JP4821081B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、光ビームを集光する対物レンズを用いる光ピックアップ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、情報信号の記録密度や記録容量等の規格を異にする複数の光記録媒体、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)規格の光ディスク及びCD(Compact Disc)規格の光ディスクの如く異なる規格の光ディスクの双方に対して情報信号の記録又は再生を行うことを可能とする光ピックアップ装置が提案されている。
【0003】
この種の光ピックアップ装置として、特開平7−98431号公報に記載されているものがある。この公報に記載される光ピックアップ装置は、対物レンズの表面の一部にホログラムを形成し、異なる規格の光ディスクを用いる場合に問題となる球面収差を補正するようにしたものである。この光ピックアップ装置に用いられる対物レンズは、波長650nmの光ビームを厚さ0.6mmのカバー層、例えば光ディスクのディスク基板を介して開口数(NA)0.6にて光ディスクの信号記録層に集光させるように形成されている。また、対物レンズの表面に形成されたホログラムは、波長780nmの光ビームの1次光を厚さ1.2mmのカバー層、例えば光ディスクのディスク基板を介して開口数(NA)0.45にて光ディスクの信号記録層に集光させるように形成されている。
【0004】
この光ピックアップ装置は、波長λを650nmとする光ビームのホログラムを透過する0次光と、ホログラムが形成されていない領域における透過光とによってDVD規格の光ディスクに対して情報信号の記録再生を行い、波長λを780nmとする光ビームのホログラムにより回折される1次光によってCD規格の光ディスクに対して記録再生を行う。
【0005】
上述のような対物レンズを備えた光ピックアップ装置は、波長λが650nmの光ビームのホログラムを透過する0次光の回折効率と、波長λを780nmとする光ビームのホログラムにおける1次光の回折効率とを40%程度以上に大きくすることはできない。この光ピックアップ装置においては、光源から出射され対物レンズ及び回折光学素子を経て光記録媒体に至り、光記録媒体から反射され、再び、対物レンズ及び回折光学素子を経て受光素子に受光される往復の光ビームの利用効率は、回折光学素子を2回通るために16%以下という低効率のものとなってしまう。
【0006】
また、ホログラムを用いた光ピックアップ装置は、不要回折光による迷光の問題がある。
【0007】
さらに、対物レンズを合成樹脂で形成した場合には、温度変化に伴う合成樹脂の屈折率の変化により収差が発生するという問題がある。
【発明の開示】
【0008】
本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるものであって、上述した従来の光ピックアップ装置及び対物レンズが有する問題点を解消する新規な光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明は、光源から出射された光ビームを高い効率で利用しつつ、情報信号の記録密度を異にする複数種類の光記録媒体に対して情報信号の記録再生を行うことができる光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
【0010】
更に、本発明は、不要回折光などによる迷光や温度変化に伴う収差の発生を抑えることができる光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
【0011】
このような目的を達成するために提案される本発明に係る光ピックアップ装置は、第1の厚さt1の透明カバー層が設けられた第1の光ディスクの信号記録面上に、第1の波長λ1の光ビームを出射する第1の光源と、第1の厚さt1より厚い第2の厚さt2の透明カバー層が設けられた第2の光ディスクの信号記録面上に、第1の波長λ1より長い第2の波長λ2の光ビームを出射する第2の光源と、第1及び第2の光源から出射された各々の光ビームを、各光源に対応する光ディスクが有する透明カバー層を介して信号記録面上に集光させる対物レンズと、信号記録面により反射された光ビームを光源に戻る光路より分岐させる光ビーム分岐素子と、この光ビーム分岐素子により分岐された光ビームを受光する光検出器とを備える。ここで、対物レンズは、第1の波長λ1の光ビームに対する開口数を第1の開口数NA1とし、第2の波長λ2の光ビームに対する開口数を第1の開口数NA1より小さい第2の開口数NA2としたとき、開口数が第2の開口数NA2よりも小である内周領域と、開口数が第2の開口数NA2よりも大である外周領域とが、互いに不連続な非球面関数で表される曲面で構成された合成樹脂の凸レンズと、この凸レンズに設けられた回折光学素子とからなり、回折光学素子は、対物レンズの開口数が第2の開口数NA2よりも大となる外周領域において、開口数が第2の開口数NA2よりも小となる内周領域におけるよりも深さが小さく、傾きの方向が、対物レンズの中心側より外周側が低くなる方向であるブレーズ形状のホログラムであり、ホログラムの+1次回折光又は−1次回折光を使用することによって、温度変化に伴う凸レンズを構成する合成樹脂材料の屈折率の変化により発生する球面収差がキャンセルされ、ブレーズの深さdは、光ビームの波長が上記第1の波長λ1であるときの対物レンズの媒質の屈折率をn1とし、光ビームの波長が第2の波長λ2であるときの対物レンズの媒質の屈折率をn2とするとき、0.8・λ1/(n1−1)<d<1.2・λ2/(n2−1)が成立する深さとなされている。
【0012】
本発明の更に他の目的、本発明によって得られる具体的な利点は、以下に説明される実施例の説明から一層明らかにされるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明に係る光ピックアップ装置を図面を参照しながら説明する。
【0014】
本発明に係る光ピックアップ装置は、図1に示すように、第1の波長λ1の光ビームを出射する第1の光源1と、第2の波長λ2の光ビームを出射する第2の光源2とを備えている。これら光源には、半導体レーザが用いられている。第1の光源から出射された第1の波長λ1の光ビーム及び第2の光源2から出射された第2の波長λ2の光ビームは、ビームスプリッタプリズム3によって同一光路上に合成され、光ビーム分岐素子となるダイクロイックビームスプリッタ4によってコリメータレンズ5が配置された方向へ反射される。
【0015】
コリメータレンズ5は、入射された光ビームを平行光にコリメートし、ホログラム一体型の対物レンズ6に入射させる。ホログラム一体型の対物レンズ6は、合成樹脂により形成された凸レンズと、凸レンズの一方の面の全面に一体的に形成された回折光学素子となるホログラムとから構成されている。この対物レンズ6に入射された光ビームは、光記録媒体である光ディスク7の信号記録面7a上に、光ディスク7を構成する透明カバー層7bを透過して集光される。ここで、透明カバー層7bは、光ディスクを構成するディスク基板である。
【0016】
本発明に係る光ピックアップ装置の第1及び第2の光源1,2は、同時に使用されるものではなく、第1の光ディスクを用いる場合には第1の光源1から光ビームが出射され、第2の光ディスクを用いる場合には第2の光源2から光ビームが出射される。ここで、第1の光ディスクは、ディスク基板を構成する透明カバー層の厚さを0.6mmの第1の厚さとなし、開口数(NA)が0.6の対物レンズを用い、波長が630nm乃至660nmの光ビームにより情報信号の記録再生が行われるように構成されたものである。この種の光ディスクとしては、DVD(Digital Versatile Disc)規格の光ディスクが用いられる。
【0017】
また、第2の光ディスクは、ディスク基板を構成する透明カバー層の厚さを1.2mmの第2の厚さとなし、開口数(NA)が0.4乃至0.55の対物レンズを用い、波長が775nm乃至795nmの光ビームにより情報信号の記録又は再生が行われるように構成されたものである。この種の光ディスクとしては、CD(Compact Disc)規格の光ディスクが用いられる。
【0018】
それぞれ記録密度等の規格を異にする第1の光ディスクがDVD規格の光ディスクである場合には、630nm乃至660nmの第1の波長λ1の光ビームが記録再生に用いられ、第2の光ディスクがCD規格の光ディスクである場合には、775nm乃至795nmの第2の波長λ2の光ビームが記録又は再生に用いられる。
【0019】
光ディスク7に入射され、光ディスク7の信号記録面7aで反射された光ビームは、対物レンズ6、コリメータレンズ5の順に透過し、平行平板型のビームスプリッタ4を透過し光検出器となるフォトダイオード8によって検出される。
【0020】
ホログラム一体型の対物レンズ6のベースとなる凸レンズの面形状は、開口数(NA)が0.6であって、透明カバー層の厚さが−2.5mmの仮想ディスクに対して球面収差が最小となるように形成されている。ここで、仮想ディスクの透明カバー層の厚さをt0とする。この凸レンズのみで光ビームを集光させた場合、図2に示すように、透明カバー層の厚さt1が0.6mmの第1の光ディスクに対しては、球面収差が補正不足(アンダー)の状態となる。このとき、透明カバー層の厚さt2が1.2mmの第2の光ディスクに対する球面収差は、図3及び次式に示すように、透明カバー層の厚さt1が0.6mmである場合の球面収差に対して、1.2倍大きくなる。
(t2−t0)/(t1−t0)=1.2
【0021】
このベースとなる凸レンズの面形状の第1面(光源側)に、図4に示すように、ブレーズド型ホログラムを一体的に形成したものがホログラム一体型の対物レンズ6である。この対物レンズ6は、厚さt1が0.6mmの透明カバー層に入射する波長が630nm乃至660nmの第1の波長λ1の光ビームに対するブレーズド型ホログラムによる1次回折光の球面収差が、図5に示すように、(λ1)/100RMS以下、好ましくは、(λ1)/200RMS以下となるように補正されている。
【0022】
このとき、このホログラムを透過する775nm乃至795nmの第2の波長λ2の光ビームの1次回折光の回折角は、以下の式に示すように、第1の波長λ1の1次回折光の回折角の1.2倍となる。
λ2/λ1=1.2
【0023】
したがって、このホログラムにより、厚さt2を1.2mmとなす透明カバー層に入射する第2の波長λ2の光ビームに対する1次回折光の球面収差も同時に(λ2)/30RMS以下程度に補正することができる。
【0024】
ここで、ホログラム一体型の対物レンズ6の開口数NA2を0.5とすると、厚さを1.2mmとなす第2の厚さt2の透明カバー層に入射する775nm乃至795nmの第2の波長λ2の光ビームの1次回折光の球面収差は、図6に示すように、開口数(NA)が0.5未満の、すなわち、第2の開口数NA2より小さい領域を通過した光ビームについては十分に低く抑えられていることがわかる。一方、この球面収差は、開口数(NA)が0.5以上の、すなわち、第2の開口数NA2より大きい領域を通過した光ビームについては急激に増大している。
【0025】
ホログラム一体型の対物レンズ6を用いて、第2の波長λ2の光ビームを第2の厚さt2の透明カバー層を透過して光ディスクの信号記録面に集光させたときのスポットダイヤグラムを、図7及び図8に示す。図7は、開口数(NA)が第2の開口数NA2よりも小なる領域によるスポットであり、図8は、開口数(NA)が第2の開口数NA2よりも大なる領域によるスポットを示す。図8からわかるように、開口数(NA)が第2の開口数NA2よりも大なる領域を通過した光ビームによるスポットは、広く拡散しており、光ディスクからの情報信号の読み取りにほとんど影響を与えない。
【0026】
本発明に係る光ピックアップ装置は、DVD規格の光ディスクに対し情報信号の記録再生を行う場合には、波長λを630nm乃至660nmとする第1の波長λ1の光ビームをホログラムにより回折したときの1次回折光を用い、CD規格の光ディスクに記録された情報信号の再生を行うときには、波長λを775nm乃至795nmとする第2の波長λ2の光ビームをホログラムにより回折したときの1次回折光を用いる。このように、第1の波長λ1の光ビーム及び第2の波長λ2の光ビームは、同次数の回折光であれば1次回折光に限られるものではない。ブレーズド型ホログラムの深さを適宜選ぶことにより、波長λを630nm乃至660nmとする第1の波長λ1の光ビームを透過させたときの1次回折光の回折効率と、波長λを775nm乃至795nmとする第2の波長λ2の光ビームを透過させたときの1次回折光の回折効率を、それぞれ75%以上、好ましくは90%以上にすることができる。
【0027】
また、波長λを775nm乃至795nmとする第2の波長λ2より長い第3の波長λ3の光ビームを用い、対物レンズ6の開口数(NA)を0.5未満の第2の開口数NA2より小なる第3の開口数NA3とすると、対物レンズ6は、第2の波長λ2より波長λの長い第3の波長λ3の光ビームを用いた場合に、回折光学素子の1次回折光により、透明カバー層の厚さが第2の厚さt2、すなわち1.2mmより厚い第3の厚さt3であるときの球面収差をλ3/50RMS以下に補正することができる。
【0028】
次に、対物レンズ6の他の例を、図9を参照して説明する。
【0029】
図9に示す対物レンズ6は、開口数(NA)が0.5未満の第2の開口数NA2より小なる領域については、上述した対物レンズ6と同様に形成する。そして、開口数(NA)が第2の開口数NA2より大なる領域については、ベースとなる凸レンズの面形状を、第1の厚さt1、すなわち0.6mmの厚さの透明カバー層を有する光ディスクに対して球面収差が最小となるように設定し、開口数(NA)が第2の開口数NA2より大なる領域については、ホログラム素子を設けないように構成したものである。
【0030】
このように対物レンズ6を構成することにより、開口数(NA)を0.6とする第1の開口数NA1より小なる領域、すなわち、凸レンズの全面で、第1の厚さt1の透明カバー層に入射する第1の波長λ1の光ビームの球面収差を小さく保ったまま、同時に、開口数(NA)を0.5未満とする第2の開口数NA2より小なる領域では、第2の厚さt2の透明カバー層に入射する第2の波長λ2の光ビームの球面収差を小さく保ち、かつ、開口数(NA)が第2の開口数NA2より大なる領域では、第2の厚さt2の透明カバー層に入射する第2の波長λ2の光ビームの球面収差を非常に大きくすることができる。
【0031】
対物レンズ6を図9に示すように構成することにより、第2の厚さt2、すなわち1.2mmの厚さの透明カバー層を有する第2の光ディスクの信号記録面に775nm乃至795nmの第2の波長λ2の光ビームを集光させたとき、開口数(NA)を第2の開口数NA2より大なる領域を光ビームが透過することにより、信号記録面に形成される光ビームのスポット径を前述した対物レンズを用いた場合より大きくでき、透明カバー層の厚さを1.2mmとするCD規格の光ディスクに記録された情報信号の読み取りを一層正確に行うことができる。
【0032】
さらに、本発明に係る光ピックアップ装置に用いられる対物レンズは、開口数(NA)が第2の開口数NA2より大なる領域に、開口数が第2の開口数NA2より小なる領域のホログラム素子よりも深さが浅い回折素子を設けることにより、開口数(NA)が第2の開口数NA2より小なる領域を透過する630nm乃至660nmの第1の波長のλ1の光ビームの1次回折光の回折効果と、開口数(NA)が第2の開口数NA2より大なる領域を透過する第1の波長のλ1の光ビームの0次光の回折効率とを等しくすることができる。このようにすることにより、開口数(NA)が第2の開口数NA2より大なる領域、すなわち、対物レンズの外周部分を透過する光量の調節を行うことができる。
【0033】
さらにまた、本発明に係る光ピックアップ装置に用いられる対物レンズは、開口数(NA)を0.5未満とする第2の開口数NA2より小なる領域と、開口数(NA)が第2の開口数NA2より大なる領域とで、凸レンズの球面の形状及びホログラムのパターンを変えることとしてもよい。すなわち、開口数(NA)が第2の開口数NA2、すなわち0.5より小さい領域においては、厚さを1.2mmとなす第2の厚さt2の透明カバー層に入射する775nm乃至795nmの第2の波長λ2の光ビームの1次回折光の球面収差が低く抑えられるように構成し、開口数(NA)が第2の開口数NA2より大なる領域においては、ベースとなる凸レンズの面形状を、仮想ディスクの透明カバー層の厚さが、第1の厚さt1よりも薄く、前述の厚さt0よりも厚い厚さt0’、例えば−1.0mmとして、球面収差が最小となるように設定する。
【0034】
このとき、対物レンズにおいて開口数(NA)が0.5未満の第2の開口数NA2より小なる領域と開口数(NA)が第2の開口数NA2より大なる領域との曲面の曲率はともに同じとし、レンズの肉厚も同じ値になるようにする。ただし、開口数(NA)が第2の開口数NA2より大なる領域においては、仮想的な肉厚、つまり、レンズの中心まで仮想的に延長したときの肉厚である。
【0035】
このように構成することにより、開口数(NA)が0.5未満の第2の開口数NA2より大なる領域での厚さが0.6mmの第1の厚さt1の透明カバー層に対する球面収差は、補正不足(アンダー)で、かつ、開口数(NA)が第2の開口数NA2より大なる領域に相当する部分より発生する球面収差が小さくなる。
【0036】
そして、第1の厚さt1の透明カバー層に入射する波長λを630nm乃至660nmとする第1の波長λ1の光ビームの+1次回折光の球面収差を補正するように、開口数(NA)が第2の開口数NA2より大なる領域にもホログラムを形成する。
【0037】
このとき、開口数(NA)が第2の開口数NA2より大なる領域を透過して第2の厚さt2の透明カバーに入射する波長λを775nm乃至795nmとする第2の波長λ2の光ビームの球面収差は、ホログラムによっても十分には補正されず、前述した図4に示す対物レンズ6よりさらに大きい球面収差となる。よって、第2の波長λ2の光ビームを用いて、厚さが1.2mmの第2の厚さt2の透明カバー層を有する光ディスクに対し情報信号を記録再生するときに、開口数(NA)が第2の開口数NA2より大なる領域を透過した光ビームは情報信号の記録再生に寄与することがない。
【0038】
このように設計したレンズにおいては、開口数(NA)が第2の開口数NA2より小である領域と、開口数(NA)が第2の開口数NA2よりも大である領域とが、互いに不連続な非球面関数で表される曲面で構成されている。
【0039】
ここで、ホログラムの形状としては、図10に示すように、同心円状のブレーズド形状とし、その高さdは、波長λが第1の波長λ1のときの対物レンズの媒質の屈折率をn1、第2の波長λ2のときの対物レンズの媒質の屈折率をn2とすると、以下の式に示す値となっている。
0.8・λ1/(n1−1)<d<1.2・λ2/(n2−1)
【0040】
望ましくは、高さdは、以下の式に示す値となす。
d={λ1/(n1−1)+λ2/(n2−1)}/2 =λ1/2(n1−1)+λ2/2(n2−1)
【0041】
このようにプレーズ形状の高さdを選ぶことにより、第1の波長λ1及び第2の波長λ2の光ビームの+1次回折光の回折効率をそれぞれ95%以上にすることができる。
【0042】
このときのブレーズド形状の傾き方向は、凸レンズの全面に亘って、図10に示すように、中心側より外周側のほうが低くなる方向となされている。これは、ベースの凸レンズの面形状が第1の厚さt1の透明カバー層に対して、球面収差が補正不足(アンダー)であるものを、同心円状のホログラムによって、レンズの中心側方向に(+1次)回折光を回折させることにより、球面収差を補正をさせるためである。
【0043】
ところで、対物レンズを形成するために用いられる合成樹脂材料は、環境温度が上昇すると屈折率が下がる。そのため、合成樹脂により形成した対物レンズは、球面収差を補正過剰な状態、すなわち球面凹レンズの状態になる。このような球面収差の補正過剰な状態をキャンセルするため、ホログラムを設け、環境温度の上昇に伴って半導体レーザの発振波長が長波長側にシフトすることを利用し、球面収差が補正不足となるようにする。このように構成することにより、合成樹脂により形成した対物レンズの温度変化により発生する球面収差を問題のないレベルに抑えることができる。
【0044】
ここで用いる対物レンズには、例えば光源から出射された光ビームを光ディスクに直接結像させるための合成樹脂製の単玉レンズであって且つ有限系のものが用いられる。例えば、以下に示す表1に示す形状であって、且つ温度変化時の屈折率の変化による球面収差の発生をキャンセルするため、少なくともレンズの一面にブレーズされたホログラムを有する。
【0045】
【表1】
【0046】
このとき、対物レンズの光源側を第1面、光記録媒体側を第2面としたとき、第1面の曲率半径r1について
0.67<r1/f≦0.70
が成立し、第2面の曲率半径r2について、
1.33<r2/f≦1.50
が成立し、厚みが2.5mm以上である対物レンズを設計する。このように設計することにより、レンズの軸外収差をキャンセルして良好な光学特性を有する対物レンズを得ることができる。
【0047】
このように形成された対物レンズを用いることにより、記録密度等を異にし、波長を異にする光ビームを用いて記録再生を行う第1及び第2の光ディスクにそれぞれ波長を異にする光ビームを照射して記録再生を行うとき、これら光ディスクにそれぞれ照射される光ビームの球面収差を補正することができ、さらに温度変化による球面収差を抑えることができる。
【産業上の利用可能性】
【0048】
本発明は、記録密度や記録再生に用いる光ビームの波長を異にする複数の種類の光記録媒体にそれぞれ入射される光ビームの球面収差の発生を抑えることができ、また、異なる種類の光記録媒体について、回折光学素子における同次数の光ビームを用いているため、使用する次数の回折光の回折効率を高めることができる。
【0049】
すなわち、本発明は、光源から出射される光ビームを高い効率で利用しつつ、複数の種類の光記録媒体に対して情報信号の記録再生を行うことができ、不要回折光などによる迷光の問題や温度変化に伴う収差の発生の問題のない光ピックアップ装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明に係る光ピックアップ装置を示す側面図である。
【図2】対物レンズを構成する凸レンズを説明するために用いる透明カバー層が第1の厚さとして形成された例を示す側面図である。
【図3】透明カバー層が第2の厚さとして形成された例を示す側面図である。
【図4】対物レンズを示す断面図である。
【図5】対物レンズを示す側面図である。
【図6】対物レンズの光学特性を示す特性図である。
【図7】対物レンズの開口数が第2の開口数NA2よりも小なる領域によるスポットダイヤグラムである。
【図8】対物レンズの特性を示す開口数が第2の開口数NA2よりも大なる領域によるスポットダイヤグラムである。
【図9】対物レンズの他の例を示す断面図である。
【図10】ブレーズド型ホログラムを示す断面図である。
Claims (2)
- 第1の厚さt1の透明カバー層が設けられた第1の光ディスクの信号記録面上に、第1の波長λ1の光ビームを出射する第1の光源と、
上記第1の厚さt1より厚い第2の厚さt2の透明カバー層が設けられた第2の光ディスクの信号記録面上に、第1の波長λ1より長い第2の波長λ2の光ビームを出射する第2の光源と、
上記第1及び第2の光源からそれぞれ出射された光ビームを、各光源に対応する光ディスクに設けられた透明カバー層を透過して信号記録面上に集光させる対物レンズと、
上記信号記録面により反射された光ビームを上記光源に戻る光路より分岐させる光ビーム分岐素子と、
上記光ビーム分岐素子により分岐された光ビームを受光する光検出器とを備え、
上記対物レンズは、上記第1の波長λ1の光ビームに対する開口数を第1の開口数NA1とし、上記第2の波長λ2の光ビームに対する開口数を該第1の開口数NA1より小さい第2の開口数NA2としたとき、開口数が第2の開口数NA2よりも小である内周領域と、開口数が上記第2の開口数NA2よりも大である外周領域とが、互いに不連続な非球面関数で表される曲面で構成された合成樹脂の凸レンズと、この凸レンズに設けられた回折光学素子とを有し、
上記対物レンズを構成する凸レンズは、開口数が上記第2の開口数NA2よりも大となる外周領域が、上記第1の厚さt1の透明カバー層に対して球面収差が最小となるように設定されており、
上記回折光学素子は、上記対物レンズの開口数が上記第2の開口数NA2よりも大となる外周領域において、開口数が該第2の開口数NA2よりも小となる内周領域におけるよりも深さが小さく、傾きの方向が、上記対物レンズの中心側より外周側が低くなる方向であるブレーズ形状のホログラムであり、該ホログラムの+1次回折光又は−1次回折光を使用することによって、温度変化に伴う上記凸レンズを構成する合成樹脂材料の屈折率の変化により発生する球面収差がキャンセルされ、
上記ブレーズの深さdは、光ビームの波長が上記第1の波長λ1であるときの上記対物レンズの媒質の屈折率をn1とし、光ビームの波長が上記第2の波長λ2であるときの該対物レンズの媒質の屈折率をn2とするとき、
0.8・λ1/(n1−1)<d<1.2・λ2/(n2−1)
が成立する深さとなされている光ピックアップ装置。 - 上記第1の波長λ1が630nm乃至660nmであり、上記第2の波長λ2が775nm乃至795nmであり、上記第1の厚さt1が0.6mmであり、上記第2の厚さt2が1.2mmであり、第1の開口数NA1が0.6であり、第2の開口数NA2が0.4より大きく0.55より小さい請求項1記載の光ピックアップ装置。
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