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JP4939318B2 - 車両用燃料供給装置 - Google Patents

車両用燃料供給装置 Download PDF

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Description

この発明は、自動二輪車などの内燃機関のインジェクタなどに燃料タンク内の燃料を圧送する車両用燃料供給装置に関するものである。
燃料中に含まれる塵埃などの夾雑物を捕捉し、この燃料を、例えばエンジンに装着された燃料噴射装置のインジェクタに安定供給するには、燃料ポンプの吸い込み口に具備された、例えばナイロンなどのメッシュによる比較的目の荒いストレーナによって、まずは燃料タンク内の夾雑物を取り除く。
そして、このストレーナを通過、あるいは、燃料ポンプを構成するモータ部で発生するブラシ、コンミュテータなどの摩耗粉を含めた夾雑物に対しては、燃料ポンプの下流側(燃料流路で見て、燃料ポンプの次段という意味)に配設した高圧フィルタ、例えば紙製の濾過エレメントで捕捉することが広く知られている。
ところで、前述したストレーナは、燃料供給における、いわゆる最上流に位置することから、燃料タンク内の燃料が少なくなっても供給ができるよう、この燃料タンクの最底部に位置させることが一般的である。
さらに、この燃料が少ないときに、加減速や姿勢変化によって油面が変化したとしても、その影響を受けずに確実に燃料ポンプで吸引できることが、特に自動二輪車で求められている。
これは言うまでもなく、減速時や下り坂走行時などに、残り少ない燃料が燃料タンク前方へ移動してしまうことで、ストレーナが燃料の油面から露出してしまい、その後アクセルを回してもエンジンの回転数が上がらず加速しない、いわゆるエンジンの息つき現象を防ぐことにほかならない。
そこで、燃料供給系から戻された余剰燃料を燃料保持室に保持し、連通手段により、燃料保持室に保持された燃料をフィルタ収納室に流通させるようにすることで、車両の姿勢が変化するなどで燃料ポンプがフィルタを介してタンク内の燃料を吸引できない状態となっても、燃料保持室から燃料をフィルタ収納室に流通させることができ、内燃機関の燃料供給系に支障なく燃料を供給することが、例えば特許文献1などに開示されている。
一方で、この特許文献1では、プレッシャーレギュレータからの余剰燃料を燃料保持室に排出する際、昇圧された余剰燃料が、狭い流路から大気圧中に放出されるときの大きな流動音が発生し易い。
これは、燃料ポンプによって数百キロパスカルに昇圧された燃料を、短い距離の中で一気に大気圧にまで下げることによるものである。そのため、この流動音、すなわちプレッシャーレギュレータからの余剰燃料排出時の騒音対策が必要になる。
これは、最近の技術革新により、エンジンの振動あるいは騒音の低減が顕著であり、これに伴い車両の静粛性が一段と向上したことによるところが大きい。
つまり、この静粛性が、その車両の感性品質を大きく左右することから、前述した余剰燃料排出時の騒音とて例外ではなく、この騒音が燃料タンクを伝播することによる、感性品質の低下、すなわち、運転者などに不安、不快感を与えることによる、車両の居住性や商品性の低下は避ける必要がある。
そこで、プレッシャーレギュレータからの余剰燃料の吐出口をフランジの内壁に向けるとともに、この内壁との衝突を和らげる整流板を内壁に一体に設けることで、騒音を抑制することが、例えば特許文献2に開示されている。
WO2006/134641号公報(段落0019、図5) 特開2004−44559号公報(段落0014、図1〜図3)
この特許文献2では、図2の下側から上側、すなわち、燃料ポンプの軸方向に沿った流路に対し、プレッシャーレギュレータからの余剰燃料の吐出口をこの軸方向と直角に向けたことで、前述したように、余剰燃料を内壁に向けて排出することが可能となっている。これは言い換えると、プレッシャーレギュレータ内部において、燃料の圧力を所定値に保つという機能を備えつつ、余剰となった燃料を略直角に曲げて排出するという構成を同時に具備させていることになる。
従って、プレッシャーレギュレータの構成が複雑になり価格上昇を招くとともに、かかるプレッシャーレギュレータを自動二輪車用の燃料供給装置、つまり、特許文献1のものに適用させようとすると、流路見直しを含めた装置そのものの複雑化あるいは大型化が充分に予想され、燃料タンクの限られた開口部に挿入・装着させる、いわゆるコンパクトな燃料供給装置が提供できない恐れがあった。
また、プレッシャーレギュレータからの余剰燃料排出時の騒音に関しては、特許文献2では、確かに余剰燃料が整流化され、その騒音は低減されるものの、吐出口から整流板に至るまでは、いわゆる流路のない空間であるが故に、前述した流動音の問題が依然として残るため、未だ改善の余地があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、簡素な構成で、プレッシャーレギュレータからの余剰燃料排出時の騒音を軽減するコンパクトな車両用燃料供給装置を得ることを目的とするものである。
この発明に係る車両用燃料供給装置は、燃料タンクと、この燃料タンク内に配設され燃料タンク内の燃料を昇圧する燃料ポンプと、この燃料ポンプを収容するケースと、このケースに支持され、上記燃料ポンプから吐出される燃料を所定の圧力に調整し、余剰燃料を吐出口から排出するプレッシャーレギュレータと、このプレッシャーレギュレータの吐出口を覆うように設けられ、上記余剰燃料を上記ケース内に排出する排出孔を有する消音用カップとを備え、上記消音用カップは、上記ケースと係合する係合部により所定の位置に載置され、その底面は、円錐状に内側に隆起すると共に、その排出孔は、上記吐出口の軸線方向とは異なる位置で、かつ上記ケースの内壁に近接し当該内壁と対向するように設けられ、上記余剰燃料を上記底面に当てたのち、上記排出孔から排出され上記ケースの内壁を伝って流れ落ちるようにしたものである。
この発明によれば、簡素な構成で、プレッシャーレギュレータからの余剰燃料排出時の騒音を軽減するコンパクトな車両用燃料供給装置を得ることができ、特に自動二輪車の感性品質の向上に大きく貢献できる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における車両用燃料供給装置(以下、燃料供給装置という)の外観斜視図、図2は図1の燃料供給装置を、車両である例えば自動二輪車の燃料タンクの内部に設置した状態を示す要部断面を含む側面図である。
図1に示すように、燃料供給装置101は、その外観面において、フランジ部9と、このフランジ部9に固着されたスティ11に溝10aを嵌合させ、紙面上、下方向にスライドさせることで、フランジ部9と当接する例えば絶縁性樹脂製のケース10と、溝6aを嵌合させ、同じく、紙面上、下方向にスライドさせることで、ケース10と当接する例えば絶縁性樹脂製のフィルタケース6と、及びこれらケース10及びフィルタケース6を、紙面上の位置に挿着させる(上方向への抜け止め防止)ために、フィルタケース6の上面を覆い、ネジ13でスティ11に螺着されるストッパ12とに大別される。
機能面においては、図2に示すように、ケース10の内部には、特許文献1と同様、燃料ポンプ2と吸い込みフィルタ1とを仕切る仕切り壁10dが設けられていることから、燃料ポンプ2は上方向から、吸い込みフィルタ1は下方向から、それぞれ挿入し、燃料ポンプ2の吸引部2aに吸い込みフィルタ1を液密に装着したうえで、前述したように、ケース10をスティ11に嵌合させる。
一方、フランジ部9には吐出管5も固着されており、高圧フィルタ3を内蔵したフィルタケース6をスティ11に嵌合させると、この吐出管5と、燃料ポンプ2の吐出部2bも、フィルタケース6に設けたそれぞれの孔に液密に装着されることになる。
なお、フィルタケース6にはプレッシャーレギュレータ4を液密に装着する孔も設けられており、このプレッシャーレギュレータ4を装着したうえで、フィルタケース6をスティ11に嵌合させる。
吐出管5はフランジ部9の下部において、ほぼフランジ部9と平行になるよう折り曲げられ、その先端は、内燃機関のインジェクタに接続されるホース(図示せず)が容易に着脱できるよう、接続部5aとして加工がなされている。
また、フィルタケース6の側面には液面検出器14が取り付けられ、燃料タンク8内の燃料の油面を絶えずチェックする。このチェック用の信号を取り出すためのリード線15が、燃料ポンプ2の駆動用のリード線16(図2参照)とともに、フランジ部9に具備したコネクタ17に接続されており、このコネクタ17を介して、図示しない制御回路あるいはバッテリーに接続される。
燃料供給装置101は以上のように構成され、フィルタケース6側から燃料タンク8の開口部8aに挿入し、フランジ部9が図示しないパッキンを介してボルト18により燃料タンク8に固定されることで、開口部8aが閉塞されるとともに燃料タンク8に設置される。
次に、この燃料供給装置101の動作について説明する。
コネクタ17を通じて燃料ポンプ2が駆動されると、燃料ポンプ2の図示しない羽根車の回転により、燃料タンク8内の燃料は吸い込みフィルタ1で夾雑物を取り除かれたのち吸引部2aに加圧・吸入され、吐出部2bより吐出される。
そして、この吐出された燃料は、高圧フィルタ3にて、吸い込みフィルタ1を通過した夾雑物、あるいは燃料ポンプ2を構成する図示しないモータ部で発生するブラシ、コンミュテータなどの摩耗粉を含めた夾雑物が捕捉されたのち、吐出管5、さらには図示しないホースを経て、内燃機関のインジェクタへ供給される。
一方、フィルタケース6内の燃料の圧力が所定値より高い場合には、この燃料を、プレッシャーレギュレータ4を介してケース10へ排出することで、その圧力を所定値に保とうとしている。
ケース10内に排出された燃料は、特許文献1と同様、仕切り壁10dに設けた流路10cを通じて吸い込みフィルタ1に還流される。この還流により、燃料ポンプ2は再度、吸引部2aにて加圧・吸入が行われるため、仮に油面が下がり、車体の傾斜などによって、吸い込みフィルタ1が露出したとしても、引続き、インジェクタへの供給が可能となっている。
ここで、特許文献1では、その図2からも明らかなように、プレッシャーレギュレータからの余剰燃料は、チャンバー100(この発明の実施の形態1におけるケース10に相当)に直接排出しているが、この発明においては、図1に示すように、組立の際、ケース10の紙面上、上端面に有底円筒状のポリアセタール樹脂等からなる消音用カップ7を載置したうえで、プレッシャーレギュレータ4を装着したフィルタケース6をスティ11に嵌合させている。
これにより、図1に示すように、プレッシャーレギュレータ4が、その鍔部4bが消音用カップ7を介してケース10に支持され、図2に示すように、プレッシャーレギュレータ4の吐出口4aが、消音用カップ7で覆われると共にその底面7cと相対している。
更に、消音用カップ7の底面7cには、プレッシャーレギュレータ4の吐出口4aの軸線方向とは一致しない箇所に排出孔7aが設けられており、このため余剰燃料は、その流線が曲げられたうえで、ケース10内に排出されることになる。
従って、流動音がカップ7内で吸収されるとともに、吐出口4aから排出孔7aにかけて、余剰燃料の向きが変えられ整流されることで、ケース10に排出される流動音を軽減させることができる。
図3はこの実施の形態1による燃料供給装置の消音効果の一例を示す音圧―電圧特性図で、特性Aは消音用カップ7を装着した場合、特性Bは消音用カップ7を装着しない場合を示しており、これから明らかなように、消音用カップ7がある場合は、消音用カップ7がない場合に比べて約3dB程度、音圧を下げることができる。
なお、この実施の形態1では、ケース10と消音用カップ7を別部材としたが、その必然性はなく、例えばケース10を成形する際に、消音用カップ7の部分を同時に成形しても良いが、ケース10が、いわゆる燃料保持室として有底である点を鑑みた場合、その成形、すなわち金型製作を単純に行ううえでは、別部材とした方が好ましい。
また、燃料ポンプ2の軸線とプレッシャーレギュレータ4の軸線を離す、わかり易く言うと、紙面上、上方向から見た場合、燃料ポンプ2とプレッシャーレギュレータ4はラップしていないが、例えば高さ方向に余裕がある場合では、軸線同士を近づける、すなわち、特許文献1の図2に示す如く、紙面上、上方向から見て、燃料ポンプ2とプレッシャーレギュレータ4をラップさせれば、その分、フランジ部9の小径化、ひいては開口部8aの開口面積の小径化が図られ、より好ましい。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2における車両用燃料供給装置の要部断面を含む側面図、図5は、実施の形態2における消音用カップの外観斜視図である。
上記実施の形態1では、消音用カップ7の底面7cは水平、すなわち、プレッシャーレギュレータ4の軸線方向に対し直角に配したが、図4に示すように、底面7cを円錐状に内側に隆起させることで、余剰燃料の整流効果がさらに期待できる。
一方、ケース10の内壁と消音用カップ7の外壁が近接していることに着目し、排出孔7aをケース10の内壁と対向するように設けた。
このようにすることにより、余剰燃料はケース10の内壁を伝って流路10cに向けて流れ落ちるため、実施の形態1と同様、整流効果、さらには流動音の軽減に威力を発揮するのは勿論のこと、特許文献1で述べている流路10cでの燃料の気泡除去効果が、このケース10の内壁に対向する排出孔7aでも現れることになる。
従って、燃料ポンプ2は気泡の少ない燃料を吸い込みフィルタ1を介して吸入することができ、気泡を吸い込むことによる燃料ポンプ2の吐出不良、さらにはそれに基づく内燃機関の息つき現象を防止することができる。
なお、この実施の形態2では、消音用カップ7の位置を限定したため、この消音用カップ7をケース10に載置する際、位置決め、すなわち廻り止めを施す必要がある。
そこで、この実施の形態2では、ケース10の上端面に凸部10b(図1参照)を設けるとともに、図5に示すように、消音用カップ7の鍔部に凹部7bを、消音用カップ7をケース10に載置したときに排出孔7aがケース10の内壁に対向するように設けている。組立の際、これら凸部10bと凹部7bの係合により、消音用カップ7が所定の位置に載置されるので、組立が容易であるとともに、前述した効果を確実に発揮させることができる。
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3における車両用燃料供給装置の要部断面を含む側面図である。
上記実施の形態1及び2では、余剰燃料は紙面上、下側に向けて排出していたが、この実施の形態3では、排出孔7aを側面に設け、余剰燃料を一旦、紙面上、手前方向(あるいは奥行き方向)に排出させてから流路10cに向けて落下させるようにした。
この場合、実施の形態2の効果、すなわち、気泡除去に関しては若干劣るが、例えば、余剰燃料の流路が紙面上、下側から上側への場合、わかり易く言うと、特許文献2の図2を参酌して、プレッシャーレギュレータ4の吐出口を軸方向に設けたもの(発明が解決しようとする課題での記述からも明らかなように、この方がプレッシャーレギュレータ4は安価となる)に交換した場合など、この消音用カップ7を逆にプレッシャーレギュレータ4に被せることで、余剰燃料が一旦、消音用カップ7の底面7c(天井に相当)に当たり、整流されたのち排出孔7aから排出されるので、同様に流動音の軽減が期待できる。
このように流路の向きが逆の場合でも、プレッシャーレギュレータ4の吐出口に、相対するように底面を有する消音用カップを設けることによって、同様に適用できる。
この発明の実施の形態1における車両用燃料供給装置の外観斜視図である。 この発明の実施の形態1における車両用燃料供給装置の要部断面を含む側面図である。 この発明の実施の形態1における車両用燃料供給装置の消音効果の一例を示すための音圧―電圧特性図である。 この発明の実施の形態2における車両用燃料供給装置の要部断面を含む側面図である。 実施の形態2における消音用カップの外観斜視図である。 この発明の実施の形態3における車両用燃料供給装置の要部断面を含む側面図である。
符号の説明
1 吸い込みフィルタ
2 燃料ポンプ、2a 吸引部、2b 吐出部
3 高圧フィルタ
4 プレッシャーレギュレータ、4a 吐出口、4b 鍔部
5 吐出管、5a 接続部
6 フィルタケース、6a 溝
7 消音用カップ、7a 排出孔、7b 凹部、7c 底面
8 燃料タンク、8a 開口部
9 フランジ部
10 ケース、10a 溝、10b 凸部、10c 流路、10d 仕切り壁
11 スティ
12 ストッパ
13 ネジ
14 液面検出器
15 リード線
16 リード線
17 コネクタ
18 ボルト
101 燃料供給装置

Claims (1)

  1. 燃料タンクと、この燃料タンク内に配設され燃料タンク内の燃料を昇圧する燃料ポンプと、この燃料ポンプを収容するケースと、このケースに支持され、上記燃料ポンプから吐出される燃料を所定の圧力に調整し、余剰燃料を吐出口から排出するプレッシャーレギュレータと、このプレッシャーレギュレータの吐出口を覆うように設けられ、上記余剰燃料を上記ケース内に排出する排出孔を有する消音用カップとを備え、
    上記消音用カップは、上記ケースと係合する係合部により所定の位置に載置され、
    その底面は、円錐状に内側に隆起すると共に、その排出孔は、上記吐出口の軸線方向とは異なる位置で、かつ上記ケースの内壁に近接し当該内壁と対向するように設けられ、
    上記余剰燃料を上記底面に当てたのち、上記排出孔から排出され上記ケースの内壁を伝って流れ落ちるようにした
    ことを特徴とする車両用燃料供給装置。
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