JP5104492B2 - 固体型電池 - Google Patents
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Description
また、固体電解質として硫化物系固体電解質以外の電解質を使った場合も、空気中の水分と接触すると電解質の劣化が生じるという問題があった。
また、流動性封止層10は、バイポーラ層6pによって、密閉状態で少なくとも2層以上に区切られている。(図中では、流動性封止層10a、および10b)。
図1(a)は開放型電池ケースを、図1(b)は密閉型電池ケースを用いた場合の例を示している。また、図1(b)の説明していない符号は図1(a)と同様であるためここでの説明は省略する。
以下、本発明の固体型電池について詳細に説明する。
また、密閉状態にすることで、流動性封止剤中に不純物が生じた場合であっても、全体に拡散するのを抑えることができるという利点もある。
本発明の固体型電池に用いられる発電要素は、正極層と、固体電解質膜と、負極層とがこの順に積層された発電ユニットが複数層積層され、上記複数の発電ユニット間にはバイポーラ層が配置され、さらに、上記複数層の発電ユニットの最外層には、それぞれ集電体が配置されてなるものである。
本発明に用いられるバイポーラ層は、後述する複数の発電ユニット間にそれぞれ配置されるものであり、その中の一部もしくは全部が、後述する流動性封止層を少なくとも2層以上に密閉状態で区切るものである。
本発明においては、流動性封止層を少なくとも2層以上に密閉状態で区切るのに用いるバイポーラ層を「第1バイポーラ層」とし、他のバイポーラ層を「第2バイポーラ層」として、以下それぞれについて説明する。
本発明に用いられる第1バイポーラ層の材料としては、Al、Ti、SUS、Ni、Cu等が挙げられ、特にNi、SUSが耐酸化性、耐還元性の点で好ましい。
このような構造を有することで、電池駆動時に生じる各層の温度差により流動性封止剤の対流が起こり、固体型電池内の温度を一定にすることができるので、冷却性能を向上させることが可能となる。
本発明に用いられる第2バイポーラ層の材料としては、上述した「(i)第1バイポーラ層」の項で記載したものと同様とすることができるため、ここでの記載は省略する。
次に、本発明に用いられる発電ユニットについて説明する。本発明に用いられる発電ユニットは正極層、固体電解質膜および負極層がこの順に積層されたものである。
本発明に用いられる集電体は、上述した発電ユニットの最外層に配置されるものであり、図1(a)に示すように、最外層の正極層側には正極集電体7aが、最外層の負極層側には負極集電体7bがそれぞれ配置される。
上記正極集電体の材料としては、例えばSUS等を挙げることができ、上記正極集電体の形状としては、例えば箔状およびメッシュ状等を挙げることができる。
また、上記負極集電体の材料としては、例えばSUS等を挙げることができ、上記負極集電体の形状としては、例えば箔状およびメッシュ状等を挙げることができる。
本発明に用いられる流動性封止層は、電池ケース内で発電要素を浸漬させ、後述する固体電解質膜と反応しない性質を有する流動性封止剤からなるものである。本発明において「固体電解質膜と反応しない」とは、固体電解質膜と反応して、固体電解質膜の機能を実質的に劣化させないことをいう。また、本発明に用いられる流動性封止剤は流動性を有するものである。「流動性を有する」とは、固体または気体ではないことをいい、充放電等に伴う発電要素の体積変化に柔軟に追従できることをいう。従って、本発明における流動性封止剤には、通常の液体(有機溶媒)の他に、ゾル、ゲル、エマルジョン等の分散系も含まれる。また、本発明における流動性封止剤には、通常、絶縁性に優れた材料が用いられる。
以下、本発明に用いられる流動性封止剤について、電池ケースが開放型である場合と、電池ケースが密閉型である場合とに分けて説明する。
電池ケースが開放型である場合、上述した図1(a)に示すように、流動性封止剤は大気(空気)と接することになる。そのため、流動性封止剤の疎水性は高いことが好ましい。より具体的には、流動性封止剤が疎水性液体であることが好ましい。空気中の水分が、固体電解質膜と接触することを抑制することができるからである。
また、上記無極性液体としては、例えばベンゼン、トルエン、ジエチルエーテル、クロロホルム、酢酸エチル、テトラヒドロフランおよび塩化メチル等を挙げることができる。
なお、本発明においては、ゾル、ゲル、エマルジョン等の分散系の流動性封止剤を使用することもできる。
電池ケースが密閉型である場合、上述した図1(b)に示すように、流動性封止剤は基本的には大気(空気)と接しない。そのため、流動性封止剤の種類は、後述する固体電解質膜と反応しない性質を有するものであれば特に限定されるものではない。中でも、本発明においては、流動性封止剤の疎水性が高いことが好ましく、より具体的には、流動性封止剤が疎水性液体であることが好ましい。例えば正極層等に空気が残存している場合であっても、容易に除去することができ、水分が固体電解質膜と接触することを抑制することができるからである。なお、疎水性液体の種類等については、上述した内容と同様であるので、ここでの説明は省略する。
次に、本発明に用いられる電池ケースについて説明する。本発明に用いられる電池ケースは、発電要素および流動性封止剤を収納するものである。本発明に用いられる電池ケースは、大気と流動性封止剤とが接触可能な開放型電池ケースであっても良く、接触不可能な密閉型電池ケースであっても良い。
本発明の固体型電池においては、、図1(a)に例示するように、開放型の固体電池であってもよいし、図1(b)に例示するように、密閉型の固体電池であってもよい。
開放型の固体電池である場合は、充放電等に伴う発電ユニットの体積変化が生じた場合であっても、内部圧力の急激な変化を緩和することができるからである。具体的には、上述した図1(a)に示すように、通気孔を有する電池ケース9を備えた固体型電池を挙げることができる。また、開放型の固体型電池においては、通気孔の径は小さいことが好ましい。流動性封止剤の揮発を抑制することができるからである。通気孔の径としては、内部圧力の急激な変化を緩和できれば特に限定されるものではない。
なお、説明していない符号については図1と同様である。
このような電極タブの形状は、一般的な固体型電池に用いられるものと同様のものとすることができ、例えば箔状およびリード状等を挙げることができる。
また、電極タブに用いられる材料としては、一般的な固体型電池に用いられるものと同様のものとすることができ、例えばAl、Ti、SUS、Ni、Cu等を挙げることができる。
2 … 正極層
3 … 固体電解質膜
4 … 負極層
5 … 発電ユニット
6、6p … バイポーラ層
7 … 集電体
7a … 正極集電体
7b … 負極集電体
8 … 発電要素
9 … 電池ケース
10、10a、10b、10c … 流動性封止層
21 … 電極タブ
Claims (3)
- 正極層と、固体電解質膜と、負極層とがこの順に積層された発電ユニットが複数層積層され、前記複数の発電ユニット間には各発電ユニット間を電気的に接続する導電性の材料からなるバイポーラ層が配置され、さらに、前記複数層の発電ユニットの最外層には、それぞれ集電体が配置されてなるバイポーラ構造の発電要素と、前記発電要素を収納する電池ケースと、前記電池ケース内で前記発電要素を浸漬させ、かつ、前記固体電解質膜と反応しない性質の流動性封止剤からなる流動性封止層とを有する固体型電池であって、
前記バイポーラ層によって、前記流動性封止層が少なくとも2層以上に密閉状態で区切られることを特徴とする固体型電池。 - 前記固体電解質膜が硫化物系固体電解質膜であることを特徴とする請求項1に記載の固体型電池。
- 前記流動性封止剤が、疎水性液体であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の固体型電池。
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