JP5127735B2 - 画像監視装置 - Google Patents
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Description
振り込め詐欺の手口のひとつに、加害者が携帯電話を通じて被害者を誘導することでATMでの振り込みを指示する手口がある。
かかる構成によれば、同一の監視画像内に設定された左右の探索領域間の類似性を判定することにより通話姿勢の検知を行うので、同一人物、同一姿勢時の対称な画像部分間での相対的な比較に基づき通話姿勢が検知できる。そのため、通話機を把持する手の多様性や手周辺の画像の影響による通話姿勢の誤検知が減り、高精度な通話姿勢検知が可能となる。
かかる構成によれば、顔の左右の一方に手以外のものが存在するケースがあっても手に特化した特徴について類似性を判定するので当該手以外のものにより通話姿勢を誤検知せず、通話姿勢を高精度に検知することができる。
かかる構成によれば、背景部分の影響が排除されるため、類似性の誤判定が減じられて通話姿勢の検知精度が向上する。
かかる構成によれば、撮像される顔の大きさの個人差によらず画一的に探索領域を設定できるので、探索領域に予期せぬ外乱が含まれにくくなり通話姿勢の検知精度が向上する。
かかる構成によれば、手以外の要因により類似性が判定されないケースがあっても当該要因により通話姿勢を誤検知せず、通話姿勢を高精度に検知することができる。
[画像監視装置1の構成]
画像監視装置1の機能ブロック図を図1に、画像監視装置1の各部の配置図を図2に示す。
別の実施形態において人検知部3は、マットセンサ、対向型の赤外線センサ等とすることができる。
別の実施形態において前景領域抽出手段51は、監視画像と背景画像との対応する画素間で画素値の相関値を演算して相関値が予め定められたしきい値Tcorr未満の画素群を前景領域として抽出する。
こうして抽出された前景領域は、利用者が撮像されている領域に相当する。
of Simple Features」(Proc. the IEEE International Conference on Computer Vision
and Pattern Recognition, vol.1, pp.511-518, 2001)を参照することができる。
探索領域設定手段53は、上記範囲に相当する画像領域を、通話姿勢をとっている利用者の携帯電話を把持する手を探索するための探索領域として設定する。具体的には、探索領域設定手段53は、顔検出手段52により検出された顔領域を参照し、当該顔領域の左右周辺であって当該顔領域に対して左右対称な位置に探索領域を設定して、設定した探索領域の情報を手検出手段52及び類似性判定手段55へ出力する。
つまり類似性の判定は同一の監視画像内に設定された左右の探索領域間で行われる。すなわち判定は同一人物、同一姿勢時の対称な画像部分間での相対的な比較となるため、外乱要因である髪の色・形状や服の色・模様といった手周辺画像が適切に差し引かれ、手周辺画像の影響を受けにくい判定が可能となる。また、万人共通に用意された手の参照パターンとの一致を判定する従来方式と比較すると、肌の色や通話機の持ち方といった個人差、姿勢変動(直立姿勢、操作時の前傾姿勢など)に伴う手の見え方の変化といった手画像のバリエーションが通話姿勢検知に与える影響が稀釈された判定を行うことができる。
尚、画像相関値は、予め定めた範囲内で左右のズレを許容して算出してもよい。この場合、ズレ許容範囲内で一方の画像を平行移動又は/及び回転させて画像相関値の算出を繰り返し、最小の画像相関値を最終結果として算出する。また、画像相関値は、類似性判定が過度にセンシティブとならぬよう色成分を除き輝度成分のみで算出してもよい。
このように手画像の多様性の影響や手周辺画像の影響を受けにくい類似性判定手段55の判定結果に基づき通話姿勢を検知するので、通話姿勢の誤検知が減り、高精度な通話姿勢検知が可能となる。さらに手検出手段54の検出結果を加味して通話姿勢を検知するので、手以外の要因により類似性が判定されないケースがあっても当該要因により通話姿勢を誤検知せず、通話姿勢を高精度に検知することができる。
以下、図4を参照して、画像監視装置1の動作を説明する。
図7の画像93は肌色画像であり、肌色画素を黒、そうでない画素を白で表している。肌色画像93aは利用者が通話姿勢をとっているときのものであり、顔と手の部分に肌色画素が抽出されている。肌色画像93bは利用者が通話姿勢をとっていないときのものであり、手が含まれていない。
図7の画像94はエッジ画像であり、エッジ画素を黒、そうでない画素を白で表している。エッジ画像94aは利用者が通話姿勢をとっているときのものであり、顔の右側に手の輪郭が抽出されている。エッジ画像94bは利用者が通話姿勢をとっていないときのものであり、手が含まれていない。
図7の画像95は肌色エッジ画像であり、肌色画素でもエッジ画素でもある画素を黒、そうでない画素を白で表している。肌色エッジ画像95aは利用者が通話姿勢をとっているときのものであり、顔と手の部分に多くの画素が抽出されている。エッジ画像95bは利用者が通話姿勢をとっていないときのものであり、手が含まれていない。
図7の矩形92は探索領域である。左側の探索領域92−1a及び右側の探索領域92−2aは利用者が通話姿勢をとっているときのものである。左側の探索領域92−1b及び右側の探索領域92−2bは利用者が通話姿勢をとっていないときのものである。利用者が通話姿勢をとっているときの右側の探索領域92−2aには他と比べて肌色画素及び肌色画素でもエッジ画素でもある画素が多く含まれている。この例では、右側の探索領域92−2aのみが条件を満たし、当該領域に手の存在が検出される(S650にてYES→S651にてYES→S652)。
図9の画像96は探索領域92内の画像である。画像96−1a、画像96−2aはそれぞれ利用者が通話姿勢をとっているときの左側の画像、右側の反転画像であり、両者は手の部分で大きく異なる。これらの間では低い画像相関値が算出され、類似性なしが判定される(S663にてYES)。画像96−1b、画像96−2bはそれぞれ利用者が通話姿勢をとっていないときの左側の画像、右側の反転画像であり、両者はよく似ている。これらの間では高い画像相関値が算出される(S663にてNO→S673)。
図9のグラフ97は色ヒストグラムであり、グラフ98は色ヒストグラムの差(積算前)である。色ヒストグラム97−1a、色ヒストグラム97−2aはそれぞれ利用者が通話姿勢をとっているときの左側の色ヒストグラム、右側の色ヒストグラムであり、両者は手の影響で大きく異なる。これらの差98aは大きく、類似性なしが判定される(S667にてYES)。色ヒストグラム97−1b、色ヒストグラム97−2bはそれぞれ利用者が通話姿勢をとっていないときの左側の色ヒストグラム、右側の色ヒストグラムであり、両者はよく似ている。これらの差98bは小さい(S667にてNO→S673)。
次に、実施形態1における類似性判定手段55での類似性の判定を、手特徴量を用いることなく行う実施形態2について説明する。
次に、実施形態1における手検出手段54を省略し、類似性判定手段55において手特徴量を用いた実施形態3について説明する。
2・・・撮像部
3・・・人検知部
4・・・記憶部
5・・・信号処理部
6・・・警報部
51・・・前景領域抽出手段
52・・・顔検出手段
53・・・探索領域設定手段
54・・・手検出手段
55・・・類似性判定手段
56・・・通話姿勢検知手段
Claims (5)
- 人物の通話姿勢を検知すると異常出力する画像監視装置であって、
監視空間を撮像する撮像部と、
前記監視空間に人物が存在するときに当該人物の顔とその周辺が撮像された監視画像から予め設定された顔特徴を有する顔領域を検出する顔検出手段と、
前記顔検出手段により検出された顔領域の左右周辺の当該顔領域に対して左右対称な位置に探索領域を設定する探索領域設定手段と、
前記監視画像内で左右の前記探索領域間の類似性を判定する類似性判定手段と、
前記類似性が判定されない場合に前記人物の通話姿勢を検知する通話姿勢検知手段と、
を備えたことを特徴とする画像監視装置。 - 前記類似性判定手段は、予め設定された手特徴について前記類似性を判定する請求項1に記載の画像監視装置。
- 前記監視空間に人物が存在しないときに撮像された背景画像を記憶する記憶部と、
前記監視画像と前記背景画像とを比較して当該監視画像における前景領域を抽出する前景領域抽出手段と、をさらに備え、
前記類似性判定手段は、前記探索領域内の前記前景領域において前記類似性を判定する請求項1又は2に記載の画像監視装置。 - 前記探索領域設定手段は、前記顔領域の大きさに比例したサイズの前記探索領域を設定する請求項1乃至3に記載の画像監視装置。
- 前記探索領域のそれぞれにおいて予め設定された手特徴を検出する手検出手段、をさらに備え、
前記通話姿勢検知手段は、前記手検出手段により所定量以上の前記手特徴が検出され、且つ前記類似性が判定されない場合に通話姿勢を検知する請求項1に記載の画像監視装置。
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