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JP5157528B2 - 撮影装置 - Google Patents

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JP5157528B2 JP2008051732A JP2008051732A JP5157528B2 JP 5157528 B2 JP5157528 B2 JP 5157528B2 JP 2008051732 A JP2008051732 A JP 2008051732A JP 2008051732 A JP2008051732 A JP 2008051732A JP 5157528 B2 JP5157528 B2 JP 5157528B2
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Description

本発明は、撮影装置に関する。
従来、撮影を行った際の撮影ポイントに基づいて撮影画像を分類し、分類別撮影量を求めて現在のポイント付近での撮影量が適切であるかを報知する機能や、現在のポイントに属する分類を特定して現在ポイント付近で撮影した撮影済み画像を参照画像として案内する機能を備えるカメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。そのような、機能を搭載することで、場所や時間帯毎に撮影量のバラツキを平準化したり、同じ場所で同じような画像を不必要に何枚も撮影してしまうのを防止するようにしている。
特開2005−84094号公報
ところで、撮影された画像を後日整理する場合、日時が経過していると撮影時に注目を引いたシーンなどを忘れてしまう場合があり、そのような画像を分類したり検索したりするのが面倒になる。しかし、上述したカメラでは、単に撮影枚数の多寡や有無の評価をして報知するだけであって、このような後日の分類や検索に利用することはできない。
請求項1の発明による撮影装置は、被写体像を撮像して画像情報を出力する撮像装置と、撮影条件を所定範囲内において設定するためのカメラ操作部と、ユーザによる撮影指示操作が行われるレリーズ操作部と、撮影指示操作による撮影の前に、所定範囲の限界においてカメラ操作部の更なる過剰操作が行われると、過剰操作時の撮影シーンに対する撮影者の注目度情報を生成する生成部と、撮影指示操作による撮影が行われると、撮影により得られた画像情報に注目度情報を付加して記録媒体に記録する制御部とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の撮影装置において、生成部は、撮影条件が限界となってからその限界を離れるまでに行われた過剰操作に基づいて一つの注目度情報を生成し、撮影指示操作が行われるまでに生成部により生成された注目度情報を、順に記憶する記憶部を備え、制御部は、撮影指示操作による撮影が行われると、その撮影により得られた画像情報に記憶部に記憶された注目度情報を付加して記録媒体に記録するとともに、その記録の後に記憶部に記憶された注目度情報を消去することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の撮影装置において、レリーズ操作部は、半押し操作と、撮影指示操作のための全押し操作とを行うことができるレリーズボタンであって、レリーズボタンの全押し操作の前に、所定範囲の限界においてカメラ操作部の更なる過剰操作または半押し操作が行われると、過剰操作時または半押し操作時の撮影シーンに対する撮影者の注目度情報を生成するようにしたものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の撮影装置において、注目度情報は、撮影シーンに対する撮影者の注目度を表す度合いを少なくとも含むことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3に記載の撮影装置において、所定範囲の限界における過剰操作、または半押し操作の回数に応じて、度合いを異なる値に設定するようにしたものである。
請求項6の発明は、請求項3または5に記載の撮影装置において、過剰操作時または半押し操作時に撮像装置により撮像された画像情報に基づく参考画像を、注目度
情報として生成するようにしたものである。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の撮影装置において、撮影装置の位置を検出する現在位置検出装置を備え、生成部は、現在位置検出装置で検出された位置を含む注目度情報を生成し、制御部は、注目度情報に含まれる位置と、撮影指示操作による撮影時に現在位置検出装置で検出される位置との差が所定閾値より小さい場合に、画像情報への注目度情報の付加を行うようにしたものである。
請求項8の発明による撮影装置は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の撮影装置において、ズーム倍率を設定するズーム操作部と、撮影指示操作による撮影の前にズーム操作部が操作されると、その時のズーム倍率に応じて撮影シーンに対する撮影者の注目度情報を生成する生成部と、撮影指示操作による撮影が行われると、その撮影により得られた画像情報に注目度情報を付加して記録媒体に記録する制御部とを備えたことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれか一項に記載の撮影装置において、撮影により得られた画像情報に基づく画像を表示する表示装置と、表示装置に表示された画像を拡大表示させる拡大表示操作部と画像が最大倍率により拡大表示されているときに、拡大表示操作部による更なる拡大表示操作が行われると注目度情報を生成する第2の生成部とを備え、表示装置に表示されている画像の画像情報に、第2の生成部により生成された注目度情報を付加して記録媒体に記録するようにしたものである。
本発明によれば、撮影者の注目度に応じた注目情報が画像情報に付加されるので、撮影後の分類や検索が従来よりも容易となる。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は本発明による撮像装置の一実施の形態を示す図であり、デジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。撮像装置は、撮像光学系1、撮像素子2、AFE(Analog Front End)3、画像処理回路4、CPU5、DRAM6、フラッシュメモリ7、表示用LCD8、LCD駆動回路9、操作部10、メモリカードスロット11、姿勢検出装置13、GPS装置14、メインバス15、ROM16を備えている。また、メモリカードスロット11には、不揮発性記憶媒体であるメモリカード12が着脱可能に装着されている。操作部10には、後述するレリーズボタン100、ズームボタン102、セレクトボタン104、メニューボタン106等の操作部材が設けられている。
撮影光学系1を通過した被写体光は、撮像素子2上に結像される。撮影光学系1は、ズーム光学系を有している。撮像素子2にはCCDセンサやCMOSセンサなどのエリアセンサが用いられ、被写体像の明るさに応じた光電変換信号(撮像信号)を出力する。AFE3は、CDS(相関二重サンプリング)回路、AGC(オートゲインコントロール)回路およびADC(アナログ・デジタル変換回路)、タイミングジェネレータを含む。各回路には、タイミングジェネレータからのタイミング信号がそれぞれ供給される。
CDS回路は画像信号の低周波ノイズ低減処理を行う。AGC回路はゲインを調整することにより撮像信号のレベル調整を行う。アナログ処理された画像信号はADCによりデジタル信号に変換され、画像処理回路4に入力される。画像処理回路4は、デジタル信号を処理する回路であって例えばASICとして構成される。画像処理回路4は、AFE3から出力されたデータに対して、ホワイトバランス(WB処理)、階調補正処理、色補正処理、フォーマット変換、圧縮処理等を施す。
操作部10に設けられたレリーズボタン100が全押しされると撮影処理が実行され、画像処理回路4により生成された画像データは、カメラに内蔵されたフラッシュメモリ7や、メモリカードスロット13に装着されたメモリカード14に記録される。カメラボディの背面に設けられた表示用LCD8は、撮像画像のスルー画表示、メモリカード12に記録された画像データの再生表示、各種設定画面の表示などに用いられる。表示用LCD8は、LCD駆動回路9によって駆動制御される。
CPU5は、カメラ全体の制御やAF演算等の各種演算処理を行う。操作部10にはレリーズボタン100、ズームボタン102、セレクトボタン104、メニューボタン106が設けられている。図示していないが、操作部10にはこれらのボタンの操作に連動してオンオフする複数のスイッチが設けられており、CPU5は、それらのスイッチの状態を検出し、その検出結果に基づいて各種制御を行う。DRAM6は、画像処理や画像圧縮処理等の処理途中や処理後のデータを一時的に格納するためのバッファメモリとして用いられる揮発性記録媒体である。
図2はデジタルカメラの背面側外観を示す図である。表示用LCD8の右側には、ズームボタン102、セレクトボタン104、メニューボタン106が設けられている。また、カメラボディの上面にはレリーズボタン100が設けられて入る。ズームボタン102の右側の操作部Tを押下するとズームアップし、逆に、左側の操作部Wを押下するとズームダウンする。光学ズーム機能とデジタルズーム機能とをを備え、光学ズームからデジタルズームへとシームレスに移行する構成のデジタルカメラの場合、光学ズームが最大倍率に達した後も操作部Tの押下が継続されると、デジタルズームにより更に倍率が拡大される。
LCD8上に示す矩形枠80a〜80eは、撮影領域内に設定されたAFエリアの位置を示しており、撮影時には、いずれか一つのAFエリア内の被写体にピントが合うように焦点調整が行われる。撮影時のAF制御モードには、自動でAFエリアが選択されるモードと、撮影者がセレクトボタン104を操作してエリアを選択できるモードとがある。後者のモードにおいては、操作部104a〜104bを操作して、AFエリアの選択状態を示すマークを上下左右のAFエリアに移動させることができる。中央の操作部104eは、例えば、後述するメニュー画面で、操作部104a〜104bにより選択した項目の確定をするための確定ボタンである。
メニューボタン106は、各種設定を行うためのメニュー画面をLCD8に表示させるための操作部材である。メニューボタン106を押下すると、メニュー画面がLCD8に表示される。メニュー画面上における各種項目の設定を行う際には、セレクトボタン104の各操作部104a〜104eを用いる。
[注目情報設定の説明]
本実施の形態のデジタルカメラでは、撮影時のカメラ操作、例えば、ズームボタン102によるズーム操作や、レリーズボタン100の半押し操作に基づいて、その撮影シーンや被写体に対する撮影者の注目の度合い(重要度)を自動的に演算し、それを注目度情報として撮影画像データに対して付与する注目情報設定モードを備えている。この注目情報設定モードの設定は、例えば、メニュー画面上で行う。
(ズーム操作による重要度の自動設定)
ズーム操作により重要度を自動的に設定する場合、ズーム量に応じて重要度を付与する。例えば、光学的なズーム倍率が最大で3倍であったとした場合、それらを2段階に分けて、ズーム倍率1〜1.5では重要度を1とし、ズーム倍率1.5〜3では重要度を2とする。さらに、ズーム倍率が3倍に達した後も操作部Tの押下が継続された場合には、重要度を3とする。
なお、光学ズーム機能とデジタルズーム機能とを備え、光学ズームからデジタルズームへとシームレスに移行するデジタルカメラの場合、光学ズームが最大倍率に達した後も操作部Wの押下が継続されると、デジタルズームにより更に倍率が拡大される。その場合には、光学ズームとデジタルズームとを合わせた全体の倍率を数段階に分けて、倍率の小さな段階から順に重要度を割り当てるようにすれば良い。このように、本実施の形態では、ズーム倍率が高ければ高いほど撮影者がその被写体に注目しているものと判断し、重要度を上げるようにしている。なお、ズーム量ではなく、テレ端までズームされたときに重要度を付加するようにしても良い。
(半押し操作による重要度の自動設定)
また、ズーム操作とは別に、レリーズボタン100が全押しされるまでの半押し操作の回数によって重要度を設定するようにしても良い。すなわち、半押し操作が複数回行われるような状況は、慎重な撮影を行うために半押し操作が何回か行われたと判断し、重要度を上げるようにする。例えば、レリーズボタン100が全押しされるまでに半押し操作が一回行われると、その度に重要度が+1だけ加算される。
また、1回目の操作の重要度はゼロとし、2回目以降で順に+1させるようにしても良い。さらに、上述したズーム操作による重要度の設定と、半押し操作による重要度設定とを併用しても良い。なお、ここで設定された重要度データは図1のDRAM6に記憶され、レリーズボタン100が全押しされて撮影が行われると、記憶されていた重要度データはクリアされる。
注目情報としては、上述した重要度の他に次のような情報を含めても良い。ズーム操作終了時における、姿勢検出装置13で検出されるカメラの姿勢(方位、仰角)、GPS装置14で検出されるカメラの現在位置、現在日時、現在時刻、参考画像などがある。参考画像とは、撮像素子2から逐次取り込まれている画像(スルー画と呼ばれる)に基づく画像である。例えば、取り込まれた画像データの解像度を下げたり、画面中央部の画像を切り出すなどの加工を施して参考画像とする。これらの注目情報は上述した重要度と関連付けてDRAM6に一時的に記憶される。
撮像された画像データは、Exif(Exchangeable image file format)形式の画像ファイルとしてメモリカード12に記憶される。Exif形式の画像ファイルに(例えば、JPEGファイル)は、画像データとともに、撮影条件やサムネイルデータ等の付加データがExifデータとして格納される。例えば、注目情報は、このExifデータの一つとして格納される。
図3は注目情報の表示例であり、カメラに設けられたLCD8や、PC(パーソナルコンピュータ)のモニタ上に表示させることができる。図3(a)に示す例は、LCD8やモニタに画像を表示した場合の表示例であり、注目情報の内の重要度が、画像の表示領域の右隅に星マークで示されている。ここでは、重要度が2であって、星マークが2つ表示されている。サムネイル画像を複数表示したときにも、星マークを表示するようにしても良い。
図3(b)は注目情報のみを詳細に表示した場合の表示例であり、注目情報として、日時、位置、画角、方位、仰角、参考画像および重要度が含まれている。この場合、注目情報に参考画像が付属しているので、この注目情報のみで画像の分類や、検索を行うだけでなく、撮影シーンそのものが参考画像から容易に分かる。
(意図した重要度の設定)
上述したズーム操作や半押し操作に応じた重要度の設定においては、撮影者が意図しなくても操作量や操作回数から重要度の設定が自動的に行われるようにした。しかし、このように重要度が自動的に設定されるだけではなく、撮影者が注目すべき撮影シーン(撮影画像)に対して重要度を意図的に設定できるようにしても良い。印象に残った撮影シーンや撮影後に参照したい撮影シーンなど、注目情報を付加したいシーンにおける意図的な設定方法としては、例えば次の得ような方法がある。撮影者は、一旦、ズーム操作のリミット、すなわち、光学ズームのテレ端またはデジタルズームを含めたテレ端までズームアップし、さらに操作部Tを押下する。これはズームアップが目的ではなく、重要度の付加のために行う操作である。
CPU5は、このようなテレ端到達後の更なるズームアップ操作(操作部Wの押下)を検出すると、重要度を設定するとともに上述した注目情報を取得する。この場合、押下の回数や押下の継続時間により重要度の度数(大きさ)を設定する。例えば、押下の回数を重要度の度数とする。そして、重要度とともに上述した注目情報をDRAM6に記憶する。
テレ端における操作部Tの押下による重要度の設定を行ったならば、撮影者はズームボタン102を操作して、その撮影シーンに応じたズーム倍率を設定する。この場合にも、半押し操作の回数に応じて重要度に+1を加算するようにしても良い。このように、意図的に重要度を設定する場合、ズーム量そのものは重要度とは関係ないので、重要度の設定をテレ端ではなくワイド端の検出により行うようにしても良い。
ここでは、ズーム操作におけるリミット(テレ端またはワイド端)において、ズームボタン102の更なる過剰操作が行われた場合に重要度を設定したが、ズームボタン102の過剰操作に代えて、レリーズボタン100の半押し状態が所定時間以上継続された場合に重要度を含む注目情報の設定を行うようにしても良い。その場合、半押し操作の回数で重要度の度数を設定する。
また、他の操作におけるリミットを利用して重要度の意図的な設定を行うようにしても良い。撮影時にマニュアルでAFエリアを選択できるモードにおいては、セレクトボタン104にAFエリア選択操作機能が割り当てられるが、このセレクトボタン104の操作によって重要度を設定するようにしても良い。この場合の設定方法としては、例えば、セレクトボタン104の操作104a〜104dを操作して、AFエリアの選択状態を上下左右端いずれかのAFエリアへ移動させる。すなわち、AFエリアを選択状態をそのリミット移動させる。例えば、操作部104bを操作してAFエリア80cを選択状態とする。
さらに、その状態で操作部104bを押下する。CPU5は、この操作部104bのさらなる押下を検出したら、重要度の設定を行う。この場合も、押下の回数によって重要度の度数を設定する。そして、CPU6は、設定された重要度とともにその他の注目情報をDRAM6にいったん記憶する。その後、撮影動作が行われたならば、CPU5は、撮影により取得された画像データに注目情報(重要度を含む)を付加してフラッシュメモリ7またはメモリカード12に記録する。
(部分領域への重要度の設定)
上述した重要度の設定では、画像全体に対して重要度を設定したが、1枚の画像の特定の部分領域に重要度を付加できるようにしても良い。例えば、図3(a)に示すような撮影シーンにおいて、人物と背景の山とに重要度を付加する場合について説明する。まず、人物をテレ端までズームアップし、重要度に応じた回数だけ操作部Tを押下する。その結果、図4(a)に示すような注目情報(1)が設定され、DRAM5に記憶される。
次いで、いったんズームをワイド側に移動した後に、背景の山をテレ端までズームアップし、重要度に応じた回数だけ操作部Tを押下する。その結果、図4(b)に示すような注目情報(2)が設定され、DRAM5に記憶される。その後、ズーム量を図3(a)の状態に戻して撮影を行うと、画像データに図4(a),(b)に示す注目情報が付与されてフラッシュメモリ7またはメモリカード12に記録される。すなわち、2つの注目情報が画像ファイルのタグ情報に埋め込まれることになる。図4(a),(b)に示した参考画像を参照することで、撮影画像中のどの領域に重要度が付されているかが容易に分かる。
また、画像をLCD8等のモニタ上に表示した場合に、図5の破線L1、L2で示すように、参考画像の枠形状を表示画像上に重畳して表示するようにしても良い。この枠により注目領域が一目で分かる。枠L1,L2の右上に、重要度を示す星マークを表示するようにしても良い。
この部分領域への重要度の設定においても、テレ端ではなくワイド端の検出で重要度設定するようにしても良い。また、ズーム操作ではなく、セレクトボタン104の操作によるAFエリア選択のリミット(上下左右端)を検出して、重要度を設定するようにしても良い。
(注目情報設定動作の説明)
図6は、撮影動作に伴う注目情報設定の一例を説明するフローチャートである。ここでは、ズーム操作によりテレ端またはワイド端を検出した場合に、重要度を設定し注目情報を付与する場合を例に説明する。この動作の処理プログラムはROM16に予め格納されており、CPU5によって実行される。図6に示す処理は、画像撮影を行う撮影モードにカメラが設定されるとスタートする。一般的に、デジタルカメラでは、電源がオンされると撮影可能状態(撮影モード)に入るので、電源オン時にも、図6の処理がスタートする。
ステップS1では、CPU5はズーム位置の検出を行い、その検出データを取得する。ステップS2では、検出されたズーム位置がテレ端またはワイド端であるか否かを判定する。ステップS2においてYESと判定されるとステップS3へ進み、NOと判定されるとステップS6へと進む。ステップS3では、テレ端またはワイド端での操作部T,Wの操作回数に応じて重要度を設定する。次いで、ステップS4において、各種注目情報を取得する。ステップS5では、重要度を含む注目情報をDRAM5に保存する。
ステップS6では、CPU5は、撮影操作、すなわち撮影者によるレリーズボタン100の全押し操作がされたか否かを判定する。ステップS6で撮影操作がされたと判定されるとステップS7へ進み、NOと判定されるとステップS1へ戻る。ステップS1へ戻った場合には、ステップS1からステップS6までの処理が再び行われる。そして、テレまたはワイド端への操作が行われると、図4で説明したような2番目の注目情報(2)がDRAM5に保存される。
一方、ステップS6からステップS7へ進んだ場合には、CPU5は、姿勢検出装置13およびGPS装置14で検出される姿勢および位置を読み込む。ステップS8では、注目情報の位置および姿勢データと、ステップS7で検出された位置および姿勢データとを比較する。そして、位置の差分が所定の位置閾値より小さく、かつ、姿勢(例えば仰角)が所定の姿勢閾値より小さい注目情報がある場合には、ステップS8からステップS9へと進む。一方、どの注目情報に関しても検出値が閾値よりも大きいと判定されるとステップS8からステップS10へと進む。
上述したステップS7,S8の処理では、カメラの位置や姿勢の変化が閾値よりも小さい場合には、ステップS3からステップS5の処理で取得された注目情報が撮影された画像と関連するものであると判断した。すなわち、撮影時の位置や姿勢が注目度取得時のそれらに比べてを大きく変化している場合には、注目度取得時と撮影時との撮影シーンが異なると判断し、注目情報の付与を行わないようにした。
なお、ここでは、位置と姿勢の両方を比較したが、位置だけを比較して判定しても良い。また、注目情報に位置や姿勢の項目が無い場合であっても、ステップS8における判定のために、ステップS4において位置や姿勢の検出値を取得しておく。また、位置や姿勢を比較する代わりに、各注目情報に関してそれを取得してから撮影時までの経過時間を閾値と比較し、閾値以内の注目情報を画像ファイルに付加するようにしても良い。
ステップS9に進んだ場合には、閾値以内である注目情報のみを付加した画像ファイルを生成し、ステップS11においてそのデータをフラッシュメモリ7またはメモリカード12に記録する。なお、図示していないが、DRAM5に記憶されていた注目情報(重要度を含む)はステップS11における記録の後にクリアされる。一方、ステップS10に進んだ場合には、注目情報が付いていない通常の画像ファイルを生成し、ステップS11に進んでそのデータをメモリカード12に記録する。
ステップS12では、CPU5は、撮影モードが終了を検出したか否かを判定する。カメラが撮影モードから再生モードに切り替えられたり、電源スイッチがオフされたりして撮影モードが終了したならば、図6に示す一連の処理を終了する。一方、ステップS12でNOと判定されると、ステップS1へ戻る。
(画像再生時の注目情報付加)
図6に示すフローチャートでは、撮影操作前に注目情報を設定したが、撮影後の画像再生の際に注目情報を付加するようにしても良い。例えば、撮影直後のプレビュー時に重要度を設定したり、撮影後にLCD8に画像を再生表示し注目情報を付加するようにしても良い。プレビュー時間は短時間なので、素早い重要度設定ができるように、ズームボタン102の代わりにセレクトボタン104の操作部104eを押下するだけで重要度が設定されるようにしても良い。
また、撮影後に重要度を設定する場合には、ユーザはズーム表示のリミットである最大倍率までズーム表示させる。CPU5は、最大倍率に達したことを認識したら、その画像に対して重要度を設定し記録する。この場合も、最大倍率後のズームボタン102の操作部Tの押下の回数で重要度の度数を設定する。
LCD8に画像を再生表示して重要度を設定する場合、撮影時と時刻や位置が大きく変化してしまっている場合があるので、注目情報の項目として、撮影日時、撮影位置、重要度、参考画像に、注目情報を設定したときの現在日時を加える。なお、ズーム表示による重要度の設定を行う場合、異なる領域でズーム表示を行うことで複数個の注目情報が付加され、各参考画像にはズームアップされた異なる領域の画像がそれぞれ切り出されることになる。すなわち、部分領域への重要度の付加が行われたことになる。
上述したしたように、本実施の形態では、ズームボタン102やセレクトボタン104などを操作することで、画像に重要度を付加することができる。この重要度の付加は、ズーム量に応じて自動的に行われても良いし、ユーザの意識的な操作により行われても良い。自動的に行われる場合には、撮影者は従来と同様な撮影操作を行うことで重要度が付加され、撮影者の手を煩わすことが全くない。一方、意識的に重要度が付加する場合には、注目度に関する撮影者の意図を十分に反映させることができる。いずれにしても、上述した重要度を含む注目情報を画像ファイルに付加することにより、後日、画像を分類したり検索したりする際に、この注目情報が非常に役に立ち、必要は画像を素早く見つけ出すことができる。
また、注目情報だけを1つの独立ファイルとして、撮影画像ファイル同様に記録しても良い。このとき、画像データとして参考画像を利用する。
なお、上述した実施の形態ではレンズ一体型のデジタルカメラを例に説明したが、本発明は、一眼レフ式のデジタルカメラにも同様に適用することができる。その場合、レンズ鏡筒に設けられたズーム環の操作で重要度の設定を行っても良い。さらに本発明は、カメラに限らず、カメラ付き携帯電話や、デジタルフィールドスコープや、デジタル双眼鏡などの撮像機能を備えた機器であれば適用することができる。また、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではない。
本発明による撮像装置の一実施の形態を示す図であり、デジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。 デジタルカメラの背面側外観を示す図である。 注目情報の表示例を示す図であり、(a)は表示画像とともに表示する場合を示し、(b)は注目情報のみを詳細に表示する場合を示す。 複数の注目情報の付加を説明する図であり、(a)は注目情報(1)を示し、(b)は注目情報(2)を示す。 部分領域に関する注目情報を説明する図である。 注目情報設定動作の一例を説明するフローチャートである。
符号の説明
1:撮像光学系、2:撮像素子、3:AFE(Analog Front End)、4:画像処理回路、5:CPU、6:DRAM、7:フラッシュメモリ、8:表示用LCD、9:LCD駆動回路、10:操作部、11:メモリカードスロット、12:メモリカード、15:メインバス、16:ROM、100:レリーズボタン、102:ズームボタン、104:セレクトボタン、106:メニューボタン

Claims (9)

  1. 被写体像を撮像して画像情報を出力する撮像装置と、
    撮影条件を所定範囲内において設定するカメラ操作部と、
    ユーザによる撮影指示操作が行われるレリーズ操作部と、
    前記撮影指示操作による撮影の前に、前記所定範囲の限界において前記カメラ操作部の更なる過剰操作が行われると、前記過剰操作時の撮影シーンに対する撮影者の注目度情報を生成する生成部と、
    前記撮影指示操作による撮影が行われると、その撮影により得られた前記画像情報に注目度情報を付加して記録媒体に記録する制御部とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 請求項1に記載の撮影装置において、
    前記生成部は、前記撮影条件が前記限界となってからその限界を離れるまでに行われた前記過剰操作に基づいて一つの前記注目度情報を生成し、
    前記撮影指示操作が行われるまでに前記生成部により生成された注目度情報を、順に記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、撮影指示操作による撮影が行われると、その撮影により得られた前記画像情報に前記記憶部に記憶された注目度情報を付加して記録媒体に記録するとともに、その記録の後に前記記憶部に記憶された注目度情報を消去することを特徴とする撮影装置。
  3. 請求項1または2に記載の撮影装置において、
    前記レリーズ操作部は、半押し操作と、前記撮影指示操作のための全押し操作とを行うことができるレリーズボタンであって、
    前記生成部は、前記レリーズボタンの全押し操作の前に、前記所定範囲の限界において前記カメラ操作部の更なる過剰操作または前記半押し操作が行われると、前記過剰操作時または前記半押し操作時の撮影シーンに対する撮影者の注目度情報を生成することを特徴とする撮影装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の撮影装置において、
    前記注目度情報は、前記撮影シーンに対する撮影者の注目度を表す度合いを少なくとも含むことを特徴とする撮影装置。
  5. 請求項3に記載の撮影装置において、
    前記生成部は、前記所定範囲の限界における前記過剰操作の回数、または前記半押し操作の回数に応じて、前記度合いを異なる値に設定することを特徴とする撮影装置。
  6. 請求項3または5に記載の撮影装置において、
    前記生成部は、前記過剰操作時または前記半押し操作時に前記撮像装置により撮像された画像情報に基づく参考画像を、前記注目度情報として生成することを特徴とする撮影装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の撮影装置において、
    前記撮影装置の位置を検出する現在位置検出装置を備え、
    前記生成部は、前記現在位置検出装置で検出された位置を含む注目度情報を生成し、
    前記制御部は、前記注目度情報に含まれる前記位置と、前記撮影指示操作による撮影時に前記現在位置検出装置で検出される位置との差が所定閾値より小さい場合に、前記画像情報への注目度情報の付加を行うことを特徴とする撮影装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の撮影装置において、
    ズーム倍率を設定するズーム操作部と、
    前記撮影指示操作による撮影の前に前記ズーム操作部が操作されると、その時のズーム倍率に応じて撮影シーンに対する撮影者の注目度情報を生成する生成部と、を備え、
    前記撮影指示操作による撮影が行われると、その撮影により得られた前記画像情報に注目度情報を付加して記録媒体に記録する制御部とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の撮影装置において、
    撮影により得られた画像情報に基づく画像を表示する表示装置と、
    前記表示装置に表示された画像を拡大表示させる拡大表示操作部と
    前記画像が最大倍率により拡大表示されているときに、前記拡大表示操作部による更なる拡大表示操作が行われると前記注目度情報を生成する第2の生成部とを備え、
    前記制御部は、前記表示装置に表示されている画像の画像情報に、前記第2の生成部により生成された注目度情報を付加して前記記録媒体に記録することを特徴とする撮影装置。
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