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JP5195451B2 - 燃料噴射装置、それに用いられる蓄圧式燃料噴射装置システム - Google Patents

燃料噴射装置、それに用いられる蓄圧式燃料噴射装置システム Download PDF

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JP5195451B2 JP2009009935A JP2009009935A JP5195451B2 JP 5195451 B2 JP5195451 B2 JP 5195451B2 JP 2009009935 A JP2009009935 A JP 2009009935A JP 2009009935 A JP2009009935 A JP 2009009935A JP 5195451 B2 JP5195451 B2 JP 5195451B2
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Description

本発明は、外部から供給される高圧燃料を噴射する燃料噴射装置とそれを用いた蓄圧式燃料噴射装置システムに関し、特に、当該高圧燃料の圧力又は圧力変動を検出する圧力検出装置を一体的に組み込んだ圧力検出装置一体型の燃料噴射装置とそれを用いた蓄圧式燃料噴射装置システムに関する。
従来より、噴射する燃料の圧力を検出する圧力センサを備えたものとして、例えば特許文献1により提案されたコモンレールシステムがある。このシステムでは、コモンレールの一端側に内部の燃料圧を検出する1つの圧力センサが設けられている。この種のコモンレールシステムに使用されるインジェクタとして、例えば、特許文献2や特許文献3により提案されたものがある。
一方、噴射する燃料の圧力を検出する圧力センサを一体型に組み込んだ燃料噴射装置としてのインジェクタが、特許文献4により提案されている。具体的には、特許文献4では、インジェクタ内の燃料通路の近傍位置に凹部を形成し、凹部内に歪ゲージを配置している。そして、燃料噴射に伴う燃料通路の圧力変化を歪ゲージにより検出している。
特開2007−231770号公報 特開2007−270822号公報 特開2007−218249号公報 特開昭57−5526号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に係る従来の技術では、コモンレール自体の燃料圧は検出できるものの、各インジェクタに実際に印加される個々の圧力については検出できないという課題がある。
上記特許文献4に係る従来の技術では、インジェクタ下部に位置する燃料通路近傍のインジェクタ外壁に凹部を直接形成して圧力検出部を形成している。燃料通路は通常、インジェクタボデーの軸方向に貫通する貫通孔として構成されているため、その外壁から凹部を形成する場合は、加工時における凹部の底面部分(ダイアフラム部)の厚さ制御が困難であり、その結果、厚さバラツキが生じ、圧力又は圧力変動の検出精度が低下する可能性があるという課題がある。特に、特許文献1〜3に代表される高圧燃料を扱うインジェクタにおいては、インジェクタボデーはその強度向上の目的から、比較的硬度の高い金属で形成されたり、高圧燃料通路の壁厚を大きく採る等の措置が施されているため、特に上記課題が顕著になる。
本願出願人は、上記課題を解決するための燃料噴射装置を、先の出願(特願2007−286520号、2007年11月2日出願)(以下、先願)にて開示している。この先願ではインジェクタボデーの一部として構成された継手部(インレット部)に圧力検出部を、一体的に組み込んだ構造を提案している。しかしながら、インレット部がインジェクタボデーの一部として構成されているので、圧力検出部の動作チェックを行うのは、インジェクタボデー内に各部品を組み込んで燃料噴射装置を完成させた後である必要がある。そして、動作チェックにおいて、燃料噴射装置本来の機能が正常動作していても、圧力検出部が不適格と判断される場合がある。よって、生産性の更なる向上が困難であるという懸念点がある。
そこで、本発明の第1の目的は、生産性の向上を実現可能な圧力検出機能一体型の燃料噴射装置を得ることである。
また、本発明の第2の目的は、圧力検出部を取替え可能な圧力検出機能一体型の燃料噴射装置を得ることである。
請求項1記載の発明によれば、高圧流体が導入される導入通路を閉鎖するダイアフラム部とダイアフラム部の変位を検出する変位検出手段が配置されるヘッドボデーが、インジェクタボデーにおける噴孔とは反対側の一端部の接続面に配置される。このため、ヘッドボデーをインジェクタボデーに固定する前に、ヘッドボデー単体で変位検出手段の動作チェックを行えるので、その段階で変位検出手段が不適格か否かを判別することができる。そして、適格と判断されたものをインジェクタボデーに対して固定させることができるため、燃料噴射装置を完成させる前に、変位検出手段が原因となる燃料噴射装置の歩留まり低下を抑制できる。よって、生産性の向上を実現可能な圧力検出機能一体型の燃料噴射装置を得ることができる。
請求項2記載の発明によれば、接続ボデーとしてのヘッドボデーが、インジェクタボデーにおける圧力制御室よりも反噴孔側の一端部に接続されて固定されるので、ヘッドボデー内の変位検出手段に接続される信号線の取り回しを容易に行うことができる。これにより、圧力検出部一体型の燃料噴射装置の生産性をさらに向上することができる。
請求項3記載の発明によれば、インジェクタボデーの一端部は、ヘッドボデーに当接する第1端面、この第1端面に設けられて第1端面から所定深さを有する凹部、及び凹部の所定位置に形成され流体通路に連通される分岐通路を有し、ヘッドボデーは、インジェクタボデーの第1端面に対応する形状を有する保持面、この保持面に設けられて保持面から凹部に対応する形状で突出する凸部、及びインジェクタボデーの分岐通路に対応する位置に形成されたヘッド内通路を有するベース部を備える。このため、ヘッドボデーをインジェクタボデーに接続する際に、インジェクタボデーの凹部及びヘッドボデーの凸部がガイドの役割を果たし、接続時の軸ずれを防止することができる。
請求項4、5記載の発明のように、ステム部材が挿入されるステム凹部は、ヘッドボデーのみに形成されていても良いし、ステム部材の下端部が挿入されるように、インジェクタボデーにも形成されても良い。ただし、ステム部材の下端部がインジェクタボデーのステム凹部に固定された場合、その固定部分で気密性(液密性)が確保できるので、ヘッドボデーにおいて、厳格な気密性を確保しなくとも済む。
請求項6記載の発明によれば、インジェクタボデーの一端部は、ヘッドボデーに当接する第2端面、及び第2端面の少なくとも周縁部に設けられて第2端面から突出する周縁突出部、を有し、ヘッドボデーは、インジェクタボデーの第2端面と面接触する下面と、その下面に設けられ、周縁突出部に対応する形状で窪んで形成された保持面と、を有するベース部を備える。従って、インジェクタボデーの周縁突出部とヘッドボデーの保持面の窪みとが、ヘッドボデーをインジェクタボデーに接続する際のガイドとしての役割を果たし、軸ずれを防止することができる。
請求項7記載の発明によれば、ヘッドボデーのステム凹部内に雌螺子構造を有し、ステム部材がこの雌螺子構造に対応する雄螺子構造を有して、ヘッドボデーに対して螺着固定される。これにより、ステム部材の気密性を確保することができるとともに、ステム部材が容易に交換可能となる。
請求項8記載の発明によれば、ステム部材の上端部がベース部の上面付近に配置されるので、ステム部材の上端部とベース部の上面とがほぼ面一となり、ステム部材の変位検出手段に対する電気配線の取り回しを容易に行うことが可能になる。
請求項9記載の発明によれば、インジェクタボデーとヘッドボデーとがナット部材により締結されるので、ヘッドボデーをインジェクタボデーに強固に結合することができるとともに、その交換も容易となる。
請求項10記載の発明によれば、ヘッドボデーのベース部の表面付近に、ヘッドボデー内部に配置された導電部材に電気的に接続された複数のターミナルを備え、変位検出手段からの電気配線がターミナルに結線される。これにより、変位検出手段の外部との電気的接続ための結線を容易に行うことができる。
請求項11記載の発明によれば、外部のコモンレールから高圧流体が導入される流体導入部、この流体導入部を介して前記高圧流体が供給される流体通路、及び前記流体通路に接続されて前記高圧流体の少なくとも一部を噴射する噴孔、を有するインジェクタボデーと、前記インジェクタボデーとは別体形成されるとともに当該インジェクタボデーにおける前記噴孔とは反対側の一端部の接続面に一体的に固定され、前記高圧流体の圧力を検出する燃圧検出ユニットと、を備え、前記燃圧検出ユニットは、前記高圧流体が導入される導入通路、当該導入通路を介して前記インジェクタボデーの前記流体通路に連通されるとともに前記導入通路を閉鎖するように配置されて前記高圧流体の圧力の作用により歪み変位可能なダイアフラム部、及び前記ダイアフラム部の変位を検出する変位検出手段を有して構成されていることを特徴とする。
これによれば、燃圧検出ユニットをインジェクタボデーに固定する前に、燃圧検出ユニット単体で変位検出手段の動作チェックを行えるので、その段階で変位検出手段が不適格か否かを判別することができる。そして、適格と判断されたものをインジェクタボデーに対して固定させることができるため、燃料噴射装置を完成させる前に、変位検出手段が原因となる燃料噴射装置の歩留まり低下を抑制できる。よって、生産性の向上を実現可能な圧力検出機能一体型の燃料噴射装置を得ることができる。
また、燃圧検出ユニットをインレットボデーに対して着脱可能に構成することを容易に実現でき、このように構成した場合には、必要に応じて燃圧検出ユニットをインレットボデーから取り外して変位検出手段又はダイアフラム部等を取替えることが可能となる。 請求項12記載の発明によれば、前記燃圧検出ユニットは、前記変位検出手段から出力される電気信号を増幅する回路部品を有することを特徴とする。
これによれば、上述の如く燃圧検出ユニット単体で変位検出手段の動作チェックを行うにあたり、回路部品により増幅された信号に基づき動作チェックを行うことができるので、変位検出手段の動作チェックを効率よく実施できる。また、回路部品に対する動作チェックも同時に行うことができるので、燃料噴射装置を完成させる前に、回路部品が原因となる燃料噴射装置の歩留まり低下を抑制できる。
請求項13記載の発明によれば、前記燃圧検出ユニットは、一端が前記流体通路に連通され他端が閉鎖されて前記ダイアフラム部を形成する有底筒状のステム部材を有し、前記ステム部材を前記インジェクタボデーの前記一端部に取り付けることで、前記燃圧検出ユニットを前記インジェクタボデーに支持させていることを特徴とする。
このようにステム部材をインジェクタボデーに直接取り付けることが、燃圧検出ユニットを前記インジェクタボデーに支持させる具体例として挙げられる。
請求項14記載のように、上述した圧力検出装置一体型の燃料噴射装置は、蓄圧式燃料噴射装置システムに用いて好適である。
本発明の第1の実施形態に係る圧力センサ一体型燃料噴射装置をコモンレースシステムに取り付けた構成の概略図である。 第1の実施形態に係る圧力センサ一体型燃料噴射装置の断面図である。 第1の実施形態に係るヘッドボデーの拡大断面図である。 図3の矢印方向からの上視図である。 (a)は第1の実施形態に係るステム部材の平面図、(b)は(a)のB−B断面図である。 (a)は第1の実施形態に係る圧力センサの製造方法を示す断面図である。 第2の実施形態に係るヘッドボデーの拡大断面図である。 図7の矢印方向からの上視図である。 第3の実施形態に係る燃圧検出ユニットの拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態による燃料噴射装置について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施形態においては、燃料噴射装置が、ディーゼル機関に搭載される蓄圧式燃料噴射装置に用いられるインジェクタ(燃料噴射弁)に適用されている。
(第1の実施形態)
図1は、ディーゼル機関を含む蓄圧式燃料噴射装置100の全体構成図である。図2は、本実施形態に係るインジェクタ2を示す断面図である。以下、本実施形態による蓄圧式燃料噴射装置100を図面を参照しつつ説明する。
図1に示されるように、燃料タンク102から汲み上げられた燃料は、高圧燃料供給ポンプ(以下、サプライポンプ)103により加圧され高圧状態でコモンレール104に供給される。コモンレール104は、サプライポンプ103から供給される燃料を高圧状態で蓄え、高圧燃料通路(流体導入パイプ)105を介してインジェクタ2のインレットボデーに供給する。インジェクタ2は、例えば自動車等の車両に搭載された多気筒(本実施形態では、4気筒)のディーゼルエンジン(以下、エンジンと呼ぶ)の各気筒ごとに設けられ、コモンレール104内に蓄圧された高圧燃料(高圧流体)を燃焼室内に直接噴射して供給する。また、インジェクタ2は、低圧燃料通路106とも接続されており、低圧燃料通路106を介して燃料タンク102に燃料を戻すことが可能となっている。
電子制御装置(ECU)107は、マイクロコンピュータやメモリ等を備えて構成され、ディーゼル機関の出力の制御を行なう。この制御に際しては、ECU107は、コモンレール104内の燃料圧を検出する燃圧センサ108の検出結果や、ディーゼル機関のクランク軸の回転角度を検出するクランク角センサ109の検出結果、ユーザによるアクセルペダルの操作量を検出するアクセルセンサ110、各インジェクタ2に設けられてインジェクタ内の燃料圧を検出する圧力検出部80等、各種センサの検出結果を取り込み、これら検出結果を参照する。
以下、本実施形態に係るインジェクタ2の構成及び作用効果について、図2を用いて説明する。
インジェクタ2は、着座位置からリフトして噴孔12bを開放する弁体としてのノズルニードル20と、複数の圧電部材117を有し、圧電部材117が電圧の印加を受け伸長することで駆動力を発生する第1及び第2のピエゾアクチュエータ145,146と、駆動力をノズルニードル20の方に伝達し、ノズルニードル20が着座位置からリフトする方向に作用させる駆動力伝達機構と、駆動力伝達機構から駆動力の伝達を受けるとともに、噴孔12bを閉鎖する方向にノズルニードル20を付勢するスプリング35等からなる閉弁機構とを備える(以下の説明では、噴孔12bを開放する方向を開弁方向、噴孔12bを閉鎖する方向を閉弁方向と呼ぶ)。
また、インジェクタ2は、閉弁機構の一部をなす制御ピストン30や環状部材31などを収容する本体部126、駆動力伝達機構の一部をなす第1及び第2ピエゾピストン169,170等を収容するアクチュエータ部128、ノズルニードル20を収容して本体部126の先端側に装着されるノズルボデー12からなり、これらがリテーニングナット14により締め付けられ一体となることで構成されている。
ノズルニードル20は、軸方向に変位してノズルボデー12の先端に設けられた噴孔12bを開閉する。このノズルニードル20の先端部は、テーパ状に設けられ、ノズルボデー12は、ノズルニードル20が噴孔12bを閉鎖するための弁座12aを有する。また、ノズルニードル20の後端部は、ノズルボデーに軸受けされている。このノズルニードル20の後端面は、環状部材31の先端面と面接触しており、ノズルニードル20は、環状部材31から直接的に閉弁方向の付勢力を伝達され、環状部材31と一体となって軸方向に変位する。
なお、ノズルボデー12には、噴孔12bに供給される高圧の燃料が蓄えられる燃料溜り室12c、噴孔12bと燃料溜り室12cとの間を連通するガイド孔、燃料溜り室12cに向かい高圧の燃料が通過する燃料送出路12dが設けられている。
第1及び第2のピエゾアクチュエータ145,146は、図2に示すように、板状の圧電部材117の一方面に導電材を蒸着させて内部電極を形成し、この内部電極を形成した圧電部材117を積層して圧電部材117の積層体をなすとともに、内部電極を一層おきに導通する1対の外部電極143を積層体の側面に配置して構成されている。
そして、圧電部材117に電圧が印加され圧電部材117が軸方向に伸長しようとすることで、第1及び第2ピエゾアクチュエータ145,146に駆動力が発生する。そして、個々の圧電部材117は、印加される電圧(印加電圧)に応じた長さまで伸長する(以下、個々の圧電部材117の伸長により生じた第1及び第2ピエゾアクチュエータ145,146の全体の長さの増加量を伸長量と呼ぶ)。
また、第1及び第2ピエゾアクチュエータ145,146は、筒状部材148の内周側に収容されるとともに、第1及び第2ピエゾピストン169,170を押圧する押圧部材149が配置された状態で、アクチュエータボデー151に収容されている。なお、筒状部材148の先端には弾性膜152が装着され、筒状部材148の内部の気密が保たれている。そして、押圧部材149は、弾性膜152および調整シム153を介して第1及び第2ピエゾピストン169,170を押圧し、第1及び第2ピエゾアクチュエータ145,146に発生した駆動力を第1及び第2ピエゾピストン169,170に伝達する。
駆動力伝達機構は、第1及び第2ピエゾアクチュエータ145,146の駆動力が伝達されて変位する第1及び第2ピエゾピストン169,170を有する。そして、駆動力伝達機構は、これら第1及び第2ピエゾピストン169,170の変位により、燃料圧力を介して、閉弁機構をなす制御ピストン30及び環状部材31に駆動力を伝達するとともに、第1及び第2ピエゾピストン169,170の変位(つまり、第1及び第2ピエゾアクチュエータ145,146の伸長量)を拡大して制御ピストン30及び環状部材31に伝達する。
ここで、第1及び第2ピエゾピストン169,170変位の拡大は、パスカルの原理に基づくものである。すなわち、駆動力伝達機構には、第1及び第2ピエゾピストン169,170により燃料の加圧を受ける第1及び第2ピエゾ加圧室(圧力制御室)171,172、および第1及び第2連通路173,174を介して第1及び第2ピエゾ加圧室171,172の燃料圧力の伝達を受け、この燃料圧力を環状部材31に受圧させる受圧室158が形成されている。そして、第1及び第2ピエゾ加圧室171,172、第1及び第2連通路173,174および受圧室158を通じて、第1及び第2ピエゾピストン169,170の変位が拡大されて環状部材31に伝達される。すなわち、第1及び第2ピエゾピストン169,170の加圧面積と環状部材31の受圧面積との面積比(加圧面積/受圧面積として定義する)に応じて、第1及び第2ピエゾピストン169,170の変位が拡大され、環状部材31に伝達される。なお、環状部材31の受圧面積は、環状部材31の先端面の面積からノズルニードル20の後端面の面積を差し引いた大きさである。
また、環状部材31は、受圧室158を反噴孔側から封鎖するように配置されているので、伝達された駆動力は、環状部材31に対し開弁方向に作用し、伝達された第1及び第2ピエゾピストン169,170の変位、つまり第1及び第2ピエゾアクチュエータ145,146の伸長量は、ノズルニードル20のリフト量に対応する。
なお、第1及び第2ピエゾ加圧室171,172には、第1及び第2ピエゾピストン169,170を第1及び第2ピエゾアクチュエータ145,146の方向に付勢する皿バネ159が収容されている。この皿バネ159は、復元バネとして機能するとともに、圧電部材117に初期荷重を与えて圧電部材117の過伸長による破壊を防止している。なお、復元バネの機能および圧電部材117の破壊を防止する機能を有する部材として、皿バネ159以外に、コイルバネ等を用いることもできる。
閉弁機構は、環状部材31の後端に配置され、環状部材31を閉弁方向に付勢するスプリング35、制御ピストン加圧室163の燃料圧力により、環状部材31に当接して閉弁方向に付勢する制御ピストン30、ノズルニードル20の後端面に面接触し、スプリング35の付勢力および制御ピストン加圧室163の燃料圧力による付勢力をノズルニードル20に伝達する環状部材31を有する。つまり、閉弁機構は、主に、スプリング35の付勢力および制御ピストン加圧室163の燃料圧力による付勢力により、ノズルニードル20を閉弁方向に付勢する。また、閉弁機構は、上記のように、環状部材31が受圧室158の燃料圧力を開弁方向に受けることで、開弁方向に付勢される。
ここで、制御ピストン加圧室163は燃料供給路11bと連通しており、常時、高圧の燃料が供給されている。また、スプリング35を収容するスプリング室11d2には、制御ピストン加圧室163および受圧室158の燃料がリークし、リークした燃料は図示しない低圧流路を介して燃料タンク102に戻される。
次に、インジェクタ2の作動を説明する。まず、ECU107からの制御信号に基づき、第1及び第2ピエゾアクチュエータ145,146に電力が供給されると、圧電部材117に電圧が印加され、第1及び第2ピエゾアクチュエータ145,146が駆動力を発生する。そして、この駆動力により、第1及び第2ピエゾピストン169,170が変位を開始するとともに、第1及び第2ピエゾ加圧室171,172および受圧室158の燃料圧力が加圧される。これにより、駆動力は、環状部材31に伝達され開弁方向に作用するので、環状部材31を開弁方向に付勢する付勢力が強くなる。このため、ノズルニードル20に作用する付勢力のバランスが軸方向において変動し、ノズルニードル20が着座位置からリフトして噴孔12bを開放し、噴射が開始される。そして、ノズルニードル20は、第1及び第2ピエゾアクチュエータ145,146の伸長量に応じたリフト量までリフトし、リフト量に応じた噴射率で噴射を続ける。
その後、ECU107から制御信号の出力が停止され、第1及び第2ピエゾアクチュエータ145,146への電力の供給が停止されると、圧電部材117に印加されていた電圧が放電され、第1及び第2ピエゾアクチュエータ145,146が駆動力の発生を止める。これにより、第1及び第2ピエゾ加圧室171,172および受圧室158の燃料圧力は加圧状態を解除され、環状部材31を開弁方向に付勢する付勢力が弱くなる。このため、ノズルニードル20に作用する付勢力のバランスが軸方向において、再度、変動し、ノズルニードル20が着座位置に下降して噴孔12bを閉鎖し、噴射が終了する。
上述したように、本実施形態によるインジェクタ2は、図2に示すように、駆動力伝達機構が、第1ピエゾアクチュエータ145に発生する駆動力により変位する第1ピエゾピストン169、および第2ピエゾアクチュエータ146に発生する駆動力により変位する第2ピエゾピストン170を有する。すなわち、第1、第2ピエゾアクチュエータ145、146は、アクチュエータボデー151において同列状に別々の筒状部材148の内周側に収容されるとともに、それぞれに押圧部材149が配置されている。そして、第1、第2ピエゾピストン169、170は、各々、弾性膜152および調整シム153を介して押圧部材149により押圧され、第1、第2ピエゾアクチュエータ145、146に発生した駆動力が伝達される。
そして、第1、第2ピエゾピストン169、170は、燃料圧力を介してノズルニードル20に駆動力を伝達する。つまり、駆動力伝達機構は、第1、第2ピエゾピストン169、170により、燃料圧力を介して、環状部材31に駆動力を伝達するとともに、第1、第2ピエゾピストン169、170の変位を拡大して環状部材31に伝達する。すなわち、第1、第2ピエゾピストン169、170により、各々、燃料の加圧を受ける第1、第2ピエゾ加圧室171、172が形成され、第1、第2ピエゾ加圧室171、172の燃料圧力は、各々、受圧室158に通じる第1、第2連通路173、174を介して、環状部材31に伝達される。従って、第1、第2ピエゾアクチュエータ145、146に発生した駆動力および伸長量を、個別に環状部材31に伝達することが可能になる。
このため、第1、第2ピエゾピストン169、170による加圧面積と環状部材31の受圧面積との面積比を、第1ピエゾピストン169と、第2ピエゾピストン170との間で異ならせることができる。この結果、燃料の噴射に関して、以下のような工夫を施すことができる。すなわち、駆動力および伸長量は、パスカルの原理に基づき、上記の面積比(加圧面積/受圧面積)に応じて増減されて伝達される。つまり、駆動力は、この面積比が小さいほど増幅されて伝達され、逆に、伸長量は、この面積比が大きいほど増幅されて伝達される。そこで、噴射開始時のようにノズルニードル20のリフトを開始するために大きな駆動力を必要とする時には、面積比の小さい方のピエゾピストンにより駆動力を伝達させ、確実に、噴孔12bを開放する。また、噴射開始後、要求される噴射量を確保するためノズルニードル20のリフト量を大きくする必要がある時には、面積比の大きい方のピエゾピストンにより伸長量を伝達させ、確実に、ノズルニードル20を大きくリフトさせる。このように、噴射開始時および噴射開始後の各々の目的に適したピエゾピストンの駆動を選択することができる。
なお、上述した例では、環状部材31を開弁方向に駆動するために2組のピエゾアクチュエータ145,146及びピエゾピストン169,170等を設けたが、1組のみ設けても良い。
本実施形態では、図2に示すように、圧力検出部80(図3参照)を備えたヘッドボデー90が、インジェクタボデー(アクチュエータボデー151)の上端部に接続固定されている。
インジェクタボデーには、コモンレール104の分岐管に接続される高圧配管(図1参照)が液密に連結する第1継手部11fと、低圧燃料通路106に液密に連結されて燃料を燃料タンク102へ戻す第2の継手部11tが設けられている。この第1の継手部11fは、コモンレール104から供給された高圧燃料を導入する入口である流体導入部21と、流体導入部21から導入された高圧燃料を燃料供給路11bへ導く燃料導入路11cとを有し、燃料導入路11c内部には、バーフィルタ13が配置されている。
インジェクタボデーの第1の継手部11fには、燃料供給路11bへ導く燃料導入路11cが、インジェクタボデーの軸方向に対して所定方向に傾斜して形成されている。取り付け性の観点から、燃料導入路11cは軸方向に対して、45度〜60度程度の傾斜をもって形成されていることが好ましい。そして、第1の継手部11fは、燃料導入路11cから分岐されてインジェクタボデーの軸方向と略平行方向に延出する分岐通路93を有する。つまり、本実施形態では、分岐通路93は、燃料導入路11cを基準に見ると、高圧流体の流れ方向に対して、120度〜135度の折り返し角度を持って燃料導入路11cに接続されている。なお、分岐通路93は、インジェクタボデーの軸方向と略平行方向に延出していることが好ましいが、上記折り返し角度が90度以上になるように、分岐通路93の配置方向を変えても良い。
噴射時と噴射直後において、インジェクタ2から噴射または排出された燃料分、コモンレール104から燃料導入路11cへ燃料が供給される。燃料導入路11c内は高圧であるため、分岐通路93が燃料導入路11cの流体流れ方向に対して90度より小さな角度、つまり順方向に接続されている場合、燃料導入路11c内には新規燃料供給中も常に高圧力が印加されることとなり、噴射時と非噴射時の圧力差が小さくなる。しかしながら、折り返し角度を90度以上とすることで、新規燃料供給中には燃料導入路11c内の高圧流体の移動によって、分岐通路93に充填された高圧燃料に対し、燃料導入路11cとの分岐点(接続点)側に向かって吸引力が発生する。この場合、高圧燃料の圧力低下に対して更に吸引力がその圧力低下の変化方向と同方向に重畳される。このため、噴射時と非噴射時の圧力差を大きくすることができる。
インジェクタボデーの第2の継手部11tには、スプリング室11d2内にリークした低圧燃料などを、低圧配管106を介して燃料タンク102に戻すための燃料逃がし通路(燃料通路)37が設けられている。
第1及び第2ピエゾアクチュエータ145,146は、リード線32及びコネクタ50のターミナルピン51a、51bを介して図示しない電源に接続されている。リード線32は、リード線32よりも剛性が高い保持部材により保持されている。
保持部材は、リード線32の被覆が摩耗するのを抑制するために、金属よりも硬度が低い材料、例えばナイロン等の樹脂よりなる。また、保持部材は、リード線32よりも剛性が高くなるように、形状や厚さ等が設定されている。
リード線32の先端は、インジェクタボデーにおける反ノズル側端部、つまり第1の継手部11fよりも上部の端部にその一部が突出した形で延出される。そして、ターミナルピン51a、51bがモールド形成により一体形成されたコネクタハウジング50をヘッドボデー90の上部から装着することで接合される。
以下に、ヘッドボデー90の構成について、図3の拡大断面図を用いて説明する。ヘッドボデー90は、インジェクタボデーの上端部に接続固定されるが、そのインジェクタボデーの上端部には凹部11hが形成されている。その凹部11hの底面の一部に、インジェクタボデーの燃料導入路11cに連通する分岐通路93の開口部が設けられている。また、インジェクタボデーの上端部の外周には、雄螺子構造が形成されている。
ヘッドボデー90の下面(保持面)92は、インジェクタボデーの上端部端面151b(第1端面)に対応する形状を有している。この保持面92は、インジェクタボデーの上端部端面151bの凹部(第2端面151c)に対応するように、当該保持面92から突出する凸部92aを有している。このため、ヘッドボデー90をインジェクタボデーに接続する際に、インジェクタボデーの凹部及びヘッドボデー90の凸部92aがガイドの役割を果たし、接続時の軸ずれを防止することができる。
ヘッドボデー90には、分岐通路93の開口部と一致するように、保持面92から金属ステム94が取り付けられる内孔95に伸びるヘッド内通路96が形成されている。
このような構造を有するヘッドボデー90は、内周面に雌螺子構造が形成されたリテーニングナット91が、ヘッドボデー90を締め付けつつ、インジェクタボデーに螺合されることにより固定される。インジェクタボデーとヘッドボデー90とがリテーニングナット91により締結されるので、ヘッドボデー90をインジェクタボデーに強固に結合することができるとともに、その交換も容易となる。ヘッドボデー90において、保持面92から、リテーニングナット91に係止される部分までが、ヘッドボデー90のベース部となる。
ヘッドボデー90のベース部には、保持面92の反対側に位置する上面から保持面92に向かって内孔95が形成されている。金属ステム94は、ヘッドボデー90のベース部の上面から内孔95に挿入され、ねじ止め固定されている。つまり、内孔95の内周面には雌螺子構造が形成され、金属ステム94の外周面には雄螺子構造が形成されており、金属ステム94は、ヘッドボデー90に対して螺着固定されている。これにより、金属ステム94の気密性を確保することができるとともに、金属ステム94が容易に交換可能となる。なお、金属ステム94は、図5等を用いて後述するが、ダイアフラム部18nが形成されるとともに、その一面に圧力センサチップ18f及びセラミック基板98などが取り付けられている。
図4に示すように、セラミック基板98における配線とリード線32を結ぶターミナル97が電気的に絶縁された状態で複数設けられており、これにより、圧力センサチップ18fによって検出された圧力信号を外部に出力可能になる。
金属ステム94が内孔95に螺着固定されたとき、金属ステム94の上端部が、ヘッドボデー90のベース部の上面付近に配置されるように、金属ステム94の高さ及び内孔95の深さが設定されている。このように、金属ステム94の上端部がベース部の上面付近に配置されると、金属ステム94の上端部とベース部の上面とがほぼ面一となり、金属ステム94の圧力センサチップ18fの処理回路に対する電気配線の取り回しを容易に行うことが可能になる。
金属ステム(ステム部材)94は、図5(a),(b)に示すように、中空段付円筒形状を成す金属からなり、一端側に薄肉状の平面部からなる圧力検出用のダイアフラム18nを有し、他端側にこのダイアフラム18nへ圧力を導くための圧力検出空間18bを有する。
金属ステム94の外周面には、雄ネジ部が形成されており、一方、ヘッドボデー90の内孔95の内周面には、雄ネジ部と対応した雌ネジ部が形成されている。そして、雄ネジ部と雌ネジ部とがネジ結合することによって、金属ステム94はヘッドボデー90に固定される。
そして、図4,図5に示すように、ダイアフラム18n(センサチップ18f)の外周には、セラミック基板98がヘッドボデー90の平坦部に接着等により配設される。このセラミック基板98には、圧力センサチップ18fの出力を増幅するアンプICチップや特性調整ICチップなどが固定されている。この特性調整ICチップ内には、圧力検出感度データだけでなく、インジェクタの噴射特性データも記憶された不揮発性メモリが含まれている。
金属ステム94が挿入される内孔95には、ヘッド内通路96が接続されている。これにより、流体導入部21から燃料導入路11cへと導入された高圧燃料の一部が、分岐通路93及びヘッド内通路96を介して、圧力検出空間18bに流れ込み、高圧燃料の圧力がダイアフラム部18nに作用する。
金属ステム94のダイアフラム部18nの外面には、図5(a),(b)に示す様に、単結晶Si(シリコン)からなる圧力センサチップ18fが、低融点ガラスにより接合されている。この圧力センサチップ18fは、圧力検出空間18bにより金属ステム94内部に導入された圧力によってダイアフラム18nが変形したときに発生する歪みを検出する歪みゲージとして機能するものである。 以下に、図5(a),(b),及び図6(a)〜(c)を参照して、圧力検出部80について更に詳細に説明する。まず、圧力検出部80の一部をなす金属ステム94の寸法の一例を示すと、円筒の外径は6.5mm、円筒の内径は2.5mm、ダイアフラム部18nの肉厚は、例えば20MPaの測定に際しては0.65mm、200MPaの測定に際しては1.40mmである。ダイアフラム部18nの一面18gに接着された圧力センサチップ18fは、面方位が(100)面であり且つ全体が均一な肉厚の平面形状を成す単結晶シリコン基板18rを有し、その一面が低融点ガラス等よりなるガラス層18kにより、ダイアフラム部18nの一面18gに固定されている。ここで、シリコン基板18rの寸法の一例を示すと、3.56mm×3.56mmの正方形状で、肉厚は0.2mmである。また、ガラス層18kの厚さは0.06mmである。
圧力センサチップ18fには、4個のピエゾ抵抗素子である長方形状のゲージ18mが配設されている。上述のように、(100)面方位を有するシリコン基板18rには、その構造上、<110>結晶軸が相直交して存在する。
4個のゲージ18mは、<110>結晶軸方向の2軸方向に沿ってそれぞれ2個ずつ配置される。すなわち、一対のゲージはその長辺方向をX方向に沿うように配置され、残りの一対のゲージがその短辺方向をY方向に沿うように配置される。さらに、これら4個のゲージ18mは、ダイアフラム部18nの中心Kに対する円周上に配置されている。
また、図示しないが、圧力センサチップ18fには、4個のゲージ18mがブリッジ回路を構成し且つ外部回路と接続するための配線やパッド、さらには保護膜が形成される。圧力センサチップ18fの主な製造工程としては、図6(a)〜(c)に示すように、n型サブウエハ19aに、フォトリソグラフィにより所望のパターンを形成後、ボロン等を拡散させてP+領域19bを形成し、ピエゾ抵抗素子であるゲージ18mを形成する。これに、配線・パッド19c及び配線・パッド19cの絶縁を確保する酸化膜19dを形成し、さらに保護膜を形成する。その後、配線・パッド19c上の保護膜をエッチングすれば、圧力センサチップ18fは完成する。そして、完成したチップ18fは、図5(a),(b)金属ステム94のダイアフラム部18n上に低融点ガラス18kを用いて接着される。
このような構成により、圧力センサチップ18fは、高圧燃料の圧力の作用により変位する(撓む)ダイアフラム部18nの変位を電気的な信号(本実施例では、ピエゾ抵抗素子の抵抗変化に伴うブリッジ回路の電位差)に変換することができる。その電気的な信号が、セラミック基板98の処理回路で処理されて圧力が検出される。なお、処理回路は、圧力センサチップ18f上にモノリシックに作り込まれても良い。
以上のような構成を備えることにより、内部にダイアフラム部18nとダイアフラム部18nの変位を検出する圧力センサチップ18fなどを備えるヘッドボデー90は、インジェクタボデーにおける噴孔12bとは反対側の一端部(上端部)に配置される。このため、インジェクタボデーに固定する前に、ヘッドボデー90単体で圧力センサチップ18fやその処理回路の動作チェックを行うことができる。このため、その段階で圧力センサチップ18fや処理回路に異常が生じているか否かを判別することができる。そして、正常と判断されたものをインジェクタボデーに対して固定させることができるため、燃料噴射装置を完成させる前に、圧力センサチップ18fや処理回路が原因となる燃料噴射装置の歩留まり低下を抑制できる。また、ヘッドボデー90は、インジェクタボデーにおけるピエゾ加圧室(圧力制御室)171,172よりも反噴孔側の一端部に接続されて固定されるので、ヘッドボデー90内の圧力検出部80に接続される信号線の取り回しを容易に行うことができる。これにより、圧力検出部一体型の燃料噴射装置の生産性をさらに向上することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2実施形態による燃料噴射装置について図面を参照しつつ説明する。なお、上述した第1実施形態と同様の構成については、同じ参照番号を付与することにより、詳細な説明を省略する。
上述した第1実施形態では、インジェクタボデーの上端部端面151bに凹部を形成し、ヘッドボデー90の保持面92に凸部92aを形成しつつ、金属ステム94を収納する内孔95を凸部92a内で終端させていた。それに対して、本実施形態では、図7に示すように、金属ステム94が、ヘッドボデー90のベース部を貫通し、インジェクタボデーに螺着固定されるものである。
すなわち、インジェクタボデーの上端部端面151d(第3端面)には、所定深さを有するともに金属ステム94の先端部を収納する凹部11iが設けられている。この凹部11iの内周面には雌螺子構造が形成される。インジェクタボデーの分岐通路93は、その凹部11iの底面から燃料導入路11cまで伸びるように形成されている。
ヘッドボデー90のベース部には、その上面から保持面92に向かって、金属ステム94を挿通可能な貫通孔95aが形成されている。従って、金属ステム94を、ヘッドボデー90のベース部の上面から貫通孔95aに挿入することにより、その先端側に形成された雄螺子構造を用いて、金属ステム94をインジェクタボデーの凹部11iに螺着固定することができる。
なお、本実施形態においても、金属ステム94がインジェクタボデーの凹部11iに螺着固定されたとき、金属ステム94の上端部が、ヘッドボデー90のベース部の上面付近に配置されるように設定されている。このため、金属ステム94の圧力センサチップ18fの処理回路に対する電気配線の取り回しを容易に行うことが可能になる。
第1、第2実施形態にて示したように、金属ステム94が挿入される凹部は、ヘッドボデー90のみに形成されていても良いし、金属ステム94の下端部が挿入されるように、インジェクタボデーにも形成されても良い。ただし、金属ステム94の先端部がインジェクタボデーの凹部11iに固定された場合、その固定部分で気密性(液密性)が確保できるので、ヘッドボデー90において、厳格な気密性を確保しなくとも済む。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3実施形態による燃料噴射装置について図面を参照しつつ説明する。なお、上述した第1実施形態と同様の構成については、同じ参照番号を付与することにより、詳細な説明を省略する。
上述した第1実施形態では、インジェクタボデー(アクチュエータボデー151)の上端部にヘッドボデー90を脱着可能に接続し、そのヘッドボデー90に、圧力検出部80を構成する金属ステム94等を取り付けている。つまり、ヘッドボデー90、金属ステム94及び圧力センサチップ18fを一体に組み付けてユニット化し、そのユニットをインジェクタボデー151に脱着可能に取り付けている。
これに対し本実施形態では、ヘッドボデー90を廃止して、金属ステム94及び圧力センサチップ18fから燃圧検出ユニット940を構成している。以下、図9を用いて燃圧検出ユニット940の構成について詳細に説明する。
インジェクタボデー151のうち噴孔と反対側の一端部には、反噴孔側に突出する凸部151a(第3端面151d)が形成されており、この凸部151aに形成された挿入穴に金属ステム94を挿入して取り付けている。具体的には、金属ステム94の外周面には雄螺子94aが形成されており、挿入穴の内周面に形成された雌螺子に雄螺子94aを締結することで、インジェクタボデー151の凸部151aに金属ステム94を螺子締結している。
金属ステム94を凸部151aに締結した状態では、圧力検出空間18bは、分岐通路93と連通し、高圧燃料の圧力がダイアフラム部18nに作用することとなる。この分岐通路93は、燃料導入路11cの途中から、インジェクタの軸中心へ向うよう斜め上方へ分岐し、上記凸部151aの挿入穴の底部に連通するものである。また、ダイアフラム部18nの上側(反噴孔側)の面には、第1実施形態と同様の圧力センサチップ18fが取り付けられている。
金属ステム94には、金属製のベース部材941が固定されている。このベース部材941は、底部および外周壁にて構成された槽状の部材である。そして、その底部には貫通孔が形成され、この貫通孔に金属ステム94が挿入固定される。これにより、上述した圧力センサチップ18fを取り付けているダイヤフラム部18nの上側の面が、槽状のベース部材941を構成する上記底部および外周壁の内部空間(以降、収容空間941aと呼称する)へ露出することとなる。また、ベース部材941の底部上面には、第1実施形態と同様のセラミック基板98が取り付けられている。セラミック基板98は、圧力センサチップ18fとワイヤWで電気接続(ワイヤボンディング)されるとともに、圧力センサチップ18fの出力を増幅するアンプICチップや特性調整ICチップ等の回路部品を有している。これにより、上述したベース部材941の収容空間941aには、セラミック基板98及び圧力センサチップ18fが収容される。なお、ベース部材941の収容空間941aの上方開口部は、樹脂製の蓋部材942により閉塞されている。
金属ステム94及びベース部材941は、インジェクタボデー151の凸部151aとともに樹脂製のハウジング51cにより覆われている。このハウジング51cは、コネクタ50の端子51a,51bを収容するコネクタハウジングとして機能する。なお、端子51aはセラミック基板98と接続され、端子51bは、ピエゾアクチュエータ145,146へ電力供給するためのリード線32と接続されている。ハウジング51cは、金属ステム94及びベース部材941と一体化させて燃圧検出ユニット940の一部を構成するようにしてもよいし、燃圧検出ユニット940とは別にインジェクタボデー151に対して脱着可能に組み付けるように構成してもよい。
上述した金属ステム94とインジェクタボデー151との螺子結合により、燃圧検出ユニット940はインジェクタボデー151に支持されている。また、ベース部材941は金属ステム94に固定され、セラミック基板98はベース部材941の底部に固定されている。そして、金属ステム94をインジェクタボデー151から取り外すことで、燃圧検出ユニット940はインジェクタボデー151から取り外すことができるよう構成されている。つまり、燃圧検出ユニット940は、金属ステム94の螺子結合によりインジェクタボデー151に対して脱着可能に取り付けられている。
以上により、燃圧検出ユニット940を、インジェクタボデー151に対して脱着可能に取り付けているので、インジェクタボデー151に固定する前に、燃圧検出ユニット940単体で圧力センサチップ18fやその処理回路の動作チェックを行うことができる。このため、その段階で、圧力センサチップ18fや処理回路に異常が生じているか否かを判別することができる。そして、正常と判断されたものをインジェクタボデー151に対して取り付けて固定させることができるため、燃料噴射装置を完成させる前に、圧力センサチップ18fや処理回路が原因となる燃料噴射装置の歩留まり低下を抑制できる。
また、燃圧検出ユニット940は、インジェクタボデー151におけるピエゾ加圧室(圧力制御室)171,172よりも反噴孔側の一端部に接続されて固定されるので、燃圧検出ユニット940内のセラミック基板98に接続される信号線の取り回しを容易に行うことができる。これにより、圧力検出部一体型の燃料噴射装置の生産性をさらに向上することができる。
さらに、燃料導入孔11cから分岐する分岐通路93を、インジェクタボデー151の軸中心に向け、斜め上方に形成している。これにより、分岐通路93の開口端がインジェクタボデー151の軸中心に開口するため、燃料検出ユニット940は、インジェクタボデー151の反噴孔側の一端部に、その軸中心付近に配置可能となる。よって、燃料検出ユニット940の取付位置が、インジェクタボデー151の外周に設けられることがないため、インジェクタ径方向へ張出すことを抑制でき、インジェクタが全体として占める空間が無用に増大することを防止できる。
2…インジェクタ、11b…燃料供給路、11c…燃料導入路、11f…継手部、12…ノズルボデー、12a…弁座、12b…噴孔、12c…燃料溜り室、12d…燃料送出路、13…バーフィルタ、14…リテーニングナット(リテーナ)、18b…圧力検出空間、18f…圧力センサ、18k…ガラス層、18m…ゲージ、18n…ダイアフラム部、18r…シリコン基板、19c…配線・パッド、19d…酸化膜、20…ノズルニードル、30…制御ピストン、31…環状部材、35…スプリング、37…燃料通路、50…コネクタ、51a、51b…ターミナルピン、80…圧力検出部、90…ヘッドボデー、93…分岐通路、94…金属ステム、95…内孔、98…セラミック基板、102…燃料タンク、103…高圧燃料ポンプ、104…コモンレール、105…高圧燃料通路、106…低圧燃料通路、107…電子制御装置(ECU)、108…燃圧センサ、109…クランク角センサ、110…アクセルセンサ

Claims (14)

  1. 外部のコモンレールから高圧流体が導入される流体導入部、この流体導入部を介して前記高圧流体が供給される流体通路、及び前記流体通路に接続されて前記高圧流体の少なくとも一部を噴射する噴孔、を有するインジェクタボデーと、
    前記インジェクタボデーとは別体形成されるとともに当該インジェクタボデーにおける前記噴孔とは反対側の一端部の接続面に一体的に固定されたヘッドボデーと、
    前記ヘッドボデー内に配置され前記高圧流体が導入される導入通路と、
    前記ヘッドボデー内に配置され、前記導入通路を閉鎖するように前記インジェクタボデーの前記流体通路に連通されて前記高圧流体の圧力の作用により歪み変位可能なダイアフラム部、及び前記ダイアフラム部の変位を検出する変位検出手段を有する圧力検出部と、を備えることを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 前記噴孔を開閉するノズルニードルと、
    前記ノズルニードルのインジェクタボデー軸方向の移動を制御するアクチュエータと、
    前記流体通路から前記高圧流体の一部が供給され、前記アクチュエータの動作によって前記高圧流体が充填又は排出されるとともに、充填された前記高圧流体の圧力の作用によって前記ノズルニードルを閉弁方向に付勢する力を発生する制御ピストンにより前記ノズルニードルを閉弁方向に付勢する圧力制御室と、が前記インジェクタボデー内に配置され、
    前記ヘッドボデーが、前記インジェクタボデーにおける前記圧力制御室よりも反噴孔側の一端部に接続されることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置。
  3. 前記インジェクタボデーの前記一端部は、前記ヘッドボデーに当接する第1端面、前記第1端面に設けられて前記第1端面から所定深さを有する凹部、及び前記凹部の所定位置に形成され前記流体通路に連通される分岐通路を有し、
    前記ヘッドボデーは、前記インジェクタボデーの前記第1端面に対応する形状を有する保持面、前記保持面に設けられて前記保持面から前記凹部に対応する形状で突出する凸部、及び前記インジェクタボデーの前記分岐通路に対応する位置に形成されたヘッド内通路を有するベース部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料噴射装置。
  4. 前記ヘッドボデーのベース部は、
    前記保持面とは反対側に位置する上面と、
    前記上面から前記保持面に向かって形成されるとともに、その底部から前記インジェクタボデーに向かって連通路が形成されたステム凹部と、
    前記ステム凹部内に挿入され、一端が閉鎖されて前記ダイアフラム部を構成し、他端が前記連通路に開口する筒状のステム部材と、を有し、
    前記ステム凹部が前記上面から凸部内に至る深さで形成され、前記ステム部材の端部が前記凸部内に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の燃料噴射装置。
  5. 前記ヘッドボデーのベース部は、
    前記保持面とは反対側に位置する上面と、
    前記上面から前記保持面に向かって形成された貫通孔と、
    前記貫通孔内に挿入され、一端が閉鎖されて前記ダイアフラム部を構成し、他端が前記ヘッド内通路をなすように開口する筒状のステム部材と、を有し、
    前記インジェクタボデーの前記一端面は、前記貫通孔に連続するように形成されたステム凹部を有し、
    前記ステム部材の少なくとも下端部が前記インジェクタボデー内に突出配置されて、前記ステム部材が前記インジェクタボデーに固定されていることを特徴とする請求項3に記載の燃料噴射装置。
  6. 前記インジェクタボデーの前記一端部は、前記ヘッドボデーに当接する第2端面、及び前記第2端面の少なくとも周縁部に設けられて前記第2端面から突出する周縁突出部、を有し、
    前記ヘッドボデーは、前記インジェクタボデーの第2面と面接触する下面と、前記下面に設けられ、前記周縁突出部に対応する形状で窪んで形成された保持面と、を有するベース部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料噴射装置。
  7. 前記ステム凹部内に雌螺子構造を有し、前記ステム部材がこの雌螺子構造に対応する雄螺子構造を有して、前記ヘッドボデーに対して螺着固定されていることを特徴とする請求項4に記載の燃料噴射装置。
  8. 前記インジェクタボデーの前記一端部は、前記ヘッドボデーに当接する第3端面、前記第3端面に設けられて前記第3端面から所定深さを有するともに雌螺子構造を有するステム凹部、及び前記ステム凹部の所定位置から前記流体通路に至るように連通される分岐通路を有し、
    前記ステム凹部に挿入され、一端が閉鎖されて前記ダイアフラム部を構成し、他端が前記ヘッド内通路をなすように開口する筒状のステム部材を有し、
    前記ヘッドボデーは、前記インジェクタボデーの前記第3端面に対応する形状を有する保持面、及び前記保持面に設けられてステム凹部に対応する位置に形成されるステム貫通穴を有するベース部を有し、
    前記ステム部材の少なくとも一部が前記ステム貫通孔を貫通して、前記ステム部材の上端部が前記ベース部の上面付近に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料噴射装置。
  9. 前記インジェクタボデーと前記ヘッドボデーとがナット部材により締結されて固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載の燃料噴射装置。
  10. 前記ヘッドボデーのベース部における表面付近に、互いに電気的に絶縁されて配置されるとともに前記ヘッドボデーの内部に配置される導電部材に電気的に接続された複数のターミナルを備え、
    前記変位検出手段からの電気配線が前記ターミナルに結線されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れかに記載の燃料噴射装置。
  11. 外部のコモンレールから高圧流体が導入される流体導入部、この流体導入部を介して前記高圧流体が供給される流体通路、及び前記流体通路に接続されて前記高圧流体の少なくとも一部を噴射する噴孔、を有するインジェクタボデーと、
    前記インジェクタボデーとは別体形成されるとともに当該インジェクタボデーにおける前記噴孔とは反対側の一端部の接続面に一体的に固定され、前記高圧流体の圧力を検出する燃圧検出ユニットと、を備え、
    前記燃圧検出ユニットは、前記高圧流体が導入される導入通路、当該導入通路を介して前記インジェクタボデーの前記流体通路に連通されるとともに前記導入通路を閉鎖するように配置されて前記高圧流体の圧力の作用により歪み変位可能なダイアフラム部、及び前記ダイアフラム部の変位を検出する変位検出手段を有して構成されていることを特徴とする燃料噴射装置。
  12. 前記燃圧検出ユニットは、前記変位検出手段から出力される電気信号を増幅する回路部品を有することを特徴とする請求項11に記載の燃料噴射装置。
  13. 前記燃圧検出ユニットは、一端が前記流体通路に連通され他端が閉鎖されて前記ダイアフラム部を形成する有底筒状のステム部材を有し、
    前記ステム部材を前記インジェクタボデーの前記一端部に取り付けることで、前記燃圧検出ユニットを前記インジェクタボデーに支持させていることを特徴とする請求項12に記載の燃料噴射装置。
  14. 請求項1乃至請求項13の何れかに記載の燃料噴射装置を用いた蓄圧式燃料噴射装置システムであって、
    燃料タンクから汲み上げられた燃料を加圧して送出する高圧燃料ポンプと、
    前記高圧燃料ポンプから供給される燃料を高圧状態で蓄えるコモンレールと、
    複数の前記燃料噴射装置と、
    前記コモンレールからの燃料を前記燃料噴射装置の各々の前記流体通路に導入する前記流体導入パイプと、
    前記燃料噴射装置の各々から排出される低圧燃料を前記燃料タンクへ戻す低圧燃料通路と、
    各々の前記燃料噴射装置の前記変位検出手段からの信号を受けるとともに、前記噴孔を開閉するノズルニードルの移動を制御するアクチュエータを駆動する信号を出力する電子制御装置と、を備えることを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置システム。
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