JP4169518B2 - Exhaust condensate neutralizer in latent heat recovery type heating device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃焼用バーナの燃焼排気における潜熱にて被加熱流体を加熱するための潜熱回収熱交換器が備えられ、その潜熱回収熱交換器にて前記燃焼排気を熱交換させることにより発生する排気凝縮水を中和させる中和手段が設けられている潜熱回収式加熱装置における排気凝縮水中和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような潜熱回収式加熱装置では、潜熱回収熱交換器において、燃焼排気中の水分が結露するまで燃焼排気と給湯用の水などの被加熱流体とを熱交換させることにより排気凝縮水が発生し、その排気凝縮水は、硝酸などが含まれているので酸性となる。
そして、酸性の排気凝縮水を酸性のまま排水すると、腐食などの問題を生じるので、排気凝縮水を中和させる中和手段が設けられた排気凝縮水中和装置にて、排気凝縮水を排水可能な程度まで中和させるようにしている。
【0003】
この種の潜熱回収式加熱装置における排気凝縮水中和装置では、排気凝縮水を中和させる構成として、例えば、下記の従来構成1および従来構成2がある。
従来構成1は、導入口から排出口に排気凝縮水を通流させる排気凝縮水通路を設け、その排気凝縮水通路中に炭酸カルシウムなどの中和剤を充填し、導入口から排気凝縮水を導入させて、排気凝縮水通路を排気凝縮水を通流させることにより、排気凝縮水を中和剤にて中和するようにしている(例えば、特開2001−252676号公報)。
従来構成2は、排気凝縮水を貯留する中和タンク内に、アルミニウムなど水素イオンよりもイオン化傾向の大きい金属から形成された第1電極と、チタンなど水素イオンよりもイオン化傾向の小さい金属から形成された第2電極とを設け、中和タンクに排気凝縮水を供給し、燃焼用バーナの燃焼中に、第1電極に正の電圧を、第2電極に負の電圧を夫々印可することにより、第1電極を形成している金属を排気凝縮水に溶出させて、排気凝縮水を中和させるようにしている(例えば、特開平8−136058号公報)。
ちなみに、この従来構成2では、燃焼用バーナの燃焼を停止させているときに、燃焼用バーナの燃焼中とは逆に、第1電極に負の電圧を、第2電極に正の電圧を夫々印可させて、第1電極を形成している金属が排気凝縮水に溶出するのを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来構成1の潜熱回収式加熱装置における排気凝縮水中和装置では、中和剤を排気凝縮水通路中に充填させているので、装置の重量が重くなり、しかも、炭酸カルシウムなどの中和剤にて排気凝縮水を中和させているために、排気凝縮水を中和させるごとに中和剤を消耗していくことになるので、比較的短時間で中和剤の交換作業が必要となり、その交換作業が煩わしいものとなる。
また、上記従来構成2の潜熱回収式加熱装置における排気凝縮水中和装置では、第1電極として形成されている金属を排気凝縮水に溶出させることにより排気凝縮水を中和しているために、排気凝縮水を中和させるごとに第1電極として形成されている金属を消耗していくことになるので、比較的短時間で第1電極の交換作業が必要となり、その交換作業が煩わしいものとなる。
【0005】
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、煩わしい作業を必要とせず、排気凝縮水を中和させることが可能となる潜熱回収式加熱装置における排気凝縮水中和装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に記載の発明によれば、燃焼用バーナの燃焼排気における潜熱にて被加熱流体を加熱するための潜熱回収熱交換器が備えられ、その潜熱回収熱交換器にて前記燃焼排気を熱交換させることにより発生する排気凝縮水を中和させる中和手段が設けられている潜熱回収式加熱装置における排気凝縮水中和装置において、
前記中和手段が、前記排気凝縮水を電気分解させることにより、前記排気凝縮水を中和させるように構成され、
前記中和手段にて前記排気凝縮水を電気分解させることにより発生する発生気体を、燃焼用気体として、前記燃焼用バーナに供給させる発生気体供給手段が設けられている。
【0007】
すなわち、一般的に、排気凝縮水には、酸性の硝酸が含まれており、その硝酸が含まれた排気凝縮水を中和手段にて電気分解させることにより、陰極からは水素、陽極からは酸素、一酸化窒素や二酸化窒素などの窒素酸化物が発生することになるので、排気凝縮水を中和手段にて電気分解させることにより、排気凝縮水に含まれた酸性の硝酸を除去させて、排気凝縮水を中和させることが可能となる。
したがって、排気凝縮水を中和させるごとに消耗していく中和剤などの消耗品を必要とせずに、排気凝縮水を中和させることが可能となるので、比較的短時間での交換作業の必要性をなくすことが可能となって、煩わしい作業を必要とせず、排気凝縮水を中和させることが可能となる潜熱回収式加熱装置における排気凝縮水中和装置を提供できるに至った。
【0008】
ちなみに、排気凝縮水には、硝酸の他に炭酸など他の酸も含まれているが、それら他の酸については、硝酸に比べて十分pHへの寄与は小さいので、排気凝縮水を電気分解させて、排気凝縮水に含まれた硝酸を除去させることにより、排水可能な程度まで排気凝縮水を中和させることが可能となる。
【0010】
又、請求項1に記載の発明によれば、中和手段にて排気凝縮水を電気分解させることにより、陽極からは水素、陰極からは酸素、一酸化窒素や二酸化窒素などの窒素酸化物が発生気体として発生することになるので、水素および窒素酸化物を含む発生気体を、発生気体供給手段にて、燃焼用気体として、燃焼用バーナに供給させることにより、水素および窒素酸化物を含む発生気体がそのまま大気放出されることを防止することが可能となる。
【0011】
ちなみに、燃焼用気体として燃焼用バーナに供給される発生気体に含まれる水素および窒素酸化物の濃度は、燃焼用バーナに供給される燃料ガスなどの濃度に比べると、十分低濃度であるので、燃焼用バーナの燃焼状態に与える影響は小さい。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、前記発生気体供給手段が、前記燃焼用バーナに燃焼用空気を供給するための給気ファンの作動により、前記発生気体を前記燃焼用気体として前記燃焼用バーナに供給させるように構成され、前記中和手段が、前記給気ファンの作動中において、前記排気凝縮水を電気分解させるように構成されている。
【0013】
すなわち、発生気体供給手段は、給気ファンを作動させることにより、発生気体を燃焼用気体として燃焼用バーナに供給させることが可能となるので、燃焼用バーナに燃焼用空気を供給するために設けられる給気ファンを利用して、発生気体を燃焼用気体として燃焼用バーナに供給することが可能となり、発生気体供給手段の構成の簡素化を図ることが可能となる。
しかも、中和手段が、給気ファンの作動中において、排気凝縮水を電気分解させて、発生気体を発生させることが可能となるので、給気ファンの作動によって、発生気体を燃焼用気体として燃焼用バーナに供給することが可能となり、発生気体が燃焼用バーナへの供給経路途中などで滞留するのを防止することが可能となる。
【0014】
請求項3に記載の発明によれば、前記中和手段が、前記燃焼用バーナの燃焼中において、前記排気凝縮水を電気分解させるように構成されている。
【0015】
すなわち、排気凝縮水が発生するのは、燃焼用バーナの燃焼中であるので、中和手段が、燃焼用バーナの燃焼中において、排気凝縮水を電気分解させることにより、発生する排気凝縮水を的確に中和させることが可能となり、しかも、排気凝縮水を発生しない、燃焼用バーナの燃焼停止中には、中和手段が、排気凝縮水を電気分解させないようにすることが可能となり、水素や窒素酸化物などの発生気体の発生を極力防止することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる潜熱回収式加熱装置における排気凝縮水中和装置を潜熱回収式給湯装置に適応した例について図面に基づいて説明する。
この潜熱回収式給湯装置は、図1に示すように、ケーシング1内に給湯部2とともに排気凝縮水中和装置3が組み込まれて、排気凝縮水中和装置3が内蔵され、給湯部2および排気凝縮水中和装置3の作動を制御する制御部Hなどを備えて構成されている。
【0017】
前記給湯部2は、燃焼部を下向きに配置した燃焼用バーナ4と、その燃焼用バーナ4からの下向き燃焼ガス経路において上下2段に配置した主熱交換器5および潜熱回収熱交換器6などから構成され、燃焼用バーナ4に燃焼用空気を供給する給気ファン7も設けられている。
そして、潜熱回収熱交換器6にて熱交換された後の燃焼排ガスGは排気路8を通してケーシング1の外部に排出されるように構成されている。
【0018】
前記潜熱回収熱交換器6には、例えば家庭用の水道などから水が供給される入水路9が接続され、前記主熱交換器5には、加熱後の湯水を出湯する出湯路10が接続され、入水路9を通して供給される水が、潜熱回収熱交換器6にて燃焼排ガスと熱交換された後、主熱交換器5に供給されて燃焼排ガスと熱交換されて所望の温度の湯水が出湯路10を通して供給されるように構成されている。
そして、主熱交換器5において燃焼用バーナ4の燃焼排ガスと供給される水との間で熱交換させ、潜熱回収熱交換器6において、主熱交換器5で水加熱用に用いた後の燃焼排ガスと主熱交換器5に通水する前の水との間で燃焼排ガス中水分の凝縮を伴う状態で熱交換させて、燃焼排ガスにおける顕熱と潜熱とを回収するように構成されている。
【0019】
また、潜熱回収熱交換器6の下方には、潜熱回収熱交換器6にて燃焼排ガスと主熱交換器5に通水する前の水とを熱交換させることにより発生する排気凝縮水、すなわちドレンを受け止め回収するドレン回収部11が設けられ、このドレン回収部11にて回収された排気凝縮水をドレン供給路12を通して排気凝縮水中和装置3に供給されるように構成されている。
【0020】
前記排気凝縮水中和装置3は、図2に示すように、中和装置用ケーシング3a内に、ドレン供給路12を通して供給される排気凝縮水を貯留する貯留部14、その貯留部14に貯留されている排気凝縮水を電気分解させることにより、排気凝縮水を中和させる中和手段13を備えて構成され、貯留部14に排気凝縮水を供給する導入部15、中和手段13にて中和された排気凝縮水を排出する排出部16などが設けられている。
【0021】
説明を加えると、潜熱回収熱交換器6にて燃焼排ガスと主熱交換器5に通水する前の水とを熱交換させることにより発生する排気凝縮水には、主に硝酸が含まれているので、その硝酸が含まれた排気凝縮水を、中和手段13にて電気分解することにより、陰極13a側から水素が発生し、陽極13b側から酸素、および、一酸化窒素や二酸化窒素などの窒素酸化物が発生し、排気凝縮水に含まれた硝酸を除去させて、排気凝縮水を中和させるように構成されている。
ちなみに、排気凝縮水には、硝酸の他に炭酸などの他の酸も含まれているが、それら他の酸については、硝酸に比べて十分pHへの寄与は小さいので、排気凝縮水を電気分解させて、排気凝縮水に含まれた硝酸を除去させることにより、排水可能な程度まで排気凝縮水を中和させることが可能となる。
【0022】
具体的に説明をすると、貯留部14は、第1貯留部14a、第2貯留部14b、第3貯留部14cの3つが備えられ、導入部15から導入される排気凝縮水は、第1貯留部14a、第2貯留部14b、第3貯留部14cの順にオーバーフローにより供給されるように構成されている。
前記中和手段13は、第1貯留部14a、第2貯留部14b、第3貯留部14cの夫々に、陽極13aと陰極13bの一対の電極(例えば、炭素などの非金属またはチタンなどの金属)を設け、一対の電極13a,13bの夫々に通電させる通電部13cを設けて、通電部13cにて一対の電極13a,13bの夫々に通電させることにより、貯留部14に貯留している排気凝縮水を電気分解させるように構成されている。
【0023】
前記導入部15から導入される排気凝縮水は、第1貯留部14aに供給されて、通電部13cによる一対の電極13a,13bへの通電により、電気分解されたのち、第2貯留部14bに供給される。
そして、第2貯留部14bに供給された排気凝縮水は、通電部13cによる一対の電極13a,13bへの通電により、電気分解されたのち、第3貯留部14cに供給され、その第3貯留部14cにおいても、通電部13cによる一対の電極13a,13bへの通電により、電気分解される。
このようにして、第1貯留部14a、第2貯留部14b、第3貯留部14cの夫々において電気分解された排気凝縮水は、排気部16から排気路20を通して排水されるように構成されている。
【0024】
そして、中和手段13にて排気凝縮水を電気分解させることにより発生する発生気体は、水素および窒素酸化物を含むのでそのまま大気放出させることは好ましくないので、発生気体を、燃焼用気体として、燃焼用バーナ4に供給させる発生気体供給手段17が設けられている。
前記発生気体供給手段17は、燃焼用バーナ4に燃焼用空気を供給するための給気ファン7の作動により、発生気体を燃焼用気体として燃焼用バーナ4に供給させるように構成されている。
ちなみに、燃焼用気体として燃焼用バーナ4に供給される発生気体に含まれる水素および窒素酸化物の濃度は、燃焼用バーナ4に供給される燃料ガスの濃度に比べると、十分低濃度であるので、燃焼用バーナの燃焼状態に与える影響は小さい。
【0025】
説明を加えると、給気口19から中和装置用ケーシング3a内に燃焼用空気を供給させる第1給気路18aと、中和装置用ケーシング3a内の発生気体と第1給気路18aを通して中和装置用ケーシング3a内に供給された燃焼用空気を給気ファン7の給気口7aに供給させる第2給気路18bとが設けられている。
そして、第1給気路18aと第2給気路18bとからなる給気経路18は、ケーシング1の給気口19から給気ファン7の給気口7aに連通し、その経路途中に、中和装置用ケーシング3aを配設させるようにしている。
このようにして、給気ファン7の作動により、中和装置用ケーシング3a内の発生気体を、ケーシング1の給気口19から給気される燃焼用空気とともに、給気ファン7の給気口7aに供給することにより、発生気体を燃焼用バーナ4に燃焼用気体として供給するように構成されている。
【0026】
ちなみに、給気ファン7の作動に伴い、中和装置用ケーシング3a内の気体が給気ファン7の給気口7aに供給されるので、燃焼用バーナ4の燃焼排ガスが、ドレン供給路12を通して中和装置用ケーシング3a内に供給されて、給気ファン7の作動に伴い、給気ファン7の給気口7aに供給されるのを防止するために、排気凝縮水を貯留部14に供給する導入部15は、水封されている。
【0027】
前記制御部Hは、図外の操作部などの指令に基づいて、燃焼用バーナ4の燃焼状態を制御することにより、給湯部2の作動を制御するとともに、給湯部2の作動状態に基づいて、中和手段13における通電部13cによる一対の電極13a,13bの夫々への通電状態を制御することにより、排気凝縮水中和装置3の作動を制御するように構成されている。
【0028】
前記制御部Hによる給湯部2の制御について説明を加えると、制御部Hは、燃焼用バーナ4の燃焼停止中に給湯開始が指令されると、給気ファン7の作動を開始し、燃焼用バーナ4へ燃料ガスを供給して、図外のイグナイタを作動させて、燃焼用バーナ4に点火させる点火動作を行う。
そして、制御部Hは、燃焼用バーナ4の燃焼中には、燃焼用バーナ4への燃料ガス供給量および給気ファン7の回転速度を調整して燃焼用バーナ4による加熱量を調整し、所望の温度の湯水を出湯路10を通して供給するようにしている。
また、制御部Hは、燃焼用バーナ4の燃焼中に給湯停止が指令されると、燃焼用バーナ4への燃料ガスの供給を停止し、燃焼用バーナ4の燃焼を停止させたのち、設定時間給気ファン7の作動を継続させて、燃焼用バーナ4による燃焼排ガスを排出するようにしている。
【0029】
前記制御部Hによる排気凝縮水中和装置3の制御について説明を加えると、制御部Hは、給気ファン7の作動中において、通電部13cにて一対の電極13a,13bの夫々へ通電させることにより、中和手段13が、給気ファン7の作動中において、排気凝縮水を電気分解させるように構成されている。
具体的には、制御部Hは、燃焼用バーナ4の燃焼中には、給気ファン7を作動させるので、燃焼用バーナ4の燃焼中において、通電部13cにて一対の電極13a,13bの夫々へ通電させることにより、中和手段13が、燃焼用バーナ4の燃焼中において、排気凝縮水を電気分解させるように構成されている。
ちなみに、制御部Hは、通電部13cによる一対の電極13a,13bの夫々への通電量を調整して、一対の電極13a,13bに1.4V+α(例えば、2.0V)以上の電圧を印可させるようにしている。
【0030】
具体的に説明をすると、制御部Hは、燃焼用バーナ4の燃焼停止中に給湯開始が指令されると、給気ファン7の作動を開始し、燃焼用バーナ4へ燃料ガスを供給して、図外のイグナイタを作動させる点火動作を行い、図外のフレームロッドで燃焼用バーナ4の着火を確認する。
そして、制御部Hは、燃焼用バーナ4の着火が確認されると、通電部13cによる一対の電極13a,13bの夫々への通電を開始させ、その通電によって排気凝縮水を電気分解させて、排気凝縮水を中和させるようにしている。
このとき、中和手段13にて排気凝縮水を電気分解することにより発生する発生気体は、給気ファン7の作動により、ケーシング1の給気口19から給気される燃焼用空気とともに、燃焼用気体として燃焼用バーナ4に供給される。
【0031】
また、制御部Hは、燃焼用バーナ4の燃焼中において、給気ファン7の回転速度に基づいて、発生気体に含まれる水素および窒素酸化物の濃度が給気ファン7の給気口7aに供給される気体の設定濃度を越えないように、通電部13cによる一対の電極13a,13bの夫々への通電量を調整して、発生気体の発生量を調整するように構成されている。
【0032】
そして、制御部Hは、燃焼用バーナ4の燃焼中に給湯停止が指令されると、燃焼用バーナ4への燃料ガスの供給を停止し、燃焼用バーナ4の燃焼を停止させるとともに、通電部13cによる一対の電極13a,13bの夫々への通電を停止したのち、設定時間給気ファン7の作動を継続させて、排気凝縮水を電気分解することにより発生した発生気体を、燃焼用バーナ4による燃焼排ガスとともに、排出するようにしている。
【0033】
前記制御部Hによる制御動作について、図3のフローチャートに基づいて説明する。
まず、制御部Hは、燃焼用バーナ4の燃焼停止中に給湯開始が指令されると、給気ファン7を作動させて燃焼用バーナ4に対する点火動作を行い(ステップ1,2)、燃焼用バーナ4の着火が確認されると、通電部13cによる一対の電極13a,13bの夫々への通電を開始させる通電開始動作を行う(ステップ3,4)。
そして、燃焼用バーナ4の燃焼中には、燃焼用バーナ4による加熱量が調整させるとともに、給気ファン7の回転速度に基づいて、発生気体に含まれる水素および窒素酸化物の濃度が給気ファン7の給気口7aに供給される気体の設定濃度を越えないように、通電部13cによる一対の電極13a,13bの夫々への通電量を調整する加熱量・通電量調整動作を行う(ステップ5)。
【0034】
その後、給湯停止の指令があるまで、上述の加熱量・通電量調整動作を行い、給湯停止の指令があると、燃焼用バーナ4への燃料ガスの供給を停止して、燃焼用バーナ4の燃焼を停止するとともに、通電部13cによる一対の電極13a,13bの夫々への通電を停止させる燃焼・通電停止動作を行ったのち(ステップ6,7)、設定時間給気ファン4の作動を継続させるパージ動作を行う(ステップ8)。
【0035】
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、発生気体供給手段17として、給気経路18の経路途中に、中和装置用ケーシング3aを配設させて、給気ファン7の作動により、中和手段13にて排気凝縮水を電気分解させることにより発生する発生気体を、燃焼用気体として、燃焼用バーナ4に供給させるようにしているが、例えば、中和装置用ケーシング3a内と給気ファン7の給気口7aとを連通する連通路を、給気経路18とは別に設けて、給気ファン7の作動により、中和手段13にて排気凝縮水を電気分解させることにより発生する発生気体を、燃焼用気体として、燃焼用バーナ4に供給させるようにすることも可能である。
また、給気ファン7を利用しなくても、発生気体を燃焼用気体として燃焼用バーナ4に供給させることも可能であり、発生気体供給手段17の構成については、発生気体を燃焼用気体として燃焼用バーナ4に供給させるものであればよい。
【0036】
(2)上記実施形態では、給気ファン7が設けられた潜熱回収式給湯装置において、中和手段13が、給気ファン7の作動中において、排気凝縮水を電気分解させるようにしているが、例えば、ファンを設けていない中圧ボイラーにおいては、中和手段13を、燃焼用バーナ4の燃焼中において、排気凝縮水を電気分解させるように構成させて実施することが可能である。
【0037】
(3)上記実施形態では、制御部Hは、燃焼用バーナ4の燃焼中に、給気ファン7の回転速度に基づいて、通電部13cによる一対の電極13a,13bへの通電量を調整するように構成しているが、例えば、制御部Hは、燃焼用バーナ4の燃焼中に、通電部13cによる一対の電極13a,13bへの通電量を一定の設定量として実施することも可能である。
【0038】
(4)上記実施形態では、貯留部14を3つ設けて、それら3つの貯留部14の夫々において、排気凝縮水を電気分解させるようにしているが、貯留部14の数については適宜変更が可能である。
【0039】
(5)上記実施形態では、排気凝縮水中和装置3の中和装置用ケーシング3aを潜熱回収式給湯装置のケーシング1内に収納するようにしているが、排気凝縮水中和装置3の中和装置用ケーシング3aを潜熱回収式給湯装置のケーシング1の外側面部に隣接する状態で設けるなどして、中和装置用ケーシング3aとケーシング1とを各別に設けるように構成することも可能である。
【0040】
(6)上記実施形態では、潜熱回収式給湯装置として、燃料用バーナ4における燃焼部を下向きに配置するように構成したが、燃焼用バーナ4における燃焼部を上向きに配置して構成して実施することも可能であり、潜熱回収式の給湯装置であればよい。
【0041】
(7)上記実施形態では、潜熱回収式加熱装置として、潜熱回収式給湯装置に適応した例を示したが、潜熱回収式ボイラーなど各種の潜熱回収式加熱装置に適応することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】潜熱回収式給湯装置の概略構成図
【図2】排気凝縮水中和装置の概略構成図
【図3】制御動作を示すフローチャート
【符号の説明】
6 潜熱回収熱交換器
7 給気ファン
13 中和手段
17 発生気体供給手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention includes a latent heat recovery heat exchanger for heating a fluid to be heated with latent heat in combustion exhaust of a combustion burner, and is generated by heat exchange of the combustion exhaust with the latent heat recovery heat exchanger. The present invention relates to an exhaust condensed water neutralizing device in a latent heat recovery type heating device provided with neutralizing means for neutralizing exhaust condensed water.
[0002]
[Prior art]
In the latent heat recovery type heating apparatus as described above, in the latent heat recovery heat exchanger, the exhaust condensed water is exchanged by heat exchange between the combustion exhaust and a heated fluid such as water for hot water supply until moisture in the combustion exhaust is condensed. The exhaust condensate generated is acidic because it contains nitric acid and the like.
And, if acidic exhaust condensate is drained while being acidic, problems such as corrosion occur, so exhaust condensate can be drained with an exhaust condensate neutralizer equipped with neutralization means to neutralize exhaust condensate. Neutralize to a certain extent.
[0003]
In the exhaust condensate neutralizer in this type of latent heat recovery type heating device, there are, for example, the following
Incidentally, in this
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the exhaust condensate neutralizer in the latent heat recovery type heating device of the above-described
Further, in the exhaust condensed water neutralizing device in the latent heat recovery type heating device of the
[0005]
The present invention has been made paying attention to such a point, and an object thereof is to eliminate the troublesome work, and the exhaust condensed water neutralizing device in the latent heat recovery type heating device capable of neutralizing the exhaust condensed water. Is to provide
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, according to the first aspect of the present invention, there is provided a latent heat recovery heat exchanger for heating the heated fluid with latent heat in the combustion exhaust of the combustion burner, and the latent heat recovery heat is provided. In the exhaust condensed water neutralization device in the latent heat recovery type heating device provided with neutralizing means for neutralizing exhaust condensed water generated by heat exchange of the combustion exhaust gas in an exchanger,
The neutralizing means is configured to neutralize the exhaust condensed water by electrolyzing the exhaust condensed water ,
Generated gas supply means for supplying the generated gas generated by electrolyzing the exhaust condensed water by the neutralizing means to the combustion burner as combustion gas is provided.
[0007]
That is, in general, the exhaust condensate contains acidic nitric acid, and the exhaust condensate containing the nitric acid is electrolyzed by a neutralizing means, so that hydrogen from the cathode and from the anode Since nitrogen oxides such as oxygen, nitrogen monoxide and nitrogen dioxide are generated, the acidic condensed nitric acid contained in the exhaust condensate is removed by electrolyzing the exhaust condensate with the neutralization means. The exhaust condensed water can be neutralized.
Therefore, exhaust condensate can be neutralized without the need for consumables such as a neutralizing agent that is consumed every time the exhaust condensate is neutralized. Therefore, it has become possible to provide an exhaust condensate neutralizer in a latent heat recovery type heating device that can neutralize exhaust condensate without requiring troublesome work.
[0008]
Incidentally, exhaust condensate contains other acids such as carbonic acid in addition to nitric acid, but these other acids contribute less to pH compared to nitric acid, so the exhaust condensate is electrolyzed. By removing the nitric acid contained in the exhaust condensed water, the exhaust condensed water can be neutralized to such an extent that it can be drained.
[0010]
In addition, according to the invention described in
[0011]
Incidentally, the concentration of hydrogen and nitrogen oxides contained in the generated gas supplied to the combustion burner as the combustion gas is sufficiently low compared to the concentration of fuel gas etc. supplied to the combustion burner, The influence on the combustion state of the combustion burner is small.
[0012]
According to a second aspect of the present invention, the generated gas supply means uses the generated gas as the combustion gas as the combustion gas by the operation of an air supply fan for supplying combustion air to the combustion burner. The neutralizing means is configured to electrolyze the exhaust condensed water during operation of the air supply fan.
[0013]
That is, the generated gas supply means is provided to supply the combustion air to the combustion burner because the generated gas can be supplied to the combustion burner as a combustion gas by operating the air supply fan. The generated gas can be supplied to the combustion burner as a combustion gas by using the supplied air fan, and the configuration of the generated gas supply means can be simplified.
Moreover, since the neutralizing means can electrolyze the exhaust condensed water and generate the generated gas during the operation of the air supply fan, the generated gas is converted into a combustion gas by the operation of the air supply fan. It becomes possible to supply to the combustion burner, and it is possible to prevent the generated gas from staying in the middle of the supply path to the combustion burner.
[0014]
According to a third aspect of the present invention, the neutralizing means is configured to electrolyze the exhaust condensed water during combustion of the combustion burner.
[0015]
That is, exhaust condensed water is generated during combustion of the combustion burner. Therefore, the neutralizing means electrolyzes the exhaust condensed water during combustion of the combustion burner, thereby generating the exhaust condensed water generated. It is possible to accurately neutralize the exhaust gas, and it is possible to prevent the neutralization means from electrolyzing the exhaust condensate while combustion of the combustion burner is stopped without generating exhaust condensate. And generation of gas such as nitrogen oxides can be prevented as much as possible.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An example in which the exhaust condensed water neutralizing device in the latent heat recovery type heating device according to the present invention is applied to a latent heat recovery type hot water supply device will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, this latent heat recovery type hot water supply device includes an exhaust condensed
[0017]
The hot
The combustion exhaust gas G after heat exchange in the latent heat
[0018]
The latent heat
Then, heat is exchanged between the combustion exhaust gas of the
[0019]
Below the latent heat
[0020]
As shown in FIG. 2, the
[0021]
In other words, in the latent heat
By the way, exhaust condensate contains other acids such as carbonic acid in addition to nitric acid, but these other acids contribute less to pH than nitric acid. By decomposing and removing the nitric acid contained in the exhaust condensate, it becomes possible to neutralize the exhaust condensate to such an extent that it can be drained.
[0022]
If it demonstrates concretely, the
The neutralizing means 13 includes a pair of electrodes of an
[0023]
The exhaust condensed water introduced from the
The exhaust condensate supplied to the
Thus, the exhaust condensed water electrolyzed in each of the
[0024]
And since the generated gas generated by electrolyzing the exhaust condensed water in the neutralizing means 13 contains hydrogen and nitrogen oxides, it is not preferable to release it to the atmosphere as it is. Therefore, the generated gas is used as a combustion gas. Generated gas supply means 17 to be supplied to the
The generated gas supply means 17 is configured to supply the generated gas as the combustion gas to the
Incidentally, the concentration of hydrogen and nitrogen oxide contained in the generated gas supplied to the
[0025]
In other words, through the first
And the
In this way, by the operation of the
[0026]
Incidentally, with the operation of the
[0027]
The control unit H controls the operation of the hot
[0028]
When the control of the hot
The control unit H adjusts the amount of fuel gas supplied to the
In addition, when the hot water supply stop command is given during the combustion of the
[0029]
When the control of the
Specifically, since the control unit H operates the
Incidentally, the control unit H adjusts the energization amount to the pair of
[0030]
More specifically, when the start of hot water supply is instructed while the combustion of the
Then, when the ignition of the
At this time, the generated gas generated by electrolyzing the exhaust condensed water in the neutralizing means 13 is combusted together with the combustion air supplied from the
[0031]
In addition, during the combustion of the
[0032]
When the stop of hot water supply is instructed during combustion of the
[0033]
The control operation by the control unit H will be described based on the flowchart of FIG.
First, when the start of hot water supply is instructed while combustion of the
During combustion of the
[0034]
Thereafter, the above-described heating amount / energization amount adjustment operation is performed until a hot water supply stop command is issued. When there is a hot water supply stop command, the supply of fuel gas to the
[0035]
[Another embodiment]
(1) In the above embodiment, as the generated gas supply means 17, the neutralizing
Further, it is possible to supply the generated gas as a combustion gas to the
[0036]
(2) In the above embodiment, in the latent heat recovery type hot water supply apparatus provided with the
[0037]
(3) In the above embodiment, the control unit H adjusts the energization amount to the pair of
[0038]
(4) In the above embodiment, three
[0039]
(5) In the above embodiment, the neutralizing
[0040]
(6) In the above embodiment, the latent heat recovery type hot water supply apparatus is configured such that the combustion part in the
[0041]
(7) In the above embodiment, an example in which the latent heat recovery type heating device is applied to a latent heat recovery type hot water supply device has been described. However, the latent heat recovery type heating device can be applied to various latent heat recovery type heating devices such as a latent heat recovery type boiler.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a latent heat recovery type hot water supply device. FIG. 2 is a schematic configuration diagram of an exhaust condensed water neutralization device. FIG. 3 is a flowchart showing a control operation.
6 Latent heat
Claims (3)
前記中和手段が、前記排気凝縮水を電気分解させることにより、前記排気凝縮水を中和させるように構成され、
前記中和手段にて前記排気凝縮水を電気分解させることにより発生する発生気体を、燃焼用気体として、前記燃焼用バーナに供給させる発生気体供給手段が設けられている潜熱回収式加熱装置における排気凝縮水中和装置。A latent heat recovery heat exchanger for heating the fluid to be heated with latent heat in the combustion exhaust of the combustion burner is provided, and exhaust condensed water generated by heat exchange of the combustion exhaust with the latent heat recovery heat exchanger is provided. An exhaust condensed water neutralizing device in a latent heat recovery type heating device provided with neutralizing means for neutralization,
The neutralizing means is configured to neutralize the exhaust condensed water by electrolyzing the exhaust condensed water ,
Exhaust gas in a latent heat recovery type heating apparatus provided with generated gas supply means for supplying the generated gas generated by electrolyzing the exhaust condensed water by the neutralizing means to the combustion burner as a combustion gas Condensate neutralizer.
前記中和手段が、前記給気ファンの作動中において、前記排気凝縮水を電気分解させるように構成されている請求項1に記載の潜熱回収式加熱装置における排気凝縮水中和装置。 The generated gas supply means is configured to supply the generated gas as the combustion gas to the combustion burner by operation of an air supply fan for supplying combustion air to the combustion burner,
2. The exhaust condensed water neutralizing device in a latent heat recovery type heating device according to claim 1, wherein the neutralizing means is configured to electrolyze the exhaust condensed water during operation of the air supply fan .
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