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JP4954284B2 - センサレス技術、パルス幅変調周期に基づく、サンプルした逆起電力の電圧値及び/又はサンプルしたインダクタンス値の判定に関する方法及び装置 - Google Patents

センサレス技術、パルス幅変調周期に基づく、サンプルした逆起電力の電圧値及び/又はサンプルしたインダクタンス値の判定に関する方法及び装置 Download PDF

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JP4954284B2 JP2009517262A JP2009517262A JP4954284B2 JP 4954284 B2 JP4954284 B2 JP 4954284B2 JP 2009517262 A JP2009517262 A JP 2009517262A JP 2009517262 A JP2009517262 A JP 2009517262A JP 4954284 B2 JP4954284 B2 JP 4954284B2
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators
    • H02P6/16Circuit arrangements for detecting position
    • H02P6/18Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

この発明の技術分野は、エレクトロニクス及びセンサレス技術の領域にある。より詳細かつ広義には、この発明は、永久磁石モータを制御するための方法及び装置に関し、モータの相がPWM(パルス幅変調)制御された電流及び/又は電圧によって励磁されている間の相逆起電力の値及び相インダクタンスの値を求められるようにするための方法及び装置に関する。
同期モータ(例えば、ブラシレスモータやステップモータ)の励磁を適切に制御するには、そのロータ位置を知る必要がある。前記ロータ位置は、例えば、ポジションセンサやセンサレス技術を用いることで知ることができる。
センサレス技術は、ロータ位置と相関して変化する、電気的パラメータ及び/又はモータパラメータの測定に基づいている。前記パラメータは、例えば:
・回転速度とロータ位置に相関して変化する逆起電力、
・一定値またはロータ位置と相電流に相関して変化する値である、相インダクタンス値(飽和時)、である。
(関連する出願についてのクロスレファレンス)
この出願は、2006年7月5日に出願された「センサーレス技術、PWM(パルス幅変調)周期に基づく、サンプルした逆起電力の電圧値及び/又はサンプルしたインダクタンス値の判定」と題する、米国仮特許出願第60/818,321号についての、優先権の利益を主張する。その開示内容は、その全体を参照することによって、この明細書に明確に併合されている。
従来の方法では、励磁されていないときのモータ相の逆起電力を測定することでロータ位置を知ることができる。このような解決策は、解決手法として優れており低速では性能がよい。しかし、こうした従来の方法は、高トルクレベルの高速または中速領域では限界がある。
この発明の実施形態は、モータの相がPWM(パルス幅変調)制御された電流及び/又は電圧によって励磁されている間の相逆起電力の値及び相インダクタンスの値を求められるようにするための方法及び装置に関する。このような方法及び装置は、例えば、永久磁石モータの制御に適用することができる。
この発明の一実施形態に見られるように、一つの方法は、少なくとも1つの相、コイル、ロータ、及びパワートランジスタのステージを持つ永久磁石モータを制御する方法を提供する。前記方法は、次のステップを含む:ハイレベル電流のスレッショルドにて相パワートランジスタのOFF状態を開始し、ローレベル電流のスレッショルドにて相パワートランジスタのON状態を開始する、パルス幅変調(PWM)電流制御の方法を用いて各モータ相の励磁を制御するステップ;同一PWM周期内での前記各相でのOFF状態及びON状態の持続時間を求めるステップ;前記OFF状態及びON状態の持続時間と、各相のハイレベル電流及びローレベル電流のスレッショルド値から、各相の相逆起電力(BEMF)の値と相インダクタンスの値を求めるステップ;前記各相のBEMFの値及び/又は相インダクタンスの値から前記モータのロータ位置及び/又はロータ速度を求めるステップ;前記ロータ位置及び/又はロータ速度に相関して各モータ相の励磁を制御するステップ。
この発明の他の実施形態に関連して、一つの方法は、少なくとも1つの相、コイル、ロータ、及びパワートランジスタのステージを持つ永久磁石モータを制御する方法を提供する。前記方法は、次のステップを含む:ハイレベル電流のスレッショルドにて相パワートランジスタのOFF状態を開始し、タイムアウト時間Toffの経過後に相パワートランジスタのON状態を開始する、パルス幅変調(PWM)電流制御の方法を用いて各モータ相の励磁を制御するステップ;同一PWM周期内での前記各相でのOFF状態及びON状態の持続時間を求めるステップ;前記OFF状態及びON状態の持続時間と前記各相のハイレベル電流のスレッショルドの値から、各相の相BEMFの値を求めるステップ;前記各相のBEMFの値から前記モータのロータ位置及び/又はロータ速度を求めるステップ;前記ロータ位置及び/又はロータ速度に相関して各モータ相の励磁を制御するステップ。この方法は、ロータ位置に相関してその相インダクタンスがほとんど変化しない特性のモータに好適である。
この発明のさらに他の実施形態に見られるように、一つの装置は、少なくとも1つの相、コイル、ロータ、及びパワートランジスタのステージを持つ永久磁石モータを制御する装置を提供する。前記装置は:ハイレベル電流のスレッショルドにて相パワートランジスタのOFF状態を開始し、ローレベル電流のスレッショルドにて相パワートランジスタのON状態を開始する、パルス幅変調(PWM)電流制御の方法を用いて各モータ相の励磁を制御すること;同一PWM周期内での前記各相でのOFF状態及びON状態の持続時間を求めること;前記OFF状態及びON状態の持続時間と、各相のハイレベル電流及びローレベル電流のスレッショルド値から、各相の相逆起電力(BEMF)の値と相インダクタンスの値を求めること;前記各相のBEMFの値及び/又は相インダクタンスの値から前記モータのロータ位置及び/又はロータ速度を求めること;前記ロータ位置及び/又はロータ速度に相関して各モータ相の励磁を制御すること、に適用される。
この発明の他の実施形態に関連して、一つの装置は、少なくとも1つの相、コイル、ロータ、及びパワートランジスタのステージを持つ永久磁石モータを制御する装置を提供する。前記装置は:ハイレベル電流のスレッショルドにて相パワートランジスタのOFF状態を開始し、タイムアウト時間Toffの経過後に相パワートランジスタのON状態を開始する、パルス幅変調(PWM)電流制御の方法を用いて各モータ相の励磁を制御すること;同一PWM周期内での前記各相でのOFF状態及びON状態の持続時間を求めること;前記OFF状態及びON状態の持続時間と前記各相のハイレベル電流のスレッショルドの値から、各相の相BEMFの値を求めること;前記各相のBEMFの値と相インダクタンスの値から前記モータのロータ位置及び/又はロータ速度を求めること;前記ロータ位置及び/又はロータ速度に相関して各モータ相の励磁を制御すること、に適用される。この装置は、ロータ位置に相関してその相インダクタンスがほとんど変化しない特性のモータに好適である。
この発明のさらに他の実施形態に見られるように、一つの方法は、少なくとも1つの相、コイル、ロータ、及びパワートランジスタのステージを持つ永久磁石モータを制御する方法を提供する。前記方法は、次のステップを含む:ローレベル電流のスレッショルドにて相パワートランジスタのON状態を開始し、タイムアウト時間Tonの経過後に相パワートランジスタのOFF状態を開始する、パルス幅変調(PWM)電流制御の方法を用いて各モータ相の励磁を制御するステップ;同一PWM周期内での前記各相でのOFF状態及びON状態の持続時間を求めるステップ;前記OFF状態及びON状態の持続時間と前記各相のハイレベル電流のスレッショルドの値から、各相の相BEMFの値を求めるステップ;前記各相のBEMFの値から前記モータのロータ位置及び/又はロータ速度を求めるステップ;前記ロータ位置及び/又はロータ速度に相関して各モータ相の励磁を制御するステップ。この方法は、ロータ位置に相関してその相インダクタンスがほとんど変化しない特性のモータに好適である。
この発明のさらに他の実施形態は、少なくとも1つの相、コイル、ロータ、及びパワートランジスタのステージを持つ永久磁石モータを制御する装置に関する。前記装置は:ローレベル電流のスレッショルドにて相パワートランジスタのON状態を開始し、タイムアウト時間Tonの経過後に相パワートランジスタのOFF状態を開始する、パルス幅変調(PWM)電流制御の方法を用いて各モータ相の励磁を制御すること;同一PWM周期内での前記各相でのOFF状態及びON状態の持続時間を求めること;前記OFF状態及びON状態の持続時間と前記各相のハイレベル電流のスレッショルドの値から、各相の相BEMFの値を求めること;前記各相のBEMFの値と相インダクタンスの値から前記モータのロータ位置及び/又はロータ速度を求めること;前記ロータ位置及び/又はロータ速度に相関して各モータ相の励磁を制御すること、に適用される。この装置は、ロータ位置に相関してその相インダクタンスがほとんど変化しない特性のモータに好適である。
この発明の様々な実施形態によるさらなる目的及び優位性は、この説明の一部に記述され、またはこの発明の実施を通して知ることができる。この発明の実施形態の目的及び優位性は、特に請求項に指摘した要素及び組合せによって理解され、達成される。この発明の実施形態は、この明細書に開示され、請求項に記述されている。
前述した概略的な説明と、以下の詳細な説明は共に、この発明の実施形態の典型例及びその解説に過ぎず、この発明の実施形態を限定するものではない。さらに、特定の実施形態の態様、特徴及び/又は優位性についての説明によって、他の実施形態または請求項が限定的に解釈されてはならない。
添付図面は、この明細書に組み込まれその一部となるものであって、この発明の典型的な実施形態を図解し、この説明と共にこの発明の原理を解説するものである。
4個のトランジスタを持つH形パワーブリッジにより各相が励磁される2相モータについての典型的な実施形態を示している。 電流値を正の値である1Aに制限する電流PWMにおいて、1つのモータ相(図1に記号Φを付して概念的に表わしている)を流れる相電流の一例を示している。 電流値を負の値である−1Aに制限する電流PWMにおいて、1つのモータ相(図1に符号Φを付して概念的に表わしている)を流れる相電流の一例を示している。 ON及びOFF期間についての相電圧の式を適用した一例を示している。 ダブルH形パワーブリッジとして組み込まれる回路の典型的な実施例を示している。 ダブルH形パワーブリッジとして組み込まれる回路の典型的な実施例を示している。 DSPのキャプチャインプットに接続される信号CAP3及びCAP4を含む、典型的な概念図を表わしている。 典型的な実施形態に関連して、2相のステップモータにおける相電流を示している。 1つの実施形態に関連して、毎秒4000ステップの速度で回転するステップモータでの測定例を示している。
この発明の一つの実施形態において、2相モータの各相は4個のトランジスタを持つH形パワーブリッジにより励磁される。このようなモータの例は、図1の典型的な実施形態に示されている。
図2は、電流値を正の値である1Aに制限する電流PWMにおいて、1つのモータ相(図1に記号Φを付して概念的に表わしている)を流れる相電流の一例を示している。前記PWMは、トランジスタT1とT3の双方によって実行される。これらトランジスタT1とT3は、電流がその目標限界である1Aに達するまでの時間ONになり(その間のTonは可変)、ある決められた期間(電流はダイオードD4とD2を通過する間に減少する)の間OFFになる。
図3は、電流値を負の値である-1Aに制限する電流PWMにおいて、1つのモータ相(図1に符号Φを付して概念的に表わしている)を流れる相電流の一例を示している。前記PWMは、トランジスタT2とT4の双方によって実行される。これらトランジスタT2とT4は、電流がその目標限界である-1Aに達するまでの時間ONになり(その間のTonは可変)、ある決められた期間(電流はダイオードD1とD3を通過する間に減少する)の間OFFになる。
この発明の実施形態は、一つのPWM周期(例えば、あるToff期間とこれに続くTon期間)に基づいて実行され、相インダクタンスの平均値と相逆起電力の平均値を求める。2個の未知数に対しては、2個の方程式が必要である。
一つの実施形態において、その相電圧uappliedの式は次のとおりである:
Figure 0004954284

この式をOFFの期間及びONの期間(これら考慮の対象である期間の例は図4に示されている)に適用するにあたり、これらの期間は、この式を線形化できるほど十分に短いと仮定する。
off時間Toffの間:
Figure 0004954284
on時間Tonの間:
Figure 0004954284
これら2つの式と2つの未知数によって:
・L, PWM期間において計算された相インダクタンスの平均値と、
・uind, PWM期間において計算された相逆起電力の平均値とを、
求めることができる。
この発明の実施形態は、以下の例によってさらに示される。しかしながら、いずれ理解されるように、この発明に関連する実施形態はこれらの例に限定されるものではない。実際に、例えばインダクタンスが一定(この場合、式は1個でよい)か可変(2個の式が必要)かによっても、多くの形態(変形)が考えられる。
他の考えられる形態(変形)は、例えばどのようにPWM制御を行うかにより、例を挙げれば:
・単一の比較最大電流リミットImaxと固定のoff期間Toffを用いた電流制限:
I2on=I1off=Imax, Tonは可変, I1onとI2offは可変。この電流PWM制限は、1個または2個のトランジスタにて行われる(1個または2個のトランジスタは、off期間の間、offになっている)。
・2つの比較電流レベルを用いた電流制限:
I2on=I1off=Imax, I1on=I2off=Imin, TonとToffは可変。この電流PWM制限は、1個または2個のトランジスタにて行われる(1個または2個のトランジスタは、off期間の間はoffになっている)。
・電圧制限(平均電圧はPWMデューティサイクルにより制御される)。この場合、期間Ton及びToffが用いられ、電流レベルは可変である。:
I1off, I2off=I1on, I2onは要測定。この電圧PWM制御は、1個または2個のトランジスタにて行われる(1個または2個のトランジスタは、off期間の間はoffになっている)。
この発明に関連して示された実施例における、4つの典型的な状態を以下で検討する。
事例1:
Lは一定、単一の比較最大電流リミットをImax、off時間Toffを固定とする二重(双方向)のPWM(PWM double)。
式は一つだけ必要であり、全PWM周期は次のとおり:
Figure 0004954284
Figure 0004954284
事例2:
Lは一定、単一の比較最大電流リミットをImax、off時間Toff固定とする1個のトランジスタによる(片方向の)PWM。
式は一つだけ必要であり、全PWM周期は次のとおり:
Figure 0004954284
Figure 0004954284
備考:di=I1off-I2on=0が仮定され、検証されなければならない。このことから、使用可能な、連続したONまたはOFFとなる期間を選択することができる(例えば、図4を参照)。
事例3:
2つの比較電流レベル: I2on=I1off=Imax, I1on=I2off=Iminを用いた電流制限, TonとToffは可変。この電流PWM制限は、2個のトランジスタにて適用することができる(2個のトランジスタはoff時間の間はoffになっている):
Figure 0004954284
Figure 0004954284
この例においては、2個の式が必要である:
時間Tonの間の式1:
Figure 0004954284
Figure 0004954284
時間Toffの間の式2:
Figure 0004954284
Figure 0004954284
2個の式と2個の未知数についての解法:
Figure 0004954284
Figure 0004954284
Figure 0004954284
Figure 0004954284
Figure 0004954284
Figure 0004954284
Figure 0004954284
Figure 0004954284
事例4:
2つの比較電流レベル: I2on=I1off=Imax, I1on=I2off=Iminを用いた電流制限, TonとToffは可変。この電流PWM制限は、1個のトランジスタにて適用することができる(1個のトランジスタはoff時間の間はoffになっている):
Figure 0004954284
Figure 0004954284
この例においては、2個の式が必要である:
時間Tonの間の式1:
Figure 0004954284
Figure 0004954284
時間Toffの間の式2:
Figure 0004954284
Figure 0004954284
2個の式と2個の未知数についての解法:
Figure 0004954284
Figure 0004954284
Figure 0004954284
Figure 0004954284
Figure 0004954284
Figure 0004954284
Figure 0004954284
Figure 0004954284
実施例:
この発明の実施形態に関連して、回路U11をダブルH形パワーブリッジとして使用することができる(例えば、図5を参照)。このダブルH形パワーブリッジは、例えばステップモータの2つの相AとBを励磁することができる:
・モータ相Aは、相Ap(+接続)と相Am(−接続)に接続される。目標電流リミットの値は、RCフィルタR66〜C67を通した信号PWM4Bdacによって与えられる。信号CAP3は論理レベル信号であり、この信号により、相Aに対するon時間とoff時間TonとToffの持続時間を測ることができる。
・モータ相Bは、相Bp(+接続)と相Bm(−接続)に接続される。目標電流リミットの値は、RCフィルタR110〜C68を通した信号PWM5Bdacによって与えられる。信号CAP4は論理レベル信号であり、この信号により、相Bに対するon時間とoff時間TonとToffの持続時間を測ることができる。
図6に示されるように、信号CAP3及びCAP4は、DSP TMS320F2808PZのキャプチャインプットに接続される(CAP3はECCAP3 pin 99、CAP4 はECCAP4 pin 79)。キャプチャインプットはそれぞれ、既知の正及び/または負のエッジに基づくカウンタ値(カウンタは連続的にカウントアップしている)を記憶することを可能にする。このことは、on時間とoff時間TonとToffを測定することを意味する。
この電流PWM制限は、2個のトランジスタにて適用される(2個のトランジスタはOFF時間の間はoffになっている)。ここでは、単一の比較最大電流リミット(+/-Imax)と、固定のoff時間Toffとが用いられ、I2on=I1off=Imax, Tonは可変, I1on=I2offは可変である。
図7は、典型的な実施形態に関連して、毎秒4000ステップで回転する2相ステップモータ(例えば、三洋電機製XSH5210-149型、200ステップ/回転)の1つの相の電流を示している。
波形1は、一定のoff時間で+/-2.4 Aに制限された相電流を示している。波形4は、測定モータ相に印加された電圧を示している。この電圧の値は、on時間とoff時間TonとToffの間、24Vまたは -24Vである。波形1:相電流 [A]。波形4:印加された相電圧 [V]。
前記DSP TMS320F2808PZのキャプチャインプットに接続された信号CAP3及びCAP4(CAP3は ECCAP3 pin 99, CAP4はECCAP4 pin 79)は、前記印加された相電圧の論理ステートである:
・電流が正方向に変調されている間(電流は+Imaxに制限される)は、on時間Tonの間の信号CAPxの論理ステートは1であり(アクティブハイ)(印加電圧は24V)、off時間Toffの間の信号CAPxの論理ステートは0である(印加電圧は-24V)。
・電流が負方向に変調されている間(電流は-Imaxに制限される)は、on時間Tonの間の信号CAPxの論理ステートは1であり(アクティブハイ)(印加電圧は-24V)、off時間Toffの間の信号CAPxの論理ステートは0である(印加電圧は24V)。
この発明の実施形態に関連して、前記DSPにプログラムされたアルゴリズムは、論理信号CAP3(相A)のONとOFFの持続時間と、論理信号CAP4(相B)のONとOFFの持続時間の測定ができるように設定される。
図8は、毎秒4000ステップで回転するステップモータでの測定例を示しており:
m_MOT1_cap2_phA = 信号CAP3のToffの持続時間、10ns単位。
m_MOT1_cap3_phA = 信号CAP3のTonの持続時間, 10ns単位。
m_MOT1_cap_phA_Uind = 計測されたTonとToffに基づく逆起電力値[cV]
である。
計測されたTonとToffに基づく逆起電力値は、正弦波状の逆起電力を示す(例えば、図8のm_MOT1_cap_phA_Uindの波形を参照。)。このようにして得られた逆起電力は、しかしながら正の電流変調から負の電流変調への変化または負の電流変調から正の電流変調への変化の何れにおいても変動する(このようなサンプル値は考慮されない)。前記逆起電力のサンプルレートは、PWMの周波数に対応する(この例では50kHzから25kHzに変化する)。なおPWM周期は、前記ローレベル電流のスレッショルドとハイレベル電流のスレッショルドとのあいだのギャップ、又は前記OFF状態のタイムアウト時間Toff、又は前記ON状態のタイムアウト時間Tonに応じて66マイクロ秒未満に設定し、PWMの結果生じる周波数が、15kHzよりも高い、可聴域外とすることが望ましい。
この例では、モータの相インダクタンスは一定と想定され、相逆起電力の平均値は次の2つの式の何れかを用いることで得られる。
正の電流変調に用いる式:
Figure 0004954284
負の電流変調に用いる式:
Figure 0004954284
上記に示すように、この発明の実施形態では、両方の相が負及び/又は正の電流で励磁されてモータが回転している間の逆起電力の波形が得られる。これらの相逆起電力の電圧値から、モータのロータ位置と速度を知ることが可能になる。
例として、2相のモータは電気角にして90度ずれた相逆起電力を持つと仮定すると、2つの相逆起電力の比の4象限のアークタンジェント関数はある電気的期間におけるロータ位置(rotor_position)を次のようにして与える:
Figure 0004954284
前記ロータ位置及びロータ速度から:
・閉ループでのモータへの電力供給の制御(これによるトルクの制御も可能)
・閉ループでのモータ速度の制御 及び/又は
・閉ループでのロータ位置の制御
が可能である。
上述した例は、この発明の原理に則って使用されうる多数の例を代表するものであるにすぎない。もちろん、この発明の実施形態は上述した典型例に限定されるものではなく、この発明の範囲内での変形や改良を行うことができる。例として、この発明の実施形態は2相ステップモータ(これは2相永久磁石同期モータが想定されうる)に関して記述がなされているが、当業者には、この発明が多相回転モータ(m相モータ、m=1,2,3,4,5,…)やリニアモータにも適用可能であることが理解されるだろう。さらには、この発明は、4個のトランジスタを持つH形パワーブリッジにより各相が励磁される2相モータについて記述されているが、この発明の実施形態は、6個のトランジスタを持つパワーブリッジを備えた3相モータにも適用可能である。さらに、この発明は、同期モータについて記述されているが、この発明の実施形態は、非同期型のモータにも適用可能である。
この発明の実施形態は、次のうち何れか1つ以上の利点を提供しまたは提示する。
・ロータ位置を、プレーンな電流(最大トルクが得られる)が供給されるモータ相から求められる。
・この発明は、時間間隔が測定される形態で適用されるとき、ADコンバータ不要で良い解決策を得られる。
・この発明は、PWMの時間間隔(Tonと Toff)が適用され、”initial & end on &off” 電流レベルが測定される(I1off, I2off = I1on and I2on)形態で適用されるとき、より複雑なハードウエアを使用した場合と同様の結果が得られる。
この発明に関するある方法または装置が説明のためにここに提示されてきたが、この発明の特徴が、ハードウエア、ソフトウエア、ファームウエア、及び/またはこれらの適当な組合せにおいて有効であることは当業者には明らかである。
すなわち、この明細書と実施例は見本にすぎないと考えられるべきであって、この発明の真の範囲と趣旨とは請求項の記載によって示されるものである。

Claims (22)

  1. 少なくとも1つの相、コイル、ロータ、及びパワートランジスタステージを備えた永久磁石モータを制御するための、次のステップを含む方法:
    相パワートランジスタのOFF状態をハイレベル電流のスレッショルドにて開始し、相パワートランジスタのON状態をローレベル電流のスレッショルドにて開始するパルス幅変調(PWM)電流制御方法を用いてモータ各相を励磁するステップ;
    同一PWM周期での、前記各相のOFF状態及びON状態の持続時間を求めるステップ;
    前記各相におけるOFF及びON状態の持続時間と、前記ハイレベル電流とローレベル電流のスレッショルド値から、各相の逆起電力値とインダクタンス値を求めるステップ;
    前記各相の逆起電力値及び/又は前記各相のインダクタンス値から、前記モータのロータ位置及び/又はロータ速度を求めるステップ;
    前記ロータ位置及び/又はロータ速度に相関してモータ各相の励磁を制御するステップ。
  2. 少なくとも1つの相、コイル、ロータ、及びパワートランジスタのステージを持つ永久磁石モータを制御するための、前記ロータの位置に相関してその相インダクタンスがほとんど変化しない特性のモータに好適な、次のステップを含む方法;
    ハイレベル電流のスレッショルドにて相パワートランジスタのOFF状態を開始し、タイムアウト時間Toffの経過後に相パワートランジスタのON状態を開始するパルス幅変調(PWM)電流制御の方法を用いて各モータ相の励磁を制御するステップ;
    同一PWM周期内での前記各相でのOFF状態及びON状態の持続時間を求めるステップ;
    前記OFF状態及びON状態の持続時間と前記各相のハイレベル電流のスレッショルドの値から、各相の相BEMFの値を求めるステップ;
    前記各相のBEMFの値から前記モータのロータ位置及び/又はロータ速度を求めるステップ;
    前記ロータ位置及び/又はロータ速度に相関して各モータ相の励磁を制御するステップ。
  3. 少なくとも1つの相、コイル、ロータ、及びパワートランジスタのステージを持つ永久磁石モータを制御するための、前記ロータの位置に相関してその相インダクタンスがほとんど変化しない特性のモータに好適な、次のステップを含む方法;
    ローレベル電流のスレッショルドにて相パワートランジスタのON状態を開始し、タイムアウト時間Tonの経過後に相パワートランジスタのOFF状態を開始するパルス幅変調(PWM)電流制御の方法を用いて各モータ相の励磁を制御するステップ;
    同一PWM周期内での前記各相でのOFF状態及びON状態の持続時間を求めるステップ;
    前記OFF状態及びON状態の持続時間と前記各相のハイレベル電流のスレッショルドの値から、各相の相BEMFの値を求めるステップ;
    前記各相のBEMFの値から前記モータのロータ位置及び/又はロータ速度を求めるステップ;
    前記ロータ位置及び/又はロータ速度に相関して各モータ相の励磁を制御するステップ。
  4. 前記コイルは、片方向にて励磁される、前記請求項1から請求項3の何れか1項の方法。
  5. 前記コイルは、双方向にて励磁される、前記請求項1から請求項3の何れか1項の方法。
  6. 前記OFF状態は、各相に備えられた2個のパワートランジスタのうちの1つに適用される前記請求項1から請求項3の何れか1項の方法。
  7. 前記OFF状態は、各相に備えられた2個のパワートランジスタの双方に適用される前記請求項1から請求項3の何れか1項の方法。
  8. 前記PWM周期は、前記ローレベル電流のスレッショルドとハイレベル電流のスレッショルドとのあいだのギャップに応じて66マイクロ秒未満に設定し、PWMの結果生じる周波数が、15kHzよりも高い、可聴域外にあるようにした前記請求項1の方法。
  9. 前記PWM周期は、前記OFF状態のタイムアウト時間Toffに応じて66マイクロ秒未満に設定し、PWMの結果生じる周波数が、15kHzよりも高い、可聴域外にあるようにした前記請求項2の方法。
  10. 前記PWM周期は、前記ON状態のタイムアウト時間Tonに応じて66マイクロ秒未満に設定し、PWMの結果生じる周波数が、15kHzよりも高い、可聴域外にあるようにした前記請求項3の方法。
  11. 前記モータの励磁は、前記モータの相の数、前記相を励磁する形式、前記モータの形式、前記モータの運転モード、に相関して切り換えられる、請求項1から請求項3の何れか1項の方法。
  12. 少なくとも1つの相、コイル、ロータ、及びパワートランジスタのステージを持つ永久磁石モータを制御するための装置であって、この装置は:
    (a)ハイレベル電流のスレッショルドにて相パワートランジスタのOFF状態を開始し、ローレベル電流のスレッショルドにて相パワートランジスタのON状態を開始する、パルス幅変調(PWM)電流制御の方法を用いて各モータ相の励磁を制御し;
    (b)同一PWM周期内での前記各相でのOFF状態及びON状態の持続時間を求め;
    (c)前記OFF状態及びON状態の持続時間と、各相のハイレベル電流及びローレベル電流のスレッショルド値から、各相の相逆起電力(BEMF)の値と相インダクタンスの値を求め;
    (d)前記各相のBEMFの値及び/又は相インダクタンスの値から前記モータのロータ位置及び/又はロータ速度を求め;
    (e)前記ロータ位置及び/又はロータ速度に相関して各モータ相の励磁を制御する。
  13. 少なくとも1つの相、コイル、ロータ、及びパワートランジスタのステージを持つ永久磁石モータを制御するための、前記ロータの位置に相関してその相インダクタンスがほとんど変化しない特性のモータに好適な装置であって、この装置は:
    (a)ハイレベル電流のスレッショルドにて相パワートランジスタのOFF状態を開始し、タイムアウト時間Toffの経過後に相パワートランジスタのON状態を開始するパルス幅変調(PWM)電流制御の方法を用いて各モータ相の励磁を制御し;
    (b)同一PWM周期内での前記各相でのOFF状態及びON状態の持続時間を求め;
    (c)前記OFF状態及びON状態の持続時間と前記各相のハイレベル電流のスレッショルドの値から、各相の相BEMFの値を求め;
    (d)前記各相のBEMFの値と相インダクタンスの値から前記モータのロータ位置及び/又はロータ速度を求め;
    (e)前記ロータ位置及び/又はロータ速度に相関して各モータ相の励磁を制御する。
  14. 少なくとも1つの相、コイル、ロータ、及びパワートランジスタのステージを持つ永久磁石モータを制御するための、前記ロータの位置に相関してその相インダクタンスがほとんど変化しない特性のモータに好適な装置であって、この装置は:
    (a)ローレベル電流のスレッショルドにて相パワートランジスタのON状態を開始し、タイムアウト時間Tonの経過後に相パワートランジスタのOFF状態を開始するパルス幅変調(PWM)電流制御の方法を用いて各モータ相の励磁を制御し;
    (b)同一PWM周期内での前記各相でのOFF状態及びON状態の持続時間を求め;
    (c)前記OFF状態及びON状態の持続時間と前記各相のハイレベル電流のスレッショルドの値から、各相の相BEMFの値を求め;
    (d)前記各相のBEMFの値と相インダクタンスの値から前記モータのロータ位置及び/又はロータ速度を求め;
    (e)前記ロータ位置及び/又はロータ速度に相関して各モータ相の励磁を制御する。
  15. 前記コイルは、単一方向にて励磁される、前記請求項12から請求項14の何れか1項の装置。
  16. 前記コイルは、双方向にて励磁される、前記請求項12から請求項14の何れか1項の装置。
  17. 前記OFF状態は、各相に備えられた2個のパワートランジスタのうちの1つに適用される前記請求項12から請求項14の何れか1項の装置。
  18. 前記OFF状態は、各相に備えられた2個のパワートランジスタの双方に適用される前記請求項12から請求項14の何れか1項の装置。
  19. 前記PWM周期は、前記ローレベル電流のスレッショルドとハイレベル電流のスレッショルドとのあいだのギャップに応じて66マイクロ秒未満に設定し、PWMの結果生じる周波数が、15kHzよりも高い、可聴域外にあるようにした前記請求項12の装置。
  20. 前記PWM周期は、前記OFF状態のタイムアウト時間Toffに応じて66マイクロ秒未満に設定し、PWMの結果生じる周波数が、15kHzよりも高い、可聴域外にあるようにした前記請求項13の装置。
  21. 前記PWM周期は、前記ON状態のタイムアウト時間Tonに応じて66マイクロ秒未満に設定し、PWMの結果生じる周波数が、15kHzよりも高い、可聴域外にあるようにした前記請求項14の装置。
  22. 前記モータの励磁は、前記モータの相の数、前記相を励磁する形式、前記モータの形式、前記モータの運転モード、に相関して切り換えられる、前記請求項12から請求項14の何れか1項の装置。
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