JP4974337B2 - 遊技機のリール装置 - Google Patents
遊技機のリール装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4974337B2 JP4974337B2 JP2006088072A JP2006088072A JP4974337B2 JP 4974337 B2 JP4974337 B2 JP 4974337B2 JP 2006088072 A JP2006088072 A JP 2006088072A JP 2006088072 A JP2006088072 A JP 2006088072A JP 4974337 B2 JP4974337 B2 JP 4974337B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- pattern
- positional deviation
- patterns
- index portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Description
また、図9は、図8に示す従来の遊技機のリール装置301を示す側面図及び部分斜視図である。
図8に示すように、リール装置301は、リール駆動手段としてステッピングモータ302を備えており、このステッピングモータ302によって複数種類の図柄を外周面に表示したリール303を回転駆動するようになっている。
請求項1の発明は、複数種類の図柄を外周面に表示したリールと、前記リールを回転駆動するリール駆動手段と、パルスを出力して前記リール駆動手段を制御する遊技制御手段と、前記遊技制御手段が出力したパルス数を計測するパルス計測手段と、前記リールの回転方向の位置を特定するためのパターンが複数形成されたインデックス部と、前記インデックス部の各前記パターンを検出するセンサと、前記リールの回転方向の位置ずれを判定する位置ずれ判定手段とを備え、前記リール駆動手段は、前記遊技制御手段が出力したパルス数に応じたステップ数で前記リールを回転駆動し、前記リールの外周面に表示された各図柄に対応する位置に、前記インデックス部の前記パターンがそれぞれ形成され、前記インデックス部の各前記パターンは、共通のスタート識別子及び共通のエンド識別子を有するとともに、前記スタート識別子と前記エンド識別子との間にそれぞれ異なるパターンを有し、前記位置ずれ判定手段は、前記パルス計測手段で計測された各前記スタート識別子検出後のパルス数に応じて前記センサによって検出されるべき前記インデックス部の各前記パターンと、各前記スタート識別子検出後の前記リールのステップ数に応じて前記センサによって検出された前記インデックス部の各前記パターンとを比較して、これらが一致したときは、前記リールの回転方向に位置ずれが発生していないと判定するとともに、これらが一致していないときは、前記リールの回転方向に位置ずれが発生していると判定し、前記リール駆動手段は、前記位置ずれ判定手段により前記リールの回転方向の位置ずれがあると判定されたときは、前記リールの回転を停止するとともに、再回転するように制御することを特徴とする。
上記発明において、遊技機のリール装置は、リールの回転方向の位置を特定するためのパターンが複数形成されたインデックス部と、インデックス部の各パターンを検出するセンサと、リールの回転方向の位置ずれを判定する位置ずれ判定手段とを備えている。また、リールの外周面に表示された各図柄に対応する位置に、インデックス部のパターンがそれぞれ形成されている。さらに、インデックス部の各パターンは、共通のスタート識別子及び共通のエンド識別子を有するとともに、スタート識別子とエンド識別子との間に、それぞれ異なるパターンを有している。そして、位置ずれ判定手段は、パルス計測手段で計測された各スタート識別子検出後のパルス数に応じてセンサによって検出されるべき各パターンと、各スタート識別子検出後のリールのステップ数に応じてセンサによって検出された各パターンとを比較して、これらが一致したときは、リールの回転方向に位置ずれが発生していないと判定するとともに、これらが一致していないときは、リールの回転方向に位置ずれが発生していると判定する。
そのため、リールの回転方向の位置ずれを各パターンごとに判定することができる。
そのため、リールの回転方向の位置ずれを各パターンごとに復帰させることができる。
したがって、遊技制御手段から出力されたパルス数とリールのステップ数とが対応しなくなる脱調の発生を各図柄の位置ごとに判定することができる。
また、そのような脱調が発生したとしても、脱調からの迅速な復帰が可能であり、リールの回転方向の位置ずれ(各図柄の位置ずれ)が生じても、その位置ずれを各図柄ごとに復帰させることができる。
なお、以下では、本発明の遊技機のリール装置をスロットマシンに適用した実施形態を例に挙げている。
図1は、本実施形態のスロットマシン10の全体を示す前面側の正面図である。
また、図2は、図1中、スロットマシン10のフロントマスク部12を開放し、基体部11の内部が見えるように図示した正面図である。
図1及び図2に示すように、スロットマシン10の筐体は、基体部11と、基体部11の前面に取り付けられた開閉自在のフロントマスク部12とから構成されている。
さらにまた、フロントマスク部12の中央部には、透明窓13が設けられている。そして、この透明窓13から、基体部11の内部に取り付けられた3つのリール装置31(図2参照)の一部(各リール装置31を構成する各リール33の外周面の一部)が透視できるようになっている。
そして、各リール33の停止時における図柄の組合せラインとなる有効ラインは、水平方向上段、中段、及び下段と、右下がり及び右上がりの斜め方向の各ラインの合計5本となっている。
図3に示すように、リール装置31は、リール33と、リール33の回転中心部に連結され、リール33を所定のステップで回転駆動するためのステッピングモータ32(本発明におけるリール駆動手段に相当するもの)とを備えている。そして、このリール装置31を3つ並設してリールユニット30(図2参照)が構成される。なお、リール33の外周面には、図1に示すような複数種類の図柄(役を構成する図柄)を印刷したリールテープ(図示せず)が貼り付けられる。
ここで、ベットスイッチ40は、メダル投入口43からのメダルの投入と同様に、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチである。
また、スタートスイッチ41は、リールユニット30の各リール装置31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール装置31に対応して3つ設けられ、対応する各リール33を個別に停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、メイン制御基板104は、スタートスイッチ41が操作されたときに、スタートスイッチ41が操作された旨の信号をサブ制御基板106に送信する。そして、サブ制御基板106は、この信号を受信し、サブ制御基板106の出力側に電気的に接続された各演出出力機器を制御する(例えば、図1に示すランプ21の点灯又は点滅の制御、スピーカ22からのサウンドの出力、画像表示装置23の画像表示制御を行う)。
また、メイン制御基板104は、ストップスイッチ42が操作された旨の信号を受信すると、その信号をサブ制御基板106に送信し、サブ制御基板106は、この受信した信号に基づいて、各演出出力機器を制御する。
そして、全てのリール33の停止時に、各リール33における有効ライン上の図柄の組合せが予め定められた何らかの役の図柄の組合せと一致し、その役の入賞となったときには、入賞した役に応じたメダルの払出し等が行われることとなる。
そこで次に、脱調の早期判定及び早期復帰が可能な本発明のリール装置31の詳細について説明する。
図4に示すように、リール装置31のリール33は、連結具36によってステッピングモータ32に固定される。ここで、ステッピングモータ32は、各種のギヤやボールベアリングとともに、ギヤボックス37の内部に組み込まれている。そして、このギヤボックス37は、スロットマシン10(図2参照)に取り付けるための取付板38にネジ止めされる。そのため、リール33は、ステッピングモータ32及びギヤボックス37を介して取付板38に支持される。
また、図6は、図3及び図4に示すリール装置31のリール33のインデックス部34に形成されたパターン34a〜34uを示す図である。
リール装置31は、図5(a)に示すように、反時計回りに回転するリール33の側壁がインデックス部34となっている。そして、インデックス部34には、リール33の回転方向の位置を特定するためのパターン34a〜34uが時計回りに複数(本実施形態では、21個)形成されている。すなわち、リール33の外周面には、21個の図柄(役を構成する図柄)が表示されているが、各パターン34a〜34uは、その21個の各図柄に対応する位置に、それぞれ異なるパターンで形成されている。
そこで次に、リール33の回転方向の位置ずれ(各図柄の位置ずれ)の判定及び復帰の流れについて説明する。
図7に示すように、ステップS1において、リール33の位置ずれの判定がスタートする。すなわち、リール装置31に異常がなく、リール33が正常に回転する状態で、遊技制御手段としてメイン制御基板104(図2参照)が出力するパルスによってステッピングモータ32(図4参照)を制御する。そして、ステッピングモータ32により、出力されたパルス数に対応したステップ数でリール33を回転駆動させる。すると、図5に示すように、フォトセンサ35がインデックス部34の各パターン34a〜34uを検出するようになる。なお、パルス数は、パルス計測手段としての機能も備えるメイン制御基板104によって計測される。
(1)本実施形態では、遊技機の代表例としてスロットマシン10を例に挙げたが、スロットマシン10に限らず、弾球遊技機等の他の種類の遊技機についても同様に本発明のリール装置31を適用可能である。
(2)本実施形態では、メイン制御基板104に遊技制御手段、パルス計測手段、及び位置ずれ判定手段としての機能を持たせたが、これらの各手段は、それぞれ別個の制御基板で実現するようにしても良い。
(3)本実施形態では、リール駆動手段としてステッピングモータ32を用いたが、これに限られるものではない。また、本実施形態では、インデックス部34の各パターン34a〜34uを検出するセンサとしてフォトセンサを用いたが、これに限らず、各種のセンサを使用することができる。
(4)本実施形態では、インデックス部34に21個の各パターン34a〜34uを形成したが、リール33の回転方向の位置を特定するためのパターンは、複数であればいくつ形成しても良い。
11 基体部
12 フロントマスク部
13 透明窓
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
25 表示窓
26 ランプケース
27 ランプ支持具
30 リールユニット
31 リール装置
32 ステッピングモータ(リール駆動手段)
33 リール
34 インデックス部
34a〜34u パターン
35 フォトセンサ(センサ)
35a 発光部
35b 受光部
36 連結具
37 ギヤボックス
38 取付板
39 センサ支持具
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
44 メダル受け皿
101 電源ユニット
102 メダル払出し装置
103 支持板
104 メイン制御基板(遊技制御手段、パルス計測手段、位置ずれ判定手段)
105 ケース
106 サブ制御基板
301 リール装置
302 ステッピングモータ
303 リール
304 インデックス片
305 フォトセンサ
305a 発光部
305b 受光部
Claims (2)
- 複数種類の図柄を外周面に表示したリールと、
前記リールを回転駆動するリール駆動手段と、
パルスを出力して前記リール駆動手段を制御する遊技制御手段と、
前記遊技制御手段が出力したパルス数を計測するパルス計測手段と、
前記リールの回転方向の位置を特定するためのパターンが複数形成されたインデックス部と、
前記インデックス部の各前記パターンを検出するセンサと、
前記リールの回転方向の位置ずれを判定する位置ずれ判定手段と
を備え、
前記リール駆動手段は、前記遊技制御手段が出力したパルス数に応じたステップ数で前記リールを回転駆動し、
前記リールの外周面に表示された各図柄に対応する位置に、前記インデックス部の前記パターンがそれぞれ形成され、前記インデックス部の各前記パターンは、共通のスタート識別子及び共通のエンド識別子を有するとともに、前記スタート識別子と前記エンド識別子との間にそれぞれ異なるパターンを有し、
前記位置ずれ判定手段は、前記パルス計測手段で計測された各前記スタート識別子検出後のパルス数に応じて前記センサによって検出されるべき前記インデックス部の各前記パターンと、各前記スタート識別子検出後の前記リールのステップ数に応じて前記センサによって検出された前記インデックス部の各前記パターンとを比較して、これらが一致したときは、前記リールの回転方向に位置ずれが発生していないと判定するとともに、これらが一致していないときは、前記リールの回転方向に位置ずれが発生していると判定し、
前記リール駆動手段は、前記位置ずれ判定手段により前記リールの回転方向の位置ずれがあると判定されたときは、前記リールの回転を停止するとともに、再回転するように制御する
ことを特徴とする遊技機のリール装置。 - 請求項1に記載の遊技機のリール装置において、
前記インデックス部の各前記パターンは、前記リールの側壁に形成されている
ことを特徴とする遊技機のリール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006088072A JP4974337B2 (ja) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | 遊技機のリール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006088072A JP4974337B2 (ja) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | 遊技機のリール装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007260087A JP2007260087A (ja) | 2007-10-11 |
JP4974337B2 true JP4974337B2 (ja) | 2012-07-11 |
Family
ID=38633672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006088072A Expired - Fee Related JP4974337B2 (ja) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | 遊技機のリール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4974337B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1921482A1 (en) | 2006-11-08 | 2008-05-14 | Nikon Corporation | Compact zoom lens of the retrofocus type having two lens groups |
JP5633022B2 (ja) * | 2010-02-04 | 2014-12-03 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
AU2011226928A1 (en) | 2010-10-06 | 2012-04-26 | Aristocrat Technologies Australia Pty Limited | A gaming system and a method of gaming |
JP5563023B2 (ja) * | 2012-07-03 | 2014-07-30 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
JP5671712B1 (ja) * | 2014-05-29 | 2015-02-18 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
JP7129758B2 (ja) * | 2017-03-29 | 2022-09-02 | 株式会社平和 | 遊技機 |
JP2019166287A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2020069123A (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08238352A (ja) * | 1995-03-07 | 1996-09-17 | Nichikomu:Kk | スロットマシンのリール制御装置 |
JP2002136639A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-14 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP2002360761A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-17 | Create 21:Kk | 遊技機の回転ベルト式図柄表示装置 |
JP2004215844A (ja) * | 2003-01-14 | 2004-08-05 | Yamasa Kk | スロットマシン |
JP4226398B2 (ja) * | 2003-06-27 | 2009-02-18 | 株式会社ニューギン | 遊技機検査システム |
-
2006
- 2006-03-28 JP JP2006088072A patent/JP4974337B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007260087A (ja) | 2007-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4974337B2 (ja) | 遊技機のリール装置 | |
JP5158946B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2005185726A (ja) | 遊技機 | |
JP7305180B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4721187B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2008036160A (ja) | スロットマシン | |
JP2006198177A (ja) | 遊技機 | |
JP4483274B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2007260088A (ja) | 遊技機のリール装置 | |
JP6484548B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5270430B2 (ja) | 遊技機の演出表示装置 | |
JP2007061465A (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP5805701B2 (ja) | 遊技機 | |
EP1489566B1 (en) | Reel drive device for a gaming machine | |
JP2006198176A (ja) | 遊技機 | |
JP5019640B2 (ja) | 遊技機の演出表示装置 | |
JP2007195646A (ja) | ドラム装置及びそれを用いたスロットマシン | |
JP2007029455A (ja) | ホッパー装置を備えた遊技機 | |
JP2005152126A (ja) | 遊技機 | |
JP2006198179A (ja) | 遊技機 | |
JP5270431B2 (ja) | 遊技機の演出表示装置 | |
JP6484549B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2005013532A (ja) | 遊技機検査方法及び遊技機検査装置と、遊技機 | |
JP2005152122A (ja) | 遊技機 | |
JP6348147B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110315 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110316 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120403 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120409 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |