JP4981950B2 - ファイバスタブおよびこれを用いた光モジュール - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1であるファイバスタブの正面および左右側面を示す図である。また、図2は、図1に示したファイバスタブの縦断面、A−A線断面、B−B線断面、および切欠部近傍の拡大した貫通孔断面を示す図である。図1および図2において、ファイバスタブ1は、ジルコニアなどのセラミックスで形成された略円柱状のフェルール2の中心軸に光ファイバが挿入可能な貫通孔2aが形成され、この貫通孔2aに通じて一部側面の径方向が開口した切欠部2bが形成されている。すなわち、フェルール2に形成された貫通孔2aの位置P1から、貫通孔2aの軸に垂直な方向(径方向)に切欠部2bが形成される。この切欠部2bには、段差2gが設けられ、径方向に広がった空間が形成される。なお、この実施の形態1では、略円柱体の横断面を略D字状に加工(Dカット)された切欠部2bが形成されている。
つぎに、この発明の実施の形態2について説明する。図8は、本発明の実施の形態2であるファイバスタブを含む光モジュールの縦断面図である。図8に示すように、この実施の形態2では、ファイバスタブ1に対応するファイバスタブ21が、溝2cに替えて溝22cを設けている。この場合、溝22cは、圧入部品102の突起部102bよりも外側に位置するように配置されている。ファイバスタブ21は、圧入部品102の外側から圧入部品102に圧入され、位置決めされて配置される。
つぎに、この発明の実施の形態3について説明する。図11は、本発明の実施の形態3であるファイバスタブの構成を示す縦断面およびD−D線断面を示す図である。また、図12は、図11に示した溝32cに外嵌される圧入リング9の正面および左右側面を示す図である。さらに、図13は、図11に示したファイバスタブの正面および左右側面を示す図である。また、図14は、図13に示したファイバスタブのH−H線断面図である。さらに、図15は、本発明の実施の形態3である光モジュールの構成を示す縦断面図である。図11〜図15に示すように、この実施の形態3のファイバスタブ31では、溝2c,22cに比してやや幅広の溝32cが形成され、この溝32cに、C字型の圧入リング9が外嵌される。ただし、この圧入リング9の内周は略コの字型となり、圧入リング9が不連続となる開口部9aを有する。
つぎに、この発明の実施の形態4について説明する。図16は、本発明の実施の形態4であるファイバスタブの構成を示す縦断面図である。また、図17は、本発明の実施の形態4である光モジュールの構成を示す縦断面図である。この実施の形態4のファイバスタブ41は、受光方向側の溝2cを半導体レーザ104側まで連続してDカットした切込部2fが形成されている。この結果、切欠部2bに対応する切欠部42bの深さは、浅くなる。なお、切欠部42bに対向する片側の溝42cは、そのまま残される。
つぎに、この発明の実施の形態5について説明する。上述した実施の形態1〜4では、光モジュールの筐体であるシェルパイプ105が円筒形状であったが、この実施の形態5では、図19に示すように、シェルパイプ105に対応するシェルパイプ305を矩形の筒状にしている。このようなシェルパイプ305とすることによって、光モジュール300の確実な設置を行うことが可能になる。
また、上述した実施の形態では、フェルール2の他端側に半導体レーザ104を配置し、切欠部2b,42b,52b側にフォトダイオード103を配置していたが、切欠部を2つ設け、一方の切欠部から半導体レーザの送信光が入射され、他方の切欠部からフォトダイオードに受信光が分離出力されるようにしてもよい。
応用例1と同様にして、1つの送信光L1を送信し、2つの受信光L2,L4を受信できるようにしてもよい。図24は、本発明の実施の形態の応用例2にかかるファイバスタブの縦断面、K1−K1線断面、K2−K2線断面、K3−K3線断面、およびK4−K4線断面を示す図である。また、図25は、図24に示したファイバスタブの正面および左右側面を示す図である。図24,および図25に示すように、この応用例2のファイバスタブ62では、切欠部402bに対応する切欠部502bを設け、この切欠部502bに球レンズ517を配置し、受信光L4を受信するようにしている。なお、切欠部502b近傍の貫通孔2bに設けられる光学フィルタは、送信光L1を通過させ、受信光L4を球レンズ517側に分岐出力し、切欠部412b近傍の貫通孔2bに設けられる光学フィルタは、送信光L1および受信光L4を通過させ、受信光L2を球レンズ407側に分岐出力する。
2 フェルール
2a 貫通孔
2b,42b,52b,402b,412b,502b 切欠部
2c,22c,32c,42c,2e 溝
2d,3b 斜め研磨面
2f 切込部
2g 段差
2h,32h 平坦部
3,5,5d 光ファイバ
3a,5a コア
3b,5b 斜め研磨面
4,103e 接着剤
5c 光学フィルタ
6 マッチングオイル
7,203d,407,517 球レンズ
8,106,408 アイソレータ
9 圧入リング
9a,105a 開口部
10,11,107 90°フィルタ
100,200,201,300 光モジュール
101 割スリーブ
102 スリーブホルダ
102a 圧入部品
102b 突起部
103 フォトダイオード
103a,103c,104a,104c 溶接リング
103b,104b 電気端子
103f,204f ステム
104 半導体レーザ
105,305 シェルパイプ
Claims (8)
- 軸中心に光ファイバが挿入可能な貫通孔が形成されたフェルールの一部側面に該貫通孔の途中で該貫通孔に通じて外部に該貫通孔を露出させる切欠部が設けられたフェルール本体と、
波長多重光が入出力される前記貫通孔の一端から挿入され、先端が斜め研磨面を有する第1の光ファイバと、
前記貫通孔の他端から挿入され、先端が斜め研磨面を有する第2の光ファイバと、
前記第1の光ファイバあるいは前記第2の光ファイバの斜め研磨面に形成され、波長多重された光信号を分離する光学フィルタと、
を備え、前記貫通孔が露出する部分の該貫通孔の断面形状は、Ω形状であり、前記切欠部は、段差を有して径方向に広がる2段構造で、前記光学フィルタから分離された光信号を集光する集光レンズを備え、前記第1の光ファイバおよび前記第2の光ファイバの各先端を前記貫通孔が露出する部分の略中央で前記光学フィルタを介して各斜め研磨面同士が平行となって実質的に間隙なく接続されるように突き当て、前記光学フィルタによって分離された光信号が前記切欠部から前記フェルール本体の外部に導かれるように各光ファイバを前記貫通孔に固着した
ことを特徴とするファイバスタブ。 - 前記フェルール本体は、外周に位置決め機構を有することを特徴とする請求項1に記載のファイバスタブ。
- 前記位置決め機構は、前記フェルール本体の外周に設けられた溝であることを特徴とする請求項2に記載のファイバスタブ。
- 前記位置決め機構は、前記フェルール本体の外周に外嵌される略C字型リングであることを特徴とする請求項2に記載のファイバスタブ。
- 前記フェルール本体は、前記切欠部が形成される側面に前記光学フィルタによって分離された前記光信号を受光するフォトダイオードが近接配置される切込部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のファイバスタブ。
- 前記フェルール本体の前記貫通孔の前記他端における前記第2の光ファイバ端部にアイソレータが設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のファイバスタブ。
- 前記フェルール本体の前記貫通孔の前記他端における前記第2の光ファイバ端部には、斜め研磨面が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のファイバスタブ。
- 請求項1〜7のいずれか一つに記載のファイバスタブと、
前記フェルールの前記貫通孔の前記他端側あるいは前記切欠部側に設けられた半導体レーザと、
前記フェルールの切欠部側あるいは前記フェルールの前記貫通孔の前記他端側に設けられたフォトダイオードと、
を備え、一心双方向光伝送を行う
ことを特徴とする光モジュール。
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