JP5025898B2 - 半導体レーザ素子の製造方法 - Google Patents
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キャップ層の上に所定形状のマスクを形成する工程と、
活性層、クラッド層、キャップ層にエッチングを施して、リッジ構造を形成する工程と、
リッジ構造の両側に、少なくともp型InP層/n型InP層/p型InP層の積層からなる電流ブロック層を形成する工程と、
マスクおよびキャップ層を除去する工程と、
露出したクラッド層および電流ブロック層の上に、n型InPからなるコンタクト層を形成する工程とを含むことを特徴とする。
キャップ層の上に所定形状のマスクを形成する工程と、
活性層、クラッド層、キャップ層にエッチングを施して、リッジ構造を形成する工程と、
リッジ構造の両側に、有機金属化学気相成長法を用いて、少なくともp型InP層/n型InP層/p型InP層の積層からなる電流ブロック層を形成する工程と、
マスクおよびキャップ層を除去する工程と、
露出したクラッド層および電流ブロック層の上に、n型InPからなるコンタクト層を形成する工程とを含み、
電流ブロック層を形成する工程において、n型InP層を形成する前に、エッチングガスを導入して、下地のp型InP層に(111)B面を形成する工程を含むことを特徴とする。
キャップ層の上に所定形状のマスクを形成する工程と、
活性層、クラッド層、キャップ層にエッチングを施して、リッジ構造を形成する工程と、
リッジ構造の両側に、有機金属化学気相成長法を用いて、少なくともp型InP層/n型InP層/p型InP層の積層からなる電流ブロック層を形成する工程と、
マスクおよびキャップ層を除去する工程と、
露出したクラッド層および電流ブロック層の上に、n型InPからなるコンタクト層を形成する工程とを含み、
電流ブロック層を形成する工程において、n型InP層を形成した後に、エッチングガスを導入して、p型InP層の(111)B面の上に成長したn型InPを除去する工程を含むことを特徴とする。
図1〜図3は、本発明に係る半導体レーザ素子の製造方法の一例を示す断面図である。なお理解容易のため、一部の層について断面ハッチングを付与している。
本実施形態では、キャップ層5を形成する材料として、InGaAsの代わりに、AlGaInAsまたはAlInAsなど、Alを含み、P(リン)を含まないIII−V族半導体を使用している。キャップ層5は、AlGaInAsまたはAlInAsからなる単層で構成してもよく、あるいはAlGaInAsまたはAlInAsからなる第1層と、InGaAsからなる第2層との複合構造で構成してもよい。
6 マスク、 7 コンタクト層、 11 p型InP層、 12 n型InP層、
13 p型InP層。
Claims (10)
- p型InPからなる基板上に、活性層、n型InPからなるクラッド層、Alを含み、Pを含まないIII−V族半導体からなるキャップ層を形成する工程と、
キャップ層の上に所定形状のマスクを形成する工程と、
活性層、クラッド層、キャップ層にエッチングを施して、リッジ構造を形成する工程と、
リッジ構造の両側に、少なくともp型InP層/n型InP層/p型InP層の積層からなる電流ブロック層を形成する工程と、
マスクおよびキャップ層を除去する工程と、
露出したクラッド層および電流ブロック層の上に、n型InPからなるコンタクト層を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法。 - キャップ層は、AlGaInAsまたはAlInAsからなる層を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ素子の製造方法。
- キャップ層は、AlGaInAsまたはAlInAsからなる第1層と、InGaAsからなる第2層との複合構造を有することを特徴とする請求項2記載の半導体レーザ素子の製造方法。
- キャップ層は、50nm以上の厚さを有することを特徴とする請求項3記載の半導体レーザ素子の製造方法。
- キャップ層を構成するAlGaInAsまたはAlInAsからなる層は、1×1017cm−3以上のO濃度を有することを特徴とする請求項2記載の半導体レーザ素子の製造方法。
- 電流ブロック層を形成する前に、キャップ層の表面を酸化する工程を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ素子の製造方法。
- 電流ブロック層におけるn型InP層は、1.5×1019cm−3以上のS濃度を有することを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ素子の製造方法。
- p型InPからなる基板上に、活性層、n型InPからなるクラッド層、キャップ層を形成する工程と、
キャップ層の上に所定形状のマスクを形成する工程と、
活性層、クラッド層、キャップ層にエッチングを施して、リッジ構造を形成する工程と、
リッジ構造の両側に、有機金属化学気相成長法を用いて、少なくともp型InP層/n型InP層/p型InP層の積層からなる電流ブロック層を形成する工程と、
マスクおよびキャップ層を除去する工程と、
露出したクラッド層および電流ブロック層の上に、n型InPからなるコンタクト層を形成する工程とを含み、
電流ブロック層を形成する工程において、n型InP層を形成する前に、エッチングガスを導入して、下地のp型InP層に(111)B面を形成する工程を含むことを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法。 - p型InPからなる基板上に、活性層、n型InPからなるクラッド層、キャップ層を形成する工程と、
キャップ層の上に所定形状のマスクを形成する工程と、
活性層、クラッド層、キャップ層にエッチングを施して、リッジ構造を形成する工程と、
リッジ構造の両側に、有機金属化学気相成長法を用いて、少なくともp型InP層/n型InP層/p型InP層の積層からなる電流ブロック層を形成する工程と、
マスクおよびキャップ層を除去する工程と、
露出したクラッド層および電流ブロック層の上に、n型InPからなるコンタクト層を形成する工程とを含み、
電流ブロック層を形成する工程において、n型InP層を形成した後に、エッチングガスを導入して、p型InP層の(111)B面の上に成長したn型InPを除去する工程を含むことを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法。 - 電流ブロック層におけるn型InP層は、1.5×1019cm−3以上のS濃度を有することを特徴とする請求項8または9記載の半導体レーザ素子の製造方法。
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