JP5183948B2 - 熱交換装置 - Google Patents
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Description
前記第1の熱交換部と前記第2の熱交換部を、温度環境の異なる場所に配置し、かつ前記第1の熱交換部及び第2熱交換部を、前記各熱交換部への前記液体の出入り口に高低差が生じるように設置し、
前記第1の熱交換部及び第2熱交換部は、複数の細管と、前記複数の細管の上端部と下端部で接続された上部および下部に一時収容部とを備え、
前記上部および下部の一時収容部はそれぞれ前記液体循環路に接続されて、前記第1および第2の熱交換部内の前記液体は、外部環境の温度変動によってそれぞれ一方向に移動することで、前記液体が自然対流により前記液体循環路を循環することを特徴とする。
また、細管23を用いることにより、外部環境温度と内部液体との接触面積を増やすことが可能となり、熱交換効率を向上させることが可能となる。また、細管23の径が大きいと、細管23の内部で上下の対流が発生してしまうので、細管の径はあまり大きくしない方が好ましい。
本発明の他の態様にかかる熱交換装置は、前記複数の細管は平面上に並行配置されるとともに、前記上部および下部の一時収容部は、前記複数の細管の上端と下端が接続された一時滞留管であることを特徴とする
本発明の他の態様にかかる熱交換装置は、前記複数の細管は、内部で対流が発生しない程度の径であることを特徴とする。
本発明の他の態様にかかる熱交換装置は、前記複数の細管が、管径18mm以下の銅管からなることを特徴とする。
本発明の他の態様にかかる熱交換装置は、前記複数の細管が、管径5mm以下の銅管からなることを特徴とする。
本発明の他の態様にかかる熱交換装置は、さらに、前記第1の熱交換部及び第2の熱交換部が、熱伝導性に優れる材料で構成され、該熱伝導性に優れた材料を介して外部の熱エネルギーを前記液体に伝えて吸熱し、又は前記液体の熱エネルギーを外部に放熱し、該吸熱または放熱に伴い発生する前記液体の温度差による対流により、該液体を一方向に移動させることを特徴とする。
これらの態様によれば、熱交換媒体である液体を熱伝導率の高い熱交換部を通過させるだけで熱交換が可能であり、熱交換に伴う温度差による自然対流のみで熱交換動作を繰り返すことができ、他の駆動源を必要としない。
熱交換面積が大きくなり、効率的な熱交換が可能となる。
図2を用いて本発明の第1の実施例を説明する。図2は、本発明の第1の実施例にかかる簡易型(可搬型、又は移動型)の熱交換装置20を示している。図2(a)は、本発明の一実施例にかかる熱交換装置20を用いて、廃棄農薬液から吸熱して地中に放熱し、化学反応により廃棄農薬液が高温になるのを防止している例を示している。図2(b)は、熱交換装置20の第1及び第2の熱交換部21、22の内部構造を示す断面図である。
図では示していないが、矩形状の配管とすることも、横断面が歯車状または星形の形状となるような山と谷を細管23の長手方向に伸びるように設けて、外部環境との接触表面積を増やすようにすることもできる。
また、上述のような山部と谷部を外部環境との接触面側だけに設けることもできる。
図3に、本発明の第2の実施例にかかる熱交換装置30を示す。第2の実施例では、家の屋根35に第1の熱交換部31が設置され、地中41に第2の熱交換部32が設置されている。
第2の熱交換部32により温められた液体は、細管31b内を自然滞留により上昇して一時滞留管32aに移動する。このようにして自然対流により温められた液体13bが細管32bから一時滞留管32aに順次送り込まれることにより、一時滞留管32a内の温められた液体13bは、第1の循環路34に押し出される。これにより、温められた液体13bは第1の循環路34を介してから第1の熱交換部31まで押し上げられる。温められた液体13bは、第1の熱交換部31において放熱して再び0℃近くまで冷却される。冷却された液体13aは再び第2の循環路35を通じて第2の熱交換部32に送られて、同様の熱交換を順次繰り返す循環が実行される。このようにして、冬場は、図4(b)に示すように、自然対流による反時計方向の液体の循環により、熱交換を繰り返す。これにより、冬場は、屋根裏に設けられた第1の熱交換部31において、地熱により温められた15℃前後の液体の熱エネルギーを放熱させることにより、屋根裏を暖めることが可能となる。
12、22、32:第2の熱交換部
12a:温水
12b:冷水
13 :液体
14、24、34:第1の循環路
15、25、35:第2の循環路
20 :第1の実施例にかかる熱交換装置
23、31b、32b:細管
26〜29:一時収容部
30 :第2の実施例にかかる熱交換装置
31a、31c、32a、32c:一時滞留部
41 :地中
42 :農薬液
Claims (13)
- 内部に熱交換媒体となる液体が充填されており、断熱性の高い材料からなる液体循環路により接続されている第1の熱交換部と第2の熱交換部とを備えた熱交換装置であって、
前記第1の熱交換部と前記第2の熱交換部を、温度環境の異なる場所に配置し、かつ前記第1の熱交換部及び第2熱交換部を、前記各熱交換部への前記液体の出入り口に高低差が生じるように設置し、
前記第1の熱交換部及び第2熱交換部は、複数の細管と、前記複数の細管の上端部と下端部で接続された上部および下部に一時収容部とを備え、
前記上部および下部の一時収容部はそれぞれ前記液体循環路に接続されて、前記第1および第2の熱交換部内の前記液体は、外部環境の温度変動によってそれぞれ一方向に移動することで、前記液体が自然対流により前記液体循環路を循環することを特徴とする熱交換装置。 - 前記複数の細管は、外周の細管と内部の細管からなるとともに、前記内部の細管は前記外周の細管よりも細いことを特徴とする請求項1に記載の熱交換装置。
- 前記複数の細管は平面上に並行配置されるとともに、前記上部および下部の一時収容部は、前記複数の細管の上端と下端が接続された一時滞留管であることを特徴とする請求項1に記載の熱交換装置。
- 前記複数の細管は、内部で対流が発生しない程度の径であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱交換装置。
- 前記複数の細管は、管径18mm以下の銅管からなることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱交換装置。
- 前記複数の細管は、管径5mm以下の銅管からなることを特徴とする、請求項1〜4に記載の熱交換装置。
- 前記第1の熱交換部及び第2の熱交換部は、
熱伝導性に優れる材料で構成され、該熱伝導性に優れた材料を介して外部の熱エネルギーを前記液体に伝えて吸熱し、又は前記液体の熱エネルギーを外部に放熱し、該吸熱または放熱に伴い発生する前記液体の温度差による対流により、該液体を一方向に移動させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の熱交換装置。 - 前記第1の熱交換部及び第2の熱交換部が、前記液体の通路を、前記交換部への入口から出口までの高低差が一方向に変化するように維持しつつ前記液体と接触する熱交換面積を大きくするように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の熱交換装置。
- 前記第1及び第2の熱交換部は、前記液体を、熱伝導性に優れる材料からなる複数の細管を通過させることにより熱交換を行うことを特徴とする請求項8に記載の熱交換装置。
- 前記細管は、外面及び内面に皴状の凹凸を備えることを特徴とすることを特徴とする請求項9に記載の熱交換装置。
- 前記細管は、長手方向に伸びる複数の谷部及び山部を備えることを特徴とする請求項10に記載の熱交換装置。
- 前記第1の熱交換部を大気中に設置し、前記第2の熱交換部を地中に設置したことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の熱交換装置。
- 前記第1及び第2の熱交換部を小型化し、前記循環路を可撓性材料で構成し、設置場所を移設可能であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の熱交換装置。
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