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JP4982167B2 - ホイールローダ - Google Patents

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Description

本発明は、ホイールローダに係り、特にエンジン周りに設けられる補器の配置に関する。
従来、建設機械においては、オイルフィルタや、燃料フィルタ、リザーバタンク等のエンジン性能を維持するための補器は、配管の取り回し等を考慮し、それらが接続されるエンジンやラジエータの近くに配置されていた(特許文献1)。例えば、特許文献1では、オイルフィルタおよび燃料フィルタは、エンジン横に設けられた作動油タンクの下方に配置され、リザーバタンクは、エンジン後方に設けられたラジエータのさらに後方に配置されている。
特開平11−81377号公報
しかしながら、特許文献1では、各補器が互いに離れて配置されているので、各補器ごとに姿勢を変えて保守・点検作業を行わなければならず、保守・点検作業が非効率であるという問題点があった。
本発明の目的は、補器の保守・点検作業を一度に行うことができるホイールローダを提供することにある。
本発明の請求項1に係るホイールローダは、車体の前方に作業機が設けられるホイールローダであって、エンジンが収容されているリヤフレームには運転台が設けられ、前記リヤフレームには、前記運転台よりも後方側にエンジンフードが取り付けられており、前記エンジンフードよりも下側に形成されたエンジンルーム内であって前記リヤフレームの側方に設けられた空きスペースに配置されて前記リヤフレームに固定される1つの整備用ブラケットが設けられ、エンジン性能を維持する複数の補器を備え、前記複数の補器は、前記整備用ブラケットに集約して取り付けられ、かつ前記リヤフレームの上端より上方に配置されていることを特徴とする。
ここで、「補器」とは、例えば、オイルフィルタ、燃料フィルタ、リザーバタンク、ウォータセパレータ等のことを指す。整備用ブラケットには、このような補器が2つ以上取り付けられていればよい。
請求項2に係るホイールローダは、請求項1に記載のホイールローダにおいて、前記リヤフレームのいずれか一方の側面上端には、外方に向かって水平に突出する第1取付座および第2取付座が設けられ、前記整備用ブラケットは、略門形状に形成され、互いに離間して設けられた前記第1取付座および前記第2取付座間に架け渡されていることを特徴とする。
以上において、請求項1の発明によれば、補器は、整備用ブラケットに集約して取り付けられているので、一度に補器の保守・点検作業を行うことができるうえ、整備用ブラケットによってリヤフレームの上端より上方に配置されているので、リヤフレームに手を差し入れる等して作業を行う必要がなく、保守・点検作業を容易に行うことができる。
請求項2の発明によれば、リヤフレームのいずれか一方の側面上端に、外方に向かって水平に突出する第1,第2取付座を設け、これら第1,第2取付座に整備用ブラケットを架け渡すので、補器がリヤフレームの側方に設けられることになる。従って、保守・点検作業の際に、エンジンルーム内に身を乗り出して作業を行う必要がなく、作業を楽な姿勢で一層容易に行える。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係るホイールローダ1の全体を示す側面図である。
本実施形態のホイールローダ1は、運転質量が2.5t前後であり、後部車体2の前方側にフロントフレーム3がアーティキュレート可能に取り付けられた構造である。後部車体2のリヤフレーム11には、後輪4や運転台5が設けられているとともに、エンジンを含むパワーラインが収容されている。フロントフレーム3には前輪6が設けられ、フロントフレーム3のさらに前方には作業機7が設けられ、作業機7の先端にはバケット8が取り付けられている。
図2は、リヤフレーム11を示す全体斜視図である。
リヤフレーム11は、左右に配置された板状のメインビーム21A,21Bと、メインビーム21A,21Bの前端同士を連結する底面板22および上面板23と、メインビーム21A,21Bの後端同士を連結する背面板24と、メインビーム21A,21Bの略中間位置の下部同士を連結する前後一対の厚肉板状のアスクルサポート25と、メインビーム21A,21Bの略中間位置の上部同士を連結する略門形状の補強用ブラケット26とを備えて構成されている。
リヤフレーム11において、当該リヤフレーム11の略中央に設けられたアスクルサポート25の上方には、エンジン14(図2、図4参照)が収納配置される。メインビーム21A,21Bの略中央において、エンジン14の上方に対応した位置には、外方に向かって水平に突出する第1取付座27A,27Bが設けられている。
補強用ブラケット26は、この第1取付座27A,27Bにボルトによって着脱自在に固定されており、当該補強用ブラケット26には、エンジンフード12がヒンジ部材26A(図5参照)を介して開閉自在に取り付けられる。第1取付座27A,27Bのうち、左側(図2中手前側)のメインビーム21Aに設けられた第1取付座27Aにおいて、補強用ブラケット26が取り付けられる部分の内側には、後述する整備用ブラケット41を取り付けるための孔28が穿設されている。
左側のメインビーム21Aの外面において、中央部上端より低くされた後方部上端には、外方に向かって水平に突出する第2取付座29が設けられている。この第2取付座29にも、整備用ブラケット41を取り付けるための孔29Aが穿設されている。
図3は、エンジンルーム13内を示す斜視図、図4は、エンジンルーム13内を示す平面図、図5は、エンジンルーム13内を示す背面図である。
エンジンフード12下に形成されたエンジンルーム13内には、複数の補器30として、オイルフィルタ31、燃料フィルタ32、リザーバタンク33、ウォータセパレータ34、およびエアフィルタ35が設けられている。ここで、本実施形態では、エンジンルーム13内において、エンジン14や、オイルクーラ15、ラジエータ16等をリヤフレーム11の左右方向(図4中上下方向)の略中央に配置するとともに、図示しないバッテリーをリヤフレーム11の右側(図4中上側)のスペースに配置することで、リヤフレーム11の左側(図4中下側)に空いたスペースを確保し、このスペースに補器30を集中配置した。
図6は、補器30の配置位置を示す拡大図である。
具体的には、補器30は、図6に示すように、両端が第1,第2取付座27A,29にボルト止めされた1つの略門形状の整備用ブラケット41に集約して取り付けられ、リヤフレーム11の左側で(図6中手前側)、かつエンジンフード12を開けた際にリヤフレーム11の上端より上方に露出するように配置されている。
このように、本実施形態によれば、補器30が整備用ブラケット41に集約して取り付けられているので、一度に補器30の保守・点検作業を行うことができ、保守・点検作業を効率化できるのである。また、補器30が整備用ブラケット41により、リヤフレーム11の上端より上方に配置されているので、作業スペースを大きく取ることができる。従って、リヤフレーム11内に手を差し入れる等して作業を行う必要がなく、保守・点検作業を容易に行うことができる。
図7は、整備用ブラケット41を示す斜視図、図8は、整備用ブラケット41を示す平面図である。
整備用ブラケット41は、第1取付座27Aにボルト止めされる側面視L字状の第1脚部42と、第1脚部42の上端から後方に水平に延出する第1水平面部43と、第1水平面部43の側方に垂直に設けられた垂直面部44と、垂直面部44の上部に水平に接続された第2水平面部45と、第2水平面部45の後方から垂下し第2取付座29にボルト止めされる側面視L字状の第2脚部46と、第2水平面部45に取り付けられて垂直面部44と第2脚部46との間に配置された取付片47とを備えて構成されている。
これら第1水平面部43、垂直面部44、第2水平面部45、第2脚部46、および取付片47には、それぞれ各補器30や、ポンプ36を取り付けるためのねじ孔(ナット)43A〜47Aが設けられている。そして、第1水平面部43にはオイルフィルタ31が、垂直面部44にはリザーバタンク33(図3参照)が、第2水平面部45には燃料フィルタ32が、第2脚部46にはエアフィルタ35およびポンプ36が、取付片47にはウォータセパレータ34がそれぞれ六角ボルトにより着脱自在に取り付けられる(図6参照)。
なお、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、数量などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、数量などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、整備用ブラケット41には、補器30として、オイルフィルタ31、燃料フィルタ32、リザーバタンク33、ウォータセパレータ34、およびエアフィルタ35が取り付けられていたが、これらのうち、いずれか2つ以上が整備用ブラケット41に取り付けられていればよく、これら全てが整備用ブラケット41に取り付けられる必要は必ずしもない。
本発明は、比較的小型のホイールローダに好適に利用できる他、大型のホイールローダにも利用できる。
本発明の一実施形態に係るホイールローダの全体を示す側面図。 リヤフレームを示す全体斜視図。 エンジンルーム内を示す斜視図。 エンジンルーム内を示す平面図。 エンジンルーム内を示す背面図。 補器の配置位置を示す拡大図。 整備用ブラケットを示す斜視図。 整備用ブラケットを示す平面図。
符号の説明
1…ホイールローダ、11…リヤフレーム、14…エンジン、27A…第1取付座、29…第2取付座、30…補器、41…整備用ブラケット。

Claims (2)

  1. 車体の前方に作業機が設けられるホイールローダであって、
    エンジンが収容されているリヤフレームには運転台が設けられ、
    前記リヤフレームには、前記運転台よりも後方側にエンジンフードが取り付けられており、
    前記エンジンフードよりも下側に形成されたエンジンルーム内であって前記リヤフレームの側方に設けられた空きスペースに配置されて前記リヤフレームに固定される1つの整備用ブラケットが設けられ、
    エンジン性能を維持する複数の補器を備え、
    前記複数の補器は、前記整備用ブラケットに集約して取り付けられ、かつ前記リヤフレームの上端より上方に配置されている
    ことを特徴とするホイールローダ。
  2. 請求項1に記載のホイールローダにおいて、
    前記リヤフレームのいずれか一方の側面上端には、外方に向かって水平に突出する第1取付座および第2取付座が設けられ、
    前記整備用ブラケットは、略門形状に形成され、互いに離間して設けられた前記第1取付座および前記第2取付座間に架け渡されている
    ことを特徴とするホイールローダ。
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