JP4895149B2 - ガラス繊維の製造方法及び製造装置 - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、遠心法によるガラス繊維の製造方法と製造装置に関するものであって、生産性を向上できると共に、延伸バーナーの燃料消費が抑えられ、なおかつ簡単な手段でガラス繊維製品の要求品質に合致したガラス繊維を連続的に紡糸できる製造方法及び製造装置を提供することにある。
【背景技術】
【0002】
遠心法によるガラス繊維の製造方法と製造装置としては、特公昭42−13748号公報及び米国特許第4689061号明細書が公知である。特公昭42−13748号公報に開示されているものは、回転体周壁に穿設された上下方向20列程度のオリフィスから遠心力の作用で射出する材料の細糸に、気体流を作用させて細繊維に引き延ばす際に、上方の繊維と下方の繊維が衝突し良質の繊維を得ることができない欠点を解決するために、周壁のオリフィス直径が、上側部分から下側部分に向けて小さく形成されたものである。
【0003】
また、米国特許第4689061号明細書に開示されているものは、回転体周壁に、上下方向に2列以上のオリフィスを穿設した複数の孔列群を配置し、該オリフィス群の中間に無孔穿設部分を設け、かつオリフィス群の下側部分のオリフィス直径が上側部分のオリフィス直径より小さいものを配置したものである。
【0004】
しかしながら、前者に開示された方法では、回転体単位当たりの生産性を上げるために、上下方向に40列程度のオリフィスを設けた場合、オリフィスから射出された材料の細糸を細繊維に引き延ばす際に、繊維同士の衝突を回避できず、良質の繊維を得ることはできない。また、ガラス繊維には多数の品種があり(例えば、圧縮復元性を要求される低密度品、硬さを要求される中高密度品等)、夫々の要求品質に合致した繊維径、繊維径分布、繊維長のものを生産する場合には限界がある。
【0005】
また、後者に開示されているものは、オリフィス群間に無孔穿設部分を設けており、従って、回転体当たりの生産性を上げるため、オリフィス数を多くすれば、回転体周壁の高さを必要以上に高くしなければならないことと、細繊維化に要するバーナー燃料消費が多くなり、生産コストの上昇になるばかりではなく、更に繊維の衝突も生じ易くなり、良質の繊維が得られないという欠点がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述の従来技術の現状に鑑み、本発明は回転体単位当たりの生産量を向上せしめるため、回転体周壁に穿設する孔の上下方向の列数を多くして繊維を増産でき、かつ延伸バーナーの燃焼消費が抑えられ、生産コストの上昇を抑えることを可能ならしめ、しかも各種ガラス繊維製品に要求される繊維径、繊維径分布、繊維長等の特性を有する良質のガラス繊維が紡糸できる製造方法及び製造装置の提供を課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、遠心法により中空円筒状回転体(以下回転体と略す)内の溶融ガラスを、該回転体を加熱しつゝ高速回転させ、遠心力の作用で周壁部の孔から吐出させてガラス繊維を製造する方法において、回転体の周壁部円周方向に、交互に配置された、直径差が0.02〜0.3mmである少なくとも2種類の孔から溶融ガラスを吐出させて、実質的に長さの異なる少なくとも2種類の一次線条に形成し、該一次線条を回転体の周壁外周域で、周壁部外周面母線方向と略平行方向に噴出する火炎流に導入させて二次繊維に細繊化し、該二次繊維を含む火炎流の進行方向に対し、鋭角方向から圧縮流体を噴出させて二次繊維に衝突させる方法が提供される。
前記圧縮流体の噴出は、回転体の周壁部外周面母線方向に対し、15〜30度の角度であることが好ましい。
前記圧縮流体の噴出流の上縁と、回転体の周壁部の下端縁との間隔が、少なくとも30mmであることが好ましい。
【0008】
また、本発明によれば、周壁部を有し、直径差が0.02〜0.3mmである少なくとも2種類の孔が周壁部の円周方向に交互に穿設されている、中空円筒状回転体と、前記回転体の周壁部上縁外周域に、回転体と同心円状に配置され、周壁部外周面母線方向と略平行に開口する吐出口を有する、環状の延伸バーナーと、前記延伸バーナーの外周に、前記回転体の周壁部外周上縁と同心円状に配置され、かつ周壁部外周面母線方向に対し、鋭角方向に開口する吐出口を有する、吐出ノズルとよりなるガラス繊維製造装置が提供される。
前記周壁部に、大径の孔と小径の孔とが穿設されており、大径の孔が、外周面母線方向に形成されて、第一の孔帯群を形成し、小径の孔が、外周面母線方向に形成されて、第二の孔帯群を形成し、前記第一の孔帯群と第二の孔帯群とが、回転体周壁部円周方向に、交互に配設されていることが好ましい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1,図2は、本発明による装置の一実施例を示したものである。本発明のガラス繊維製造装置は、中空円筒状回転体1と、該回転体1上縁外周に配設された延伸バーナー9と、吐出ノズル12とよりなる。図1に示す装置において、回転体1上部には、ガラス溶融炉4とこれに続く前炉5が配設されており、該前炉5下側に吐出ノズル6が形成され、該吐出ノズル6から溶融ガラスBが、回転体1の中空円筒内部に供給される。
【0010】
回転体1は周壁部2を有し、該周壁部2には複数の孔が穿設されている。図2は、回転体1の周壁部2に穿設された孔の配列の一例を示す。周壁部2円周方向には、大径の孔31と小径の孔32とが間隔を存して交互に穿設された孔緯列が形成されており、周壁部2の外周面の母線方向に沿って複数の孔緯列が形成されている。1つの緯列における孔31と孔32との間に、隣接する緯列における孔31が配置されている。下側に形成された1又は2以上の緯列における大径の孔31aの各々は、上側の緯列における大径の孔31の各々の直径よりも小さな直径を有する。図1、図2に示す実施例においては、各緯列は、2種類の直径を有する孔よりなるが、3種類以上の直径の孔よりなっていてもよい。
【0011】
回転体1を回転させるための駆動装置(図示省略)がベルト7を回転させ、該ベルト7は回転軸8と連結し、該回転軸8に装着された回転体1が高速回転可能とされている。該回転体1上縁外周に、同心円状に環状の延伸バーナー9が配設されている。該延伸バーナー9は、吐出口10と燃焼室11とを有する。該延伸バーナー9の吐出口10が周壁部2の外周面母線方向と略平行に下側に開口しており、燃焼室11の燃焼排ガスの火炎流Gが延伸バーナー9から周壁部2の外周面母線方向に沿って噴出する。
【0012】
燃焼室11下側で、かつ延伸バーナー9の吐出口10外周に、回転体1上縁外周と同心円状に圧縮流体の吐出ノズル12の複数が配設されている。該吐出ノズル12の各々には、回転体1の外周面母線方向に対し、鋭角方向に開口する吐出口13が形成されている。従来技術においては、このような吐出ノズル12は用いられていない。符号14は回転体1内部を加熱するためのバーナーである。
【0013】
回転体1は、駆動装置で高速回転すると共に、バーナー14で回転体1内部が加熱されており、前記吐出ノズル6から溶融ガラスBが回転体1の中空円筒内部に供給される。溶融ガラスBは、前炉5の吐出ノズル6から先細り状の円錐形状として吐出され、その後、線状となって円筒体1内部へ供給される。
【0014】
回転体1内部へ供給された溶融ガラスBは、回転体1の高速回転を受け、遠心力によって周壁部2内周面にせり上がり、該周壁部2に穿設された複数の大径の孔31(又は31a)と小径の32(又は32a)とから該周壁部2外部へ吐出され、孔31(又は31a)から吐出された大径の一次線条と孔32(又は32a)から吐出された小径の一次線条とに形成される。大径の一次線条は質量が大きく、小径の一次線条は質量が小さい。従って、同じ運動エネルギー(回転体1の遠心力)を加えられた時には、大径の一次線条311は、小径の一次線条312に比較して、より遠くに飛ばされることとなる(図4)。従って、大径の孔31(又は31a)から吐出された一次線条は、小径の孔32(又は32a)から吐出された一次線条に比較して長くなる。
【0015】
本発明に係る方法、装置は、前述の如き構成とされたものであって、回転体1の周壁部2の円周方向に延びる一つの緯列には、少なくとも2種類の直径を有する孔が交互に穿設されている(換言すれば、大径の孔31は、2つの小径の孔32に隣接し、小径の孔32は、2つの大径の孔31に隣接する)。該回転体1の遠心力により一つの孔31(又は32)から吐出されて形成された一次線条は、隣接する孔32(又は31)から吐出されて形成された一次線条とは異なる長さを有し、互いに隣接する一次線条が異なる長さを有した状態で一次線条を延伸バーナーの火炎流の中に導入できる。従って、後述図4に示すように、相隣接する一次線条311,312が絡まり又は衝突するおそれはなく、また、火炎流の有効な伝熱、引き延ばし作用を受けることができる。
【0016】
外周面母線方向下側に位置する緯列における孔31a,32aは、上側の緯列において対応する孔31,32よりも小さな直径を有するので、上側の孔から吐出された一次線条と下側の孔から吐出された一次線条と衝突しない。或る孔と隣接する孔との間隔は周壁円周方向、外周面母線方向の何れも、従来技術と同じ間隔でよく、従って、本発明においては、生産量の減少、或いは周壁の高さが高くなる等の問題は全く生じない。
【0017】
また、図3は、周壁部2に穿設されたの配列の別の一例を示す。周壁部2外周面母線方向に上側から第1列、第3列等、奇数列の緯列の各々は、大径の孔31と小径の孔32とを有し、大径の孔31は、母線方向において同じ位置に配置されており、小径の孔32は、母線方向において同じ位置に配置されている。一方、第2列、第4列等、偶数列の緯列の各々は、大径の孔31と小径の孔32とを有し、偶数列の孔31,32の各々は、奇数列の孔31と孔32との中間に位置させている。その結果、周壁部2には、外周面母線方向に対し、2列の大径の孔31の経列よりなる孔経列群Xと、2列の小径の孔32の経列の2列の孔列群Yが外周面母線方向に沿って交互に形成されている。図2に示す実施例と同様、母線方向下側に位置する孔31a,32aの直径は、上側に位置する孔31,32よりも小さい。周壁部2における孔の配列は、図2又は図3に限られるものではなく、その他各種の配列が適用できる。この場合、周壁部2の外周面円周方向において直径の異なる2種類以上の孔を配設すること及び母線方向下側に位置する孔の直径を上側に位置する孔より小さく形成することが必要である。
【0018】
回転体1周壁部2の外部では、該回転体1の回りの吐出口10から周壁部2外周面母線方向と略平行に火炎流Gが噴出しており、前記一次線条が火炎流G中に導入され、該一次線条は細繊化されて二次繊維に形成される。図4は、本発明による一次線条を火炎流G中に導入する場合の説明図であり、図5は、圧縮流体流噴出の説明図である。図5において、上側の緯列の孔から吐出された一次線条と下側の緯列の孔から吐出された一次線条とが、火炎流Gの幅(a)内において間隔(b)を保って導入されるため、これら一次線条は火炎流の有効な伝熱、引き延ばし作用を充分に受けて細繊化することができる。
【0019】
細繊化された二次繊維に、吐出ノズル12の吐出口13から噴出する圧縮流体を衝突させて、二次繊維を切断する。図示実施例においては、圧縮流体は、吐出口13から圧力3Kg/cm2程度の高速で噴出される。その際の噴出の角度(鋭角)αは、火炎流Gの流れ方向に対して15〜30度程度が好ましい。尚、二次繊維に圧縮流体を衝突させて二次繊維を切断する場合、該圧縮流体の噴出角度、噴出圧力を適宜採択すれば、得られる二次繊維長を自由にコントロールすることができる。
【0020】
二次繊維と圧縮流体との衝突は、図5に示すように、周壁部2の最下端縁Rの温度が圧縮流体の噴出流Sによって低下しないこと、及び周壁部2の最下端縁Rが前記細繊化に影響を与えないようにすることが必要である。従って、圧縮流体流Sの上縁Pが、回転体1の周壁部2外側の最下端縁Rに衝突しないように、周壁部2外側の最下端縁Rと圧縮流体流Sの上縁Pとの間隔Lは、30〜50mm程度或いはそれ以上とする。かくすることによって、該周壁部2の最下端縁Rが圧縮流体流Sとの衝突による温度低下の影響を避けることができる。
【0021】
即ち、本発明は、圧縮流体の噴出角度(鋭角)αを15〜30度程度とすること及び回転体1の周壁部2外側の最下端縁Rと圧縮流体の噴出流Sの上縁Pとの間隔Lを少なくとも30〜50mm程度とすることによって、周壁部2の温度低下が可及的に避けられ、また、噴出流Sと火炎流Gとの衝突が細繊化後の位置で行われるため、細繊化形成に何等妨げとはならず、適正な繊維長の二次繊維を連続的に製造することができる。
【0022】
また、運転中の繊維長のコントロールは圧縮流体の吐出力の調節によって行われる。一般的に、圧縮復元性を要求される低密度品の場合は、繊維長を長めにコントロールし、硬さ・剛性を要求される中高密度品の場合には、繊維長を短めにコントロールすることが好ましい。
【0023】
回転体1の直径が400mmの場合、20〜30ケの吐出ノズル12を設けることが望ましい。20ケより少ない吐出ノズル12を設けると、繊維長が長くなり、好ましくない。30ケより多い吐出ノズル12を設けると、繊維長を短くする顕著な効果は認められず、逆に圧縮流体の消費量が増大し、コストアップになるため好ましくない。吐出口13は、スロット形状とされ、短辺が0.4〜1.0mm、長辺が7〜15mmの範囲、好ましくは0.5mm×10mmのスロットを使用する。これより小さい場合、繊維長が長くなり、また、これより大きい場合は顕著な効果は認められず、逆に圧縮流体の消費量が増大し、コストアップになるため好ましくない。
【0024】
表1に示した条件において、本発明により、標準ガラスと硬質ガラスとからガラス繊維を製造した。例えば、標準ガラスからガラス繊維を製造する場合、大径の孔31の直径は0.9mm、小径の孔32の直径は0.75mm、大径の孔31aの直径は0.8mm、小径の孔32aの直径は0.7mmであった。大径の孔31と小径の孔32とを有する、6つの緯列が形成され、大径の孔31aと小径の孔32aとを有する、40の緯列が形成された。該実施例においては、上側に形成された孔の直径と下側に形成された孔の直径とが段階的に小さくなっているが、本発明は、上から下にいくにしたがって、孔の径を徐々に小さくしていく構成を含む。
【0025】
比較のために、表1に示した条件において、従来技術により、標準ガラスと硬質ガラスとからガラス繊維を製造した。
「標準ガラス」とは、図6に示すように、1070℃で約1000ポイズの粘度を有するほう酸(B2O3)を含有するガラス又は無ほう酸ガラスである。「硬質ガラス」とは、1200℃で約1000ポイズの粘度を有するほう酸(B2O3)を含有するガラス又は無ほう酸ガラスである。
【0026】
上述のようにして得られたガラス繊維を成型して、10K×50mm×430mm×1370mmの低密度のガラス繊維成型物(断熱材として用いられる)を製造した。また、該断熱材の復元率を測定した。復元率は、断熱材を、体積で87%に圧縮し、圧縮保持後1ヶ月を経過した後に測定した。開梱後、圧縮力をはずし、4時間放置後のグラスウール断熱材の厚さを測定し、規定寸法厚さ(50mm)に対する比率を求めることにより復元率を得た。
【0027】
【表1】
【0028】
表1から明らかなように、同じ量のガラス繊維を製造した場合、本発明は従来法と比較して燃料消費量が少ない。本発明においては、吐出ノズル12から圧縮流体を噴出させて二次繊維に衝突させる。この場合、圧縮流体によって二次繊維は、互いに絡まらずに分散される、何故ならば、従来技術に比べて本発明により得られる繊維長が短目だからである。本発明の実施例における吐出ノズルからの吐出圧力に関して、標準ガラスの場合、1.5Kg/cm2、硬質ガラスの場合、2.0Kg/cm2と圧力設定値を変えているのは、ガラス粘性を考慮したものである。
【0029】
回転体1周壁部2に穿設する大径の孔31と小径の孔32(更に大きな又は小さな孔がある場合を含む)の直径の差は、0.02〜0.3mmとする。その差が0.02mmより小さい場合には、吐出される一次線条の長さに実質的な差異はない。0.3mmを超えた場合には、1個の孔からの紡糸量(g/孔、Hr)が、孔の直径の4乗に比例するので、小孔径と大孔径の紡糸量の差が大きくなりすぎ、同一の紡糸条件下(延伸バーナー条件、中空回転体条件、溶融ガラス条件、吐出ノズル条件等)で良質な繊維を生産できない。従って、直径の異なる少なくとも2種類の孔の直径の差は、0.02〜0.3mmとする。上記実施例においては、標準ガラスの場合、上段に配置された大径の孔の直径は0.9mm、上段に配置された小径の孔の直径は0.75mmであり、直径の差は0.15mmである。
【0030】
表2に示した条件において、本発明により、標準ガラスと硬質ガラスとからガラス繊維を製造した。比較のために、表2に示した条件において、従来技術により、標準ガラスと硬質ガラスとからガラス繊維を製造した。標準ガラス及び硬質ガラスは、表1の実施例(及び比較例)において用いられたものと同じである。
【0031】
上述のようにして得られたガラス繊維を成型して、32K×50mm×605mm×910mm及び96K×50mm×605mm×910mmの中高密度のガラス繊維成型物(断熱材として用いられる)を製造した。また、該断熱材を、体積50%に圧縮して、その圧縮強度を測定した。
【0031】
【表2】
【0032】
表2から明らかなように、本発明の方法と従来の方法で同じ量のガラス繊維を製造した場合、本発明の方法では燃料消費量が少なく、得られたガラス繊維成型物の圧縮強度も改善されていること。従って、本発明により、中高密度ガラス繊維成型物の要求品質によく合致したガラス繊維が得られることがわかる。
【0033】
低密度ガラス繊維成型物の場合、良好な圧縮復元性を確保するためには、繊維径分布を小さくすることが必要である。図7aは、本発明によって得られた、圧縮復元性を要求される低密度ガラス繊維成型物の繊維径分布である。本発明によって得られた低密度ガラス繊維成型物において要求される繊維径分布Aは、比較的小さい。図7bは、本発明によって得られた、硬さ・剛性を要求される中高密度品の繊維径分布Bであり、繊維径分布Bは、低密度品の繊維径分布Aより大きい。即ち、本発明によれば、低密度品、中高密度品等、何れの品種に対しても、要求される製品品質特性に応じた繊維径分布のものを簡単に得ることができる。
【0034】
以上の如く、本発明の方法は、回転体周壁部円周方向各列に、交互に直径の異なる少なくとも2種類以上の複数の孔を穿設し、遠心力によって該複数の孔から一次線条を吐出させ、周壁部外周で、該一次線条を火炎流に導入して細繊化された二次繊維に形成することができ、更に該二次繊維に鋭角方向から圧縮流体を衝突させることによって、周壁部から吐出する一次線条を所望の繊維長を有する二次繊維に細繊化することができ、低密度品又は中高密度品の如何にかかわらず、要求される繊維径、繊維径分布、繊維長等が得られるから、各種品質特性を満足する良質な繊維を簡単に得ることができる。また、本発明の方法は、生産性を向上できると共に、延伸バーナーの燃料消費量が抑えられ、コストを低減ならしめることができるという効果がある。
【0035】
また、本発明の装置は、回転体周壁部円周方向に交互に孔径の異なる少なくとも2種類以上の複数を穿設することによって、細繊維に引き延ばす際に、繊維同士の衝突を回避でき、良質の二次繊維を増産できると共に、火炎流に対して鋭角方向から圧縮流体を噴出することによって、細繊化時に圧縮流体流との衝突が避けられ、一次線条から所望の長さの二次繊維までの工程を連続的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 装置の要部断面図である。
【図2】 孔の配列の一例である。
【図3】 他の孔の配列の一例である。
【図4】 一次線条を火炎流に導入する場合の説明図である。
【図5】 圧縮流体流噴出の説明図である。
【図6】 ガラス温度に対する粘度のグラフである。
【図7】 (a)は、低密度品の繊維径分布のグラフ、(b)は中高密度品の繊維径分布のグラフである。
【符号の説明】
1:中空円筒状回転体、
2:周壁部、
9:延伸バーナー、
10:吐出口、
12:吐出ノズル、
31,32,31a,32a:孔、
Claims (5)
- 中空円筒状回転体内の溶融ガラスを、該回転体を加熱しつゝ高速回転させ、遠心力の作用で周壁部の孔から吐出させてガラス繊維を製造する方法において、
中空円筒状回転体周壁部円周方向に、交互に配置された、直径差が0.02〜0.3mmである少なくとも2種類の孔から溶融ガラスを吐出させて、実質的に長さの異なる少なくとも2種類の一次線条に形成し、
該一次線条を中空円筒状回転体の周壁外周域で、周壁部外周面母線方向と略平行方向に噴出する火炎流に導入させて二次繊維に細繊化し、
該二次繊維を含む火炎流の進行方向に対し、鋭角方向から圧縮流体を噴出させて二次繊維に衝突させることを特徴とする、ガラス繊維の製造方法。 - 圧縮流体の噴出が、中空円筒状回転体の周壁部外周面母線方向に対し、15〜30度の角度であることを特徴とする、請求項1記載のガラス繊維の製造方法。
- 圧縮流体の噴出流の上縁と、中空円筒状回転体の周壁部の下端縁との間隔が、少なくとも30mmであることを特徴とする、請求項1記載のガラス繊維の製造方法。
- 周壁部を有し、直径差が0.02〜0.3mmである少なくとも2種類の孔が周壁部の円周方向に交互に穿設されている、中空円筒状回転体と、
前記回転体の周壁部上縁外周域に、回転体と同心円状に配置され、周壁部外周面母線方向と略平行に開口する吐出口を有する、環状の延伸バーナーと、
前記延伸バーナーの外周に、前記回転体の周壁部外周上縁と同心円状に配置され、かつ周壁部外周面母線方向に対し、鋭角方向に開口する吐出口を有する、吐出ノズル
とよりなることを特徴とする、ガラス繊維製造装置。 - 前記周壁部に、大径の孔と小径の孔とが穿設されており、
大径の孔が、外周面母線方向に複形成されて、第一の孔帯群を形成し、
小径の孔が、外周面母線方向に形成されて、第二の孔帯群を形成し、
前記第一の孔帯群と第二の孔帯群とが、回転体周壁部円周方向に、交互に配設されていることを特徴とする、請求項4記載のガラス繊維製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001523327A JP4895149B2 (ja) | 1999-09-16 | 2000-09-14 | ガラス繊維の製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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