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JP5063722B2 - 電動式駆動装置およびそれを搭載した電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

電動式駆動装置およびそれを搭載した電動式パワーステアリング装置 Download PDF

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JP5063722B2 JP2010064078A JP2010064078A JP5063722B2 JP 5063722 B2 JP5063722 B2 JP 5063722B2 JP 2010064078 A JP2010064078 A JP 2010064078A JP 2010064078 A JP2010064078 A JP 2010064078A JP 5063722 B2 JP5063722 B2 JP 5063722B2
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Description

この発明は、電動式駆動装置およびその電動式駆動装置の駆動力によって車両のステアリング装置に補助付勢する電動式パワーステアリング装置に関するものである。
従来、車両のハンドルに対して補助トルクを出力する電動モータと、この電動モータを駆動制御する制御装置とを備え、上記制御装置が上記電動モータに取り付けられている電動式パワーステアリング装置の駆動装置が知られている。この電動式駆動装置は、制御装置が電動モータの回転軸の軸線上に配置され、電動モータに固定されている。そして、制御装置から電動モータに向かって伸延した出力端子であるモータ端子は、端部が電動モータの径方向の外側方向に曲げられ、コの字状に形成された接続部材の外側で電動モータの巻線端子にねじで固定されている。ここで、モータ端子と巻線端子とは、電動モータの回転軸の軸線方向に重ねられ、電動モータの反出力側からねじで固定されて電気的に接続されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−62433号公報(段落0020、図4)
上記特許文献1に開示された電動式駆動装置では、モータ端子と巻線端子とを電気的に接続するねじが必要になる。また、接続部材の外側でモータ端子と巻線端子とを重ねるスペースが必要になると共に、ねじ締めのスペースが必要になる。その結果、部品点数が増加してコストが高くなると共に、装置が大型化するという問題点があった。また、モータ端子と巻線端子とが、ねじで固定されて電気的に接続されているので、自動車の使用環境での振動および冷熱サイクル等により、ねじの緩みが生じて電気的接続の信頼性が低下するという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするもので、装置を小型化すると共にコストを低減し、電気的接続の信頼性を向上させる電動式駆動装置およびそれを搭載した電動式パワーステアリング装置を提供することを目的とするものである。
この発明に係る電動式駆動装置は、電動モータと、この電動モータの回転軸の軸線上に配置され、上記電動モータの駆動を制御する制御装置と、を含む電動式駆動装置であって、端部が上記電動モータから上記制御装置に向かって伸延するモータ端子と、端部が上記制御装置から上記電動モータに向かって伸延する出力端子と、を備え、上記モータ端子と上記出力端子は、上記端部を含む部位が各々上記電動モータの軸線方向と平行に伸延するように形成されると共に、上記電動モータの径方向に重ねて接合される電動式駆動装置において、上記電動モータと上記制御装置との間に、上記制御装置を搭載したヒートシンクを配置し、上記ヒートシンクに上記モータ端子と上記出力端子の挿通穴を形成すると共に、上記モータ端子と上記出力端子との接合部位と対向する穴部を形成し、上記穴部から上記モータ端子と上記出力端子との接合部位を溶接するものである。
この発明に係る電動式駆動装置によれば、モータ端子および出力端子を電動モータの軸線方向と平行に伸延するように形成すると共に、互いに重ねて接合することで装置が小型化されると共に、コストが低減され、電気的接続の信頼性が向上する。また、電動モータと制御装置との間に、上記制御装置を搭載したヒートシンクを配置し、このヒートシンクに上記モータ端子と上記出力端子の挿通穴を形成すると共に、上記モータ端子と上記出力端子との接合部位と対向する穴部を形成し、上記穴部から上記モータ端子と上記出力端子との接合部位を溶接することにより、溶接部で溶融した金属がスパッタとして飛散しても、ヒートシンクによりスパッタが電動モータまたは制御装置の内部に侵入するのを防止する効果がある。
この発明の実施の形態1に係る電動式パワーステアリング装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係る電動式駆動装置の断面図である。 この発明の実施の形態1に係る電動式駆動装置の要部を拡大して示す平面図および断面図である。 この発明の実施の形態1に係る電動式駆動装置の加工法を説明する断面図である。 この発明の実施の形態2に係る電動式駆動装置の断面図である。 この発明の実施の形態3に係る電動式駆動装置が装着された電動式パワーステアリング装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態3に係る電動式駆動装置の断面図である。 この発明の実施の形態3に係る電動式駆動装置の分解図である。
以下、添付の図面を参照して、この発明に係る電動式駆動装置およびそれを搭載した電動式パワーステアリング装置について好適な実施の形態を説明する。なお、これらの実施の形態によりこの発明が限定されるものではなく、諸種の設計的変更をも包摂するものである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る電動式パワーステアリング装置を示す断面図であり、図2は、この発明の実施の形態1に係る電動式駆動装置の断面図である。
図1および図2において、電動式駆動装置の駆動源となり、3相ブラシレスモータで構成される電動モータ1は、出力軸2と、出力軸2に8極の磁極を有する永久磁石3が固定された回転子4と、回転子4の周囲に設けられた固定子5と、出力軸2の反出力側の軸端部2aに配設され、回転子4の永久磁石3の磁極位置に対応して2極に着磁されたセンサ用永久磁石6とを備えている。
上記固定子5は、永久磁石3の外周に相対した12個の突極7と、突極7に装着されたインシュレータ8と、インシュレータ8に巻回され、かつ、U、V、およびWの3相に接続された電機子巻線9とを有している。電機子巻線9は、スター結線として接続され、その3個の巻線端部は、出力軸2の軸端部2a側に配置された3個のモータ端子10に各々接続されている。モータ端子10は、端部が制御装置11に向かって伸延すると共に、電動モータ1の軸線方向と平行に伸延するように形成されている。そして、モータ端子10は、クランク状の曲げ部10aが形成され、曲げ部10aより先端側で制御装置11と溶接されて電気的に接続されている。なお、曲げ部10aは弾性体となっており、これにより溶接時または装置が使用される温度環境下で、各部品の線膨張係数の差によって生じる溶接部の応力が緩和される。また、固定子5は、アルミニウム製のモータケース12に固定されている。そして、固定子5が固定されたモータケース12は、ブラケット13にねじ(図示せず)で固定されている。
電動モータ1は、減速機構である減速ギヤ14に固定されている。減速ギヤ14は、電動モータ1のブラケット13が取り付けられるギヤケース15と、ギヤケース15内に設けられ出力軸2の回転を減速するためのウォームギヤ16と、ウォームギヤ16に歯合したウォームホイール17とを備えている。ウォームギヤ16の端部にはスプラインが形成されている。出力軸2の端部には内側にスプラインが形成されたカップリング18が圧入されている。そして、カップリング18とウォームギヤ16の端部とがスプライン嵌合され、電動モータ1から減速ギヤ14にトルクが伝達されるようになっている。
上記電動モータ1の駆動を制御する制御装置11は、高熱伝導のセラミック基板からなるパワー基板19と、絶縁プリント基板からなる制御基板20と、電磁ノイズを除去するためのコイル21と、電動モータ1に流れるモータ電流のリップル成分を吸収するための大容量のコンデンサ22(2200μF×3程度)と、複数の導電板23、24、25、26等が絶縁性樹脂にインサート成型された回路ケース27と、高熱伝導率であるアルミニウム製のヒートシンク28と、制御基板20を覆うように取り付けられた絶縁性樹脂製のカバー29とを備えている。
上記パワー基板19は、例えばDBC(東芝マテリアルの登録商標)基板からなり、アルミナのセラミック基板上に銅板が配線パターンとして形成されている。また、パワー基板19上の配線パターンには、電動モータ1のモータ電流を補助トルクの大きさおよび方向に応じて切り替えるための3相のブリッジ回路を構成する半導体スイッチング素子(例えば、FET)30、電動モータ1の電流を検出するためのシャント抵抗器(図示せず)等の大電流部品が半田付けされて実装されている。
上記制御基板20は、多層(例えば4層)のガラス・エポキシ基板からなり、制御基板20上には、マイクロコンピュータ31、センサ用永久磁石6の磁界の方向を検出する磁気センサ32と、駆動回路(図示せず)およびモータ電流検出回路(図示せず)を含む周辺回路素子(小電流部品)等が半田付けされて実装されている。マイクロコンピュータ31は、シャント抵抗器(図示せず)の一端を介して電動モータ1に流れるモータ電流を検出するための電流検出回路(図示せず)と、トルクセンサ(図示せず)からの操舵トルク信号に基づいて補助トルクを演算すると共に、モータ電流および磁気センサ32で検出される回転子4の回転位置をフィードバックして補助トルクに相当する電流を演算する。そして、このマイクロコンピュータ31は、ブリッジ回路の半導体スイッチング素子30を制御するための駆動信号を出力するようになっている。
また、マイクロコンピュータ31は、図示していないが、AD変換器やPWMタイマ回路等の他に、周知の自己診断機能を含み、システムが正常に作動しているか否かを常に自己診断しており、異常が発生するとモータ電流を遮断するようになっている。
制御基板20上に実装された磁気センサ32は、磁気抵抗素子で構成され、電動モータ1の回転子4の軸端部2aに配設されたセンサ用永久磁石6と対向している。センサ用永久磁石6の磁界の方向は、電動モータ1の回転子4の回転に伴って回転する。磁気センサ32は、この磁界の回転に伴って磁気抵抗が変化して、結果として回転子4の位置を検出することができる。磁気センサ32は、磁界の方向を検出する方式のため、センサ用永久磁石6の回転軸軸方向に対する取付け位置精度は、ホール素子タイプの磁気センサに比べて緩いものとなっている。
回路ケース27には前述のように、絶縁性樹脂にインサート成型された複数の導電板23、24、25、26が配線パターンを構成している。回路ケース27の一端側には、導電板23の一端がパワー基板19とワイヤボンディングで接続するためのパッド23aが絶縁性樹脂から露出して形成され、導電板23の他端には出力端子23bが形成されている。出力端子23bは、端部が電動モータ1に向かって伸延すると共に、電動モータ1の軸線方向と平行に伸延するように形成されている。
また、出力端子23bの保持部材の一方となる回路ケース27は、出力端子23bが絶縁性樹脂から突出する部位において、電動モータ1の径方向内側の位置に、溝27aが形成され、この溝27aにモータ端子10が挿入されている。
また、図3に拡大図を示すように、出力端子23bには、長穴形状の貫通した穴23cが形成されている。また、前述のように出力端子23bは、出力端子23bが外側となって、モータ端子10と電動モータ1の径方向で重ねられている。そして、図4に示すように、出力端子23bとモータ端子10とが重ねられた状態で、電動モータ1の径方向の外側から穴23cの内周部にレーザ光が照射されてレーザ溶接される。なお、穴23cの内周端面と、モータ端子10の表面の溶融状態を観察することで、レーザ溶接の溶接後の状態を確認することができる。
このようにして、レーザ溶接により出力端子23bとモータ端子10とが電気的に接続される。このとき、溶接位置はモータ端子10の曲げ部10aより先端側である。また、モータ端子10と出力端子23bとの溶接部は、電動モータ1の径方向および軸線方向において、一方の保持部材である回路ケース27と離間している。このため、レーザ溶接の熱、またはレーザ光の反射で回路ケース27の絶縁性樹脂が溶損、劣化することを防止することができる。
また、パワー基板19を挟んでパッド23aの反対側には、導電板24の一端として、パワー基板19とワイヤボンディングで接続されて電流が供給される電源端子としてのパッド24aが、絶縁性樹脂から露出して形成されている。そして、導電板24の他端側には、溶接部24bが絶縁性樹脂から露出しており、この溶接部24bに、モータ電流のリップルを吸収するコンデンサ22が溶接されて電気的に接続される。コンデンサ22がこの位置に配置されることにより、コンデンサ22とパワー基板19の距離が短縮され、パワー基板19に流れるモータ電流のリップル成分を有効に吸収することができる。
また、回路ケース27には、導電板26の一端として、パワー基板19とワイヤボンディングで接続されて制御基板20と信号が入出力される信号端子としてのパッド(図示せず)が、絶縁性樹脂から露出して形成されている。そして、導電板26の他端側には、半田付け部26aが絶縁性樹脂から露出しており、この半田付け部26aが、制御基板20のスルーホールに挿入されて半田付けされ、パワー基板19の配線パターンと、制御基板20の配線パターンが電気的に接続される。従って、パワー基板19上の半導体スイッチング素子30、シャント抵抗器(図示せず)等と、制御基板20上の電子回路が電気的に接続される。
さらに、回路ケース27には、コネクタ(図示せず)が一体で形成されている。このコネクタは、車両のバッテリ(図示せず)と電気的に接続されるパワーコネクタ33と、外部配線を介して車両側と信号が入出力される信号コネクタ部(図示せず)と、外部配線を介してトルクセンサ(図示せず)からの信号が入出力されるトルクセンサコネクタ部(図示せず)から構成されている。これらのコネクタ部は、コネクタハウジングが、回路ケース27の絶縁性樹脂で一体成型されていると共に、端子体がインサート成型されている。例えば、パワーコネクタ33は、コネクタハウジング33aが、回路ケース27の絶縁性樹脂で一体成型されている。また、インサート成型された導電板25が、端子体であるコネクタ端子25aとして、一端が絶縁性樹脂から露出している。
また、導電板25の他端側には、溶接部25bが絶縁性樹脂から露出しており、この溶接部25bに、半導体スイッチング素子30のスイッチング動作時に発生する電磁ノイズを外部へ流出するのを防止するコイル21の一端が溶接されて電気的に接続される。
電動モータ1の回転子4の反減速機側にはヒートシンク28が配置されている。ヒートシンク28には、反電動モータ1側にパワー基板19が密着して配置されている。また、ヒートシンク28は、モータ端子10および出力端子23bの外側に配置される収納体であり、ヒートシンク28には、貫通した穴28aが形成されている。この穴28aは、モータ端子10と出力端子23bとがレーザ溶接される部位と対向して形成されている。そして、図3に示すように、穴28aの外側から、穴23cの内周部に向かってレーザ光が照射され、レーザ溶接される。
また、ヒートシンク28の制御基板20側には、コイル21、コンデンサ22が搭載された回路ケース27が固定されている。コンデンサ22は、回路ケース27とヒートシンク28の間に挟まれて配置されており、コンデンサ22から発生する熱が、ヒートシンク28に放熱される。従って、コンデンサ22の温度上昇が抑制され、コンデンサ22の信頼性が向上する。
ホルダ34(図4参照)は、モータ端子10および出力端子23bを保持する絶縁性樹脂製の保持部材の他方であり、このホルダ34には、電動モータ1の軸線と平行方向に貫通したスリット34aが形成されている。スリット34aの両端には、モータ端子10および出力端子23bを挿入しやすくするために、面取り34bが形成されている。また、モータ端子10と出力端子23bとの溶接部は、電動モータ1の軸線方向において、他方の保持部材であるホルダ34と離間している。このため、レーザ溶接の熱、またはレーザ光の反射でホルダ34の絶縁性樹脂が溶損、劣化することを防止することができる。
モータ端子10および出力端子23bは、ホルダ34のスリット34aに挿入されると共に、モータ端子10が回路ケース27の溝27aにモータ端子10が挿入されている。このとき、電動モータ1の径方向において、出力端子23bが外側となり、モータ端子10が内側となって重ねられている。
ホルダ34のスリット34aおよび回路ケース27の溝27aの寸法は、溶接部において、出力端子23bとモータ端子10との隙間が0.1mm以下になるように設定されている。これは、この隙間が0.1mmを超えると、レーザ溶接の溶接性が悪化するためである。
モータ端子10と出力端子23bとのレーザ溶接部は、収納体であるヒートシンク28と、保持部材である回路ケース27およびホルダ34とで形成される空間部35に配置されている。そして、ヒートシンク28の外側から、出力端子23bに向かってレーザを照射するためにあけられた穴28aを介して、外部と連通している。従って、穴28a以外は、閉じられた空間となっているので、レーザ溶接時に、溶接部で溶融した金属がスパッタとして飛散しても、ヒートシンク28と、回路ケース27およびホルダ34とで形成される空間部35を囲む壁で、スパッタが電動モータ1または制御装置11の内部に侵入することを防止することができる。
また、回路ケース27およびホルダ34とで形成される空間部35に、絶縁性樹脂であるシリコーン接着剤36(図2参照)を充填している。これにより、空間部35を囲む壁に付着したスパッタの脱落を防止して、隣接する端子間または、端子とヒートシンク28とが、脱落したスパッタで短絡することを防止することができる。
更に、ヒートシンク28の穴28aの部分まで、シリコーン接着剤36を充填することにより、ヒートシンク28と回路ケース27との界面、およびヒートシンク28とホルダ34の界面が、シリコーン接着剤36で封止される。これにより、外部から電動モータ1または制御装置11の内部に水が浸入することを防止でき、また、外部から電動モータ1または制御装置11の内部に塵埃が侵入することも防止することができる。
更に、電動モータ1は、ヒートシンク28および回路ケース27で、制御装置11の各部品が収納される空間と分離されているので、制御装置11の各部品および半田ボール等が脱落した場合において、脱落部品が電動モータ1内に侵入することが無く、電動モータ1の回転がロックするような不具合は発生しない。また、センサ用永久磁石6に磁性体が吸引され、付着することがない。
次に、上記のように構成された実施の形態1に係る電動式駆動装置の組立手順について説明する。
まず、電動モータ1を組み立てるが、出力軸2に永久磁石3を接着固定すると共に、出力軸2の反出力側の軸端部2aに2極に着磁されたセンサ用永久磁石6を接着固定する。その後、永久磁石3は、センサ用永久磁石6の着磁位置を基準に着磁器で8極に着磁し、軸受37の内輪を圧入して回転子4を形成する。
次に、固定子5の12個の突極7にインシュレータ8を介してU、V、Wの各電機子巻線9を電気角で120度位置を移動して巻回し、U、V、W各相4個で計12個の巻線を形成する。U相各巻線の巻始め同士、巻終わり同士を接続し、U相の電機子巻線9を形成する。同様にV相およびW相の電機子巻線9を形成し、U、VおよびW相の電機子巻線9の巻終わりを互いに接続して中性点とする。U、VおよびW相の電機子巻線9の巻始めはそれぞれモータ端子10に接続される。その後、この固定子5をモータケース12に圧入する。
次に、ブラケット13に軸受38の外輪を固定後、軸受38の内輪に回転子4の出力軸2を圧入する。その後、出力軸2にカップリング18を圧入する。
次に、制御装置11の組立について説明する。
まず、パワー基板19上に半導体スイッチング素子30、シャント抵抗器(図示せず)等の大電流部品を半田付けにより接合する。そして、パワー基板19は、高熱伝導性の接着剤によりヒートシンク28に接着固定する。
次に、制御基板20のカバー29側の各電極に、クリーム半田を塗布した後、マイクロコンピュータ31およびその周辺回路素子等の小電流部品を実装し、リフロ装置を用いてクリーム半田を溶かし、上記各部品を半田付けする。
次に、制御基板20の回路ケース27側の各電極にクリーム半田を塗布した後、磁気センサ32および制御回路を構成する小電流用部品を実装し、リフロ装置を用いてクリーム半田を溶かし、上記各部品を半田付けする。
次に、回路ケース27の絶縁性樹脂から露出した溶接部24bに、コンデンサ22の端子を溶接する。そして、コイル21の端子の一方を、絶縁性樹脂から露出した溶接部25bに溶接すると共に、コイル21の端子の他方を、絶縁性樹脂から露出した溶接部(図示せず)に溶接する。その後、コンデンサ22、コイル21が溶接された回路ケース27をヒートシンク28に組付ける。
次に、ベアチップである半導体スイッチング素子30の上面(ソース)と、パワー基板19上のパターンとをワイヤボンディングにより電気的に接続する。さらに、パワー基板19上のパターンと、回路ケース27の絶縁性樹脂から露出したパッド23a、24aおよび信号端子としてのパッド(図示せず)とをワイヤボンディングにより電気的に接続する。
次に、回路ケース27の絶縁性樹脂から露出した半田付け部26a、信号コネクタ部(図示せず)の端子およびトルクセンサコネクタ部(図示せず)の端子等に、制御基板20のスルーホールを挿入して半田付けする。このようにして、パワー基板19の配線パターンと、制御基板20の配線パターンを電気的に接続する。その後、カバー29を接着剤で回路ケース27に接着固定する。
次に、別々に組み立てられた電動モータ1と制御装置11とを組み立てる。
先ず、制御装置11の出力端子23bの端部にホルダ34を挿入し、固定子5が圧入されたモータケース12にねじ(図示せず)で固定する。このとき、電動モータ1の径方向において、出力端子23bが外側となり、モータ端子10が内側となるように、モータ端子10をホルダ34のスリット34aに挿入する。そして、モータ端子10が回路ケース27の溝27aに挿入され、出力端子23bと、モータ端子10とが重ねられる。
次に、回転子4を固定子5の内側に挿入しながら、制御装置11が取り付けられたモータケース12をブラケット13に装着し、ねじ(図示せず)で固定する。
次に、穴28aの外側から、穴23cの内周部に向かってレーザ光が照射され、レーザ溶接される。その後、回路ケース27およびホルダ34とで形成される空間部35、およびヒートシンク28の穴28aにシリコーン接着剤36を充填し、シリコーン接着剤36を硬化させて電動式駆動装置の組み立てが完了する。
以上説明したように、実施の形態1に係る電動式駆動装置によれば、制御装置11が電動モータ1の回転軸の軸線上に配置され、端部が電動モータ1から制御装置11に向かって伸延するモータ端子10と、端部が制御装置11から電動モータ1に向かって伸延する出力端子23bとを備え、モータ端子10および出力端子23bは、端部を含む部位が各々電動モータ1の軸線方向と平行に伸延するように形成されると共に、互いに重ねられて接合されている。
従って、電動モータ1の径方向の寸法が短くなり、装置の小型化が図られる。また、モータ端子10および出力端子23bの伸延方向と、電動モータ1および制御装置11の組立方向が平行方向に構成されているので、装置の組立性が向上する。
また、モータ端子10の端部が電動モータ1から制御装置11に向かって伸延すると共に、出力端子23bの端部が制御装置11から電動モータ1に向かって伸延するように構成されているので、モータ端子10と出力端子23bの合計長さが短くなり、モータ電流が流れる電流経路が短くなって電気抵抗が低減され、装置の性能が向上する。
また、モータ端子10および出力端子23bは、電動モータ1の径方向に重ねられて接合されているので、電動モータ1の径方向の寸法が短くなり、装置の小型化が図られる。
また、モータ端子10および出力端子23bは、溶接により接合されているので、装置の電気的接続の信頼性が向上する。また、ねじ等の締結部品が不要になり、装置のコストが低減する。
また、モータ端子10および出力端子23bは、レーザ溶接により接合されているので、溶接の作業性が向上すると共に、装置の電気的接続の信頼性が向上する。また、溶接部のスペースが小さくなるので、装置の小型化が図られる。
また、モータ端子10および出力端子23bは、電動モータ1の径方向の外側からレーザ溶接により接合されているので、溶接の作業性が向上すると共に、溶接部のスペースが小さくなるので、装置の小型化が図られる。
また、モータ端子10および出力端子23bの外側に配置される収納体であるヒートシンク28を備え、ヒートシンク28には穴28aが形成され、この穴28aがモータ端子10と出力端子23bとが接合される部位と対向して形成されている。従って、穴28aの外側から溶接部に向かってレーザ光が照射され、レーザ溶接されるので、レーザ溶接の作業性が向上する。
また、モータ端子10および出力端子23bを保持する絶縁性樹脂製の保持部材であるホルダ34および回路ケース27を備え、ホルダ34にはスリット34aが形成されと共に、回路ケース27には溝27aが形成され、モータ端子10および出力端子23bは、ホルダ34のスリット34aに挿入されると共に、モータ端子10が回路ケース27の溝27aに挿入されている。従って、出力端子23bと、モータ端子10とが重ねられるので、レーザ溶接の溶接部の信頼性が向上する。
また、モータ端子10と出力端子23bとの接合部である溶接部は、保持部材であるホルダ34および回路ケース27と離間している。このため、レーザ溶接の熱、またはレーザ光の反射でホルダ34の絶縁性樹脂が溶損、劣化することを防止でき、装置の信頼性が向上する。
また、モータ端子10と出力端子23bとの接合部であるレーザ溶接部は、収納体であるヒートシンク28と、保持部材であるホルダ34および回路ケース27とで形成される空間部35に配置され、穴28aを介して外部と連通している。従って、穴28a以外は、閉じられた空間となっているので、レーザ溶接時に溶接部で溶融した金属がスパッタとして飛散しても、ヒートシンク28と、回路ケース27およびホルダ34とで形成される空間部35を囲む壁で、スパッタが電動モータ1または制御装置11の内部に侵入することを防止できるので、装置の信頼性が向上する。
また、空間部35は、シリコーン接着剤36が充填されているので、空間部35を囲む壁に付着したスパッタの脱落を防止して、隣接する端子間、または端子とヒートシンク28とが脱落したスパッタで短絡することを防止できるので、装置の信頼性が向上する。
また、収納体であるヒートシンク28の穴28aは、空間部35と同一のシリコーン接着剤36が充填されているので、ヒートシンク28と回路ケース27との界面、およびヒートシンク28とホルダ34の界面が、シリコーン接着剤36で封止される。従って、外部から電動モータ1または制御装置11の内部に水が浸入することを防止でき、装置の防水性が向上する。また、外部から電動モータ1または制御装置11の内部に塵埃が侵入することを防止でき、装置の防塵性が向上する。更に、空間部35に充填されるシリコーン接着剤36と、穴28aに充填されるシリコーン接着剤36とが同一であるので、シリコーン接着剤36の充填が一回で済み、作業性が向上する。
また、モータ端子10および出力端子23bの何れか一方である出力端子23bに、穴23cが形成され、この穴23cの内周がレーザ溶接により接合されているので、穴23cの内周端面と、モータ端子10の表面の溶融状態を観察することで、レーザ溶接の溶接後の状態を確認することができ、レーザ溶接の信頼性が向上する。
また、モータ端子10および出力端子23bの少なくとも一方の端子であるモータ端子10に、クランク状の曲げ部10aが形成されている。モータ端子10は、この曲げ部10aより先端側で出力端子23bと接合されている。これにより、曲げ部10aが弾性体となって、溶接時または装置が使用される温度環境下で、各部品の線膨張係数の差によって生じる溶接部の応力が緩和し、温度変化に対する溶接部の耐力が増大して装置の信頼性が向上する。
なお、上記実施の形態では、磁気センサ32として磁気抵抗素子を用いているが、磁気抵抗素子に限定されるものではなく、ホールIC等他の磁気検出素子を用いたものであってもよい。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2に係る電動式駆動装置について説明する。図5は、実施の形態2に係る電動式駆動装置を示す断面図である。図5に示すように、実施の形態2に係る電動式駆動装置は、カバー29に延長部29aが形成されている。そして、収納体であるヒートシンク28の穴28aの外側が、カバー29の延長部29aで覆われている。なお、その他の構成は実施の形態1と同様で、必要部分にのみ実施の形態1と同一符号を付している。
実施の形態2に係る電動式駆動装置は上記のように構成されており、次の組立手順により組み立てられる。
回路ケース27の絶縁性樹脂から露出した半田付け部26aを制御基板20のスルーホールに挿入して半田付けする工程までは、実施の形態1の組立手順と同様であるが、実施の形態2では、その次に、別々に組み立てられた電動モータ1と制御装置11とを組み立てる。
また、制御装置11の出力端子23bの端部にホルダ34を挿入し、固定子5が圧入されたモータケース12に固定する工程から、空間部35、および穴28aにシリコーン接着剤36を充填し、シリコーン接着剤36を硬化させる工程までは、実施の形態1の組立手順と同様である。その後、カバー29を接着剤で回路ケース27に接着固定する。
実施の形態2に係る電動式駆動装置によれば、カバー29に延長部29aが形成され、収納体であるヒートシンク28の穴28aは、外側がカバー29の延長部29aで覆われている。従って、高圧洗車等で高圧の水流が装置に噴射されても、カバー29の延長部29aで水流を遮断でき、シリコーン接着剤36がヒートシンク28から剥がれることがないので、外部から装置の内部へ水等の浸入が防止でき、装置の防水性が向上する。
なお、上記の実施の形態1および実施の形態2では、モータ端子10および出力端子23bの外側に配置される収納体を、ヒートシンク28として説明したが、モータケース12とヒートシンク28の合わせ面を反出力軸2側(後端側)に移動し、収納体をモータケース12とし、穴28aをモータケース12に設けてもよい。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3に係る電動式駆動装置およびそれを搭載した電動式パワーステアリング装置について説明する。図6は、実施の形態3に係る電動式パワーステアリング装置を示す断面図であり、図7は、実施の形態3に係る電動式駆動装置の断面図である。なお、これらの図において、実施の形態1あるいは実施の形態2と同一または相当部分には同一符号を付して説明する。
実施の形態3に係る電動式駆動装置は、制御装置11を電動モータ1の出力軸2側に配置したものである。図6および図7において、電動モータ1の回転位置センサ60は、レゾルバで構成されており、レゾルバ用回転子60aおよびレゾルバ用固定子60bを備えている。レゾルバ用回転子60aの外径は、レゾルバ用固定子60bとレゾルバ用回転子60aとの間の径方向隙間のパーミアンスが角度で正弦波状に変化するような特殊曲線になっている。レゾルバ用固定子60bには励磁コイルおよび2組の出力コイルが巻回されており、レゾルバ用回転子60aおよびレゾルバ用固定子60b間の径方向隙間の変化を検出して正弦(sin)と余弦(cos)で変化する2相出力電圧を出力する。なお、固定子5は、鉄製のヨーク61に圧入されている。
制御装置11は、パワー基板19と、制御基板20と、コイル21と、コンデンサ22(2200μF×3程度)と、複数の導電板62、63等が絶縁性樹脂にインサート成型された端子台64と、複数の導電板65、66、67等が絶縁性樹脂にインサート成型された回路ケース68と、ヒートシンク28と、制御基板20、回路ケース68を覆うように設けられたアルミニウム製のハウジング69とを備えている。
ハウジング69には、固定子5が圧入されたヨーク61が、ねじ(図示せず)で固定されている。また、制御装置11のヒートシンク28は、減速ギヤ14のギヤケース15に固定されている。
上記制御基板20は、多層(例えば4層)のガラス・エポキシ基板からなり、制御基板20上には、マイクロコンピュータ31、駆動回路(図示せず)およびモータ電流検出回路(図示せず)を含む周辺回路素子(小電流部品)等が半田付けされて実装されている。マイクロコンピュータ31は、シャント抵抗器(図示せず)の一端を介して電動モータ1に流れるモータ電流を検出するための電流検出回路(図示せず)と、トルクセンサ(図示せず)からの操舵トルク信号に基づいて補助トルクを演算すると共にモータ電流および回転位置センサ60で検出される回転子4の回転位置をフィードバックして補助トルクに相当する電流を演算する。そして、マイクロコンピュータ31は、ブリッジ回路の半導体スイッチング素子30を制御するための駆動信号を出力するようになっている。
また、マイクロコンピュータ31は、図示していないが、AD変換器やPWMタイマ回路等の他に、周知の自己診断機能を含み、システムが正常に作動しているか否かを常に自己診断しており、異常が発生するとモータ電流を遮断するようになっている。
端子台64は、回路ケース68の導電板と電気的に接続される導電板62および制御基板20と電気的に接続される導電板63が絶縁性樹脂にインサート成型されている。導電板62、63の一端は、パワー基板19とワイヤボンディングで接続するためのパッド62a、63aが絶縁性樹脂から露出して形成されている。
回路ケース68は、導電板65の一端が絶縁性樹脂から露出して形成され、端子台64の導電板62と抵抗溶接で電気的に接続されている。従って、導電板65は、導電板62、ワイヤボンディング用アルミワイヤを経由して、パワー基板19と電気的に接続されている。導電板65の他端には出力端子65aが形成されている。この出力端子65aは、端部が電動モータ1に向かって伸延すると共に、電動モータ1の軸線方向と平行に伸延するように形成されている。
また、保持部材の一方である回路ケース68には、出力端子65aが絶縁性樹脂から突出する部位において、電動モータ1の径方向内側の位置に溝68aが形成され、この溝68aにモータ端子10が挿入されている。また、出力端子65aには、実施の形態1と同様に、長穴形状の貫通した穴が形成され、出力端子65aとモータ端子10とが重ねられた状態で、電動モータ1の径方向の外側から穴の内周部にレーザ光が照射され、レーザ溶接される。
このように、レーザ溶接により出力端子65aとモータ端子10とが電気的に接続される。このとき、溶接位置はモータ端子10の曲げ部10aより先端側である。また、モータ端子10と出力端子65aとの溶接部は、電動モータ1の径方向および軸線方向において、一方の保持部材である回路ケース68と離間している。このため、レーザ溶接の熱、またはレーザ光の反射で回路ケース68の絶縁性樹脂が溶損、劣化することを防止することができる。
また、図に表れていないが、回路ケース68は、導電板66の一端が絶縁性樹脂から露出して形成され、端子台64の導電板62と抵抗溶接で電気的に接続されている。従って、導電板66は、導電板62、ワイヤボンディング用アルミワイヤを経由して、パワー基板19と電気的に接続されている。導電板66の他端側には、図7に示すように、溶接部66aが絶縁性樹脂から露出しており、この溶接部66aに、モータ電流のリップルを吸収するコンデンサ22が溶接されて電気的に接続される。
端子台64には、導電板63の一端として、パワー基板19とワイヤボンディングで接続されて制御基板20と信号が入出力される信号端子としてのパッド63aが、絶縁性樹脂から露出して形成されている。そして、導電板63の他端側には、半田付け部63bが絶縁性樹脂から露出しており、この半田付け部63bが、制御基板20のスルーホールに挿入されて半田付けされ、パワー基板19の配線パターンと、制御基板20の配線パターンが電気的に接続される。従って、パワー基板19上の半導体スイッチング素子30、シャント抵抗器(図示せず)等と、制御基板20上の電子回路が電気的に接続される。
ハウジング69には、コネクタが取り付けられている。コネクタは、車両のバッテリ(図示せず)と電気的に接続されるパワーコネクタ70と、外部配線を介して車両側と信号が入出力される信号コネクタ部(図示せず)と、外部配線を介してトルクセンサ(図示せず)からの信号が入出力されるトルクセンサコネクタ部(図示せず)により構成されている。これらのコネクタは、コネクタハウジングが絶縁性樹脂で一体成型されると共に、端子体が回路ケース68の絶縁性樹脂にインサート成型されている。そして、端子体がコネクタハウジングに挿入されてコネクタを構成している。例えば、パワーコネクタ70は、コネクタハウジング70aが、信号コネクタ部(図示せず)およびトルクセンサコネクタ部(図示せず)と絶縁性樹脂で一体成型されている。そして、回路ケース68にインサート成型された導電板67が、端子体であるコネクタ端子67aとして、一端が絶縁性樹脂から露出している。
また、導電板67の他端側には溶接部67bが回路ケース68の絶縁性樹脂から露出しており、この溶接部67bに、半導体スイッチング素子30のスイッチング動作時に発生する電磁ノイズを外部へ流出するのを防止するコイル21の一端が溶接されて電気的に接続される。
電動モータ1の出力端子2側にヒートシンク28が配置されている。このヒートシンク28の電動モータ1側にはパワー基板19が密着して配置されている。また、ヒートシンク28のパワー基板19の周辺部に、端子台64が固定されている。さらに、ヒートシンク28の制御基板20側に、コイル21、コンデンサ22が搭載された回路ケース68が固定されている。
コイル21およびコンデンサ22は、ヒートシンク28に形成された穴(コンデンサ22用の穴は図示せず)に挿入されて配置されており、コイル28およびコンデンサ22から発生する熱が、ヒートシンク28に放熱される。従って、コイル21およびコンデンサ22の温度上昇が抑制され、コイル21およびコンデンサ22の信頼性が向上する。このとき、ヒートシンク28の穴(コンデンサ22用の穴は図示せず)と、コイル21およびコンデンサ22との隙間には、高熱伝導の接着剤、またはグリースが充填されて、コイル21およびコンデンサ22の放熱が促進される。また、ヒートシンク28が、ギヤケース15に取り付けられているので、半導体スイッチング素子30、コイル21およびコンデンサ22から発生する熱がヒートシンク28に放熱された後、さらにギヤケース15に放熱される。これにより、制御装置11の放熱性能が向上する。
ハウジング69は、モータ端子10および出力端子65aの外側に配置される収納体であり、ハウジング69には、貫通した穴69aが形成されている。この穴69aは、モータ端子10と出力端子65aとがレーザ溶接される部位と対向して形成されている。そして、この穴69aの外側から、出力端子65aに形成された穴の内周部に向かってレーザ光が照射され、レーザ溶接される。
ホルダ71は、絶縁性樹脂で形成され、回路ケース68と協同でモータ端子10および出力端子65aを保持する保持部材である。このホルダ71には、電動モータ1の軸線と平行方向に貫通したスリット71aが形成されている。このスリット71aの両端には、モータ端子10および出力端子65aを挿入しやすくするために、面取り71bが形成されている。
また、モータ端子10と出力端子65aとの溶接部は、電動モータ1の軸線方向において、保持部材であるホルダ71と離間している。このため、レーザ溶接の熱、またはレーザ光の反射でホルダ71の絶縁性樹脂が溶損、劣化することを防止することができる。
モータ端子10および出力端子65aは、ホルダ71のスリット71aに挿入されると共に、モータ端子10が回路ケース68の溝68aにモータ端子10が挿入されている。このとき、電動モータ1の径方向において、出力端子65aが外側となり、モータ端子10が内側となって重ねられている。なお、スリット71aおよび溝68aの寸法は、溶接部において、出力端子65aとモータ端子10との隙間が0.1mm以下になるように設定されている。
モータ端子10と出力端子65aとのレーザ溶接部は、収納体であるハウジング69と、保持部材である回路ケース68およびホルダ71とで形成される空間部35に配置されている。穴69aは、ハウジング69の外側から、出力端子65aに向かってレーザを照射するために形成されたものである。この空間部35は、穴69aを介して外部と連通している。従って、穴69a以外は、閉じられた空間となっているので、レーザ溶接時に、溶接部で溶融した金属がスパッタとして飛散しても、ハウジング69と回路ケース68、およびホルダ71とで形成される空間部35を囲む壁で、スパッタが電動モータ1または制御装置11の内部に侵入することを防止することができる。
また、空間部35に、シリコーン接着剤36を充填している。これにより、空間部35を囲む壁に付着したスパッタの脱落を防止して、隣接する端子間、または端子とハウジング69とが脱落したスパッタで短絡することを防止することができる。
更に、ハウジング69の穴69aの部分までシリコーン接着剤36を充填することにより、ハウジング69と回路ケース68との界面、およびハウジング69とホルダ71の界面がシリコーン接着剤36で封止される。これにより、外部から電動モータ1または制御装置11の内部に水および塵埃が侵入することを防止することができる。
更に、電動モータ1は、ハウジング69およびホルダ71で、制御装置11の各部品が収納される空間と分離されているので、制御装置11の各部品および半田ボール等が脱落した場合において、脱落部品が電動モータ1内に侵入することが無く、電動モータ1の回転がロックするような不具合は発生しない。
次に、上記のように構成された実施の形態3に係る電動式駆動装置の組立手順について説明する。
まず、電動モータ1を組み立てるが、出力軸2に永久磁石3を接着固定後、着磁器で8極に着磁し、軸受37の内輪を圧入して回転子4を形成する。
次に、実施の形態1と同様に、固定子5にU相、V相およびW相の電機子巻線9を形成した後、U、V、Wの各電機子巻線9を結線する。U、VおよびW相の電機子巻線9の巻始めはそれぞれモータ端子10に接続される。その後、この固定子5をヨーク61に圧入する。
次に、制御装置11の組み立てについて図8を用いて説明する。図8は、実施の形態3に係る電動式駆動装置の分解図である。
まず、パワー基板19上に半導体スイッチング素子30、シャント抵抗器(図示せず)等の大電流部品を半田付けにより接合する。
次に、制御基板20の電動モータ1側の各電極にクリーム半田を塗布した後、マイクロコンピュータ31およびその周辺回路素子等の小電流部品を実装し、リフロ装置を用いてクリーム半田を溶かし、上記各部品を半田付けする。
その後、制御基板20の回路ケース68側の各電極にクリーム半田を塗布した後、制御回路を構成する小電流用部品を実装し、リフロ装置を用いてクリーム半田を溶かし、上記各部品を半田付けする。
次に、軸受38の外輪をヒートシンク28に固定する。そして、パワー基板19を高熱伝導性の接着剤により、ヒートシンク28に接着固定する。同時に、端子台64を接着剤によりヒートシンク28に接着固定する。
その後、ベアチップである半導体スイッチング素子30の上面(ソース)と、パワー基板19上のパターンとをワイヤボンディングにより電気的に接続する。さらに、パワー基板19上のパターンと、端子台64の絶縁性樹脂から露出したパッド62a、63aとをワイヤボンディングにより電気的に接続する。
次に、回路ケース68の絶縁性樹脂から露出した溶接部66aにコンデンサ22の端子を溶接する。そして、コイル21の一方の端子を絶縁性樹脂から露出した溶接部67bに溶接すると共に、コイル21の他方の端子を絶縁性樹脂から露出した溶接部(図示せず)に溶接する。
その後、レゾルバ用固定子60bをヒートシンク28にねじ(図示せず)で固定する。次に、コンデンサ22、コイル21が溶接された回路ケース68をヒートシンク28にねじ(図示せず)で固定する。
次に、端子台64の絶縁性樹脂から露出した半田付け部63b、信号コネクタ部(図示せず)の端子およびトルクセンサコネクタ部(図示せず)の端子等に、制御基板20のスルーホールを挿入して半田付けする。このようにして、パワー基板19の配線パターンと制御基板20の配線パターンを電気的に接続する。
次に、ホルダ71をハウジング69にねじ(図示せず)で固定する。その後、ヒートシンク28とハウジング69との合わせ面に液体ガスケットを塗布し、ハウジング69をヒートシンク28にねじ(図示せず)で固定する。そして、ハウジング69の溝69bに接着剤を塗布し、コネクタハウジング70a等が一体成型されたコネクタハウジングを、ハウジング69にねじ(図示せず)で固定する。
次に、別々に組み立てられた電動モータ1と制御装置11とを組み立てる。
先ず、ヒートシンク28に取り付けられた軸受38の内輪に、回転子4の出力軸2を圧入する。その後、出力軸2にスペーサ72を挿入し、レゾルバ用回転子60aを出力軸2に圧入する。さらに、カップリング18を出力軸2に圧入する。次に、ハウジング69の外周端部にラバーリング73を装着し、固定子5が組み込まれたヨーク61を、ねじ(図示せず)でハウジング69に固定する。
次に、穴69aの外側から、出力端子65aに形成された穴23cの内周部に向かってレーザ光が照射され、レーザ溶接される。その後、回路ケース68およびホルダ71とで形成される空間部35、およびハウジング69の穴69aにシリコーン接着剤36を充填し、シリコーン接着剤36を硬化させて電動式駆動装置の組み立てが完了する。
以上説明したように、実施の形態3の電動式駆動装置によれば、制御装置11が電動モータ1の回転軸の軸線上に配置され、端部が電動モータ1から制御装置11に向かって伸延するモータ端子10と、端部が制御装置11から電動モータ1に向かって伸延する出力端子65aとを備え、モータ端子10および出力端子65aは、端部を含む部位が各々電動モータ1の軸線方向と平行に伸延するように形成されると共に、互いに重ねられて接合されている。
従って、電動モータ1の径方向の寸法が短くなり、装置の小型化が図られる。また、モータ端子10および出力端子65aの伸延方向と、電動モータ1および制御装置11の組立方向が平行方向に構成されているので、装置の組立性が向上する。
また、モータ端子10の端部が電動モータ1から制御装置11に向かって伸延すると共に、出力端子65aの端部が制御装置11から電動モータ1に向かって伸延するように構成されているので、モータ端子10と出力端子65aの合計長さが短くなり、モータ電流が流れる電流経路が短くなって、電気抵抗が低減され、装置の性能が向上する。
また、モータ端子10および出力端子65aは、電動モータ1の径方向に重ねられて接合されているので、電動モータ1の径方向の寸法が短くなり、装置の小型化が図られる。
また、モータ端子10および出力端子65aは、溶接により接合されているので、装置の電気的接続の信頼性が向上する。また、ねじ等の締結部品が不要になり、装置のコストが低減する。
また、モータ端子10および出力端子65aは、レーザ溶接により接合されているので、溶接の作業性が向上すると共に、装置の電気的接続の信頼性が向上する。また、溶接部のスペースが小さくなるので、装置の小型化が図られる。
また、モータ端子10および出力端子65aは、電動モータ1の径方向の外側からレーザ溶接により接合されているので、溶接の作業性が向上すると共に、溶接部のスペースが小さくなるので、装置の小型化が図られる。
また、モータ端子10および出力端子65aの外側に配置される収納体であるハウジング69を備え、ハウジング69には穴69aが形成され、この穴69aがモータ端子10と出力端子65aとが接合される部位と対向して形成されている。従って、穴69aの外側から溶接部に向かってレーザ光が照射され、レーザ溶接されるので、レーザ溶接の作業性が向上する。
また、モータ端子10および出力端子65aを保持する絶縁性樹脂製の保持部材であるホルダ71および回路ケース68を備え、ホルダ71にはスリット71aが形成されと共に、回路ケース68には溝68aが形成され、モータ端子10および出力端子65aは、ホルダ71のスリット71aに挿入されると共に、モータ端子10が回路ケース68の溝68aに挿入されている。従って、出力端子65aとモータ端子10とが重ねられるので、レーザ溶接の溶接部の信頼性が向上する。
また、モータ端子10と出力端子65aとの接合部である溶接部は、保持部材であるホルダ71および回路ケース68と離間しているので、レーザ溶接の熱、またはレーザ光の反射により、ホルダ71の絶縁性樹脂が溶損、劣化することを防止でき、装置の信頼性が向上する。
また、モータ端子10と出力端子65aとの接合部であるレーザ溶接部は、収納体であるハウジング69と、保持部材であるホルダ71および回路ケース68とで形成される空間部35に配置され、穴69aを介して外部と連通している。従って、穴69a以外は、閉じられた空間となっているので、レーザ溶接時に、溶接部で溶融した金属がスパッタとして飛散しても、ハウジング69と回路ケース68およびホルダ71とで形成される空間部35を囲む壁で、スパッタが電動モータ1または制御装置11の内部に侵入することを防止できるので装置の信頼性が向上する。
また、空間部35は、シリコーン接着剤36が充填されているので、空間部35を囲む壁に付着したスパッタの脱落を防止して、隣接する端子間、または端子とハウジング69とが、脱落したスパッタで短絡することを防止できるので、装置の信頼性が向上する。
また、収納体であるハウジング69の穴69aは、空間部35と同一のシリコーン接着剤36が充填されているので、ハウジング69と回路ケース68との界面、およびハウジング69とホルダ71の界面が、シリコーン接着剤36で封止される。従って、外部から電動モータ1または制御装置11の内部に水が浸入することを防止でき、装置の防水性が向上する。また、外部から電動モータ1または制御装置11の内部に塵埃が侵入することを防止でき、装置の防塵性が向上する。また、空間部35に充填されるシリコーン接着剤36と、穴69aに充填されるシリコーン接着剤36とが同一であるので、シリコーン接着剤36の充填が一回で済み、作業性が向上する。
また、モータ端子10および出力端子65aの何れか一方である出力端子65aに、穴23cが形成され、この穴23cの内周がレーザ溶接により接合されているので、穴23cの内周端面と、モータ端子10の表面の溶融状態を観察することで、レーザ溶接の溶接後の状態を確認することができ、レーザ溶接の信頼性が向上する。
また、モータ端子10および出力端子65aの少なくとも一方の端子であるモータ端子10に、クランク状の曲げ部10aが形成され、モータ端子10は、この曲げ部10aより先端側で出力端子65aと接合されている。これにより、曲げ部10aが弾性体となって、溶接時または装置が使用される温度環境下で、各部品の線膨張係数の差によって生じる溶接部の応力が緩和し、温度変化に対する溶接部の耐力が増大して装置の信頼性が向上する。
また、コイル21およびコンデンサ22は、ヒートシンク28に形成された穴(コンデンサ22用の穴は図示せず)に挿入されて配置されており、コイル21およびコンデンサ22から発生する熱がヒートシンク28に放熱されるので、装置の放熱性能が向上する。
また、半導体スイッチング素子30等の発熱部品が実装されたパワー基板19が、ヒートシンク28に高熱伝導性の接着剤で接着固定されると共に、コイル21およびコンデンサ22は、ヒートシンク28に形成された穴(コンデンサ22用の穴は図示せず)に挿入されて配置され、ヒートシンク28がギヤケース15に取り付けられている。従って、半導体スイッチング素子30、コイル21およびコンデンサ22等から発生する熱がヒートシンク28を経由してギヤケース15に放熱され、装置の放熱性能が向上する。
なお、上記の各実施の形態では、永久磁石3の極数を8極、固定子5の突極数を12個としたが、この組み合わせに限定されるものではなく、他の極数と突極数の組み合わせであってもよい。
また、電動モータ1はブラシレスモータに限定されるものでなく、インダクションモータまたはスイッチトリラクタンスモータ(SRモータ)であってもよい。
また、電動モータ1の電機子巻線9をスター結線として説明したが、デルタ結線であってもよい。
また、モータ端子10および出力端子23b、65aは、電動モータ1の径方向において出力端子23b、65aが外側となり、モータ端子10が内側となって重ねられているが、モータ端子10が外側となり、出力端子23b、65aが内側となって重ねられてもよい。このとき、穴23cはモータ端子10側に設けられる。
1 電動モータ
10 モータ端子
10a 曲げ部
11 制御装置
27a、68a 溝
23b、65a 出力端子
23c、28a、69a 穴
28 ヒートシンク(収納体)
29 カバー
34、71 ホルダ(保持部材)
34a、71a スリット
36 シリコーン接着剤(絶縁性樹脂)
35 空間部
69 ハウジング(収納体)

Claims (11)

  1. 電動モータと、この電動モータの回転軸の軸線上に配置され、上記電動モータの駆動を制御する制御装置と、を含む電動式駆動装置であって、
    端部が上記電動モータから上記制御装置に向かって伸延するモータ端子と、
    端部が上記制御装置から上記電動モータに向かって伸延する出力端子と、を備え、
    上記モータ端子と上記出力端子は、上記端部を含む部位が各々上記電動モータの軸線方向と平行に伸延するように形成されると共に、上記電動モータの径方向に重ねて接合される電動式駆動装置において、
    上記電動モータと上記制御装置との間に、上記制御装置を搭載したヒートシンクを配置し、上記ヒートシンクに上記モータ端子と上記出力端子の挿通穴を形成すると共に、上記モータ端子と上記出力端子との接合部位と対向する穴部を形成し、上記穴部から上記モータ端子と上記出力端子との接合部位を溶接することを特徴とする電動式駆動装置。
  2. 上記溶接は、レーザ溶接であることを特徴とする請求項1に記載の電動式駆動装置。
  3. 上記挿通穴に、上記モータ端子と上記出力端子を保持する絶縁性樹脂製の保持部材を備え、上記保持部材にスリットまたは溝部を形成し、上記スリットまたは溝部に上記モータ端子と上記出力端子を挿入することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動式駆動装置。
  4. 上記モータ端子と上記出力端子との接合部位は、上記ヒートシンクと離間していることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の電動式駆動装置。
  5. 上記モータ端子と上記出力端子との接合部位は、上記ヒートシンクと上記保持部材とで形成される空間部に配置され、上記穴部を介して外部と連通していることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の電動式駆動装置。
  6. 上記空間部は、絶縁性樹脂が充填されていることを特徴とする請求項5に記載の電動式駆動装置。
  7. 上記ヒートシンクに形成された穴部は、上記空間部と同一の絶縁性樹脂が充填されていることを特徴とする請求項6に記載の電動式駆動装置。
  8. 上記ヒートシンクの穴部は、外側がカバーで覆われていることを特徴とする請求項1〜請求項7の何れか一項に記載の電動式駆動装置。
  9. 上記モータ端子と上記出力端子の何れか一方の端子に穴部を形成し、この穴部の内周をレーザ溶接により接合することを特徴とする請求項2〜請求項8の何れか一項に記載の電動式駆動装置。
  10. 上記モータ端子と上記出力端子の少なくとも一方の端子にクランク状の曲げ部を形成し、この曲げ部より先端側で接合することを特徴とする請求項1〜請求項9の何れか一項に記載の電動式駆動装置。
  11. 請求項1〜請求項10の何れか一項に記載の電動式駆動装置を搭載したことを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
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