JP4959759B2 - デブリセンサ及び清浄装置を操作する方法 - Google Patents
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Description
本特許出願は、下記の共通所有の米国特許出願または特許に関し、その内容がすべて記載されたごとく、参照によりその内容はここに取り込まれたものとする。
2002年1月3日出願の米国暫定特許出願番号60/345,764号、タイトル名「自律型ロボット用清浄機構(Cleaning Mechanisms for Autonomous Robot)」
2002年1月24日出願の米国特許出願番号10/056,804号、タイトル名「ロボットの局在化および制限のための方法とシステム(Method and System for Robot Localization and Confinement(Atty Dkt.DP.DP−6)」
2002年6月12日出願の米国特許出願番号10/167,851号、タイトル名「自律型ロボットのためのマルチモードカバレッジ用の方法とシステム(Method and System for Multi−Mode(登録商標) Coverage for an Autonomous Robot(Atty Dkt.DP−5)」
2002年12月16日出願の米国特許出願番号10/320,729号、タイトル名「自律型床清掃ロボット(Autonomous Floor−Cleaning Robot(Atty Dkt.DP−10)」
2003年9月12日出願の米国特許出願番号10/661,835号、タイトル名「ロボット装置用のナビゲーション制御システム(Navigational Control System for Robotic Device(Atty Dkt.DP−9)」
発明の分野
本発明は、一般的に清浄装置に関し、特に、清浄装置の清浄経路においてデブリによる瞬間的衝突を感知するため、および清浄装置の動作モードの制御を可能にするためのデブリセンサに関する。「デブリ」という用語はここでは、自律型または非自律型であろうと、真空クリーナまたは他の清浄装置により収集される、ゴミ、埃、および/または他の微粒子または対象物を集合的に示すために使用される。
清浄装置用に適しているいくつかを含むデブリセンサは、この技術において知られている。デブリセンサは、上記に参照して特許出願において開示されるような、自律型清浄装置において有益であり、非自律型清浄装置においても有益であり、ユーザーに、特に汚れた領域に入りつつあるかどうかを示し、デブリの検出に応答してパワー設定を増加するか、または他のいくつかの動作設定を修正できるようにする。
De Brey 3,989,311
De Brey 4,175,892
Kurz 4,601,082
Westergren 4,733,430
Martin 4,733,431
Harkonen 4,829,626
Takashima 5,105,502
Takashima 5,136,750
Kawakami 5,163,202
Yang 5,319,827
Kim 5,440,216
Gordon 5,608,944
Imamura 5,815,884
Imamura 6,023,814
Kasper 6,446,302
Gordon 6,571,422
ここに開示された例のうち、多くのそのようなデブリセンサは、本質的には光学的であり、光エミッタおよび検出器を使用する。例えば、真空クリーナに使用される典型的な設計においては、光学センサの光送信機および光受信機は、埃が流れる吸引経路または清浄経路に露出されるように配置される。従って、真空クリーナの使用中は、埃粒子は、光が放射され、検出される光送信機および光受信機の露出された表面に付着し易く、光学センサの性能を劣化させる。
発明の詳細な説明
本発明のデブリセンサを、自律型清浄装置の広い範囲(そして実際は、図7に例として示した非自律型清浄装置にも)に組み込むことができるが、まず、図1〜図3に示す典型的な自律型清浄装置の流れで記述する。そのような自律型清浄装置の構造、機能、および行動モードの更なる詳細は、上記のクロスリファレンスの節で引用した特許出願に記述されており、それぞれは、参照によりここに組み込まれたものとする。従って、下記の詳細記述は、下記の節により構成される。
II. 自律型清浄装置の行動モード
III.デブリセンサ構造
IV.信号処理
V. 結論
I. 自律型清浄装置
いくつかの図を通して、類似の参照番号は、対応するまたは同様な素子を特定している図を参照され、図1は、典型的な自律型清浄装置100の概略平面図であり、装置内には、本発明によるデブリセンサが組み込まれている。図2は、図1のロボット装置のハードウェアのブロック図である。
II 行動モード
ロボット装置100は、画定された作業領域を効果的に清浄するために、種々の行動モードを採用することができ、ここにおいて行動モードは制御システムの層であり、平行に作動できる。マイクロプロセッサユニット135は、優先化調停方式を実行して、センサシステムからの入力に基づいて、与えられたいかなるシナリオに対しても、1つまたは2つ以上の主要動作モードを特定して実行するように動作する。
III デブリセンサの構造と動作
図1から図3に示すように、本発明によれば、自律型清浄装置(および、同様に、図7に例として示した非自律型清浄装置)は、デブリセンサを組み込むことにより改善できる。図1から図3に例示された実施形態において、デブリセンササブシステムは、清浄装置の清浄経路に近接して、またはその内部に位置する左および右圧電感知素子125Lと125Rと、センサからのデブリ信号を処理し、マイクロプロセッサ135または他のコントローラへ転送するための電子機器素子を備える。
IV 信号処理
図5は、本発明の1つの実践におけるデブリセンササブシステムの信号処理素子の模式図である。
V.結論
本発明は、デブリの堆積により劣化されることがなく、デブリの衝突の瞬間的に感知して応答でき、従って、床または清浄対象の他の表面上のデブリに直接応答して、大気流の変動、瞬間的なパワー、または清浄装置の他の動作状態に対しては、低感度のデブリセンサを提供する。
Claims (23)
- 自律型清浄装置のためのデブリセンサであって、
前記デブリセンサは、
前記自律型清浄装置の清浄経路に近接して位置し、デブリに衝突したことに応答して、デブリに衝突したことを示す第1信号を生成する圧電センサ素子と、
前記第1信号を処理して、前記自律型清浄装置が遭遇しているデブリの特徴を示す第2信号を生成するように動作可能なプロセッサを備え、
前記プロセッサは、前記第2信号に応答して、前記自律型清浄装置の現在の動作モードを、変化する回転半径を有するらせん状の移動パターンへ前記自律型清浄装置の動きを操縦してデブリを含む領域を対象とするスポットカバレッジモードに変更するものであり、
前記デブリセンサは、さらに、前記自律型清浄装置の自走動作により生じる振動の前記圧電センサ素子への伝達を機械的に減衰するための弾性部材、または前記第1信号に含まれる前記振動に起因するノイズを電気的にフィルタリングするための電気的フィルタの少なくともいずれか一方を備えることを特徴とする、センサ。 - 前記デブリセンサは、前記弾性部材および前記電気的フィルタの両方を備えることを特徴とする、請求項1のセンサ。
- 前記電気的フィルタは、振幅情報および周波数情報の両方を用いてフィルタリングを行うことを特徴とする、請求項1または2のセンサ。
- 前記特徴は、デブリの相対的な量である請求項1から3のいずれか1項のセンサ。
- 前記特徴は、前記自律型清浄装置の現在の位置から、デブリを含む領域へのベクトルである請求項1から3のいずれか1項のセンサ。
- 動作モードの前記変更は、パワー設定を変更することを含む請求項1から5のいずれか1項のセンサ。
- 動作モードの前記変更は、ユーザーが認知できる表示灯を点灯することを含む請求項1から6のいずれか1項のセンサ。
- 動作モードの前記変更は、前記自律型清浄装置の移動速度を減じることを含む請求項1から7のいずれか1項のセンサ。
- 前記圧電センサ素子は、搭載素子により前記清浄経路に近接して搭載され、前記搭載素子は、少なくとも1つの搭載ネジを備える請求項1から8のいずれか1項のセンサ。
- 前記弾性部材は、前記搭載ネジを受け入れ、前記搭載ネジにより前記清浄経路に近接して搭載された前記圧電センサ素子に対して、前記振動の減衰を提供するエラストマ搭載グロメットである、請求項9のセンサ。
- 前記圧電センサ素子は、柔軟性圧電フィルムを備える請求項1から10のいずれか1項のセンサ。
- 自律型清浄装置を操作する方法であって、
前記方法は、
前記自律型清浄装置の清浄経路に近接して位置する圧電センサ素子を備えるデブリセンサによって、デブリに衝突したことに応答して、デブリに衝突したことを示す第1信号を生成すること、
前記デブリセンサと通信状態にあるプロセッサによって、前記第1信号を処理して、前記自律型清浄装置が遭遇しているデブリの特徴を示す第2信号を生成し、前記第2信号に応答して、前記自律型清浄装置の動作モードを変更すること、を含み、
動作モードの前記変更は、前記第2信号に応答して、変化する回転半径を有するらせん状の移動パターンへ前記自律型清浄装置の動きを操縦し、デブリを含む領域を対象とすることを含むものであり、
前記方法は、さらに、前記デブリセンサが備える弾性部材によって前記自律型清浄装置の自走動作により生じる振動の前記圧電センサ素子への伝達を機械的に減衰すること、または前記デブリセンサが備える電気的フィルタによって前記第1信号に含まれる、前記振動に起因するノイズを電気的にフィルタリングすること、の少なくともいずれか一方を含むことを特徴とする方法。 - 前記方法は、前記弾性部材によって前記自律型清浄装置の自走動作により生じる振動の前記圧電センサ素子への伝達を機械的に減衰すること、および前記電気的フィルタによって前記第1信号に含まれる、前記振動に起因するノイズを電気的にフィルタリングすること、の両方を含むことを特徴とする、請求項12の方法。
- 前記電気的フィルタは、振幅情報および周波数情報の両方を用いてフィルタリングを行うことを特徴とする、請求項12または13の方法。
- 前記特徴は、デブリの相対的な量である請求項12から14のいずれか1項の方法。
- 前記特徴は、前記自律型清浄装置の現在の位置から、デブリを含む領域へのベクトルである請求項12から14のいずれか1項の方法。
- 動作モードの前記変更は、パワー設定を変更することを含む請求項12から16のいずれか1項の方法。
- 動作モードの前記変更は、ユーザーが認知できる表示灯を点灯することを含む請求項12から17のいずれか1項の方法。
- 動作モードの前記変更は、前記自律型清浄装置の移動速度を減じることを含む請求項12から18のいずれか1項の方法。
- 更に、少なくとも1つの搭載ネジを使用して、前記清浄経路に近接して前記圧電センサ素子を搭載することを含む請求項12から19のいずれか1項の方法。
- 前記弾性部材は、前記搭載ネジを受け入れ、前記搭載ネジにより前記清浄経路に近接して搭載された前記圧電センサ素子に対して、前記振動の減衰を提供するエラストマ搭載グロメットである、請求項20の方法。
- 前記圧電センサ素子は、柔軟性圧電フィルムを備える請求項12から21のいずれか1項の方法。
- 前記圧電センサ素子は、複数の電気的に絶縁された個所を備える請求項22の方法。
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