部分23及び部分230と関与する部分との間のセクションの周りの歯肉組織の成長を助けるように、定着体1に形成されるキャビティ11の有用な高さh’よりも大きい値となるように選択することができる。有用な高さh’という用語は、シャンク21が貫入する深さを意味する。定着体1は、医師の選択動作に応じて、歯槽頂と面一に、すなわち上底110が歯槽骨30と同じ高さに位置決めされるか、又は歯槽頂の下、すなわちより深く位置決めされてもよい。
所定の地点に定着体1を位置決めするために、医師は、骨切除を行った後、すなわち骨3に孔31をあけ、また必要であれば同じ孔の壁に、定着体1のねじ山10に対応する雌ねじ山32を形成した後で、図2Aに示す工具4を使用することができる。この工具は、操作用の上側部分40と、その反対側すなわち下に、多角形断面、すなわち定着体1の座部12に対応する形状を有する末端付属部42を有する円筒シャンク41とを備える。該シャンク41の直径は、定着体1に形成されるキャビティ11の最小径よりも小さく(好ましくは該キャビティの最小径と等しく)、工具のシャンク41とキャビティ11の内壁との間の干渉なしにそれぞれの付属部42を定着体1の座部12内へ位置決めすることを可能にする。定着体1を所望の高さに位置決めするために、医師は工具4の部分42を定着体の座部12内に配置し、図2Aの矢印Rによって示されるように工具を回転させることによって定着体を骨3内へ下方へねじ留めする。
医師は、定着体1を骨組織30内の所望の深さに位置決めした後で、アバットメント2をその中に嵌め込むことができる。そうするために、医師は、アバットメント2のシャンク21をキャビティ11内へ押し込み、アバットメント2の多角形付属部22が定着体1の座部12内にあるようにする。上記シャンク21の壁とキャビティ11との干渉によって、定着体とアバットメントとの接続の完全な気密シール及び最大限の安定性が確実となり、上記付属部22を上記座部12内へ位置決めすることによって、上記結合後に定着体1とアバットメント2とが相対回転しないことが確実となる。
概して、アバットメント2は、定着体1の歯統合後に定着体1と安定して結合されることが意図される。
多角形断面を有する上記付属部22は、アバットメント2の残りの部分20、21、23、24と枢動可能に係合するため、アバットメント2の残りの部分に対して自身の長手方向軸を中心に、特にシャンク21を中心に回転することができる。
図4及び図5に示されるように、上記付属部22は、外壁がモールステーパ壁である上側ステム220を特徴とする。換言すると、該ステム220は大きい下底及び小さい上底を有する円錐台形状を有する。
上記ステム220は、アバットメント2のシャンク21内に設けられている対応するモールステーパキャビティ210に嵌まるようになっている。
換言すると、上記付属部22は、付属部22のステム220とアバットメント2のシャンク21によって設けられる内側キャビティ210とを伴うモールステーパ結合によってアバットメント2の下端に固定することができる。
組み付けられた状態では、上記ステム220の長手方向軸は上記キャビティ210の長手方向軸と一致する。
上記付属部22は、軸方向衝撃力が印加されるまで、アバットメント2、すなわちそのシャンク21にしっかりと接続されない。
上記で開示された歯科用インプラントは以下のように使用することができる。
まず、付属部のステム220をシャンク21によって提供される内側キャビティ210内に単に挿入することによって、付属部22をシャンク21に軽く接続する。軸方向衝撃力は付属部22にまだ加えられていないため、付属部22はステム220の長手方向軸、すなわちキャビティ210の長手方向軸を中心に自由に回転する。ここで、アバットメントを、患者の歯列弓の埋め込み部位に対応する石膏模型6に既に配置されている類似定着体5に挿入することができる。類似定着体5はそれ自体既知であり、業界用語では「アナログ」とも呼ばれる。類似定着体5の内側は、定着体1の内側キャビティの底部に設けられている多角形形状の座部を含め、定着体1の形状を再現し、一方で、外側は石膏模型内で好適に保持されることを確実にするような形状である。類似定着体5は、実際の定着体1を作製するのに使用される材料よりも経済的である任意の材料から作製することができ、また以下でさらに説明するように、アバットメント2が所望の通りに方向付けられると、同じ模型(図6)に形成される対応する孔−溝7に導入されるピンPを用いてアバットメント2の取り外しを可能にするようにその下側が開いている。アバットメントは、非常に小さい圧力を印加することによって類似定着体5に挿入されるため、付属部22が類似定着体5の底部に設けられている多角形の座部に挿入されると、ステム220の長手方向軸を中心に依然として自由に回転する。ここで、アバットメント2はランダムに方向付けられているが(付属部22がシャンク21にまだ固定されておらず上述のように自由に回転するため)、医師の選択によって最良の角度位置が達成されるまで回転することができる(図6及び図7)。したがって、全てのアバットメント2は、石膏模型6上に容易に正しく位置決めされ、すなわち方向付けられることができる。アバットメント2が適切に位置決めされたと判断されると、(図8に示すように)アバットメント2に軸方向衝撃力が印加され、したがって類似定着体5を用いてアバットメント2が自己固定される。ここで、図9に示すようにピンPを上述の溝−孔7に挿入し、軸方向衝撃力を付属部の下側に印加する。このように、アバットメント2のシャンク21を用いて付属部22の自己固定が得られると同時に、図10に示すように、アバットメント2を類似定着体5から脱着させ、アバットメント2を石膏模型6から手で引き抜くことができる。次いで、下側付属部22がこのように固定されたアバットメント2を定着体1内に位置決めすることができる。
アバットメント2が、患者の骨組織内に既に位置決めされた定着体1内にテーパ結合により着座した後で、アバットメントを引き抜く必要がある場合、これは単に歯科用クランプを使用することによってアバットメントを回転させるだけで十分である。実際には、付属部22が定着体1の底部にある多角形の座部内に嵌まっている場合であっても、アバットメント2の付属部22とシャンク21とのモールステーパ結合又は接続は上記回転によって容易に切り離すことができ、アバットメント2を定着体1から引き抜くことができる。定着体1及びアバットメント2は例えば、医療グレード5(UNI 9673、ISO 5832)のチタン等の生体適合性材料又は酸化ジルコニウム(ZrO)又は酸化アルミニウム(Al)から作製することができる。図3に示す例によると、アバットメント2の上側部分24は、シャンク21に対して傾斜している。
実際には、構造の詳細は、形状、寸法、要素の配置、使用する材料の性質が関わる限り、採用されている解決策の着想の範囲からは逸脱することなく、よって本特許の特許請求の範囲によって付与される保護の限度内にあるままで、任意の均等な方法で変えることができる。

Claims (4)

  1. 歯科用インプラントであって、定着体(1)に設けられた対応するキャビティ(11)内にその円錐台シャンク(21)を入れることによってモールステーパ結合により前記定着体(1)と接続されるアバットメント(2)を備え、該アバットメント(2)には、前記シャンク(21)の下に位置決めされ、且つ前記定着体(1)の前記キャビティ(11)の底部に設けられる対応する座部(12)内に嵌め込まれる多角形断面を有する付属部(22)が設けられ、前記アバットメントには、前記シャンク(21)に対して前記付属部(22)と反対の側に、歯科補綴物(D)を支持することが意図される部分(20、24)も設けられ、前記付属部(22)は、前記アバットメント(2)の前記シャンク(21)に対してその長手方向軸を中心に回転することができ、前記付属部(22)が、外壁がモールステーパ状になっている上側ステム(220)を特徴とすること、及び前記シャンク(21)の内側には、前記付属部(22)の前記ステム(220)が内部に嵌め込まれるようになっているモールステーパキャビティが設けられていることを特徴とする、歯科用インプラント。
  2. 前記付属部(22)は、該付属部(22)に衝撃力を印加することによって前記モールステーパキャビティに固定されることを特徴とする、請求項1に記載の歯科用インプラント。
  3. 歯科補綴物(D)を支持することが意図される前記部分(20、24)は、前記シャンク(21)に対して傾斜していることを特徴とする、請求項1に記載の歯科用インプラント。
  4. 歯科補綴物(D)を支持することが意図される前記部分(20、24)は、前記シャンク(21)に対して軸方向に位置合わせされることを特徴とする、請求項1に記載の歯科用インプラント。
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