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JP5122160B2 - 放送受信装置および同装置における音声出力制御方法 - Google Patents

放送受信装置および同装置における音声出力制御方法 Download PDF

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JP5122160B2 JP2007048127A JP2007048127A JP5122160B2 JP 5122160 B2 JP5122160 B2 JP 5122160B2 JP 2007048127 A JP2007048127 A JP 2007048127A JP 2007048127 A JP2007048127 A JP 2007048127A JP 5122160 B2 JP5122160 B2 JP 5122160B2
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本発明は、放送受信装置および同装置における音声出力制御方法に関する。
半導体技術の進歩により、携帯電話に益々高度な機能が要求され、最近では、地上波デジタルテレビ放送(ワンセグ)が視聴できるチューナ内蔵の携帯電話が市場を賑わすようになった。上記したチューナ内蔵の携帯電話は、従来、1個のスピーカに対し、テレビ放送による音声出力と、他の音源出力とが競合する場合、ミキシングされ、同時に音声出力されることにより、異音となって出力される。
このため、地デジ等、テレビ放送受信アプリケーションプログラムがBGM再生している際に、音声やデバイスの競合が発生すると、図6にそのシーケンス図が示されるようにチューナの電源をOFFするとともに、地デジアプリを終了させてBGM再生を終了させるか(ステップS601〜S606)、図7にそのシーケンス図が示されるように、チューナの電源をOFFにしてBGM再生を一旦停止させる必要がある。BGM再生を一旦停止させる場合は、チューナの電源をOFFにし(ステップS701〜S706)、BGM再生の一旦停止状態からBGM再生を再開させる場合は、チューナの電源をONにし、再度チャンネルサーチを行う必要がある(ステップS707〜S712)。
一方、従来、消費電力を低減しつつ番組の出力を再開するまでの時間を短縮するために、番組を受信している場合であっても通信装置との通信を行い、この通信時間を計測し、当該計測された通信時間に基づき、映像と音声を出力する一端から、番組を受信する他端の方向に番組出力を段階的に停止させる通信装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−217087号公報
しかしながら、上記したBGM再生を中止する方法によれば、競合動作の終了時にBGM再生に復帰せず、このため、ユーザビリティが悪い。また、BGM再生を再開させるためには、再開時にチューナの電源をONし、チャンネルのサーチが終了して実際にBGM再生が開始されるまでに時間を要する。
また、特許文献1に開示された技術によれば、通話時間に依存し、通話時間が短ければ停止部分が少ないため迅速に番組を再開できるが、通話時間が長ければ停止部分が多いため消費電力を低減できても、迅速に番組を再開することはできない。
本発明は上記した課題を解決するためになされたものであり、音声出力競合時における音声出力停止後の再開動作を迅速に行うことのできる、放送受信装置および同装置における音声出力制御方法を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために本発明の放送受信装置は、音声及び映像からなる放送番組を受信する放送受信部と、前記放送番組の音声信号および映像信号の出力を行う放送制御部と、前記放送制御部から出力される前記音声信号および前記映像信号に基づき音声および映像の出力を制御する出力制御部と、前記出力制御部に接続され、前記放送制御部の出力とは異なる音声信号に基づく音声の出力を実行するアプリケーション実行部と、前記放送番組の前記映像信号に基づいた前記映像を表示する表示部と、を備え、前記出力制御部は、前記アプリケーション実行部によって実行されるアプリケーションから音声出力要求が発行されることによって、前記放送制御部での前記放送番組の音声出力と、前記アプリケーション実行部の音声出力とが同時に発生する場合に、前記放送番組の前記音声の出力を抑制し、前記アプリケーション実行部で実行される前記音声の出力が終了すると前記放送番組の音声出力の抑制を解除する。
また、本発明の放送受信装置において、前記出力制御部は、前記アプリケーション実行部により実行されるアプリケーションプログラムからの音声出力要求を受信すると、前記放送番組の報知処理に伴う音声出力を抑制するように構成してもよい。
また、本発明の放送受信装置において、前記放送受信部は、前記出力制御部による前記放送番組の音声出力抑制の経過時間が所定時間を超えた場合に動作が停止されるように構成してもよい。
また、本発明の放送受信装置において、前記放送受信部は、前記アプリケーション実行部が、前記放送制御部の実行時に競合するデバイスを用いる場合に、動作が停止される。
また、本発明の放送受信装置における音声出力制御方法は、音声及び映像からなる放送番組を受信する放送受信部と、前記放送番組の音声信号および映像信号の出力を行う放送制御部と、前記放送制御部から出力される前記音声信号および前記映像信号に基づき音声および映像の出力を制御する出力制御部と、前記出力制御部に接続され、前記放送制御部の出力とは異なる音声信号に基づく音声の出力を実行するアプリケーション実行部と、前記放送番組の前記映像信号に基づいた前記映像を表示する表示部と、を備えた放送受信装置における音声出力制御方法であって、前記アプリケーション実行部によって実行されるアプリケーションから音声出力要求が発行されることによって、前記放送制御部での前記放送番組の報知処理に伴う音声出力と、前記アプリケーション実行部の音声出力とが同時に発生する場合に、前記放送番組の前記音声の出力を抑制するステップと、前記アプリケーション実行部で実行される前記音声の出力が終了すると前記放送番組の音声出力の抑制を解除するステップと、を有する。
本発明によれば、音声出力競合時における音声出力停止後の再開動作を迅速に行うことのできる、放送受信装置および同装置における音声出力制御方法を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る放送受信装置の内部構成を示すブロック図である。ここでは、放送受信装置として、TVチューナを内蔵する携帯電話機が例示されている。
図1に示されるように、携帯電話機は、制御部10と、記憶部11と、通信部12と、放送受信部13と、音源14と、表示部15と、操作部16と、スピーカ17と、により構成されている。
制御部10は、例えば、CPUにより構成され、CPUが記憶部11に記録されたプログラムを逐次読み出し実行することにより、通信部12、放送受信部13、音源14、表示部15、操作部16等の各種周辺LSIを制御する。
制御部10は、その内部構成が機能展開して示されるように、放送制御部101と、音声出力制御部102と、アプリケーション実行部103と、により構成される。
放送制御部101は、放送受信部13で受信された放送番組の報知処理を行い、音声出力制御部102は、放送制御部101に接続され、当該放送制御部101から出力される音声信号に基づきスピーカ17からの音声出力を制御する。また、アプリケーション実行部103は、音声出力制御部102に接続され、放送制御部101により実行されるテレビ放送受信アプリケーションプログラムとは異なる音声出力を伴うアプリケーションプログラムを実行する機能を持つ。
音声出力制御部102は、テレビ放送受信アプリケーションプログラムの実行時に、放送受信部13で受信された放送番組の報知処理に伴う音声出力と、アプリケーション実行部103での音源14を用いたアプリケーションプログラム実行に伴う音声出力とが競合する場合に、放送番組の報知処理に伴う音声出力を抑制し、アプリケーション実行部103で実行されるアプリケーションプログラムの動作が終了すると放送番組の報知処理に伴う音声出力の抑制を解除する機能を有する。
音声出力制御部102はまた、アプリケーション実行部103により実行されるアプリケーションプログラムからの音声出力要求を受信すると、放送番組の報知処理に伴う音声出力を抑制する機能も持つ。詳細はいずれも後述する。
一方、記憶部11には、制御部10が実行するプログラムや、当該プログラムが参照するテーブル、あるいは作業領域として使用するデータ(表示データも含む)のそれぞれが格納される記憶領域が割り付けられている。
記憶部11は、具体的には、不揮発性の記憶デバイス(不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置、光ディスク装置など)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(例えばSRAM、DRAM)などによって構成されるものとする。
通信部12は高周波回路を含み、電波を用いた無線通信を行うために、不図示のマイクロフォンを介して入力された音声通話信号を変調して送受信アンテナを介し送信する。通信部12はまた、送受信アンテナを介して受信した音声通話信号を復調して制御部10(音声出力制御部102)経由でスピーカ17に出力する。この通信部12での音声通話信号の送受信により音声通話が可能とされている。
放送受信部13は、TVアンテナを介して受信される、例えば、地上波デジタル放送波を中間周波数信号に変換して復調し、さらに、復調して得られる信号を、映像信号成分と音声信号成分に分離し、制御部10(放送制御部101)を介して音声出力制御部102、表示装置15のそれぞれに供給する。このとき、音声出力制御部102は、入力される音声信号成分から音声信号を生成してスピーカ17へ出力する。
放送受信部13は、制御部10(音声出力制御部102)による音声出力競合時の放送番組の音声出力抑制の経過時間が所定時間を超えた場合、その動作が停止され、更に、制御部10(アプリケーション実行部103)で実行されるアプリケーションプログラムが、制御部10(放送制御部101)の実行時に競合するデバイスを用いる場合に、動作が停止されることもある。いずれも詳細は後述する。
音源14は、ここでは、放送受信部13により出力される音声信号と競合する、例えば、ホコーダ、DSR(Distributed Speech Recognition)等のLSIである。なお、放送受信部13により出力される音声信号と競合するものとして、上記した音源14により生成される音声出力の他に、上記した通信部12により受信される通話音声も含まれる。
表示部15は、例えば、液晶表示パネルや有機EL(Electro-Luminescence)パネルなどの表示デバイスを用いて構成されており、制御部10(放送制御部101)から供給される地上波デジタル放送波の映像信号成分である映像信号に応じたテレビ画像を表示する。また、発信時における発信先の電話番号、着信時における着信相手の電話番号、受信メールや送信メールの内容、日付、時刻、バッテリ残量、発信成否、待ち受け画面などの各種情報や画像も表示する。
また、操作部16は、当該操作部に配置された各種キーからその入力情報を取得し、制御部10へ引き渡す。なお、配置される各種キーの中にはTV放送の録画を指示する録画キーも含まれる。また各種キーの中には筐体側面に配されるサイドキーも含まれる。
以下、図2〜図5に示す動作シーケンス図を参照しながら本発明の実施の形態に係る放送受信装置の動作について説明する。
図2〜図5は、いずれも制御部10が実行するプログラム間のデータの受け渡し、ならびに処理概要が示されている。
ここでは、地上波デジタル放送アプリケーションプログラム(地デジアプリ)と、地デジ用OEM(Original Equipment Manufacture:携帯電話とソフトウェア実行環境をつなぐインタフェース)と、その他音声競合が発生するOEM(以下、その他音源OEMという)と、ドライバとの関係が示されている。これらプログラムは、いずれも制御部10によって実行され、地デジアプリと、地デジOEMは放送制御部101が、音源OEMはアプリ実行部103が、ドライバは音声出力制御部102がそれぞれ実行するものとする。
動作説明に先立ち、起動中の地デジアプリのBGM再生と、同じく起動中のその他アプリによる音源再生による音声出力競合は、デバイスと音で競合するパターン(1)と、デバイスでは競合しないが音が競合するパターン(2)の2通り考えられる。ここで、デバイスの競合とは、ドライバに、稼動中のデバイス(例えば、チューナとカメラ)が複数接続されることをいい、これは、システム環境設定時に作成される構成フラグを参照することで判定することができる。
前者のパターン(1)の場合、デバイスの競合が発生するか否かを音声出力の競合発生時に確認し、後者のパターン(2)のデバイスの競合が発生しない場合は、音声出力のみを抑制することでBGM再生の復帰を速くすることができる。以下に詳細を説明する。
以下、デバイスの競合が発生する場合のシーケンスについて図2を用い、音声出力の競合のみ発生する場合のシーケンスについて図3〜図5を用いて詳細に説明する。
図2のシーケンス図において、地デジ放送受信によるBGM再生がなされていることを前提に、まず、地デジアプリ以外の不図示のアプリケーションプログラムから音声出力要求が発行されたものとし、これを音源OEMで受信する(ステップS201)。ここで、その他音源OEMは、デバイスの競合が発生するか否かを判定する(ステップS202)。
ここで、デバイスの競合が発生する場合(ステップS202“Yes”)、その他音源OEMは、地デジアプリに対して、チューナ(放送受信部13)をOFFにしてBGM停止要求を発行する(ステップS203)とともに、音声出力制御部102は、音源14により生成された音声をスピーカ17への供給を開始する(ステップS207)。
また、BGM停止要求を受けた地デジアプリは、地デジ用OEMに対しチューナの電源OFF要求を発行する(ステップS204)。続いて、地デジ用OEMは、ドライバに対してチューナのOFF要求を発行し(ステップS205)、このことにより、ドライバは、チューナの電源をOFFする(ステップS206)。このことにより、チューナの電源がOFFとなってBGM再生が一旦停止される。
一方、その他音源OEMは、BGMに競合する処理(地デジアプリ以外のアプリケーションプログラムの実行)を終えた場合(ステップS208)、地デジアプリに対してBGM再開要求を発行する(ステップS209)。これを受けた地デジアプリは、チューナ(放送受信部13)をOFFにしているか否かを判定し(ステップS210)、OFFになっていれば(ステップS210“Yes”)、地デジOEMに対し、チューナの電源ON要求を発行する(ステップS211)。チューナの電源ON要求を受けた地デジOEMは、ドライバに対してチューナの電源ON要求を発行する(ステップS212)。また、地デジアプリは、チャンネルサーチ要求を行い(ステップS213)、地デジOEM経由でドライバにチャンネルサーチを要求する(ステップS214)。このことにより、チューナの電源がONとされて、チャンネルサーチが行われることにより、BGMの再生が再開される。
一方、図3のフローチャートにおいて、地デジ放送受信によるBGM再生がなされていることを前提に、まず、地デジアプリ以外の不図示のアプリケーションプログラムから音声出力要求が発行されたものとし、これを音源OEMで受ける(ステップS301)。ここで、その他音源OEMは、デバイスの競合が発生するか否かを判定する(ステップS302)。ここで、デバイスの競合が発生しない場合(ステップS302“No”)、その他音源OEMは、地デジアプリに対して、音声出力のみOFFさせるBGM停止要求を発行する(ステップS303)とともに、音声出力制御部102は、音源14により生成された音声をスピーカ17への供給を開始する(ステップS307)。
また、BGM停止要求を受けた地デジアプリは、地デジ用OEMに対し音声出力のOFF要求を発行する(ステップS304)。続いて、地デジ用OEMは、ドライバに対して音声出力のOFF要求を発行し(ステップS305)、ドライバは、音声出力をOFF(音量レベル0)に設定する(ステップS306)。このことにより、BGMが一旦停止される。
一方、その他音源OEMにてBGMに競合する処理を終えた場合(ステップS208)、地デジアプリに対してBGM再開要求を発行する(ステップS309)。これを受けた地デジアプリは、チューナ(放送受信部13)をOFFにしているか否かを判定し(ステップS310)、ONになっていれば(ステップS310“No”)、地デジOEMに対し、音声出力ON要求を発行する(ステップS311)。
音声出力ON要求を受けた地デジOEMは、ドライバに対して音声出力ON要求を発行し(ステップS312)、このことにより、BGMの再生が再開される。
上記した本発明の実施の形態に係る放送受信装置によれば、放送受信部起動中に他のアプリケーションプログラムの動作に伴い音声出力競合が発生する場合、放送受信部13での音声出力が抑制されるため、音声競合を回避することができる。しかも、放送受信部13を停止させないため、他のアプリケーションプログラムの終了時にチャンネルサーチを行なうことなく放送再開を迅速に行なうことができる。また、通話時間に依存することなく音声出力競合時における動作停止後の再開動作を迅速に行うことができる。
図4、図5は、タイマを用いてBGM再生の一旦停止処理を実行する際の動作シーケンスを示す図である。
図4のシーケンス図において、図3に示すシーケンス図との差異は、デバイスの競合が発生せず、音声出力をOFFにした状態で、その他音源OEMにより競合する音声の出力が開始された後(ステップS302“No”〜S307)、BGM復帰をチェックするタイマをセットし(ステップS401)、ある一定時間経過してタイマが満了した場合に(ステップS402)、チューナ(放送受信部13)の電源をOFFしたことにある(ステップS402〜S407)。
すなわち、図3に示すシーケンス図によれば、音声出力はOFFであっても、チューナの電源はONのままであり、放送番組の受信や地デジアプリによる映像信号と音声信号の復号化処理は継続して行われている。そのため、長い間、BGMの一旦停止状態が継続すると、電力を無駄に消費してしまう。このため、図4のシーケンス図に示すように、デバイスの競合が発生せず、音声出力を抑制(OFF)した状態で、ある一定時間経過した場合はチューナの電源を落とす(OFFとする)ように制御することで、放送受信装置の省電力化をはかるものである。このことは、省電力を最重要設計事項とする携帯電話等、バッテリによって駆動される放送受信装置において特に有用な機能である。
一方、図5のシーケンス図において、図4に示すシーケンス図との差異は、タイマが満了する前にBGMに競合する処理(地デジアプリ以外のアプリケーションプログラムの実行)が終了した場合、その他音源OEMは、タイマをキャンセルし(ステップS501)、地デジアプリに対してBGMの再開要求を出すことにある(ステップS309)。
以上説明のように本発明の実施の形態に係る放送受信装置によれば、地デジのBGM再生に対する音声出力の競合が発生した場合、デバイスが競合しない場合はBGMへの復帰を早くすることができ、また、デバイス競合が発生せず、音声出力のみを抑制した場合でも、停止時間をタイマで管理することによって消費電流を抑えることができる。
なお、上記した本発明の実施の形態によれば、地デジアプリに対してBGMの一旦停止、再開の処理を行っているが、地デジ用OEMに対してこの処理を行うことも可能である。その場合は、地デジアプリを修正することなく実装が可能であるといった効果が得られる。
また、本発明の放送受信装置における音声出力制御方法は、例えば、図1の構成図に示されるように、放送番組を受信する放送受信部13と、放送受信部13で受信された放送番組の報知処理を行う放送制御部101と、放送制御部101に接続され、当該放送制御部101から出力される音声信号に基づき音声出力を制御する音声出力制御部102と、音声出力制御部102に接続され、放送制御部101とは異なる音声出力を伴うアプリケーションプログラムを実行するアプリケーション実行部103と、を備えた放送受信装置における音声出力制御方法であって、例えば、図2のシーケンス図に示されるように、放送制御部101での放送番組の報知処理に伴う音声出力と、アプリケーション実行部103でのアプリケーションプログラム実行に伴う音声出力とが競合する場合に、放送番組の報知処理に伴う音声出力を抑制するステップ(S201〜S207)と、アプリケーション実行部103で実行されるアプリケーションプログラムの動作が終了すると放送番組の報知処理に伴う音声出力の抑制を解除するステップ(S208〜S214)と、を有するものである。
上記した本発明の放送受信装置における音声出力制御方法によれば、制御部10が、放送制御部101での放送番組の報知処理に伴う音声出力と、アプリケーション実行部103でのアプリケーションプログラム実行に伴う音声出力とが競合する場合に、放送番組の報知処理に伴う音声出力を抑制し、アプリケーション実行部103で実行されるアプリケーションプログラムの動作が終了すると放送番組の報知処理に伴う音声出力の抑制を解除する制御を実行することにより、放送制御部起動中に他のアプリケーションプログラムの動作に伴い音声出力競合が発生する場合、放送制御部101での音声出力が抑制されるため、音声競合を回避することができる。しかも、チューナである放送受信部13を停止させないため、他のアプリケーションプログラムの終了時にチャンネルサーチを行なうことなく放送再開を迅速に行なうことができる。
このことにより、従来のように通話時間に依存することなく音声出力競合時における動作停止後の再開動作を迅速に行うことができる。
なお、上記した本発明の実施の形態によれば、放送受信装置としてTVチューナを内蔵した携帯電話のみ例示したが、携帯電話やテレビチューナに限らず、PDA(Personal Digital Assistants)、やゲーム機、あるいはPC等、チューナを内蔵する全ての放送受信装置に同様に適用が可能である。
また、本発明の放送受信装置が持つ各構成ブロックの機能は、全てをソフトウェアによって実現しても、あるいはその少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。例えば、制御部10を構成する、放送制御部101、音声出力制御部102、あるいはアプリケーション実行部103におけるデータ処理は、1または複数のプログラムによりコンピュータ上で実現してもよく、また、その少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。
本発明の実施の形態に係る放送受信装置の内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る放送受信装置の動作(デバイスが競合する場合)を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る放送受信装置の動作(デバイスが競合しない場合)を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る放送受信装置の動作(タイマ使用)を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る放送受信装置の動作(タイマ使用)を示すフローチャートである。 従来の放送受信装置の動作を示すフローチャートである。 従来の放送受信装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10…制御部、11…記憶部、12…通信部、13…放送受信部、14…音源、15…表示部、16…操作部、17…スピーカ、101…放送制御部、102…音声出力制御部、103…アプリケーション実行部。

Claims (5)

  1. 音声及び映像からなる放送番組を受信する放送受信部と、
    前記放送番組の音声信号および映像信号の出力を行う放送制御部と、
    前記放送制御部から出力される前記音声信号および前記映像信号に基づき音声および映像の出力を制御する出力制御部と、
    前記出力制御部に接続され、前記放送制御部の出力とは異なる音声信号に基づく音声の出力を実行するアプリケーション実行部と、
    前記放送番組の前記映像信号に基づいた前記映像を表示する表示部と、
    を備え、
    前記出力制御部は、
    前記アプリケーション実行部によって実行されるアプリケーションから音声出力要求が発行されることによって、前記放送制御部での前記放送番組の音声出力と、前記アプリケーション実行部の音声出力とが同時に発生する場合に、前記放送番組の前記音声の出力を抑制し、前記アプリケーション実行部で実行される前記音声の出力が終了すると前記放送番組の音声出力の抑制を解除する
    ことを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記出力制御部は、
    前記アプリケーション実行部により実行される音声の出力要求を受信すると、前記放送番組の報知処理に伴う音声出力を抑制する
    ことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記放送受信部は、
    前記出力制御部による前記放送番組の音声出力抑制の経過時間が所定時間を超えた場合に動作が停止される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の放送受信装置。
  4. 前記放送受信部は、
    前記アプリケーション実行部が、前記放送制御部の実行時に競合するデバイスを用いる場合に、動作が停止される
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  5. 音声及び映像からなる放送番組を受信する放送受信部と、前記放送番組の音声信号および映像信号の出力を行う放送制御部と、前記放送制御部から出力される前記音声信号および前記映像信号に基づき音声および映像の出力を制御する出力制御部と、前記出力制御部に接続され、前記放送制御部の出力とは異なる音声信号に基づく音声の出力を実行するアプリケーション実行部と、前記放送番組の前記映像信号に基づいた前記映像を表示する表示部と、を備えた放送受信装置における音声出力制御方法であって、
    前記アプリケーション実行部によって実行されるアプリケーションから音声出力要求が発行されることによって、前記放送制御部での前記放送番組の報知処理に伴う音声出力と、前記アプリケーション実行部の音声出力とが同時に発生する場合に、前記放送番組の前記音声の出力を抑制するステップと、
    前記アプリケーション実行部で実行される前記音声の出力が終了すると前記放送番組の音声出力の抑制を解除するステップと、
    を有することを特徴とする放送受信装置における音声出力制御方法。
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