JP4980856B2 - 記録媒体搬送経路構造及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
例えば、カセット給紙部の側方のカバーを開放することで、カセット給送路から画像形成部までのジャム処理を容易化し、さらに、両面搬送部材を設け、この両面搬送部材を前記カバーに対して軸を中心にして開閉可能に設ける発明が知られている(特許文献1参照)。
また、画像形成装置の転写ローラユニットの着脱作業を片手で容易に行うために、転写ローラと、その転写ローラの端部を回転可能に支持する支持部と、当該支持部を連結する連結部を有するホルダーを使用する。このホルダーの連結部に形成された搬送面の反対側の中央部に取っ手部を形成する。そして、この取っ手部を把持して、ホルダーを収納する装置本体の収納部からホルダーを片手で取り出すことを可能とすることが提案されている(特許文献2参照)。
しかしながら、この特許文献1記載のものでは、特許文献2に記載されているような取っ手部を形成すると、この近傍に、記録媒体を反転させるための排出分岐爪を取り付けた場合には、排出分岐爪の回動動作に取っ手部の回動操作が邪魔にならないように取っ手部から十分に離隔させる必要が生じる。その結果、搬送経路が長く形成されることになり、装置全体が大型化してしまう問題を招く。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、開放カバーの大型化を抑制し、記録媒体のジャム処理を容易に行うことの可能な記録媒体搬送経路構造及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
また、請求項2の発明は、請求項1記載の記録媒体搬送経路構造において、前記第1搬送経路は、一面に画像が形成された記録媒体を搬送する経路であり、前記第3搬送経路は、当該一面に画像が形成された記録媒体を反転させるための記録媒体の搬送経路であることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2記載の記録媒体搬送経路構造において、前記ガイド部材は、前記第1搬送経路を形成する第2ガイド面を有し、当該第2ガイド面を当該第1搬送経路の対向する第3ガイド面に対して開閉自在に取り付けた第2ガイド部材に回動自在に取り付けられていることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項4記載の記録媒体搬送経路構造において、前記取っ手部の回動軸取り付け部分は、前記回動軸の挿入を許容する周方向で切り欠いた切欠部を有することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項記載の記録媒体搬送経路構造において、前記取っ手部の手動による操作面との反対面に、前記記録媒体の搬送ガイド面を形成したことを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれか1項記載の記録媒体搬送経路構造において、前記取っ手部は、前記切替爪と異色に形成されていることを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれか1項記載の記録媒体搬送経路構造において、前記取っ手部は、プラスチック樹脂からなることを特徴とする。
また、請求項10の発明は、記録媒体上に画像を形成する画像形成部及び、当該画像形成部で画像の形成された記録媒体を搬送する第1搬送経路と、当該第1搬送経路から分岐される第2搬送経路及び第3搬送経路と、当該第2搬送経路及び第3搬送経路の分岐位置にあり、記録媒体の搬送経路を切り換えるための分岐手段と、前記第1搬送経路及び第3搬送経路を形成するガイド面を有するガイド部材とを有し、当該ガイド部材は、一端を支軸によって回動自在に取り付けられ、当該ガイド部材の回動によって前記第3搬送経路が開放される記録媒体搬送経路構造を備えた画像形成装置において、前記記録媒体搬送経路構造は、請求項1乃至9のいずれか1項記載の記録媒体搬送経路構造であることを特徴とする。
また、請求項11の発明は、請求項10記載の画像形成装置において、当該画像形成装置は、電子写真複写機、レーザービームプリンタ及びファクシミリ装置のいずれかであることを特徴とする。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の画像形成装置は、いわゆるタンデム方式を採用したフルカラープリンタの適用例である。図1は、このフルカラープリンタ100の概略を示す中央断面図、図2は、このプリンタにおける画像形成部の概略を示す中央断面図である。
まず、このフルカラープリンタ100の内部構成について図1、図2により説明する。このフルカラープリンタ100の装置の内部には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色の画像を形成するための画像形成手段として、4個の潜像担持体であるドラム状の感光体2Y、2M、2C、2Bkが図中左右方向に等間隔で離間させて並列に配設されている。そして画像形成装置100の動作時に、不図示の駆動源により、矢印方向に回転する。
上記感光体2Y、2M、2C、2Bkの周囲には、現像装置など、電子写真方式の画像形成装置に必要な部材、装置が配備され、4箇所に画像形成部1Y、1M、1C、1Bkとして構成されているが、作像する画像のトナー色に対応させるよう、便宜上各作像装置を示す番号の後ろに、その色を表わすY(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Bk(ブラック)を添え字として附すことにする。特に一般的説明では、これらの添え字を省略する場合もある。4個の画像形成部1Y、1C、1M、1Bkは、いずれも同じ構成となっている。
この感光体2Yは、例えば直径30〜120mm 程度のアルミニウム円筒表面に光導電性物質である有機半導体層を設けた層構造よりなる。他の感光体2C、2M、2Bkについても、その周囲に配備される部材は同様である。即ち、作像に用いるトナーの色が異なるだけである。なお、感光体としてはベルト状のものを用いることも可能である。
現像装置5Y、5M、5C、5Bkには、図2に示すように、トナーとキャリヤの攪拌、搬送用のスクリュー5cが2本備えてある。現像装置5が画像形成装置100に装着されているとき、上記トナー補給手段の一端が、図で左側のスクリュー5cの上部に接続されている。スクリュー5cによりトナーは、矢印方向に回転する現像ローラ5aに供給されるが、ブレード5bにより、現像ローラ5a表面のトナー層の厚みが所定の厚みになるよう規制される。現像ローラ5aは、ステンレスやアルミニュウム製の円筒で、回転可能にかつ感光体との距離が正規に確保されるように現像装置のフレームに支持され、内部には所定の磁力線が構成されるようにマグネットが備えてある。そして、後述するレーザビームにより各感光体2の表面に形成された色毎の静電潜像は、所定の色のトナーを扱う現像装置5により現像され、顕像となる。
一次転写ローラの一つの実施形態として、一次転写ローラ8は芯金たる金属ローラの表面に、導電性ゴム材料を被覆したもので、芯金部に、不図示の電源からバイアスが印加される。導電性ゴム材料はウレタンゴムにカーボンが分散され、体積抵抗105Ωcm程度に抵抗が調整されている。なお、ゴム層を有さない金属ローラも採用が可能である。
露光装置8の下方には複数段、例えば2段の給紙カセット9A、9Bが引出し可能に配設されている。これらの給紙カセット9A、9B内に収納された用紙Sは、対応する給紙ローラ10A、10Bの回転により選択的に送り出され、分離手段11A、11Bと、搬送ローラ対12A、12Bにより給紙搬送経路P1に送られる。給紙搬送経路P1には、二次転写部14へ用紙Sを送り出す給送タイミングをとるため、一対のレジストローラ13が設けてある。用紙Sは、レジストローラ対13から、中間転写ベルト6aと二次転写ローラ14aで構成される二次転写部14に向けて搬送される。
二次転写部14の上方には加熱手段を有する定着装置15が設けられている。この例では、ヒータを内蔵したローラ15a、15bから構成されているが、ベルトを採用したタイプ、また加熱の方式もIH(電磁誘導加熱)を採用したものなど、適宜採用できる。分岐手段G1は回動可能で、図示の状態では、定着の終了した用紙Sを排紙路P3に案内し、一対の排紙ローラ16により、画像形成装置100上部の排紙スタック部Tに排紙、スタックさせる。
分岐手段G1が図示の状態から時計方向に回動すると、定着の終了した用紙は、ローラ対17により搬送経路P4に案内され、分岐手段G2を経てローラ18a、18bへと搬送され、一旦スイッチバック路P5に送られる。ローラ18aが反時計方向に回転し、かつ分岐手段G2が反時計方向に回動することで、用紙Sは再給紙路P6に送られる。ローラ対15c、20及び14c、21により搬送される用紙は、さらにローラ対22、23に搬送され、レジストローラ対13に到達する。
定着装置の上方で、ローラ対17の搬送方向下流にある第3分岐手段G3が、図1の状態から反時計方向に回動し、定着後の用紙Sを案内し、排紙路P8に搬送させ、用紙Sはビン排紙ローラ31によってビントレイ30に排出させることができる。
このような構成において、用紙Pの片面に画像を形成する片面印刷時の動作について説明する。まず、露光装置4の作動により半導体レーザから出射されたイエロー用の画像データ対応のレーザ光8Yが、帯電ローラ4aYにより一様帯電された感光体2Yの表面に照射されることにより感光体2Yの表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像ローラ5aYによる現像処理を受けてイエロートナーで現像され、可視像となり、感光体2Yと同期して移動する中間転写ベルト6a表面に一次転写ローラ7Yによる転写作用を受けて一次転写される。このような潜像形成、現像、一次転写動作は、感光体2C、2M、2Bkでもタイミングをとって順次同様に行われる。
この結果、中間転写ベルト6aの表面上には、イエローY、シアンC、マゼンタM、及びブラックBkの各色トナー画像が、順次重なり合った4色トナー画像として担持され中間転写ベルト6aとともに矢印の方向に移動される。一方、感光体2の表面は、クリーニング装置3により、残存するトナーや異物がクリーニングされる。
このような構成において、用紙Sの両面に画像を形成する両面記録時の動作について説明する。上記のとおりの動作により、まず用紙SPの片面に画像を中間転写ベルト6aから転写し、定着装置15を通過した用紙Sを、第1分岐手段G1によりローラ対17へ向けて案内する。ローラ対17の搬送経路下流に設けてある第3分岐手段と搬送経路P4を経て、図1の回動位置にある第2分岐手段G2の上方に進む用紙Sは、搬送経路P5へ、ローラ18aと18bで搬送されるが、反転可能の駆動ローラ18aは、時計方向に回転する。ローラ対19も正逆転が可能なローラで、用紙を一旦スイッチバック搬送経路P5に受け入れた後逆転させ、用紙を逆送させる。その時は、第2の分岐手段G2は、図の姿勢から反時計方向に回動し、いままで用紙後端であったほうを先端としてローラ対15c、20と14c、21により搬送経路P4に向け搬送させる。あとは上記のようにレジストローラ対13に到達させる。レジストローラ対13でタイミングをとって、片面に画像を有している用紙Sを再度、二次転写ローラ14aのある二次転写部14に向けて搬送させることにより、中間転写ベルト6a上のトナー画像が用紙Sの他面側に転写される。
このようにして両面にフルカラートナー像が転写された用紙Sは再度、定着装置15 による定着処理を経て排紙ローラ16により排紙スタック部T上に排紙される。両面作像の効率を上げるため、搬送経路には同時に数枚の用紙を搬送させることができる。用紙の表、裏に形成すべき画像の形成タイミングは制御手段(不図示)により実行される。
因みに、本実施の形態においては、感光体2上に形成されるトナー像の極性はマイナスであり、一次転写ローラ7にプラスの電荷を与えることで感光体2上のトナー像は中間転写ベルト6a表面に転写される。また、二次転写ローラ14aにプラスの電荷を与えることで中間転写ベルト6a表面のトナー像が、用紙Sに転写される。
メンテナンスや部品交換等の必要性が生じた場合には、不図示の外装カバー等を開放し、メンテナンスをおこなうが、図2に示した画像形成部1を構成する部材をユニット化し、プロセスカートリッジとして交換すると都合がよい。図2に示す画像形成部1をプロセスカートリッジとして構成したとき、プリンタ100への装着用のガイド部や把手を設けて着脱を容易なものとする。その他プロセスカートリッジの特性や稼動の状況を記憶する記憶装置(例えばICタグ)などを備えておくと、保守の指針となり好都合である。さらに、中間転写ベルトユニット6に関してメンテナンスや交換等をする場合、中間転写ベルト6aと感光体2Y、2M、2C、2Bkを離間させ、中間転写ベルトユニット6を引出すようにもできる。
図3に示すように、下方の回動軸Faを回動中心として、フレームFを時計方向に回動させて装置本体の上方を開放可能な構造にしてある。開放に先立ち、図示していないロックレバーの操作により、開放させることにより、ほとんどの搬送経路が開放できるため、ジャムした用紙の処置が容易にできる。フレームFには、二次転写装置14及び後述する反転ガイド部材32が取り付けられており、搬送経路P7、P1、P2、P9の一方のガイド面P7a、P1a、P2a、P9aを有している。そしてフレームFの開放動作に伴って二次転写装置14及び後述する反転ガイド部材32並びにガイド面P7a、P1a、P2a、P9aがフレームFと共に回動して、ガイド面P7a、P1a、P2a、P9aが本体装置に取り付けられた搬送経路P7、P1、P2、P9の他方のガイド面P7b、P1b、P2b、P9bから離間して搬送経路P7、P1、P2、P9を開放する。さらに、搬送経路P2とP6を両側に形成した二次転写装置14は、ローラ23の中心を回動中心としており、フレームFを図3のように開放したとき、二次転写ローラ14aが中間転写ベルト6aから離れ、かつローラ14cがローラ21と離れるように、二次転写装置14に回動習性を与えてある。この二次転写装置14は、内部に電源14bを備え、ケース外部は用紙Sの搬送機能を有したガイド面を構成している。定着装置15も搬送用ローラ15cと搬送用のガイド面P6bを有しており、一部が搬送経路P6を構成している。
反転ガイド部材32は、図4に示すように、搬送経路P2から送給されて定着装置15で画像が定着された用紙Sを搬送経路P8(第2搬送経路)又は搬送経路P4(第3搬送経路)に搬送、案内する搬送経路P9(第1搬送経路)のガイド面P9a(第2ガイド面)と、搬送ローラ対17の一方のローラ17aと、分岐手段G3と、搬送経路P4(第3搬送経路)のガイド面P4a(第1ガイド面)と搬送経路P6の上部搬送経路P61のガイド面P61a(第4ガイド面)を備えている。そして、後述するように、取っ手部34の操作面34cをユーザが指で押圧することによって、点線で示すように、支軸33を中心にして矢印A方向に回動して搬送経路P4、P61を開放可能となっている。なお、本実施形態においては、反転ガイド部材32は、ローラ17aを備えているが、このローラ17aは、必ずしも必要ではなく、ローラ17aを備えないものであっても良い。また、反転ガイド部材32は、その側板部32aには、反転ガイド部材32の回動角を規制する図示しない回動角規制部材や反転ガイド部材32を閉じた状態に保持するクリック構造等の図示しない反転ガイド部材保持手段等が備えられている。
また、取っ手部34は、切替爪G3bとは異色に形成されており、ユーザが容易に取っ手であることを認識可能としている。
上記実施形態においては、取っ手部34に回動軸G3aと嵌合する根元部34aを形成したが、このような根元部34aを形成することなく、係止部34b1、34b2のみを設け、この係止部34b1、34b2と切替爪G3bの突起部G3c1及びG3c2との係止であっても取っ手部34の操作面34cをC方向に押圧することによって容易、確実に反転ガイド部材32を回動させることが可能である。逆に、係止部34b1、34b2を形成することなく、根元部34aで取っ手部34を回動軸G3aに固定するようにしても同様の作用、効果を得ることが可能である。
さらに、上記実施形態においては、取っ手部34を切替爪G3bの1個の離間部分36に形成したが、複数の離間部分36或いは全部の離間部分36に形成することも可能である。
以上のように、本実施形態の記録媒体搬送構造においては、第1搬送経路及び第3搬送経路をそれぞれ形成する第2ガイド面P9aと第1ガイド面P4aを有するガイド部材32として支軸33と反対側に回動軸G3aに複数の切替爪G3bを離間させて取り付けた分岐手段G3を取り付け、当該切替爪G3bの離間部分36に取っ手部34を取り付けるようにしたので、小型構造で、省スペース化を図って、取っ手部34の操作面34cをC方向に押圧することによって容易、確実に反転ガイド部材32を回動させることが可能となる。
さらに、本実施形態の反転ガイド部材34は、第2ガイド面として第1搬送経路としての搬送経路P9のガイド面P9aを有し、当該ガイド面P9aに対向して装置本体に形成されたガイド面P9b(第3ガイド面)に対して開閉自在に取り付けられたフレームF(第2ガイド部材)に回動自在に取り付けられている。従って、フレームFを開放して反転ガイド部材34の周囲に大きな空間を形成し、この空間内で反転ガイド部材34を回動させるようにしているので、反転ガイド部材34の回動動作を余裕を持って行うことが可能となる。
なお、本実施形態の記録媒体搬送経路構造は、画像形成装置としてプリンタに適用しているが、電子写真複写機及びファクシミリ等の画像形成装置においても同様に適用可能である。
Claims (11)
- 第1搬送経路と、当該第1搬送経路から分岐される第2搬送経路及び第3搬送経路と、当該第2搬送経路及び第3搬送経路の分岐位置にあり、記録媒体の搬送経路を切り換えるための分岐手段と、前記第1搬送経路及び第3搬送経路をそれぞれ形成するガイド面を有するガイド部材とを有し、当該ガイド部材は、一端を支軸によって回動自在に取り付けられ、当該ガイド部材の回動によって前記第3搬送経路が開放される記録媒体搬送経路構造において、
前記ガイド部材は、前記支軸と反対側に前記分岐手段を有し、前記分岐手段は、回動軸上に複数の切替爪を相互に離間させて取り付けられており、当該複数の切替爪の少なくとも1つの離間部分に、前記ガイド部材を手動で回動させる取っ手部を取り付けたことを特徴とする記録媒体搬送経路構造。 - 請求項1記載の記録媒体搬送経路構造において、
前記第1搬送経路は、一面に画像が形成された記録媒体を搬送する経路であり、前記第3搬送経路は、当該一面に画像が形成された記録媒体を反転させるための記録媒体の搬送経路であることを特徴とする記録媒体搬送経路構造。 - 請求項1又は2記載の記録媒体搬送経路構造において、
前記ガイド部材は、前記第1搬送経路を形成する第2ガイド面を有し、当該第2ガイド面を当該第1搬送経路の対向する第3ガイド面に対して開閉自在に取り付けた第2ガイド部材に回動自在に取り付けられていることを特徴とする記録媒体搬送経路構造。 - 請求項1乃至3のいずれか1項記載の記録媒体搬送経路構造において、
前記取っ手部は、根元部で前記複数の切替爪の離間部分の回動軸に取り付けられたことを特徴とする記録媒体搬送経路構造。 - 請求項4記載の記録媒体搬送経路構造において、
前記取っ手部の回動軸取り付け部分は、前記回動軸の挿入を許容する周方向で切り欠いた切欠部を有することを特徴とする記録媒体搬送経路構造。 - 請求項1乃至5のいずれか1項記載の記録媒体搬送経路構造において、
前記取っ手部の手動による操作面との反対面に、前記記録媒体の搬送ガイド面を形成したことを特徴とする記録媒体搬送経路構造。 - 請求項1乃至6のいずれか1項記載の記録媒体搬送経路構造において、
前記取っ手部は、前記切替爪と異色に形成されていることを特徴とする記録媒体搬送経路構造。 - 請求項1乃至7のいずれか1項記載の記録媒体搬送経路構造において、
前記取っ手部は、プラスチック樹脂からなることを特徴とする記録媒体搬送経路構造。 - 請求項8記載の記録媒体搬送経路構造において、
前記取っ手部は、前記切替爪と一体成形されていることを特徴とする記録媒体搬送経路構造。 - 記録媒体上に画像を形成する画像形成部及び、当該画像形成部で画像の形成された記録媒体を搬送する第1搬送経路と、当該第1搬送経路から分岐される第2搬送経路及び第3搬送経路と、当該第2搬送経路及び第3搬送経路の分岐位置にあり、記録媒体の搬送経路を切り換えるための分岐手段と、前記第1搬送経路及び第3搬送経路を形成するガイド面を有するガイド部材とを有し、当該ガイド部材は、一端を支軸によって回動自在に取り付けられ、当該ガイド部材の回動によって前記第3搬送経路が開放される記録媒体搬送経路構造を備えた画像形成装置において、
前記記録媒体搬送経路構造は、請求項1乃至9のいずれか1項記載の記録媒体搬送経路構造であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項10記載の画像形成装置において、
当該画像形成装置は、電子写真複写機、レーザービームプリンタ及びファクシミリ装置のいずれかであることを特徴とする画像形成装置。
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