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JP4810499B2 - 半導体集積回路装置および二次電池監視用半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置および二次電池監視用半導体集積回路装置 Download PDF

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JP4810499B2 JP2007132224A JP2007132224A JP4810499B2 JP 4810499 B2 JP4810499 B2 JP 4810499B2 JP 2007132224 A JP2007132224 A JP 2007132224A JP 2007132224 A JP2007132224 A JP 2007132224A JP 4810499 B2 JP4810499 B2 JP 4810499B2
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Description

本発明は、半導体集積回路装置の小型化技術に関し、特に、二次電池の電源などを監視する監視用半導体集積回路装置の半導体チップの縮小化に有効な技術に関する。
近年、携帯電話などの携帯用電子機器には、リチウムイオン電池などの二次電池が広く用いられている。この種の二次電池には、過充電や過放電などの危険を回避するために、過充電保護、過放電保護、および過電流保護などの保護機能を備えた監視用半導体集積回路装置が設けられている。
監視用半導体集積回路装置は、二次電池の性能を最大限に引き出すために高い精度が要求されており、この要求精度を確保するために、たとえば、プローブ検査時において検出電圧のトリミングが行われている。
監視用半導体集積回路装置をトリミングモードに設定するには、該監視用半導体集積回路装置の半導体チップに設けられたテストパッドを介してテスト用信号を入力することによって設定が行われる。
また、この種の監視用半導体集積回路装置におけるトリミングテスト技術については、テスト用ヒューズを設け、充放電制御回路を評価するテスト状態において、テスト用遅延時間短縮モードを実現し、トリミングに要するテスト時間を短縮するものがある(特許文献1参照)。
特開2005−229742号公報
ところが、上記のような監視用半導体集積回路装置におけるトリミングモードの設定技術では、次のような問題点があることが本発明者により見い出された。
すなわち、監視用半導体集積回路装置の半導体チップにテストパッドを設けなければならないが、このテストパッドは、元々半導体チップが小さいために、該半導体チップに占める面積率が非常に大きなものとなっている。
それにより、半導体チップの小型化が困難となり、二次電池パッケージの小型化にも制限が生じてしまうという問題がある。
本発明の目的は、トリミング設定に用いられるテストパッドを削減することにより、監視用に用いられる半導体集積回路装置を大幅に小型化することのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明は、トリミングモードの際に電圧補正用トリミングデータを格納する第1のトリミングデータ格納部と、トリミングによる調整が終了した電圧補正用トリミングデータを格納する第2のトリミングデータ格納部と、トリミング時にトリミングモードを設定するトリミングモード設定信号を出力し、トリミングが終了するとトリミングモードが終了したことを示すトリミングモード解除信号を出力するトリミングモード設定部と、該トリミングモード設定部からトリミングモード設定信号が出力された際に第1のトリミングデータ格納部に格納された電圧補正用トリミングデータを選択して出力し、トリミングモード設定部からトリミングモード解除信号が出力された際に第2のトリミングデータ格納部に格納された電圧補正用トリミングデータを選択して出力する第1のセレクタと、該第1のセレクタを介して入力されたトリミング信号に基づいて電圧をトリミングし、電圧ばらつきを補正した基準電圧を生成して出力する基準電圧生成部とを備えたものである。
また、本願のその他の発明の概要を簡単に示す。
本発明は、前記トリミングモード設定部が、切断可能なヒューズを備え、該ヒューズが切断される前は、トリミングモード設定信号を出力し、該ヒューズが切断されるとトリミングモード解除信号を出力するものである。
また、本発明は、前記ヒューズが、プローブ検査時において、基準電圧生成部から出力される基準電圧のばらつきを補正するトリミングが終了した後に、たとえば、レーザートリマーなどにより切断されるものである。
さらに、本発明は、前記半導体集積回路装置が、二次電池の監視用として用いられ、該二次電池の過放電、過充電、または過電流を検出し、二次電池の充放電経路を切断する制御を行うものである。
また、本発明は、トリミングモードの際に遅延時間補正用トリミングデータを格納する第3のトリミングデータ格納部と、トリミングによる調整が終了した遅延時間補正用トリミングデータを格納する第4のトリミングデータ格納部と、トリミングモード設定部からトリミングモード設定信号が出力された際に第3のトリミングデータ格納部に格納された遅延時間補正用トリミングデータを選択して出力し、トリミングモード設定部からトリミングモード解除信号が出力された際に第4のトリミングデータ格納部に格納された遅延時間補正用トリミングデータを選択して出力する第2のセレクタと、二次電池の充放電経路を切断する際に出力される制御信号の遅延時間を生成する遅延時間設定部とを備え、遅延時間設定部が、第2のセレクタを介して入力されたトリミング信号に基づいて遅延時間をトリミングし、遅延時間のばらつきを補正して遅延信号を生成するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
(1)トリミングモードを設定するテスト設定用パッドが不要になるので、半導体チップを大幅に小型化することができる。
(2)また、上記(1)により、二次電池監視用の半導体集積回路装置の小型化が実現でき、該半導体集積回路装置を用いて構成される電池パックを小さくすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の一実施の形態による電池パックの説明図、図2は、図1の電池パックにおける接続構成を示した説明図、図3は、図1の電池パックに設けられた半導体集積回路装置の構成例を示すブロック図、図4は、図3の半導体集積回路装置に設けられた基準電圧回路、および検出電圧回路の構成例を示した説明図である。
本実施の形態において、電池パック1は、たとえば、携帯電話などの携帯用電子機器の電源に用いられる。電池パック1は、図1に示すように、バッテリ2、および電池監視モジュール3から構成されている。
バッテリ2は、リチウムイオン電池などの二次電池からなる。電池監視モジュール3には、プリント配線板からなる実装基板4が設けられている。
実装基板4の裏面には、バッテリ2の上方に設けられた正(+)側電極部2aと負(−)側電極部2bとが電気的に接続される電極部がそれぞれ設けられている。この実装基板4の主面の右側には、携帯電話などの携帯用電子機器やバッテリ2を充電する充電器などが接続されるバッテリ電極部4a,4bが設けられている。
これらバッテリ電極部4a,4bは、正側電極部2a、負側電極部2bと実装基板4の配線を介してそれぞれ接続されている。また、実装基板4の主面の中央部には、バッテリ2を監視する監視用の半導体集積回路装置5が実装されている。
半導体集積回路装置5は、たとえば、バッテリ2における過充電、過放電、および過電流などの各種監視やバッテリ保護を行う。実装基板4において、半導体集積回路装置5の左側には、スイッチ部6,7が実装されている。
図2は、電池パック1の接続構成を示した説明図である。
半導体集積回路装置5には、電源端子VC、グランド端子GND、出力端子OUT1、出力端子OUT2、および電流検出端子IDTがそれぞれ設けられている。バッテリ2の正側電極部2aには電源端子VCが接続されている。基準電位VSSとなるバッテリ2の負側電極部2bには、グランド端子GNDが接続されている。
バッテリ2の負側電極部2aには、スイッチ部6の一方の接続部が接続されており、該スイッチ部6の他方の接続部には、スイッチ部7の一方の接続部が接続されている。
スイッチ部7の他方の接続部には、電流検出端子IDTが接続されており、該電流検出端子IDTとバッテリ2の正側電極部2aとの間には、携帯電話などの携帯用電子機器やバッテリ2を充電する充電器などの負荷回路LDが接続される。
スイッチ部6の制御端子には、出力端子OUT1が接続されており、スイッチ部7の制御端子には、出力端子OUT2が接続されている。スイッチ部6は、出力端子OUT1から出力される制御信号に基づいて、ON(導通)/OFF(非導通)が制御される。同様に、スイッチ部7は、出力端子OUT2から出力される制御信号に基づいて、ON(導通)/OFF(非導通)が制御される。
半導体集積回路装置5は、電源端子VCから取り込んだ電源電圧VCCや、電流検出端子IDTからスイッチ部6とスイッチ部7とに流れる電流の電圧降下を測定することで間接的に電流値を測定し、その測定結果から該バッテリ2に流れる電流値を検出してバッテリ2の保護を行う。
たとえば、携帯用電子機器の使用時になどにおいて、半導体集積回路装置5は、電源端子VCの電圧レベルが任意の電圧(たとえば、約2V程度)以下になると、スイッチ部6がOFFとなるように制御信号を出力し、バッテリ2の放電過電流を防止する。
また、充電器による充電中に、電源端子VCの電圧レベルが任意の電圧(たとえば、約4.2V程度)よりも高くなると、スイッチ部7がOFFとなるように制御信号を出力し、バッテリ2の充電を終了して過充電を防止する。
さらに、電流検出端子IDTの電流値が任意の電流値以上となると、スイッチ部6がOFFとなるように制御信号を出力し、バッテリ2の過放電を防止する。
図3は、半導体集積回路装置5の構成例を示すブロック図である。
半導体集積回路装置5は、図示するように、ヒューズ8、ヒューズ部9、抵抗10、レジスタ11、セレクタ12、デコーダ13、基準電圧回路14、検出電圧回路15,16、発振器回路17、制御回路18、ならびにインバータ19〜23などが備えられている。また、ヒューズ8、抵抗10、ならびにインバータ23によってトリミングモード設定部が構成されている。
ヒューズ8の一方の接続部には、電源電圧VCCが供給されるように接続されており、該ヒューズ8の他方の接続部には、抵抗10の一方の接続部、およびインバータ23の入力部がそれぞれ接続されている。また、抵抗10の他方の接続部には、基準電位VSSが接続されている。
セレクタ12の選択用端子には、ヒューズ部9とレジスタ11とがそれぞれ接続されており、該セレクタ12の制御端子、および制御回路18には、インバータ23から出力されたトリミングモード設定信号、またはトリミングモード解除信号となる信号が入力されるようにそれぞれ接続されている。制御回路18は、インバータ23から出力される信号(トリミングモード設定信号/トリミングモード解除信号)に基づいて、通常動作(バッテリ2の監視動作)時であるかトリミングモードであるかを認識する。
第2のトリミングデータ格納部、ならびに第4のトリミングデータ格納部となるヒューズ部9は、複数のヒューズが設けられた構成からなり、トリミング設定されたトリミング用データを格納する。第1のトリミングデータ格納部、および第2のトリミングデータ格納部となるレジスタ11は、外部入力されるトリミング用データを格納する。
セレクタ12は、インバータ23から出力された信号に基づいて、ヒューズ部9、またはレジスタ11のいずれかに設定されたトリミング用データを選択して出力する。デコーダ13は、セレクタ12を介して入力されたトリミング用データをデコードし、トリミング信号として出力する。
デコーダ13の出力部には、基準電圧回路14、および遅延時間設定部となる発振器回路17がそれぞれ接続されている。基準電圧生成部である基準電圧回路14は、デコーダ13から出力されるトリミング信号に基づいて任意の電圧レベルとなる基準電圧を生成して出力する。
検出電圧回路15は、電源端子VCに入力される電源電圧VCCの電圧レベルと基準電圧回路14から出力される基準電圧とを比較し、その比較結果を検出信号として制御回路18に出力する。
検出電圧回路16は、電流検出端子IDTからスイッチ部6とスイッチ部7に流れる電流の電圧降下を測定することで、その電圧値と基準電圧回路14から出力される基準電圧とを比較して比較結果を検出信号として制御回路18に出力する。
発振器回路17は、デコーダ13から出力されるトリミング信号に基づいて、クロック信号の発振周期を可変して制御回路18に出力する。発振器回路17が生成するクロック信号は、バッテリ2を充電する際に、該バッテリ2の過充電を防止するスイッチ部7のOFF動作の制御などに用いられる。
たとえば、バッテリ2を充電する際、外部からの雑音によって誤動作を起こし満充電となる前に充電を停止してしまう恐れがある。
よって、誤動作を起こさないようするため、発振器回路17のクロック信号に任意の遅延を持たせて、制御回路18がバッテリ2が満充電となってから、任意の時間が経過した後にスイッチ部7がOFFとなるように制御を行うための遅延時間を生成する。
制御回路18は、検出電圧回路15,16から出力される検出信号に基づいて、スイッチ部6,7のON/OFF制御を行い、バッテリ2の監視や保護などを行う。
図4は、基準電圧回路14、および検出電圧回路15の構成例を示した説明図である。
基準電圧回路14は、増幅器24、トランジスタ25、および選択部26、および抵抗部27から構成されている。増幅器24の一方の入力部には、基準電圧VREFが入力されるように接続されている。
増幅器24の出力部には、トランジスタ25のゲートが接続されており、該トランジスタ25の一方の接続部には、電源電圧VCCが供給されている。抵抗部27は、複数の抵抗から構成されており、これら抵抗がトランジスタ25の他方の接続部と基準電位VSSとの間に直列接続されている。
選択部26は、たとえば、複数のトランジスタからなり、それらトランジスタの一方の接続部が、抵抗部27における各抵抗の任意の接続点とそれぞれ接続されており、トランジスタの他方の接続部には、増幅器24の他方の入力部が接続されている。
選択部26のトランジスタのゲートには、デコーダ13から出力されるトリミング信号が入力されるように接続されており、各々のトランジスタは、トリミング信号に基づいてON/OFFを行う。
基準電圧回路14は、これら増幅器24、トランジスタ25、および選択部26、ならびに抵抗部27によってフィードバック回路が構成され、トリミング信号に基づいてコンパレータ30に供給する基準電圧を生成する。
検出電圧回路15は、抵抗28,29、およびコンパレータ30から構成されている。抵抗28,29は、電源電圧VCCと基準電位VSSとの間に直列接続された構成となり、抵抗28と抵抗29との接続部がコンパレータ30の負(−)側入力端子に接続されている。
また、コンパレータ30の正(+)側入力端子には、抵抗部27における任意の接続点が接続されており、該コンパレータ30は、基準電圧回路14によって生成された基準電圧と電源電圧VCCを抵抗分圧した電圧とを比較し、その比較結果を制御回路18に出力する。
次に、本実施の形態における半導体集積回路装置5の動作について説明する。
ここでは、たとえば、プローブ検査工程におけるトリミングモードによるトリミングコードの取得技術について説明する。
まず、プローブ検査時には、ヒューズ8が切断されていないので、セレクタ23の制御端子には、インバータ23を介してトリミング設定信号となるLo信号が入力される。これにより、セレクタ12は、レジスタ11に設定されるトリミング用データがデコーダ13に出力されるように選択される。また、制御回路18は、インバータ23から出力されるLo信号に基づいてトリミングモードであることを認識する。
このトリミングモードでは、出力端子OUT1をクロック入力端子として利用し、電流検出端子IDTをトリミング用データのデータ入力端子として利用する。そして、出力端子OUT1を介して入力されたクロック信号に同期して電流検出端子IDTを介して入力されたトリミング用データをレジスタ11に格納する。
続いて、レジスタ11に格納したトリミング用データは、セレクタ12を介してデコーダ13に入力され、該デコーダ13によって復号され、トリミング信号として出力される。
このトリミング信号に基づいて、選択部26の任意のトランジスタがONさせて基準電圧回路14が生成する基準電圧が予め設定される電圧レベルであるか否かを出力端子OUT2からプローバによって判断する。
予め設定される電圧レベルでない場合には、次のトリミング用データをレジスタ11に格納し、選択部26における他の任意のトランジスタがONさせて基準電圧の電圧レベルを調整し、基準電圧回路14の基準電圧が要求される設定値となるまで同様に調整を行う。
基準電圧回路14の調整が終了すると、調整が終了した時点でレジスタ11に格納されているトリミング用データと同じデータがヒューズ部9に格納されるように、該ヒューズ部9のヒューズの切断を行う。
このとき、ヒューズ8も切断する。これにより、セレクタ23の制御端子には、インバータ23を介してトリミング解除信号となるHi信号が入力され、該セレクタ12は、ヒューズ部9に設定されるトリミング用データがデコーダ13に出力されるように選択する。
また、制御回路18には、インバータ23から出力されるHi信号に基づいてトリミングモードではなく、通常の動作モードとなったことを認識し、通常動作モードに固定される。
ここでは、基準電圧回路14の調整技術について述べたが、発振器回路17の遅延時間を設定するトリミング技術についても、同様の手順で行われることになる。
それにより、本実施の形態によれば、ヒューズ8を設けることにより、トリミングモードに設定するテスト用パッドが半導体集積回路装置5に不要となり、該半導体集積回路装置5のチップサイズを大幅に低減することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
たとえば、前記実施の形態では、トリミングモードを設定するヒューズを1本設けた構成としたが、たとえば、図5に示すように、ヒューズを2本設けて通常モードに設定した後に再度トリミングモードを設定できる構成としてもよい。
この場合、半導体集積回路装置5は、図5に示すように、セレクタ12に2つの制御端子が備えられ、ヒューズ31、抵抗32、トランジスタ33、およびラッチ回路34が新たに設けられたところが図1と異なる点である。
トランジスタ33の一方の接続部には、電源電圧VCCが接続されている。このトランジスタ33の他方の接続部と基準電位VSSとの間には、ヒューズ31と抵抗32とが直列接続されている。
また、ヒューズ31と抵抗32との接続部には、ラッチ回路34の入力部が接続されており、ラッチ回路34の出力部には、セレクタ12の他方の制御端子が接続されている。
トランジスタ33は、たとえば、制御回路18によって半導体集積回路装置5の電源立ち上げ時などの任意の時間だけONするように制御され、その時の信号状態(Hi信号/Lo信号)がラッチ回路34にラッチされる。
このラッチ回路34を設けることにより、定常的に電流が流れることを防止することができ、不要な消費電流を低減することができる。
半導体集積回路装置5がトリミングモードが終了して通常状態となっている場合には、ヒューズ8が切断され、ヒューズ31が切断されていない状態となっている。そして、何らかの理由によって再度トリミングモードに設定する際には、ヒューズ31を切断し、ラッチ回路34に入力する信号状態を切り替える。
これにより、セレクタ12は、再びレジスタ11に設定されるトリミング用データがデコーダ13に出力されるように選択を行い、トリミングモードとなる。
それにより、半導体集積回路装置5の故障解析時などに簡単にトリミングモードに設定することが可能となり、故障解析の効率を向上させることができる。
本発明は、二次電池の監視用に用いられる半導体集積回路装置の小型化技術に適している。
本発明の一実施の形態による電池パックの説明図である。 図1の電池パックにおける接続構成を示した説明図である。 図1の電池パックに設けられた半導体集積回路装置の構成例を示すブロック図である。 図3の半導体集積回路装置に設けられた基準電圧回路、および検出電圧回路の構成例を示した説明図である。 本発明の他の実施の形態による半導体集積回路装置の一部構成を示す説明図である。
符号の説明
1 電池パック
2 バッテリ
2a 正側電極部
2b 負側電極部
3 電池監視モジュール
4 実装基板
4a,4b バッテリ電極部
5 半導体集積回路装置
6,7 スイッチ部
8 ヒューズ
9 ヒューズ部
10 抵抗
11 レジスタ
12 セレクタ
13 デコーダ
14 基準電圧回路
15,16 検出電圧回路
17 発振器回路
18 制御回路
19〜23 インバータ
24 増幅器
25 トランジスタ
26 選択部
27 抵抗部
28,29 抵抗
30 コンパレータ
31 ヒューズ
32 抵抗
33 トランジスタ
34 ラッチ回路
VC 電源端子
GND グランド端子
OUT1 出力端子
OUT2 出力端子
IDT 電流検出端子

Claims (7)

  1. トリミングモードの際に電圧補正用トリミングデータを格納する第1のトリミングデータ格納部と、
    トリミングによる調整が終了した電圧補正用トリミングデータを格納する第2のトリミングデータ格納部と、
    トリミング時にトリミングモードを設定するトリミングモード設定信号を出力し、トリミングが終了するとトリミングモードが終了したことを示すトリミングモード解除信号を出力するトリミングモード設定部と、
    前記トリミングモード設定部からトリミングモード設定信号が出力された際に前記第1のトリミングデータ格納部に格納された電圧補正用トリミングデータを選択して出力し、前記トリミングモード設定部からトリミングモード解除信号が出力された際に前記第2のトリミングデータ格納部に格納された電圧補正用トリミングデータを選択して出力する第1のセレクタと、
    前記第1のセレクタを介して入力されたトリミング信号に基づいて電圧をトリミングし、電圧ばらつきを補正した基準電圧を生成して出力する基準電圧生成部とを備え
    前記トリミングモード設定部は、
    切断可能なヒューズを備え、前記ヒューズが切断される前は、トリミングモード設定信号を出力し、前記ヒューズが切断されるとトリミングモード解除信号を出力することを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 請求項1記載の半導体集積回路装置において、
    前記ヒューズは、
    プローブ検査時において、前記基準電圧生成部から出力される基準電圧のばらつきを補正するトリミングが終了した後に切断されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 請求項1または2記載の半導体集積回路装置において、
    前記半導体集積回路装置は、
    二次電池の監視用として用いられ、前記二次電池の過放電、過充電、または過電流を検出し、前記二次電池の充放電経路を切断する制御を行うことを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 請求項記載の半導体集積回路装置において、
    トリミングモードの際に遅延時間補正用トリミングデータを格納する第3のトリミングデータ格納部と、
    トリミングによる調整が終了した遅延時間補正用トリミングデータを格納する第4のトリミングデータ格納部と、
    前記トリミングモード設定部からトリミングモード設定信号が出力された際に前記第3のトリミングデータ格納部に格納された遅延時間補正用トリミングデータを選択して出力し、前記トリミングモード設定部からトリミングモード解除信号が出力された際に前記第4のトリミングデータ格納部に格納された遅延時間補正用トリミングデータを選択して出力する第2のセレクタと、
    前記二次電池の充放電経路を切断する際に出力される制御信号の遅延時間を生成する遅延時間設定部とを備え、
    前記遅延時間設定部は、
    前記第2のセレクタを介して入力されたトリミング信号に基づいて遅延時間をトリミングし、遅延時間のばらつきを補正して遅延信号を生成することを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 制御回路と、電圧補正用トリミング回路と、電源端子、グランド端子、第1出力端子、第2出力端子、および電流検出端子とを備え、監視対象となる二次電池に装着されたとき、前記電源端子には二次電池の正側電極部が、前記グランド端子には二次電池の負側電極部が、前記第1出力端子、および前記第2出力端子には二次電池の充放電経路に配置されたスイッチ部が、前記電流検出端子には前記充放電経路が、それぞれ接続されるように構成された二次電池監視用半導体集積回路装置であって、
    前記電圧補正用トリミング回路は、
    第1トリミングデータ格納部と、
    第2トリミングデータ格納部と、
    切断可能なヒューズとを有し、前記ヒューズの切断前の状態においてトリミングモード設定信号を出力し、前記ヒューズ切断状態においてトリミングモード解除信号を出力するように構成されたトリミングモード設定部と、
    前記トリミングモード設定部からトリミングモード設定信号が出力されているとき、前記第1のトリミングデータ格納部を選択し、前記トリミングモード解除信号が出力されているとき、前記第2のトリミングデータ格納部を選択するように接続されたセレクタと、
    基準電圧を生成して出力する基準電圧生成部と、
    を備え、
    前記ヒューズの切断前のトリミングモードにおいて、
    前記第1出力端子をクロック入力端子として利用してクロックが入力され、
    前記電流検出端子をトリミング用データ入力端子として利用して前記第1トリミングデータ格納部に電圧補正用トリミングデータが入力され、
    前記トリミングモード設定部から出力されるトリミングモード設定信号に基づき、前記第1トリミングデータ格納部から電圧補正用トリミングデータが出力されるように前記セレクタの接続が選択され、
    前記電圧補正用トリミングデータに対応して前記基準電圧生成部が生成する基準電圧が予め設定された電圧レベルにあるか否かのプローブ検査が前記第2出力端子を利用して実行され、
    前記基準電圧生成部が生成する基準電圧が予め設定された電圧レベルになるまで調整用の前記電圧補正用トリミングデータが順次入力され、
    調整終了時に前記第1トリミングデータ格納部に格納されている調整後の電圧補正用トリミングデータが前記第2トリミングデータ格納部に格納され、
    前記ヒューズが切断されることによって、トリミングモード設定部から出力されるトリミングモード解除信号に基づき、前記セレクタの選択が切り替わり、前記第2トリミングデータ格納部から調整後の前記電圧補正用トリミングデータが出力されるように構成されてなることを特徴とする二次電池監視用半導体集積回路装置。
  6. 制御回路と、電圧補正用トリミング回路と、電源端子、グランド端子、第1出力端子、第2出力端子、および電流検出端子とを備え、監視対象となる二次電池に装着されたとき、前記電源端子には二次電池の正側電極部が、前記グランド端子には二次電池の負側電極部が、前記第1出力端子、および前記第2出力端子には二次電池の充放電経路に配置されたスイッチ部が、前記電流検出端子には前記充放電経路が、それぞれ接続されるように構成された二次電池監視用半導体集積回路装置であって、
    前記電圧補正用トリミング回路は、
    切断可能なヒューズを有し、前記ヒューズの切断前状態においては前記二次電池監視用半導体集積回路装置の回路接続をトリミングモードに設定するトリミングモード設定部と、
    トリミングデータ格納部と、
    基準電圧を生成して出力する基準電圧生成部と、
    を備え、
    前記トリミングモードにおいて、
    前記第1出力端子をクロック入力端子として利用してクロックが入力され、
    前記電流検出端子をトリミング用データ入力端子として利用して電圧補正用トリミングデータが入力され、
    入力された前記電圧補正用トリミングデータに対応して前記基準電圧生成部が生成する基準電圧が予め設定された電圧レベルにあるか否かのプローブ検査が前記第2出力端子を利用して実行され、
    前記基準電圧生成部が生成する基準電圧が予め設定された電圧レベルになるまで調整用の前記電圧補正用トリミングデータが順次入力され、
    調整後の電圧補正用トリミングデータが前記トリミングデータ格納部に格納され、
    前記ヒューズが切断されることによって、トリミングモードが解除され、前記トリミングデータ格納部から調整後の電圧補正用トリミングデータが出力される二次電池監視用半導体集積回路装置としての回路接続が構成されることを特徴とする二次電池監視用半導体集積回路装置。
  7. 電圧補正用トリミング回路を備えた半導体集積回路装置であって、
    前記電圧補正用トリミング回路は、
    切断可能なヒューズを有し、前記ヒューズの切断前の状態においては前記半導体集積回路装置の回路接続をトリミングモードに設定するトリミングモード設定部と、
    トリミングデータ格納部と、
    基準電圧を生成して出力する基準電圧生成部と、
    を備え、
    前記ヒューズの切断前の状態にある前記トリミングモードにおいて、
    外部から入力する電圧補正用トリミングデータに対応して、前記基準電圧生成部が生成する基準電圧が予め設定された電圧レベルにあるか否かのプローブ検査が実行され、
    前記基準電圧生成部が生成する基準電圧が予め設定された電圧レベルになるまで調整用の前記電圧補正用トリミングデータが順次入力され、
    調整後の前記電圧補正用トリミングデータが前記トリミングデータ格納部に格納され、
    前記ヒューズが切断されることによってトリミングモードが解除され、前記トリミングデータ格納部から調整後の前記電圧補正用トリミングデータが出力される半導体集積回路装置としての回路接続が構成されることを特徴とする半導体集積回路装置。
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