JP3950843B2 - 電子機器及びビデオカメラ装置 - Google Patents
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Description
周期的な動作を行う駆動手段と、
前記駆動手段の複数周期にわたって前記音波収集手段より出力された複数の音響データを、それぞれ同位相となる関係で平均化する演算手段と、
前記演算手段より出力された前記音響データの平均値を前記音波収集手段より出力された音響データと同位相となる関係で合成する合成手段とを備え、
前記演算手段は、前記合成手段に供給される音響データを入力して前記平均化を行うことを特徴とする。
このようにして、スイッチングパルスから同じ位相のデータが入力される毎に、メモリ13、14内のデータを更新していく。前述したように、データのサンプリング周波数が48kHzの場合は、1周期で320個発生する。サンプリング周波数48kHz毎に、入力した位相のデータの平均値を計算し、その平均値をそれぞれのチャンネルのメモリ13,14に記憶する。
OUTtn=Fmtn−Atn …(2)
で表され、ドラムの回転によって発生する雑音を除去することに成功することになる。
図8は、第2の実施形態におけるノイズ除去に係る構成を示している。本第2の実施形態では、上記実施形態(第1の実施形態)の磁気テープを記録媒体とするヘリカルスキャン型の記録再生装置の騒音低減処理に加えて、キャプスタンから発する電磁騒音をも低減することを目的としたものである。
次々に入力されるサンプルデータは、40個を越えると、つまり、C39行目のt11999データの次のデータは、再びC0行目のt0に入力されて書き換えられていくように、制御マイコン5が、それぞれのチャンネルのメモリ19,20を制御する。その際の構成は、先に示した図11とほぼ同様の構成で良いであろうから、その説明は省略する。
OUTtk = Mtk + DNtn + CNt'm - Atn - Act'm …(4)
となり、
DNtn ≒ Atn
CNt'm ≒ Act'm
であるから、それぞれの騒音が除去されて
OUTtk ≒ Mtk
となる。
第1の実施形態では、150個のデータの平均を取るためにそれに必要なデータを全て蓄える必要があった。平均値を算出するために、必要なメモリーの数は、サンプリング周波数を48kHz、平均値を取る時間を1秒とすると計算のために保存するデータ数と平均値を保存するためのデータ数の合計Mは、1チャンネル当たり、
M=48000+320
1データを16ビットで表現すると、2チャンネル分の総数TMは、
TM=2M×16=1546240バイト
となり、無視できない容量のメモリを必要とする。
Adt0 = 1/150×Idt0 + 149/150×Mdt0
となる。1フレーム(ドラム1回転)のデータは320個であるから、320個分のメモリーがあれば済むことになる。
TM=320×2×16=10240ビット
と小規模な構成で実現出来るようになる。
上記第1乃至第3の実施形態において、入力信号の信号レベルが、騒音データより遙かに大きいレベル(予め設定された閾値を越えるレベル)であるか否かを判定する回路を設け、入力信号レベルが十分に大きい場合には騒音以外の音声信号のデータと見なし、平均値計算の計算値として除外する制御を追加しても良いであろう。これによって、騒音の平均値を計算する場合に、騒音値より大きなレベルの騒音値でないデータを計算することによって発生する騒音のみの平均値のデータを壊してしまうことを防止することができ、より正確な騒音波形の抽出が可能になり騒音低減度が向上する。
Claims (14)
- 音波を電気信号に変換する音波収集手段と、
周期的な動作を行う駆動手段と、
前記駆動手段の複数周期にわたって前記音波収集手段より出力された複数の音響データを、それぞれ同位相となる関係で平均化する演算手段と、
前記演算手段より出力された前記音響データの平均値を前記音波収集手段より出力された音響データと同位相となる関係で合成する合成手段と、を備え、
前記演算手段は、前記合成手段に供給される音響データを入力して前記平均化を行うことを特徴とする電子機器。 - 前記合成手段は、前記音波収集手段より出力された音響データから前記演算手段で算出した当該音響データと同位相の平均値を減算するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 前記音波収集手段は、
音波信号を増幅する増幅手段と、
増幅した音波信号を前記所定周波数でA/D変換するA/D変換手段と
を含むことを特徴とする請求項2記載の電子機器。 - 前記演算手段は、
一周期分の音響データを記憶する複数の記憶手段と、
該記憶手段のそれぞれに記憶された音響データの同位相のデータを加算する加算手段と、
該加算手段で加算した結果を、音響データの個数で除算する除算手段と
を含むことを特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 前記演算手段で演算される平均値は、移動平均処理であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 前記演算手段は、前記音波収集手段より出力された音響データの重み付け量をkとし、当該音響データ以前までに演算された平均値の重み付け量を1−kとし、重み付け平均演算をすることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 前記演算手段は、入力された音響データのレベルが所定のしきい値以上の場合には、当該音響データを平均演算の対象から除外することを特徴とする請求項5または6記載の電子機器。
- 請求項1の電子機器は、前記駆動手段は記録媒体あるいはヘッドを駆動するための記録/再生系の駆動手段であることを特徴とするビデオカメラ。
- 音波を電気信号に変換する音波収集手段と、
周期的な動作を行う第1の駆動手段と、
前記第1の駆動手段の複数周期にわたって前記音波収集手段より出力された複数の音響データを、それぞれ同位相となる関係で平均化する第1の演算手段と、
前記第1の駆動手段とは異なる周期で動作する第2の駆動手段と、
前記第2の駆動手段の複数周期にわたって前記音波収集手段より出力された複数の音響データを、それぞれ同位相となる関係で平均化する第2の演算手段と、
前記第1の演算手段及び第2の演算手段より出力された前記各音響データの平均値を前記音波収集手段より出力された音響データと同位相となる関係でそれぞれ合成する合成手段と、を備え、
前記第1、第2の演算手段は、前記合成手段に供給される音響データを入力して前記平均化を行うことを特徴とする電子機器。 - 前記第1及び第2の演算手段で演算される平均値は、移動平均処理であることを特徴とする請求項9記載の電子機器。
- 前記第1及び第2の演算手段で演算される平均値は、前記音波収集手段より出力された音響データの重み付け量をkとし、当該音響データ以前までに演算された平均値の重み付け量を1−kとし、重み付け平均演算をすることを特徴とする請求項9記載の電子機器。
- 前記第1及び第2の演算手段は、入力された音響データのレベルが所定のしきい値以上の場合には、当該音響データを平均演算の対象から除外することを特徴とする請求項9記載の電子機器。
- 音波を電気信号に変換する音波収集手段と、
周期的な動作を行う駆動手段と、
前記駆動手段の前記周期に応じて基準信号を発生する基準信号発生手段と、
前記一周期ごとに前記基準信号から同じ時刻のタイミングで得られる音響データを、複数の周期にわたって平均演算する演算手段と、
前記演算手段より出力された平均値を、前記音波収集手段より出力される音響データに対し前記タイミングで合成する合成手段と、を備え、
前記演算手段は、前記合成手段に供給される音響データを入力して前記平均化を行うことを特徴とする電子機器。 - 前記基準信号の一周期分における音響データが全て前記しきい値を越えない場合は前記一周期分の音響データ群を前記演算手段のデータとして平均演算し、前記基準信号の一周期分の音響データ群の中の1つでも前記しきい値を越えた音響データが存在した場合は当該音響データを含む前記基準信号の一周期分の音響データ群の全てを前記平均演算の対象から除外することを特徴とする請求項13記載の電子機器。
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