〔第1の実施例〕
本発明は、画像撮影装置により撮影された一連の画像間で、所定の条件を満たす区切りがあるときに区切り画像を作成し、その区切りの位置に挿入して、記憶、再生等を実現するものである。
ここで区切り画像とは、図1の「2006/09/27」と表示された画像のように、一連の撮影画像間で撮影日の違いなどの区切りとなる位置に挿入される画像である。
区切り画像には、区切りの意味(撮影日の違い等)が視覚的に把握できるように、撮影画像の撮影情報(図1では撮影日)に関する項目や、それに加えて使用者が設定した項目が表示される。
撮影画像の撮影情報に関する項目を表示する場合は、区切り前、または区切り後の撮影情報を表示してもよいし、撮影日の違い等の区切りとなる条件を表示してもよいし、区切り前後の画像の関係を示すものでも良い。
なお撮影情報とは、例えば画像データに付加された情報(撮影日、撮影時間等)であってもよいし、画像ファイルのファイルサイズであってもよいし、画像ファイルの種類であってもよいし、公知の技術で画像を分析した結果であってもよい。公知の技術とは、例えば画像間の輝度値の変化に基づいてシーンの変化を検知する技術がある。
表示方法としては図1のように文字情報を表示してもよいし、特にシーンの変化を表す場合などは、イラスト等で表現しても良い。
また図1の「2006/09/26」と表示された画像のように、区切りだけでなく、一連の撮影画像の先頭に画像を挿入してもよい。
図2に本発明の画像処理装置の構成例を、ブロック図で示す。
50はシステム制御部であり、画像処理装置全体を制御する。
不揮発性メモリ56は電気的に消去・記憶可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられ、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等を記憶する。
なお、本発明で実行されるプログラムは不揮発性メモリ56に記憶されており、システム制御部50で実行される。
52は、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開するシステムメモリである。
RAM32は、静止画像を格納するためのメモリである。このRAM32は、所定枚数の静止画像を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
なお区切り画像を作成する際は、システム制御部50が、区切り画像を画像データとしてRAM32に書き込む。
圧縮/伸張部16は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸張する。
100はメモリカードやハードディスク等の記憶媒体であり、画像の記憶、または記憶された画像を読み出すことが可能である。また記憶媒体100は、画像処理装置内で備えることも、外部から装着されることも可能である。
撮影画像を記憶媒体100に記憶する際には、圧縮/伸張部16で撮影画像に圧縮処理を行い、処理を終えたデータをRAM32に書き込む。書き込まれた画像データは、システム制御部50のファイル部においてファイル化され、インターフェース18を介して記憶媒体100に記憶される。
また画像を再生する際には、記憶媒体100から画像が読み込まれ、伸張処理等の処理を終えたデータをRAM32に書き込み、これを読み出して不図示の表示装置、表示部等に出力される。
通常表示をする場合には、使用者の指示に応じて記憶媒体100から画像が読み込まれるが、例えばスライドショー表示では、記憶媒体100から撮影画像が自動的に読み込まれ、伸張処理等を終えた撮影画像が順に出力される。
24は画像処理部であり、メモリ制御部15を介して得られた画像データに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。撮影画像の一覧表示、インデックス印刷では、画像処理部24で画像が縮小され、レイアウトに配置される。
60は指示入力部であり、使用者による指示を入力し、システム制御部50に通知する。
撮影画像のスライドショー表示、一覧表示、インデックス印刷の指示は、指示入力部60に入力される。
通信部110は、USB、LAN、無線通信、等の各種通信処理を行う。
コネクタ(無線通信の場合はアンテナ)112は、通信部110を介して他の機器と接続する。
通信部110、コネクタ112は、RAMから読み出された画像の送信、または画像の受信等で使用される。
図3に本発明の画像処理装置で区切り画像を作成する操作手順の例を示す。
まずステップ301で、撮影画像の撮影情報を取得する。次にステップ302で、一連の撮影画像の間に所定の条件を満たす区切り(撮影日の違い等)が有るかを、ステップ301で取得した撮影情報に基づいて判別する。所定の条件(例えば撮影日の違い)を満たす区切りがあると判別された場合には、ステップ303で、区切りの意味が視覚的に把握できるように、区切りとした所定の条件(例えば撮影日の違い)を表示した区切り画像を、区切りとなる撮影画像の間に作成する。
なおステップ303で作成した区切り画像を、表示装置等に出力して表示させたり、記憶媒体に記憶させたり、他の機器に送信することも可能である。
区切り画像を撮影画像と共に、着脱可能な外部の記憶媒体に記憶させた場合、その記憶媒体を他の機器に装着して読み出せば、撮影画像と同様に区切り画像を再生することが可能になる。つまり区切り画像を作成できない機器においても、区切り画像の表示や印刷が可能になるという効果もある。区切り画像を他の機器に送信した場合も、受信した機器で画像を再生すれば、同様の効果を得ることが出来る。
なお撮影情報とは、例えば画像データに付加された情報(撮影日、撮影時間等)であってもよいし、画像ファイルのファイルサイズ、画像ファイルの種類であってもよいし、公知の技術(例えばシーン検知)で画像を分析した結果であってもよい。
したがって区切りとなる所定の条件は撮影日、撮影月等の違いであってもよいし、ファイルサイズの任意の変化量であってもよいし、画像ファイルの種類の違いであってもよいし、公知の技術で画像を分析した結果の違い(例えばシーンの違い)であってもよい。
例えば、撮影画像の画像ファイルがExif形式であれば、画像が作成された日時(撮影日、撮影時間)等の情報が画像データの付加情報として記憶されているので、ステップ301ではこの付加情報を取得することができる。
〔第2の実施例〕
本実施例は、第1の実施例で述べた画像処理装置を画像撮影装置に適用し、画像の撮影時に区切り画像を作成するものである。
図4は、本実施例における画像撮影装置の外観構成の一例を示す図である。
なお図においては、説明のために不要な構成部分は省略されている。
電源ボタン401は、画像撮影装置400を起動及び停止させるため、或いは、画像撮影装置400の主電源をON/OFFするボタンである。メニューボタン402は、各種の撮像条件の設定のため、及び画像撮影装置400の状態を表示させるためのメニューを表示するためのボタンである。ここで設定が可能なモード或いは項目には、例えばスライドショー表示モード、一覧表示モード、PC(パーソナルコンピュータ等のコンピュータ)接続モード、プリンタ接続モード、インデックス印刷指示モード、ジャンプ再生モード、単写/連写モード等がある。例えばメニューボタン402が押下されると、システム制御回路は画像表示部403にメニューを表示させる。
決定ボタン404は、モード或いは項目を決定或いは選択する際に押下される。システム制御回路は、決定ボタン404が押下されると、そのときに選択されているモード或いは項目を設定する。表示ボタン405は、撮像した画像についての撮影情報の表示・非表示を選択したり、画像表示部403を電子ファインダーとして機能させるか否かを切り替えたりするために使用される。
左ボタン406、右ボタン407、上ボタン408、下ボタン409(方向選択キー)は、カーソルまたはハイライト部等のような、複数の選択肢の中で選択されている選択肢(例えば、項目、画像)を変更するためなどに使用されうる。
シャッターボタン410は、撮影が指示されるように構成されうる。
ズームレバー411は、撮影モードでは被写体との距離を調節するために使用され、再生モードでは画像表示部403に表示された画像を、拡大及び縮小して表示するために使用される。
録画/再生切り替えスイッチ412は、撮影モードを再生モードに、及び、再生モードを撮影モードに切り替えるために使用される。
ジャンプキー413は方向選択キーと同様の働きをし、カーソルまたはハイライト部等のような、複数の選択肢の中で選択されている選択肢(例えば、項目、画像)を変更するため、または、選択されている選択肢を特定する指標の位置を変更するために使用される。ジャンプキーによるカーソル移動は、方向選択キーによるそれに比べ早く、若しくは大きく設定してもよい。
区切り画像記憶ボタン414は、区切り画像の記憶を指示するために使用される。
なお、このような操作系に代えて、ダイアルスイッチを採用してもよいし、他の操作系を採用することもできる。
図5に、図2の画像処理装置が適用された、本実施例の画像撮影装置の構成例をブロック図で示す。
なお図2と同様の働きをするものは同一の符号をつけ、説明を省略する。また、説明のために不要な構成部分は省略されている。
103は撮影レンズ、101は絞り機能を備えるシャッター、22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像部である。23はA/D変換器であり、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する場合に用いられる。
A/D変換器23からの出力データは、メモリ制御部15を介して、或いは画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、RAM32に書き込まれる。
また、RAM32は画像表示用のメモリを兼ねており、RAM32に書き込まれた表示用の画像データは、RAM32から読み出されてD/A変換器13を介してLCD等からなる画像表示部403により表示される。
RAM32に書き込まれたデータを記憶媒体100へ記憶される手段は図2の画像処理装置と同様である。また記憶媒体100に記憶された画像データの消去はシステム制御部50により制御される。
12は、D/A変換器13にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生部であり、メモリ制御部15及びシステム制御部50により制御される。
シャッターボタン410、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
シャッターボタン410は、使用者が押下することで、撮像部22からの信号読み出しから記憶媒体100に画像データを書き込むまでの一連の撮像処理の動作開始を指示する。
操作部70は前述した図4の、メニューボタン402、決定ボタン404、表示ボタン405、方向選択キー(406〜409)、ジャンプキー413、区切り画像記憶ボタン414を含む。また操作部70の操作による使用者の指示は、前述の指示入力部60に入力される。
39は電源制御部で、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、必要な電圧を必要な期間、記憶媒体100を含む各部へ供給する。
30は電池やACアダプター等からなる電源部である。33及び34は電源コネクタであり、電源部30と電源制御部39とを接続する。
ここで図6を例に、本実施例における区切り画像の作成について説明する。
図6は、本発明の画像処理装置を適用できる画像撮影装置で撮影時に区切り画像を作成する操作手順である。
ステップ601で、画像撮影装置400の録画/再生切り替えスイッチ412を切り替えて撮影モードに設定する。ステップ602で、画像撮影装置400のシャッターボタン410を押す。ステップ603で、撮影された撮影画像を画像撮影装置400のRAMに保存する。ステップ604でRAMに保存された撮影画像を記憶媒体に書き込む。次に、ステップ605で、記憶媒体100に記憶されている前回撮影された画像(記憶媒体100に記憶されている画像の中で、最も新しく記憶された画像)の撮影情報を取得する。そしてステップ606で、取得した撮影情報を参照して前回撮影された撮影日と今回の撮影日を比較し、前回撮影された画像と今回撮影された画像間で区切りとなるかを判別する。区切りとなると判別された場合、ステップ607で撮影日が区切りの条件であることを示した区切り画像を作成する。ステップ608で作成された区切り画像を記憶媒体に書き込む。
この操作手順は、撮影画像を記憶媒体に記憶(ステップ604)する前に前回撮影された画像撮影情報を取得し(ステップ605)、撮影日の比較(ステップ606)を行っても良いことは言うまでもない。
また撮影情報の取得等の処理時間を考慮して、画像撮影装置が連写モードに設定されている場合は区切り画像の作成を行わない、つまり図6におけるステップ605、606、607を行わないよう制御してもよい。
なお、本実施例の画像撮影装置ではDCF(Design rule for Camera File system)に準拠して画像を記憶媒体に記憶する。図7にDCF規格に準拠して画像が記憶された記憶媒体のディレクトリ構造を示す。
図7のように撮影画像の画像データは、DCFイメージルートディレクトリであるDCIMの下位にあるDCFディレクトリに格納される。また画像データはExif形式のDCFファイルであり、ファイル名は8文字で、1〜4文字目の自由文字、5〜8文字目は“0001”〜“9999”の番号が付けられる。またExif形式の画像ファイルには、画像が作成された日時(撮影日、撮影時間)等が付加情報として記憶されており、ステップ605では、この付加情報を撮影情報として取得している。
ステップ608では区切り画像を、撮影画像と同一のDCFディレクトリに書き込むことも可能であるし、撮影画像とは別のディレクトリに書き込むことも可能である。
前者の場合、区切り画像が区切りとなる適切な位置に挿入して記憶されるように、撮影画像と区切り画像のファイル名を変更する。
後者の場合、再生したときに区切り画像が区切りとなる位置に挿入されるように、どの画像の間が区切りとなるかを特定しておく。そのために先頭画像を利用して特定する。
ここで先頭画像とは、図1のIMG_0051.JPGのように、所定の条件(図1では撮影日の違い)で区分された撮影画像の中で、最初に記憶された撮影画像のことである。したがって区切り画像は、先頭画像の前に挿入される。
先頭画像は他の撮影画像と判別できるよう記憶媒体に記憶される。その方法としては、先頭画像の画像データに付加情報を付けてもよいし、図8のような先頭画像のリストを作成してもよい。
また先頭画像に限らず、所定の条件で区分された撮影画像の中で、最後に記憶された画像(図1ではIMG_0050.JPG)を特定しても良い。
なお図6の操作手順では、区切りの有無を判別するための撮影情報として撮影日を用いているが、他の情報でも実現可能である。
例えば撮影日以外の情報として、撮影月、撮影時間、並びに使用者が設定した任意の期間を選択することも可能である。また、GPS機能を搭載した画像撮影装置の場合、撮影場所が異なった場合に区切り画像を作成する設定を行える。例えば、各国にまたがる海外旅行に出かけた場合、国境を越えた後に新たに画像を撮影すると、その国名並びに地名などが表示された区切り画像が作成される。
また撮影情報として、画像データに付随する情報(撮影日、撮影時間等)の他に、画像ファイルのファイルサイズ、画像ファイルの種類であってもよいし、公知の技術(例えばシーン検知)で画像を分析した結果であってもよい。
したがって所定の条件は撮影日、撮影月等の違いであってもよいし、ファイルサイズの任意の変化量であってもよいし、画像ファイルの種類の違いであってもよいし、公知の技術で画像を分析した結果の違い(例えばシーンの違い)であってもよい。
図9は、画像撮影装置で区切りの有無を判別する条件を設定する画面の一例であり、図では前回撮影された画像の撮影日と画像撮影装置で設定された日時が異なった場合に、区切り画像を作成することを示したものである。
また画像撮影装置の上ボタン408、下ボタン409(方向選択キー)を操作することによって、区切り画像を作成するための所定の条件が変更される。
図10、図11は記憶媒体に記憶された撮影画像、区切り画像を再生する操作手順の例である。
図10は、撮影画像と区切り画像とが同一のDCFディレクトリに記憶されている場合の操作手順である。この場合、通常の撮影画像の再生と同様にファイル名順に画像を再生することで、区切り画像が区切りとなる箇所で適切に再生される。まずステップ1001で記憶媒体から画像をRAMに読み込む。次に、ステップ1002で画像をRAMから読み出し再生する。
ただし、この操作の際には画像撮影装置は再生モードに設定されているものとする。
図11は、区切り画像が撮影画像とは別のディレクトリに記憶されている場合の操作手順である。
まず、ステップ1101で記憶媒体から撮影画像をRAMに読み込む。次にステップ1102で読み込んだ撮影画像が先頭画像か判別する。先頭画像である場合、ステップ1103で区切り画像を記憶媒体のディレクトリからRAMに読み込み、ステップ1104でRAMから読み出す。一方、ステップ1102で読み込んだ撮影画像が先頭画像でないと判別されると、ステップ1105で読み込んだ撮影画像をRAMから読み出す。この再生方法によれば、図1のように区切り画像が所定の条件を満たす区切りの位置に挿入される。
ただし、この操作の際には画像撮影装置は再生モードに設定されているものとする。
図12は、画像撮影装置で区切り画像のレイアウトを設定する画面の一例であり、画像撮影装置で作成される区切り画像のレイアウトを選択する画面で、予め画像撮影装置には区切り画像のフォーマットが保存されている。使用者は適当なレイアウトを選択する、若しくは自分で表示する項目をカスタマイズすることで区切り画像のデザインを決定する。例えば、図12のように、GPS機能が搭載されていない画像撮影装置の場合であっても、撮影日に加えて撮影場所を表示することが可能である。画像撮影装置の左ボタン406、右ボタン407(方向選択キー)を操作することによって、画像撮影装置に保存された別のレイアウトが画像表示部403に表示される。
図13は、本発明の画像処理装置を適用できる画像撮影装置で、区切り画像のデータサイズを設定する画面の一例である。この図では、画像撮影装置で作成される区切り画像のデータサイズを選択することができ、画像撮影装置の上ボタン408、下ボタン409(方向選択キー)を操作することによって、区切り画像のサイズが変更される。
またデフォルトでは区切り画像のサイズはスモールサイズが設定されている。これは一般的に区切り画像は撮影画像に比べて大きなデータサイズが必要でないので、記憶媒体の容量を可能な限り節約することを目的としている。
したがってこの場合、複数の画像の中から区切り画像を判別する際に、区切り画像が撮影画像よりもサイズが小さいことを利用することが可能となる。
図14は、本発明の画像処理装置を適用できる画像撮影装置で、区切り画像間でジャンプ再生する画面の一例である。区切り画像間でジャンプ再生する場合、画像撮影装置の画像表示部403に区切り画像1401並びにインジケータ1402が表示される。画像撮影装置の左ボタン406、右ボタン407(方向選択キー)を操作することによって、区切り画像の逆送り再生、順送り再生、並びにリピート表示再生が行われる。また、画像撮影装置のジャンプキー413を操作することによって、区切り画像の順送り再生並びにリピート表示再生が行われる。
〔第3の実施例〕
本実施例は、第1の実施例で述べた画像処理装置を画像撮影装置、画像管理装置、画像印刷装置に適用し、任意のタイミングで区切り画像を作成するものである。
また本実施例での画像撮影装置は、第2の実施例で説明した図5の画像撮影装置で実現可能である。また本実施例での画像管理装置、画像印刷装置は、第1の実施例で述べた画像処理装置を備えているものとする。
ここで図15を例に、本実施例における区切り画像の作成について説明する。
図15は、本発明の画像処理装置で、任意のタイミングで区切り画像を作成する操作手順の例である。
また、この区切り画像を作成し、RAMに保存する手段は後述するフローチャートで使用される。
まずステップ1501で記憶媒体に記憶された撮影画像の撮影情報を取得する。ステップ1502で、ステップ1501で取得された撮影情報を参照して、図1のIMG_0001.JPG〜IMG_0100.JPGのような一連の撮影画像の間で、お互いの撮影日が異なる画像が存在するかを調べ、撮影画像間に区切りがあるかを判別する。区切りがある場合はステップ1503で、一連の撮影画像間の区切りを特定するために、撮影日ごとの先頭画像を特定する。先頭画像を特定する方法としては、先頭画像の画像データに付加情報を付けてもよいし、また図8のような先頭画像のリストを作成し、これを記憶媒体またはRAMに記憶してもよい。ステップ1504で、区切りとした条件(撮影日の違い)が視覚的に把握できるように表示された区切り画像を作成し、RAMに保存する。最後にステップ1505で、すべての先頭画像に対して区切り画像を作成する処理を行ったかをチェックする。
また先頭画像に限らず、所定の条件で区分された撮影画像の中で、最後に記憶された画像(例えば図1のIMG_0050.JPG)を特定しても良い。
なお、図15の操作手順では、区切りの有無を判別する条件として撮影日を用いているが、撮影情報から得られる他の情報でもよい。
例えば第2の実施例と同様に、撮影日以外でも、撮影月、撮影時間、並びに使用者が設定した任意の期間等を条件とすることが可能である。また、GPS機能を搭載した画像撮影装置で撮影された画像であれば、撮影場所を条件とすることも可能である。
また撮影情報は、例えば画像データに付随する情報(撮影日、撮影時間等)であってもよいし、画像ファイルのファイルサイズであってもよいし、画像ファイルの種類であってもよいし、公知の技術で画像を分析した結果であってもよい。公知の技術とは、例えば画像間の輝度値の変化に基づいてシーンの変化を検知する技術がある。
したがって所定の条件は撮影日、撮影月等の違いであってもよいし、ファイルサイズの任意の変化量であってもよいし、画像ファイルの種類の違いであってもよいし、公知の技術で画像を分析した結果の違い(例えばシーンの違い)であってもよい。
図16は本発明の画像処理装置を適用できる画像撮影装置を例に、使用者が任意のタイミングで指示した場合に、図15の操作手順で区切り画像を作成し、記憶媒体に記憶する操作手順である。
ステップ1601で、画像撮影装置400の録画/再生切り替えスイッチ412により再生モードに設定する。ステップ1602で、使用者が画像撮影装置の区切り画像記憶ボタン414を押し、区切り画像の記憶を指示する。ステップ1603で、図15の操作手順にしたがって区切り画像を作成し、RAMに保存する。ステップ1604で、RAMに保存された区切り画像を画像表示部403に表示する。ステップ1605で、使用者が区切り画像を記憶するか選択する。区切り画像を記憶しない場合は処理を終了し、記憶する場合はステップ1606で、RAMに保存された区切り画像を記憶媒体に書き込む。
なお本操作手順では作成した区切り画像を表示(ステップ1604)して、使用者は区切り画像を記憶するかを選択できる(ステップ1605)。しかしこれらの手順を省略して、使用者が指示(ステップ1602)すれば、区切り画像を自動的に記憶させることも可能である。
なお本操作手順は、画像撮影装置だけでなく、画像管理装置にも適用できるものである。
画像撮影装置に適用した場合、本実施例の画像撮影装置ではDCFに準拠して画像が記憶媒体に記憶され、通常は区切り画像を撮影画像とは別のディレクトリに書き込む。その方法は第2の実施例と同様であり、また再生方法は第2の実施例で説明した図11の操作手順と同様である。
一方、図16の操作手順を画像管理装置に適用する場合は、画像撮影装置に適用した場合と同様に、区切り画像を撮影画像とは別のディレクトリに書き込むこともできるが、区切り画像を撮影画像と同一のディレクトリに書き込むこともできる。
同一のディレクトリに書き込む場合、ディジタルカメラ等の画像撮影装置や画像印刷装置での再生を考慮すれば、撮影画像、区切り画像はDCF規格に準拠したファイル名で書き込まれる。その操作手順を図17に示す。
図17は、本発明の画像処理装置を適用できる画像管理装置で、任意のタイミングで区切り画像を作成し、撮影画像と同一のディレクトリにDCFに準拠して記憶するための操作手順である。
ステップ1701で、区切りの有無を判別する対象となる画像が選択される。ステップ1702で、区切り画像を記憶させる指示が入力される。ステップ1703で、図15の操作手順にしたがって区切り画像を作成し、RAMに保存する。ステップ1704で、撮影画像並びに区切り画像のファイル名がDCF規格に準じて変更される。ステップ1705で、記憶媒体に記憶する。
ここで図17のステップ1704の、ファイル名の変更について説明する。
例えば図7において、撮影画像「IMG_0001.JPG」と「IMG_0002.JPG」の間に区切りがあり、その区切りに区切り画像を記憶する場合、区切り画像のファイル名はDCFに準拠させて「IMG_0002.JPG」とする必要がある。したがって、ファイル名の4桁の番号が「IMG_0002.JPG」〜「IMG_0100.JPG」の撮影画像のファイル名を、DCFに準拠させて「IMG_0003.JPG」〜「IMG_0101.JPG」に変更する。
このようにステップ1703で作成したすべての区切り画像に対して同様の処理を行い、区切り画像のファイル名をDCFに準拠させ、それに伴い撮影画像のファイル名を変更する。
ただし画像管理装置で再生する場合には、第2の実施例で説明した図10の操作手順と同様に、単にファイル名順に読み出されるので、撮影画像、区切り画像のファイル名はDCF規格に準拠している必要はない。つまりステップ1704において、撮影画像のファイル名を変更する必要はなく、区切り画像に、区切りに挿入されるようなファイル名を付ければよい。そのファイル名としては、例えば図18のようにファイル名に接尾辞(例えば図18の「_Mark」)を追加しても良い。
図19は、図16の操作手順に従い、画像撮影装置で任意のときに所定のボタンを押して区切り画像を記憶媒体に記憶する画面の一例である。この図は、画像撮影装置400の録画/再生切り替えスイッチ412を切り替えて再生モードに設定し、使用者が区切り画像記憶ボタン414を押した場合に、区切り画像を記憶媒体に記憶することを確認するための画面である。画像撮影装置の左ボタン406、右ボタン407(方向選択キー)を操作することによって、OKボタンまたはキャンセルボタンを選択する。ここで、OKボタンが選択状態で決定ボタン404が押下されると、前述した図16のフローチャートの操作手順にしたがって区切り画像が作成、記憶される。キャンセルボタンが選択状態で決定ボタン404が押下されると、区切り画像は記憶されないものとする。
図20は本発明の画像処理装置で、図15の操作手順に従って任意のタイミングで作成された区切り画像を、撮影画像の再生時に再生する操作手順の一例である。この区切り画像を再生する操作手順は後述するフローチャートで使用される。
まずステップ2001で記憶媒体から撮影画像をRAMに読み込み、ステップ2002で読み込んだ撮影画像が先頭画像であるか判別する。先頭画像であると判別された場合は、ステップ2003でRAMから区切り画像を読み出す。ステップ2003で先頭画像でないと判別された場合は、ステップ2004でRAMに保存された撮影画像をRAMから読み出す。
この操作手順は、画像撮影装置、画像管理装置、画像印刷装置に適用される。
なお、ステップ2003、ステップ2004でRAMから読み出された画像は、図2では不図示の表示装置、表示部等に出力される。
図21、図22、図23にそれぞれ、使用者がスライドショー表示、一覧表示、インデックス印刷を指示したときに区切り画像を作成して、再生する操作手順を示す。
使用者からの指示が判別され、その指示がスライドショー表示、一覧表示、インデックス印刷であると、それぞれ図21、図22、図23の操作手順に従う。
図21は、使用者が任意のタイミングでスライドショー表示を指示した場合に、図15の操作手順で区切り画像を作成、RAMに保存し、図20の操作手順で区切り画像並びに撮影画像をRAMから読み出してスライドショーを行う操作手順である。
ステップ2101で、スライドショーの対象となる撮影画像が選択される。ステップ2102で、スライドショー表示の指示が入力される。ステップ2103で、図15の操作手順にしたがって区切り画像を作成し、RAMに保存する。ただし画像の撮影情報の取得(図15のステップ1501)は、ステップ2101で選択された撮影画像を対象に行なわれる。ステップ2104で、図20の操作手順にしたがって撮影画像並びに区切り画像をRAMから読み出し、ステップ2105で読み出した画像を全画面で表示させる。最後に、ステップ2106で選択したすべての撮影画像を表示させたかチェックする。
この操作手順は画像撮影装置、画像管理装置に適用できるものである。ただし、画像撮影装置の場合、録画/再生切り替えスイッチ412が再生モードに設定されている場合に行われるものとする。
図22は、使用者が任意のタイミングで一覧表示を指示した場合に、図15の操作手順で区切り画像を作成、RAMに保存し、図20の操作手順で区切り画像並びに撮影画像をRAMから読み出して一覧表示を行う操作手順である。
ステップ2201で、一覧表示の対象となる撮影画像が選択される。ステップ2202で、一覧表示の指示が入力される。ステップ2203で、図15の操作手順にしたがって区切り画像を作成し、RAMに保存する。ただし画像の撮影情報の取得(図15のステップ1501)は、ステップ2201で選択された撮影画像を対象に行なわれる。ステップ2204で、図20の操作手順にしたがって撮影画像並びに区切り画像をRAMから読み出し、ステップ2205で、読み出した画像をレイアウトに配置して表示させる。最後に、ステップ2206で選択したすべての撮影画像を表示させたかチェックする。
この操作手順は画像撮影装置、画像管理装置に適用できるものである。ただし、画像撮影装置の場合、録画/再生切り替えスイッチ412が再生モードに設定されている場合に行われるものとする。
図23は、使用者が任意のタイミングでインデックス印刷を指示した場合に、図15の操作手順で区切り画像を作成、RAMに保存し、図20の操作手順で区切り画像並びに撮影画像をRAMから読み出してインデックス印刷を行う操作手順である。
ステップ2301で、インデックス印刷の対象となる撮影画像が選択される。ステップ2302で、インデックス印刷の指示が入力される。ステップ2303で、図15の操作手順にしたがって区切り画像を作成し、RAMに保存する。ただし画像の撮影情報の取得(図15のステップ1501)は、ステップ2301で選択された撮影画像を対象に行なわれる。ステップ2304で、図20の操作手順にしたがって撮影画像並びに区切り画像をRAMから読み出し、ステップ2305で、読み出した画像をレイアウトに配置する。ステップ2306で選択したすべての撮影画像を配置したかチェックする。最後にステップ2307で、プリンタドライバへレイアウトを転送する。
この操作手順は、画像撮影装置、画像管理装置並びに画像印刷装置に適用できるものである。ただし画像撮影装置の場合、スイッチ412が再生モードに設定されており、画像印刷装置の場合、インデックス印刷が可能な装置であり、インデックス印刷モードに設定されている場合に行われるものとする。
図24は、本発明の画像処理装置が適用できる画像管理装置で画像を一覧表示する場合に、撮影日の違いを区切りの条件としたときの画面の一例である。
フォルダエリア2401で選択されたフォルダ(図24ではフォルダ1−3)内に格納された画像のサムネイルが、ブラウザウィンドウ2402に表示される。
ブラウザウィンドウ2402では、撮影日が表示された区切り画像が、撮影日の異なる撮影画像の間に配置されている。
図25は、本発明の画像処理装置が適用できる画像管理装置で、画像のインデックス印刷を指示した場合に、撮影日の違いを区切りの条件としたときの画面の一例である。
スピンボックス2501並びに2502は、プレビューエリア2503に表示されたレイアウトの、配置される画像の列数並びに行数を指定している。またプレビューエリア2503では、撮影日が表示された区切り画像が、撮影日の異なる撮影画像の間に配置されている。
図26は、本発明の画像処理装置が適用できる画像撮影装置で、区切り画像を表示する処理を設定する画面の一例である。この図では、画像撮影装置で区切り画像を表示する処理として、予めスライドショー表示並びにインデックス印刷が設定されている。画像撮影装置でこれらの処理を実行すると、図21並びに図23の操作手順にしたがって区切り画像が表示される。使用者が区切り画像を表示しないように設定した場合、これらの処理は割愛され、通常のスライドショー表示、インデックス印刷を行う。したがって区切り画像は作成されず、撮影画像のみが再生される。
画像撮影装置の左ボタン406、右ボタン407(方向選択キー)を操作することによって、区切り画像を再生するかどうかを決定する。また、上ボタン408、下ボタン409(方向選択キー)を操作することによって、区切り画像を表示するための処理が切り替わる。
また画像を通常表示する場合や、画像を1枚づつ印刷する場合には、図15に示した区切り画像を作成する操作を行わないよう制御しても良い。
〔第4の実施例〕
本実施例は、第1の実施例で述べた画像処理装置を、外部装置から撮影画像を入力可能な画像管理装置に適用し、撮影画像の取り込み時に区切り画像を作成するものである。なお本実施例の画像管理装置は図2の画像処理装置を備えているものとする。
図27は本実施例の画像管理装置が適用されうる、コンピュータシステムの構成例を示す図である。
図27において2701は画像管理装置、2702はデータを表示するディスプレイ、2703は代表的なポインティングデバイスであるマウス、2704はキーボード、そして2705はディジタルカメラであり、USB等の通信ケーブルで接続されている。
図28は本実施例の画像管理装置の、ソフトウェアとハードウェアを含む画像データ管理システム構成を示す図である。
図28において2809はハードウェアであり、2804はハードウェア2809上で動作するオペレーティングシステム(OS)であり、2803はOS2804の上で動作するアプリケーションソフトウェアである。なおハードウェア2809とOS2804を構成するブロックのうち構成要件として当然含まれるが本発明を説明する上で直接必要としていないブロックに関しては図示していない。そのような図示していないブロックの例としてハードウェアではCPU、メモリ、OSとしてメモリ管理システム等がある。図28において2815はファイルやデータを物理的に格納するハードディスクである。2808はOSを構成するファイル管理システムであり、アプリケーションソフトウェアがハードウェアを意識せずにファイルの入出力が行えるようにする機能がある。2814はファイル管理システム2808がハードディスク2815の読み書きを行うためのディスクIOインターフェースである。2807はOSを構成する描画管理システムでありアプリケーションソフトウェアがハードウェアを意識せずに描画が行えるようにする機能がある。2813は描画システム2807がディスプレイ2702に描画を行う為のビデオインターフェースである。2806はOSを構成する入力デバイス管理システムであり、アプリケーションソフトウェアがハードウェアを意識せずにユーザの入力を受け取ることが出来るようにする機能がある。2811は入力デバイス管理システム2806がキーボード2704の入力を受け取るためのキーボードインターフェースである。マウスインターフェース2812は入力デバイス管理システム2806がマウス2703から入力を受け取ることが出来るようにするためのマウスインターフェースである。2705はディジタルカメラであり、本例ではUSBケーブルを用いて接続されている。これは、2810のUSBインターフェース部を介して2805外部インターフェース管理システムが管理する。2802通信モジュール部は、この外部インターフェース管理システムと通信を行う。この通信モジュールによりカメラから撮影画像のデータが取り込まれ、アプリケーションソフトウェア内の区切り画像作成プログラム2801が、区切り画像を作成する。
なお、区切り画像作成プログラム2801は本発明の画像処理装置で読出されるものであり、これを読出して後述する図29の操作手順を実行する。
ここで図29を例に、本実施例における区切り画像の作成について説明する。
図29は、本発明の画像処理装置を適用できる画像管理装置で撮影画像の取り込み時に区切り画像を作成する操作手順である。
まずステップ2901で、取り込む画像が選択される。ステップ2902で、画像管理装置へ画像を取り込む。ステップ2903で、図15の操作手順にしたがって区切り画像を作成し、RAMに保存する。ただし、画像の撮影情報の取得(図15のステップ1501)は、取り込まれた画像から取得するものとする。ステップ2904で、撮影画像並びに区切り画像のファイル名をDCF規格に準じて変更する。ステップ2905で、撮影画像並びに区切り画像を記憶媒体に記憶する。最後にステップ2906で、ステップ2901において選択されたすべての撮影画像を記憶したかチェックする。
なお、ステップ2904で撮影画像並びに区切り画像のファイル名をDCFに準拠させる方法は、図17のステップ2704と同様である。
なお、以上説明した実施例は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正または変更されるべきものであり、本発明は以上の実施例に限定されるものではない。
また本発明の目的は、区切り画像を作成するプログラムのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体からプログラムコードを読出して実行しても、達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、記憶媒体から読み出されたプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上記実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれるようにしてもよい。そして、その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
以上説明してきたように、本発明は、一連の撮影画像間で撮影日が異なる等の所定の条件を満たす区切りがあるかを判断する。そして区切りがある場合、区切りの意味が視覚的に把握できるように表示された区切り画像が、区切りに挿入されるように作成される。
つまり、従来のように使用者に区切り前後の撮影画像の比較をさせて区切りを認識させるのではないので、区切りの位置をより明確に示すことができる。
また撮影情報に関する項目等を一枚の画像で示すことが出来るので、区切りの意味を表示する表示部が従来に比べて大きくなる。したがって使用者は、区切りの意味もより明確に把握することができる。
また表示部が大きいことで表示できる項目が増え、画像の撮影情報だけでなく、例えば区切り前後の画像間の関係等も表示できるようになる。
また従来のように、撮影画像に視覚的な影響を与えることなく、区切りの位置と区切りの意味を示すことができるという効果もある。