JP5081049B2 - 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置 - Google Patents
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Description
拡大側から順に、負の第1レンズ群、正の第2レンズ群、正の第3レンズ群、正の第4レンズ群および正の第5レンズ群からなり、
前記第1レンズ群は、縮小側に凹面を向けた非球面レンズよりなる第1レンズからなり、
前記第2レンズ群は、正レンズよりなる第2レンズからなり、
前記第3レンズ群は、拡大側から順に、正レンズよりなる第3レンズ、および負レンズよりなる第4レンズからなり、
前記第4レンズ群は、拡大側から順に、拡大側に凹面を向けた非球面レンズよりなる第5レンズ、負レンズよりなる第6レンズ、正レンズよりなる第7レンズ、および正レンズよりなる第8レンズからなり、
前記第5レンズ群は、正レンズよりなる第9レンズからなり、
全系の縮小側がテレセントリックとされていることを特徴とするものである。
tanωw>0.50 ・・・・・(1)
ここで、
ωw:広角端における半画角
L/I<10.0 ・・・・・(2)
ここで、
L:最も拡大側の面から最も縮小側の面までの距離
I:画像表示素子上における最大光線高さ
Fw <2.0 ・・・・・(3)
ここで、
Fw:広角端でのFNo.
0.2<f2/f3<1.0 ・・・・・(4)
ここで、
f2:前記第2レンズ群の焦点距離
f3:前記第3レンズ群の焦点距離
tanωw>0.50 ・・・・・(1)
L/I<10.0 ・・・・・(2)
Fw <2.0 ・・・・・(3)
0.2<f2/f3<1.0 ・・・・・(4)
ここで、
ωw:広角端における半画角
L:最も拡大側の面から最も縮小側の面までの距離
I:画像表示素子上における最大光線高さ
Fw:広角端でのFNo.
f2:前記第2レンズ群G2の焦点距離
f3:前記第3レンズ群G3の焦点距離
tanωw>0.53 ・・・・(1´)
L/I<7.0 ・・・・(2´)
Fw <1.8 ・・・・(3´)
0.4<f2/f3<0.7 ・・・・(4´)
この実施例1にかかる投写用ズームレンズは、前述したように図1に示す如き構成とされている。すなわちこの投写用ズームレンズにおいて、第1レンズ群G1は、ガラスレンズLGの表面に樹脂層LRを密着形成せしめ、該樹脂層LRと空気との境界面を非球面とすることにより形成する複合非球面レンズよりなる第1レンズL1のみからなり、第2レンズ群G2は、拡大側に凸面を向けた正のメニスカスレンズよりなる第2レンズL2のみからなり、第3レンズ群G3は、拡大側に凸面を向けた正のメニスカスレンズよりなる第3レンズL3および縮小側に凹面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第4レンズL4からなる。また、第4レンズ群G4は、拡大側に凹面を向けた両面が非球面とされた第5レンズL5、両凹レンズよりなる第6レンズL6、両凸レンズよりなる第7レンズL7、および両凸レンズよりなる第8レンズL8からなる。また、第5レンズ群G5は、両凸レンズよりなる第9レンズL9のみからなる。
実施例2に係る投写用ズームレンズの概略構成を図2に示す。この実施例2にかかる投写用ズームレンズは、実施例1のものと略同様の構成とされているが、主として、第2レンズL2が両凸レンズよりなり、第3レンズL3が両凸レンズよりなり、また、第4レンズL4が両凹レンズよりなる点において相違している。
この図6から明らかなように、実施例2の投写用ズームレンズによれば、広角端での画角2ωが58.0度と広角で、広角端でのF値が1.65と明るく、各収差が良好に補正されている。
実施例3に係る投写用ズームレンズの概略構成を図3に示す。この実施例3にかかる投写用ズームレンズは、実施例2のものと略同様の構成とされているが、実施例2のものと比べ、主として、第1レンズL1が両凹レンズよりなる点において相違している。
この実施例3における各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Ndおよびアッベ数νdを表3に示す。
この図7から明らかなように、実施例3の投写用ズームレンズによれば、広角端での画角2ωが58.0度と広角で、広角端でのF値が1.65と明るく、各収差が良好に補正されている。
実施例4に係る投写用ズームレンズの概略構成を図4に示す。この実施例4にかかる投写用ズームレンズは、実施例2のものと略同様の構成とされている。
この実施例4における各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Ndおよびアッベ数νdを表4に示す。
この図8から明らかなように、実施例4の投写用ズームレンズによれば、広角端での画角2ωが58.2度と広角で、広角端でのF値が1.70と明るく、各収差が良好に補正されている。
L1〜L9 レンズ
R1〜R19 レンズ面等の曲率半径
D1〜D18 レンズ面間隔(レンズ厚)
Z 光軸
1 画像表示面
2 ガラスブロック(フィルタ部を含む)
10 投写用ズームレンズ
11a〜c 透過型液晶パネル
12、13 ダイクロイックミラー
14 クロスダイクロイックプリズム
16a〜c コンデンサレンズ
18a〜c 全反射ミラー
20 光源
Claims (10)
- 拡大側から順に、負の第1レンズ群、正の第2レンズ群、正の第3レンズ群、正の第4レンズ群および正の第5レンズ群からなり、
前記第1レンズ群は、縮小側に凹面を向けた非球面レンズよりなる第1レンズからなり、
前記第2レンズ群は、正レンズよりなる第2レンズからなり、
前記第3レンズ群は、拡大側から順に、正レンズよりなる第3レンズ、および負レンズよりなる第4レンズからなり、
前記第4レンズ群は、拡大側から順に、拡大側に凹面を向けた非球面レンズよりなる第5レンズ、負レンズよりなる第6レンズ、正レンズよりなる第7レンズ、および正レンズよりなる第8レンズからなり、
前記第5レンズ群は、正レンズよりなる第9レンズからなり、
全系の縮小側がテレセントリックとされてなり、
以下の条件式(4)を満たすことを特徴とする投写用ズームレンズ。
0.2<f2/f3<1.0 ・・・・・(4)
ここで、
f2:前記第2レンズ群の焦点距離
f3:前記第3レンズ群の焦点距離 - 以下の条件式(1)を満たすことを特徴とする請求項1記載の投写用ズームレンズ。
tanωw>0.50 ・・・・・(1)
ここで、
ωw:広角端における半画角 - 以下の条件式(2)を満たすことを特徴とする請求項1または2記載の投写用ズームレンズ。
L/I<10.0 ・・・・・(2)
ここで、
L:最も拡大側の面から最も縮小側の面までの距離
I:画像表示素子上における最大光線高さ - 以下の条件式(3)を満たすことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
Fw <2.0 ・・・・・(3)
ここで、
Fw:広角端でのFNo. - 前記第1レンズの非球面は、ガラスレンズの表面に樹脂層を付設し、該樹脂層の、該ガラスレンズ側とは反対側の面を非球面形状に形成した、複合型非球面であることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
- 前記第3レンズおよび前記第4レンズは互いに接合されて、接合レンズを構成していることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
- 前記第6レンズと前記第7レンズは互いに接合されて接合レンズを構成してなることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
- 変倍時において、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群および前記第4レンズ群が光軸に沿って可動とされるとともに、前記第1レンズ群および前記第5レンズ群は固定とされるように構成されていることを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
- フォーカス調整は、前記第1レンズ群を光軸方向に移動させることにより行う構成とされていることを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
- 光源と、ライトバルブと、該光源からの光束を該ライトバルブへ導く照明光学部と、請求項1〜9のうちいずれか1項記載の投写用ズームレンズとを備え、前記光源からの光束を前記ライトバルブで光変調し、前記投写用ズームレンズによりスクリーンに投写することを特徴とする投写型表示装置。
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