JP5097017B2 - 高Crフェライト系耐熱鋼材の製造方法 - Google Patents
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(C)熱間加工まま
(D)熱間加工→工場での焼ならし処理→実験室焼戻し処理
(E)熱間加工→実験室での焼ならし処理→実験室焼戻し処理
表3に、それぞれの旧オーステナイト粒径(ASTM粒度番号)の測定結果を示す。
(1) 最終の加工終了温度が1000℃以下の熱間加工工程、
(2) 750〜820℃の範囲で20min以上2hr以下の軟化処理工程、
(3) 断面減少率15%以上の冷間加工工程、
(4) 750〜820℃の範囲で20min以上2hr以下の軟化処理工程、
(5) 焼ならし焼戻し処理工程。
第1グループ:質量%で、B:0.015%以下、
第2グループ:質量%で、Cu:1.5%以下およびCo:5%以下のうちの1種又は2種、
第3グループ:質量%で、Ti:0.05%以下、Ta:0.05%以下、Nd:0.05%以下及びCa:0.01%以下のうちの1種または2種以上。
C:0.05〜0.12%
Cは、オーステナイト安定化元素として組織を安定化する。また、MC(Mは合金元素)炭化物あるいはM(C、N)炭窒化物を形成して、クリープ強度の向上に寄与する。しかし、0.05%以下では上記の効果が充分得られない上に、δフェライト量が多くなり強度を低下させる場合がある。一方、0.12%を超えて多量に含有させると、加工性や溶接性を劣化させるとともに、使用初期から炭化物の凝集粗大化が起こり、長時間クリープ強度の低下を招く。したがって、Cの含有量を0.05〜0.12%とした。
Siは、鋼の脱酸に効果があり、また耐水蒸気酸化性を高める効果を有する元素である。水蒸気酸化性能を損なわないためには、0.2%以上含有させる必要がある。ただし、0.5%を超えて多量に含有させると、クリープ強度の低下が著しい。したがって、Siの含有量を0.2〜0.5%とした。
Mnは、鋼の脱酸に効果があり、オーステナイト安定化元素として寄与する。また、MnSを形成し、Sを固定する。それらの効果を得るためには0.3%以上必要である。ただし、0.6%を超えるとクリープ強度の低下を招く。したがって、Mnの含有量を0.3〜0.6%とした。
Pは、熱間加工性、溶接性、クリープ強度、クリープ疲労強度などの観点から低い方が望ましい。ただし、著しい鋼の清浄化は大幅なコストアップを招くため、上限を0.02%とした。
Sは、熱間加工性、溶接性、クリープ強度、クリープ疲労強度などの観点から低い方が望ましい。ただし、著しい鋼の清浄化は大幅なコストアップを招くため、上限を0.005%とした。
Crは、高温における耐食性や耐酸化性、特に耐水蒸気酸化特性を確保するために不可欠な元素である。さらに、炭化物を形成してクリープ強度を向上させる。それらの効果を得るためには8.0%以上とする必要がある。しかし多量に含有させると、長時間クリープ強度の低下を招くため12%未満とした。
Vは、固溶強化および微細な炭窒化物を形成してクリープ強度の向上に寄与する元素である。その効果を発揮させるためには0.15%以上含有させる必要がある。しかしながら、0.25%を超えて含有させるとδフェライトの生成を促進し、長時間クリープ強度の低下を招く。したがって、Vの含有量は0.15〜0.25%とした。
Nbは、微細な炭窒化物を形成して長時間クリープ強度の向上に寄与する元素である。その効果を発揮させるためには、0.03%以上含有させる必要である。しかしながら、0.08%を超えて含有させるとδフェライトの生成を促進し、長時間クリープ強度の低下を招く。したがって、Nbの含有量を0.03〜0.08%とした。
Nは、Cと同様オーステナイト安定化元素として有効である。またNは窒化物または炭窒化物を析出させて、高温強度を高める。その効果を発揮させるためには0.005%以上含有させることが必要である。しかし、多量に含有させると溶解時にブローホールを生成したり、溶接欠陥の原因となったりするとともに、窒化物、炭窒化物の粗大化によるクリープ強度の低下をもたらすため、上限を0.07%とした。
Alは、溶鋼の脱酸剤として用いるが、0.015%を超えて多量に含有させると、クリープ強度の低下を招くので、sol.Alの含有量の上限を0.015%とした。
Niは、微量に含有してもクリープを低下させる元素である。しかし、微量のNiは溶解原料からの混入を避けられない。0.5%以下であれば、クリープ強度への影響は小さいため、許容量の上限を0.5%とした。
MoおよびWは、それぞれ、固溶強化元素としてクリープ強度の向上に寄与する。さらに、Cr炭化物中に一部固溶して、炭化物の凝集と粗大化を抑制してクリープ強度の向上に寄与する。単独で添加する場合には、Mo:0.1%未満、W:1.5%未満では、クリープ強度の向上効果は小さい。一方、Moを1.1%を超えて含有させると、δフェライトの生成を促進し、クリープ強度の低下を招く。また、Wを3.5%を超えて含有させるとδフェライトの生成を促進し、クリープ強度の低下を招く。なお、MoとWの2種を複合して含有させる場合には、同様の観点から、Mo+0.5Wの上限を1.5%とすることが望ましい。
B:0.015%以下
Bは任意添加元素であり、必要に応じて含有させることができる。Bを含有させた場合には、焼入れ性を高め、高温強度の確保に重要な役割を果たす。しかしながら、0.015%を超えて含有させると、溶接性および長時間クリープ強度を低下させる。そのため、含有させる場合はその含有量の上限を0.015%とする。なお、上記効果を確実に得るためには、0.003%以上含有させることが好ましい。
Cu:1.5%以下およびCo:5%以下のうちの1種又は2種
Cuは、任意添加元素であり、必要に応じて含有させることができる。Cuを含有させた場合には、オーステナイト安定化元素として作用する。しかしながら、1.5%を超えて含有させるとクリープ強度の低下を招く。そのため、含有させる場合はその含有量の上限を1.5%とする。なお、上記の作用を確実に得るためには、0.3%以上含有させることが好ましい。
Ti:0.05%以下、Ta:0.05%以下、Nd:0.05以下及びCa:0.01以下のうちの1種または2種以上
これらの元素は任意添加元素であり、必要に応じて含有させることができる。これらの元素を含有させた場合には、微細な炭窒化物を形成してクリープ強度の向上に効果がある。しかしながら、Ti、Ta、Ndは0.05%を超えて含有させてもその効果は飽和し、かえって靭性およびクリープ強度を劣化させる。また、Caは0.01%を超えて含有させてもその効果は飽和し、かえって靭性およびクリープ強度を劣化させる。そのため、これらの元素を含有させる場合は、その含有量の上限を、Ti、Ta、Ndは0.05%とし、Caは0.01%とする。なお、上記のクリープ強度の向上の効果を確実に得るためには、Ti、Ta、Ndは0.005%以上含有させることが好ましく、また、Caは0.0005%以上含有させることが好ましい。
B−1.最終の加工終了温度を1000℃以下とする熱間加工工程について
鋼材の形状には、板材、管材や棒材等がある。このうち、板材は圧延により寸法が整えられる。管材は、マンネスマン・マンドレルミル法、ユジーンセジュルネ法やエルハルトプッシュベンチ法などの熱間加工によって造管がなされる。あるいはさらにその後、ストレッチレデューサーまたはサイザーで寸法を整えられる。そして、棒材は圧延で寸法が整えられる。
熱間加工ままの材料は、通常空冷され、その結果、マルテンサイト変態して硬くなっている。したがって、そのままでは冷間加工できない。そのため、冷間加工を行う際には、前記(2)の工程、すなわち、750〜820℃の範囲で20min以上2hr以下の軟化処理工程が必要となる。なお、この軟化処理工程の温度と時間は、材料が軟化する範囲であって、かつ製造を阻害しない範囲となるように、定めたものである。
冷間加工の目的は次の軟化工程で再結晶フェライト組織を作製することであるが、冷間加工時の断面減少率が15%を下回る場合には、フェライト温度域での再結晶の駆動力となり得る充分なひずみが加わらない。また、冷間加工では一般に断面減少率が15%以下の軽加工を均一に行うのが難しい。
通常は上記(3)の冷間加工工程で製品の寸法とした後に焼ならし焼戻し処理を施すが、本発明では焼ならし焼戻し処理を施す前に軟化処理を行う。
軟化処理後の鋼材には、前記(5)の工程、すなわち焼ならし焼戻し処理工程を施す必要がある。焼ならし処理は、通常の高Crフェライト系耐熱鋼と同様に、1040〜1100℃の温度範囲で10min〜1hr程度の時間行えばよい。また、焼戻し処理も通常の高Crフェライト系耐熱鋼と同様に、760〜780℃の温度範囲で1〜6hr程度の時間行えばよい。
ボイラチューブは、耐熱鋼から熱間加工と冷間加工を経て、所定の形状に製造される場合が多い。特に小径管の熱間加工においては、加工度が大きくなって、1000℃を超える温度で熱間加工を終了できず、1000℃以下の低温まで加工されてしまうため、熱間加工完了段階の組織は細かくなる。また、大径管のように加工度が小さい熱間加工であっても、1000℃以下の低温まで加工がなされる場合には、熱間加工完了段階の組織は細かくなる。そのため、小径管の熱間加工だけでなく、大径管の熱間加工を含めて、加工終了温度を1000℃以下とする熱間加工によって旧オーステナイト粒が細粒となった熱間加工材は粗粒へと変化させる必要がある。なお、加工度が大きくなって、1000℃を超える温度で熱間加工を終了できず、1000℃以下の低温まで加工される小径管の管サイズは、特に規定するものではないが、熱間加工と冷間加工を経て製造されるボイラチューブは、通常は外径で150mm以下である。
以上に説明した、本発明に係る高Crフェライト系耐熱鋼材の製造方法に用いる鋼は、通常工業的に用いられている製造設備および製造プロセスを用いて製造することができる。すなわち、電気炉、転炉などの炉によって精錬した溶鋼に、脱酸元素および合金元素を含有させることによって成分調整すればよい。特に厳密な成分調整を必要とする場合には、溶鋼に合金元素を含有させる前に、真空処理などの処理を適宜施す方法を採ってもよい。
条件A:大径管の製造方法(熱間加工の終了温度が高い場合)を模擬したものである。加熱温度が高く、高温で加工が終了するために、熱間加工後の結晶粒径は大きい。熱間加工まま材の組織の影響を受けて、焼ならし焼戻し処理後も粗粒である。
条件B:小径管の製法(熱間加工の終了温度が低い場合)を模擬したものである。いずれも細粒組織となる。
条件E:冷間加工とそれに続く軟化処理によって、金属組織を粗大フェライトにしたうえで、焼ならし焼戻し処理を行うことを狙ったものである。
Claims (4)
- 質量%で、C:0.05〜0.12%、Si:0.2〜0.5%、Mn:0.3〜0.6%、P:0.02%以下、S:0.005%以下、Cr:8.0〜12%未満、V:0.15〜0.25%、Nb:0.03〜0.08%、N:0.005〜0.07%、sol.Al:0.015%以下、Ni:0.5%以下を含み、さらにMo:0.1〜1.1%およびW:1.5〜3.5%のうちの1種または2種を含有し、残部がFeおよび不純物からなる組成を有する鋼を、下記の(1)〜(5)の工程により加工及び熱処理を行うことを特徴とする、高Crフェライト系耐熱鋼材の製造方法。
(1) 最終の加工終了温度が1000℃以下の熱間加工工程、
(2) 750〜820℃の範囲で20min以上2hr以下の軟化処理工程、
(3) 断面減少率15%以上の冷間加工工程、
(4) 750〜820℃の範囲で20min以上2hr以下の軟化処理工程、
(5) 焼ならし焼戻し処理工程。 - 質量%で、さらに、次に示す第1グループから第3グループまでのうちの少なくとも1つのグループの中から選択される成分のうちの少なくとも1種を含有することを特徴とする、請求項1に記載の高Crフェライト系耐熱鋼材の製造方法。
第1グループ:質量%で、B:0.015%以下、
第2グループ:質量%で、Cu:1.5%以下およびCo:5%以下のうちの1種又は2種、
第3グループ:質量%で、Ti:0.05%以下、Ta:0.05%以下、Nd:0.05%以下及びCa:0.01%以下のうちの1種または2種以上。 - 請求項1又は2に記載の高Crフェライト系耐熱鋼材の製造方法において、(1)の工程と(4)の工程との間で、(2)の工程と(3)の工程を複数回繰り返すことを特徴とする高Crフェライト系耐熱鋼材の製造方法。
- 高Crフェライト系耐熱鋼材がボイラチューブであることを特徴とする、請求項1から3までのいずれかに記載の高Crフェライト系耐熱鋼材の製造方法。
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