JP4957961B2 - Dcモータ接地異常判定装置 - Google Patents
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Description
まず本発明のDCモータ接地異常判定装置を適用した二輪車用のベルト式無段変速装置(以下、CVTとも言う)について図1を参照して以下に説明する。この種のCVTの基本構成はたとえば本出願人の出願になる特開2001ー270481に記載されているので参照されたい。
次に、DCモータ32を駆動制御するモータ駆動回路について図2を参照して説明する。図2において、100はフルブリッジインバータ回路(以下、Hブリッジとも言う)、101、102はHブリッジ100の上アームMOSトランジスタ(以下、上アーム素子とも言う)、103、104はHブリッジ100の下アームMOSトランジスタ(以下、下アーム素子とも言う)、105は上アーム素子101及び下アーム素子103からなるハーフブリッジ回路の出力端、106は上アーム素子102及び下アーム素子104からなるハーフブリッジ回路の出力端である。DCモータ32の両端はHブリッジ100の交流出力端105、106に個別に接続されている。
次に、図2に示すモータ駆動回路の基本的な動作を説明する。
可動フランジ部29aの軸方向付勢力はDCモータ32のトルクに応じて変化し、DCモータ32のトルクはモータ電流に略比例し、モータ電流はECU40からHブリッジ100へのPWM制御信号のデューティ比により調節される。
この実施例で採用した上記した無段変速機28のアイドル制御について以下に説明する。
次に、この実施形態の特徴をなすDCモータ32の接地異常検出動作を説明する。
ただし、図2の回路では、上記したアイドル時にDCモータ32に低デューティ比DUTYの電流が給電されており、このような低デューティ比DUTY時にモータ接地異常を検出する必要がある。けれども、図4に示すようにDCモータ32の接地事故が生じていない場合のモータ電流特性である正常時電流特性(実線)自体とモータ接地時のモータ電流特性である接地異常電流特性(一点鎖線)との差が小さくなり、高精度の接地異常判定精度が低下する。そこで、この実施形態では、図5に示す低デューティ状態モータ接地異常検出モード変更ルーチンを定期的に実行する。以下、このルーチンを説明する。
なお、上記実施形態では、図4に示すルーチンの割り込みインタバルが20m秒であることを利用してステップS108とステップS110の設定値を同じとしたが、それらを異なる値に設定しても良いことはもちろんである。
なお、この実施形態では、ECU40は、電流検出回路108から定期的に読みこんだモータ電流が既述した所定しきい値未満の場合にモータ接地異常と判定するが、連続して所定の複数回モータ接地異常と判定した場合にモータ接地異常と最終的に判断することもできる。
上記実施形態では、判定精度が低下する低デューティ状態が継続する場合に強制的に短期間だけデューティ比DUTYを増大してモータ電流を検出したが、その代わりに判定精度が低下する低デューティ状態が継続する場合に強制的にデューティ比DUTYを0としてモータ電圧を検出してもよい。この制御を図6に示すフローチャートを参照して説明する。このルーチンは、図5のフローチャートのステップS112の代わりにステップS1120を、ステップS106の代わりにステップS1060を行うものである。ステップS1120では、デューティ比DUTYを0としかつフラグFを1とする。ステップS1060ではカウンタをリセットしかつフラグFを0とする。
上記実施形態では、デューティ比DUTYが22%以下の低デューティ状態が継続する場合に上記したデューティ比DUTYの強制変更を行ったが、その他のアイドル状態検出手段により検出したアイドル状態が所定時間(たとえば2.5秒)継続した場合に上記したデューティ比DUTYの強制変更を行っても良い。
25 電磁クラッチ
27 入力軸
28 無段変速機
29 プライマリプーリ
29a 可動フランジ部
30 セカンダリプーリ
30a 可動フランジ部
31 ベルト
32 モータ
33 コイルスプリング
34 出力軸
35 プライマリ位置センサ
36 プライマリ回転速度センサ
37 セカンダリ回転速度センサ
100 Hブリッジ
101 上アーム素子
102 上アーム素子
103 下アーム素子
104 下アーム素子
105 交流出力端
106 交流出力端
107 モータ電源リレー
108 電流検出抵抗(電流検出部)
109 電流検出回路(電流検出部)
ステップS112 デューティ臨時変更部
ステップS1120 デューティ臨時変更部
接地異常判定部(図3、図6のルーチン)
Claims (7)
- 入力されるPWM制御信号により制御されるPWM電圧をDCモータに印加するPWM駆動回路と、前記DCモータから低位直流入力端へ流れるモータ電流を検出する電流検出部と、前記モータ電流に基づいて前記DCモータの接地異常を判定する接地異常判定部とを備えるDCモータ接地異常判定装置において、
前記PWM制御信号のデューティ比が所定の第1しきい値以下である低デューティ状態が所定時間を超えて継続しているかどうかを判定し、前記低デューティ状態が所定時間を超えて継続していると判定した場合に所定短期間だけ前記PWM制御信号のデューティ比を前記第1しきい値よりも大きい第2しきい値以上に強制変更するデューティ臨時変更部を有し、
前記接地異常判定部は、前記所定短期間に検出した前記モータ電流が所定電流値未満である場合に前記接地異常と判定することを特徴とするDCモータ接地異常判定装置。 - 請求項1記載のDCモータ接地異常判定装置において、
前記デューティ臨時変更部は、デューティ比が20%未満である前記低デューティ状態が前回の判定から起算して所定時間を超えて継続していると判定された場合に、25〜100%としたデューティ比の前記PWM制御信号を5〜50msecの前記所定短期間だけ出力させるDCモータ接地異常判定装置。 - 入力されるPWM制御信号により制御されるPWM電圧をDCモータに印加するPWM駆動回路と、 前記DCモータから低位直流入力端へ流れるモータ電流を検出する電流検出部と、前記モータ電流に基づいて前記DCモータの接地異常を判定する接地異常判定部とを備えるDCモータ接地異常判定装置において、
前記PWM制御信号のデューティ比が所定の第1しきい値以下である低デューティ状態が所定時間を超えて継続しているかどうかを判定し、前記低デューティ状態が所定時間を超えて継続していると判定した場合に所定短期間だけ前記PWM制御信号のデューティ比を0に強制変更するデューティ臨時変更部を有し、
前記接地異常判定部は、前記所定短期間に検出した前記モータの端子電圧が所定電圧値未満である場合に前記接地異常と判定することを特徴とするDCモータ接地異常判定装置。 - 請求項3記載のDCモータ接地異常判定装置において、
前記デューティ臨時変更部は、デューティ比が20%未満である前記低デューティ状態が前回の判定から起算して所定時間を超えて継続していると判定された場合に、0%としたデューティ比の前記PWM制御信号を5〜50msecの前記所定短期間だけ出力させるDCモータ接地異常判定装置。 - 請求項2又は4記載のDCモータ接地異常判定装置において、
前記デューティ臨時変更部は、前記PWM制御信号のデューティ比が20%未満の状態が前回の接地異常判定から起算して2秒以上継続した場合に前記デューティ比の強制変更を行うDCモータ接地異常判定装置。 - 請求項1乃至5のいずれか記載のDCモータ接地異常判定装置において、
前記モータは、フルブリッジ型インバータ回路からなる前記PWM駆動回路により給電される正逆転可能な直流モータであるDCモータ接地異常判定装置。 - 請求項1乃至6のいずれか記載のDCモータ接地異常判定装置において、
前記モータは、車両用エンジンと車輪との間に配置される無段変速装置のプーリの軸方向位置調節用のモータからなり、
前記車両用エンジンの所定回転数以下においてのみ前記デューティ臨時変更を行うモータ接地異常判定装置。
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