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JP4899787B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は、スタッドレスタイヤとして好適な空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、雪上での走行性能を向上すると共に、ドライ路面での操縦安定性及び耐摩耗性を向上するようにした空気入りタイヤに関する。
一般に、空気入りタイヤにおいて、雪上での走行性能とドライ路面での走行性能を両立させることは困難である。例えば、氷雪路用空気入りタイヤにおいて、トレッド部にタイヤ周方向に延びる複数本の主溝とV字状をなす複数本のラグ溝とを設け、これら主溝及びラグ溝によって多数のブロックを区画したV溝基調の方向性トレッドパターンを形成し、各ブロックにサイプを適正に配置することで、氷雪路面上での走行性能を及び耐摩耗性を改善することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、この場合、ラグ溝がトレッド中央の主溝に開口し、各ブロックが小さく、溝面積が大きいため、ドライ路面での走行性能が不十分になる。
また、氷雪路用空気入りタイヤにおいて、トレッド部にタイヤ周方向に延びる複数本の主溝とタイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝とを設け、これら主溝及びラグ溝によって多数のブロックを区画し、各ブロックに複数本のサイプを設けることが行われている(例えば、特許文献2参照)。このような氷雪路用空気入りタイヤでは、パターン全体の溝面積を大きく設定することで雪上での優れた走行性能を発揮することが可能であるが、その分だけブロック剛性が不足し、特に重荷重用サイズにおいては、ドライ路面での操縦安定性や耐摩耗性を十分に発揮することができないのが現状である。
特開平5−301508号公報 特開2004−25954号公報
本発明の目的は、雪上での走行性能を向上すると共に、ドライ路面での操縦安定性及び耐摩耗性を向上することを可能にした空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の空気入りタイヤは、車両に対するタイヤ表裏の装着向きが指定された空気入りタイヤにおいて、トレッド部に、タイヤ周方向に延びる第1主溝と、第1主溝よりも車両内側のショルダー領域でタイヤ周方向に延びる第2主溝と、第1主溝よりも車両外側のショルダー領域でタイヤ周方向に延びる第3主溝と、一方のショルダー側から他方のショルダー側へ延びる複数本のラグ溝とを設け、第1主溝と第2主溝との間に区画された第1陸部の幅を第1主溝と第3主溝との間に区画された第2陸部の幅よりも大きくし、前記第1陸部にタイヤ周方向に対して傾斜しながら3本のラグ溝に連通する複数本の傾斜溝を設け、該傾斜溝の一端をラグ溝に開口する一方で他端をブロック内で終端させると共に、前記第1陸部内で前記3本のラグ溝のうち両端に位置するラグ溝を前記第1主溝に対して連通させる一方で中間に位置するラグ溝を前記第1主溝に対して非連通とし、前記第1陸部に前記3本のラグ溝と前記傾斜溝とで区画された3種類のブロックを繰り返し単位として配置し、前記第1陸部の車両内側に位置するブロックA,Bに比べて前記第1陸部の車両外側に位置するブロックGを相対的に大きくしたことを特徴とするものである。
本発明では、トレッド部を第1主溝、第2主溝及び第3主溝により複数列の陸部に区分し、車両内側の第1陸部の幅を車両外側の第2陸部の幅よりも大きくし、第1陸部に長めの傾斜溝を配置している。上記構成により、ブロック剛性を最適化し、ドライ路面での操縦安定性及び耐摩耗性を十分に確保することができ、しかも第1陸部に配置された傾斜溝に基づいて雪上での操縦安定性や旋回性等の走行性能を改善することができる。特に、第1陸部に3本のラグ溝と傾斜溝とで区画された3種類のブロックを繰り返し単位として配置し、第1陸部の車両内側に位置するブロックA,Bに比べて第1陸部の車両外側に位置するブロックGを相対的に大きくしているので、ドライ路面での操縦安定性を向上すると共に、雪上での旋回性能を十分に発揮することが可能になる。
本発明において、雪上での走行性能とドライ路面での操縦安定性及び耐摩耗性とを両立するために、ラグ溝の第1陸部内の車両内側部分での溝幅x1、第1陸部内の傾斜溝間での溝幅x2、第1陸部内の車両外側部分での溝幅x3を、以下の関係にすると良い。
x2=x1×101%〜180%
x3=x1× 60%〜 99%
更に、ラグ溝のブロックGに隣接する部分のタイヤ周方向に対する傾斜角度は60°〜90°とすること、第1陸部の幅を接地半幅の50%〜70%としつつ第2陸部の幅を接地半幅の15%〜35%とすること、ラグ溝の第2陸部内の車両外側部分での溝幅y1を第2陸部内の車両内側部分での溝幅y2の40%〜50%とすること、傾斜溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度を10°〜30°とすること、並びに、第1主溝、第2主溝及び第3主溝の溝幅の総和をトレッド接地幅の15%〜35%とすることも、雪上での走行性能とドライ路面での操縦安定性及び耐摩耗性とを両立する上で有効である。
本発明では、スタッドレスタイヤに代表される氷雪路用空気入りタイヤを構成する場合、第1陸部及び第2陸部を含む各陸部にタイヤ幅方向に延びる複数本のサイプを設けることが好ましい。本発明は、氷雪路用空気入りタイヤに適用した場合に顕著な作用効果が得られるが、オールシーズン用の空気入りタイヤにも適用することが可能である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態からなる氷雪路用空気入りタイヤのトレッドパターンを示すものである。本実施形態の空気入りタイヤは、車両に対するタイヤ表裏の装着向きが指定されており、図1において、INは車両内側、OUTは車両外側である。
図1に示すように、トレッド部1には、トレッド中央領域でタイヤ周方向に延びる主溝11(第1主溝)と、主溝11よりも車両内側のショルダー領域でタイヤ周方向に延びる主溝12(第2主溝)と、主溝11よりも車両外側のショルダー領域でタイヤ周方向に延びる主溝13(第3主溝)と、一方のショルダー側から他方のショルダー側へ延びる複数本のラグ溝14とが形成されている。これにより、主溝11と主溝12との間には陸部21(第1陸部)が区画され、主溝11と主溝13との間には陸部22(第2陸部)が区画され、更に、主溝12よりタイヤ幅方向外側には陸部23(第3陸部)が区画され、主溝13よりタイヤ幅方向外側には陸部24(第4陸部)が区画されている。そして、陸部21の幅は陸部22の幅よりも大きくなっている。
陸部21には、タイヤ周方向に対して傾斜しながら3本のラグ溝14に連通する複数本の傾斜溝15が形成されている。この傾斜溝15はブロック内で終端する他方の端部15bが車両内側を向くように配置されている。傾斜溝15の一端15aはラグ溝14に開口し、他端15bはブロック内で終端している。陸部21において、傾斜溝15が連通する3本のラグ溝14のうち両端に位置するラグ溝14aは主溝11に対して連通しているが、中間に位置するラグ溝14bは主溝11に対して非連通となっている。より具体的には、ラグ溝14aはV字状に屈曲しつつ陸部21を横断し、ラグ溝14bは主溝12に対して連通するものの主溝11に対しては非連通となっている。これらラグ溝14a,14bは陸部21においてタイヤ周方向に交互に配置されている。これにより、陸部21には3本のラグ溝14a,14bと傾斜溝15とで区画された形状が異なる3種類のブロックが繰り返し単位として配置されている。そして、陸部21の車両内側で傾斜溝15の他端側に位置するブロックA及び陸部21の車両内側で傾斜溝15の一端側に位置するブロックBに比べて陸部21の車両外側に位置するブロックGは相対的に大きくなっている。ブロックGの周方向長さはブロックA,Bの集合体の周方向長さと概ね等しいものである。一方、陸部22〜24にはそれぞれラグ溝14により区画された複数のブロックが形成されている。
陸部21〜24に含まれる各ブロックには、それぞれタイヤ幅方向に延びる複数本のサイプ16が形成されている。これらサイプ16の形状は特に限定されるものではなく、平面視でジグザグ形状や直線形状を有するもの、或いは、3次元形状を有するものを採用することができる。
上記空気入りタイヤでは、トレッド部1を3本の主溝11〜13により4列の陸部に区画し、車両内側の陸部21の幅を車両外側の陸部22の幅よりも大きくし、その広幅の陸部21に対して長めの傾斜溝15を設けることにより、ブロック剛性を最適化しているので、ドライ路面での操縦安定性及び耐摩耗性を十分に確保することができる。しかも、陸部21の傾斜溝15に基づいて雪上での操縦安定性や旋回性等の走行性能を改善することができる。
また、陸部21に3本のラグ溝14a,14bと傾斜溝15とで区画された3種類のブロックA,B,Gを繰り返し単位として配置し、陸部21の車両内側に位置するブロックA,Bに比べて陸部21の車両外側に位置するブロックGを相対的に大きくしているので、ドライ路面での操縦安定性を向上することができ、更に雪上での旋回性能を十分に発揮することができる。
陸部21の幅W1は接地半幅の50%〜70%に設定され、陸部22の幅W2は接地半幅の15%〜35%に設定されている。陸部21,22の幅を上記範囲に設定することにより、ドライ路面での走行性能と雪上での走行性能をバランス良く向上することが可能になる。陸部21の幅W1が上記範囲を下回ると傾斜溝15の傾斜が不十分になって雪上での操縦安定性が低下し、陸部22の幅W2が上記範囲を下回るとドライ路面での操縦安定性及び旋回性が低下する。なお、接地半幅とは、JATMAイヤーブック(2006年度版)に規定される空気圧−負荷能力対応表において、最大負荷能力に対応する空気圧をタイヤに充填し、その負荷能力の80%の荷重を掛けたときにタイヤ軸方向に測定されるトレッド接地幅TCWの1/2の幅である。
ラグ溝14の溝幅は、タイヤ幅方向の位置に応じて適正化されている。即ち、図2に示すように、ラグ溝14の陸部21内の車両内側部分での溝幅x1、陸部21内の傾斜溝15,15間での溝幅x2、陸部21内の車両外側部分での溝幅x3は、以下の関係に設定されている。但し、ラグ溝14が主溝への連通部位でブロックの面取りにより局部的に拡大されている場合、上記溝幅x1,x3は拡大部分を除いた部分の溝幅である。
x2=x1×101%〜180%
x3=x1× 60%〜 99%
このように溝幅x3を小さくすることで、トレッド中央領域の溝面積を少なくし、ドライ路面や氷上での走行性能を向上することができ、傾斜溝15,15間での溝幅x2を大きくすることで、雪上での操縦安定性や旋回性を向上することができる。
また、図2において、ラグ溝14aのブロックGに隣接する部分のタイヤ周方向に対する傾斜角度αは60°〜90°に設定されている。これにより、センター領域でのタイヤ幅方向のエッジ成分を確保して雪上でのトラクション性能を十分に確保することができる。傾斜角度αが60°未満であると雪上でのトラクション性能が低下する。なお、ラグ溝14aのブロックGに隣接する部分はタイヤ周方向に対していずれの方向に傾斜していても良い。
図3に示すように、ラグ溝14の陸部22内の車両外側部分での溝幅y1は陸部22内の車両内側部分での溝幅y2の40%〜50%に設定されている。但し、ラグ溝14が主溝への連通部位でブロックの面取りにより局部的に拡大されている場合、上記溝幅y1,y2は拡大部分を除いた部分の溝幅である。溝幅y1を溝幅y2よりも狭くすることにより、ドライ路面での走行性能と雪上での走行性能をバランス良く向上することが可能になる。溝幅y1が上記範囲を上回るとドライ路面での旋回性が低下し、逆に上記範囲を下回ると雪上でのトラクション性能が低下する。なお、ドライ性能を重視する場合、ラグ溝14を陸部22の途中で閉じてしまっても良い(図4参照)。
傾斜溝15のタイヤ周方向に対する傾斜角度θは10°〜30°に設定されている。傾斜溝15の傾斜角度θが上記範囲より大きくなると、陸部21におけるブロック間の寸法差が大きくなってブロック剛性が不均一となるため耐偏摩耗性が低下し、逆に上記範囲より小さい場合、旋回時に傾斜溝15による効果を十分に発揮することができず、雪上での操縦安定性が低下する。
主溝11〜13の溝幅の総和はトレッド接地幅TCWの15%〜35%に設定されている。主溝11〜13の溝幅の総和がトレッド接地幅TCWの15%未満であるとウェット性能が低下し、逆に35%を超えるとドライ路面での操縦安定性が低下する。
タイヤサイズが205/55R16である氷雪路用空気入りタイヤにおいて、トレッドパターンだけを種々異ならせた従来例及び実施例1〜2のタイヤをそれぞれ製作した。
従来例は、トレッド部に、タイヤ周方向に延びる5本の主溝と、タイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝とを設け、これら主溝とラグ溝により多数の矩形ブロックを区画したものである。一方、実施例1は図1に示すトレッドパターンを有するものであり、実施例2は図4に示すトレッドパターンを有するものである。実施例1〜2において、第1陸部の幅はトレッド接地半幅の56%とし、第2陸部の幅はトレッド接地半幅の27%とし、傾斜溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度は15°とし、第1主溝、第2主溝及び第3主溝の溝幅の総和はトレッド接地幅の21.4%とした。
これら試験タイヤについて、下記の試験方法により、ドライ路面での操縦安定性、雪上での操縦安定性、雪上での旋回性、耐摩耗性を評価し、その結果を表1に示した。
ドライ路面での操縦安定性:
試験タイヤをリムサイズ16×6.5Jのホイールに組付け、空気圧200kPaとして排気量2000ccの後輪駆動車に装着し、ドライ路面のテストコースにおいてテストドライバーによる官能評価を行った。評価結果は、従来例を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほどドライ路面での操縦安定性が優れていることを意味する。
雪上での操縦安定性:
試験タイヤをリムサイズ16×6.5Jのホイールに組付け、空気圧200kPaとして排気量2000ccの後輪駆動車に装着し、雪上のテストコースにおいてテストドライバーによる官能評価を行った。評価結果は、従来例を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど雪上での操縦安定性が優れていることを意味する。
雪上での旋回性:
試験タイヤをリムサイズ16×6.5Jのホイールに組付け、空気圧200kPaとして排気量2000ccの後輪駆動車に装着し、雪上のテストコースにおいてテストドライバーによる官能評価を行った。評価結果は、従来例を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど雪上での旋回性が優れていることを意味する。
耐摩耗性:
試験タイヤをリムサイズ16×6.5Jのホイールに組付け、空気圧200kPaとして排気量2000ccの後輪駆動車に装着し、ドライ路面にて約1万km走行後、トレッドセンター位置での摩耗量を測定した。評価結果は、測定値の逆数を用い、従来例を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど耐摩耗性が優れていることを意味する。
Figure 0004899787
この表1から判るように、実施例1〜2のタイヤは、従来例との対比において、ドライ路面での操縦安定性、雪上での操縦安定性、雪上での旋回性、耐摩耗性が優れていた。
本発明の実施形態からなる氷雪路用空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 図1における第1陸部を拡大して示す平面図である。 図1における第2陸部を拡大して示す平面図である。 図1のトレッドパターンの変形例を示す展開図である。
符号の説明
1 トレッド部
11 主溝(第1主溝)
12 主溝(第2主溝)
13 主溝(第3主溝)
14,14a〜14eラグ溝
15 傾斜溝
15a 傾斜溝の一端
15b 傾斜溝の他端
16 サイプ
21 陸部(第1陸部)
22 陸部(第2陸部)
23 陸部(第3陸部)
24 陸部(第4陸部)
A,B,G ブロック

Claims (8)

  1. 車両に対するタイヤ表裏の装着向きが指定された空気入りタイヤにおいて、トレッド部に、タイヤ周方向に延びる第1主溝と、第1主溝よりも車両内側のショルダー領域でタイヤ周方向に延びる第2主溝と、第1主溝よりも車両外側のショルダー領域でタイヤ周方向に延びる第3主溝と、一方のショルダー側から他方のショルダー側へ延びる複数本のラグ溝とを設け、第1主溝と第2主溝との間に区画された第1陸部の幅を第1主溝と第3主溝との間に区画された第2陸部の幅よりも大きくし、前記第1陸部にタイヤ周方向に対して傾斜しながら3本のラグ溝に連通する複数本の傾斜溝を設け、該傾斜溝の一端をラグ溝に開口する一方で他端をブロック内で終端させると共に、前記第1陸部内で前記3本のラグ溝のうち両端に位置するラグ溝を前記第1主溝に対して連通させる一方で中間に位置するラグ溝を前記第1主溝に対して非連通とし、前記第1陸部に前記3本のラグ溝と前記傾斜溝とで区画された3種類のブロックを繰り返し単位として配置し、前記第1陸部の車両内側に位置するブロックA,Bに比べて前記第1陸部の車両外側に位置するブロックGを相対的に大きくしたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記ラグ溝の第1陸部内の車両内側部分での溝幅x1、第1陸部内の一対の傾斜溝間での溝幅x2、第1陸部内の車両外側部分での溝幅x3を、
    x2=x1×101%〜180%
    x3=x1× 60%〜 99%
    の関係にした請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記ラグ溝の前記ブロックGに隣接する部分のタイヤ周方向に対する傾斜角度を60°〜90°とした請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記第1陸部の幅を接地半幅の50%〜70%とし、前記第2陸部の幅を接地半幅の15%〜35%とした請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記ラグ溝の第2陸部内の車両外側部分での溝幅y1を第2陸部内の車両内側部分での溝幅y2の40%〜50%とした請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記傾斜溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度を10°〜30°とした請求項1〜5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記第1主溝、第2主溝及び第3主溝の溝幅の総和をトレッド接地幅の15%〜35%とした請求項1〜6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記第1陸部及び第2陸部を含む各陸部にタイヤ幅方向に延びる複数本のサイプを設けた請求項1〜7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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