JP5087385B2 - 電源装置及びアーク加工用電源装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態のアーク加工用電源装置11を備えたアーク加工機10を示す。アーク加工機10は、その電源装置11から出力される加工用直流電圧をトーチTHに供給し、そのトーチTHから加工対象物Mに向けてアークを発生させることで、加工対象物Mに対してアーク溶接やアーク切断等のアーク加工を行う装置である。
補助スイッチング回路14は、IGBTよりなる2個のスイッチング素子S3,S4と、2個の補助コンデンサC1,C2と、2個の還流ダイオードD7,D8とを備えている。スイッチング素子S3は平滑コンデンサCa,Cbの後段の電源線L1上に配置され、スイッチング素子S4は該コンデンサC1,C2の後段の電源線L2上に配置されている。各スイッチング素子S3,S4には、それぞれ還流ダイオードD3,D4が逆接続されている。各スイッチング素子S3,S4は、ゲートに入力される出力制御回路SCからの制御信号に基づいて交互にオンオフ駆動される。
(1)本実施形態では、インバータ回路13のスイッチング素子S1,S2間の接続点N2と、補助スイッチング回路14の補助コンデンサC1,C2間の接続点N1との間に共振回路15が設けられている。共振回路15は、補助コンデンサC1,C2の放電開始となるスイッチング素子S3,S4の各オフに時間T2だけ先立って共振動作し、補助コンデンサC1,C2の放電電流に基づくスイッチング素子S1,S2の出力電流(電流Is1,Is2)が増大するような共振電流を生じさせる。これにより、補助コンデンサC1,C2の放電速度が速くなり、該補助コンデンサC1,C2の放電時間が短縮化される。従って、補助コンデンサC1,C2の放電が短時間で速やかに行われ、軽負荷時や無負荷時であっても補助コンデンサC1,C2の放電を確実に行うことができる。その結果、スイッチング損失の低減や電圧サージの抑制を図ることができるアーク加工用電源装置11を提供することができる。
・上記実施形態では、共振回路15を2個のスイッチング素子S5,S6とインダクタLr,Lsとで構成したが、スイッチング素子やインダクタの数や配置等、適宜変更してもよい。またこれらの素子の他に、コンデンサや抵抗等を付加又は置換して構成してもよい。
・上記実施形態では、アーク加工用電源装置11に実施したが、アーク加工用以外の目的で用いられる電源装置、具体的には直流変換回路12、インバータ回路13、補助スイッチング回路14及び共振回路15を有する交流−交流変換電源装置に実施してもよい。また、直流変換回路12のない、インバータ回路13、補助スイッチング回路14及び共振回路15を有する直流−交流変換電源装置に実施してもよい。
(イ) 第1及び第2のスイッチング素子を用いたハーフブリッジ回路で構成され、その第1及び第2のスイッチング素子が交互にオンオフして一対の電源線を介して供給された直流電圧を所定の交流電圧に変換するインバータ回路と、
前記各電源線間に直列接続される第1及び第2の平滑コンデンサと前記インバータ回路との間の前記各電源線間に直列接続された第1及び第2の補助コンデンサを有するとともに、前記平滑コンデンサと前記補助コンデンサの間の前記各電源線上に前記第1及び第2のスイッチング素子と組をなして交互に動作される第3及び第4のスイッチング素子のそれぞれが配置されてなる補助スイッチング回路とを備え、
対応する前記第1及び第2の補助コンデンサの充電状態で前記第3及び第4のスイッチング素子が前記第1及び第2のスイッチング素子のオフに先立ってそれぞれオフし、対応する前記第1及び第2の補助コンデンサの放電後に前記第1及び第2のスイッチング素子をそれぞれオフさせるソフトスイッチング制御が行われる構成の電源装置であって、
前記第1及び第2のスイッチング素子間と前記第1及び第2の補助コンデンサ間との間に設けられ、前記第1及び第2の補助コンデンサの放電開始となる前記第3及び第4のスイッチング素子の各オフ又は各オフに先立って共振動作し、前記補助コンデンサの放電電流に基づく前記第1及び第2のスイッチング素子の出力電流を増大させる共振電流を生じさせる共振回路を備えたことを特徴とする電源装置。
14…補助スイッチング回路、15…共振回路、
C1,C2…補助コンデンサ(第1及び第2の補助コンデンサ)、
Ca,Cb…平滑コンデンサ(第1及び第2の平滑コンデンサ)、
D5,D6…還流ダイオード、DR1…一次側整流回路(整流回路)、
L1,L2…電源線、Lr…共振インダクタ、M…加工対象物、
S1〜S6…スイッチング素子(第1〜第6のスイッチング素子)。
Claims (5)
- 整流回路及びその出力側の一対の電源線間に直列接続された第1及び第2の平滑コンデンサを有し、入力交流電源を整流・平滑化した直流電圧に変換する直流変換回路と、
第1及び第2のスイッチング素子を用いたハーフブリッジ回路で構成され、その第1及び第2のスイッチング素子が交互にオンオフして前記各電源線を介して供給された前記直流電圧を所定の交流電圧に変換するインバータ回路と、
前記平滑コンデンサと前記インバータ回路との間の前記各電源線間に直列接続された第1及び第2の補助コンデンサを有するとともに、前記平滑コンデンサと前記補助コンデンサの間の前記各電源線上に前記第1及び第2のスイッチング素子と組をなして交互に動作される第3及び第4のスイッチング素子のそれぞれが配置されてなる補助スイッチング回路とを備え、
対応する前記第1及び第2の補助コンデンサの充電状態で前記第3及び第4のスイッチング素子が前記第1及び第2のスイッチング素子のオフに先立ってそれぞれオフし、対応する前記第1及び第2の補助コンデンサの放電後に前記第1及び第2のスイッチング素子をそれぞれオフさせるソフトスイッチング制御が行われる構成の電源装置であって、
前記第1及び第2のスイッチング素子間と前記第1及び第2の補助コンデンサ間との間に設けられ、前記第1及び第2の補助コンデンサの放電開始となる前記第3及び第4のスイッチング素子の各オフ又は各オフに先立って共振動作し、前記補助コンデンサの放電電流に基づく前記第1及び第2のスイッチング素子の出力電流を増大させる共振電流を生じさせる共振回路を備えたことを特徴とする電源装置。 - 請求項1に記載の電源装置において、
前記共振回路は、前記第1及び第2のスイッチング素子の各オフに基づいて、前記共振電流を、反対側の組の前記第1及び第2の補助コンデンサの充電電流としてそれぞれ供給することを特徴とする電源装置。 - 請求項1又は2に記載の電源装置において、
前記共振回路は、還流ダイオードを有し前記第3及び第4のスイッチング素子と組をなして交互に動作される第5及び第6のスイッチング素子と、共振インダクタとを備えてなり、前記共振インダクタの両側に互いに逆向きに前記第5及び第6のスイッチング素子を配置しその一方が前記第1及び第2のスイッチング素子間に、他方が前記第1及び第2の補助コンデンサ間にそれぞれ接続されて構成されていることを特徴とする電源装置。 - 請求項3に記載の電源装置において、
前記第5及び第6のスイッチング素子は、対応する前記第3及び第4のスイッチング素子のオフに先立ってオンされることを特徴とする電源装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電源装置を用い、加工対象物のアーク加工を行うアーク加工用電圧を生成するように構成されていることを特徴とするアーク加工用電源装置。
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