JP4916046B2 - 直接製錬法の操業方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は溶融金属即ち湯を入れた冶金用の容器において例えば鉄鉱石、部分還元された鉄鉱石、および金属含有廃物のような金属含有供給材料から溶融鉄を生産する方法に関する。
【0002】
本発明は特に、金属含有供給材料から溶融鉄を生産するための湯ベースの即ち溶融金属を利用した直接製錬法に関する。
【0003】
「直接製錬法」という用語は金属含有供給材料から、この場合は鋳鉄である溶融金属を生産する方法を意味する。
【0004】
本発明は特に、製錬媒体として溶融金属の層に依存し、一般にハイスメルト(Hismelt)プロセスと称せられている湯ベースの直接製錬法に関する。
【0005】
ハイスメルトプロセスは、
(a)冶金用の容器において、金属層と該金属層に上のスラグ層とを有する湯を形成する段階と、
(b)複数のランス/羽口を介して金属層中へ金属含有供給材料と固形の炭素質材料とを噴射する段階と、
(c)前記金属含有材料を金属層における金属に製錬する段階と、
(d)溶融材料が飛沫、溶滴、および流れとして湯の正味の静止面の上方に投げ出されて遷移ゾーンを形成する段階と、
(e)1個または1個以上のランス/羽口を介して冶金用の容器中へ酸素含有ガスを噴射して湯から開放された反応ガスを後燃焼することによって遷移ゾーンにおける溶融材料の上昇し、その後降下する飛沫、溶滴、および流れが湯に対する伝熱を促進し、遷移ゾーンが該遷移ゾーンと接触している側壁を介する前記容器からの熱喪失を最小にする段階とを含む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ハイスメルトプロセスの好適形態はキャリヤガス即ち担持気体と固形の材料が金属層中へ進入し溶融材料が湯から投げ出されるように冶金用の容器の側壁を通して下方、かつ内方に延びているランスを介してキャリヤガス、金属含有供給材料、固形の炭素質材料および任意にフラックスを噴射することによって遷移ゾーンを形成することを特徴とする。
【0007】
ハイスメルトプロセスのこの形態は、溶融材料の溶滴、飛沫および流れが湯から投げ出されるようにキャリヤガスと固形の炭素質材料を羽口を介して湯中へ底から噴射することによって遷移ゾーンを形成する従来の形態のプロセス即ち方法に対する改良である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の出願人はハイメルトプロセスに関する大規模なパイロットプラント作業を実施し、該プロセスに関して一連の重要な発見をした。
【0009】
本発明の主題である前記の発見の一つはハイメルトプロセスを効果的、かつ効率的に開始する方法である。
【0010】
一般的に、本発明は複数の供給材料噴射ランス/羽口を含む冶金用の容器おいて金属含有供給材料から鉄を生産する直接製錬法を開始する方法であって、
(a)前記冶金用の容器を予熱する段階と、
(b)溶融鉄のチャージ即ち装入物を前記容器へ供給し、前記容器内で湯を形成する段階と、
(c)炭素質材料とフラックスとを前記湯に供給し、1個あるいは1個以上の供給材料噴射ランス/羽口を介して酸素含有ガスを噴射し、炭素と(存在するときは)湯から発生したガスとを燃焼させることによって、湯を加熱してスラグを発生させる段階と、
(d)炭素質材料とフラックスとの供給と、酸素含有ガスの噴射を継続させながら、金属含有供給材を前記容器に供給し、金属含有供給材料を製錬し、溶融鉄を生産することによって直接製錬法の開始方法を完了させる段階とを含む直接製錬法の開始方法である。
【0011】
前記の冶金用の容器を予熱する(a)の段階が燃料ガスと空気とを前記容器内で燃焼させることを含むことが好ましい。「燃料ガス」という用語は単なる例であるが、コークス容器ガス、高容器ガス、および天然ガスを含むものと理解される。
【0012】
前記(c)の段階における炭素質材料および/またはフラックスの供給が1個以上のランスおよび/または羽口を介するものであることが好ましい。
【0013】
前記(d)の段階における金属含有供給材料の供給が1個または1個以上の供給材料噴射ランス/羽口を介するものであることが好ましい。
【0014】
1個または1個以上の供給材料噴射ランス/羽口を介して供給される金属含有供給材料、炭素質材料およびフラックスのいずれかである固体はキャリヤガスによってランス/羽口を介して噴射されることが好ましい。
【0015】
前記固体噴射ランス/羽口は開始方法の過程の間、降下した作動位置と上昇した後退位置との間で運動可能である。
【0016】
代替的に、固体噴射ランス/羽口は開始方法の間固定され、例えば、冶金用の容器の側壁を通して延びるようにしうる。
【0017】
固体噴射ランス/羽口が固定されているような状況においては、前記(b)の段階は溶融金属がランス/羽口に進入しないような流速で固体なしにキャリヤガス即ち担持ガスを固体噴射ランス/羽口を通して噴射することを含むことが望ましい。
【0018】
前記開始方法は湯における酸化可能材料を燃焼させることによって湯の温度を増すために前記(c)の段階において炭素質材料とフラックスとの送りを開始する前に、前記(b)と(c)との間で、1個以上の供給材料ランス/羽口を介して酸素含有ガスを噴射する中間段階を含むことが好ましい。
【0019】
金属含有供給材料を供給する前記段階(d)の段階が、規定のプロセス条件が所定の限定値に達すると開始することが好ましい。規定のプロセス条件は例えば、
(i)(少なくとも1400℃であることが好ましい)湯の温度、
(ii)(少なくとも4重量%であることが好ましい)湯の炭素濃度、
(iii)(湯の炭素飽和を示すレベル以下であることが好ましい)後燃焼レベルの一つ以上を含む。
【0020】
前記容器は前容器即ち前床を含み、溶融鉄のチャージ即ち装入物を前記容器に供給する前記(b)の段階が前記前容器を介して前記チャージを供給することを含むことが好ましい。
【0021】
前記の予熱の段階(a)が前記前容器を介する熱喪失を最小にするために該前容器に蓋を位置させることを含むことが好ましい。
【0022】
前記開始方法が前記容器からスラグを除去するために予熱の段階(a)の前に前記容器を掃除することを含むことが好ましい。
【0023】
前記容器が該容器の側壁の少なくとも一部を形成する水冷パネルを含み、前記開始方法が該開始方法の間に前記パネルからの初期熱喪失を低減するために前記予熱の段階(a)の前に前記パネルにキャスタブル即ち塑造可能な耐火材料を吹き付けることを含むことが好ましい。
【0024】
前記のキャスタブル即ち塑造可能な耐火材料が高アルミナスピネル(high alumina spinel)であることが好ましい。
【0025】
前記開始方法は湯のレベルが比較的低い場合該開始方法の間固体噴射の有効性を増大するために前記予熱の段階(a)の前に固体噴射ランス/羽口の端部への接続延長部を含むことが好ましい。前記延長部は湯のレベルが増加し、該延長部を徐々に浸漬するにつれて前記湯において溶解する材料から作られることが好ましい。
【0026】
前記(b)の段階で供給される溶融鉄が少なくとも3重量%の炭素を含むことが好ましい。
【0027】
前記(b)の段階で供給される溶融鉄が珪素および/またはアルミニュームおよび/またはその他の適当な酸化可能材料を含有することが好ましい。
【0028】
前記(c)の段階と、前記(b)の段階と(c)の段階との間の中間の段階とが固体噴射ランス/羽口に亘って測定して前記冶金用の容器の圧力の上に少なくとも100kPaの圧力でキャリヤガスを噴射することを含むことが好ましい。
【0029】
前記開始方法は前記(c)と(d)の段階の各々の間に酸素含有ガスの流量を増加することを含むことが好ましい。
【0030】
前記(c)の段階が少なくとも12,000Nm3/hrの流量で1個あるいは1個以上の供給材料噴射ランス/羽口を通して酸素含有ガスを噴射することを含むことが好ましい。
【0031】
前記(d)の段階が少なくとも20,000Nm3/hrの流量で酸素含有ガスを噴射することを含むことが好ましい。
【0032】
前記開始方法が前記容器からの放出ガスにおける酸素および(または)一酸化炭素および(または)二酸化炭素の濃度をモニタする即ち監視することにより前記(c)の段階の時間を決めることを含むことが好ましい。
【0033】
前記開始方法が前記容器からの放出ガスにおける酸素および/または一酸化炭素および/または二酸化炭素の濃度をモニタすることによって前記の段階(b)と(c)との間の中間の段階の時間を決定することを含むことが好ましい。
【0034】
前記開始方法が前記(c)の段階の間前記容器内の圧力を増加することを含むことが好ましい。
【0035】
湯にスラグ層を形成することによって前記(c)の段階の間に湯内での鉄の過度の酸化を最小にしやすくするために前記(c)の段階の間に前記容器の以前の作業から発生したスラグ材料を含むスラグ材料を前記容器に供給することが出来る。
【0036】
前記スラグ材料は1個あるいは1個以上の供給材料噴射ランス/羽口を介して供給されることが好ましい。
【0037】
金属含有供給材料は何れかの適当な鉄含有供給材料でよい。好適な供給材料は鉄鉱石である。
【0038】
鉄鉱石は予熱可能である。
【0039】
鉄鉱石は部分還元可能である。
【0040】
例えば冶金用の容器が高度の熱喪失を蒙るようなある状態においては、金属含有供給材料は鉄鉱石と高度に還元された金属含有供給材料との混合物でよい。そのような場合に、開始方法は、湯に供給される高度に還元した金属含有供給材料の量を減少させ、この金属含有供給材料を鉄鉱石に置き換え、酸素含有ガスの噴射を継続し、安定したプロセス状態に到達する段階を含むことが好ましい。
【0041】
「安定したプロセス状態即ちプロセス条件」という用語はプロセスが目標とする金属含有供給材料で以って、目標とする熱および質量バランス内で作用することを意味するものと理解される。
【0042】
前記の定義はハイスメルトプロセスが容器内での溶融材料の顕著な攪拌に依存し、その結果プロセスが受けうる変動は著しく短い時間のものであるという観点から理解される。
【0043】
前記(d)の段階において噴射される高度に還元された金属含有供給材料は少なくとも60%金属化されている。
【0044】
高度に還元された金属含有供給材料は直接還元鉄(「DRI」)であることがより好ましい。
【0045】
酸素含有ガスは50容積%までの酸素を含有する空気であることが好ましい。
【0046】
本発明によれば、前述の開始方法を含む直接製錬プロセス即ち直接製錬法も提供される。
【0047】
本発明を添付図面を参照して例示として以下詳細に説明する。
【0048】
【発明の実施の形態】
図に示す容器は耐火煉瓦から形成された基部3と側部55とを含む容器床即ち火床と、前記容器床の側部55から上方に延び、上側バレル部分51と下側バレル部分53とを含む全体的に円筒形のバレルを形成する側壁5と、屋根7と、排ガス用の出口9と、溶融鉄を連続して排出する前容器即ち前床77と、前記容器床と前容器77とを相互に接続する前容器接続部分71と、溶融スラグを排出するタップ孔61とを有している。
【0049】
安定したプロセス状態での使用時、容器は溶融金属の層15と前記金属の層15の上にある溶融スラグの層16とを含む鉄とスラグの湯が入っている。数字17で指示された矢印は金属層5の正味の静止した表面の位置を指示し、数字19で指示する矢印はスラグ層16の正味に静止した面の位置を指示する。「静止した面」という用語はガスと固体が容器中へ何ら噴射されないときの面を意味するものと理解される。
【0050】
前記容器はまた、側壁5を通して垂直方向に対して30から60度の角度で下方および内方に延びている固体噴射ランス/羽口11の形態の2個の供給材料噴射ランス/羽口を含む。前記ランス/羽口11の位置は、それらの下端が安定したプロセス状態において金属層15の静止面17の上方に来るように選定される。
【0051】
安定したプロセス状態での使用時、鉄鉱石と、固体の炭素質材料(典型的には石炭である)と、キャリヤガス(典型的には窒素である)に捕捉されたフラックス(典型的には石灰とマグネシア)とはランス/羽口11を介して金属層15中へ噴射される。固体材料/キャリヤガスの慣性によって固形材料とガスとは金属層15へ進入するようにされる。石炭は揮発成分が取り除かれ金属層15においてガスを発生させる。炭素が部分的に金属中へ分解し、部分的に固形炭素として残る。鉄鉱石は金属に製錬され、製錬反応によって一酸化炭素ガスを発生させる。金属層15中へ運ばれ、揮発成分の取り除きと製錬とを通して発生したガスが溶融金属、固形炭素、および(固体/ガス/噴射の結果として金属層15中へ取り込まれていた)スラグとに金属の層15からの顕著な浮遊性を発生させ、そのため溶融金属およびスラグの飛沫、溶滴および流れを上方に運動させ、これらの飛沫、溶滴および流れがそれらがスラグ層16を通して動く際スラグを捕捉する。
【0052】
溶融金属、固形炭素およびスラグの上方への浮遊性によって金属の層15とスラグの層16とを顕著に攪拌させ、その結果、スラグの層16の容積が拡張し、矢印30で指示する面を有するようになる。前記攪拌の程度は、金属とスラグ領域において、典型的には1450℃から1550℃で、温度の変動が30℃程度の適度に均一な温度が得られる。
【0053】
更に、溶融金属、固形炭素およびスラグの上方浮遊性によって生じる溶融金属およびスラグの飛沫、溶滴および流れの上方向運動は容器における溶融金属の上方の頂空間31まで広がり、
(a)遷移ゾーン23を形成し、
(b)(主としてスラグである)ある溶融材料を遷移ゾーンを越えて該遷移ゾーン23の上方にある側壁5の上側バレル部分51の部分まで、そして屋根7まで投げ出す。
【0054】
一般的に、スラグ層16はその中にガスのバブルが含まれている液体の連続した容積部分であり、遷移ゾーン23は溶融金属やスラグの飛沫、溶滴および流れと連続したガスの容積部分である。
【0055】
前記容器は更に、該容器の中央に位置し、垂直方向に下方へ延びており、(典型的には加熱された酸素を捕捉した空気である)酸素含有ガスを噴射するためのランス13の形態の更に別の供給材料噴射ランス/羽口を含む。前記ランス13の位置とランス13を通るガスの流量とは安定したプロセス状態において酸素含有ガスが遷移ゾーン23の中央領域に進入し、ランス13の端の周りで基本的に金属/スラグの自由空間25を保つように選定される。
【0056】
安定したプロセス状態での使用時、ランス13を介する酸素含有ガスの噴射によって遷移ゾーン23とランス13の端部の周りの自由空間25とにおいて反応ガスCOおよびH2を後燃焼し、ガス空間において2000℃以上の程度の高温を発生させる。この熱はガス噴射領域において溶融材料の上昇あるいは降下している飛沫、溶滴、流れまで転送され、溶融金属が湯に戻されると熱は次いで部分的に金属の層15まで伝送される。
【0057】
自由空間25は遷移ゾーン23の上方の空間におけるガスがランス13の端領域に捕捉されうるようにし、そのため後燃焼に利用可能な反応ガスの露出度を増すため高レベルの後燃焼を達成する上で重要である。
【0058】
ランス13の位置、ランス13を通るガスの流速、および溶融金属およびスラグの飛沫、溶滴および流れの上方運動の組み合わされた作用は全体的に数字27で識別するランス13の下領域の周りで遷移ゾーン23を形成することである。
このように形成された領域は輻射による側壁5への伝熱に対する部分的な障害を提供する。
【0059】
更に、安定したプロセス状態において、溶融金属とスラグの上昇および降下している溶滴、飛沫、および流れは遷移ゾーン23から湯まで熱を伝える効果的な手段であって、その結果側壁5の領域における遷移ゾーン23の温度は1450℃−1550℃程度である。
【0060】
冶金用の容器は、プロセスが安定したプロセス状態で進行している場合の容器内での金属の層15、スラグの層16および遷移ゾーン23のレベルを参考にして、プロセスが安定した作業状態で作用している場合遷移ゾーン23の上方で前記頂部空間31中へ投げ出される溶融金属およびスラグの飛沫、溶滴および流れを参考にして構成され、そのため
(a)容器床と、金属/スラグの層15/16と接触している側壁5の下バレル部分53が耐火材料の煉瓦から形成され(図において断面をハッチングで示す)、
(b)前記側壁5の下側バレル部分53の少なくとも一部が水冷パネル8によって裏打ちされ、
(c)遷移ゾーン23と頂部空間31とに接触している側壁5の上側バレル部分51と屋根7とが水冷パネル57、59から形成されている。
【0061】
側壁5の上側バレル部分51における各水冷パネル8,57,59は平行の上下縁部および平行の側縁部を有し、円筒形のバレル部分を画成するよう湾曲されている。各パネルは内側の水冷パイプと外側の水冷パイプとを含む。前記パイプは水平部分が湾曲部分によって相互に接続された蛇状形状に形成されている。各パイプは更に、水入口と水出口とを含む。パイプは、パネルの露出された面、すなわち製錬層の内部に露出されている面から見た場合外側パイプの水平部分が内側パイプの水平部分の直ぐ後ろにないように垂直方向にずらされている。パネルは更に、各パイプの隣接する直線部分の間とパイプの間の空間を充たしている突き合わせ耐火材料を含む。各パネルは更に、該パネルの外面を形成する支持プレートを含む。
【0062】
前記パイプの水入口と水出口とは該パイプを通して高い流速で水を循環させている水供給回路(図示せず)に接続されている。
【0063】
前述したパイロットプラントの作業は西豪州のクイナナ(Kwinana)にあるパイロットプラントにおいて本発明の出願人によって一連の拡大キャンペーンとして実行された。
【0064】
パイロットプラントでの作業は図に示し、前述した冶金用の容器を使用し、前述した安定したプロセス状態に従って実行された。
【0065】
パイロットプラントでの作業は製錬層を評価し、広範囲の種々の条件、即ち
(a)供給材料、
(b)固体とガスの噴射速度
(c)スラグの層の深さとスラグと金属との比に関して測定したスラグの細目、
(d)作業温度、および
(e)装置の作り
のような条件の下でプロセスを調査した。
【0066】
パイロットプラントでの作業は効果的かつ効率的に作用する好適な開始方法を設定した。好適な開始方法は以下のように要約される。
(1)容器床、側壁5および屋根7から以前のキャンペーン即ち前の作業で堆積していたスラグを除去するために冶金用の容器を掃除する。もしも溶融したスラグが前容器77中へ、かつそこから放出されるとすればプロセス開始の間発生する可能性のある潜在的な安全性の問題からスラグを除去することは重要である。容器を掃除した後、開始方法の間の水冷パネルを介しての熱喪失を低減するために水冷パネルに高アルミナスピネルを吹き付ける。先行する段階の前、あるいは後で冶金用の容器内での溶融材料のレベルが比較的低い間に且つ開始方法の間にランス/羽口の有効長さを増大するためにボルトあるいはその他の取付け延長部(図示せず)を固体噴射ランス/羽口11に取付ける。前記延長部は湯のレベルが増加し、前記延長部を湯中に浸漬するにつれて湯内で溶解するステンレス鋼あるいはその他のいずれかの適当な材料から形成される。
(2)冶金用の容器を予熱する。予熱することの一つの好ましいことは容器において燃料ガスと空気とを燃焼させることである。実際に、予熱温度は1400℃に制限されることが好ましい。その理由はこの予熱温度を発生させる炎温度は著しく高く、容器の耐火物を損傷させる可能性があるためにである。伝熱効率を向上させるために、前容器77に蓋73と下方に延びるカバープレート75とが位置される。
予熱の別の好適なことは、熱風容器が利用可能な状況において、ランス13を通して空気を吹き込み、全ての空気が熱風容器を通るようになるまで、熱風容器を利用して予熱された空気の量を増して予熱し、次いで前述のように燃料バーナを使用して最後の400℃に亘って予熱を補うことである。
(3)4重量%の炭素と、0.75重量%の珪素と、0.5重量%のアルミニュームとを含有し、平均温度が1360℃である溶融鉄の40−45トンのチャージ即ち装入物を調製する。
(4)予熱段階を停止し、前容器77を介して容器へ溶融鉄のチャージを送入し、容器の圧力の上に少なくとも100kPaの圧力で容器中へランス/羽口11を介して窒素(あるいはその他の適当なキャリヤガス)を噴射することによって、溶融材料のランス/羽口11中への進入を阻止する。
(5)溶融鉄のチャージを送入した後、前記(4)の段階で説明した窒素噴射を続け、酸素含有ガスをランス13を介して12,000Nm3/hrの初期流量から20,000Nm3/hr(固体噴射に必要な最小流量)まで増加した流量で噴射し珪素とアルミニュームとを燃焼させ、溶融鉄のチャージを脱炭し一酸化炭素/二酸化炭素を発生させることによって溶融鉄の湯を加熱する。同時に、容器内の圧力を固体を噴射するに必要な最小圧力(典型的には20kPa)まで増加させる。典型的には、この段階に要する時間は5−10分である。
(6)20,000Nm3/hrで酸素含有ガスの噴射が安定した後、3トン/hrの初期石炭流速で石炭とフラックス(典型的には石灰)の噴射を開始し、湯が反応しているか否かを検出するために放出ガスにおける酸素および(または)一酸化炭素および(または)二酸化炭素の含有量のモニタを開始する。酸素含有量の減少と一酸化炭素と二酸化炭素含有量の増加とは湯が反応していることを指示する。このような傾向が設定されると、石炭と酸素含有ガス流量とが初期流量から増加しうる。この段階の目的は(a)溶融鉄の温度と炭素含有量とを1450℃の最小溶融鉄温度と4.5重量%の最小炭素含有量まで出来るだけ迅速に増加させること、(b)必要とする塩基性を有するスラグを形成すること、および(c)遷移ゾーン23の設定を始めることである。この段階の間、水冷パネルには極めて高い熱負荷が加えられている。酸素含有ガスの流量は28,000Nm3/hrまで増大する。これは容器内の圧力を70−75kPaまで増大する作用を有している。典型的には、この段階は約30分続けられる。
(7)溶融鉄の温度が1450℃の最低温度に達し、4,5重量%の最低炭素含有量に達した後、、石炭とフラックスの噴射を継続しながら6トン/hrの初期流量においてランス/羽口11を介して鉄鉱石の粉末とDRIの混合物を噴射し、前記混合物を製錬し、前容器から溶融鉄の流れを発生させ、遷移ゾーン23を介して湯を後燃焼し、熱を伝達する。後燃焼の後、パネルに対する熱負荷の増加と減少を平行して行い、混合物の流量は増加しうる。
(8)時間の経過と共に、目標とする供給材料が金属含有供給材料のみとなり、プロセスが安定モードとなるようなときまでDRIは徐々に部分還元した鉄鉱石あるいは鉄鉱石と置き換わりうる。
(9)2から3時間の作業の後、容器の口をあけて、スラグのサンプルを取得してプロセス条件を決定する。
【0067】
鉄鉱石の粉末とDRIとの混合物の前述の(7)の段階における初期噴射は容器の寸法と熱喪失との関数である。パイロットプラントの場合、開始局面においては極めて大量の熱喪失があり、金属生産を行なうにはDRIの添加が必要であった。大型の商業規模の容器においては、熱喪失は深刻な問題ではなく、DRIの添加は必要でないかもしれない。
【0068】
本発明の精神と範囲とから逸脱することなく前述した本発明の方法の好適実施例に対して多くの修正が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】溶融鉄を生産するために鉄鉱石を直接製錬するハイメルトプロセスを実行するための直接冶金用の容器の好適実施例の垂直断面図である。
【符号の説明】
3 基部
5 側壁
7 屋根
8,57,59 水冷パネル
9 出口
11 ランス/羽口
13 ランス
15 溶融金属の層
16 溶融スラグの層
17 金属層の静止面
23 遷移ゾーン
25 自由空間
31 頂部空間
51 上側バレル部分
53 下側バレル部分
73 屋根
77 前容器
Claims (17)
- 複数の供給材料噴射ランス/羽口を含む冶金用の容器において金属含有供給材料から溶融鉄を生産する直接製錬法の操業方法において、
(a)前記容器内で燃料ガスと空気とを燃焼させることにより、前記冶金用の容器を予熱する段階と、
(b)種湯を前記容器へ供給する段階と、
(c)炭素質材料とフラックスとを前記種湯に供給し、1個あるいは1個以上の供給材料噴射ランス/羽口を介して酸素含有ガスを噴射し、炭素と前記種湯から発生したガスとを燃焼させることによって、前記種湯を加熱してスラグを発生させ、遷移ゾーンを形成させ、前記容器内の圧力を増加させる段階と、
(d)前記種湯の温度が少なくとも1400℃であること、および前記種湯の炭素濃度が少なくとも4質量%であることのうちの1つ以上の所定条件が所定の限界値に達した場合、炭素質材料とフラックスとの供給と、酸素含有ガスの噴射を継続させながら、金属含有供給材料を前記容器に供給し、金属含有供給材料を製錬し、さらに溶融鉄を生産する段階とを含み、
前記金属含有供給材料が還元した金属含有供給材料と鉄鉱石との混合物であり、前記金属含有供給材料の供給開始後、還元した金属含有供給材料の量を徐々に減少させて鉄鉱石に置き換えるとともに、酸素含有ガスの噴射を継続させ、安定した製錬反応状態に到達させる、直接製錬法の操業方法。 - 前記(c)の段階が1個あるいは1個以上の供給材料噴射ランス/羽口を介して炭素質材料およびフラックスを噴射することによって炭素質材料およびフラックスを供給することを含む請求項1に記載の操業方法。
- 1個または1個以上の供給材料噴射ランス/羽口を介して炭素質材料、フラックス、および金属含有供給材料の中の一つ以上を噴射することを含む請求項2に記載の操業方法。
- 前記(d)の段階が1個または1個以上の供給材料噴射ランス/羽口を介して供給材料を噴射することによって金属含有供給材料を供給することを含む請求項1から3までのいずれか1項に記載の操業方法。
- 前記(b)の段階と(c)の段階との間で、前記種湯の酸化可能材料を燃焼させて前記種湯の温度を上げるために前記(c)の段階で炭素質材料とフラックスとの供給を開始する前に1個または1個以上の供給材料噴射ランス/羽口を介して酸素含有ガスを噴射する請求項1から4までのいずれか1項に記載の操業方法。
- 前記容器が前容器を含み、前記(b)の段階が前記前容器を介して前記種湯を供給することを含む請求項1から5までのいずれか1項に記載の操業方法。
- 前記の予熱の段階(a)が該前容器を介して熱が喪失されるのを最小にするために該前容器に蓋を位置させることを含む請求項6に記載の操業方法。
- 前記段階(a)の前に前記容器から以前の直接製錬の稼動の終了時に残っているスラグを除去するために該容器を掃除することを含む請求項1から7までのいずれか1項に記載の操業方法。
- 前記容器が該容器の側壁の少なくとも一部を形成する水冷パネルを含み、前記操業方法がその操業方法の間前記パネルからの初期熱喪失を低減するために前記段階(a)の前に前記パネル上にキャスタブルを吹き付けることを含む請求項1から8までのいずれか1項に記載の操業方法。
- 前記(b)の段階で供給される種湯が少なくとも3質量パーセントの炭素を含有する請求項1から9までのいずれか1項に記載の操業方法。
- 前記(b)の段階で供給される種湯が珪素、および/またはアルミニウムを含有する請求項1から10までのいずれか1項に記載の操業方法。
- 前記(c)の段階が、噴射された炭素質材料およびフラックスを有する前記容器の圧力よりも少なくとも100kPa以上の圧力でキャリヤガスを噴射することを含む請求項3から11までのいずれか1項に記載の操業方法。
- 前記(c)の段階で少なくとも12,000Nm3/hrの流量で酸素含有ガスを噴射することを含む請求項1に記載の操業方法。
- 前記(d)の段階で少なくとも20,000Nm3/hrの流量で酸素含有ガスを噴射することを含む請求項13に記載の操業方法。
- 前記容器からの放出ガス中の酸素および/または一酸化炭素および/または二酸化炭素の含有量をモニタすることによって前記(c)の段階の継続時間を決めることを含む請求項1から14までのいずれか1項に記載の操業方法。
- 前記(d)の段階で噴射された還元された金属含有供給材料が少なくとも60%金属化されている請求項1から15までのいずれか1項に記載の操業方法。
- 前記還元された金属含有供給材料が直接還元鉄である請求項16に記載の操業方法。
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