JP5064811B2 - Combustion device - Google Patents
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Description
本発明は、潜熱回収用熱交換器を備えた燃焼装置に関するものである。 The present invention relates to a combustion apparatus provided with a heat exchanger for recovering latent heat.
図7は、浴室に設置される風呂装置の一般的な従来例を示す。この従来例の風呂装置は、風呂設置スペース52に浴槽26とバランス風呂釜45を並設し、浴室壁10の壁穴16にバランス風呂釜45の給排気筒50を設置したものである。しかしながら、このように、比較的狭い風呂設置スペース52に、バランス風呂釜45と浴槽26を並設すると、浴槽26は必然的に小型なものにしなければならないので、窮屈な姿勢で浴槽26に入浴しなければならず、ゆったりした気分で入浴を楽しむことができないものであった。
FIG. 7 shows a general conventional example of a bath apparatus installed in a bathroom. In this conventional bath apparatus, a
そこで、バランス風呂釜45の買い換え時に、利用者は、バランス風呂釜45の代わりに、例えば、自動湯張り機能を備えた給湯器を購入し、図6に示されるように、その給湯器17を今まで給排気筒50を設置していた壁穴16内に嵌め込み設置し、バランス風呂釜45のスペース分だけ大きい浴槽26を風呂設置スペース52に設置して、住環境のレベルアップを図ることが行われている。なお、図6中の符号18は、浴槽26のエプロンに取り付けられた混合水栓を示す。
Therefore, at the time of replacement of the
給湯器の構成としては、様々なものが提案され、実用化も行われており、その一例が、図4に、模式的に示されている。(例えば、特許文献1、参照。)。同図において、ケース(器具ケース)40内に設けられた燃焼室20内には、バーナ1が配置され、このバーナ1にはバーナ1に燃料を供給するガス管42が接続され、このガス管42にはバーナ1への燃料供給・停止を制御するための開閉弁(図示せず)と、バーナ1への供給燃料量を弁開度でもって制御することができる比例弁(図示せず)とが介設されている。
Various configurations of water heaters have been proposed and put into practical use, and an example thereof is schematically shown in FIG. (For example, refer to Patent Document 1). In the figure, a burner 1 is disposed in a
バーナ1の下方側には、バーナ1の燃焼の給排気を行なう燃焼ファン5が設けられている。この給湯器は、燃焼ファン5の回転によって外部より吸気する空気をバーナ1に送り、この空気と、ガス管42を通って供給されるガスとによってバーナ燃焼を行い、かつ、バーナ燃焼により生じた燃焼ガスを、燃焼ファン5の回転によって、燃焼室20から排気口8側に送って排気する。
A
上記バーナ1の上側には、バーナ1の燃焼ガス中の顕熱を回収するメインの熱交換器(一次熱交換器)4と、このメインの熱交換器4よりも前記燃焼ガスの流れの下流側に設けられて、燃焼ガスの顕熱および潜熱を回収する潜熱回収用熱交換器(二次熱交換器)6が互いに間隔を介して配置されている。それぞれの熱交換器4,6は、例えばバーナ1の燃焼ガスの熱を受ける水を通す金属製等の受熱管路34,36と、受熱管路34,36の外側に、受熱管路34,36と略垂直に設けた複数のフィン35,37とを有し、フィン35,37は互いに間隔を介して設けられている。なお、給湯器17には、フィン37を有していない潜熱回収用熱交換器6を有するものもある。
Above the burner 1, a main heat exchanger (primary heat exchanger) 4 that recovers sensible heat in the combustion gas of the burner 1, and a flow of the combustion gas downstream from the main heat exchanger 4. Latent heat recovery heat exchangers (secondary heat exchangers) 6 that are provided on the side and recover the sensible heat and latent heat of the combustion gas are arranged at intervals. Each of the
潜熱回収用熱交換器6の入口側には、水供給源から潜熱回収用熱交換器6に水を導く給水管46が接続されており、潜熱回収用熱交換器6の出口側とメインの熱交換器4の入り口側は、接続管48を介して接続されている。また、メインの熱交換器4の出口側には給湯管47が接続されている。なお、図6は、給水管46、給湯管47、接続管48をそれぞれ線状矢印によって模式的に示しているが、これら給水管46、給湯管47、接続管48は、水を流通する、例えば断面が円形状の管路により形成されている。
A
通常、給水管46には、給水管46から供給されて潜熱回収用熱交換器6へ流れ込む水の入水温度を検出する入水サーミスタ(図示せず)と、潜熱回収用熱交換器6へ流れ込む水の流量を検出する水量センサ(図示せず)とが設けられており、また、給湯管47には流れ出る湯の温度を検出することができる出湯サーミスタ(図示せず)が設けられている。
Normally, the
この給湯管47に湯張り用の注湯管(図示せず)を接続し、この注湯管を介して浴槽26に湯張りを行えるようにすると、浴槽26への自動湯張りが可能な給湯器を形成でき、また、この給湯器に、浴槽湯水の追い焚き機能を設ければ、浴槽の追い焚きも可能な複合給湯器を形成できる。なお、これらの自動湯張り構成とその機能や、浴槽湯水の追い焚き構成とその機能は、様々なものが提案されているが、周知であり、ここでは、その詳細説明は省略する。
When a hot water filling pipe (not shown) is connected to the hot
潜熱回収用熱交換器6を有する給湯器等の燃焼装置においては、潜熱回収用熱交換器6で発生するドレン(凝縮水の水滴)を回収し、ケース40の外部に排出することが必要であり、この例では、潜熱回収用熱交換器6の下側にドレンの受け皿43を設け、受け皿43にたまったドレンを、ドレン管44を介してケース40の外部に排出するようにしている。なお、ドレンは、燃焼ガス中の窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)等を含むため、pH2〜4の強酸性であり、例えば炭酸カルシウム等を粒状にしたもの等をドレンに混ぜて中和する必要がある。ドレンは、炭酸カルシウムと反応することで中性を示す硝酸カルシウムとなる。
In a combustion apparatus such as a water heater having the latent heat
前記バーナ1の燃焼制御と、前記燃焼ファン5の回転制御は、前記各センサの検出信号に基づき、燃焼制御装置(図示せず)により、予め与えられたシーケンスプログラムにしたがって行われており、前記の如く、ガス管42から供給されるガスと燃焼ファン5により送られる空気とによってバーナ1の燃焼が行われる。給湯器は、このバーナ1の燃焼に伴い、水を給水管46から潜熱回収用熱交換器6とメインの熱交換器4を順に通して湯を作りだし、給湯管47を介して台所等の給湯先に導いて給湯する給湯機能を備えている。
Combustion control of the burner 1 and rotation control of the
なお、潜熱回収用熱交換器6を備えた給湯器において、バーナ1からの高温の燃焼ガスは、例えば図4の破線矢印に示すように、バーナ1の上側からメインの熱交換器4の配設領域を通り、この例では、潜熱回収用熱交換器6の配置領域側に水平方向側から入り込む。そして、潜熱回収用熱交換器6の配設領域を通った燃焼ガスは、排気口8側から排気される。
In the water heater provided with the latent heat
そして、燃焼ガスがメインの熱交換器4を通過する間に、燃焼ガスとメインの熱交換器4に供給される水との間で熱交換が行われ、燃焼ガスの顕熱が回収される。また、メインの熱交換器4を通過した燃焼ガスが潜熱回収用熱交換器6を通過する間に、燃焼ガスと潜熱回収用熱交換器6に供給される水との間で熱交換することで、燃焼ガスの顕熱および潜熱が回収される。
Then, while the combustion gas passes through the main heat exchanger 4, heat exchange is performed between the combustion gas and water supplied to the main heat exchanger 4, and sensible heat of the combustion gas is recovered. . Further, while the combustion gas that has passed through the main heat exchanger 4 passes through the latent heat
潜熱回収用熱交換器6による燃焼ガスの潜熱回収は、水蒸気を含んだ燃焼ガスを飽和温度以下の低温伝熱面に接触させて燃焼ガス中の水蒸気を凝縮させることにより行われる。すなわち、水蒸気が凝縮する際に発生する凝縮潜熱を回収するものであり、通常は、燃焼ガスとして給湯器等の燃焼系の外に排出されてしまう燃焼ガスの水蒸気の持つエンタルピーを回収するものである。
The latent heat recovery of the combustion gas by the latent heat
このように、潜熱回収用熱交換器6を備えた給湯器等の燃焼装置においては、バーナ1の燃焼による燃焼ガスが潜熱回収用熱交換器6を通るときに、潜熱回収用熱交換器6内の水管を通る水が、燃焼ガス中の水蒸気が保有している潜熱を奪って(潜熱を回収して)温度を高め、さらにメインの熱交換器4を通るときに、バーナ1の燃焼火力でもって加熱されて設定温度の湯が作り出されるので、バーナ1によって効率の良い加熱ができる。
Thus, in a combustion apparatus such as a water heater provided with the latent heat
つまり、潜熱回収用熱交換器6を設けることにより、例えば給湯器においては、高位発熱量(総発熱量)ベースで熱効率が約90%以上に達し、潜熱回収用熱交換器6が設けられていない通常の給湯器に比べ、高い熱効率が達成される。そのため、新規に燃焼装置を設置する時はもちろんのこと、例えば前記バランス風呂釜45の買い換え時を始めとした燃焼装置の買い換え時に、潜熱回収用熱交換器6を備えた燃焼装置を適用することが検討されている。
That is, by providing the
しかしながら、例えば公団住宅やマンション等の集合住宅等では、浴室の外壁がベランダ等の共有部分に面していることが多く、液状のドレンを浴室外壁の外側に流出させると、利用者は非常に不快な思いをすることになる。そこで、例えば、前記バランス風呂釜45の買い換え時に、図6に示したように、浴室壁10に給湯器17等を配置する場合には、図5に示すように、ドレン中和器3を浴室30内に配置し、給湯器17から流出するドレンを、ドレン中和器3を介して浴室30の排水口(浴室排水口15)に導くことが考えられる。
However, for example, in public housing and apartment buildings, the outer wall of the bathroom often faces a shared part such as a veranda. If liquid drainage flows outside the outer wall of the bathroom, the user is very I feel uncomfortable. Thus, for example, when the
なお、この場合、ドレンと共に、燃焼室20内の排気がドレン中和器3側に流れることになるので、ドレン中和器3には、排気が浴室30内に流れないようにする構成、例えば排気の水封構成が必要となる。
In this case, since the exhaust gas in the
しかしながら、ドレン中和器3側に排気の水封構成を設けても、例えば施工業者が誤って給湯器17にドレン中和器3を接続しなかったり、給湯器17とドレン中和器3との接続は正しく行われても、その給湯器17とドレン中和器3とを接続する例えばゴム製の接続管が経年劣化を起こして接続管に穴が空いたり、掃除等の際に接続管に薬剤がかかることにより、接続管が劣化して穴が空いたりすると、排気が浴室30内に漏れるおそれがある。排気が浴室30内に漏れると、浴室30内の空気が汚れ、場合によっては危険が生じる可能性も考えられる。
However, even if an exhaust water seal structure is provided on the
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、たとえ燃焼装置とドレン中和器との接続が適切に行われない状態となっても、排気が浴室等に漏れることを防止できる燃焼装置を提供することにある。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and its purpose is to provide exhaust to a bathroom or the like even when the combustion device and the drain neutralizer are not properly connected. An object of the present invention is to provide a combustion apparatus that can prevent leakage.
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成をもって課題を解決するための手段としている。すなわち、本発明は、ケース内に設けられた燃焼室内に、バーナと、該バーナの燃焼ガス中の顕熱を吸収するメインの熱交換器と、該メインの熱交換器よりも前記燃焼ガスの流れの下流側に前記メインの熱交換器と位置をずらして設けられて排気潜熱を回収する潜熱回収用熱交換器とが設けられている燃焼装置であって、前記ケース内には、前記バーナの燃焼の給排気を行う燃焼ファンと、前記潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを前記ケースの外部に設けられているドレン中和器に導くドレン導出路とが設けられ、前記燃焼ファンの回転によって前記ケースの外部から該ケース内に吸引される燃焼用空気を前記バーナに供給する給気通路が前記ケース内の前記燃焼室外部に設けられ、該燃焼室外部には前記潜熱回収用熱交換器の下側に、前記燃焼室側から前記ドレン導出路側に前記ドレンと共に流れてくる排気をドレンによって水封することにより排気が前記ドレン中和器側に流れることを防ぐ排気の水封器が該水封器の前記ドレン導入部を前記燃焼室と連通させて設けられて、該水封器のドレン導出部が前記ドレン導出路に連通しており、前記水封器は前記燃焼室と連通して前記ドレン導入部側に設けられた第1の室と、該第1の室よりも前記ドレンの流れの下流側に該第1の室と連通して並設された少なくとも第2の室とを有して、該第2の室と前記第1の室とは互いに室の下部側で連通しており、前記第1の室よりも前記ドレンの流れの下流側において該ドレンがオーバーフローする空間の上側に、前記水封器を前記給気通路の前記燃焼ファンよりも前記燃焼用空気の流れの上流側位置に連通させる開口部が形成されて、前記給気通路を流れる燃焼用空気の負圧によって前記水封器から前記ドレン導出路側へ向けての前記排気の圧力が低減される構成と成している構成をもって課題を解決する手段としている。 In order to achieve the above object, the present invention has the following configuration as means for solving the problems. That is, the present invention includes a burner, a main heat exchanger that absorbs sensible heat in the combustion gas of the burner, and the combustion gas in the combustion chamber provided in the case more than the main heat exchanger. A combustion apparatus provided with a latent heat recovery heat exchanger that is provided at a position shifted from the main heat exchanger at a downstream side of the flow and recovers exhaust latent heat, and in the case, the burner of the combustion fan for feeding exhaust combustion the latent recovery for drain generated in the heat exchanger and the drain outlet passage leading to drain neutralizer provided outside of the casing is provided, the combustion fan An air supply passage for supplying combustion air sucked into the case from the outside of the case by rotation to the burner is provided outside the combustion chamber in the case, and the latent heat recovery heat is provided outside the combustion chamber. Below the exchanger, The serial combustion chamber side water seal device of the exhaust gas exhaust prevents from flowing into the drain neutralizer side by water sealing the drain exhaust flowing together with the drain to the drain outlet roadside from the of the water sealing device A drain introduction portion is provided in communication with the combustion chamber, and a drain outlet portion of the water sealer is in communication with the drain outlet passage, and the water sealer is in communication with the combustion chamber and the drain introduction portion. A first chamber provided on the side, and at least a second chamber arranged in parallel with the first chamber on the downstream side of the flow of the drain from the first chamber, The second chamber and the first chamber communicate with each other on the lower side of the chamber, and above the space where the drain overflows on the downstream side of the drain flow with respect to the first chamber, The water seal is made to flow the combustion air more than the combustion fan in the supply passage. An opening communicating with the upstream side position of the exhaust gas is formed, and the pressure of the exhaust gas from the water sealer toward the drain lead-out path side is reduced by the negative pressure of the combustion air flowing through the air supply passage. It is a means to solve the problem with the configured structure.
また、第2の発明は、上記第1の発明の構成に加え、前記水封器は、第1のドレン貯留槽と、該第1のドレン貯留槽と並設された第2のドレン貯留槽とを有し、前記第1のドレン貯留槽は貯留槽底面側から起立させた区画壁によって上面に開口部を有する流入側部と、同じく貯留槽底面側から起立させた区画壁によって上面に開口部を有する流出側部とを有して、潜熱回収用熱交換器で発生したドレンが前記流入側部に流入する構成と成し、前記第2のドレン貯留槽は該第2の貯留槽内に上高位置から差し込まれる仕切り壁によりドレンの流入側部とドレンの流出側部とに仕切られて、該仕切り壁の下端側に設けられた連通部により前記流入側部と前記流出側部とが連通しており、前記第1のドレン貯留槽の流出側部から溢れたドレンが前記第2のドレン貯留槽の流入側部に導入され、前記第2のドレン貯留槽の流出側部から溢れ出たドレンがドレン導出路に導入される構成と成し、前記第1のドレン貯留槽の流出側部から前記第2のドレン貯留槽の流入側部に溢れ出す高さ水位圧力と前記第2のドレン貯留槽の流出側部から前記ドレン導出路に溢れ出す高さ水位圧力の和がドレン中和器側に排気が流れることを防ぐ水封の水位圧力と成していることを特徴とする。 In addition to the configuration of the first invention, the second invention includes a first drain storage tank, and a second drain storage tank provided in parallel with the first drain storage tank. The first drain storage tank is opened to the upper surface by an inflow side portion having an opening on the upper surface by a partition wall standing from the bottom surface side of the storage tank and a partition wall standing from the bottom surface side of the storage tank. And a drain that is generated in the latent heat recovery heat exchanger flows into the inflow side, and the second drain storage tank is in the second storage tank. The drain wall is partitioned into an inflow side portion of the drain and an outflow side portion of the drain by a partition wall inserted from above, and the inflow side portion and the outflow side portion are separated by a communication portion provided on the lower end side of the partition wall. Are connected, and the drain overflowing from the outflow side of the first drain storage tank is The drain that is introduced into the inflow side of the second drain storage tank and overflows from the outflow side of the second drain storage tank is introduced into the drain lead-out path, and the first drain storage tank The sum of the height water level pressure that overflows from the outflow side portion to the inflow side portion of the second drain storage tank and the height water level pressure that overflows from the outflow side portion of the second drain storage tank to the drain outlet passage It is characterized by the water level pressure of the water seal that prevents the exhaust gas from flowing to the neutralizer side.
さらに、第3の発明は、上記第1または第2の発明の構成に加え、燃焼装置は、浴室壁に形成された壁穴に設置されていることを特徴とする。 Further, the third invention is characterized in that, in addition to the configuration of the first or second invention, the combustion device is installed in a wall hole formed in a bathroom wall.
本発明によれば、ケース内の燃焼室内にメインの熱交換器と潜熱回収用熱交換器とが設けられ、燃焼室外にはドレンをケースの外部に設けられているドレン中和器に導くドレン導出路が設けられているが、ケース内の燃焼室外には、燃焼室側から前記ドレンと共にドレン導出路側に流れてくる排気をドレンによって水封することにより、排気が前記ドレン中和器側に流れることを防ぐ排気の水封器が設けられているので、排気が燃焼装置内で水封され、ドレン導出路を通ってケース外部に流れることを防げる。そのため、たとえドレン中和器と燃焼装置との接続が良好に行われていなくても、排気がケース外部に流れて、例えば浴室内に流れることによる問題を回避できる。 According to the present invention, the main heat exchanger and the latent heat recovery heat exchanger are provided in the combustion chamber in the case, and the drain is led outside the combustion chamber to the drain neutralizer provided outside the case. Although a lead-out path is provided, outside the combustion chamber in the case, the exhaust flowing from the combustion chamber side to the drain lead-out path side together with the drain is sealed with drain, so that the exhaust is sent to the drain neutralizer side. Since the exhaust water sealer that prevents flow is provided, it is possible to prevent the exhaust gas from being sealed in the combustion device and flowing to the outside of the case through the drain lead-out path. Therefore, even if the drain neutralizer and the combustion device are not well connected, it is possible to avoid problems caused by exhaust gas flowing outside the case, for example, flowing into the bathroom.
また、本発明において、水封器が、第1のドレン貯留槽と、該第1のドレン貯留槽と並設された第2のドレン貯留槽とを有し、第1のドレン貯留槽の流出側部から溢れたドレンが前記第2のドレン貯留槽の流入側部に導入され、前記第2のドレン貯留槽の流出側部から溢れ出たドレンがドレン導出路に導入される構成と成しているものにおいては、第1のドレン貯留槽の流出側部から前記第2のドレン貯留槽の流入側部に溢れ出す高さ水位圧力と前記第2のドレン貯留槽の流出側部から前記ドレン導出路に溢れ出す高さ水位圧力の和を、ドレン中和器側に排気が流れることを防ぐ水封の水位圧力と成すことにより、排気の水封を確実に行うことができる。 Moreover, in this invention, a water sealer has a 1st drain storage tank and the 2nd drain storage tank provided in parallel with this 1st drain storage tank, and the outflow of a 1st drain storage tank The drain overflowing from the side is introduced into the inflow side of the second drain storage tank, and the drain overflowing from the outflow side of the second drain storage tank is introduced into the drain outlet passage. The water level pressure overflows from the outflow side of the first drain storage tank to the inflow side of the second drain storage tank and the drain from the outflow side of the second drain storage tank. By making the sum of the height water level pressures overflowing to the outlet passage the water level pressure of the water seal that prevents the exhaust from flowing to the drain neutralizer side, the water sealing of the exhaust can be performed reliably.
また、1つのドレン貯留槽を設けた水封器により排気を水封する場合、そのドレン貯留槽のドレン流出側からドレン導出路に溢れ出す高さ水位圧力を、ドレン中和器側に排気が流れることを防ぐ水封の水位圧力と成す必要があるが、前記第1と第2のドレン貯留槽を並設して成る水封器を備えた本発明によれば、第1のドレン貯留槽の流出側部から前記第2のドレン貯留槽の流入側部に溢れ出す高さ水位圧力と前記第2のドレン貯留槽の流出側部から前記ドレン導出路に溢れ出す高さ水位圧力の和を、ドレン中和器側に排気が流れることを防ぐ水封の水位圧力と成せばよいので、第1と第2のドレン貯留槽の高さを低くできる。そのため、この発明によれば、燃焼装置の高さが低くても、潜熱回収用熱交換器の下側に水封器を配置できるので、コンパクトで、排気の水封効果を十分に発揮できる燃焼装置を実現できる。 In addition, when the exhaust is sealed with a water seal equipped with one drain storage tank, the height water level pressure that overflows from the drain outflow side of the drain storage tank to the drain lead-out path is set to the drain neutralizer side. According to the present invention provided with a water seal device in which the first and second drain storage tanks are arranged side by side, the first drain storage tank is required. The sum of the height water level pressure overflowing from the outflow side portion of the second drain storage tank to the inflow side portion of the second drain storage tank and the height water level pressure overflowing from the outflow side portion of the second drain storage tank to the drain outlet passage The height of the first and second drain storage tanks can be reduced because the water level pressure of the water seal that prevents the exhaust gas from flowing to the drain neutralizer side is sufficient. Therefore, according to the present invention, even if the height of the combustion apparatus is low, the water seal can be arranged below the latent heat recovery heat exchanger, so that the combustion is compact and can sufficiently exhibit the exhaust water sealing effect. A device can be realized.
さらに、本発明の燃焼装置を、例えばバランス風呂釜の代わりに、浴室壁に形成された壁穴に設置することにより、風呂スペースの有効利用を行えるし、潜熱回収用熱交換器を有する燃焼装置により高効率での燃焼を行うことができ、しかも、潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを、例えば浴槽内に設けたドレン中和器により中和するようにして、快適に、かつ、安全に処理することができる。 Furthermore, the combustion apparatus of the present invention can be used effectively in the bath space by installing it in a wall hole formed in the bathroom wall instead of, for example, a balance bath, and has a heat exchanger for recovering latent heat. In addition, the drain generated in the latent heat recovery heat exchanger can be neutralized by, for example, a drain neutralizer provided in the bathtub, so that it is comfortable and safe. Can be processed.
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、本実施形態例の説明において、これまでの説明に示した例と同一名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略又は簡略化する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the description of the present embodiment, the same reference numerals are assigned to the same name portions as those in the examples described so far, and the duplicate description is omitted or simplified.
図1には、本発明に係る燃焼装置の一実施形態例としての給湯器の構成が、その配管構成を省略した模式的な断面図により示されている。同図に示すように、本実施形態例の給湯器17は、浴室壁10に形成された壁穴16に配置されており、この給湯器17は横方向の長さが縦方向に長さよりも大きく形成されている。
FIG. 1 shows a configuration of a water heater as an embodiment of a combustion apparatus according to the present invention in a schematic cross-sectional view in which the piping configuration is omitted. As shown in the figure, the
本実施形態例の給湯器17は、図4に示した給湯器と同様に、潜熱回収用熱交換器6を備えた燃焼装置であり、ケース40内に設けられた燃焼室20内に、バーナ1と、メインの熱交換器4と潜熱回収用熱交換器6とを設けて構成されているが、メインの熱交換器4と潜熱回収用熱交換器6とは位置をずらして(ここでは、壁穴16の貫通方向に並設して)設けられている。また、燃焼ファン5は、バーナ1の配置領域に隣接した送風室25の上側に設けられており、燃焼ファン5の回転に伴い、吸気口9からケース40内に吸い込まれた空気が、図の矢印Dに示すように、燃焼ファン5の入側には入り込み、さらに、その空気が、図の矢印Aに示すように、バーナ1に空気を送り込まれるようになっている。
The
そして、この空気と、バーナ1に送られる燃料のガスとによって、バーナ1の燃焼が行われ、その燃焼ガスは、図の矢印Bに示すように、メインの熱交換器4と潜熱回収用熱交換器6とを通って排気口8から排気される。なお、メインの熱交換器4と潜熱回収用熱交換器6による燃焼ガス中の顕熱や潜熱の回収、給水機能や給湯機能および湯張り機能等は、図4に示した給湯器と同様であり、その説明は省略する。
The burner 1 is combusted by the air and the fuel gas sent to the burner 1, and the combustion gas is used as the main heat exchanger 4 and the heat for recovering latent heat as shown by an arrow B in the figure. The gas is exhausted from the
本実施形態例において、ケース40内には、前記燃焼室20の下側に、ドレン導出路33が設けられている。ドレン導出路33は、潜熱回収用熱交換器6で発生するドレンを、図の矢印Cに示すように、ケース40の外部に設けられているドレン中和器3(同図には図示せず)に導くものであり、ドレン導出路33の出口が、中和器接続部32と成している。ドレン中和器3は、この中和器接続部32に、例えばゴム管等の適宜の接続手段を介して接続されるようになっている。
In the present embodiment, a
本実施形態例において、ケース40内の燃焼室外部には、潜熱回収用熱交換器6の下側に、特徴的な水封器7が設けられている。前記燃焼ガスの排気の一部は、図1の矢印B’に示すように、ドレンと共に、潜熱回収用熱交換器6の下側に流れるものであり、前記水封器7は、燃焼室20側からドレン導出路33側にドレンと共に流れてくる排気をドレンによって水封し、排気がドレン導出路33を介して前記ドレン中和器3側に流れることを防ぐ排気の水封器である。
In the present embodiment, a
この水封器7は、第1のドレン貯留槽11と、該第1のドレン貯留槽11と並設された第2のドレン貯留槽12とを有している。第1のドレン貯留槽11は貯留槽底面から起立させた区画壁2a,2bによって上面に開口部を有する流入側部13(第1の室)と、同じく貯留槽底面から起立させた区画壁2c,2dによって上面に開口部を有する流出側部14(第2の室)とを有して、断面がU字形状に形成されており(第1の室と該第1の室よりも前記ドレンの流れの下流側に並設された第2の室とが互いに下部側で連通しており)、前記潜熱回収用熱交換器6で発生したドレンが流入側部13に流入する構成と成している。なお、流入側部13と流出側部14の上面には、例えば図2(b)に示すように、1つ以上(この図では複数)の孔部を形成した上板部21aを設けてもよい。
The
また、前記第2のドレン貯留槽12は該第2の貯留槽12内に上高位置から差し込まれる仕切り壁22によりドレンの流入側部23とドレンの流出側部24とに仕切られて、該仕切り壁22の下端側に設けられた連通部19により前記流入側部23と前記流出側部24とが連通している。なお、この例では、仕切り壁22を第2の貯留槽12の底面と間隔を介した位置まで伸設することにより、この間隔を連通部19としているが、連通部19は、例えば仕切り壁22に形成した貫通孔により形成してもよい。また、流入側部23と流出側部24の上面に、例えば図2(b)に示すように、1つ以上(この図では複数)の孔部を形成した上板部21bを設けてもよい。
The second
本実施形態例において、水封器7は、前記第1のドレン貯留槽11の流出側部14から溢れたドレンが前記第2のドレン貯留槽12の流入側部23に導入され、第2のドレン貯留槽12の流出側部24から溢れ出たドレンが前記ドレン導出路33に導入される構成と成している。
In this embodiment, the
そして、第1のドレン貯留槽11の流出側部14から第2のドレン貯留槽12の流入側部23に溢れ出す高さ水位圧力と、第2のドレン貯留槽12の流出側部24からドレン導出路33に溢れ出す高さ水位圧力の和が、ドレン中和器3側に排気が流れることを防ぐ水封の水位圧力と成している。具体的には、図2(a)のSに示す、第1のドレン貯留槽11の水封高さを37mmとし、同図のTに示す、第2のドレン貯留槽12の水封高さを40mmとしている。この構成により、本実施形態例では、水封器7が排気の水封を良好に行えるようになっている。
And the height water level pressure which overflows from the
なお、本実施形態例において、ドレン導出路33に沿って空気通路31が形成されており、この空気通路31は、例えばドレンが水封器7から燃焼室20側に逆流することを防ぐ役割を果たす。
In this embodiment, an
以下に、本実施形態例における水封器7の機能を具体的に示す。例えば、一般的な住宅において、台所等で換気扇を回すと、台所内の圧力は、換気扇を回さないときの0に対し、水位高さとして−15mmの圧力(負圧)となり、浴室30の圧力も同様に、水位高さとして−15mmの負圧となる。なお、ここで、この水位圧力を−15mmH2Oと示すように、水位圧力の単位を、便宜上、mmH2Oとして示すことにする。
Below, the function of the
このとき、給湯器17の燃焼ファン5を回転させると、図1の矢印Dに示すように、吸気口9から燃焼ファン5に吸気が流れ、この給気通路部分(ケース40内における燃焼室20の外側の、吸気口9から燃焼ファン5の空気入口に至る部分)は、−5〜−10mmH2Oとなる。そして、同図の矢印A、Bに示す空気の流れが生じ、燃焼ファン5の空気出口から排気口8までの間は、その圧力が10〜15mmH2Oとなる。同様に、矢印B’に示すように、水封器7にも同じ圧力(10〜15mmH2O)がかかるが、本実施形態例において、水封器7の第1のドレン貯留槽11の水封高さは37mmであるので、排気を第1のドレン貯留槽11により水封でき、ドレン導出路33側には流れることを防ぐことができる。
At this time, when the
また、本実施形態例では、矢印B’に示す排気の圧力がさらに高くなったときでも、以下のように、水封器7により排気を水封できるようになっている。つまり、例えば、家屋(例えばマンションやアパート等)の修繕工事等のために家屋の外壁がビニールシート等で覆われているときに、前記の如く、台所等の換気扇が回され、給湯器17の燃焼ファン5が回転し、さらに、前記ビニールシートが外からの風等の影響で給湯器17の排気口8を完全に塞ぐような形になると、給湯器17内の排気は行き場を失ってしまい、燃焼ファン5の空気出口から排気口8までの間の排気の圧力は、65mmH2O程度と高くなる。
Further, in this embodiment, even when the pressure of the exhaust gas indicated by the arrow B ′ is further increased, the exhaust gas can be sealed with the
そうすると、図2(a)に示すように、第1のドレン貯留槽11の第1のドレン貯留槽11の水封高さSは37mmであるので、この水封は破られるが、排気は、第1のドレン貯留槽11の水封のために、第1のドレン貯留槽11の流出側部14から気泡となって吹き出す。この吹き出し圧力は、65−37=28mmH2Oとなり、前記の如く、給湯器17のケース40内における燃焼室20の外側の、吸気口9から燃焼ファン5の空気入口に至る部分は−5〜−10mmH2Oとなっていることから、第1のドレン貯留槽11の流出側部14からの吹き出し圧力が弱められ(28mmH2O未満となり)、第2のドレン貯留槽12の流入側部23に加えられる押し圧力は、例えば10mmH2Oとなる。
Then, as shown in FIG. 2A, since the water seal height S of the first
一方、前記の如く、浴室30の圧力は−15mmH2Oとなっているので、第2のドレン貯留槽12の流出側部24側は、15mmH2Oで引っ張られることになるため、排気が第2のドレン貯留槽12の流入側部23側から流出側部24側に流れようとする水位圧力は、例えば、約10+15=約25mmH2Oとなる。ここで、本実施形態例では、第2のドレン貯留槽12の水封高さTが40mmであることから、排気を第2のドレン貯留槽12により水封でき、ドレン導出路33側には流れることを防ぐことができる。
On the other hand, as described above, since the pressure in the
本実施形態例は以上のように構成されており、給湯器7のケース40内に、ドレンと共にドレン導出路33側に流れる排気の水封器7を設けることにより、排気圧力が非常に高くなっても、排気を給湯器17内で水封できるので、たとえドレン中和器3と給湯器17との接続が良好に行われていなくても、排気がドレン導出路33を通って浴室30内に流れるということを防ぐことができる。
The present embodiment is configured as described above. By providing the
また、本実施形態例に適用している水封器7は、第1のドレン貯留槽11と第2のドレン貯留槽12とを並設して形成されており、第1のドレン貯留槽11の流出側部14から第2のドレン貯留槽12の流入側部13に溢れ出す高さ水位圧力と第2のドレン貯留槽12の流出側部24からドレン導出路33に溢れ出す高さ水位圧力の和を、ドレン中和器3側に排気が流れることを防ぐ水封の水位圧力と成すことにより、前記排気を水封できるので、第1と第2のドレン貯留槽11,12の高さを低くでき、水封器7の高さを低くでき、コンパクトで、排気の水封効果を十分に発揮できる給湯器を実現できる。
Further, the
さらに、本実施形態例では、潜熱回収用熱交換器6の下側の、前記吸気口9の近くに水封器7を設けており、水封器7の配置位置は、前記燃焼ファン5から遠い位置になるために、以下のような効果を奏することができる。
Further, in this embodiment, a
給湯器17を工場から出荷するときには、水封器7内にドレンが入っていない状態として(工場におけるテスト中に発生したドレンは抜き取って)出荷するので、給湯器17の設置後の、工事業者による試運転の燃焼開始時から例えば1〜2分程度は、水封器7内にドレンが無い状態でのバーナ燃焼となる。そのため、このときは、水封器7による排気の水封はされず、水封器7から漏れた排気が給湯器17内を逆流して燃焼ファン5に至る、いわゆる、再循環による燃焼悪化現象が発生する。
When the
なお、その後、試運転が続行されて、水封器7にドレンが溜まり、水封器7による排気の水封が行われるようになるので、利用者が給湯器17を利用する際に、前記再循環による燃焼悪化現象が生じるおそれはないが、たとえ試運転時であっても、前記再循環による燃焼悪化現象の発生はできるだけ押さえたいものである。燃焼ファン5を回転させることにより給湯器17内で発生する負圧は、燃焼ファン5の吸い込み口(入口)側で最も大きく、吸気口9の近傍は最も小さくなり、再循環による燃焼悪化現象の発生できるだけ押さえるためには、負圧が小さい領域、つまり、吸気口9の近傍に水封器7を設けることが好ましい(燃焼ファン5に近いほど、負圧が大きいので再循環しやすく燃焼悪化が激しくなる)。
After that, the trial run is continued, drainage accumulates in the
本実施形態例は、前記の如く、水封器7の配設位置を吸気口9に近い位置とすることにより、再循環による燃焼悪化現象の発生をできるだけ押さえることができ、この点も、本実施形態例の特長である。
In the present embodiment, as described above, the occurrence of the combustion deterioration phenomenon due to recirculation can be suppressed as much as possible by setting the position of the
なお、本発明は上記実施形態例に限定されることはなく、様々な態様を採り得る。例えば、上記実施形態例では、水封器7の第1のドレン貯留槽11は、断面がU字形状となるように形成したが、例えば図2(c)に示すように、区画壁2dと区画壁2cとを一緒にして仕切り壁とし、この仕切り壁により流入側部13と流出側部14とを仕切り、この仕切り壁の下側に設けた連通部を介して連通する態様に形成してもよい。
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, It can take various aspects. For example, in the above embodiment, the first
また、上記実施形態例では、水封器7は、第1のドレン貯留槽11と第2のドレン貯留槽12とを並設して形成したが、水封器7の構成は、上記実施形態例の構成に限定されることはなく、例えば、潜熱回収用熱交換器6の下側の高さスペースが広ければ、図3に示すように、1つのドレン貯留槽29を設けて構成してもよい。
Moreover, in the said embodiment example, although the
なお、この場合、ドレン貯留槽29のドレン導出路33に溢れ出す高さ水位圧力が、前記燃焼室20側から第1のドレン貯留槽11側に加えられる排気の圧力よりも大きくなるようにするために、水封器7の高さはそれだけ高くなる(例えば75mm程度〜80mm程度必要となる)。給湯器17等の燃焼装置を、浴室30の壁穴16に設ける場合には、給湯器17の高さを壁穴16の高さ以下にしなくてはならず、潜熱回収用熱交換器6による潜熱回収を効率良く行うための、潜熱回収用熱交換器6の配設スペースを考慮すると、上記実施形態例のように、第1のドレン貯留槽11と第2のドレン貯留槽12とを並設して形成することが好ましい。
In this case, the height water level pressure overflowing the
さらに、上記実施形態例では、ドレン導出路33に沿って空気通路31を形成したが、空気通路31の形成箇所は適宜設定されるものである。また、空気通路31は、例えばドレン中和器3の配設を浴室排水口15に接続するといった場合に、ドレンが燃焼室20側に逆流することを防ぐものであるから、ドレンの逆流の可能性がない場合には省略することもできる。
Furthermore, in the above embodiment, the
さらに、上記実施形態例は、燃焼装置として、ガス燃焼式の給湯器17について説明したが、本発明の燃焼装置は給湯器とは限らず、風呂釜等、適宜の燃焼装置を適用することができるし、その燃焼方式も、石油燃焼式のものとしてもよい。
Furthermore, although the said embodiment demonstrated the gas combustion
さらに、上記実施形態例では、給湯器17を浴室30の壁穴16に設置する例を述べたが、給湯器17等の燃焼装置の配置位置は適宜設定されるものである。
Furthermore, although the example which installs the
1 バーナ
3 ドレン中和器
4 メインの熱交換器
5 燃焼ファン
6 潜熱回収用熱交換器
7 水封器
11 第1のドレン貯留槽
12 第2のドレン貯留槽
13,23 流入側部
14,24 流出側部
16 壁穴
19 連通部
22 仕切り壁
33 浴室
33 ドレン導出路
1
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