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JP5044289B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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JP5044289B2 JP2007146293A JP2007146293A JP5044289B2 JP 5044289 B2 JP5044289 B2 JP 5044289B2 JP 2007146293 A JP2007146293 A JP 2007146293A JP 2007146293 A JP2007146293 A JP 2007146293A JP 5044289 B2 JP5044289 B2 JP 5044289B2
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Description

本発明は、トレッド部に設けられた主溝への石噛みを効果的に低減しうる空気入りタイヤに関する。
排水性を確保するために、空気入りタイヤのトレッド部には、タイヤ周方向にのびる比較的幅の広い1ないし複数本の主溝が設けられる。このような空気入りタイヤで工事現場や砂利などが敷き詰められた路面を走行すると、前記主溝内に小石が噛み込まれてそのまま残るいわゆる石噛みが生じやすい。そして、このような石噛みが生じた状態で空気入りタイヤを走行させると、主溝にゴム欠けやクラック等を発生させるおそれがある。また、このような石噛みは、トレッド踏面の接地圧が大きくかつ溝深さが大きい重荷重用の空気入りタイヤにおいて特に生じやすい傾向がある。
従来、このような石噛みを抑制する技術として、主溝の溝底に、両側の溝壁面から隔離された石噛み防止用の突起をタイヤ周方向に隔設することが下記特許文献1により提案されている。また、主溝の溝壁面を、半径方向内側の急斜面部と、その外側の緩斜面部とで構成するいわゆる2段テーパ溝に関する技術が下記特許文献2で提案されている。
特開平4−274906号公報 特開2003−54219号公報
発明者らは、トレッド部に設けられた主溝の位置に応じ、それらに最適な溝断面形状を採用することにより、主溝への石噛みをさらに効果的に防止しうることを知見した。このように、本発明は、石噛みを効果的に抑制しうる空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部に、タイヤ赤道を中心とするトレッド幅の20%の領域であるセンター領域をタイヤ周方向に連続してのびる少なくとも1本のセンター主溝と、前記センター領域の外側であるショルダー領域をタイヤ周方向に連続してのびるショルダー主溝とが設けられた空気入りタイヤであって、前記センター主溝及び前記ショルダー主溝は、同一の溝深さであり、かつ溝長さ方向と直角な溝断面における溝壁面が、溝底からトレッド踏面側に垂直又は溝幅を増加させる向きの傾斜でのびる基部と、該基部のタイヤ半径方向外端からトレッド踏面まで前記基部よりも緩やかな傾斜でのびる緩斜面部とからなるとともに、前記センター主溝の緩斜面部のタイヤ半径方向高さは、前記ショルダー主溝の緩斜面部のタイヤ半径方向高さよりも大であり、かつ前記センター主溝の溝底かつ前記溝壁面から隔たる位置に石噛み防止用の突起が溝長さ方向に隔設されていることを特徴とする
また請求項2記載の発明は、前記緩斜面部は、前記溝断面において、トレッド踏面に立てたタイヤ法線に対して10〜30度の角度θで傾斜するとともに、前記センター主溝の緩斜面部の角度が、前記ショルダー主溝の緩斜面部の角度よりも小さい請求項1記載の空気入りタイヤである。
また請求項3記載の発明は、前記センター主溝の基部の角度が、前記ショルダー主溝の基部の角度よりも小さい請求項1又は2に記載の空気入りタイヤである。
また請求項4記載の発明は、前記センター主溝は、前記突起のタイヤ半径方向の高さが、基部のタイヤ半径方向高さの50%以上である請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項5記載の発明は、前記ショルダー主溝は、タイヤ周方向にジグザグ状でのびるとともに、センター主溝と隣り合うショルダー主溝のジグザグコーナ部から前記センター主溝までのびる横溝が設けられ、しかも前記横溝は、前記ジグザグコーナ部側の端部の溝断面における溝壁面が、トレッド踏面から溝底側にのびる外側部と、溝底からトレッド踏面側にのびるとともに前記外側部よりも溝中心側に位置する内側部と、前記外側部と前記内側部との間を段差を有して継ぐ継ぎ部とからなる請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項6記載の発明は、前記横溝は、ショルダー主溝側の深さが、センター主溝側の深さより大きい請求項5記載の空気入りタイヤである。
本発明の空気入りタイヤは、センター主溝及びショルダー主溝の溝壁面が、溝底からトレッド踏面側に垂直又は溝幅を増加させる向きの傾斜でのびる基部と、該基部の上端からトレッド踏面まで前記基部よりも緩やかな傾斜でのびる緩斜面部とからなる。該緩斜面部は、基部のタイヤ半径方向外側にトレッド踏面側に向かって溝幅が増大するより広い溝空間を提供する。従って、緩斜面部間で石が保持される機会が低減する。また、基部に石が噛み込んだ場合でも、そのタイヤ半径方向外側には緩斜面部間が形成する広い溝空間が形成されているため、基部に噛み込んだ石は、より抵抗の少ない緩斜面部へと移動しやすく、ひいてはそこから容易に排出させることができる。
また、トレッド部のセンター領域は、ショルダー領域に比べて走行時の接地圧が大きいので、センター主溝はショルダー主溝に比べて、石噛みが相対的に生じやすい。本発明では、センター主溝の緩斜面部のタイヤ半径方向高さが、ショルダー主溝の緩斜面部のタイヤ半径方向高さよりも大きく形成されるとともに、センター主溝の溝底かつ溝壁面から隔たる位置に石噛み防止用の突起が溝長さ方向に隔設される。これにより、ショルダー主溝に比べて、センター主溝により高い石噛み抑制機能を付与できる。従って、トレッド部全体としてバランス良く石噛み防止効果が得られる。なお、石噛み防止用の突起がセンター主溝にのみ設けられるときには、ショルダー主溝の溝容積の減少を防止でき、ウエット性能の悪化をも防止できる。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は本実施形態の空気入りタイヤのトレッド部2の展開図、図2はそのA−A部分断面図をそれぞれ示す。なお本実施形態の空気入りタイヤ(全体図示せず)は、例えば1枚のスチールコードからなるトロイド状のカーカスと、その外側に配された少なくとも2枚、好ましくは3枚以上のスチールベルトプライからなるベルト層とを有する重荷重用のラジアルタイヤとして形成される。
図1に示されるように、前記トレッド部2は、タイヤ赤道Cを中心とするトレッド幅TWの20%の領域であるセンター領域Crと、その外側の領域であるショルダー領域Shとに仮想区分される。ここで、前記トレッド幅TWは、タイヤを正規リムにリム組みし、かつ、正規内圧を充填した無負荷である正規状態におけるトレッド端e、e間のタイヤ軸方向距離とする。
また、前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" とする。また、前記「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とするが、タイヤが乗用車用である場合には180kPaとする。
さらに、前記「トレッド端」は、外観上、明瞭なエッジによって識別しうるときには当該エッジとするが、識別不能の場合には、前記正規状態のタイヤに正規荷重を負荷してキャンバー角0゜でトレッド部2を平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側で平面に接地する接地端がトレッド端として定められる。また、前記「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" であるが、タイヤが乗用車用の場合には前記各荷重の88%に相当する荷重とする。
また、前記トレッド部2のセンター領域Crには、タイヤ周方向に連続してのびる少なくとも1本(本実施形態では1本)のセンター主溝3が設けられるとともに、各ショルダー領域Shにもタイヤ周方向に連続してのびる少なくとも1本(本実施形態では各1本)のショルダー主溝4が設けられる。
本実施形態において、これらのセンター主溝3及びショルダー主溝4は、いずれもタイヤ周方向にジグザグ状にのびるものとして形成される。このようなジグザグ溝は、タイヤ軸方向成分のエッジを有するので、ストレート溝に比べてトラクション性能を高め得る。ただし、各主溝3ないし4には、タイヤ周方向に直線状でのびるストレート溝や、波状溝など種々の形状が採用されても良い。なお、タイヤのカテゴリー等にもよるが、ジグザグピッチは、例えばタイヤ1周において40個程度設けられるのが望ましい。
なお、主溝がどちらの領域Cr又はShに属するかは、原則として当該主溝の溝中心線の位置を基準に定められる。しかしながら、本実施形態のように主溝がジグザグ状をなすときには、そのジグザグの全振幅の中心線が位置する領域に属するものとして定められる。
また、前記トレッド部2には、前記ショルダー主溝4のジグザグコーナ部4cからのびて前記センター主溝3に連なる横溝5がタイヤ周方向に隔設される。
これらの主溝3、4及び横溝5により、トレッド部2には、センター主溝3の両側に複数のセンターブロックb1が区分されるとともに、前記ショルダー主溝4の両外側にタイヤ周方向に連続してのびるショルダーリブb2が区分される。なお、ショルダーリブb2には、その耐摩耗性を向上させるために、ラグ溝7などが適宜設けられても良い。また、センターブロックb1のタイヤ周方向剛性の低下を抑制するために、横溝5のタイヤ軸方向に対する角度は45°以下、より好ましくは40度以下が望ましい。
各主溝3及び4の溝幅Wc、Ws及び溝深さDは、特に限定されないが、小さすぎると排水性能が悪化するおそれがあり、逆に大きすぎると、トレッド部2のパターン剛性の低下やノイズ性能の悪化を招くおそれがある。このような観点より、各主溝3及び4の溝幅(各主溝の長さ方向と直角な溝断面における開口溝幅)Wc、Wsは、好ましくはトレッド幅TWの2.5%以上、より好ましくは3.0%以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは10.0%以下、より好ましくは8.0%以下が望ましい。また、各主溝3及び4の溝深さ(最大深さ)Dは、好ましくはトレッド幅TWの4.0%以上、より好ましくは5.0%以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは10.0%以下、より好ましくは9.0%以下が望ましい。とりわけ、重荷重用タイヤの場合、溝幅及び溝深さは、ともに10〜25mmの範囲で定められるのが望ましい。
なお、本実施形態では、センター主溝3とショルダー主溝4とにおいて、溝深さ及び溝幅が、それぞれ同じに形成されているが、互いに異ならせても良い。
図3(a)には、図1におけるB−B断面(センター主溝3の溝長さ方向と直角な溝断面)が示される。同様に、図3(b)には、図1におけるC−C断面(ショルダー主溝4の溝長さ方向と直角な溝断面)が示される。さらに、図4には、図1のE−E断面が示される。これらの図から明らかなように、各主溝3及び4において、溝壁面10は、溝底Bからトレッド踏面2a側に垂直又は溝幅を増加させる向きの傾斜でのびる基部10bと、該基部10bの上端からトレッド踏面2aまで前記基部10bよりも緩やかな傾斜でのびる緩斜面部10aとから構成される。即ち、各主溝3及び4の溝壁面10が、いわゆる二段テーパ状に形成される。なお、図3において、トレッド踏面2aと平行に近づくものほど傾斜が緩やかと理解される。また、溝底Bと基部10bとは、慣例に従い、円弧面を介して滑らかな接続されるのが望ましい。
前記緩斜面部10aは、基部10bのタイヤ半径方向外側にトレッド踏面2a側に向かって溝幅が顕著に増大するより広い溝空間を提供する。従って、緩斜面部10a、10a間で石が保持される機会が低減する。また、図4に仮想線で示されるように、基部10bに石が噛み込んだ場合でも、そのタイヤ半径方向外側には緩斜面部10a、10a間が形成する広い溝空間が形成されているため、基部10b間で保持されている石は、より保持抵抗の少ない緩斜面部10a、10a間に押し出されやすい。従って、噛み込んだ石を主溝3ないし4から容易に外部に排出させ得る。
特に限定されるものではないが、上述のような効果をより有効に発揮させるために、各主溝3及び4の緩斜面部10aは、トレッド踏面2aに立てたタイヤ法線Nに対して10度以上、より好ましくは15度以上、さらに好ましくは18度以上の角度θc1又はθs1で傾くのが望ましい。即ち、前記角度θc1又はθs1が10度未満の場合、溝幅が顕著に増大する広い溝空間を十分に提供できないので、ひいては緩斜面部10a、10a間で石が保持されてしまうおそれがある。他方、該緩斜面部10aの前記角度θc1又はθs1が大きすぎると、偏摩耗が生じやすくなる他、トレッド踏面2aの摩耗に伴って主溝3又は4の溝幅の変化が大きく、ひいては諸性能が大きく変化するおそれがあるため好ましくない。このような観点より、前記緩斜面部10aの前記角度θc1又はθs1は、好ましくは30度以下、さらに好ましくは25度以下が望ましい。
また、各主溝3及び4において、基部10bのトレッド踏面2aに立てたタイヤ法線Nに対する角度θc2及びθs2は、0度以上かつ緩斜面部10aのそれよりも小さければ特に限定されない。しかしながら、トレッド踏面2aの摩耗中期以降は、溝深さが小さくなって石噛み自体が生じにくくなることに鑑みると、前記角度θc2及びθs2は、好ましくは慣例に従い18度以下が望ましい。
さらに、センター主溝3の緩斜面部10aのタイヤ半径方向高さHc1は、ショルダー主溝4の緩斜面部10aのタイヤ半径方向高さHs1よりも大きく形成されるとともに、該センター主溝3の溝底Bかつ両側の溝壁面10から隔たる位置に石噛み防止用の突起11が溝長さ方向に複数隔設される。
図2に示されるように、トレッド踏面2aは、一般に、タイヤ半径方向外側に滑らかに凸となる曲面で形成される。従って、トレッド部2のセンター領域Crは、ショルダー領域Shに比べて走行時の接地圧が大きく、ひいてはセンター主溝3はショルダー主溝4に比べて、強い圧力で石が押し込まれるので、石噛みが生じやすい。そこで、本発明では、上述のように、センター主溝3には、ショルダー主溝4よりもタイヤ半径方向の高さが大きい緩斜面部10a(Hc1>Hs1)を設けしかも石噛み防止用の突起11を設けることによって、センター主溝3での石噛み防止機能を相対的に強化している。
ここで、ショルダー主溝4にも、センター主溝3と同様、大きなタイヤ半径方向高さを有する緩斜面部10aを設けることも考えられる。しかし、図3から明らかなように、緩斜面部10aは、摩耗に伴う溝幅の変化を顕著とし、タイヤの外観、耐摩耗性能及びウエット性能などを新品時から大きく変化させるおそれがある。従って、接地圧が低くかつ走行時に比較的変形しやすいために石噛みが生じにくいショルダー主溝4については、緩斜面部10aの高さHs1をセンター主溝3のそれよりも小さくすることで、上述の走行性能の大きな変化を防止させるのが良い。
さらに、石噛み防止用の突起11は、主溝の溝容積を低下させる。従って、ウエット性能の悪化を防止するために、前記石噛み防止用の突起11は、本実施形態のように、センター主溝3のみに設けられ、ショルダー主溝4には設けられないことが望ましい。
また、少なくとも新品時から摩耗中期までの間に、センター主溝3に優れた石噛み防止機能を与えるために、センター主溝3における緩斜面部10aのタイヤ半径方向の高さHc1は、該センター主溝3の溝深さDの50%以上、より好ましくは55%以上、さらに好ましくは60%以上、さらに好ましくは65%以上であるのが望ましい。他方、前記緩斜面部10aのタイヤ半径方向の高さHc1が大きすぎると、基部10bの溝幅の過度の減少又は新品時におけるセンター主溝3の溝幅の過度の増大を招くおそれがある。このような観点より、センター主溝3における緩斜面部10aのタイヤ半径方向の高さHc1は、該センター主溝3の溝深さDの80%以下、より好ましくは75%以下、さらに好ましくは70%以下が望ましい。
また、ショルダー主溝4における緩斜面部10aのタイヤ半径方向の高さHs1は、センター主溝3の緩斜面部10aの高さHc1よりも小さければ特に限定されない。しかしながら、前記高さHs1が過度に小さくなると、ショルダー主溝4での石噛み防止機能が著しく低下するおそれがある。このような観点より、ショルダー主溝4における緩斜面部10aのタイヤ半径方向の高さHs1は、該ショルダー主溝4の溝深さDの33%以上、より好ましくは35%以上であるのが望ましい。
ショルダー主溝4とセンター主溝3との石噛み性能をより一層バランス良く向上させるために、各主溝3及び4の緩斜面部10aの前記高さHc1及びHs1の比(Hc1/Hs1)は、好ましくは1.30以上、より好ましくは1.50以上、さらに好ましくは1.60以上であるのが望ましい。他方、前記比(Hc1/Hs1)が過度に大きくなると、センター主溝3及びショルダー主溝4の断面形状が顕著に異なり、偏摩耗や操縦安定性の悪化を招くおそれがある。このような観点より、前記高さの比(Hc1/Hs1)は、好ましくは2.00以下、より好ましくは1.90以下、さらに好ましくは1.80以下が望ましい。
また、前記石噛み防止用の突起(以下、単に「突起」ということがある。)11は、図1に示されるように、平面視において、略矩形状で隆起するものとして形成される。該突起11は、石が基部10b内まで噛み込んだ際に該石に押されて圧縮変形させられるが、その復元力によって石を押し上げ石噛みが生じるのを効果的に防止できる。
上述の作用、即ち突起11の自由な圧縮変形及びその復元を発揮させるために、該突起11は、図3(a)に示されるように、センター主溝3の溝底Bでかつ両側の溝壁面10から隔たる位置(本実施形態では溝中心位置)に設けられるのが望ましい。
さらに、突起11のタイヤ半径方向の高さtは、基部10bのタイヤ半径方向高さHc2の50%以上、より好ましくは55%以上、さらに好ましくは60%以上が望ましい。突起11の高さtが、基部10bの高さHc2の50%未満になると、基部10b、10b間かつ突起11のタイヤ半径方向外側に広い空間が形成され、ひいては突起11に接触することなく基部10b内で石が保持されるおそれがあり好ましくない。他方、突起11の高さtが大きすぎると、基部10bにおける溝容積が小さくなり、ウエット性能が低下する他、突起11自体の剛性が低下して欠損しやすくなる他、復元力を利用した石の押し出し作用が低下するおそれがある。このような観点より、突起11の高さtは、基部10bの高さHc2の90%以下、より好ましくは85%以下、さらに好ましくは80%以下が望ましい。
また、上述の十分な弾性復元力を発揮させて石噛みを防止させるために、図3(a)に示されるように、突起11の幅Wtは、好ましくは1.5mm以上、より好ましくは2.0mm以上、さらに好ましくは2.5mm以上が望ましい。同様に、図1に示されるように、突起11のセンター主溝3に沿った長さLは、好ましくは5.0mm以上、より好ましくは6.0mm以上が望ましい。
なお、本実施形態の突起11は、センター主溝3のジグザグコーナ部3cを除いて実質的に一定のピッチで密に隔設される。これにより、センター主溝3の全域に亘って高い石噛み防止効果が得られる。なお、前記ピッチは、例えば突起11の前記長さLの2.0倍以下が望ましい。
上述のように、センター主溝3は、大きなタイヤ半径方向高さを有する緩斜面部10aと突起11とを有するので、ショルダー主溝4に比べて十分に高い石噛み防止効果を発揮できる。そこで、例えば、センター主溝3の緩斜面部10aの角度θc1は、ショルダー主溝4の緩斜面部10aの角度θs1よりも小さく形成されても良い。これによって、センター主溝3での摩耗に伴う溝幅の変化をより小さく抑え、ひいては走行性能の変化をも小さく抑えることが可能になる。ただし、センター主溝3での石噛み防止効果の著しい低下を防ぐために、前記角度の差(θs1−θc1)は、好ましくは5度以下、より好ましくは4度以下に止めるのが望ましい。
また、本実施形態では、センター主溝3の基部10bの角度θc2が、ショルダー主溝4の基部10bの角度θs2よりも小さく形成される。センター主溝3には、突起11が設けられるので、溝底B近傍での十分な溝容積を確保するために、前記角度θc2は、実質的に零、即ち基部10bがタイヤ法線Nと平行にのびるものが望ましい。他方、ショルダー主溝4では、旋回時等に大きな横力が作用するので、基部10bについても、トレッド踏面2a側に向かって溝幅が増加する向きに傾斜させ、その近傍の剛性を高めるのが望ましい。
さらに、上記実施形態では、各主溝3及び4の溝断面は、溝中心線に関して実質的に対称に形成されるが、図5に示されるように、溝断面をその溝中心線GCに関して非対称に形成しても良い。例えばショルダー主溝4のトレッド端e側の緩斜面部10aのタイヤ半径方向の高さHs1oを、タイヤ赤道C側の緩斜面部10aのタイヤ半径方向高さHs1iよりも大きくしても良い。通常、トレッド踏面2aは、タイヤ赤道C側よりもトレッド端e側の摩耗量が大きい。従って、ショルダー主溝4において、上述のようにトレッド端e側の緩斜面部10aのタイヤ半径方向高さを相対的に大きくすることにより、摩耗量の差が生じた場合でも、ショルダー主溝3の両溝壁面10に緩斜面部10aをできるだけ長く残存させることが可能となる点で望ましい。
また、図6には、図1のF−F断面図(横溝5の溝中心線に沿った断面図)が示される。さらに、図7には図6のG−G断面図が、図8には図6のI−I断面図がそれぞれ示される。本実施形態において、前記横溝5は、ショルダー主溝4のジグザグコーナ部4c側の端部の溝断面(図7参照)における溝壁面20が、棚状の部分を有するように形成される。具体的に述べると、横溝5の前記溝断面は、トレッド踏面2aから溝底側にのびる外側部20aと、溝底Bからトレッド踏面2a側にのびるとともに外側部20aよりも溝中心線GC側に位置する内側部20bと、前記外側部20aと前記内側部20bとの間を段差を有して継ぐ継ぎ部20cとから構成される。本実施形態の継ぎ部20cは、滑らかな円弧状で形成され、溝中心線GC側に張り出して形成される。これにより、前記溝断面において、横溝5の溝幅は、外側部20aと、内側部20bとで段階的に変化する。
図9に示されるように、ジグザグ状の主溝3又は4のジグザグコーナ部、とりわけ溝底に突起11が設けられていないショルダー主溝4のジグザグコーナ部4cにおいては、石噛みが多発しやすい。これは、ジグザグコーナ部4cの入隅部Y1において2つの溝壁面が石Sを多方向から支えるとともに、先鋭な出隅部Y2が該石を高い圧力でしっかりと入隅部Y1側に押し付けるためと考えられる。
これに対し、本実施形態の空気入りタイヤでは、ショルダー主溝4のジグザグコーナ部4cに横溝5が接続されることにより、入隅部Y1を横溝5に開放させて石の保持機能を低下させるとともに、該横溝5の溝断面を上述のように規制することで、その継ぎ部20cが石の進入を妨げる。特に、図6に示されるように、継ぎ部20cは、ショルダー主溝に達するように設けられているので、ジグザグコーナ部4cへの石噛みがより確実に防止できる。
上述の効果を発揮させるとともに、横溝5を利用したウエット性能を確保するために、ショルダー主溝4との連通位置の溝断面において、トレッド踏面2aから継ぎ部20cまでのタイヤ半径方向の高さhは、横溝5の全深さdの60%以下、より好ましくは50%以下が望ましい。他方、前記高さhが小さすぎると、大きな溝幅を確保しうる外側部20aの領域が小さくなり、ひいてはウエット性能が悪化するおそれがあるので、好ましくは横溝5の全深さdの10%以上、より好ましくは20%以上、さらに好ましくは30%以上が望ましい。
さらに、図6に示したように、横溝5の深さdは、ショルダー主溝4側がセンター主溝3側よりも大きく形成される。一般に工事現場や砂利道などの悪路などを走行した際、トレッド踏面2aにカット傷が生じ、これを起点としてトレッドゴムの欠け等の損傷(チップカット)が生じる場合がある。このような損傷は、摩耗の末期でかつセンター領域Crで生じやすい。そこで、本実施形態の空気入りタイヤでは、前記横溝5のセンター主溝3側の深さdiを小さくすることにより、例えば摩耗中期以後は、横溝5のセンター主溝側の部分を消失させ、センターブロックb1をリブ化することによって効果的にチップカットを防止できる。
このような観点より、横溝5のセンター主溝3側の深さdiは、好ましくはセンター主溝3の溝深さDの50%以下、より好ましくは45%以下が望ましい。他方、前記深さdiは、小さすぎると新品時でのウエット性能が悪化するおそれがあるので、センター主溝3の溝深さDの好ましくは30%以上が望ましい。
他方、横溝5のショルダー主溝4側の深さdoは、好ましくはショルダー主溝4の溝深さDの50%以上、より好ましくは60%以上、さらに好ましくは80%以上が望ましい。これによって、十分な溝容積が確保され、ひいてはショルダー領域Sh側において、高いウエット性能を発揮できる。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施できる。また、本発明は、重荷重用タイヤのみならず、乗用車用タイヤや二輪車用タイヤなど各種のタイヤに採用しうるのは言うまでもない。
表1の仕様に基づいて、サイズ11R22.5の重荷重用ラジアルタイヤが試作され、それらについて性能がテストされた。なお、比較例1及び2は、溝壁面が単一平面からなる。テスト方法は次の通りである。
<耐石噛み性能>
前記タイヤを下記の条件で車両前輪に装着し、砂利道を含む路面を約2時間走行させた後、前輪の主溝に噛み込んだ石の個数を調べた。結果は、実施例1の石噛み個数を100とする指数表示であり、数値が小さいほど良好である。
リム:7.50×22.5
内圧:800kPa
車両:10屯積み2−DD車(無積載)
<ウエット性能>
水深5mmのアスファルト路面において、上記車両で速度60kmからABSをオンとした条件でフルブレーキングを行い、制動距離が測定された(n=5の平均値)。評価は、実施例1の制動距離を100とする指数で表示し、数値が大きいほど良好となるように調整した。テストの結果を表1に示す。
Figure 0005044289
テストの結果、実施例の空気入りタイヤは、ウエット性能を悪化させることなく耐石噛み性能を有意に向上していることが確認できた。
本発明の実施形態を示すトレッド部の展開図である。 そのA−A線断面図である。 (a)は図1のB−B線断面図(センター主溝の断面図)、(b)は図1のC−C線断面図(ショルダー主溝の断面図)である。 図1のE−E断面図である。 他の実施形態を示すショルダー主溝の断面図である。 図1のF−F線断面図である。 図6のG−G線断面図である。 図6のI−I線断面図である。 ジグザグコーナ部の石噛みを説明する平面図である。
符号の説明
2 トレッド部
2a トレッド踏面
3 センター主溝
4 ショルダー主溝
4c ジグザグコーナ部
5 横溝
10 主溝の溝壁面
10a 緩斜面部
10b 基部
11 石噛み防止用の突起
20 横溝の溝壁面
20a 外側部
20b 内側部
20c 継ぎ部
B 溝底

Claims (6)

  1. トレッド部に、タイヤ赤道を中心とするトレッド幅の20%の領域であるセンター領域をタイヤ周方向に連続してのびる少なくとも1本のセンター主溝と、前記センター領域の外側であるショルダー領域をタイヤ周方向に連続してのびるショルダー主溝とが設けられた空気入りタイヤであって、
    前記センター主溝及び前記ショルダー主溝は、同一の溝深さであり、かつ
    溝長さ方向と直角な溝断面における溝壁面が、溝底からトレッド踏面側に垂直又は溝幅を増加させる向きの傾斜でのびる基部と、該基部のタイヤ半径方向外端からトレッド踏面まで前記基部よりも緩やかな傾斜でのびる緩斜面部とからなるとともに、
    前記センター主溝の緩斜面部のタイヤ半径方向高さは、前記ショルダー主溝の緩斜面部のタイヤ半径方向高さよりも大であり、かつ
    前記センター主溝の溝底かつ前記溝壁面から隔たる位置に石噛み防止用の突起が溝長さ方向に隔設されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記緩斜面部は、前記溝断面において、トレッド踏面に立てたタイヤ法線に対して10〜30度の角度θで傾斜するとともに、
    前記センター主溝の緩斜面部の角度が、前記ショルダー主溝の緩斜面部の角度よりも小さい請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記センター主溝の基部の角度が、前記ショルダー主溝の基部の角度よりも小さい請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記センター主溝は、前記突起のタイヤ半径方向の高さが、基部のタイヤ半径方向高さの50%以上である請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記ショルダー主溝は、タイヤ周方向にジグザグ状でのびるとともに、センター主溝と隣り合うショルダー主溝のジグザグコーナ部から前記センター主溝までのびる横溝が設けられ、しかも
    前記横溝は、前記ジグザグコーナ部側の端部の溝断面における溝壁面が、トレッド踏面から溝底側にのびる外側部と、
    溝底からトレッド踏面側にのびるとともに前記外側部よりも溝中心側に位置する内側部と、前記外側部と前記内側部との間を段差を有して継ぐ継ぎ部とからなる請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記横溝は、ショルダー主溝側の深さが、センター主溝側の深さより大きい請求項5記載の空気入りタイヤ。
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