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JP4994457B2 - 燃料バランシングシステム - Google Patents

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JP4994457B2 JP2009533287A JP2009533287A JP4994457B2 JP 4994457 B2 JP4994457 B2 JP 4994457B2 JP 2009533287 A JP2009533287 A JP 2009533287A JP 2009533287 A JP2009533287 A JP 2009533287A JP 4994457 B2 JP4994457 B2 JP 4994457B2
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Description

発明の分野
本発明は一般に移動プラットフォーム燃料システムに関する。特に、本発明は複数の燃料タンクを有する移動プラットフォーム用燃料バランシングシステムに関する。
発明の背景
複数の燃料タンクを有する移動プラットフォームは、さまざまな燃料タンク間の燃料レベルのバランスを取って各燃料タンクの燃料の重量を均一に分散する、またはバランスを取る必要がしばしばある。たとえば、主翼の各々に燃料タンクを有する航空機は、各タンクのほぼ等しい燃料レベルを維持して飛行中の航空機の制御の容易さ、安全性および燃費を向上させるよう努めるであろう。本明細書中で使用されるような「移動プラットフォーム」という用語は、バス、列車、船舶および航空機などのさまざまな適用可能な移動プラットフォームを指すことが理解されるであろうが、本願の全体にわたってなされる例示的な言及は航空機に関してなされるものとする。しかしながら、航空機への言及は例示的なものに過ぎず、本発明の範囲を航空機のみに限定するものとして解釈されるべきであることがさらに理解されるであろう。むしろ本発明は、燃料タンクの燃料レベルのバランスを取ることが望ましい複数の燃料タンクを有するいずれかのおよびすべての移動プラットフォームに関する。
また、多くの移動プラットフォームの操作はさまざまな州政府および連邦政府の規定によって管理される。たとえば、航空機に関して、規定の順守を示すために、飛行中エンジン停止(in-flight shutdown; IFSD)事態と呼ばれる、飛行中に1つのエンジンを停止する必要がある場合、代替飛行場に到達するのに十分な燃料が残りのエンジンで使用可能であることが示されなければならない。したがって、そのような移動プラットフォームは典型的に、2つまたはそれ以上の燃料タンクを流体接続する二重クロスフィード構成を有する燃料システムを実施する。したがって、クロスフィード燃料伝達構造、たとえばクロスフィード配管システム、を通じていずれの燃料タンクからも燃料を消費することができる。より特定的には、二重クロスフィード構成は2つの異なる燃料クロスフィード経路を含み、これによりIFSD事態と関連したどちらかのクロスフィード経路の障害が航空機の安全運行を危険に晒さないようにする。
公知のクロスフィード構成は、冗長性以外の目的を達成しない冗長燃料配管および弁設備をしばしば利用する。そのような付加的な冗長設備を有することは、移動プラットフォーム上の資源の非効率な使用である。航空機上の他の公知のクロスフィード構成は、単一のクロスフィードシステムと、航空機搭乗員によって作動される必要があり、かつ航空機搭乗員が航空機を横滑りさせて正しい方向に流れを引起す必要がある別個の重力流れ冗長、すなわちバックアップ、移動システムとを組込んでいる。これは複雑な手順が必要となり、パイロットの仕事量が増加する。さらに他の公知のシステムは、専用の移動ポンプおよび配管を使用して1つのタンクから他のタンクに燃料を移す、すなわち「高レベル」タンクから「低レベル」タンクに燃料を移す。また、そのようなシステムの中には、完全に自動化されているために移動プラットフォームオペレータ、たとえば航空機のパイロット、による開始、監視またはいずれの他の介入もしくは行動なしに燃料移動が行なわれるものも公知である。これらの公知のシステムは付加的な設備を備えており、これは移動プラットフォーム資源の非効率な使用である。
したがって、軽量化され、製造および維持コストが減少し、搭乗員の仕事量を増やさず、搭乗員に受入れ可能なインターフェイスを提供する、適用される規定を満たす移動プラットフォーム燃料システムを実現することが望ましいであろう。
発明の簡単な要約
この発明は、移動プラットホームの少なくとも2つの燃料タンク間の燃料量、すなわち燃料レベル、のバランスを取るための新しい燃料バランシングシステムおよび方法を提供する。本明細書中で使用されるように、移動プラットホームは、たとえば航空機、バス、列車、宇宙船または船舶などの、一人またはそれ以上の乗客を運ぶためのいずれかの自走式の乗り物であると理解されるであろう。また、この発明は本明細書中では航空機に関して説明および図示されるが、そのような言及は例示的なものに過ぎず、限定的なものとして考慮されるべきではないことが理解されるべきである。
さまざまな実施例において、移動プラットホーム燃料バランシングシステムが提供される。システムは、クロスフィードパイプを通じて燃料の流れを制御するための単一のクロスフィード弁を備えるクロスフィード燃料伝達組品(CFTA)を含む。クロスフィードパイプは第1の遠端部において移動プラットホームの第1の燃料タンクに流体接続され、対向する第2の遠端部において移動プラットホーム第2の燃料タンクに流体接続される。少なくとも1つの第1の燃料ブースタポンプが、第1の燃料タンクから燃料をポンピングするために第1の遠端部においてクロスフィードパイプに流体接続される。また、少なくとも1つの第2の燃料ブースタポンプが、第2の燃料タンクから燃料をポンピングするために第2の遠端部においてクロスフィードパイプに流体接続される。
システムはまた、第1および第2のブースタポンプならびにクロスフィードパイプの第1および第2の遠端部を備えるバランシング燃料移動組品(BFTA)を含む。BFTAはさらに、バランシングパイプを通じて第1の燃料タンクから第2の燃料タンクへの燃料の流れを制御する第1の放燃料弁を含む。バランシングパイプは第1および第2の燃料タンクを流体接続する。BFTAはまた、バランシングパイプを通じて第1の燃料タンクから第2の燃料タンク内への燃料の流れを制御する少なくとも1つの第1の給油弁を含む。さらにBFTAは、バランシングパイプを通じて第2の燃料タンクから第1の燃料タンクへの燃料の流れを制御する第2の放燃料弁と、第2の燃料タンクから第1の燃料タンク内への燃料の流れを制御する少なくとも1つの第2の給油弁を含む。システムは、少なくとも1つのオーバーライドポンプを有する中央燃料タンクを含み得る。
システムはさらに、BFTAによって、第1および第2の燃料タンクへの燃料の移動を自動的に制御する燃料バランシングコントローラを含む。燃料バランシングコントローラは第1および第2の放燃料弁ならびに第1および第2の給油弁を自動的に制御し、それによってBFTAによる第1および第2の燃料タンクへの燃料の流れの方向を制御する。したがってバランシングコントローラは、より高いおよび/またはより低い燃料レベルを有する、たとえばより多量および/またはより少量の燃料を含む、第1および第2の燃料タンクのいずれかを自動的に判断する。そして移動プラットフォームオペレータ、たとえばパイロット、によって開始されると、バランシングコントローラは、より高いレベルの燃料タンク、または中央燃料タンク、からより低い燃料レベルを有するそれぞれの第1または第2の燃料タンクへの燃料の移動を制御する。さらにバランシングコントローラは、第1および第2の燃料タンクの燃料レベルがほぼ等しくなるように高レベル燃料タンク、または中央燃料タンク、から低レベル燃料タンクへ十分な燃料が移動された時を自動的に判断する。その後バランシングコントローラは燃料移動を自動的に終了させる。バランシングコントローラはまた、BFTAで誤りが発生した場合、または故障が検出された場合に
燃料タンク間の燃料の移動を自動的に終了させる。
この発明の特徴、機能、および利点は、この発明のさまざまな実施例において独立して達成され得るか、またはさらに他の実施例において組合され得る。
この発明は詳細な説明および添付の図面からより十分に理解されるであろう。
いくつかの図面の全体にわたって対応する参照番号は対応する箇所を示す。
発明の詳細な説明
好ましい実施例の以下の説明は例示的な性質のものに過ぎず、本発明、その応用例または使用を限定することを意図するものでは全くない。また、以下に記載のような、好ましい実施例によって与えられる利点は例示的な性質のものであり、すべての好ましい実施例が同一の利点または同一程度の利点を与えるとは限らない。
図1は、この発明のさまざまな実施例に従った、燃料バランシングシステム14を含む、例示的に航空機として図示される移動プラットフォーム10の概略図である。燃料バランシングシステム14は一般にクロスフィード燃料伝達組品(CFTA)18、およびバランシング燃料移動組品(BFTA)22を含む。CFTA18は、燃料を供給して少なくとも1つの第1のエンジン34および少なくとも1つの第2のエンジン38を動作させることによって、第1の燃料タンク26と第2の燃料タンク30との間の燃料レベル、たとえば燃料量、のバランスを有効に取るように動作する。通常の非燃料バランシング動作中、第1のエンジン34は第1の燃料タンク26から動作用燃料を与えられ、第2のエンジン38は第2の燃料タンク30から動作用燃料を与えられる。図1の例示的な航空機/移動プラットフォーム10はまた、第1および第2のエンジン34および38のどちらか一方または両方の動作用燃料を与えるのに使用され得る中央燃料タンク42を図示している。一般的に、図1の例示的な航空機/移動プラットフォーム10では、燃料は第1および第2のエンジン34および38によってまず中央燃料タンク42から消費され、その後それぞれの第1および第2の燃料タンク26および30から消費される。
CFTA18はまた、クロスフィードパイプ50を通じて燃料の流れを制御する単一のクロスフィード弁46を含む。クロスフィードパイプ50は第1の遠端部54において、第1の燃料ブースタポンプ62を介して第1の燃料タンク26に流体接続され、対向する第2の遠端部において、第2の燃料ブースタポンプ66を介して第2の燃料タンク30に流体接続される。CFTA18はさらに、クロスフィードパイプ50の第1の遠端部54に流体接続されて第1の燃料タンク26から燃料をポンピングするための少なくとも1つの第1の燃料ブースタポンプ62を含む。少なくとも1つの第1の逆止弁64がCFTA18に含まれており、確実に燃料が第1の燃料ブースタポンプ62の出力ポート(図示せず)に向けて、または内へ逆流しないようにする。さらにCFTA18は、クロスフィードパイプ50の第2の遠端部58に流体接続されて第2の燃料タンク30から燃料をポンピングするための少なくとも1つの第2の燃料ブースタポンプ66を含む。また、少なくとも1つの第2の逆止弁68がCFTA18に含まれており、確実に燃料が第2の燃料ブースタポンプ66の出力ポート(図示せず)に向けて、または内へ逆流しないようにする。
移動プラットフォーム10の操作中、さまざまな理由により、第1および第2の燃料タンク26および30の間の燃料レベルは望ましくないほど不均衡または不均一になり得る。すなわち、第1の燃料タンク26の燃料レベルが、不均衡が望ましくない程度まで第2の燃料タンク30の燃料レベルよりも大きな割合で減少し得る。または、第2の燃料タンク30の燃料レベルが、不均衡が望ましくない程度まで第2の燃料タンク26の燃料レベ
ルよりも大きな割合で減少し得る。したがって、第1または第2の燃料タンク26または30のどちらか一方が、より低い燃料レベル、すなわちより少量の燃料、を有するそれぞれの他方の第1または第2の燃料タンク26または30よりも、望ましくないほどより高い燃料レベル、すなわちより多量の燃料、を有することになる。より高い燃料レベルを有する燃料タンク、たとえば第1または第2の燃料タンク26または30、を本明細書中では「高レベル燃料タンク」と呼ぶ。逆に、より低い燃料レベルを有する燃料タンク、たとえば第1または第2の燃料タンク26または30、を本明細書中では「低レベル燃料タンク」と呼ぶ。さまざまな実施例において、第1および第2の燃料タンクの間でそのような燃料の不均衡が起きた場合、移動プラットフォームオペレータ、たとえばパイロット、は移動プラットフォームオペレータキャビン領域74、たとえばコックピット、に配置される燃料バランス制御パネル(FBCP)70によって燃料クロスフィード処理を開始することができる。
図1および図2を参照して、燃料バランス制御パネル70は、クロスフィード弁46を制御するためのクロスフィードスイッチ78と、少なくとも1つの第1のブースタポンプ62を制御するための少なくとも1つの第1のブースタポンプスイッチ82と、少なくとも1つの第2のブースタポンプ66を制御するための少なくとも1つの第2のブースタポンプスイッチ86とを含む。移動プラットフォーム10の通常操作中、第1および第2のブースタポンプ62および66は第1および第2のエンジン34および38に燃料を供給するように動作している。具体的には、第1のブースタポンプ62は第1のエンジン34に燃料をポンピングし、第2のブースタポンプ66は第2のエンジン38に燃料をポンピングする。したがって、第1のエンジン34は第1の燃料タンク26からの燃料を消費して動作し、第2のエンジン38は第2の燃料タンク30からの燃料を消費して動作する。
第1および第2の燃料タンク26および30の間の燃料レベルのバランスを有効に取るため、移動プラットフォーム10の操作中、CFTA18を使用して、移動プラットフォームオペレータはクロスフィードスイッチ78を位置決めしてクロスフィード弁46を開ける。クロスフィード弁46を開けることによって燃料がクロスフィードパイプ50を通じて流れることが可能となる。そして移動プラットフォームオペレータは適切な第1または第2のブースタポンプスイッチ82または86を使用して、低レベル燃料タンク26または30のそれぞれの第1または第2のブースタポンプ62または66を止める。これにより低レベル燃料タンクからの燃料のポンピング、すなわち消費、が終了する。それぞれの他方の第1または第2のブースタポンプ62または66は、高レベル燃料タンクから燃料をポンピングし続ける。クロスフィード弁46が開放位置にあるため、高レベルタンク26または30の動作中のブースタポンプ62または66は関連した高レベル燃料タンクエンジン34または38に燃料をポンピングし、さらにクロスフィードパイプ50を通じて低レベル燃料タンクエンジン34または38に燃料をポンピングする。したがって、第1および第2のエンジンの両方が高レベル燃料タンク26または30からの燃料を消費しながら動作する。移動プラットフォームオペレータは、第1および第2の燃料タンク26および30の燃料レベルがほぼ等しくなるまで、移動プラットフォーム操作キャビン領域74内の他の計測設備(図示せず)を使用して燃料レベルを監視する。一旦燃料レベルがほぼ等しくなると、すなわちほぼ同じ高さになると、移動プラットフォームオペレータはクロスフィードスイッチ78および適切なブースタポンプスイッチ82または86を使用して低レベル燃料タンクブースタポンプ62または66を再びオンにし、かつクロスフィード弁46を閉める。
再び図1を参照して、代替的に、BFTA22を使用して、移動プラットフォームの操作中、すなわち第1および第2のエンジンの動作中、に第1および第2の燃料タンク26および30の間の燃料レベルのバランスを取ることができる。BFTA22は、第1および第2のブースタポンプ62および66、ならびにクロスフィードパイプ50の第1およ
び第2の遠端部54および58を含む。また、BFTA22は、第1および第2の燃料タンク26および30を流体接続するバランシングパイプ94を通じて第1の燃料タンク26から第2の燃料タンク30への燃料の流れを制御する第1の放燃料弁90を含む。BFTA22はまた、バランシングパイプ94を通じて第1の燃料タンク26から第2の燃料タンク30内への燃料の流れを制御する少なくとも1つの第1の給油弁98を含む。さらに、BFTA22は、バランシングパイプ94を通じて第2の燃料タンク30から第1の燃料タンク26への燃料の流れを制御する第2の放燃料弁102を含む。BFTA22はさらに、バランシングパイプ94を通じて第2の燃料タンク30から第1の燃料タンク26内への燃料の流れを制御する少なくとも1つの第2の給油弁106を含む。第1の放燃料弁90、第1の給油弁98、第2の放燃料弁102および第2の給油弁106を総称して本明細書中では燃料バランシング弁と呼ぶ。
燃料バランシングパイプ94は、第1の燃料タンク26から燃料を供給されている第1のエンジン34に適切な燃圧を維持するための第1の燃料圧力オリフィスを110含む。燃料バランシングパイプ94はまた、第2の燃料タンク30から燃料を供給されている第2のエンジン38に適切な燃料圧力を維持するための第2の燃料圧力オリフィス114を含む。より特定的には、第1および第2の燃料圧力オリフィス110および114は、以下に説明するように、BFTA22を利用した燃料バランシング動作中にバランシングパイプ94内のより高い燃料圧力が第1および第2の燃料圧力オリフィス110および114のそれぞれのエンジン側で確実に維持されるように適合される。第1および第2の燃料圧力オリフィス110および114は、バランシングパイプ94内のより高い燃料圧力をオリフィス110および114のエンジン側で生成するためのいずれかの好適な装置または手段であり得る。たとえば、第1および第2の燃料圧力オリフィス110および114はバッフル、ゲート、弁、またはバランシングパイプ94の較正された狭窄部であり得る。さまざまな実施例において、BFTA22はまた、第2の給油弁106と流動的に連通する第1の給油圧力オリフィス118、および第1の給油弁98と流動的に連通する第2の給油圧力オリフィス122を含む。第1および第2の給油圧力オリフィス118および122は、それぞれの第1および第2の燃料タンク26および30内への燃料流速を制限するように適合される。燃料流速がより遅ければ、本明細書中で説明するように、BFTA22の自動化された特徴に必要な検知をサポートするための燃料移動の動力学の速度が落ちる。第1および第2の給油圧力オリフィス118および122は、それぞれの第1および第2の燃料タンク26および30内への燃料流速を制御するためのいずれかの好適な装置または手段であり得る。たとえば、第1および第2の給油圧力オリフィス118および122はバッフル、ゲートまたはそれぞれの給油弁98および106の動作であり得る。
再び図1および図2を参照して、燃料バランシングシステム14はまた、FBCP70の燃料バランススイッチ130と電子的に通信する燃料バランシングコントローラ(FBC)126を含む。FBC126は、FBTA22による第1および第2の燃料タンク26および30への燃料の移動を自動的に制御するように適合されるコンピュータベースのコントローラである。より特定的には、燃料バランシングスイッチ130によって作動されると、FBC126は第1および第2の放燃料弁90および102の動作、ならびに第1および第2の給油弁98および106の動作を自動的に制御し、これにより第1および第2の燃料タンク26および30への燃料の移動を制御する。燃料バランススイッチ130は、移動プラットフォームオペレータ、たとえばパイロット、によって手動で制御または動作されて、BFTA22によって高レベル燃料タンク26もしくは30、または中央燃料タンク42から低レベル燃料タンク26または30への燃料の移動を開始することができるいずれかの好適なスイッチである。たとえば、さまざまな実施例において燃料バランススイッチ130は瞬時動作スイッチである。
さまざまな実施例において、FBC126はバランシングパイプ94を通じて燃料の移動を自動的に終了させるように適合されるが、燃料の移動は、燃料バランススイッチ130によって移動プラットフォーム操作により手動で終了させることもできる。FBC126は燃料バランシングシステム14を制御するためのスタンドアローンコンピュータベースのシステムの一部であってもよいし、またはFBC126は移動プラットフォーム10のいずれの他のコンピュータベースのシステムの一部であってもよい。たとえば、FBC126は移動プラットフォーム10の主要な、または中核の計算システムの一部であり得る。すなわち、燃料システムソフトウェアに含まれるBFTA22を自動的に制御するためのコンピュータ論理またはコードは、中核のコンピュータシステムにロードされる。さらに、さまざまな実施例において、燃料バランススイッチ130は移動プラットフォームオペレータによって手動で操作されて、たとえば押されて、BFTA22によって高レベル燃料タンク26もしくは30、または中央燃料タンク42から低レベル燃料タンク26または30への燃料の移動を開始する単一の位置スイッチである。
上述のように、さまざまな実施例において、移動プラットフォーム10の操作中、第1および第2のブースタポンプ62および66は第1および第2のエンジン34および38に燃料を供給するように動作する。具体的には、第1のブースタポンプ62は第1のエンジン34に燃料をポンピングし、第2のブースタポンプ66は第2のエンジン38に燃料をポンピングする。したがって、第1のエンジン34は第1の燃料タンク26からの燃料を消費して動作し、第2のエンジン38は第2の燃料タンク30からの燃料を消費して動作する。また、移動プラットフォーム10の通常操作中、放燃料弁および給油弁90、98、102および106の各々は閉鎖位置にあるため、燃料がこれらを通じて流れない。第1および第2の燃料タンク26および30の間の燃料レベルのバランスを有効に取るため、移動プラットフォーム10の操作中、BFTA22を使用して、移動プラットフォームオペレータは燃料バランシングスイッチ130を作動させる。作動指令信号が燃料バランシングスイッチ130からFBC126に伝達される。FBC126は作動指令信号を解釈し、第1および第2の燃料タンク26および30のうちどちらが高レベル燃料タンクでどちらが低レベルタンクであるかを自動的に判断する。そしてFBC126は、燃料が適切な方向に、すなわち高レベル燃料タンクから低レベル燃料タンクに流れるように、第1および第2の放燃料弁90および102、ならびに第1および第2の給油弁98および106を自動的に動作させる。
さらに、第1および第2のブースタポンプ62および66は動作中のままである、すなわち実行中であるため、高レベルタンク26または30から低レベルタンク26または30へ、かつ第1および第2のエンジン34および38の各々へ、燃料が同時にポンピングされる。たとえば、第1の燃料タンク26が高レベルタンクである場合、FBC126は第1の放燃料弁90および第1の給油弁98を自動的に開ける。そして第1の燃料ブースタポンプ62が、低レベルの第2の燃料タンク30に同時に燃料をポンピングしつつ第1のエンジン34に燃料をポンピングし続ける。さらに、第2の放燃料弁102が閉鎖位置のままであるため、第2の燃料ブースタポンプ66は第2のエンジン38にのみ燃料をポンピングし続ける。FBC126は高レベルタンク26から低レベルタンク30への燃料の移動を監視し、燃料レベルがほぼ等しくなると、FBC126は第1の放燃料弁および給油弁90および98を自動的に閉めることによって燃料の移動を自動的に終了させる。逆に、第2の燃料タンク30が高レベルタンクである場合、FBC126は第2の放燃料弁102および第2の給油弁106を自動的に開ける。そして第2の燃料ブースタポンプ66が、低レベルの第1の燃料タンク26に同時に燃料をポンピングしつつ第2のエンジン38に燃料をポンピングし続ける。さらに、第1の放燃料弁90が閉鎖位置のままであるため、第1の燃料ブースタポンプ62は第1のエンジン34のみに燃料をポンピングし続ける。FBC126は高レベルタンク30から低レベルタンク26への燃料の移動を再び監視し、燃料レベルがほぼ等しくなると、FBC126は第2の放燃料弁102および
第2の給油弁106を自動的に閉めることによって燃料の移動を自動的に終了させる。
代替的に、もし望ましいのであれば、移動プラットフォームオペレータは燃料バランススイッチ130を押すことによっていずれの方向の燃料の移動も手動で終了させることができる。BFTA22による燃料移動中に燃料バランススイッチ130を押すと、FBC126に指令信号が送られる。これに応答して、FBC126は開いている放燃料弁および給油弁90および98、または102および106を自動的に閉める。BFTA22を使用して第1および第2の燃料タンク26および30の間の燃料レベルのバランスを取る利点は、高レベルタンク26または30から低レベルタンク26または30へ燃料がポンピングされることである。したがって、CFTA18を使用するときよりもかなり急速に燃料バランシングが起こる。
燃料バランシングシステム14は、移動プラットフォームオペレータが燃料不均衡に気付き、その不均衡を訂正するために燃料バランシングシステム14が作動されているように、移動プラットフォームオペレータによって開始される。また、一旦燃料バランススイッチ130によって移動プラットフォームオペレータにより開始されると、BFTA22は完全に自動化されて、燃料バランシング処理を監視するために移動プラットフォームオペレータによって必要とされる作業を減らし、したがって移動プラットフォームオペレータの誤りの可能性を少なくする。また、BFTA22による燃料移動中は第1および第2のブースタポンプ62および66はオンのままであり、したがって第1および第2のブースタポンプ62および66のオンおよびオフを繰り返す必要がなく、これによりブースタポンプ62および66の寿命を節約するおよび/または延ばすことができる。さらに、BFTA22は自動化されて移動プラットフォームオペレータによる監視および干渉がより少なくてすむため、BFTA22を使用すると第1および第2の燃料タンク26および30の間の燃料のバランスを取ることが大幅に速くなる。またさらに、燃料レベルがほぼ等しいとき、またはコントローラが燃料移動処理中のもしくはBFTA22の問題、誤りもしくは故障を検出した場合、BFTA22は燃料の移動を自動的に終了させるように適合される。しかしながら、上述のように、BFTA22を使用した燃料の移動は、燃料バランススイッチ130を押す移動プラットフォーム操作によって手動で終了させることもできる。また、さまざまな実施例において、第1または第2の燃料タンク26または30のいずれか一方の漏れのために燃料が廃棄されているまたは失われていることをFBC126が検出すると、FBC126は、BFTA22によって、第1および第2の燃料タンク26および30の間の燃料の移動を自動的に終了させるように適合される。
燃料バランシングシステム14のさらなる利点は、移動プラットフォームが移動中でなく、そのため第1および第2のエンジンが燃料を消費していないときに、BFTA22を利用して第1および第2の燃料タンク26および30の間の燃料レベルのバランスを取ることができることである。必要とされるのは、第1および第2の燃料ブースタポンプ62および66が動作中であることだけである。その後、上述のように燃料バランススイッチ130を使用して燃料移動を開始することができる。
図1に例示的に図示されるように、移動プラットフォーム10が中央燃料タンク42を含むさまざまな例示的な実施例において、燃料バランシングシステム14の他の利点は、BFTA22を利用して中央燃料タンク42から第1または第2の燃料タンク26または30のいずれにも燃料を移動させることができることである。そのような実施例ではBFTA22は第1の中央タンクオーバーライドポンプ134および第2の中央タンクオーバーライドポンプ138を含み、クロスフィードパイプ50の一部が図1に示される。中央タンク42からの燃料を燃焼している移動プラットフォーム10の操作中、第1の中央タンクオーバーライドポンプ134は中央タンク42から第1のエンジン34に燃料をポンピングし、第2の中央タンクオーバーライドポンプ138は中央タンク42から第2のエ
ンジン38に燃料をポンピングする。第1および第2のオーバーライドポンプ134および138は、第1および第2のブースタポンプ62および66よりも高い圧力で燃料を出力する。したがって、第1および第2のオーバーライドポンプ134および138の動作中はその燃料出力圧力により第1および第2の逆止弁が閉まり、それぞれの第1および第2の燃料タンク26および30から燃料がポンピングされなくなる。
第1および第2のオーバーライドポンプ134および136が動作中で、第1または第2の燃料タンク26または30がそれぞれの他方の第1または第2の燃料タンク26または30よりも燃料が少ないと検知されると、FBC126は中央タンク42から低レベルタンク26または30に燃料を移動させるように指令することができる。たとえば、第2のオーバーライドポンプ136が動作中で、第1の燃料タンク26が第2の燃料タンク30よりも燃料が少ないと検知された場合、FBC126は中央燃料タンク42から第1の燃料タンク26に燃料を移動させるように指令することができる。より具体的には、FBC126は第2の放燃料弁102を開けて第2の給油弁106を開けるように指令して、第1の燃料タンク26の燃料レベルが第2の燃料タンク30の燃料レベルとほぼ等しくなるまで中央燃料タンク42から第1の燃料タンクに燃料を移動させることができる。同様に、第1のオーバーライドポンプ134が動作中で、第2の燃料タンク30が第1の燃料タンク26よりも燃料が少ないと検知された場合、FBC126は第1の放燃料弁90を開けて第1の給油弁98を開けるように指令して、中央燃料タンク42から第2の燃料タンク30に燃料を移動させることができる。
燃料バランシングシステム14は、第1および第2の燃料タンク26および30の燃料のレベルがほぼ等しくなるように第1の燃料タンク26または第2の燃料タンク30の燃料レベルを調整する。特に、燃料バランシングシステム14は、第1および第2の燃料タンク26および30の両方の燃料レベルがほぼ等しくなるまで、より高い燃料レベルを有する第1および第2のタンク26および30のいずれかの燃料レベルを減少させるか、またはより低い燃料レベルを有する第1および第2の燃料タンク26および30のいずれかの燃料レベルを増加させる。さまざまな実施例において、燃料バランシングは、CFTA18を主要なバランシングシステムとし、BFTA22をCFTA18で障害が起こった場合の冗長バックアップバランシングシステムとして使用することによって達成される。または、さまざまな他の実施例において、燃料バランシングは、BFTA22を主要なバランシングシステムとし、CFTA18をBFTA22で障害が起こった場合の冗長バックアップバランシングシステムとして使用することによって達成される。
特に、第1および第2の燃料タンク26および30の間の燃料レベルのバランスを取るため、CFTA18は、より高い燃料レベルを含む第1および第2の燃料タンク26および30のいずれかからクロスフィードパイプ50を通じて第1および第2のエンジン34および38の両方へ燃料をポンピングする。したがってCFTA18は、第1および第2の燃料タンク26および30に含まれる燃料のレベルがほぼ等しくなるまで第1および第2のエンジン34および38の両方を実質的に同時に動作させるための燃料を供給する。BFTA22は中央タンク42、またはより高い燃料レベルを含む第1および第2の燃料タンク26および30のいずれかから、燃料バランシングパイプ94を通じてより低い燃料レベルを含む燃料タンク26または30へ燃料を移動させる。BFTA22は、第1および第2の燃料タンク26および30に含まれる燃料のレベルがほぼ等しくなるまで中央タンク42、または高レベルタンク26もしくは30から低レベルタンク26もしくは30へ燃料をポンピングする。
さらに、燃料バランシングシステム14は、移動プラットフォーム10の他の燃料管理機能、たとえば給油および燃料廃棄機能、のために使用され得る構成要素を含む。したがって、燃料バランシングシステム14、特にBFTA22、は重量およびコストの影響が
最小限である非常に効率的な態様で移動プラットフォーム10に組込まれる。
当業者は上記の説明から、この発明の広範な教示内容がさまざまな形式で実現可能であることを認めることができる。したがって、この発明を特定的な例に関連して説明したが、図面、明細書およびこれに続く特許請求の範囲を検討すると他の変更例が当業者に明らかになるであろうことから、本発明の真の範囲はそのように限定されるべきではない。
この発明のさまざまな実施例に従った燃料バランシングシステムを含む、例示的に航空機として図示される移動プラットフォームの概略図である。 図1に示される燃料バランシングシステムに含まれる例示的な移動プラットフォーム燃料バランス制御パネルの概略図である。

Claims (13)

  1. 移動プラットフォーム用燃料システムであって、前記システムは、
    第1の燃料タンクと、
    第2の燃料タンクと、
    前記第1の燃料タンクと前記第2の燃料タンクの間に流体接続されるクロスフィードパイプと、前記クロスフィードパイプを通る燃料の流れを制御する単一のクロスフィード弁を含むクロスフィード燃料伝達組品と、
    前記クロスフィード燃料伝達組品に流体接続されるバランシング燃料移動組品とを備え、
    前記バランシング燃料移動組品は、前記第1の燃料タンクから前記第2の燃料タンク、および前記第2の燃料タンクから前記第1の燃料タンクへの燃料の移動を制御するための複数の燃料バランシング弁と、前記第1の燃料タンクおよび前記第2の燃料タンクを流体接続するバランシングパイプとを含み、
    前記燃料バランシング弁は、
    前記バランシングパイプを通じて前記第1の燃料タンクから前記第2の燃料タンク内への燃料の流れを制御する第1の放燃料弁および第1の給油弁と、
    前記バランシングパイプを通じて前記第2の燃料タンクから前記第1の燃料タンク内への燃料の流れを制御する第2の放燃料弁および第2の給油弁とを備え、
    前記システムはさらに
    前記燃料バランシング弁を自動的に制御して前記第1および第2の燃料タンクへの前記燃料の移動を制御するための燃料バランシングコントローラを備える、システム。
  2. 前記システムはさらに、
    前記第1の燃料タンクから前記クロスフィード燃料伝達組品へ燃料をポンピングするための少なくとも1つの第1の燃料ブースタポンプと、
    前記第2の燃料タンクから前記クロスフィード燃料伝達組品へ燃料をポンピングするための少なくとも1つの第2の燃料ブースタポンプとを備える、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記バランシング燃料移動組品はさらに
    前記バランシングパイプに含まれて、前記第1の燃料タンクから燃料を供給される第1のエンジンに適切な燃料圧力を維持するための第1の燃料圧力オリフィスと、
    前記バランシングパイプに含まれて、前記第2の燃料タンクから燃料を供給される第2のエンジンに適切な燃料圧力を維持するための第2の燃料圧力オリフィスとを備える、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記第1の放燃料弁および第1の給油弁は、さらに、前記クロスフィードパイプの第1の部分ならびに前記第1および第2の燃料タンクを流体接続するバランシングパイプを通じて中央燃料タンクから前記第2の燃料タンク内への燃料の流れを制御
    前記第2の放燃料弁および第2の給油弁は、さらに、前記クロスフィードパイプの第2の部分および前記バランシングパイプを通じて前記中央燃料タンクから前記第1の燃料タンク内への燃料の流れを制御する、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記システムはさらに、前記燃料バランシングコントローラに電子的に接続されて前記バランシング燃料移動組品による第1および第2の燃料タンクへの前記燃料の移動を開始するための、移動プラットフォームオペレータによって手動で制御される燃料バランススイッチを含む、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記燃料バランシングコントローラは前記燃料バランシング弁を自動的に制御して、前記第1および第2の燃料タンクを流体接続するバランシングパイプを通じて燃料の流れの方向を自動的に制御する、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記燃料バランシングコントローラは前記燃料バランシング弁を自動的に制御して、前記バランシング燃料移動組品による前記第1および第2の燃料タンクへの前記燃料の移動を終了させる、請求項1に記載のシステム。
  8. 移動プラットフォームの第1の燃料タンクと第2の燃料タンクとの間の燃料レベルのおよそのバランスを取るための方法であって、
    前記第1および第2の燃料タンクに含まれる前記燃料レベルがほぼ等しくなるまでより高い燃料レベルを含む前記第1および第2の燃料タンクのいずれかからクロスフィードパイプを通じて第1のエンジンおよび第2のエンジンの両方に燃料をポンピングして、前記第1および第2のエンジンの両方を実質的に同時に動作させるために燃料を提供するように、クロスフィード燃料伝達組品を使用して前記より高い燃料レベルを含む前記第1の燃料タンクおよび前記第2の燃料タンクのいずれかの前記燃料レベルを減少させるステップを備え、前記クロスフィード燃料伝達組品は、前記第1および第2の燃料タンクの間に流体接続される前記クロスフィードパイプと、クロスフィードパイプを通じて燃料の流れを制御するための単一のクロスフィード弁とを含み、前記方法はさらに
    前記クロスフィード燃料伝達組品に障害が発生したときに前記第1および第2の燃料タンクに含まれる前記燃料レベルがほぼ等しくなるまでより低い燃料レベルを含む前記第1の燃料タンクおよび前記第2の燃料タンクのいずれかへ燃料バランシングパイプを通じて燃料を移動させるように、バランシング燃料移動組品を使用して前記より低い燃料レベルを含む前記第1および第2の燃料タンクのいずれかの前記燃料レベルを増加させるステップを備え、前記バランシング燃料移動組品は、燃料バランシングコントローラによって自動的に制御されて前記第1および第2の燃料タンクを流体接続するバランシングパイプを通じて前記第1の燃料タンクから前記第2の燃料タンクおよび第2の燃料タンクから前記第1の燃料タンクへの前記燃料の移動を制御するための複数の燃料バランシング弁を含む、方法。
  9. 前記バランシング燃料移動組品を使用して前記燃料レベルを増加させるステップは、前記燃料バランシングコントローラに電子的に接続されて、前記バランシング燃料移動組品によって前記より低い燃料レベルを含む前記第1および第2の燃料タンクのいずれかへ前記燃料の移動を開始するための燃料バランススイッチを手動で作動させるステップを含む、請求項に記載の方法。
  10. 前記バランシング燃料移動組品を使用して前記燃料レベルを増加させるステップは、前記燃料バランシングコントローラによって、前記燃料バランシング弁を自動的に制御して前記バランシングパイプを通じて燃料の流れの方向を制御するステップを備える、請求項に記載の方法。
  11. 前記バランシング燃料移動組品を使用して前記燃料レベルを増加させるステップは、前記燃料バランシングコントローラによって、前記燃料バランシング弁を自動的に制御して前記より低い燃料レベルを含む前記第1および第2の燃料タンクのいずれかへの前記燃料の移動を終了させるステップを含む、請求項に記載の方法。
  12. 前記バランシング燃料移動組品を使用して前記燃料レベルを増加させるステップは、前記燃料バランシングコントローラによって、前記燃料バランシング弁を自動的に制御して中央燃料タンクから前記より低い燃料レベルを含む前記第1および第2の燃料タンクのいずれかへ燃料を移動させるステップを含む、請求項に記載の方法。
  13. 前記バランシング燃料移動組品を使用して前記燃料レベルを増加させるステップは、前記燃料バランシングコントローラによって、前記燃料バランシング弁を自動的に制御して前記より高い燃料レベルを含む前記第1および第2の燃料タンクのいずれかから前記より低い燃料レベルを含む前記それぞれの第1または第2の燃料タンクへ燃料を移動させるステップを含む、請求項に記載の方法。
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