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JP5057232B2 - バルブタイミング調整装置、および、その製造方法 - Google Patents

バルブタイミング調整装置、および、その製造方法 Download PDF

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JP5057232B2 JP2008051864A JP2008051864A JP5057232B2 JP 5057232 B2 JP5057232 B2 JP 5057232B2 JP 2008051864 A JP2008051864 A JP 2008051864A JP 2008051864 A JP2008051864 A JP 2008051864A JP 5057232 B2 JP5057232 B2 JP 5057232B2
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    • F01L1/344Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
    • F01L1/3442Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
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Description

本発明は、内燃機関(以下、「内燃機関」をエンジンという)の吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方の開閉タイミングを運転条件に応じて変更するためのバルブタイミング調整装置に関する。
従来、エンジンの駆動軸と同期回転するハウジングを介して従動軸を駆動し、ハウジングと従動軸との相対回転による位相差により吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方の開閉を行うベーン式のバルブタイミング調整装置が知られている。このようなバルブタイミング調整装置は、エンジン始動時などベーンロータを駆動する遅角室または進角室の圧力が低いとき、ベーンに収容された規制部材をハウジングに嵌合させてベーンロータのハウジングに対する相対回動を規制している。これにより、ベーンロータとハウジングとが衝突することにより生じ得る打音の発生を防止している。
特許文献1に開示されているバルブタイミング調整装置では、ハウジングの内壁に形成された嵌合穴における内周壁、および規制部材の嵌合穴側端部の外周壁は、テーパ状に形成されている。これにより、部品精度および組付け精度などの誤差を、テーパ面が形成された嵌合穴および規制部材の嵌合深さによって吸収している。しかしながら、特許文献1に開示されているバルブタイミング調整装置の場合、「嵌合穴および規制部材のテーパ面の加工精度をある程度確保する必要があるため製造コストが増大する」、「嵌合穴または規制部材の摩擦係数が低い場合、規制部材に働くスラスト力により規制部材が嵌合穴から抜け出し、ベーンロータとハウジングとの相対回動の規制を維持できなくなる」といった問題が生じるおそれがある。
一方、特許文献2に開示されているバルブタイミング調整装置では、ハウジングの嵌合穴における内周壁、および規制部材の嵌合穴側端部の外周壁は、ストレート形状すなわち規制部材の軸に対して平行な面で形成されている。しかしながら、この場合、部品精度および組付け精度などの誤差を嵌合深さによって吸収できないため、「ハウジングの嵌合穴における内周壁と規制部材の外周壁との間に隙間があると打音が生じる」、「嵌合穴と規制部材との間の隙間量を完全になくした状態にすると嵌合穴と規制部材のこじりが発生して嵌合解除できない」、「嵌合穴と規制部材とがほぼ同径で嵌合穴の位置と規制部材の位置とがずれていると規制部材を嵌合穴に嵌合させることができない」といった問題が生じるおそれがある。また、特許文献2に開示されているバルブタイミング調整装置の場合、ベーンロータをハウジングに対して固定した状態で嵌合穴と規制部材との相対位置を調整し、かつ、嵌合穴と規制部材との間の隙間量を測定しながら部材の組付けを行う必要があり、「工数の増大、および治具の複雑化を招く」といった問題が生じるおそれもある。
特許第3033581号公報 特許第3081191号公報
そこで、本発明の目的は、簡単な構成で組付け工数を削減し、製造コストが低減するバルブタイミング調整装置、および、その製造方法を提供することにある。
請求項1記載の発明は、ハウジング、ベーンロータ、付勢部材および規制部材を備えている。ハウジングは、エンジンの駆動軸および従動軸の一方とともに回転し、内部に収容室を有している。ベーンロータは、外周に設けられた複数のベーンによりハウジングの収容室を遅角室および進角室に仕切り、エンジンの駆動軸および従動軸の他方とともに回転し、遅角室および進角室に供給される作動流体の圧力によりハウジングに対して相対回動する。付勢部材は、一端がベーンロータに係止され、他端がハウジングに係止され、ハウジングに対しベーンロータを進角方向または遅角方向に付勢する。規制部材は、ベーンロータのベーンに形成された孔に軸方向へ往復移動可能に収容され、ハウジングの内壁に形成された穴部に入り込むことによりベーンロータのハウジングに対する相対回動を規制する。
ハウジングに形成された穴部の内径は、規制部材の穴部側端部の外径よりも大きく設定されている。ベーンロータの第1ベーンは、規制部材を収容する。また、第1ベーンとは別異の第2ベーンは、ハウジングに対するベーンロータの遅角方向または進角方向いずれか一方向の相対回動を規制するストッパ面を有している。
本発明では、ベーンロータの軸に垂直な仮想平面とベーンロータの軸との交点をO1、前記仮想平面と規制部材の軸との交点をO2、付勢部材の一端とベーンロータとの当接点をベーンロータの軸方向へ前記仮想平面に投影した点をP1、付勢部材の他端とハウジングとの当接点をベーンロータの軸方向へ前記仮想平面に投影した点をP2とし、O1−P1線とO1−P2線とのなす角の二等分線と、O1を通るO1−O2線の垂線との交角の角度をθ(°)とすると、付勢部材の一端および他端の位置は、0≦θ<45となるように設定されている。ベーンロータに作用する合力Fの方向は、O 1 −O 2 線のO 2 を通る垂線において、付勢部材の付勢方向である。1−P1線とO1−P2線とのなす角の二等分線は、ベーンロータおよびハウジングに対して付勢部材から作用する力の合力の方向に等しい。そのため、組付け工程において、規制部材をハウジングの穴部に挿入した状態で付勢部材をベーンロータおよびハウジングに組み付けたとき、付勢部材は、ベーンロータをハウジングに対して上述の合力の方向へ押圧する。これにより、ハウジングの穴部における内周壁と規制部材の外周壁との間に、適正な幅の隙間を効果的に形成することができる。その結果、バルブタイミング調整装置の作動時、規制部材は穴部に容易に入り込むことができる。
このように、本発明では、ベーンロータをハウジングに対して固定した状態で穴部と規制部材との相対位置を高精度に調整しつつ、穴部と規制部材との間の隙間量を測定しながら部材の組付けを行う必要がない。したがって、簡単な構成で組付け工数を削減し、製造コストを低減することができる。
請求項2記載の発明では、ストッパ面は、バルブタイミング調整装置の作動時、ハウジングに当接することによりハウジングに対するベーンロータの遅角方向または進角方向いずれか一方向の相対回動を規制する。この構成により、組付け工程において付勢部材をベーンロータおよびハウジングに組み付けたとき、ベーンロータは、ストッパ面とハウジングとの当接点を支点として付勢部材によってハウジングに対して上述の合力の方向へ押圧される。これにより、ハウジングの穴部における内周壁と規制部材の外周壁との間に、隙間をより効果的に形成することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載のバルブタイミング調整装置の製造方法であって、第1工程と第2工程と第3工程とを含む。第1工程は、第1ベーンに形成された孔の中心とハウジングの内壁に形成された穴部の中心との位置を概ね合わせ、ベーンロータをハウジングの内周側に収容し、規制部材を孔に通し、規制部材の端部を穴部に挿入する工程である。第2工程は、第1工程の後、第2ベーンのストッパ面をハウジングに当接させた状態で、ベーンロータをハウジングに対し付勢部材の付勢方向とは反対方向へ相対回転させる工程である。第3工程は、第2工程の後、付勢部材の一端をベーンロータに係止し、他端を付勢部材の付勢方向へ捻ってハウジングに係止することで、0≦θ<45となるよう付勢部材を組み付ける工程である。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
(一実施形態)
本発明の一実施形態によるバルブタイミング調整装置を図1〜3に示す。本実施形態のバルブタイミング調整装置10は油圧制御式であり、排気弁のバルブタイミングを制御するものである。
図1に示すように、バルブタイミング調整装置10は、ハウジング11、ベーンロータ16、付勢部材としてのスプリング26、および規制部材としてのストッパピストン30などを備えている。図2に示すように、ハウジング11は、それぞれ別部材であるチェーンスプロケット12、シューハウジング13およびフロントプレート14から構成されている。チェーンスプロケット12、シューハウジング13およびフロントプレート14は、例えば鉄により焼結または鍛造等によって形成されている。ボルト20は、フロントプレート14のボルト穴147、シューハウジング13のボルト穴137を通り、ボルト穴127が形成されたチェーンスプロケット12にねじ締め固定されている。これにより、チェーンスプロケット12、シューハウジング13およびフロントプレート14は同軸上に固定されている。チェーンスプロケット12は、ハウジング11の一方の側壁を構成しており、フロントプレート14は、ハウジング11の他方の側壁を構成している。チェーンスプロケット12は、外周にギア120を有している。ハウジング11は、ベーンロータ16を相対回動自在に収容している。
ベーンロータ16は、ボルト穴168にボルト21を通すことによりカムシャフト7に固定され、カムシャフト7とともに回転する。ハウジング11、ベーンロータ16およびカムシャフト7は図2に示す矢印X方向からみて時計方向に回転する。以下この回転方向を進角方向とする。
図3に示すように、ハウジング11のギア120、クランクシャフト8に同軸に固定されているギア81、およびカムシャフト9に同軸に固定されているギア91に、チェーン5が巻き掛けられている。このように、ハウジング11は、チェーン5を介してエンジン6の駆動軸であるクランクシャフト8と接続している。これにより、ハウジング11は、クランクシャフト8から駆動力が伝達され、クランクシャフト8と同期して回転する。カムシャフト7は排気弁71を、カムシャフト9は吸気弁92を開閉駆動する。
図1に示すように、シューハウジング13は、略円筒状の周壁130から内周側に突出した4個のシュー131、132、133、134を周方向にほぼ等間隔で有している。回転方向に隣接するシュー同士の間隙には扇状の収容室50が形成されている。
ベーンロータ16は、例えば鉄により焼結または鍛造等によって形成されている。ベーンロータ16は、カムシャフト7と回転軸方向の端面同士で当接するボス部160と、周方向にほぼ等間隔に設置され、ボス部160から径外方向に突出する4個のベーン161、162、163、164とを有している。ベーンロータ16とカムシャフト7との回転方向の位置決めは、ボス部160に設けたピン穴18(図2参照)と、カムシャフト7に設けた図示しないピン穴とに位置決めピンを嵌合することにより行う。
ベーンロータ16の各ベーンにおける外径は、シューハウジング13の周壁130における内径よりも小さく設定されている。また、ベーンロータ16のボス部160における外径は、シューハウジング13の各シューにおける内径よりも小さく設定されている。これにより、ベーンロータ16とシューハウジング13との間にはクリアランスが形成される。
各ベーンは各収容室50に相対回動自在に収容されており、各収容室50を、遅角室としての遅角油圧室と進角室としての進角油圧室とに二分している。図1に示す遅角方向、進角方向を表す矢印は、ハウジング11に対するベーンロータ16の遅角方向、進角方向を表している。カムシャフト7およびベーンロータ16は、ハウジング11に対し同軸に相対回動自在である。
シュー131とベーン161との間に遅角油圧室51が形成され、シュー132とベーン162との間に遅角油圧室52が形成され、シュー133とベーン163との間に遅角油圧室53が形成され、シュー134とベーン164との間に遅角油圧室54が形成されている。また、シュー134とベーン161との間に進角油圧室55が形成され、シュー131とベーン162との間に進角油圧室56が形成され、シュー132とベーン163の間に進角油圧室57が形成され、シュー133とベーン164の間に進角油圧室58が形成されている。
図2に示すように、カムシャフト7およびベーンロータ16の内部には、遅角油路100および進角油路110が形成されている。各遅角油圧室には遅角油路100から作動油が供給され、各進角油圧室には進角油路110から作動油が供給される。両油路100、110への作動油の供給、ならびに両油路100、110からの作動油の排出を切り換えることにより、ハウジング11に対してベーンロータ16を相対回動し、クランクシャフト8に対するカムシャフト7の位相差を調整する。
ベーンロータ16は、ボス部160の反カムシャフト7側端面に、カムシャフト7側へ略円環状に窪む凹部165を有している。凹部165には、略円筒状のブッシュ22がベーンロータ16とほぼ同軸に圧入されている。ベーンロータ16は、凹部165の径方向内側すなわちブッシュ22の内側に、反カムシャフト7側へ略円環状に突出する凸部166を形成している。凸部166には、外周縁から径内方向へ延びる溝167が形成されている。
スプリングピン24は、フロントプレート14を貫通してシューハウジング13のシュー133に形成された圧入穴25(図1参照)に圧入固定されている。付勢部材としてのスプリング26は、ブッシュ22の内側に収容され、一方の端部261をベーンロータ16の溝167に係止され、他方の端部262をハウジング11に設けたスプリングピン24に係止されている。スプリング26の付勢力は、ハウジング11に対しベーンロータ16を進角方向に回転させるトルクとして働く。
ここで、カムシャフト7が排気弁71を駆動するときに排気弁71から受ける変動トルクは正・負に変動している。変動トルクの正方向はハウジング11に対しベーンロータ16の遅角方向を表し、変動トルクの負方向はハウジング11に対しベーンロータ16の進角方向を表している。変動トルクの平均は正方向、つまり遅角方向に働く。スプリング26がベーンロータ16に加える進角方向のトルクはカムシャフト7が受ける変動トルクの平均とほぼ同じ大きさである。
シール部材28は、例えば樹脂で形成されており、図1に示すように各ベーンの外周壁に嵌合している。シール部材28は、それぞれ板ばねの付勢力によりシューハウジング13の内周壁に向けて押されている。これにより、各ベーンの外周壁とシューハウジング13の内周壁との間を通じて油圧室間に作動油が漏れることを防止している。
図1および図2に示すように、規制部材としてのストッパピストン30は、有底円筒状に形成され、ベーン161を回転軸方向に貫通して形成された孔17に回転軸方向に往復移動自在に収容されている。ストッパピストン30は、内部にスプリング34を収容する収容穴31を有している。スプリング34は、一端をフロントプレート14に係止されており、他端をストッパピストン30の収容穴31の底に係止されている。
チェーンスプロケット12のベーンロータ16側端面、すなわちハウジング11の内壁面には圧入穴121が形成され、圧入穴121にリング36が圧入保持されている。リング36には、ストッパピストン30の端部32が入り込む穴部37が形成されている。つまり、ハウジング11の内壁に、ベーンロータ16側に開口する穴部37が形成されている。スプリング34は、リング36に向けてストッパピストン30を付勢する。なお、リング36の穴部37における内径は、ストッパピストン30の端部32の外径よりも大きく設定されている。
図2に示すストッパピストン30がリング36の穴部37に入り込んだ状態では、ハウジング11に対するベーンロータ16の相対回動は拘束される。ストッパピストン30がリング36に入り込む所定角度位置は、クランクシャフト8に対するカムシャフト7の位相がエンジン6を始動するときに最適な始動位相であり、本実施形態の排気弁用のバルブタイミング調整装置10では最進角位置である。ストッパピストン30に対し孔17のリング36と反対側に設けた背圧室38は、最進角位置においてフロントプレート14に形成した連通孔15に連通し大気開放される。したがって、最進角位置におけるストッパピストン30の往復移動は妨げられない。
リング36の反ベーンロータ16側に形成された第1圧力室40は遅角油圧室51と連通し、ストッパピストン30の周囲に形成された第2圧力室41は進角油圧室55と連通している。第1圧力室40および第2圧力室41の油圧は、リング36の穴部37からストッパピストン30が抜け出る方向に働く。
上述のように、ベーン161は、ストッパピストン30を収容している。また、ベーン163は、シュー133側にストッパ面169を有している。ストッパ面169は、バルブタイミング調整装置10の作動時、シュー133に当接することによりハウジング11に対するベーンロータ16の進角方向の相対回動を規制する。このように、ベーン161とは別異のベーン163にストッパ面169が形成されている。なお、ここで、ベーン161は特許請求の範囲における第1ベーンであり、ベーン163は特許請求の範囲における第2ベーンである。
次に、バルブタイミング調整装置10の各部材の組付け工程について図4、図5、図6および図7を用いて説明する。なお、以下説明のため、図4および図6においてベーンロータ16の軸に垂直な仮想平面とベーンロータ16の軸との交点をO1、前記仮想平面とストッパピストン30の軸との交点をO2とし、図6においてスプリング26の端部261とベーンロータ16との当接点をベーンロータ16の軸方向へ前記仮想平面に投影した点をP1、スプリング26の端部262とハウジング11との当接点をベーンロータ16の軸方向へ前記仮想平面に投影した点をP2とする。
<ベーンロータ組付け工程>
まず、ボルト穴137とボルト穴127との位置を合わせ、シューハウジング13とチェーンスプロケット12とを仮固定し、チェーンスプロケット12の圧入穴121にリング36を圧入固定する。次に、図4に示すようにベーン161の孔17の中心とリング36の穴部37の中心との位置を概ね合わせ、凹部165にブッシュ22が圧入されたベーンロータ16をシューハウジング13の内周側に収容する。次に、ストッパピストン30を孔17に通し、端部32をリング36の穴部37に挿入する。なお、リング36の穴部37における内径はストッパピストン30の端部32の外径よりも大きく設定されているため、ストッパピストン30の端部32を穴部37に容易に挿入することができる。
その後、ストッパピストン30の収容穴31にスプリング34を収容する。さらに、フロントプレート14のボルト穴147とシューハウジング13のボルト穴137との位置を合わせ仮固定する。
上述の工程の後、ベーン163のストッパ面169をシュー133に当接させた状態で、ベーンロータ16をハウジング11に対して遅角方向へ相対回転させる。すなわち、ストッパ面169とシュー133との当接点を支点として、ベーン161を遅角方向へ移動させる。ここで、図4のV−V線は、O1−O2線の垂線のうちO2を通る垂線であり、図5は、図4のV−V線断面図である。上記のベーン161を遅角方向へ移動させる工程により、図4および図5に示すように、ストッパピストン30の端部32は、V−V線において、遅角方向側では外周壁がリング36の穴部37における内周壁と接し、進角方向側では外周壁がリング36の穴部37における内周壁と離れた状態となる。
さらに、この後の付勢部材組付け後にベーンロータ16が所定量移動できるように、予めハウジング11とベーンロータ16の間にはO1−P1線とO1−P2線とのなす角の二等分線L1方向に所定量の隙間を確保した状態で、ボルト20をボルト穴147、ボルト穴137およびボルト穴127に通すことによってフロントプレート14、シューハウジング13およびチェーンスプロケット12を固定する。
<付勢部材組付け工程>
上記ベーンロータ組付け工程の後、付勢部材としてのスプリング26をベーンロータ16およびハウジング11に組み付ける。具体的には、図6に示すように、スプリング26の端部261をベーンロータ16の凸部166に形成された溝167に係止してから、端部262を進角方向へ捻ってハウジング11に設けられたスプリングピン24に係止する。スプリング26は、いわゆる捻りばねである。そのため、ベーンロータ16は、スプリング26により所定の方向へ押圧される。
すなわち、P1に対応する当接点においてスプリング26からベーンロータ16に作用する力、およびP2に対応する当接点においてスプリング26からハウジング11に作用する力の合力Fがベーンロータ16に対して作用し、その作用方向はO1−P1線とO1−P2線とのなす角の二等分線L1の方向と等しい。そのため、ベーンロータ16は、合力Fによってハウジング11に対してL1方向へ押圧される。このとき、ベーンロータ16は、ベーン163のストッパ面169とシュー133との当接点を支点として合力Fの方向へ押圧される。
ここで、図6のVII−VII線は、O1−O2線の垂線のうちO2を通る垂線であり、図7は、図6のVII−VII線断面図である。図6および図7に示すように、上述のスプリング26をベーンロータ16およびハウジング11に組み付ける工程を経た後、ストッパピストン30の端部32は、VII−VII線において、進角方向側では外周壁がリング36の穴部37における内周壁と接し、遅角方向側では外周壁がリング36の穴部37における内周壁と離れた状態となる。その結果、端部32のVII−VII線遅角方向側において、端部32の外周壁とリング36の内周壁との間に幅wの隙間200を形成することができる。
<ベーンロータ固定工程>
上記付勢部材組付け工程の後、ベーンロータ16のボルト穴168にボルト21を通すことによりベーンロータ16とカムシャフト7とを一体に固定する。
以上の組付け工程を経て製造されたバルブタイミング調整装置10は、ストッパピストン30の端部32の外周壁とリング36の穴部37における内周壁との間に幅wの隙間200が形成されている。そのため、バルブタイミング調整装置10の作動時、ストッパピストン30は、リング36の穴部37に容易に入り込むことができる。
本実施形態の場合、図6に示すように、O1−P1線とO1−P2線とのなす角の二等分線L1とO1を通るO1−O2線の垂線L2との交角の角度をθ(°)とすると、スプリング26の端部261および端部262の位置は、0≦θ<45となるように設定されている。上述のように、付勢部材組付け工程においてスプリング26をベーンロータ16およびハウジング11に組み付けたとき、ベーンロータ16は、スプリング26によって合力Fの方向へ押圧され、ハウジング11に対して合力Fの方向へ所定の量、移動する。このとき、ベーンロータ16は、合力Fの垂線L2方向の分力F1の作用により分力F1の方向へ移動すると同時に、合力FのO1−O2線方向の分力F2の作用により分力F2の方向へ移動する。ここで、ハウジング11に対するベーンロータ16の合力F方向への移動量をT、分力F1方向への移動量をT1、分力F2方向への移動量をT2とすると、T1はT×cosθで求められ、T2はT×sinθで求められる。
本実施形態では、L1とL2との交角の角度θ(°)は0≦θ<45の範囲であるため、T1>T2となる。そのため、ベーンロータ16とともに移動するストッパピン30のVII−VII線方向の移動量は、ストッパピン30のO1−O2線方向の移動量よりも大きい。したがって、ストッパピストン30の端部32のVII−VII線遅角方向側において、端部32の外周壁とリング36の内周壁との間に、隙間200を効果的に形成することができる。
また、本実施形態では、隙間200の幅wは例えば0.2mm以下に設定されている。幅wが0.2mm以下であれば、ストッパピストン30の外周壁とリング36の内周壁との衝突による打音が生じるおそれはない。ここで、ベーン163のストッパ面169とシュー133との当接点をベーンロータ16の軸方向へ前記仮想平面に投影した点をP3、P3とO1との距離をd1、P3とO2との距離をd2、ベーンロータ16とシューハウジング13との間のクリアランスの幅をcとすると、wは次式(1)に基づいて決定される。
w=c×(d2/d1)・・・(1)
例えばd2/d1=2で設計しwを0.2mmとした場合、cは0.1mmとなる。本実施形態の場合、wは0.2mm以下のため、cすなわちベーンロータ16とシューハウジング13との間のクリアランスの幅は0.1mm以下となる。この場合のwおよびcの値は、バルブタイミング調整装置10を実現するにあたって適正値であるといえる。
次に、バルブタイミング調整装置10の作動を図1、図2、および図3を用いて説明する。なお、図1および図2は、エンジン始動前、すなわちエンジン6が停止している時のバルブタイミング調整装置10の状態を示している。
<エンジン始動時>
エンジン6が停止している状態ではストッパピストン30はリング36の穴部37に入り込んでいる。エンジン6を始動した直後の状態では、遅角油圧室51、52、53、54、進角油圧室55、56、57、58、第1圧力室40、第2圧力室41に油圧ポンプ1から十分に作動油が供給されないので、ストッパピストン30はリング36の穴部37に入り込んだ状態を維持し、クランクシャフト8に対しカムシャフト7は最進角位置に保持されている。これにより、作動油が各油圧室に供給されるまでの間、カムシャフト7が受けるトルク変動によりハウジング11とベーンロータ16とが揺動振動して衝突し打音が発生することを防止する。
<エンジン始動後>
エンジン始動後、油圧ポンプ1から作動油が十分に供給されると、第1圧力室40および第2圧力室41に供給される油圧によりストッパピストン30がリング36から抜け出すので、ハウジング11に対しベーンロータ16は相対回動自在となる。そして、各遅角油圧室および各進角油圧室に加わる油圧を制御することにより、クランクシャフト8に対するカムシャフト7の位相差を調整する。
<遅角作動時>
バルブタイミング調整装置10が遅角作動するとき、電子制御装置(ECU)4は、切換弁3に供給する駆動電流を制御する。切換弁3は、油圧ポンプ1と遅角油路100とを接続し、進角油路110とオイルパン2とを接続する。油圧ポンプ1から吐出される作動油は、遅角油路100を経由し、遅角油圧室51、52、53、54に供給される。遅角油圧室51、52、53、54の油圧がベーン161、162、163、164に作用し、ベーンロータ16を遅角方向に付勢するトルクを発生する。このとき、進角油圧室55、56、57、58の作動油は進角油路110を経由し、オイルパン2に排出される。遅角油圧室51、52、53、54の油圧の発生するトルクが、スプリング26の発生する進角方向のトルクに抗し、ベーンロータ16は、ハウジング11に対し遅角方向に回動する。
<進角作動時>
バルブタイミング調整装置10が進角作動するとき、ECU4は、切換弁3に供給する駆動電流を制御する。切換弁3は、油圧ポンプ1と進角油路110とを接続し、遅角油路100とオイルパン2とを接続する。油圧ポンプ1から吐出される作動油は、進角油路110を経由し、進角油圧室55、56、57、58に供給される。進角油圧室55、56、57、58の油圧は、ベーン161、162、163、164に作用し、ベーンロータ16を進角方向に付勢するトルクを発生する。このとき、遅角油圧室51、52、53、54の作動油は、遅角油路100を経由し、オイルパン2に排出される。進角油圧室55、56、57、58の油圧の発生するトルクと、スプリング26の復元力がベーンロータ16を進角方向へ回動させるトルクとの合力により、ベーンロータ16は、ハウジング11に対し進角方向に回動する。
<中間保持作動時>
ベーンロータ16が目標位相に到達すると、ECU4は切換弁3に供給する駆動電流のデューティ比を制御する。これにより、切換弁3は、油圧ポンプ1と、遅角油路100および進角油路110との接続を遮断し、遅角油圧室51、52、53、54および進角油圧室55、56、57、58からオイルパン2に作動油が排出されることを規制する。このため、ベーンロータ16は目標位相に保持される。
<エンジン停止時作動>
バルブタイミング調整装置10の作動中にエンジン停止が指示されると、ベーンロータ16は、上記進角作動時と同様の作動によりハウジング11に対して進角方向に回転する。ベーンロータ16は、ベーン163のストッパ面169がシュー133に当接するまで進角方向へ回転し、最進角位置で回動が停止する。この状態において、ECU4は、油圧ポンプ1の作動を停止するとともに、切換弁3によって進角油路110とオイルパン2とを接続する。これにより、第2圧力室41の圧力が低下し、ストッパピストン30はスプリング34の付勢力によりリング36側へ移動する。その結果、ストッパピストン30は、リング36の穴部37に入り込む。本実施形態では、リング36の穴部37における内周壁とストッパピストン30の外周壁との間に適正な幅の隙間200が形成されるため、ストッパピストン30は穴部37に容易に入り込むことができる。
以上説明したように、本発明の一実施形態では、O1−P1線とO1−P2線とのなす角の二等分線L1と、O1を通るO1−O2線の垂線L2との交角の角度をθ(°)とすると、スプリング26の端部261および端部262の位置は、0≦θ<45となるように設定されている。L1は、ベーンロータ16およびハウジング11に対してスプリング26から作用する力の合力Fの方向に等しい。そのため、組付け工程においてストッパピストン30をハウジング11の穴部37に挿入した状態で、スプリング26をベーンロータ16およびハウジング11に組み付けたとき、ベーンロータ16は、スプリング26によってハウジング11に対して合力Fの方向へ押圧される。これにより、ハウジング11の穴部37における内周壁とストッパピストン30の外周壁との間に、適正な幅の隙間を効果的に形成することができる。その結果、バルブタイミング調整装置10の作動時、ストッパピストン30は穴部37に容易に入り込むことができる。
また、本発明の一実施形態では、組付け工程において、ベーンロータ16をハウジング11に対して固定した状態で穴部37とストッパピストン30との相対位置を高精度に調整しつつ、穴部37とストッパピストン30との間の隙間の幅を測定しながら部材の組付けを行う必要がない。したがって、簡単な構成で組付け工数を削減し、製造コストを低減することができる。
さらに、本発明の一実施形態では、ストッパピストン30が収容されるベーン161とは別異のベーンであるベーン163に、ストッパ面169が形成されている。この構成により、組付け工程においてスプリング26をベーンロータ16およびハウジング11に組み付けたとき、ベーンロータ16は、ストッパ面169とハウジング11との当接点を支点としてスプリング26によってハウジング11に対して合力Fの方向へ押圧される。これにより、ハウジング11の穴部37における内周壁とストッパピストン30の外周壁との間に、隙間をより効果的に形成することができる。
(他の実施形態)
本発明の他の実施形態では、ブッシュを備えない構成としてもよい。この場合、ベーンロータのボス部に形成する凹部の深さを深くし、この凹部の内側に付勢部材としてのスプリングを収容することにより、上述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本発明の他の実施形態では、ハウジングの内壁面にリングを備えない構成としてもよい。この場合、チェーンスプロケットのベーンロータ側壁面にストッパピストンが入り込む穴部を形成することにより、上述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
上述の実施形態では、バルブタイミング調整装置をエンジンの排気弁に適用する例について示した。しかし、本発明の他の実施形態では、バルブタイミング調整装置を吸気弁に適用してもよい。また、上述の実施形態では、スプリングによってベーンロータをハウジングに対して進角方向へ付勢する例について示した。しかし、本発明の他の実施形態では、スプリングによってベーンロータをハウジングに対して遅角方向へ付勢する構成としてもよい。
このように、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で他の種々の実施形態に適用可能である。
本発明の一実施形態によるバルブタイミング調整装置を示す図であって、図2のI−I線断面図。 本発明の一実施形態によるバルブタイミング調整装置を示す断面図。 本発明の一実施形態によるバルブタイミング調整装置を示す模式図。 本発明の一実施形態によるバルブタイミング調整装置の組付け工程途中の状態を示す断面図。 図4のV−V線断面図。 本発明の一実施形態によるバルブタイミング調整装置の組付け工程後の状態を示す断面図。 図6のVII−VII線断面図。
符号の説明
6:エンジン(内燃機関)、7:カムシャフト(従動軸)、8:クランクシャフト(駆動軸)、10:バルブタイミング調整装置、11:ハウジング、16:ベーンロータ、17:孔、26:スプリング(付勢部材)、30:ストッパピストン(規制部材)、37:穴部、50:収容室、51、52、53、54:遅角油圧室(遅角室)、55、56、57、58:進角油圧室(進角室)、71:排気弁、92:吸気弁、161、162、163、164:ベーン、261:端部(一端、付勢部材)、262:端部(他端、付勢部材)

Claims (3)

  1. 内燃機関の駆動軸から吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉駆動する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記吸気弁および前記排気弁の少なくともいずれか一方の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置において、
    前記駆動軸および前記従動軸の一方とともに回転し、回転方向に所定角度範囲で形成される収容室を有するハウジングと、
    前記駆動軸および前記従動軸の他方とともに回転し、外周に設けられた複数のベーンにより前記収容室を遅角室および進角室に仕切り、前記遅角室および前記進角室に供給される作動流体の圧力により遅角方向または進角方向に前記ハウジングに対して相対回動するように駆動されるベーンロータと、
    一端が前記ベーンロータに係止され、他端が前記ハウジングに係止され、前記ハウジングに対し前記ベーンロータを進角方向または遅角方向に付勢する付勢部材と、
    前記ベーンに形成された孔に軸方向へ往復移動可能に収容され、前記ハウジングの内壁に形成された穴部に入り込むことにより前記ベーンロータの前記ハウジングに対する相対回動を規制する規制部材とを備え、
    前記穴部の内径は、前記規制部材の前記穴部側端部の外径よりも大きく設定されており、
    前記ベーンロータの第1ベーンは、前記規制部材を収容し、
    前記第1ベーンとは別異の第2ベーンは、前記ハウジングに対する前記ベーンロータの遅角方向または進角方向いずれか一方向の相対回動を規制するストッパ面を有し、
    前記ベーンロータの軸に垂直な仮想平面と前記ベーンロータの軸との交点をO1
    前記仮想平面と前記規制部材の軸との交点をO2
    前記付勢部材の一端と前記ベーンロータとの当接点を前記ベーンロータの軸方向へ前記仮想平面に投影した点をP1
    前記付勢部材の他端と前記ハウジングとの当接点を前記ベーンロータの軸方向へ前記仮想平面に投影した点をP2
    1−P1線とO1−P2線とのなす角の二等分線と、O1を通るO1−O2線の垂線との交角の角度をθ(°)とすると、
    前記付勢部材の一端および他端の位置は、0≦θ<45となるように設定され
    前記ベーンロータに作用する合力Fの方向は、O 1 −O 2 線のO 2 を通る垂線において、前記付勢部材の付勢方向であることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
  2. 前記ストッパ面は、前記ハウジングに当接するとき、前記ハウジングに対する前記ベーンロータの遅角方向または進角方向いずれか一方向の相対回動を規制することを特徴とする請求項記載のバルブタイミング調整装置。
  3. 請求項1または2に記載のバルブタイミング調整装置の製造方法であって、
    前記孔の中心と前記穴部の中心との位置を概ね合わせ、前記ベーンロータを前記ハウジングの内周側に収容し、前記規制部材を前記孔に通し、前記規制部材の端部を前記穴部に挿入する第1工程と、
    前記第1工程の後、前記ストッパ面を前記ハウジングに当接させた状態で、前記ベーンロータを前記ハウジングに対し前記付勢部材の付勢方向とは反対方向へ相対回転させる第2工程と、
    前記第2工程の後、前記付勢部材の一端を前記ベーンロータに係止し、他端を前記付勢部材の付勢方向へ捻って前記ハウジングに係止することで、0≦θ<45となるよう前記付勢部材を組み付ける第3工程と、
    を含むことを特徴とするバルブタイミング調整装置の製造方法。
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