JP4817628B2 - 電子機器及びビデオカメラ装置並びにそれらの制御方法 - Google Patents
電子機器及びビデオカメラ装置並びにそれらの制御方法 Download PDFInfo
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Description
既知の周期の騒音を含む音響データから前記騒音の影響を低減させる電子機器であって、
前記音響データの信号を順次取得する取得手段と、
前記騒音のみの無音状態であるときの、該音響データの音の大きさに対応した閾値を設定する閾値設定手段と、
前記取得手段によって順次取得される前記音響データの信号と、前記音響データが前記騒音のみの無音状態であるときの、該音響データの音の大きさに対応した閾値とを比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果において、前記音響データが前記閾値より大きい場合には重みK1、前記音響データが前記閾値以下の場合には前記重みK1よりも大きい重みK2を用いて、前記音響データを前記周期における各位相に対して前記周期毎に平均する平均手段と、
前記平均手段で得られた平均値を前記位相毎に前記音響データから減算する減算手段と、を有する。
以上のようにして、各位相位置におけるAve(0)乃至Ave(319)が算出することが可能になる。
重み付け係数乗算器17での重み付け係数はK、
重み付け係数乗算器19の重み付け係数は「1−K」、
として説明する。
FmIn(tn)×K+Fm(tn)×(1−K)
を演算することになる。そして、メモリ13内のtn番目のデータはこの演算結果で更新されることになる。
FmOut(tn)=FmIn(tn)−Fm(tn)
で表わせる。ここで、ある程度の時間が経過すると、Fm(tn)は図3の信号ave(tn)と同じになるから、入力信号の任意の周期Fm(m:整数)の任意のスイッチングパルスからの時刻、平均値を引き算することになり、ドラムの回転によって発生する雑音を除去することに成功することになる。
K=0.1
としている。
K=0.1
に比べれば平均値aveの乱れが少ないものの、まだ安定性に欠けている。
となり、良好な録音状態になるまでの待ち時間としては更に早くすることが望まれる。
第2の実施形態を以下に説明する。なお、装置構成は第1の実施形態と同じとする。
Claims (14)
- 既知の周期の騒音を含む音響データから前記騒音の影響を低減させる電子機器であって、
前記音響データの信号を順次取得する取得手段と、
前記騒音のみの無音状態であるときの、該音響データの音の大きさに対応した閾値を設定する閾値設定手段と、
前記取得手段によって順次取得される前記音響データの信号と、前記音響データが前記騒音のみの無音状態であるときの、該音響データの音の大きさに対応した閾値とを比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果において、前記音響データが前記閾値より大きい場合には重みK1、前記音響データが前記閾値以下の場合には前記重みK1よりも大きい重みK2を用いて、前記音響データを前記周期における各位相に対して前記周期毎に平均する平均手段と、
前記平均手段で得られた平均値を前記位相毎に前記音響データから減算する減算手段と、を有することを特徴とする電子機器。 - 既知の周期の騒音を含む音響データから前記騒音の影響を低減させる電子機器であって、
前記音響データの信号を順次取得する取得手段と、
前記騒音の周期の1周期分に対応する音響データを格納する記憶手段と、
前記音響データと第1の重み付け係数とを乗算し、前記記憶手段に格納された、前記音響データと前記周期における位相が同位相の音響データと第2の重み付け係数とを乗算し、前記2つの乗算の結果を加算して前記記憶手段に格納された音響データを更新する更新手段と、
前記音響データが前記騒音のみの無音状態であるときの、該音響データの音の大きさに対応した閾値範囲を設定する閾値設定手段と、
前記取得手段によって順次取得される前記音響データの信号と前記閾値範囲を比較する比較手段と、
前記比較手段で比較に用いた前記音響データの信号に対して、前記比較手段による当該信号の比較結果に基づいた前記第1及び第2の重み付け係数を設定する重み付け係数設定手段と、
前記音響データを用いて前記更新手段で更新された前記記憶手段に格納された音響データを、前記音響データから減算し、減算の結果をノイズ除去された音響データとして出力する減算手段と、を有し、
前記重み付け係数設定手段は、前記比較手段で前記音響データが前記閾値範囲にないと判定された場合、第1の重み付け係数を前記音響データが前記閾値範囲にあると判定された場合に比べて小さい値に設定し、第2の重み付け係数を前記音響データが前記閾値範囲にあると判定された場合に比べて大きい値に設定することを特徴とする電子機器。 - 前記第1の重み付け係数はK(K<1)、第2の重み付け係数は1−Kで表されることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
- 前記閾値範囲は、前記騒音の音の大きさの変化する範囲よりも所定値だけ大きな範囲で定義されることを特徴とする請求項2または3に記載の電子機器。
- 前記取得手段は、前記音響データに掛かるゲインを調整する調整手段を有し、
前記調整手段によるゲインの調整に比例して、前記閾値範囲を変更する閾値変更手段を更に備えることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1つに記載の電子機器。 - 前記音響データが異なる周期を持った複数の前記騒音を含む場合、前記複数の騒音毎に前記記憶手段、前記更新手段、前記重み付け係数設定手段、及び前記減算手段を有することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1つに記載の電子機器。
- 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の電子機器と、
撮像手段と、
前記撮像手段で得られた映像データ及び前記減算手段より出力されたノイズ除去された音響データを記録する記録媒体と、を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記記録媒体は、所定の磁気テープタイプの記憶媒体に記録ヘッドを搭載した回転ドラムを接触させ記録する機構部を有することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
- 既知の周期の騒音を含む音響データから前記騒音の影響を低減させる電子機器の制御方法であって、
前記音響データの信号を順次取得する取得工程と、
前記音響データが前記騒音のみの無音状態であるときの、該音響データの音の大きさに対応した閾値を設定する閾値設定工程と、
前記取得工程によって順次取得される前記音響データの信号と前記音響データが前記騒音のみの無音状態であるときの、該音響データの音の大きさに対応した閾値を比較する比較工程と、
前記比較工程の比較結果において、前記音響データが前記閾値より大きい場合には重みK1、前記音響データが前記閾値以下の場合には前記重みK1よりも大きい重みK2を用いて、前記音響データを前記周期における各位相に対して前記周期毎に平均する平均工程と、
前記平均工程で得られた平均値を前記位相毎に前記音響データから減算する減算工程と、を有することを特徴とする電子機器の制御方法。 - 記憶手段を有し、既知の周期の騒音を含む音響データから前記騒音の影響を低減させる電子機器の制御方法であって、
前記音響データが前記騒音のみの無音状態であるときの、該音響データの音の大きさに対応した閾値を設定する閾値設定工程と、
前記音響データの信号を順次取得する取得工程と、
前記取得工程で順次取得される音響データと第1の重み付け係数とを乗算し、前記記憶手段に格納された、前記取得工程で取得される音響データと前記周期における位相が同位相の音響データと第2の重み付け係数とを乗算し、前記2つの乗算の結果を加算して前記記憶手段に格納された音響データを更新する更新工程と、
前記取得工程によって順次取得される前記音響データの信号と前記音響データが前記騒音のみの無音状態であるときの、該音響データの音の大きさに対応した閾値範囲とを比較する比較工程と、
前記比較工程で比較に用いた前記音響データの信号に対して、前記比較工程における当該信号の比較結果に基づいた前記第1及び第2の重み付け係数を設定する重み付け係数設定工程と、
前記音響データを用いて前記更新工程で更新された前記記憶手段に格納された音響データを、前記音響データから減算し、減算の結果をノイズ除去された音響データとして出力する減算工程と、を有し、
前記重み付け係数設定工程では、前記比較工程で前記音響データが前記閾値範囲にないと判定された場合、第1の重み付け係数を前記音響データが前記閾値範囲にあると判定された場合に比べて小さい値に設定し、第2の重み付け係数を前記音響データが前記閾値範囲にあると判定された場合に比べて大きい値に設定することを特徴とする電子機器の制御方法。 - 前記第1の重み付け係数はK(K<1)、第2の重み付け係数は1−Kで表されることを特徴とする請求項10に記載の電子機器の制御方法。
- 前記閾値範囲は、前記騒音の音の大きさの変化する範囲よりも所定値だけ大きな範囲で定義されることを特徴とする請求項10または11に記載の電子機器の制御方法。
- 前記取得工程は、前記音響データに掛かるゲインを調整する調整工程を含み、
前記調整工程におけるゲインの調整に比例して、前記所定の閾値範囲を変更する閾値変更工程を更に備えることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1つに記載の電子機器の制御方法。 - 前記音響データが異なる周期を持った複数の前記騒音を含む場合、
前記複数の騒音毎に前記記憶工程、前記更新工程、前記重み付け係数設定工程、及び前記減算工程を有することを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1つに記載の電子機器の制御方法。
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